Austria第二の都市Grazへのビジネス旅行

ほんとにビジネス旅行でほとんど何もしてないので、投稿を書くかも悩んだのだけど、最近筆が鈍っているのでリハビリがてら短い投稿を書くことにした。

AustriaはGrazへの移動

ヘルシンキ(HEL)からGraz(GRZ)への飛行機

Grazはさほど大きい空港ではないので、ヘルシンキから直通の飛行機はなかった。1週間前の予約で往復500ユーロほど。ビジネス旅行じゃなかったら買わないなって値段だけど、まあしょうがないのでこの値段で購入。お金を払ってくれる大ボスに感謝。

ちなみに同僚はViena、ウイーンまで飛んでから電車で来るって言っていた。たぶんそっちの方が安かったんだと思う。彼は自分の研究予算で旅行してるから、私より真面目。
と思っていたら私の飛行機チケットより高かった、単純に直前すぎてチケットが高かったようだ。

さて飛行機で行く場合だと、航空会社はルフトハンザ、そして乗り換えはMunich(MUC)かフランクフルトじゃないだろうか。どちらも結構本数が飛んでいるけれど、時間帯などで結構値段が違う。VienaにFinnairで行くっていうのもあるけれど、さほど安い路線ではなかった模様。

ルフトハンザのビール

ルフトハンザはEU圏でも機内無料ビールが良い

私はMunich経由のルフトハンザを選んだわけだけど、この旅行がなかなかにしてトラブル。
ルフトハンザってあんまり遅延しないイメージだったのだけどかなり前から45分の遅延のお知らせ。まあ知らせが来ないよりは良いけれど。
ルフトハンザのサンドイッチで昼飯を済ませようと思っていた予定が、ちょっとお腹が減ってしまう。ヘルシンキ空港内のレストランや売店をのぞいて見たけれど、空港内の物価がとても高かった。結局諦めて、フライトを待つことにした。
ちなみにヘルシンキ空港ゲート周りにいすがないことが多いんだけど、ちょっと歩いた通路には結構空いているいすがある。不思議な作り。

さて、もともと乗り換え時間が65分の予定だったので、乗り換えは20分しかないことになる。まずはヘルシンキのカウンターで、ミュンヘンの空港での乗り換えが問題なさそうか聞いてみる。
CAの答えはとりあえずゲートに行ってみてとのこと。まあ乗れたら問題ないんだしそりゃそうか。飛行機の中でもCAに聞いている人は多かったんだけど、基本的にはこの遅れてる飛行機のことは他の便は知っているので、遅くならなければ待っていてくれるとのこと。んで、寄り道しないでまっすぐいってねだそうな。ちなみに本当にギリギリな二便は直接ゲート間を送迎するサービスがついてた模様。残念ながら私の便じゃなかった。

結局、飛行機が到着してゲートを出たのは搭乗時間ちょっと過ぎ、でもまだ少し出発時間には余裕がある。なので割と遠かったゲート間を真面目に走り抜ける。ゲートにたどり着くと、ドア閉めちゃったけど開けてくれるとのこと。このドアは飛行機じゃなくて通路のドア。直接ゲートにつける飛行機じゃなくて、バス移動だったしね。ちなみに私がバスに乗り込んだあとにもう二人やってきたので、私が最後の一人ではなかった。
というわけでゲートが近ければ、同じ航空会社での20分くらいの乗り換え時間はギリギリ待ってくれてるってことなのかな。10分とか0分とかなってくると、ゲート間直行サービスがつくか、諦めて代替便ということになってしまうのだろう。
そんなわけで乗り換えたミュンヘンからのグラーツ便はちっさい飛行機。ちょっと上空が荒れてたのか少し揺れてたけど、まあなんの問題もなく到着した。

Grazの空港から市街地への電車移動

グラーツ空港から電車駅へ

黄色い電車マークの看板を追って電車駅へ

グラーツ空港から市街地までは電車に乗ればったの10分で到着する。だけど調べた情報では、空港から電車駅までが結構遠いとのこと。ま、実際遠かったのだけど、荷物がなければ歩いて10分はかからないと思う。ゴロゴロと重いスーツケースを押してたり、時差ボケだったりしたら、歩くのがちょっとめんどいなってくらいの距離。

グラーツ空港の電車駅

グラーツ空港の割と地味な電車駅

駅に到着するとほとんど誰もいなかった。まずはチケットの自販機へ行って、電車の切符を購入。これが結構わかりにくかった。英語に変えられるので、ドイツ語得意な人でなければ英語にしといたほうがいいと思う。

グラーツの電車のチケットマシン

電車駅のチケット券売機・これはグラーツ中央駅で

なんだか色々ディスカウントが効くステータスじゃないかとか聞いてきたりするので、親切なんだけど逆にわかりにくい。まあ画面を適当に押して進めていくと、次くる電車の時間などが表示されていたので、それを押す。2.4ユーロって前情報通りの値段だったので、それでいいのだろうということでそのチケットを購入。結構大きなサイズのチケットと小さめのレシートが出てくる。支払いはクレジットカードでも現金でも可。

