フィンランドで滞在許可証を更新するプロセス

海外で仕事を契約延長すると色々と滞在の延長手続きをする必要がある。

内部リンク: フィンランドでの仕事の契約延長に伴う諸手続き

滞在許可証の更新はその中でも重要なものだろう。 私もだいぶ前に仕事の契約更新は済ませていたので、いつでも滞在許可証の更新の申請はできた。
しかし移民局(MIGRI)の公式ホームページでは3ヶ月を切ってからの申請を勧めている。

嫁と子供が中国にしばらく行っていたこともあり、期限切れ2ヶ月ほど前に更新手続きを始めることになった。

フィンランドでの滞在許可証の更新申請のプロセス

1 延長更新のオンライン申請

オンライン申請は初めに滞在許可証の取得を申請した時と同じようにEnterefinlandのホームページから。

まずはさくさくと必要な個人情報の入力をしていく。 ほとんど初回申請の時と同じだし、とくに疑問を覚えるような入力項目はなかった。

オンライン申請をするのに必要なもの

パスポートのスキャン(出入国のスタンプが増えていたことを忘れて昔スキャンしたパスポートで一度提出してしまった。 そんな時は追加の書類を同申請ホームページからアップロードできる)
延長した仕事の契約書のスキャン
学位証明書など経歴証明書のスキャン(ポスドクの証明書はよくわからないのでCVをアップしておいた)

家族の滞在許可証の申請も同じ書類で良い。 あとは戸籍など関係証明の書類が一応必要なのかな。
延長申請の場合にはパスポートと契約更新書類が重要。 この2部はMIGRIでの面接でも原本の確認がなされる。 他の書類については特に面接での確認はなかった。

MIGRIでの面接の予約

申請が終わると移民局での面接の予約を取るリンクがあるので、オンラインで面接の予約をする。

初回申請時にはえらい待ち時間の長かったMIGRIの面接だが、契約延長の場合には数日後には予約が取れるぐらいにガラガラだった。
10時半で予約を取ろうとしたら、エラーが起きてとれず。 11時だと取れたので、空き時間と出ていても取れない場合は時間を変えてみると良い。

2 移民局(MIGRI)にいっての面接

というわけで色々と書類の原本を用意して移民局MIGRIを訪問。 アドレスは2018年現在Käenkuja 3a, 00101 Helsinki
ヘルシンキのサービスポイントは地下鉄のSörnäinen駅の近くにある。 歩いて5分ほどかな。 場所を知っているならすぐ着くといったところ。 初めての場合だとそんなにわかりやすい場所でもない。

私たちは当日ちょっと早くついてしまった。 建物の前が公園になっているので、天気も良かったのでお散歩しながら時間をつぶした。

時間5分前ほどから建物内で待機。 特に受付などはなく、予約をした時間からしばらく待つと館内放送で直接名前を呼び出されるという形式だ。
前回子供の申請に来た時はすぐ呼ばれたのだけど、今回は少しだけ待ち時間があった。 同じ時間帯の第2グループだったのかな。

内部リンク: 赤ちゃんとフィンランドに移動してからの諸手続き

名前と部屋番号がアナウンスされたので、その部屋に向かう。 部屋に入ると久々にフィンランドらしい寡黙な感じのお兄さん。 書類の確認などテキパキと申請手続きを進めてくれたのでとても良かった。

部屋の中ですることといったら、重要な書類の原本を見せていくことだけ。
私たちの更新手続きの場合だとパスポートと更新した仕事の契約書だけだった。

あとは滞在許可証用の写真を渡して申請料金の支払い(大人200ユーロ、子供150ユーロ)をしておしまい・・・だったのだけどここで一つトラブル。
私と嫁の写真は問題なかったのだけど、なんとなく印刷してきた子供の写真。 これが前回の滞在許可証のものと一緒だったのだ。 写真は6ヶ月以内のものという規定はあるものの、確認する方法もないのであまり問題になることはない。 だけど今回の場合は完全に前回と同じ写真ということでアウトだった模様。

というわけで追加書類として子供の写真を提出することに。
フィンランドの場合指定の写真屋にいって写真を撮ると、電子データを直接移民局に送ってくれるというサービスがある。
その電子データの指定コードを写真屋さんから受け取って、2週間以内に電子メールで移民局に送信すれば良いそうだ。
メールの本文にはこの時MIGRIから渡された書類に書いてあるカスタマー番号と書類番号を書き入れておくと、本人確認がすぐにできて良いよとのことであった。

追加の写真が届いたら申請の手続きが進みます。 承認されれば1ヶ月以内には滞在許可証のカードが届きますよ。 との話しを聞いて面接はおしまい。

2.5 写真屋さんで証明写真の撮影

翌々日にさっそく写真屋さんを訪れた。
滞在許可証用の電子データのコードが欲しいといったらすぐに理解してくれた。
子供を椅子に座らせて何枚か写真撮影。 その場で写真の確認。 その後すぐに写真のコードを発行してくれた。
写真屋さんの滞在時間は10分以内と速やかだった。 といわけで写真を自分で撮ってプリントして切ってっていうのが面倒な人には良いかもしれない。
ただし値段は20ユーロほどと結構しっかりした値段がする。 調べた限りどのお店もこのくらいの値段だったので、コストを取るか手間を取るかは趣味次第だろう。

