2019年の終わりに1年を振り返って

今年は特にこれといって何もない年だったような気がしている。

私はそれなりに仕事をまあ頑張り、嫁さんXもまあフィンランド語教室にいったりでそれなりに楽しんでる感じ。息子のL君は幼稚園に行き始めて、少しずつ自分の世界を作りつつある。

そんな中でなんとなく印象に残っている出来事を、備忘録代わりにまとめておこうと思う。

1 引越したら猫付きアパートだった件

ブログで書くチャンスはなかったんだけど今年は引越しをした。

引越し先は猫付き物件なので、面倒を見ることを条件に数百ユーロ値引き。フィンランドでよくあるのかというとそんなことはなくて、フィンランドの知り合いにも驚かれた。

一応猫のKatjaは六ヶ月後にアパートのオーナーが迎えに来る予定なので短い同居。初めての猫との同居なので結構楽しんでいる。

2 L君のデイケアの開始

書こう書こうと思って書けていないL君のデイケア関連の記事。

今年の八月から地元フィンランドの公立デイケアに入っている。なのでデイケアの公用語はフィンランド語。少しずつL君はフィンランド後に馴染んでる模様。嫁Xもフィンランド語を習っているので、先生とはフィンランド語で会話しているみたい。

今は朝七時半から午後二時半まで7時間の間デイケアでお世話になっている。最初の数日は泣いてたL君だけど、最近はすっかり馴染んだみたいで、むしろいくのを楽しみにしている雰囲気がある。

3 ノルウェー旅行

未だにブログが書き終わっていない今年唯一の長期旅行。

ノルウェーは北欧で一番自然と都市部のバランスがいい国だと思う。オスロ・ベルゲンといった都市部はコペンハーゲンみたいにとてもいいし、自然は山とフィヨルドと氷河が都市部から電車ですぐ近くにある。特にフィヨルドの絶景は日本でもお目にかかれないような美しさ。

内部リンク: 7月のノルウェー南部を電車で旅する避暑バカンス 〜旅程編

4 大学の研究員職に応募

働いてる大学の研究員職に応募した。

書類審査は通過したけれど、面接で残念。まあいい経験ができたのでよかった。同じ大学のポジションを受けたので、面接した人とちょいちょい会うのがちょっと気恥ずかしいというかなんというか。

それからそのポジションを取った人と結構仲良くなったんだけど、やっぱりそれなりのコネクションはあった模様。面接プロセスで何も問題がなければ彼になるってのは既定路線だったのかもしれない。

内部リンク: フィンランドで装置付きの研究者職に応募してみた時のお話

5 X線装置の購入の下見で企業訪問した話

日本でもこういう企業訪問ってしたことがなかったのでちょっと楽しかった。社食のレストランとかすごく良くて、ちょっと働いてみたい感じがした。ほどほどに人も少なかったしかなり良さげ。だけど実験系の研究職を取ってるような企業じゃ無いから、ちょっと就職は無理かなあ。

内部リンク: 科学装置購入の事前情報収集のための企業訪問

6 Hoplopがいい感じ

これもブログに書こうと思いつつかいてなかったやつ。

アスレチックやらゲームやら色々ある屋内型遊技場。ヘルシンキ・エスポーに5・6箇所ある。

フィンランドで子育てするならHoplopは良い味方。最近料金体系が変わったみたいだけど、シーズンチケットみたいのを買えばそこまで高く無い。大人に料金はかからなくて、子供に料金がかかる。2歳以下は無料だったはずだけど、最新の料金システムはちょっと把握していない。

7 嫁Xがフィンランド語の習得へ

Xは最近毎日フィンランド語の授業を受けている。楽しそうなのが何より。

8 久しぶりに中性子の実験

ここんところご無沙汰していた中性子散乱の実験をした。データがそこそこよかったので、来年にはパブリッシュできそう。

9 オーストリア・Grazへの旅行

初めていったオーストリアの都市。フランスっぽいようなドイツっぽいような、なんとなくいい感じの都市だった。ご飯もそこそこ安くて美味しいし。今度はウイーンに行ってみたいな。

内部リンク: Austria第二の都市Grazへのビジネス旅行

10 久々に映画を結構みた1年

映画を見るくらいの余裕が出てきたんだなというのがちょっと印象的。多分10本ちょっと見ることができたかな。海外生活長いのに、相変わらず英語が聞けないってのが悲しいところだけど、来年ももうちょっと映画を見ていきたい。

という感じの1年。うーん、10個書くことを見つけるのが結構大変……つまり、割と落ち着いた1年だったってことだな。
来年もそこまで動きがありそうな感じはしないけど、2021に向けていい準備ができるようにしよう。

それではみなさま良いお年をお迎えください。

Happy New Year!

