フィンランドの移住手続き 〜住民登録・税金KELAカード

フィンランドの住民登録

フィンランドに移住したらまずは住民登録をする必要がある。 ヘルシンキエリアのあたりだと、外国人の受付をしているのはヘルシンキの支所だけになった模様だ。 市内の中心にあるのでアクセスは簡単。 バス駅の中心kamppiから歩いて10分くらいのところ。

さて外のドアから入ると、左手側に住民登録オフィスがある。 ドアをくぐると、順番待ちの番号札を取る自動マシンがある。 少しわかりにくいが、画面タッチパネルの赤いボタンを押すと番号札が出てくる。

順番になったら番号が表示されている窓口に行く。 パスポートと滞在許可証を渡すと、住民登録申請用の用紙をくれる。 後ろの席で記入するように言われるので、5分ほどかけて記入。 また書き終わったら同じ窓口に戻ってくれば良く、番号をもう一度取る必要はないと教えてくれた。 フィンランドの人は何かと丁寧なのだ。

用紙に名前住所などを記入して持って行くと、ちょろっと書類を確認しておしまい。 二・三週間で登録が終わり書類が手紙で送られてくるとのことであった。

フィンランドの税金・社会保障カード

こちらもヘルシンキにオフィスがある。 こちらはバス駅kamppiから出て1分ほど。 建物に近づくとすぐ目につくオフィスではなく、奥に入って行ってエレベーターを2階に上がったところにあるオフィスだ。 入り口から入っていくと受付の人がいる。
午前中のオフィスが閉まる15分前くらいに訪ねたので、お昼休憩の後に出直してくれとのことであった。 とはいえお昼休憩はそんなに長くなかったので、外に出てご飯を食べて来たらすぐだったが。

さて社会保障カード(kela)と税金の申請用の書類は、受け付けの人からもらえる。 社会保障カードの方は記入が終わったらその受け付けの人に渡せば、申請手続きをしてくれる。
私の1年の就業契約の申請条件だと私は社会保障に加入できるが、嫁と子供が入れるかはかなり怪しいとのことであった。 ただやってみないとわからないとのことで一応嫁のものも申請してくれた。 子供のものは滞在許可証がまだなかったのであとで。 こちらも無事KELAカードが発行されたら、郵送されてくるとのことであった。

税金の方は番号札を取って待つ必要がある。 1組みあたり30分程度かかっていた上に窓口が一つしかなかったので結構待つ必要があった。 基本的にはこちらの仕事の契約書類を見て情報を記入していくだけであるが、それが結構大変みたいだ。 忙しい時期はたぶんもっと窓口が開いているのだろう。
私はフランスから来たので税金の減免がフランス政府との協定であるかもしれないとのことを教えてくれた。 ただしフランス側から正式な書類をもらわないといけなくて、元の職場に問い合わせているが結構な時間がかかりそうな感じだ。

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フィンランドでの住宅保険・ホームインシュランスの入り方

フィンランドでは自分でアパートを借りる大抵の場合、住宅保険・ホームインシュランスに加入する必要がある。 ちなみにフィンランドでのアパート探しに興味がある方がいれば少し前に書いた投稿をご覧いただきたい
住宅保険は、火災や水漏れ用の保険・家具の損傷や盗難保険・その他もろもろが一緒になったものである。 ルームシェアなどで部屋を借りる場合は、先住民が先に契約しているかもしれないので確認が必要。
私の場合はちょうど銀行口座の開設をしにnordea bankに行くことがあったので、銀行提携の住宅保険会社の紹介をしてもらった。 大家から銀行経由だと少し割引が効くだろうという情報をもらったからだ。

銀行訪問の翌日保険会社から電話がかかってきた。 向こうはNordeaからの連絡でかけてきているので、まずはこちらが本人であるかを確認したいそう。 名前や住所などを伝えて、向こうが持っている個人情報と同じであるかを確認してもらった。
そのあとは保険の内容について説明を受けた。 電話なので一通り聞くのがなかなか大変といえば大変だったが、住宅保険に必要なベーシックな内容は全て含まれていることが確認できた。 システムは150€は自腹で払って残りを保険会社で払ってくれるというもの(アメリカで言うディダクタブルってやつ)。
部屋の情報は向こうが既に持っているので、値段はそれに応じて算出されたようだった。 一年で176€のところをnordea紹介の割引をつけて159€であった。 あとは契約書を送るから中身を見て決めてくれとのこと。 ただしフィンランド語でしか作れないから、内容はフィンランド人をとっ捕まえて聞いてくれとのことだった。

契約書は翌週アパートまで送られてきた。 契約書を大学に持って行き、博士課程の子に内容を確認してもらった。 それによると電話で話してもらった内容とまあ同じであるようだった。 車保険などとは異なり大した値段ではないので、あまり悩まずそのまま契約することにした。

契約の締結は電話で大丈夫とのことであったので、契約書類にかかれていた番号に電話をかけた。 名前と住所を伝えると、契約待ちの保険があることをすぐに確認してくれた。
引き落としをしたい銀行口座にお金が入っていなかったので、契約料金の引き落としがいつになるかだけ確認をする。 締結日から2週間以内に、払ってくれれば良いとのことであったので問題無し。 その場で契約することを口頭で伝え契約はおしまい。 保険の約款は後ほど郵便で送ってくれるとのことであった。

