フィンランドでの銀行口座の開設

フィンランドにしろどこにしろ、働き始めるとなると銀行口座をオープンする必要がある。 お給料を振り込む必要があるので。 今回の投稿ではフィンランドでの銀行口座を開いた体験について書いておきたい。

フィンランドのメインの銀行

フィンランドで働き始めた私が最初にしたことといえば人事(HR)との面接であった。 この面接ではスタートアップの事務手続きや役所手続きについて説明を受けたのだった。 そこで言われたことの一つが、銀行口座をオープンすることである。
フィンランドの大手の銀行は三つあるのだが、大学からオススメされたのはNordea bankかOPという銀行であった。 HRや友人の話を聞いて見たところ、私の条件だとNordeaの方が良いのではということであった。
とくにこだわりもなかったので、Nordeaにアポイントメントをとってみることにした。 ちなみに6ヶ月以内の契約だとOPの方がよいとHRは言っていた。 理由はよくわからなかったが。

Nordea銀行での口座開設手続きの予約

さてNordeaの場合だが、ヘルシンキ市内の大きいオフィスにいく場合はとくに予約をしないでも大丈夫らしい。 私の場合は大学の近くのオフィスに行くことにしたので、電話をかけて予約をした。
電話をかけると、英語の流暢なおばちゃんが電話に出た。 銀行口座を作りたいとの旨を伝えると、まずはフィンランドのID番号を聞かれる。 この番号は滞在許可証を取るときに一緒に申請しているはずなので、滞在許可証に書いてある番号を伝えれば良い。
そのほかにも何やら簡単なことを色々と聞いてくるので答える。 最後に口座を開けに銀行に行く日時を決める。 日時を決め終わったら、パスポートと滞在許可証と仕事のコントラクトを持ってくるように言われて電話はおしまいであった。 ちなみにアポイントメントの詳細はSMSで携帯に送ってくれた。

Nordea銀行での口座開設の手続き

当日は予定の時間より少し早く銀行に赴いた。 受付のお姉さんにSMSの画面を見せアポイントがあることを伝えると、座って待つようにと言われた。 ほぼ予定の時刻ちょうどに中から銀行職員が現れて、別室にて銀行口座の開設の手続きをすることになった。
ちょろちょろと世間話をしつつ、口座の開設に必要な書類の確認をしていく。 ここでちょっと問題が一つ。 前日言われた書類には入っていなかったのだが、住所を確認できる書類が必要だと言われる。
聞いてないよと思いつつも、アパートを借りた際のコントラクトを持ってきていた。 その書類を見せたところ、きっと大丈夫なはずだけど一応上司に確認してくるといって部屋から出て行くお姉さん。 送られてきた公共料金請求の手紙などが欲しかったらしいので、準備できる人は持って行くとよいだろう。
結局アパートのコントラクトで問題なく銀行口座のオープンができることになったのだったが。 ちなみに口座のキープ・ネットバンク・バンクカードの手数料で月7ユーロかかる。 結構高い。

銀行口座のオープンにやったことといえば、書類にサインしたくらいだったかな。 後は1週間ほどでカードが送られてくるとのことであった。 他にしたことといえばネットバンク・オンラインバンクの使いかたの説明を受けたくらい。 あ、後住宅保険・ホームインシュランスをNordeaで扱っていないか聞いたのだった。 提携している会社があるとのことで、そちらから電話をかけるように取り計らってくれた。 これらの手続きを終えるのに銀行にいた時間は40−50分くらい。 十分に時間の余裕のある時に赴くと良い。

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