私が空港に到着した時間帯は30分に一本S5の電車が走っている夕方の時間だったので、すぐに電車がきた。早朝とか遅くなったりすると1時間に1本になるので、電車の時間を空港で見計らったほうが良いかもしれない。
電車はとても新しくて綺麗な電車だった。最近の経験だとコペンハーゲンがあんまり綺麗じゃなかったし、ヘルシンキも割と電車は古いのでちょっと新鮮な感じだった。
ちなみに車掌さんが歩いてきたのだけど、チケットチェックかと思ったらそうじゃなかったようだ。一人少年を捕まえて、パスポート持ってるのかとかなんやらかんやら結構喧嘩腰で話していたけれど。

グラーツの電車内の電光掲示

電光掲示板は結構細やかな情報が

電車は10分で中央駅まで到着するので、一駅で着くのかと思っていたら、間に4駅くらい途中停車があった。まあ中央駅は終点なので乗ってれば到着する。電車内の電光掲示板が、次の到着駅や各駅での到着時間などの情報を書いているので、それを見ておけば問題ない。
私が乗ってたのは折り返し運転の電車だったので、寝過ごしてしまうと反対方向に走って行ってしまうことになるだろうけど。

グラーツの朝の中央駅

こちらは帰りの時の朝のグラーツ中央駅

グラーツの中央駅は10番線くらいまである比較的大きな駅……なのかな?
とはいえ階段をおりて地下通路が一本あるだけのシンプルな構造なので、電光掲示板を見れば簡単に目当てのホームを見つけられるはず。
降りたらほとんどの人のいく方の流れについていけば、東側の方の発展している方の出口にたどり着くはず。そちら側の出口に出るとパン屋さんとかスーパーとかがあるので、ちょろっとした買い物ができる。私も長旅ってほどでもないけどちょっと疲れてたので、サラダとサンドイッチとビールを一本買ってホテルへ。
ホテルはすぐ近くだったんだけど、やっぱり土地勘がないので少し迷った。

hotel b and b graz

宿泊したHotel B&B Graz

ホテルはHotel B&B Grazというところ。一泊75ユーロほどだったけど、1週間前の予約だったから普通はもうちょっと安いんじゃないかな。
特になんの変哲も無い良いホテル。朝食は試さなかったのでわからない。忙しくて試す暇がなかったけど、ネスプレッソのマシンがロビーで使えるってのが書いてあった。
お部屋は普通のベッドとシャワールーム。私の部屋はなんの問題もなかった。電気ポットがないのがちょっと想定外だったけど、Grazは水道水が飲めるのでさほどの問題ではない。
チェックインの受付はとても丁寧だったし、チェックアウトは朝4時だったんだけど、カードキーをボックスに突っ込んどけば良かった。

Grazでのちょっとしたお散歩

翌日は朝も早くから夕方5時までみっちりお仕事。
そのあとちょろっとだけ市街地を歩ける時間があったので、ここからはちょっとだけグラーツの写真ギャラリー。

グラーツのトラム

グラーツのトラム、乗らなかったけど

グラーツの街並み1

グラーツの街並み

グラーツを走る河

グラーツを走る河・真ん中に浮かんでるのはカフェだそうな

グラーツの中央広場

グラーツの中央広場

グラーツの路地裏

グラーツの路地裏を抜けて

6時からは訪ねた企業の人とビジネスディナー。
訪れたレストランはRestaurant Der Steirer Graz。私が食べたサラダとエスカロップは、結構おいしかった。最近ベリー系の甘いソースで肉を食べるのに慣れてきた気がする。フィランド効果だろうか。
それからこのレストランワインショップを兼ねていて、美味しかったワインを購入することも可能だそう。

その後は数件バー巡り。適当に入った店ばっかだったけれど、だいたい相場はいっぱい5ユーロくらい。フィンランド価格からすれば常時ハッピーアワー設定だ。
翌日3時起きしないといけなかったので、ちょっと予定外のバー巡りだった。まあ楽しかったし、同行のビッグボスも楽しそうだったからいいのだけど。結局2時間ほど仮眠をとって、そのままグラーツ中央駅へ。始発の4時20分の電車で空港へ。
意外なことにこの電車で空港駅で降りたのは私だけだった。グラーツはとても小さな空港だから、慣れている人はきっと次の結構ギリギリの電車で来るんだろうな。
まあいずれにしろ朝6時の早朝フライトを捕まえるのは、グラーツの電車駅近くにホテルを取っておけばさほど大変じゃなかった。もちろんタクシーを使ってしまえばもっと楽なはずだけど。電車が2。4ユーロに対して、タクシーだと20ユーロくらいするだろうけど。

走りに走った行きのフライトとは対照的に、帰国便はなんの問題もないフライトだった。
ルフトハンザなのでヘルシンキ行きでは、朝っぱらからただビールを楽しみつつ、意外なまでに楽しかったグラーツビジネス旅行を終えたのだった。

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