3 承認と滞在許可証の発効

さて上記の通り写真を送ってから、3日ほどでオンラインのステータスが承認済みに変わった。 とても迅速。 カードが届くのにはやっぱり数週間かかるようだけど。

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フィンランドで迎える2018年4月1日のイースター

今日4月1日は2018年のイースター。 日本語では復活祭というのかな。 言葉くらいは聞いた事があったけれど、日本にいた頃にはあまり馴染みのあるイベントではなかった。

イースターとは

easter egg

ムーミンとFazerのイースターエッグ(2−3€)、中はチョコレート

「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」[1]

に行われる、イエス・キリストが十字架に架けられた後に復活した日を記念する祭。 キリスト教徒にとってはとても大切な日。

キリスト教徒でなくても、なんとなくカラフルに色付けされた卵を見るとこの日を思い出す人はいるかな。

ヨーロッパでのイースターの日付について

今年は4月1日とキリの良い日となったイースターだけど、この祝日は太陰暦由来なので毎年日付が変わる。 ついでに東ヨーロッパ(主に正教会の東方教会)と西ヨーロッパ(カトリックやプロテスタントなどの西方教会)では、たまにかぶるけれど日付が異なることの方が多い。 これは西方教会ではグレゴリオ暦を使い、東方教会ではユリウス暦で計算するため。

さて我らが北ヨーロッパに位置するフィンランドはどうなんだというと、どうやら西ヨーロッパの日付を用いている模様。 今年の東ヨーロッパでのイースターは4月8日なので。 地図だけ見るとフィンランドの位置はほぼ東ヨーロッパなので不思議といえば不思議。

しかしフィンランドではルター派のプロテスタントが多数派なので、そういう意味では西方教会由来の日付というのは自然なことなのだろう。 ちなみにヘルシンキの名物であるヘルシンキ大聖堂はルター派に属しているそうだ。
一方で少数派とはいえフィンランド正教会も国教とされている。 フィンランド正教会は東方教会に属するのだろうけど、正教会系列では珍しくなぜだかグレゴリオ暦をイースターの日付の計算に使うそう。
というわけでフィンランドのイースターは、宗派によらず西方教会の日付で良いということになる。

イースターに関する雑感

さてフィンランドではイースターに合わせて、金曜日、そして次の月曜日が祝日となっている4連休。 なので別にキリスト教ではない我々外国人にも連休で嬉しい日々だ。

最近ボスとこのイースターについて話していたのだけど、カトリック系のキリスト教国では大々的にイベンドをやっているとのこと。 なのでイースターの雰囲気を味わいたかったらスペインなどそういった国に行った方が良いと。
一方でフィンランドなどでは大きなイベントはないけれど、ゆっくりと過ごすのには良いそうな。

そういえばアメリカにいた時も金曜日はgood fridayと呼ばれて祝日になっていた。
この投稿を書いていて、キリスト教徒のフィリピンの友達が結構イースターを重要視していたことを思い出した。 彼女の家族はエッグハントのイベントに顔を出しに行ったと言っていた。
子供がもう少し大きくなったらそういうイベントを探すのも良いかな。 フィンランドにあるかは知らないけれど。

mammiとpasha

マンミとパスハ

ちなみにフィンランドでは正教圏ではチーズケーキのようなパスハ(Pasha)を食べる。
K-Supermarketではちっちゃなパッケージしか売っていなかった。 これだと1つ1ユーロしない。
ちなみに味はチーズケーキというよりはヨーグルトっぽいかった。

マンミを牛乳と合わせて

牛乳と合わせたマンミ

それ以外ではマンミ(Mämmi)という黒いペースト状のお菓子を食べるのが一般的だそう。 練り上げたライ麦粉を糖蜜やオレンジピールと混ぜて焼き上げたもの。
上の写真のものは700gで2ユーロほど。 ブランド次第で結構お高いものもあった。
味は・・・うーん。 黒糖菓子みたいのが好きな人にはいいかもしれない。 私の好みではなかったけど。

このお菓子は見た目がなかなかあれなので、ダーティージョークに使われたりする。 どこか栃木の郷土料理しもつかれを思い出す話だ。

[1] 「復活祭」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org)。2018年3月11日 (水) 08:29更新版

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アメリカ南部はルイジアナ州ニューオリンズへと向かう旅路

久々に学会でアメリカ南部、ルイジアナ州のニューオリンズを訪問することになった。

なぜだか縁があってニューオリンズを訪れるのはこれで三度目。 この投稿ではニューオリンズへ向かう旅路について書き記す。

アメリカ南部はニューオリンズへの旅路

ヘルシンキでの早朝のバス事情

エスポーエリアのバスは朝方はKamppi直通のバスが出ている。
このバスで移動すると地下鉄よりも案外早かったりもするのだ。 だけどバスは停留所にどれだけ止まるかというところで時間が決まる。 朝方のバスは意外と一人二人各駅に人がいたりして、思いの外時間がかかることもある。
実際に私のバスは少し到着が遅れた。 乗り換えの時間は十分あったので問題なかったが。
飛行機の時間が押してる場合などは、あまりギリギリの予定は立てない方が無難かも。

ヘルシンキ中央駅から空港駅へ

移動の詳細については以前投稿を書いたので参考にしていただきたい。

リンク:ヘルシンキ市内から空港まで電車でアクセス

今回4番線からの電車だったのだけど、4番線はなぜだか2台電車が並んで止まっていた。
奥の電車まで1分ほど歩く必要があるので、4番線だから近くてすぐ乗れると気を抜いていると失敗する可能性がある。