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北欧の名物お魚ルートフィスク・lutfiskを食す

独立記念日の3連休に特にすることもなくPrismaをふらふら。

特に目的もなかったんだけど、前日食べた味噌ちゃんこ鍋の残りのスープに足せそうなお魚を物色する。

前日と一緒にサーモンにしてもよかったんだけど、白身の魚でも入れてみるかと思い立つ。

適当に売っていた9ユーロくらいの大き目のお魚ブロック。白身魚だし鍋なら問題ないだろう、と適当に買ったお魚……これが北欧名物、ルートフィスクだった。

北欧名物お魚のルートフィスク

適当に買ったこちらのルートフィスクというお魚。実は知る人ぞ知る北欧名物だった模様。

適当に魚の料理タイプを検索してみたら、なかなかにひどい評価が結構並んでいる。

伝統的には干し魚を灰汁に漬けてゼラチンのような食感にしたお魚のこと。なので食べる前に数日水につけてアク抜きする必要がある。

ただし私が買ったルートフィスクは処理済みでパッケージされており、パッケージを開けたらそのまま料理できるものだった模様。

ルートフィスクで味噌ちゃんこ鍋

というわけで早速料理してみたんだけど、最初は予定通り味噌ちゃんこ鍋のあまりのスープに突っ込んで煮てみた。

前日のあまりのスープだし、まあ最悪スープごと捨てればいいと思ってたんだけど、この味噌で煮込んだルートフィスクは意外や意外、結構いけた。

なんていうか……普通に鍋に入ってる鱈?

若干食感が普通の鱈と違うから、それが好き嫌いになりそうだけど、あえて避ける必要は感じないレベル。

というか、日本酒と一緒に全然パクパクいける感じで、作ったぶん全部完食できた。

ルートフィスクをオススメの調理法で調理

気を良くした私は……ってわけでもないんだけど、せっかくなのでパッケージ記載のオススメの方法で調理してみることにした。

こちらもまあ簡単な料理方法で、耐熱容器にルートフィスクを入れてオーブン175度で45分放置するだけ。耐熱容器に溜まった余分な水分を捨てて、塩胡椒でいただく感じだそう。

ちょっと匂いが気になったので塩胡椒ではなく、柚子胡椒とポン酢で食べてみたんだけど……うん、なんていうか、まず食感がヌルってしている。

匂いもまあかなり独特。いかにもな生臭さとはちょっと違う、磯臭さというかなんというか。柚子胡椒では隠しきれない不思議な香りが混ざっていた。

で、肝心の味の方なんだけど……あんまりない?
前日の味噌ちゃんこもスープの味だけで食べてた感はあったけど、それでも少しは鱈味があったと思うんだ。

このオーブンで焼いたルートフィスクは、ひたすらにヌルヌルとした味のない何かを口の中でほぐしながら、飲み下していく感じだった。ポン酢で食べたのがアレだったのだろうか?

というわけで、まあ試すのは1回でいいかなって感じのお魚だったんだけど、食べてみるならオススメに従うよりも味・香りの強目の鍋に突っ込む方が美味しいと思う。

鱈系のお魚を北欧で食べるなら、パリッパリに乾かした干し鱈系統の方が美味しいかな。

靴箱の上のKatja

靴箱の上のKatja

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フィンランド独立記念日の前にK-city marketでお買い物して鍋

フィンランドの独立記念日のお休み12月6日が今年は金曜日。
というわけで今年は3連休ということになるわけだけど、特に予定はなし。まあうまいお酒とご飯だけでもと、Iso OmenaにあるK-city Marketとalkoを散策した。

まずはお酒屋さんのalkoへ。
フィンランドで5.5%以上のお酒を変えるのはAlkoというお酒屋さんだけ。
とりあえず今日はスパークリングワインの小ボトルでも買うかって感じでぶらつくと、スペインのCAVAの375mlボトルが5-10ユーロくらい、シャンパンだと15−30ユーロくらいっていうところ。
まあ別に記念日ってわけでもないのでCAVAの新製品を一本購入。

普通のワインだと750ボトルが10から100ユーロって感じかな。でもあんまり丁寧に保存してる感じはしないから、フィンランドで高いワインを買うことは滅多にない。

フィンランドのコストのいい日本酒

mlあたりのコストでいくとこの山田錦。料理にも使える

それから日本酒を物色。
フィンランド結構日本製品が売ってたりするんだけど、alkoでの日本酒の品揃えは大瓶は上の写真の一本で750mlが20ユーロくらい。
まあ美味しいかと言われると微妙なのだけど、料理にも使いつつって感じになるとこの一本の選択になる。

300mlくらいの小瓶は4・5種類売っている。
純米吟醸やらスパークリング日本酒やら売っているので、こっちはそれなりに楽しめる。さっぱりした感じの酒が多いので、そのまま飲むっていう選択肢になるとこっちの方かなって気がするんだけど、なにぶん高い。
フィンランドの現地人の人たち的にはどの日本酒を買うんだろうか。

といった感じでスパークリングワインと日本酒を買った後は、食材を物色にK-city marketへ。
K-city marketはおなじみK系列で一番大きいグロッセリーストア。
最近はそれなり真面目に握ってる寿司のテイクアウトがあったりする。ちょっと握りのご飯がウエットなのが難点だけど、巻き寿司の方は結構いける。