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国際結婚 〜中国での長い結婚式の1日

中国の結婚式では式当日の朝は花嫁と花婿は別の場所にいないといけない。 そのため私は嫁の実家で寝ていたのだが、朝方起きだして別に借りておいたホテルへと向かった。

ホテルで待つことしばらく。 男性側のブライズメイド的なの(ベストマンとか言うそう)が迎えに来る。 車は花で飾った黒塗りの高級車。 花婿が乗る車に加えて、四、五台のお付きの車がいる。
時間を待って出発するのだが、直接花嫁の家に向かうのではなく街中を低速で一周する。 嫁の実家は大都市ではないから良かったが、上海とかでも同じことをしているのだろうか。

5分ほどの距離を、30分ほどかけて嫁の実家まで到着。 入り口では盛大な爆竹でのお出迎えがある。 ここから接亲と呼ばれる伝統行事の始まり。 嫁の親戚や友達などが、家への進入や嫁の部屋への進入を妨害して来るのだ。
中に入るためにはこれらの妨害をクリアする必要がある。 妨害している人の要求を聞いてあげたり、紅包と呼ばれる少額のお金の入ったポチ袋をあげたりするのだ。 年少組の妨害には少々割り増しの紅包。 後は日本から持ってきたお菓子やら安売りの化粧品などを駆使して、部屋の前までたどり着くことができたのだった。
部屋に入るのがまたまた難しい。 まずはラブソングを5曲歌えという指令。 中国の曲なんて知らないので、邦楽と洋楽で乗り切る。 その後もドアの下から紅包を差し入れたり、いろいろと要求に答えたりした。
最終的には日本から持って来た化粧品のパックを下から差し込んだらドアの隙間に詰まったので、開けないとこれ取れないよって言ったらドアが開いたのだった。 

中に入ると今度は嫁を連れ出すために色々としないといけない。 まずは軽く腕立て伏せ30回。 なんでかは知らないが、腕立て伏せはよくあるメニューらしい。 腕立て伏せをしながら、嫁と結婚したらこんなことをしてあげますとか、こんな良い旦那になります、みたいなことを復唱する。 復唱というのは私は中国語が話せないからベストマンが言ってくれたのを真似をしたのだ。
それが終わるとようやく嫁を連れだす許可が出る。 すると今度は嫁の靴がないので、その靴を探してこいとの指令。 ベッドの横の引き出しの中とエアコンの上に置いてあったのを見つけたのだった。 この見つけた靴を嫁に履かせてあげてひと段落。

あとはなごやかな感じになるのだが、行事はまだまだ続く。 続いては嫁側の両親にお茶を入れて私と嫁から渡すというもの。 お茶を渡すとお返しの紅包が嫁の両親からもらえる。 これで嫁の家での行事はひと段落。
私は嫁の親戚やら友人やらと昼食へと向かう。 その道すがらというか朝からそうなのだが、花婿は男性にはタバコを配り続ける必要がある。 あんまり良い風習じゃないがまあ伝統らしいのでしょうがない。 ちなみにランチは近場の中華レストランでとても美味しかった。

家に戻ると行事再開。 今度は私の両親の泊まっているホテルへと移動する。 この移動の際は嫁を一緒に連れて行くのだが、嫁の足を地面につけてはいけないというルールがある。 そこでお姫様抱っこで車まで運ぶのだが、貧弱な私にはこれが大変だった。 いや嫁は重くないので体重的には楽なものだったのだが、ウエディングドレスなので掴むところがなく滑る滑る。 一度途中で椅子の上に乗っけるというずるをして車まで運ぶことができたのだった。
ホテルに着いてからは車からエントランスをくぐってエレベーターまででよかったのでそこまで大変ではなかったが。 私の両親の泊まっている部屋までたどり着くと、嫁の両親としたお茶の儀式を再び行う。 これが終わると結婚式前の伝統行事はおしまい。 いよいよ結婚式本番である・・・と思ったらまたまた写真撮影。

写真は前撮りをしていたのだが、当日の写真もやっぱり重要ですよということで街中の自然公園に赴いて写真撮影。 ブライズメイドやベストマンたちと一緒に二時間ほどかけての撮影であった。 撮影が終わると今度こそ結婚式会場のレストランへと移動したのであった。

花嫁花婿は結婚式会場の入り口でお客さんたちのお出迎え。 とは言ってもそんなに格式張ってるわけではなく、おしゃべりしたり写真を一緒にとりながらという感じ。 主なお客さんが全員入場したら、時間になるまで別室で麺を食べつつ待機していた。 日本の結婚式と同じで花嫁花婿は式中にご飯を食べてる時間はない。

時間になったら正面のステージに上がって司会進行の言う通りに式を進める。 とはいっても司会が何を言っているかはわからないので、前日のリハーサルの時に言われた通りに進めるだけである。 忘れたところは嫁に教えてもらってカンニング。
やったこととしては、嫁が嫁父と入場してきて私に嫁をトス。 嫁と指輪交換。 嫁と腕をクロスして乾杯。 後は嫁父とゲスト数人がスピーチ。 お互いの両親からプレゼントみたいなのもあったかな。 それが終わるとほぼ全て完了。
その後は嫁の衣装替えだけして、私と嫁で各テーブルを回ってお酒を注いだり飲んだり。 ちなみにこの頃からはステージはなぜかゲストたちによるカラオケ大会。 ここら辺からはほとんど気を使わなくてよくて、そう言う意味では良い結婚式だった。