空港でチェックインから出国審査へ

フィンエアからチケットを購入したのだけど、運行はブリティッシュエアウェイズ。 そのためチェックイン手続きはBAだった。
オンラインチェックインができたのだけど、目的地アメリカ行きの場合はカウンターでパスポートチェックをする必要がある。
ターミナル2ではセキュリティーゲートの周りは全部フィンエアカウンターなので、他の航空会社はホールを抜けて少し先まで歩く必要がある。

セキュリティチェックは迅速で何の問題もなし。

その後しばらく歩くとパスポートコントロールがある。 私は出すのを忘れていたのだけど、滞在許可証も必要なので一緒に渡すと手間が省ける。

パスポートコントロールを抜けたらイギリスはヒースロー行きのゲートはすぐ側。 スペースの広い、綺麗な空港だった。

ロンドンヒースロー空港へのフライト

飛行機はA320。 新しくてきれいな飛行機だった。 飲み物がコーヒー水など含めて全部有料。 食べ物ももちろん有料。 同じ時間にあるフィンエアフライトだとコーヒーは無料なはずなので、そちらの方がよかったかな。

ヘルシンキ・ロンドン間のフライトは3時間ほどと意外と長い。 朝が早かったのでずっと寝ていた。

ヒースロー空港での乗り換え

到着ターミナルは3。 国際線のターミナルへ移動する必要がある。 そのためにバスが出ている。
各ターミナル行きのバス乗り場は一箇所にまとまっていて、行き先ターミナルのバスに間違えないように乗る。
とてもわかりやすかったので問題はないだろう。
ターミナル3から5へのバス移動は10分ほど。 少し歩くのも合わせて30分ほどもあればゲート移動は十分かな。

搭乗券のチェックと再びセキュリティーチェックがある。

ヒースロー空港のパン屋さん

セキュリティーを抜けると出国エリア。 ヒースローのターミナル5はレストランやお店がたくさんある。 テイクアウトのできるお店もいくつかあり、一番安そうなのはコンビニでサンドイッチなど。
私はパン屋さんみたいなところで、サンドイッチを購入。 見た目は良かったのだけど、残念ながら味はイマイチ。

この日のロンドンの気温は13度。 マイナス10度から25度へ旅する中継地としては良かった。

ところでヒースロー空港のターミナル5では、出発の一時間ちょっと前にゲートが決まる。
ゲートが決まるまでは5Aにいるので、 5B・5Cにゲートが決まると地下鉄で5ー10分移動する必要がある。
歩くと倍かかるという表示もあったんだけど、肝心の歩行通路は見当たらなかった。 まあ普通に地下鉄で移動すると良いと思う。

ヒースローからニューオリンズへの直通フライト

こんなフライトがあったのにびっくり。 ヨーロッパからはいくつかマイナー都市へも路線が出てるのかな。

さて、まもなく搭乗というところで、なぜだかBA職員に呼び出される。
話を聞くとセカンダリーチェックをするとのこと。 BAはいつも警戒しているのか、それともこの日が特別だったのかはわからない。
一通り持ち物検査と身体検査をしておしまい。 十数人がランダムチェックを受けていた。 利点としては、セキュリティーチェック後にそのまま飛行機に搭乗できたので、優先クラスよりも先に飛行機に乗れたこと。
とはいえ早く降りられるならともかく、早く乗れることにはそんなに利点はない。

B787の座席モニター

B787は最近よく見るよい感じの新しい飛行機。 USBの差し口がついているので、携帯の充電ができる。 機内エンターテインメントは映画や音楽、ゲームなど。 私は猿の惑星と、アトミックブロンドを鑑賞。

さすがにBAも国際線の飲み物は、ビールやワインなど一通り無料だった。 一時期数社がアメリカ・日本の国債路線の酒を有料にしていたけれど、今は無料に戻っているのかな。
機内は座席も食事もリーズナブルな感じだった。 ブリティッシュエアウェイズは最初に使った時に、隣に座っていたのがアル中で大変だったので印象が良くなかったんだ(BAが悪いわけではないけれど)。
今回はその悪い印象を取り払うことができた。

ニューオリンズ空港での入国審査からニューオリンズダウンタウンへ

ニューオリンズでの入国審査での問題点

それは入国審査にべらぼうに時間がかかったこと。 座席が一番後ろだったから、一番待つことになったってのもあるけれど。
小さな空港だからあまり入国審査員の数がいなかったのが一番の原因か。 自動の読み込みマシンのようなものもなかったし。
大規模空港だと飛行機の到着が重なると、入国に時間がかかることがある。 しかし飛行機1機分なら大規模空港の方がだいぶ早い。

結局入国審査までの待ち時間は1時間半ほどかかった。 審査自体は速やか。 パスポートとプリントしたエスタの確認書、それから飛行機の中で書いた入国用の小さな書類を見せておしまい。
入国用の書類はここでは手元に戻って来る。 その先にあるスーツケースのピックアップの後で、係員に回収されることになる。

空港での銀行ATMについて

入国審査を抜けてすぐのところに1個あったのだけど、これが壊れていた。 他にもあるのだろうけど、近場を歩いたところではすぐには見当たらなかった。
結局空港での現金取得は諦めて、タクシーはクレジット払いすることにした。
ちなみにホテルにはだいたいATMが付いている。

空港からニューオリンズ市街地へのタクシーについて

出口を出るとすぐにタクシーとデカデカと書かれた出発所がある。 私が行った時は三十人ほど並んでいたけど、さほど待たずに順番が来た。
セキュリティーのためなのか、タクシーに乗る前に説明書のようなものを職員がくれる。