今回の戦利品

でかいだけあって品揃えは良いし、小さいkに比べると元から安かったんだけど、久々に店内をグルグル回って見たら日本製品が前よりもだいぶ充実してた。

前から普通の醤油やらポン酢やらは売ってたと思うんだけど、今回訪れ見たら白だしまで売ってた。
そのまま視線を動かして行くと、ちゃんこ鍋のスープや柚子胡椒まで置いてある。最近白だしがヘルシンキの東京館で見つからないことが多いので、citymarketで買えるならとても助かるっていう印象。
値段はスープが5ユーロ、白だしが7ユーロ、柚子胡椒が3ユーロ。高いといえば高いんだけど、フィンランドの物価を考えれば全然アリじゃなかろうか。

結局この日は鍋にするってことに決めて、大根やら白菜やら鶏肉やら椎茸やらを一緒に買い込んで60ユーロくらいだった。

新しい家族

諸事情で6ヶ月一緒に過ごすことになったKatja

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科学装置購入の事前情報収集のための企業訪問

ここのところ大きな予算の当たっている部署にいるため、装置購入の下見に企業訪問する機会が二度あったので、その時のメモ。

中欧の分析系装置の企業

こちらは中欧にある某分析装置関連の企業を見学しにお邪魔した時の話。買おうとしてたブツはX線散乱装置。まあそれなりの予算がつかないと買えない結構なお買い物。2泊3日の旅程で、2日目がまる1日企業訪問。

企業訪問のアポイントメント

こちらは全部同行のどっかの研究室のボスと企業との間のやり取り。
結構前からコンタクトはあったみたいだけど、予算がそろそろほんとにおりそうだから一度装置を見せてねっていう調子。さほど難しいやり取りはせずに日程だけ決めて、ついでに私ともうひとりの同行研究者が参加できる日程を決めてやり取りはおしまい。
この時点では企業内で1日を過ごすスケジュール、それから夜ご飯はご一緒しましょうねというくらいの決まりごとくらいだった。
それから自分のサンプルをテストできるとのことで、それを持って行くのを忘れないってのが重要なポイント。

企業訪問当日のスケジュール

ホテルから企業へ

朝方会社から15分ほど離れたところのホテルまで、担当の人が車で迎えに来てくれた。
結構ヨーロッパのX線散乱系の学会やワークショップに顔を出している人のようで、私以外の二人は面識があったよう。
小さな車に計4人で乗り込んで、会社までドライブ。

到着したのはなかなか立派な敷地の会社。大企業ってほどではないけれど、分析装置屋さんとしては、結構な規模の会社かな。受付はスルーしてそのまま装置のある実験部屋へ。
荷物を置いたらまずコーヒー。クッキーなどと、エスプレッソマシンとか、ジュースとかお水とかあった。こちらのコーナーは企業のお客さん用ってよりは、企業の人が使ってる場所っぽかったけど。

午前中はもっぱら実験

それはともかくとして、まずは肝心の装置の下見。
購入リストにあるまさにその装置がラボにはあった。まあ新製品の装置を買おうと思ったら大体はあるのでしょうね。
早速持って来たサンプルをみんなでテスト。こっからは結構時間がかかった。やっぱり新しい装置を買おうとしているメンツだけあって、みんなして結構ピッキーなサンプルを持参。

サンプルホルダーへのマウントから、装置の取り扱いは全て企業の人が執り行った。事故防止のためってこともあるのかな。
でも多種多様なサンプルホルダーや、特殊なサンプル環境をいくつか見せてもらった。ホルダーは液体や様々な形状の固体など全く問題ないし、最近の装置は研究室レベルでもオートチェンジャーなど足回りも良い。

一通りサンプルホルダーの取り付け方から、装置・ソフトウェアの動かし方を見せてもらいながら測定開始した。
最初は同行のボスが1時間ほどサンプルを測定。やっぱり新しい装置だけあって測定も早いしデータも綺麗。ソフトウェアも割とサクサク解析が進められそうだった。

続けて私のサンプル。
測定の足回りやデータの精度・範囲は十分良さそうなことが確認できた。だけどディテクターのギャップやサンプルの置き方の都合で、データ測定に多少は制限がありそうだった。まあシンクロトロン行ったってそんなことはあるんだから、どんな装置でも多少はしょうがない。

私のサンプルが終わったあたりでちょうどお昼時。休憩を取ることにした。

企業のレストランでランチ

この企業はヨーロッパらしいというか、素敵な社内レストランが付いていた。サラダのブッフェと、肉料理や魚料理、野菜料理のプレートを頼めるカウンター、それからパンやドリンクなど。ちなみにこちらは経費で落ちるからとのこと。

料理はタダ飯だからってわけではなく、全般にすごく美味しかった。ちょっとこの企業に就職したくなったくらい。ヨーロッパの企業らしくワインやビールもあったけど、この日はさすがにパス。

午後は実験と企業内見学

再び実験室に戻って今度は同僚のサンプル測定。
同僚は強度の変換やサンプル環境に少し思うところがあったようだけど、私たちの共通の見解としては、全体的にレベルが高いし、不利なところも少しの工夫でなんとかなるだろうというものだった。というわけでトライアルはとても好印象。

