国内旅行記・北海道 〜対照的な夕張と札幌

2016年の夏。 嫁を中国から招待して十泊の北海道旅行をすることにした。 嫁とは羽田空港で合流して新千歳に一緒にフライト・・・の予定が杭州から北京行きの最初の飛行機が遅れに遅れた。 北京にはたどり着いたのだが、そこからのその日の飛行機はなし。 30ドルがホテル代として渡されたものの、周りのホテルは一番安いのでも60ドル。 ついでに乗客の次の日の飛行機の手配をする前に、翌日出直してきてねと職員は帰ってしまった。
中国国際航空は遅延では有名な航空会社ではあったのだが、最近の北京経由の便はさらに注意が必要なよう。 遅延に対する対応・サービスもあまりよろしくなかったので、時間にシビアな旅行に使うことはオススメしない。 嫁は結局北京空港で1日を明かし、次の日の夕方に羽田に到着したのだった。 さらに新千歳空港までたどり着けたのは、札幌行きの電車のほぼ最終の時間であった。

幸せの黄色いハンカチ 夕張

夕張・幸せの黄色いハンカチの撮影現場

さて嫁がそんな苦労をしている間だが、私たちはのんびりと夕張旅行をしていた。 夕張ではほんとに人が少なくなっている様子が伺えた。 私は田舎の人が少ない感じはとても好きなのだが、暮らすとなると大変なこともあるだろう。
まあ今住んでいるフィンランドも人口が多いわけではないけれど。 ヨーロッパは街がコンパクトにできているので、人口の少なさが感じにくいかもしれない。 日本もこれから人口がどんどん減っていくので、人口減少とどう向き合っていくかを考える良い機会となる。
夕張では幸せの黄色いハンカチという映画の撮影に使われた撮影場所が観光地となっている。 ぷらっと入っていけそうな感じの場所だったが、一応入場料が一人五百円ちょっとかかる。 炭鉱の街として栄えた夕張の雰囲気を感じることができるようになっている。 私は映画は見たことがなかったのだが、映画を見た世代の人たちには感慨深い場所のようである。

一時間ほどドライブして札幌に戻るとこちらは大都市。 街中をちょろちょろと運転してホテルに着いたのは5時くらいだったかな。 少し休憩して夕食は札幌駅ビルの中の回転寿司にいくことにした。
回転寿司をのんびりとつまんでいたら、嫁から入国審査の書類の住所についての問い合わせのメッセージ。 無事入国審査が終わり、三時間ほどで新千歳空港に到着できることがわかり一安心したのだった。

札幌駅から新千歳空港までは電車で一本でいける。 新千歳から札幌に戻るのには下手したら電車がなくなっているかなと思っていたのだが、ギリギリ大丈夫だった。  ちなみに新千歳から札幌へのバスは、最終便が到着するまでは適時出ているようである。

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ホテル:東横イン札幌駅南口

東横インは安定してて良い。 長期の旅行になると、さっぱりと素泊まりしたいときには良い。

朝食:東横イン羽田空港の朝食

羽田空港の東横インは1と2があり、和食と洋食に分かれている。 1・2どちらに行っても良いので、朝の気分で選べるのが良い。

昼食:おーやまレストラン(夕張) ☆☆☆☆

ちょっと値段が高いというレビューが散見されたが、計算できるお客さんの数を考えたら安売りはできないだろうとも思う。 実際値段はお高めとも言えたが、味については十分に美味しかったと思う。 おばちゃんが親切に料理の説明もしてくれたし、夕張についても少し話してくれた。 長いもを使った料理が名物らしく、これがなかなかに美味しかった。

夕食:北海道四季彩亭(札幌駅) ☆☆☆

本当は根室はなまるに行きたかったのだけど、すごい待ち人数で一瞬で諦めた。 携帯で待機の登録だけしといたのだけど、席ができた連絡がきたのは三時間後くらい。
代わりに訪れた北海道四季彩亭はあまりレビューはよろしくなかったのだけど、まあ普通に美味しい回転寿司だったとは思う。 あまり並ばずに入ることができたし。 北海道の寿司!って考えると、もう少し期待してしまうのはしょうがないかもしれないが。

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