ニューオリンズ市街へは混んでなければ30分かからないくらい。 荷物などがなければ1−2人は36ドル。 三人目からは一人あたり15ドルだったかな、少し安くなる。
全車クレジットカード支払い対応だけど、やはり現金払いすると喜ばれる模様。 私は現金がなかったので、カードで払ったけれど。
ちなみにチップは15−20%くらい。 この場合6ドルくらいから。 カード支払いの場合だと%の選択が画面に出るので、そこから選べば良い。

ちなみにタクシーは市内からピックアップして空港に戻る場合でも同じ値段。 大きめのホテルにはたくさんタクシーが駐在しているので簡単に拾える。

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2. ルイジアナ州はニューオリンズのホテル・レストラン情報

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フィンランドで自炊しないで買い食い生活

嫁が子供を連れて2ヶ月ほど里帰りをしている。
というわけで久々の一人暮らし。 自炊は全く嫌いじゃないけれど、自分のためだけだと思うとちょっと手が鈍るのも事実。 ついつい買って食べられるものに手が出てしまうものだ。

この投稿ではそんな時にフィンランドのスーパーで買える料理せずに食べられるものについてまとめていきたい。
ちなみにフィンランドはテイクアウトできるレストランも結構ある。 しかしそれは機会があれば別投稿にまとめることにする。

K-Market系列スーパーで買い食い

寿司弁当

スーパーのお寿司

セールで6ユーロだったので購入。 オリジナルはたぶん15ユーロくらいじゃないかな。 全般に美味しかった。
ちなみに普通のサーモン寿司10貫くらいのもだいたい15ユーロくらい。

海藻サラダの味付けは少し甘いけど、悪くないし食感がよし。 焼き鳥は少し甘いけど鶏肉は柔らかい。 サーモンの刺身は味のついていないサーモンの切り身。 醤油を垂らして食べたらとても美味しかった。 寿司もネタはそこそこ良し。

だけどKmarket系列全般にそうなんだけど、お米がとても残念なんだ。 硬くてボソボソ。 この米の質だけ改善されたら元値でも手を出すのだけどなあというところ。

Thai cafeシリーズ

thaicafeのチャーハン

Thai cafeのチャーハン

thaicafeのチキンとカレー焼き飯

Thai Cafeのカレー風味の焼き鳥と焼き飯

Kmarketの調理済みアジア系食品。
6−7ユーロといったところ。 欧米の中華料理のご多分にもれず味つけが全般に甘い。 しかし甘ささえ我慢できるのであれば、その他の味付けは悪くない。
焼きそば、チャーハン、春巻きなどが売っている。 小さめのKmarketでも売っているけれど、Supermarketなど大きめの方が種類が豊富。
ちなみにこちらのジャスミンライス的な米は極めて普通。 なんで和食のコメは残念な感じなのだろう。

サラダ

焼きサーモンのサラダ

焼きサーモンとオリーブのサラダ

3ユーロから5ユーロくらいの値段幅。 サラダ自体の種類は結構あって美味しいのだけど、ドレッシングがレンチ系に偏っている気がする。

シーザーサラダ・サーモンサラダ・ツナサラダ・アジア系サラダなどが代表的なところか。

パスタ系

お手頃ブランドのパスタ

お手頃ブランドのパスタ

マカロニ系のパスタ

マカロニ系のパスタ

お手頃ブランドだと3ユーロくらいから。 ちょっと高級なやつでも5ユーロくらい。 パスタは結構安い。 けどサイズは小さいのでパンなどと一緒に食べると良い。

パスタの種類はペンネやスパゲッティなどもろもろあって良い。
しかしソースはクリームソースのこってりした感じが多い。 トマト系だとボロネーゼが結構売っている。

そうそうラザーニャは種類が多いし美味しい。 人気なのかな。

ハンバーガー・ホットドック系

レンチンハンバーガー

どことなく自販機バーガーを思い出すレンチンハンバーガー

2ユーロから4ユーロくらい。
写真は結構豪勢に野菜なども入っているのだけど、中身は肉とチーズとパンだけ。 電子レンジであっためて食べる系。 野菜が欲しい人は別で買って一緒に挟む必要がある。

サンドイッチ

ペストーソースのサンドイッチ

ペストーソースが美味しかったけど塩辛かった

そのまま食べれる系だとサンドイッチ。 またはサブ的なのは種類がそれなりに売っている。
3−4ユーロくらいで美味しい。 しかしたまたまかもしれないがちょっと味付けが濃くて食べきるのが大変だった。
サンドイッチやサブなら他で買った方が良いかな。 サブウェイとかそんなに高くないしね。

おかず系のお惣菜

牛肉とマッシュポテト

牛肉とマッシュポテトのベリーソース

マッシュポテト付きの肉やら魚やらが6ユーロくらいで買える。 カツみたいのとか、焼きサーモンや牛肉の煮込みなどが代表的か。

味はそこそこ。 マッシュポテトはどこでも美味しい。 こちらもパンと一緒に食べるくらいでちょうど良いくらいのサイズ。

フレーバーチキン

美味しいフレーバーチキン

美味しいフレーバーローストチキン

よく特売で1個1ユーロになるこのチキン。 普段は1.5ユーロくらいかな。
とても美味しい。 香りが強いので、匂いが気になる時にはあまりよろしくないけど。 フィンランドではこの香りをいろんな料理につけてる気がするんだけど、素材はなんなんだろう。