実験が終わった後は企業内見学。これはまあ全般に会社の宣伝だった。手広く分析装置を扱っているようで、いくつか興味のある製品があったので私は楽しめた。
それから企業内のマシンショップも見せてくれた。この手の企業としては普通なのかもしれないけれど、結構立派なマシンショップ。サンプルの足回りを変えたいとかは、相談してくれたらすぐ対応できるって言ってたのは、ここで作れるってことだろう。

会社の人と街中でディナー

そんな感じでおしまいになった企業訪問。ディナーは街中で会う約束をして一旦ホテルに戻ることに。企業からホテルまではタクシーで送ってくれた。こちらも経費払い。

ディナーは装置の説明をしてくれたエンジニアのオススメのレストラン。食事もそこそこ美味しかったし、ワインも美味しかった。んでもってこちらも経費。
この夕食で企業の人とはお別れになった。その後我々3人は街中のバー巡りに旅立ったわけだけど。

というわけでなかなか満足できる企業訪問だった。初めての企業訪問でどんなことするのかなとちょっとドキドキしてたのだけど、装置の説明や実際の使用・測定にほとんどの時間を費やせたのでとても良かった。
大きいお買い物なので結局入札プロセスになるのだけど、ここの装置をメインに考えて書類を作っても良いなと思えるくらい良い性能の装置だったし、アフターサービスなども問題なさそう。

アメリカのオーブン系の企業

こちらはアメリカでの学会のついでに、巨大オーブン装置界隈で割と有名な企業を訪問。直属のボスとの二人での訪問だった。
こちらは企業訪問が1日。そしてこの企業の装置を実際に使っている研究所の訪問が1日という日程。

企業訪問のアポイントメント

こちらもボスが結構前からコンタクト自体はあったんだけど、予算がついたしアメリカの学会いくしってことで、企業訪問を計画した。

ボスがメールで数回やりとりして日程などを調整したんだけど、当日の予定なんかに関しては直前まで謎だった。漠然としたスケジュールくらい言ってくれたら楽だったんだけど、アメリカの企業ってそんなものだろうか。
それからアメリカの企業訪問の場合は、事前にバックグラウンドチェックなどが入るそうで、名前やそれなり個人情報を送るように要請された。そこらへんカッチリしてるのはアメリカ。

企業訪問当日のスケジュール

ホテルから企業へ

この企業は空港のすぐそば。
というわけで前日に止まっていた空港ホテルから歩いて訪問。アメリカで大都市じゃないのに車を使わないでの移動ってかなりレア。一応歩行者信号ついてたけど、だだっ広い道路を横断するのがちょっと怖かった。

企業にたどり着いたら受付でチェックイン。
我々時間通りにたどり着いたのだけどちょっと待たされた。その後メールしてた担当者と会うことができて会議室に通される。そこでまたちょっと待たされた後に、セールスエンジニアの人が現れる。ちなみに部屋にはコーヒーと水が準備されてた。

くるはずだったもう一人のエンジニアが来れないみたいな話がありながら、向こうの予定通りのスケジュールをこなすことに。
担当のセールスエンジニアの言うところによれば、向こうが10分ほど装置などに関するスライドの発表をして、それからこちらも10分ほど研究内容のスライド発表をして基本的な情報交換。
それから適当に質疑応答しながら意見を酌み交わした。

まあ向こうがどういうことができるとか、こちらがどういう意図を持っているっていう情報を交換はできたんだけど、2vs2しかいない少人数でこういう形でやるべきだったのかっていうのはちょっと疑問だったかな。
まあ購入した場合にどういうことができるとか、どんなアップグレードができるとか、大まか必要な予算規模とかは情報交換できたのでよかったけど。

そのあとは向こうの企業の社内見学。こちらの会社の場合は最新機器を置いているってよりは、古いオーブンや、フレクシブルなセットアップが可能なカスタムオーブンみたいなのを会社の中に置いていた。

パネラのデリバリーでランチ

久しぶりのパネラブレッド。パネラブレッド好き。美味しい。企業の経費で。

企業の他のグループの人たちも混ざりながら、雑談をしつつの昼食。ちなみに朝の会議にいるはずだったエンジニアも来てた。まあアメリカの企業へのヨーロッパからのお客さんのお迎えなんてそんなものなのかもしれない。

んでお昼が終わったらディスカッションもおしまい。あっさりしているようだけど、自分のサンプル持ってきてテストができるとかってんでなければ、まあそんなに話すこともないよなってのも確か。

翌日に研究所に同行するので、この日はそのまま空港へと向かったのだった。

アメリカとヨーロッパの企業を訪問しての雑感

といわけで未経験だった装置購入の準備のための企業訪問を立て続けに2個こなした。
どちらも予算的には結構な規模のお買い物なので、装置の選択に間違いは犯したくない。もちろん最新の装置を買う場合は、そんなに問題があることはないだろうけど、
だけど実際に企業を訪問して細かく話を聞いてみると、やっぱり新たな情報や気づきがあるし、各社製品にそれなりの違いはあった。
特におっきなお買い物の場合は、多少旅費をかけてでも事前にしっかり装置や会社を見ておいた方がいいだろう。