しばらくすると自由解散的にお客さんが帰りだす。 お客さんが全員はけたところで、私と嫁は嫁の親戚たちとホテルの一室に移動。
これまた伝統行事らしいのだが、いくつか嫁と私でちょっと恥ずかしい系のゲームをした。 しばらくそんなことをしていると、嫁の親戚が少しづつ帰りだす。
この間私の両親は嫁の親戚が経営している近くの喫茶店にいたので、彼らを迎えにいった。 その後ホテルにまたまた戻ったら、今度こそおしまいである。 一応スイートを借りていたのだけど、楽しむ余裕もなく疲れ果てて就寝したのであった。

 

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フィンランドでの銀行口座の開設

フィンランドにしろどこにしろ、働き始めるとなると銀行口座をオープンする必要がある。 お給料を振り込む必要があるので。 今回の投稿ではフィンランドでの銀行口座を開いた体験について書いておきたい。

フィンランドのメインの銀行

フィンランドで働き始めた私が最初にしたことといえば人事(HR)との面接であった。 この面接ではスタートアップの事務手続きや役所手続きについて説明を受けたのだった。 そこで言われたことの一つが、銀行口座をオープンすることである。
フィンランドの大手の銀行は三つあるのだが、大学からオススメされたのはNordea bankかOPという銀行であった。 HRや友人の話を聞いて見たところ、私の条件だとNordeaの方が良いのではということであった。
とくにこだわりもなかったので、Nordeaにアポイントメントをとってみることにした。 ちなみに6ヶ月以内の契約だとOPの方がよいとHRは言っていた。 理由はよくわからなかったが。

Nordea銀行での口座開設手続きの予約

さてNordeaの場合だが、ヘルシンキ市内の大きいオフィスにいく場合はとくに予約をしないでも大丈夫らしい。 私の場合は大学の近くのオフィスに行くことにしたので、電話をかけて予約をした。
電話をかけると、英語の流暢なおばちゃんが電話に出た。 銀行口座を作りたいとの旨を伝えると、まずはフィンランドのID番号を聞かれる。 この番号は滞在許可証を取るときに一緒に申請しているはずなので、滞在許可証に書いてある番号を伝えれば良い。
そのほかにも何やら簡単なことを色々と聞いてくるので答える。 最後に口座を開けに銀行に行く日時を決める。 日時を決め終わったら、パスポートと滞在許可証と仕事のコントラクトを持ってくるように言われて電話はおしまいであった。 ちなみにアポイントメントの詳細はSMSで携帯に送ってくれた。

Nordea銀行での口座開設の手続き

当日は予定の時間より少し早く銀行に赴いた。 受付のお姉さんにSMSの画面を見せアポイントがあることを伝えると、座って待つようにと言われた。 ほぼ予定の時刻ちょうどに中から銀行職員が現れて、別室にて銀行口座の開設の手続きをすることになった。
ちょろちょろと世間話をしつつ、口座の開設に必要な書類の確認をしていく。 ここでちょっと問題が一つ。 前日言われた書類には入っていなかったのだが、住所を確認できる書類が必要だと言われる。
聞いてないよと思いつつも、アパートを借りた際のコントラクトを持ってきていた。 その書類を見せたところ、きっと大丈夫なはずだけど一応上司に確認してくるといって部屋から出て行くお姉さん。 送られてきた公共料金請求の手紙などが欲しかったらしいので、準備できる人は持って行くとよいだろう。
結局アパートのコントラクトで問題なく銀行口座のオープンができることになったのだったが。 ちなみに口座のキープ・ネットバンク・バンクカードの手数料で月7ユーロかかる。 結構高い。

銀行口座のオープンにやったことといえば、書類にサインしたくらいだったかな。 後は1週間ほどでカードが送られてくるとのことであった。 他にしたことといえばネットバンク・オンラインバンクの使いかたの説明を受けたくらい。 あ、後住宅保険・ホームインシュランスをNordeaで扱っていないか聞いたのだった。 提携している会社があるとのことで、そちらから電話をかけるように取り計らってくれた。 これらの手続きを終えるのに銀行にいた時間は40−50分くらい。 十分に時間の余裕のある時に赴くと良い。

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海外旅行記・アメリカ東部 〜サバンナからアトランタへ

サバンナの街並みを歩く

この日は近くに日の出ポイントがなかったので朝はのんびりと寝たのだった。 とはいえ8時くらいには起きだして、朝食を探しつつ周囲を散策。 日曜日だったのかな、ミサをしていた教会の前のカフェで朝食をとったのだ。
朝食後はサバンナの公園をぷらぷら歩く。 サバンナは街中に無数にある公園が特色なのだ。 その中でもフォレスト・ガンプの撮影に使われた公園は特に有名。 しかし例のベンチは移動されてしまった模様。 下のギャラリーで見れるように、サバンナの公園・市街地はとてもおしゃれな感じ。 歩いていてとても楽しい街であった。