ちなみにお持ち帰りのお惣菜はK-Supermarketからの大きい店舗では色々と売っている。 小さめのK-marketだと、チキンや豚バラのローストが見あたるくらいかな。

ベーカリー

お惣菜パンみたいのはあまりないけれど、普通のパンや甘いパン、ドーナツなどは売っている。 フランスほどではないが、それなりに美味しい。

S-marketやlidl、stockmannマーケットにも手を伸ばそうかと思っていたのだけど、Kmarket制覇するくらいで嫁と子供が帰ってきてしまいそう。 やはり年なのか外食生活では体が持たず、思いの外料理もしてしまっていたのが敗因か。
他のスーパーのお持ち帰り食品については、チャンスがあれば少しずつ追加していきたい。

しかしここのところ食べ物関係の投稿しかしてないな・・・

インスタントヌードル

2018年3月7日追記:

noodle

インスタントラーメンはどっちかっていうと料理しているので書かなかったのだけど、上の写真の商品をk-marketで見つけて追記することにした。
普通の小さなフィンランドのスーパー(kmarket)で日本の豚骨らーめんが売っているっていうのはなかなか面白いなと思って。

地元の普通のインスタントラーメンだと1パック50セントくらい。 こちらの豚骨らーめんは二人前で4,5ユーロくらい。 かなり割高ではある。
とはいえちょっと具材を足して豚骨風味のらーめんが3ユーロくらいで食べれるならいいよね。

もちろん日本食材店に行けばもっと色々買えるのだけど、地元のスーパーで豚骨らーめんが売ってたのはちょっと面白かった。

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フィンランドで生後9−10ヶ月 〜著しい身体的成長

早いもので私たちの息子も9ヶ月になった。 この時期は身体的な成長が著しい。 私たちの場合、ちょっと遅れていたおすわりを始めたかと思うといつのまにか安定して座れるようになっていた。
そのすぐ後には立ち上がる練習を始めたかと思うと、しばらくしたら立ちあがれるようになっていた。

この投稿ではそんな身体的な成長などを中心に書いていきたい。 いつも通りフィンランドでとタイトルに入れたもののフィンランド情報は特にない。 ただの日記。

手を突かないでおすわり

時折自分でおすわりを練習するようになったのは7ヶ月前後だったか。 安定して手を突かずに座れるようになったのは生後8ヶ月の少し前。
私たちの息子は少し頭が重そうなので、座った状態で安定するのが大変だった模様。 今では座って両手を使って遊べるようになった。

立ち上がりの練習中

生後8ヶ月と10日でベッドの中で柵につかまりながら立ち上がる様子を見せた。 その1週間後にはベッドの中でしっかりと立ち上がれるようになっていた。
もう少し不安定なソファーなどで立ち上がれるようになったのは、さらにその1週間後くらい。
それからちょろちょろと横移動を始めたのは生後9ヶ月前後。
だいたい1−2週間おきに進化を見せるようだ。

断乳プラス夜の連続睡眠

深夜の授乳を基本的にストップしたのが生後8ヶ月と10日。
やっぱり深夜に起き出しはするのだけど、頑張って授乳なしで寝かしつける努力中。 成功しないこともあるけれど、少しずつ進歩はしているかな。 基本無理しない方針なので、とてもゆっくり進歩中。

人見知りスタート

なんだか人見知りしている。 まず私がヒゲを剃ってメガネを変えると、知らない人だと思って泣こうとしていた。 最近では少し慣れたのか大丈夫になったけれど。
それから図書館など外に遊びに行く時も、知らない人がいると警戒している模様。 こちらも何回か通っていたらだいぶ慣れてきた模様。
10ヶ月の後半くらいからまたあまり人見知りしなくなった。 というか外に出慣れたのかもしれない。

初めての下痢

9ヶ月に入り下痢をした。 そんなにひどくなかったし元気だったので様子見。 3、4日で治った。 ロタのワクチンは食べたのだけど、お腹を下すのは止められない。

軽い下痢はそれなりによくあるのかしらね。

椅子におすわりで離乳食

9ヶ月の始め、食事のために赤ちゃん用の椅子を購入した。 例のごとくセカンドハンドショップで格安。

椅子があると膝に座らせたまま食べさせるよりもだいぶ楽。 子供の方も食べやすそうにしている。 もう少し早めに手に入れておけば良かったと思った一品。
一方で手が自由になったので、容器やスプーンなどに手を伸ばすようになった。 ちょっとこぼしそうになったりするので対応が大変。 自分で食べてみたいのかしらね?

というわけでフィンランドでの9・10ヶ月目の育児体験でした。 11ヶ月目から誕生日の前まで、嫁と一緒に中国に里帰りすることになったので私はしばらくお別れ。
といっても今の時代テレビ電話があるからそんなに離れている感じもしないけれど。

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1. 海外出産・海外育児のまとめ

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フィンランドで2年目に税金カードが送られてきたらすること

フィンランドで生活をしていると年明けになると送られてくるものがある。 あまりありがたくないようでもあり、大切なものでもある。 そう、税金カードだ。

税金カードに書かれていること

税金カードが送られてくると困ること。 それは英語で書かれていないこと。 フィンランド語かスェーデン語が読めない場合はちょっと翻訳に苦労することになる。
そんな時はvero.fiのWebページへ。 Webページは英語ページがある上に十分な情報が書いてある。
ちなみに税金カードに書かれているのは前年度の総所得や課税された金額など。 月ごとや2週ごとなどの給料も書かれているので逆にわかりにくい。