あとは雑感としては、ヨーロッパの企業の方がお客さん感があったかな。アメリカの企業はビジネスパートナーとしてこちらを見ているって感じだった。それがお国柄の違いなのか、分析装置とオーブンっていう業種の違いによるものなのかはわからないけれど。

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アメリカはフロリダ州オーランドへのビジネス旅行

最近体力が落ちてきたせいかスキップしたくてたまらないアメリカ化学会なんだけど、今回は直属のボスがセッションを持っていたので、そのセッションでの発表をしてきた。

ついでだからそのボスと一緒にアメリカの会社と研究所を1箇所ずつ回ってきた。なので目的地3つ、そして全部で十日を越えるなかなかハードな旅だった。

とはいえビジネル旅行だから特に書くこともないんだけど、旅行中に気になったことなんかを適当にメモしていく。

ESTAでのアメリカへの2回目の入国

エスタってそういえば2年間有効だったよなってことで、昨年に入国に使ったエスタの情報をメールから引っ張り出した。
それによるとどうやら本当に有効だったようなので、そのエスタを再利用することにした。

それで気になったのが登録情報を更新する必要があるかってこと。申請する時には滞在先のホテルとかを一応入力していたので、更新する必要があるのかなあと思ったのだけど、ちょっと調べた限り特に更新する必要もないという意見が大半だった。のでそのままの状態で使用したんだけど、特に入国に問題はなかった。

フィンエアの機内サービス

エコノミーのアルコールのサービスが最初の食事時だけになった。これってフィンエアだと昔から? なので飯の時にビールと白ワインを一緒にもらっておいた。そしたらそのあとにワインボトル片手に持ったCAが回ってきたので、せっかくなので赤ワインを追加で。
帰りの飛行機も同じように食事の時に配膳台の飲み物が1回と、ワインを持ったCAが1回だったので、少なくともアメリカ便はこういうシステムなのだろう。

あとうちのボスが飯が少なくなった気がするって言ってた。こっちも私は前ん時を覚えていないからなんとも言い難い。まあうちのボスはフィンエアのシルバーステータスになるくらいは使ってるのできっとそうなんだろう。

ニューヨークJFKでの入国審査

今回もエスタでの入国。昨年はニューオリンズ空港に到着してえらいちっちゃい入国審査場だったので、飛行機1便しかなかったのにえらい時間がかかったのを覚えている。
今年はおっきいJFKなのでサクサクと進むのかなと思いきやそんなことはなし。複数便到着してたのかもしれないけれど、やたらと長蛇の列ができていた。

さて入国審査では、普通の外国人用のラインと、アメリカ人用のライン、そしてエスタとかで自動マシンを使ってから入国する人のラインがあった。
私とボスは自動マシンのラインに行ったんだけど、これが多分失敗だった。
マシンでの入国情報を打ち込んでバーコードをもらうのはすぐに終わったんだけど、そのあとの実際にハンコをもらうカウンターのところが大混雑。
しかもアメリカ人用のラインと混ざってしまっていて、どんどんと新しくきたアメリカ人を先に回していくもんだから、余計に時間がかかっていた気がする。
アメリカの入国審査ラインだけはいつまでも効率化されないのだから面白いものだ。
ちなみに普通の外国人用のラインはそんなに人が並んでなかったので、そっちに並んだ方が早かったかもしれないとうちのボスと話していた。

閑散としたバッファロー空港

ナイアガラの滝で有名なこちらバッファローでは、オーブン関係の装置の見学に会社訪問をしたのだった。

以前バッファローに行った時ってナイアガラのハイシーズンだったのでとても混雑してたんだけど、このシーズンはどうやらガラガラの模様。バッファローってナイアガラで持ってるんだなあというのが実感できた。

ちなみに会社は空港のすぐそばだったので、空港の1km圏内から脱出せずに翌日に次の目的地にフライトっていうのは、これまでで初めての体験だったかもしれない。

オーランドのオレンジカウンティーコンヴェンションセンターの周り

オレンジカウンティコンヴェンションセンター

なかなかオシャレなコンヴェンションセンター

さてようやくたどり着いたオーランド。
今回は学会が目的なのでディズニーランドに向かうバスには乗らずタクシーでオレンジカウンティーコンヴェンションセンターのあたりへ。
価格は大体40ー50ドルくらいプラスチップ。

コンベンションセンターの近くのホテルRosen inn at pointe

今回私が使ったのはこちらのRosen inn at pointe。
この辺りえらい大量のRosen系列ホテルがあるんだけど、私が使ったのはその中の安めのやつ。一泊80ドルくらい。
なぜだかチェックインの日がべらぼうに混んでいて、チェックインをするのに20分ほど並ばなければいけなかった。他の日はさほど混んでなかったので、きっと何かイベントでもあったのかな。
こことても広いホテルなのでチェックインをするとXX棟のXX号室ですってマップに書きながら説明してくれる。