アトランタの水族館へ

サバンナを離れた私たちはアトランタまでの四時間ほどのドライブを楽しんだ。 アトランタのセンターに近づくとみんな運転が荒いので結構大変だったが。 この日は夕方にアトランタのジョージア水族館のチケットを買っておいたので、それに間に合うように移動。 一度アトランタ・ヒルトンにチェックインしてから歩いて水族館へ向かったのだった。
水族館はなかなかのボリュームで良い感じ。 ここの水族館はよく混んでいるので、人気のコーナーを見るのが結構大変なのが難点かな。 人気のイルカショーは時間ギリギリにいったら座席がほぼ満杯。 後ろの方のすごくみにくい場所からみることになってしまった。 イルカショーを良い座席からみたいなら、少し早めに並んだ方がよいかも。 ちなみに前の方だと水をかぶる。 ショーはアメリカンな感じのストーリー仕立て。 まあまあ楽しめた。

アトランタ ジョージア水族館

水族館の後は夕食。 この日はジャパニーズレストラン。 詳細は投稿下部に書くが美味しかった。 ホテルに戻ったのは10時過ぎくらいなので、次の日に備えてさくっとお休みすることにしたのだった。

アトランタのdim sumとアジア系スーパーマーケット

アメリカ東南部の旅最終日はアトランタの飲茶レストランとショッピングがメイン。 一店目は次の日からの日常生活に備えて、Hmartという韓国系のスーパーマーケット。 アジア系のフレッシュな野菜がたくさん置いてある。 調味料・お酒・お菓子・お惣菜なんかも品揃えが良いので、近場にあるなら良いスーパーだ。 ちなみにこの旅では訪れなかったが、Tomateっていう日本系のお店もある。 規模はそんなに大きくないが、かゆいところに手が届く感じの品揃え。

日常ショッピングを済ませた後は、嫁の買い物をするべくアトランタのアウトレットモール(the outlet shoppes)へ。 ここは南部では珍しくkate spadeのアウトレットがあったのだ。 ちょろちょろと買い物をして満足した私たちは、三時間ほどかけてアパートまで戻るドライブへと旅立つのであった。

レストラン情報

朝食(サバンナ):Mirabelle Cafe(313 Abercorn St) ☆☆☆

美味しいワッフルが食べられた。 はっきりとは覚えていないが、他にもサンドイッチなどのメニューがあったかな。

夕食(アトランタ):Nakato Japanese Restaurant(1776 Cheshire Bridge Rd NE) ☆☆☆☆

アトランタの和食屋さん。 寿司か鉄板焼きか和食かで分かれてたのかな。 私たちは寿司のお店。 ナス田楽などの前菜と、寿司を二人前オーダー。 値段もそれなりに良いが、良い仕事をしていたと思う。 内装などのお店の雰囲気も良し。 ちょっと日本語をしゃべる韓国人のウエイターが丁寧に説明をしてくれた。 ちなみに駐車場はセルフとバレットがある。 セルフはお店の反対側に回る必要あり。

ブランチ(アトランタ): Canton House Chinese Restaurant(4825 Buford Hwy NE) ☆☆☆☆

私たちは飲茶(dimsum)大好き。 ここが特別良かったというわけではなく、基礎点で星4つは行ってしまう。 値段は割と安いので、ワゴンで運ばれてくるお皿を次々とってお腹いっぱいに食べられる。 リブ肉の蒸しものとか、蒸し餃子系、後は野菜の炒めものとかが美味しかった。 デザート系も種類が豊富だし美味しい。 このレストランはdimsumレストランの中では普通ってところだったかな。 いや美味しかったのだけど。

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海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマス後チャールストン・サバンナ

アメリカ東海岸の日の出を求めて

この日は東海岸の夜明けを求めて、夜明け前に起き出し海岸へと向かった。 場所は昨日も夕暮れ時に訪ねた、ウォーターフロントパーク。 しかしこの日の海岸線は分厚い霧に覆われており、残念ながら日の出どころか何も見えなかった。 しかし朝方の霧に覆われたチャールストンの街はなかなか風情があり一見の価値あり。 この日のホテルは朝食が付いていなかったので、帰り道のスターバックスでクッキーとコーヒーで朝食を済ませた。

クリスマス明けのチャールストン

チャールストンの市街地

チャールストンの良い感じの市街地

さてホテルに戻って少し休憩した私たちは、午前中のチャールストンを再び歩くことにした。 最初に赴いたのはシティーマーケット。 乾かした草を手で編み込んだ工芸品がメインの出し物で、色々なところに実演販売をしている人たちがいる。 私たちも1個草で編んだ小さな花束を購入。 シティーマーケットは200m程の通りで、この工芸品のほかにもお土産やちょっとした食べ物など色々売っていたと思う。
シティーマーケットを後にした私たちは、チャールストンのデパートをのぞいたりしつつお散歩。 その後シーフードレストランでお昼ご飯を食べてからサバンナ方面へと旅立ったのであった。 食事の詳細は投稿下部に。

東海岸のフォーリービーチへ

最初の中継地はチャールストンから車で40分ほどのフォーリービーチ(folly beach)。 この日は駐車場が無料だったようだが、ハイシーズンは無料じゃないかもしれない。 駐車場に車を止めたらビーチは歩いてすぐそこだ。
クリスマス明けだったがこの日はとても暖かった。 私たちは海岸を歩いただけだが、海に足をつけても冷たさはあまり感じなかった。 子供なんかは海に入ってたくらいだ。 なかなか綺麗な海と広い海岸線。 時間が許せば立ち寄ってみると良いビーチである。 残念ながらiPadで撮っていた写真のデータを最近飛ばしてしまったので、写真が残っていない。