さて、ここで問題になるのが総所得。 外国人がフィンランドで働き始める場合には、区切りの良いところから働き始めていないことが多いと思う。
その場合1年目の給料は税務署の計算では一年分フルに出ていないことになる。 そのため2年目の税金カードはその少ない総給与情報から計算して低税額で送られてくる。 これを修正申告しないと年末に追徴課税されることになってしまうのだ。
また前年度から昇給している場合や何かしら税金減免に相当するような変化がある場合も修正申告が必要であろう。

税金カードに対してするべきこと

vero.fiにアクセスすればオンライン更新ができる。 税金オフィスに直接訪れて変更することも可能だ。

vero.fiでオンラインバンクを使った個人認証

フィンランドでこういった公的ウェブページを使う場合、まず個人認証をする必要がある。 いろいろ方法はあるけれど、外国人が簡単に使えるのは銀行認証。 働いてればまず銀行口座は作るので。 オンラインバンクのコードを使うとサクッとログインできる。

オンライン更新でやること

まずは一年の年収を入力。 私の場合だとこれは休暇分を合わせて11.5ヶ月分の給料になる。 それから月ごとの給料と税金を入力。 これは確認のためなのかな? 金額はこの頃には1月分の給与明細が送られてきているはずなのでそれを使って入力する。
年収の計算の仕方は人によって違うので部署の秘書さんに聞くとよい。 その後はつらつらと他に所得があるかどうかなどを聞かれるので素直に答えて行けば良い。 特に何もなければそのまま進行。

3ページ目まで行くといくら収入があるかといくら税金が引かれるかのまとめに入る。 私は20%くらいの所得税率だった。 なかなか。。
特に問題が見当たらなければそのまま進めていけば良い。

最後のページに行くと、税金カードを郵送するか自分でプリントするかというオプションが出る。
うちの職場の場合は自分でプリントして秘書までメールで送ってねと言われていた。 大体の職場はそういう求め方をするとは思うけど、職場次第のやり方をすれば良い。 ここをクリックすると入力情報が税金オフィスに送られる。
これだけでこの手続きはおしまい。 たぶんこういった手続きの説明は初年度に税金オフィスを訪れた時にされていたのだろう。 しかしそれを覚えている人もあまりいないだろうと思った年始の1日だった。

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1. 海外就職手続きのまとめ

2. フィンランドの移住手続き 〜住民登録・税金KELAカード

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フィンランドの図書館は子供向け設備が充実している

フィンランドでは子供向けの設備が整っているところが多い。 図書館もそんな設備が充実している場所の一つだ。

ISO OMENAの図書館の幼児コーナー

Iso Omenaの図書館入り口

ISO OMENAの3階のインフォメーションの奥が図書館

さてISO OMENAショッピングセンターでは3階に公共施設が集中している。 例えば、Neuvola(出産子育て支援)、Kela(社会福祉)、HSL(公共交通)など。 その一角に図書館も併設されている。

ベビーカー駐車場

幼児用広場の前のベビーカーの駐車場

さてその図書館を最奥まで進むと幼児用の広場がある。 ベビーカーの駐車場があるので、ベビーカーはそちらへ。 ここは1歳以下から小学生くらいまで幅広い子供層がいる。 ISO OMENAは1階にも子供用施設があるのだけどそちらはやや大きめのお子様が多い。

図書館の幼児向け広場

図書館なので本はたくさん。 椅子の上には大きな遊べるクッション

幼児広場は柔らかいカーペットが敷かれている。 入り口で靴を脱いで中へ。 幼児広場の中には子供向けの本がいっぱいある。 それから遊ぶように大きな柔らかいレゴブロックやクッション、その他色々が置いてある。 他の子供さん達とお知り合いになるには良い場所だ。

幼児コーナーの柔らかいレゴブロック

幼児コーナーの大きなレゴブロックは柔らかい素材

もう少し大きなお子様むけ設備

この図書館は幼児コーナーだけでなく色々と設備が充実していた。 以下はその図書館内ギャラリー。

図書館内漫画コーナー

日本の紹介イベント

図書館漫画コーナー

ちょうど日本文化の紹介イベントをやっていたのかな。 普通の常設漫画コーナーにも日本の漫画がたくさん。 漫画はドラゴンボールなどから最近のワンピースとかまで幅広く置いてあった。 NANAなど少女漫画も結構。 有名どころはフィンランド語の翻訳のものが置いてあったし、日本語のままの漫画も結構置いてあった。

図書館内パソコンとゲームコーナー

図書館のパソコンコーナー

パソコンコーナーは今では大体どこの図書館でもあるのかな。 この図
書館では結構小さめ。 子供達が使っていた。

図書館のゲームコーナー

この図書館はテレビゲームコーナーが付いていた。 日本の図書館でこの手のゲームコーナーは見たことがないような気がするんだけどどうなんでしょう?