割と古めのアパートのような部屋でバスルームは小さめ。だけど十分に部屋は広いし、ベッドとテーブルと椅子があったので、私には全然よかった。
アメニティーはシャンプーコンディショナーと石鹸はついてたし、コーヒーマシンも付いていた。コーヒーを設置する部分を取り外せるタイプだったので、カップヌードルを作るのにも使えて好印象。
気になったのはちょっとシャワーの水圧が弱かったことくらい。真夏の暑い時期とかだともうちょっと爽快に汗を流したいと思うかも。ドライヤーも付いてた。アメリカは安めのホテルでも付いていることが多いかな。
それから電子レンジと冷蔵庫。高級ホテルだとこういうのは逆に付いていないので、外で飯食うのがめんどくさい時にレンチンでご飯を済ませられたのもよかった。

rosen innのブッフェのテイクアウト

Rosen Innホテルのブッフェのテイクアウト

ちなみにこのホテルレストランとバーとコンビニショップが付いている。バーは使わなかったけど、レストランはテイクアウトもできるブッフェスタイル。持ち帰りの場合は重さで値段が決まる。味はまあそこそこだけど、パッと食べたい時には良いかもしれない。
コンビニは値段は若干高めだったけど、サラダが5ドルくらいで売ってたり、何個か良い商品もあった。ビールとかは近くのCVSとかドラッグストアに買いに行った方が良い。

コンベンションセンターの周りのレストラン

Denny’s: 9880 International, Orlando ☆☆☆

あのDenny’s。意外と使ったことなかったんだけど、ポットローストを頼んだら結構美味しかった。この辺り高いレストランばっかりなので、ちょっとジャンクな感じの食べ物がそこそこの値段で食べたかったら良いかもしれない。

ハイアット・リージェンシー・オーランドのレストラン B-Line Diner? ☆☆☆

アメリカ時代の同僚と他の大学の割と有名な教授と一緒にランチ。
お魚のサンドイッチにチップを合わせて20ドルくらい。まあこの辺りの価格としてはそこまで高いわけじゃないけど、やっぱりちょっと高い。お味の方はまあ普通だったかな。雰囲気は良かった。

Taverna Opa Orlando: 9101 International Dr #2240, Orlando ☆☆☆

学会で一緒になった昔の同僚のギリシャ人の見つけたギリシャ料理屋。自分で豆を潰すスタイルのハマスがユニークなお店だった。
ギリシャ料理ってことでちょっとタコに期待して注文したら、ちょっと期待外れだった。味は悪くなかったんだけど、タコはやっぱり歯ごたえがないとなあ。メインはSantorini Shrimp。こっちは結構美味しかったと思う。
全体としては悪くはなかったとも思うんだけど、ちょっとお高めだったこともあり星3つにしておく。今グーグルで写真見てたら肉の写真が多いから、やっぱりアメリカは肉を頼むのが正解だったのかな。

Copper Canyon Grill: Pointe Orlando, 9101 International Dr #1220 ☆☆☆☆

というわけでステーキ食べたら美味しかった。やっぱアメリカは肉食っといたほうがいいってことらしい。同僚が食べてたホタテはそんなでもなかった見たいだし。フロリダだからってシーフードが必ずしも美味しいわけじゃないっていうやつだね。

アメリカからフィンランドへの時差ボケ

お昼アメリカ出発で夜寝ながらフィンランドの朝10時に着くフライトって感じで、比較的時差ボケしにくいのかなって思ってたらめちゃくちゃボケた。飛行機で寝れなかったからってのもあるかもしれないけれど、それにしてもボケた。今までで1・2を争うくらい直すのが大変な時差ボケだった。

考えてみると去年ニューオリンズから戻ってきた時もだいぶボケた記憶があるので、アメリカからヨーロッパ便はあんまり体に合っていないのかもしれないな。

というわけで本当にあんまり書くことのなかった投稿でした。

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1. 海外旅行記のまとめ

[映画感想]The girl in the spiders web・蜘蛛の巣を払う女を見た感想

こちらはアメリカからフィンランドに戻る飛行機の中で見た映画『The girl in the spiders web』……むしろ最近飛行機の中くらいでしか映画を見てないな。
長距離飛行機旅行は疲れはたまるけれど、新し目の映画をいくつか消費できるのがいいところ。フィンエアの機内映画は英語字幕をつけられない映画も多かったんだけど、この映画は英語字幕がつけられた。

どうでもいいけど蜘蛛の巣を払う女ってちょっと面白邦題ではないだろうか。

いつも通り映画の評価は10点満点で。

映画の総評 8
原作や設定 6
構成と展開 10
英語の勉強 9

カテゴリはスリラーとのこと。
設定はよくある感じのなんの変哲も無い映画でスリラーって感じは受けなかったんだけど、とにかくテンポが良くて飽きさせない映画だったってのが好印象。アクション多目だけど主人公が程よく弱いのも良かった。いいアクション映画だったと思う。
それから別にスェーデン人が多いってわけでもないんだろうけど、スェーデンが舞台なせいかなんとなく英語が聞きやすかった気がする。

さて、以下は少しだけネタバレありの感想なので、続きを読むタグを打っておく。

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[映画感想] Crazy Rich Asians・クレイジー・リッチ!を見た感想

仕事が溜まっていたアメリカ行きの飛行機の中。2時間ほどで仕事へのエネルギーが切れてしまったために見ていた映画。
飛行機の映画欄を眺めていて、最近の映画を全然知らないなってことに気づいた。もう少し情報収集すべきだなとちょっと反省。