チャールストンからサバンナへのドライブ

さてチャールストンエリアからサバンナへのドライブは二時間ほど。 サバンナの都市部へと入る大きな橋はなかなかに壮観だった。
この日のホテルはサバンナのヒルトン。 川沿いの観光エリアまでは歩いて10分ほどの距離だった。 駐車場はちょっとお高いバレットパーキング・バレーパーキング(valet parking)しかなかったので、近場に駐車場がないか係員に聞いてみた。 するとこの日は路上駐車が朝まで無料だとのこと。 そこで近場を少しくるくるとドライブして駐車場所を見つけたのだった。
駐車場所からヒルトンまで戻ってチェックイン。 ヒルトンは場所によって当たり外れが大きい印象だが、サバンナのヒルトンはなかなかに良い部屋を備えていた。
ちょうど夕食に良い時間になっていたので、荷物を置いたらすぐにレストランへと向かった。 夕食の後は夜の川沿いの観光エリア・リバーストリートをのんびりとお散歩。 古い建築が並んでたっており、夜間の照明と合わせてとても綺麗な通りであった。 その後いくつかのお店を回り、買い物を少ししてからホテルへと戻ったのだった。

ホテル・レストラン情報

ホテル:Hilton Savannah DeSoto

四つ星ホテル、プライスラインから150ドルくらいだったかな。 部屋は清潔で良い感じ。 チェックアウトの時にやたらエレベータが混んでいて階段を使ったような記憶。 そして階段がわかりにくかった。 立地は川沿いの観光エリアまでは10分ほどで、サヴァンナの公園を回るのにも良い。

朝食: スターバックス ☆☆☆

バナナケーキとコーヒーが美味しかった。 まあスターバックスはどこでも一緒です。

昼食: Hyman’s Seafood Restaurant(215 Meeting St) ☆☆☆

チャールストン hymans

前日の反省を生かして、オープン直後に来店。 しかしこの日はそんなに混んでいなかった。 おしゃれに内装されたレストランで雰囲気はとても良い。 スターターの生牡蠣はそこそこ新鮮。 私はオススメの魚のフライを、嫁はpoboyをメインに食べた。 魚のフライは普通に美味しかったのだけど、沿岸都市まで来てこれを食べる必要もなかったかなとも思った。 poboyも美味しかっのだたけど、前日のtoastのものの方がややレベルが高かったか。 お店はとても良い雰囲気だったけど、注文を失敗という感じ。

夕食: Alligator Soul Restaurant(114 Barnard St) ☆☆☆☆

alligator soul フリッター

入り口が地下なのでちょっとわかりにくい。 予約はしていなかったがカウンター席なら入れるとのことで、カウンターでお食事。 前菜のワニ肉のフリッターがとても秀逸だった。 後サービスで出たビーフシチューがとても良い出来だった。 メインの鹿肉のソテーはまあまあ。 普通のメニューを頼むべきだったと少し後悔。 嫁はこの地方でよく出る、海老のリゾット(shrimp and grits)を注文。 エビはおいしかったけど、別にこのリゾットを頼む必要はなかったかな。 またもや注文を失敗したディナーであった。

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海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマス・イン・チャールストン

チャールストンのミドルトンプレイスのホテルに宿泊した私たち。 ホテルに付いている会場での朝食後は、ミドルトンプレイスの散策に向かったのだった。

クリスマスのミドルトンプレイスを歩く

ミドルトンプレイスには広大な美しい庭があり、また敷地内の屋敷は博物館になっている。 ミドルトンプレイスのホテルに泊まった場合はこれらへの入場料はホテル代に含まれている。 しかしこの日はクリスマス。 庭は解放されていたが、邸宅はしまっていた。

ミドルトンイン 亀とワニ

ミドルトンプレイスの亀とワニ

ミドルトンプレイスの庭は広大で美しく、とても良い庭であった。 綺麗に芝生がはられており、幾何学的に配置された池とスパニッシュモスをたずさえた木々がアクセントになっている。 良い時期に来ると花々も美しいのだろうが、この日はクリスマスなので花はあまり。 敷地内には小型のワニや亀などがのんびりと昼寝をしているのが見える。 七面鳥や野生ではないが馬や羊などもいる。 敷地内を走るアシュリー川(Ashley River)を覗きに行けば数々の野鳥が見られる。 ミドルトンプレイスの風景は下のギャラリーでご覧いただきたい。

クリスマスのチャールストンダウンタウン

ミドルトンプレイスを後にした私たちは、チャールストンのダウンタウンへと向かった。 まずはホテルにチェックインして荷物を部屋にキープ。 ちょうどお昼過ぎにチャールストンにたどり着いたので、ダウンタウンをぶらぶらしながら見つけたお店で昼食。 昼食後はウォーターフロントパークという、海沿いの公園などを散策。 そのままぶらぶらして夕暮れ時から夜景にかけての写真撮影。 ちなみにイルカが海岸沿いによく現れる模様。

チャールストン海岸のイルカ

ちょっとみにくいけどセンターにイルカ

クリスマスの夕食難民inアメリカ

そんなこんなするうちに夕食に良い時間になったので、クリスマスでも開いていると調べて置いたレストランへと向かった。 ここからが問題の始まり。 この日はクリスマス、開いているレストランも少ないがそんなに人もいないし問題ないだろうと思っていた。 しかしこのレストランで待ち時間を聞いたところ、11時になったら席が空くかもしれないとの返答。 そこまでは待てないと、他のレストランを探すことにする。 夕食難民の誕生である。