図書館脇ビリヤードとテレビゲームコーナー

図書館のビリヤード

図書館にビリヤードコーナーは日本ではないだろう。 いや知らないだけであるのかな? ここにもいくつかテレビゲームコーナーが付いていた。 図書館ってよりは漫画喫茶みたいだな。 こちらのコーナーは遊んでいる年齢層は高め。

図書館内3Dプリンター

3Dプリンター

まさかこんなところで3Dプリンターを見るとは思わなかった。 最近だといろんなところで手軽に利用できるのかな。

図書館内その他設備

面白いと思ったのは一台だけど電子ピアノが置いてあった。 家にピアノがなくても練習ができるということ。 素晴らしい。
最後になってしまったけど普通の本もそれなりの品揃え。 それからCDとDVDのレンタルがあり。

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2018年の初めに 〜フィンランドの新年と新しいバス路線

明けましておめでとうございます。 2018年が皆様にとって実りのある良い年になることを祈っております。

フィンランドの新年

ヘルシンキはEU圏内ではトルコとロシアを除いておくと、一番早く新年を迎えるタイムゾーン。 というわけでヨーロッパで一早いハッピーニューイヤーを味わうことのできる国だ。 日本にいるときは基本的に日本の新年が終わったら寝る感じだった。 そのため他の国の新年に意識を向けることはあまりなかった。 今回はフィンランドにいるので、日本から中国、そしてアジア諸国を通って新年が近づいてくるのを感じることができてなかなか面白い経験だった。

さてフィンランドでの年越しは例のごとくテレビの1chの年末特番。 日本の紅白からゆく年くる年への流れのようなものか。 どうやらヘルシンキではフェリー港のあたりで大きなイベントをやっていたようだ。 大道芸からロックミュージックやダンスの舞台。 そして新年が近づくとカウントダウン。 それから新年の花火。  ヘルシンキの花火はさすが北欧といったところ。 お洒落なデザインの花火だった。 花火が終わった後はDJが出てきてダンスミュージックでみんな踊っていた。
一方私の住まいのエスポーエリア。 こちらでも5時過ぎくらいから個人の花火が続々と打ちあがっていた。 エスポーエリアはどこでも花火打ち上げて良いのかしら? ルールはわからないが、新年周りではいたるところで花火が打ちあがっていた。 もちろん大都市の花火とは規模が段違いだけれど、十分綺麗な花火をマンションの一室から楽しむことができたのは嬉しい誤算。

エスポーエリアの新しいバス路線の開始

ISO OMENAの地下鉄駅からバスへ

地下鉄matinkylä駅を出るとバスステーションは左手側

エスポーエリアの2017年のハイライトは、地下鉄路線の開通と言って良いだろう。 この地下鉄路線の開通に合わせてエスポーエリアのバス路線が変更されることになった。 変更は1月3日から。

バスステーション

電光掲示板でバスターミナルを確認してその番号へ

変更の内容としては基本的にヘルシンキのKamppiセンターへの直通のバスがなくなる模様。 その代わりとしてISO OMENAの中に屋内バスセンターが新しくできた。 このエスポーの西部ではISO OMENAのバスセンターを中心としたバスネットワークを作り、ヘルシンキとは地下鉄でつなごうというアイディアなのだろう。

IsoOmenaバス駅

バスが到着したらドア横のボタンを押してドアを開ける

というわけで早速新しいバスを使ってみた。 まずバスが地下鉄の乗り換え場所の横の屋内ターミナルへと乗り付けるようになった。 バスを降りたら数十メートル歩けば地下鉄の入り口だ。 外に出なくていいし、これは便利。
地下鉄から上がってくる場合だと少しだけ余計に時間がかかるけど誤差範囲内かな。 バスの時刻表示版は地下鉄の出口を出たらすぐにある。
すぐバスがなくても屋内で寒くないし時間を潰すお店もたくさんある。 そういうわけで今の所かなり好印象の新バス路線である。

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いろいろと各国異なる冬至の文化

今年の冬至は12月22日。 この日は子供の中国への旅行許可証を申請するのに中国大使館を訪れたのだった。 フィンランドの中国大使館はとても庶民的な感じ。 申請中も半分くらいは雑談をしながら。 その中で出た話題の一つが冬至の料理って何ということだった。
考えてみるとアメリカやフランスに住んでいた時は冬至を意識することはなかった。 クリスマス直前だからだ。 だけど中国・日本では冬至という日もそれなりに重要な日と言える。 またフィンランドでは冬至は暗さの頂点。 ここからはどんどんと明るくなるばかり。 そういう意味でも重要な日と言えるかもしれない。

中国の冬至

中国は旧正月の方を重視しているので、この年末年始の時期では冬至も結構重要なイベント。

湯円

黒胡麻餡の湯圓

嫁と大使館のお姉さんの話では、中国では冬至にはある食べものを食べるそうだ。 面白いことにこれが地方によって異なっている。 北部では餃子だそう。 中国は何かにつけて餃子は食べるが、北部では一斉に水餃子を消費する日となる。
一方南部では胡麻餡の入ったお餅のようなもの(湯圓)。 私の感覚だとこの餅は蒸した方が美味しいんじゃないかなと思ったけれど、伝統的には水煮で食べるそう。 水煮でも美味しかったけど。 ちなみに冷凍のものが中国マーケットで売っている。 このマーケットについてはちょっと前に記事を書いたので、投稿下部に関連記事を貼っておいた。
嫁の話だと胡麻餡が最も伝統的とのこと。 地方によってはナッツ類や肉や魚の場合もあるようだ。

フィンランドの冬至

ヘルシンキ冬至の1時の太陽

ヘルシンキの冬至の1時の太陽はこの高さ

さてフィンランドの冬至はクリスマスの直前。 なのでそんなにイベントイベントしている感じではなかった。
一方でフィンランドの冬至は気候的にとても特殊だ。 日の出は9時過ぎ。 日の入りは3時半。 今年は良く晴れていたので逆にその1日の短さを楽しむことができた。
上の写真は1時の太陽。 日の出や日の入りの写真と見紛うその太陽の低さ。 一日中、日の出・日の入りが続いているような感じだ。