と言うわけで別にこの映画が見たかったと言うわけでもないのだけど、なんとなくあらすじが面白そうということで鑑賞。

映画の評価は10点満点で。

映画の総評 6
原作や設定 7
構成と展開 3
英語の勉強 8

全般としては普通の映画という印象。途中で見るのをやめようとは思わなかったけど、もう1回見るかと言われれば見ないくらい。
まあ婚約者に連れられてシンガポールに帰ったら、べらぼうに金持ちの息子だったよっていうお話。

以下は少しネタバレありの内容の感想なので、一応続きを読むタグを打っておく。

“[映画感想] Crazy Rich Asians・クレイジー・リッチ!を見た感想” の続きを読む

[映画感想] idiocracry・26世紀青年を見た感想

Webの片隅でこの映画の話題を目にして、割と興味がありそうな内容だったので、youtube movieでレンタルを購入。
レンタルは48時間で4ユーロ。購入すると10ユーロくらいだったと思う。どちらがお得なのかは微妙なところだけど、この映画はまあもう1回は見ないかなって感じだったので、レンタルでよかったのかな。
youtube movie初めて使ったけど、アカウントが入っていれば購入はクレジットカード番号を入れるくらいなので、割と簡単に購入ができた。値段はまあ安いって感じではないけれど、利便性は高いのでまあよしといった感じ。ちなみにSafariだとなぜか動かなくてChromeを使った。設定かな。
今はNetflixとか契約してないので、単発で映画をぱっと見たいならいいのかもしれないなと思った。

以下は多少ネタバレありの感想。なので映画を見てない人はスルー推奨かつ、続きを読むタグをつけておく。

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2018年の終わりに1年を振り返って

みなさま2018年はよいお年だったでしょうか?2018年も残す所あとわずかですが、最後までよいお年をお過ごし下さい。また来年2019年もみなさまにとって良きお年でありますように。

さて、今年は私にとっては割と停滞した年。
仕事はさほどうまくいかず、そしてプライベートの時間も余裕がなくて、レストラン開拓などあまりできなかった。一方そんな中でも順調に育ってくれている子供のL君。まあそれだけで良いかと思えるのだから子供は良いもの。

そんなわけで今年のまとめは去年ほど書くことがないので、カテゴリーなしで10個印象に残ったことってだけを書いていきたい。

2018年の10大印象的出来事

1 アイスランド初上陸・DXL

ゴーザフォスと虹

なんとなく行きたかったアイスランドに初上陸。美しい自然が記憶に残った旅。11日間をかけてアイスランドを一周した。
アイスランドは滝に代表される自然豊かな国。夏場はとても過ごしやすい気候なので、リラックスしたドライブ旅ができた。

内部リンク: 8月のアイスランドを10泊11日で一周する旅・旅程編

2 座長の初体験・D

こちらは最近の出来事なので印象に残っているので2位に。
あまりうまくさばけなかったのだけど、座長という貴重な体験をさせていただいてた。次の機会があればもうちょっと上手にやりたいところ。

内部リンク: サイエンスセミナーで座長をしてみよう

3 スペインはカナリア諸島・テネリフェへの旅行・DXL

テネリフェの竜血樹

こちらも最近の出来事で印象に残っているというのが大きい。最近すぎてまだ旅行のブログも書き終わっていない。

アフリカ大陸のすぐそばだけどスペイン領であるカナリア諸島。常春の島だけあって、冬のバカンス旅行にとても良い場所だった。チャンスがあればまたいくかも。

内部リンク: 12月のカナリア諸島・テネリフェ島での1週間バカンス 〜準備編

4 フィンランドの運転免許の取得・D

なんだかもう随分前な気がしてたのだけど、これも今年だった。

フィンランドの運転免許を取得したのだけど、嬉しいことに15年間有効。
アルファベット表記の運転免許証は結構どこでも使えるから、これで国際免許はしばらくいらないだろう。日本も免許証にアルファベット表記つければいいのに。
これで日本、アメリカに続いて3カ国目の免許証。

日本の免許と交換で取得できたので、試験は受ける必要なし。だけどそれなりに色々準備は必要だった。

内部リンク: フィンランドの運転免許証を日本の免許証と交換で取得する

5 デンマークはコペンハーゲン初上陸・DXL

ニューハウンへの帰港

再び海外旅行から。
コペンハーゲンはとても良い都市だった。都市型旅行なら北欧で今のところ一番好き。することたくさんあるし、ご飯も美味しいし。

内部リンク: デンマークはコペンハーゲンの観光名所のまとめ

6 Airbnbの良さ(特に北欧)・DXL

宿泊した部屋

今年はフィンランドの国内旅行から、アイスランド・コペンハーゲン・カナリア諸島旅行の海外旅行とAirbnbをよく使う年だった。

どうやら日本は法律整備の関係で結構残念なことになったと聞くけれど、ヨーロッパ特に北欧ではかなりオススメできる。業者も個人も入り混じっているけれど、スーパーホストを選んどけばまず間違いないだろう。