ここから開いているレストランを次々と回ったのだが、どこも予約をしてないなら11時にならないと席がないという。 ちなみに11時というのはレストランの閉店時間なのだが、こういう日だと11時に席のない客を入れてそれが終わってから閉店するそう。 そういう意味ではサービスはよろしいのだ。 とはいえ席がないものは席がない。

途中狸などに遭遇するイベントもあったが、歩き疲れた私たちはイーストベイストリートにあったデザート+ワインバー的なところに入って休憩することにした。 私はビールとワインを飲み、嫁はティラミスを食べる。 ちょっと腰を落ち着けた影響で、嫁も私ももう歩きたくない感じになっていた。 そこで方針転換。 ホテルの近くのレストランで11時に予約を入れてから、ホテルに戻って休憩することにしたのだ。

さて11時になったのでレストランへと戻ってみた。 受付のお姉さんにどんくらいで入れるか聞いてみると、30分は待たないんじゃないかとのこと。 11時からでも待っている人が結構いたのだ。 とはいえ30分ならこの際許容範囲。 しばらく待って席に案内されると、ようやくこの日の夕食にありつくことができたのである。 下に詳細は書くが、とても美味しかった。 いずれにしろクリスマスにアメリカでどこかに行くなら夕食は予約して置いた方が無難だろう。

レストラン・ホテル情報

ホテル: ミルズハウスホテル(The Mills House Wyndham Grand Hotel)

ちょっと古めの四つ星ホテル。 ピンク色の外観が印象的。 その当時レビューはあまりよろしくなかったのだが、実際に行って見たら良かったホテル。 部屋はちょっと古かったが、ロビーや中庭などがおしゃれだった。 以前使い方を書いたが、プライスラインから予約して130ドルくらいだった。

朝食: ミドルトンプレイスのホテルの朝食 ☆☆

前日のレセプションの食事がよかったので期待していったのだが、ホットフードもなかったしそんなに美味しくなかった。 ちなみに無料のパンと飲み物などに加えて、有料のメニューもある。 有料のメニューの方にいけば美味しかったのかもしれないが、もちろんお高い。 他が全般に良かっただけにちょっと残念な朝食だった。

昼食: Toast (155 Meeting St)☆☆☆☆

ぶらぶらしていたら開いていたので入ったお店。 何か食べれれば良いかと思ったのだけど、シーフードのサンドイッチpoboyやクラブケーキなどが美味しかった。 昼食にふらっと入って食べるならオススメできるお店だ。 けど結構混んでいるかもしれない。

夕食:Eli’s Table(129 Meeting St)☆☆☆☆☆

上述のようにえらい時間待ってから入ったのでというのはもちろんあるのかもしれないが、シーフードはフレッシュだったし料理も丁寧でとても美味しかった。 手の込んだアメリカ料理という感じのお店。 ホタテの料理がとても美味しかった。 たぶん普通に入ったとしても満足できたんじゃないかなと思う。 12時過ぎまで調理し続けたシェフとサービスのお兄さんお姉さんには感服である。

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海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマスイブ・イン・チャールストン

2015年のクリスマス。 私たちはアメリカ東部の南側を車で旅行することにした。 ターゲットはチャールストン(Charleston)・サバンナ(Savannah)・アトランタ(Atlanta)。 テネシー・サウスカロライナ・ジョージアと周る旅である。 今回は自然国立公園ではなく、整備された都市やら公園やらを回る旅であった。

クリスマスイブのミドルトンインプレイス

初日は移動日。 クリスマスイブだけあって、そんなに車も混雑していなかったような記憶がある。 ミドルトンプレイスの敷地内にあるホテル(The inn at middleton place)にチェックインをしたのは夕方になってからであった。 ミドルトンプレイスのホテルは税込で一泊265ドル、なかなか良いお値段だ。
しかし部屋で木に火をくべられる暖炉がついていたり、お風呂のバスタブもかなり大きくて良い感じの部屋だった。 フロントのお姉さんもクリスマスイブでもやっているお店のリストの説明をしてくれたりと良いサービス。
チェックインをすませて部屋に荷物を置いたら、ホテル内のレセプションの場所を訪ねた。 そこにあるバーカウンターではスナックと無料のワイン・ビールのサービスをしていたのだ。 クリスマスイブだけのサービスだったか、いつもやっているのかは忘れてしまった。 スナックとは言ってもエビフライなどのホットフードが出ていたし結構美味しかった。 嫁が夕食への運転はしてくれるとのことで、私はビールと赤ワインをご馳走になったのだった。

ミドルトンプレイス ホテル

ツタに覆われたミドルトンプレイスのホテル

この日の夕食はクリスマスイブということであまり空いているお店がなかったのだった。 しかし割と人気のオイスターバーが運良くやっているようだったので、そこを訪ねることにした。 さらに運良くほぼ待たずにテーブルをゲットすることもできた。 食事の詳細はこの投稿の下部にまとめてある。

夕食からホテルに戻るともうしっかり夜中。 とはいえせっかくなので暖炉で火をくべるのにも挑戦してみることにした。 着火剤と新聞紙まで置いてあったので楽勝だろうと思ったのだが、着火剤に盛大に火がつくのみで薪に火を移すことができなかったのだった。 薪がしけってたのか私のテクが足りなかったのかはわからない。
その後はどでかいバスにお湯を盛大にはってバスを楽しむ。 アメリカのアパートはバスタブが付いているところが多いが、お風呂の中を動き回れるサイズはなかなかない。 お風呂を満喫した後は、移動疲れもあってぐっすり眠ったのであった。