日本の冬至

さて中国大使館のお姉さんに日本では冬至では何を食べるのかと尋ねられたわけだが、冬至の食べ物のイメージがなかった。 日本の冬至というと柚子湯のイメージはあったのだけど、食べ物は考えてみても浮かばなかった。 ということでせっかくなので調べてみた。
wikipediaによると、小豆粥、かぼちゃ、冷酒、こんにゃく、などなどを食べるそうだ[1]。 かぼちゃはギリギリ聞いたことがある気がするけれど、他は全く心当たりがない。 うちの地方ではあまり冬至の習慣がなかったしなあ。
しかしこれで次聞かれたら答えられるので良しとしよう。 文化的なことは聞かれることが多いのだ。

[1]「冬至」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org)。2017年12月23日 (水) 05:57更新版

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フィンランド・エスポーのスーパーマーケット

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暗い冬を乗り越える 〜フィンランドの年末行事

フィンランドでは11月の暗黒の月を超えると、雪で少しずつ明るくなり始める。 それからクリスマス・新年へと人々の気持ちが上がっていくようだ。 クリスマスの今日はそんなフィンランドの年末行事について少し書いていきたい。

フィンランドのブラックフライデー

ブラックフライデー

ママたちがこぞってブラックフライデーセールに

なぜだかフィンランドに上陸していたブラックフライデー。 サンクスギビングデーの後で十一月の最終金曜日。 フィンランドではブラックウイークエンドとか言って、週末の間セールをしていたようだ。 アメリカの次週の月曜日にやるサイバーマンデーはまだ輸入されてないのかな。
ブラックフライデーは秋のセールと比べると少し小さめ。 格別に良いようなセール品は見なかった。 秋のセールと違って各所で同じ時期に一気にセールをする。 なので1箇所がこむことはない。 人混みを避けるにはこっちの方が良いかもしれない。

フィンランドの独立記念日

今年は100周年記念ということで気合が入っていた? フィンランドからロシアからの独立を宣言したのが1917年の12月6日だった。
フィンランドの独立記念日は、みんなでテレビの1チャンネルを見る日なのだ。 7時前くらいから大統領夫妻がたくさんのお客を招待し、ひたすらに握手をし続ける数時間の催し。 呼ばれるお客様は年によってテーマがあるそうで、毎年系統の違う人たちが招待される。 フィンランド人の友達が言うには有名人が多かったようだけど、フィンランド在住一年にも満たない私には知らない人ばかり。
最後の方は小さなダンスパーティーがある。 フィニッシュタンゴの音楽に合わせてひたすら踊る人々。 フィニッシュタンゴは不思議な感じだけど心地良いリズム。

この招待客たちがどんな服装をしていたかとかをしっかりとチェックしておく必要がある。 次の日のコーヒー時間に誰のドレスが良かったかを語るのがフィンランド流だそう。 なかなか派手なドレスを身にまとった方々が多く、目で楽しむことができた。

10時くらいからヘルシンキ中心部で花火がある。 テレビでも放映がある。 でもそんなに大きくない。

フィンランドのクリスマスマーケット

クリスマスマーケット・ヘルシンキ

ヘルシンキのクリスマスマーケット

フィンランドの友人の話ではフランスのマルシェドノエルとはちょっとイメージが違うそうだ。 どちらかというと結構実用的なマーケットだそう。 12月2日から12月22日まで。 一番大きいのはヘルシンキの有名な元老院広場(Senate Square)のところで開催されている。 ヘルシンキ大聖堂の前。 マーケットスクエアのところじゃないので注意。 嫁がちょっと覗きにいったのだけど朝早くてほとんどお店は閉まっていた模様。

クリスマス

フィンランドでは24日がクリスマスイブ、25日がクリスマス、そして26日がボクシングデーということで祝日。 ボクシングデーって聞き覚えがなかった。 どうやらイギリス発祥の祝日で、カナダなどイギリス系の国ではこの名前で親しまれているよう。

フィンランドのホットワイン

フィンランドのホットワインGlögi

フィンランドはヨーロッパでは珍しくイブも重要視しているそうな。 クリスマスは残り物を食べたり友達を尋ねたりして過ごすそう。 とてもフィンランドらしいのは伝統的にはサウナに入って身を清めてからクリスマスのお祝いをする。
フィンランドもホットワインがクリスマスシーズンの飲み物だそう。 Glögiと呼ばれるもの。 K-supermarketで購入したものはノンアルコールも4.7%のものも7ユーロくらいだった。 Alkoだともう少し濃いのが売ってるのかな?

公共交通機関はイブが休日スケジュールになり、クリスマスは11時までお休み。 11時以降は休日スケジュールで運行する模様。 クリスマスの朝はだいぶ静かになりそうだ。
スーパーマーケットは時間を短縮して営業するところが多いようだ。 イブはお昼くらいからお店が閉まり始める。 逆に一部のAlepaでは24時間営業をするそう。

ちなみにクリスマスはやはり家族と過ごす人が多いよう。 数少ないフィンランド人の友達は地元の家で過ごすと言っていた。 外国から来てる友達はフィンランド国内を回ったり、暗いフィンランドから飛行機で脱出する人など色々だ。 同じ部屋の同僚は一番仕事に集中できる週だと働く気まんまんだったけれど。

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