7 大阪なおみちゃんの全米初制覇

今年全然テニス見れなかったんだけど、これはテレビ観戦できてよかった。

サバレンカ戦に苦しんだの以外はかなり順調に勝ち進んだ印象。
最後はちょっとセリーナが目立った決勝になってしまったけれど、なおみちゃんの落ち着いたプレイっぷりがより印象に残った。

来年もぜひぜひグランドスラムを制覇しちゃって欲しい。

内部リンク: USオープンテニス2018の観戦記

8 当ブログの日本語記事200投稿達成・D

地道に書き続けて来たら200投稿に達していた。

さすがに最近書き足が鈍ってきたので、来年で300は無理かな。2020中には300を達成したいところ。

内部リンク: 国による生活環境の違いについて 〜4カ国+1に住んでみての感想

9 ロシアW杯のテレビ観戦

こちらもフランスに実験旅行に行ってたりしてあまり見れなかったんだけど、そのフランスが優勝したり。日本が久々に決勝トーナメント進出したりと、なかなかに面白いワールドカップだった。
サンクトペテルブルグ行きたかったな。

内部リンク: 2018ロシアW杯のグループステージの雑感

10 フィンランド国内トゥルク旅行・DXL

もうちょっと近づいたトゥルク大聖堂

今年唯一のフィンランド国内旅行。

とてもコンパクトで綺麗な都市。なかなかよかった。小さな都市に見るところがたくさん詰まっているし、夏場はとても綺麗な都市だ。

内部リンク: フィンランドの古都トゥルクの観光名所 〜二泊三日のトゥルク旅行

番外編 息子のL君の順調な成長

これが一番嬉しいことなのだけど、順調すぎて特に大きなイベントのなかった今年。最近は英語・中国語・日本語を織り交ぜてなにやら色々しゃべっている。

来年は保育園に入ることになるのかな。

ではみなさま良いお年を。

D

全仏オープン2018の開幕 〜ナダルか否か

今年もクレイコートのグランドスラムが幕を開けた。
今のところまるで昨年の結果をなぞるように全豪をフェデラーがとって、クレイシーズンはナダル無双中。
このまま去年と同じような展開で進むのか。さすがにそんなことはさせなくて他の人たちが頑張るのか。特に全豪で若い世代がベスト4まで台頭したような流れが続くのか。なかなか今年は面白い展開になっていきそうだなと思う。

残念ながらそんな面白そうな今シーズンのテニスが今のところほとんど見られていない。
しかしグランドスラムくらいはと思いユーロスポーツのオンラインストリーミング(Eurosports player)を1月購入した。7ユーロで色々スポーツ見られるからまあ悪くない。そういえばEurosports playerはW杯は見られるのかな?

全仏オープン2018のベスト4予想

参考までに2017年のベスト4。

優勝   ナダル
準優勝  パブリンカ
ベスト4 マリー・ティエム

ナダルが決勝に強いパブリンカを下して全仏10勝目。
そればっかりが記憶に残っていたけれど、そういえばこのころはまだマリーがいたんだった。その反対側がティエムだったのは全く記憶になし。

Dの予想

ナダル山:ナダル

まさにナダルのためのナダル山。怪我でもしなければナダルでしょう。
相変わらず土での強さに翳りは見えない。土マスターズを二つ勝っての全仏オープン。ただ去年と異なり今年はマドリッドでなく最後のローマを勝ったので、やや休憩が短いのが不安材料?しかしこの山を疲れなしで登ったら11勝はかなり近いか。

あとはシュバルツマンに頑張って欲しいところだけど、今年あんまり調子よくないのかな。あまり名前を見ない。あとはシャポバロフがどこまでやれるか。

チリッチ山:デルポトロ

なんだかシードが順当そうな山。
こちらも怪我がなければデルポトロが強そう。怪我がありそうな気もするが。なぜだかチリッチがクレイでデルポトロに勝つイメージがない。
最近名前をよく聞くエドモンドが割と良さげなドローでどこまで行くか。1試合くらい見てみたいところ。
一方最近調子の悪そうな杉田さんには初戦を取って、イズナーをなんとか攻略して欲しい。

ディミトロフ山:ジョコビッチ

いろんな人にチャンスのありそうな山。
ジョコビッチがベスト4いけるくらいは戻ってきてるんじゃないかと予想。ディミトロフは昨年からしばらく良さげだけどクレイだしなあ。

ズベレフ山:錦織

なんだか大変そうな山。
錦織さんもけったいな山に入ってしまったけれど組み合わせ次第では。普通にベスト4の力はあるよね。
ズベレフはグランドスラム勝てない説を吹き飛ばせるかどうか。ティエムもいいんだけど、大切なところで絶好調強敵を引く錦織さんぽさが。パブリンカはさすがにまだ戻ってないじゃないかと予想。

というわけでベスト4は以下のような予想。

優勝   錦織
準優勝  ナダル
ベスト4 デルポトロ・ジョコビッチ

Xの予想

優勝   ナダル
準優勝  ジョコビッチ
ベスト4 デルポトロ・ティーム

珍しく嫁とベスト4のメンツがほぼ一致した。
しかしユーロスポーツプレーヤーいろんな会場見れるからどこを見るか悩むな。

D&X