レストラン情報

昼食:chick-fil-a ☆☆☆

スパイシーチキンサンドイッチはいつでも美味しい。

夕食:Pearlz Oyster Bar (9 Magnolia Rdの方) ☆☆☆

チャールストンのオイスターバー

生牡蠣は期待していたほどではなかったが十分新鮮で美味しかった。 全体的にフレッシュなシーフードが揃っており、味付けもなかなか良し。 牡蠣のロックフェラーは初めて食べたけど、これもなかなか。 ビールのセレクションもよく美味しかったかと。

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国際結婚 〜結婚式の写真前撮り

ほぼ全ての結婚する中国人カップルが結婚前に記念写真を撮る。 みんな当たり前の様に撮るし、撮影にもかなり気合が入っている。 また結婚式前撮り専門でやっている撮影会社がたくさんある。 お値段はプランによって幅があるが結構お高い。 私たちは6万円くらい。

撮影プランの決定とドレスの選択

システムとしては最初にお店に行った時に、撮影プランの決定をする。 色々アップグレードを勧めてくるが、基本プランでも結構しっかりしている。 ちなみに交渉次第でちょっとは値切れるし、オプションを付けてもらえたりもするので得意な人はすると良い。
撮影日が近づいてからお店を再訪。 撮影計画の打ち合わせや撮影につかう花嫁のウェディングドレスの選択をする必要がある。 ウェディングドレスはベーシックプランでも、100着くらいの選択肢があった。 良く使いこまれている様子で、ほつれが見つかるなど保存状態はそんなによろしくなかった。 まあ写真が出来上がったらフォトショで修正できるからってことなのだろう。
3000円くらいでアップグレードできるドレスも見せてもらったが、品質は少し良いのだろうけど写真にしたら変わらなさそうであった。 嫁は結局普通のセレクションの中から、割とシンプル目のドレスを一着選んだ。

撮影スタジオへの移動とメイクアップ

撮影当日は朝8時くらいに撮影会社のロビーで集合。 そこから撮影用の巨大なスタジオにバスで移動した。 同じバスには6組くらいのカップルがいたが、スタジオでは数組のカップルがすでに撮影をしていた。
最初はメイクアップ。 私もちょろっと顔と、髪型をいじってもらった。 その結果、元々中国人顔と良く言われる私の地顔と合わせて立派な中国人男性が出来上がり。 嫁の友人には嫁より中国人らしいと褒められた。
さすがに嫁の方のメイクアップは気合いが入っており、しばらくの間メイクアップをしていた。 その間に私は衣装替え。 最初は中国伝統衣装。 ますます私の中国人っぷりに磨きがかかった。

スタジオと公園での写真撮影

スタジオは10から20部屋くらい。 各部屋別のセッティングで写真が撮れる様になっている。 この伝統衣装ではそのうちの2部屋を使って撮影をした。 面白かったのは麻雀テーブルでの撮影。
ちなみにカメラマンとアシスタントは専属で一日中一緒。 特にアシスタントのお兄さんは英語が少し話せたので、よくアシストしてくれた。
数十枚の写真を撮った後に、部屋に戻って衣装替えをした。 私の二つ目は紺色のスーツで、嫁は前日に自分で選んだウェディングドレス。 この衣装ではかなりたくさんの写真を撮った。 お昼休憩も挟んで二時間ほどの撮影。 良く思いつくと感心したものだが、色んなシチュエーションでの撮影を行なった。 ちなみにお昼は鶏肉の炒め物とチャーハンだったかな。 美味しかった。
続いて白のスーツに着替えて外での撮影。 撮影会社が公園を持っていて、撮影用の置物などが準備されている。 芝生の綺麗な公園なので、現地住民の散歩の場ともなっており撮影は少し難航。 結局一時間半ほどで外の撮影はおしまい。
スタジオに戻った私たちは、ナイトドレスとダークスーツに着替え、夜の撮影のため日が暮れるまで休憩。 日が暮れるまで待ったら屋外に出て、杭州の川沿いの夜景をバックグラウンドに撮影再開。 また照明設備の付いた夜用の撮影場所がいくつかあり、そこで何パターンかの写真を撮った。

写真の選択をしてアルバムの作製

全ての撮影が終わったのは午後8時くらい。 最後にカメラマン、メイクアップアーティスト、アシスタント達と記念撮影をしてスタジオを後にした。
しばらくすると写真の準備ができたという連絡が来たので、写真会社を再訪。 この日の目的は撮影した写真の中からアルバム作製に使う写真の選択や、アルバムの台本などを決めること。 しきりにアップグレードを進められたが、次の予定があったのでベーシックなものでガスガス決めた。
しばらく待つとアルバムや引き伸ばしの写真が送られて来た。 そのクオリティはなかなか高く、私たちには十分満足できるものであった。

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赤ちゃんとフィンランドへの移動 〜飛行機編

飛行機チケットの購入

今回のフライトはエールフランスコードでフィンエアの運航。

なのでチケットの予約はエールフランスからとった。 さてここで問題は赤ちゃんのチケットをどう買うかである。 私たちがチケットを購入した時、赤ちゃんはまだおなかの中。 チケットの購入には誕生日の情報が必要なのだ。
とりあえずウェブサイトでいろいろ情報を収集してみた。 英語のウェブサイトでは、名前さえ決まっていればダミーの誕生日でチケット購入できると書いてあるページが見つかった。 しかし、やはりダミーでというのは若干気持ちが悪い。
そこでエールフランスに直接問い合わせをしてみた。 彼らの返答は、先に両親のチケットは購入しておき、赤ちゃんのものは生まれてからチケットを買ってくださいとのことであった。 前述の英語サイトの方法でもいけるのかもしれないが、私たちは公式の方法で行くことにした。

さて赤ちゃんが無事生まれたので、エールフランスに電話をかける。 なぜだかわからないが、エールフランスの英語のラインがどれだけかけても繋がらない状態になっていた。 そこで家主夫妻の助けを借りてフランス語のラインの方に電話をかける。 すると今度はすぐにつながった。
電話ですることは、私たちの予約番号などを伝えてチケットを探す。 そうしたら赤ちゃんの生年月日・名前などの情報を伝えて、チケットを購入する。 座席は必要ないので、赤ちゃんのチケットの値段は正規料金の10%。 私たちが2ヶ月前に購入したチケットの10%くらいの値段だったので、幸いそれほど値上がりはしなかったようだ。

ちなみに赤ちゃんと搭乗する場合、機材によってはベビーベッドが付けられる場合がある。 電話の時に可能なら利用したいという旨を伝えておくと良い。 ちなみに私たちの飛行機には付いていなかった。

フライト当日チェックイン手続き

空港ホテルからターミナル2へ移動し、チェックインカウンターを探す。 シャルルドゴール空港はやたらと歩く必要のある距離が長い気がする。 指定のターミナルエリアに向かってみると、なぜかエールフランスのカウンターがない。 フィンエアーのカウンターはあったので、チェックインできるか聞いみるとオーケーとのこと。
二つで45kgあったスーツケースを預けしばしの間重さから解放される。 私たちはフィンランドの滞在許可証とパスポートを渡し、赤ちゃんは急いで取得したパスポートだけで手続き。 無事航空券を発券してもらった。
その後セキュリティーへと向かう。 ここで赤ちゃん連れの特典1。 並んでいる列をスキップして直接セキュリティーに向かえる。 とはいえセキュリティー手続きは同じだし、むしろ赤ちゃんがいる分大変だ。 特に問題なくゲートを潜り抜けて搭乗ゲートへと向かった。
搭乗ゲートの近くのおむつ交換台がついている多目的トイレ(トイレの入り口のところについていることが多い)でオムツの交換をして、搭乗を待つのであった。

ヘルシンキへのフライト

搭乗が始まると、赤ちゃん連れの特典2がある。 早めに機内へと入れるのだ。 とはいえこのフライトの場合Zone2という区分けであり、Zone1の人たちが終わってからの搭乗ではあったが。

飛行機に乗り込んだらさっさと荷物をしまうと、キャビンアテンダントに赤ちゃんのオムツ交換について聞いてみる。 するとオムツ交換はトイレでできるとのこと。 またオムツはゴミ箱に捨てて良いが、ビニール袋を持ってくるのでそれでしっかり密閉してから捨ててくれとのことであった。 またちょっと後で赤ちゃん用のシートベルトと、ライフジャケットを持って来てくれた。

赤ちゃんの場合、気圧の変化に対して耳抜きができないので問題になることがあるとの情報を見ていた。 そこでフライトが始まる少し前から授乳を開始した。 そのおかげもあってか、離陸の際はとてもおとなしかった。
ヘルシンキまでは三時間のフライト。 しばらくしていなかったから可能性はあるかなと思っていたことが起こる。 赤ちゃんから巨大な破裂音とともにちょっとした匂いが漏れ出す。 空調の風を強くして匂いを換気するとともに、赤ちゃんを連れてトイレへと向かったのだった。
飛行機のトイレは普段は意識していなかったが、おむつ交換台が引っ張り出せるようになっている。 ちょっと狭いもののオムツ交換はとても簡単だ。 赤ちゃんは大量にいたしていたが、さっさとオムツを交換すると座席に戻ったのだった。
後は飛行機が高度を下げ始めた後の適当なタイミングでもう一度授乳開始。 着陸の間もほぼずっとおとなしくしていてくれた赤ちゃんであった。

空港からはタクシーで移動。 途中ちょろっと立ち寄った大学でもう1回うんちをいたしたくらいで、無事アパートまでたどり着くことができたのだった。

ヨーロッパでの赤ちゃんの飛行機移動

生後数ヶ月までの赤ちゃんの飛行機搭乗には賛否両論がある。 私たちの場合はフランスの滞在許可証の期限が切れるため、どこかしらに移動することが必要だった。 フェリーでの移動も少し考えたのだが、十時間以上船の上にいるのは飛行機に乗るよりリスクが高かっただろう。 助産婦や他の人たちの意見も聞いたが、飛行機で行くのが一番とのことだった。 ちなみに航空会社は生後8日以内の搭乗は許可していない。 逆に言えばそれ以降であれば搭乗はできる。
リスクマネージメントはもちろん重要だが、TGV・ホテル・空港・フライトと、赤ちゃん連れで旅をするのによく整備・配慮がされていたと思う。 赤ちゃんとあえて飛行機旅をする必要があるわけでもないが、ヨーロッパではそれが必要な時には特に問題なくできると感じた旅であった。

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