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フランスで妊娠・出産9 〜出産後分娩室でのあれこれ

さて前回の投稿の通り無事出産を済ませることができた。 その後母子に何かあったときのため、数時間を分娩室で過ごすことになる。

  1. ポジションの変更
      嫁は出産の際椅子の背もたれ側向きのポジションをとっていたので、出産後のプロセスのために嫁を反転する必要があった。 この時嫁は赤ちゃんに完全に集中しきっていたので、呼びかけるものの反転してもらうのは結構大変であった。
  2.  へその緒のカット
      へその緒のカットは立会い人が望めば自分で切ることができる。 最初は母と赤ちゃんをつないでいる真ん中を、2度目は赤ちゃんのおなか側でへその緒の長さを短くするのに。 へその緒は思いの外硬い。 最初のカットではハサミが強いものではなかったので、切断するのに数回にわける必要があった。 2度目の方は少し大きめのハサミに変えたので簡単に綺麗に切ることができた。 もちろん少し血も出るので、苦手な方の場合は助産婦でやってくれる。
  3. 胎盤の除去・裂傷の縫合
      出産の後は胎盤の排出が軽い陣痛とともになされる。 その他全ての出産後不要なものを子宮から出し切る必要があるので、嫁はもう一度しっかりとプッシュする必要があった。 助産婦が念入りに全てが排出されたかの確認をしていた。 また裂傷がある場合は、この後に縫合をすることになる。 ちなみに麻酔はまだ接続中であったので、この間に数回追加した。
  4. 低血圧
      結構な出血量のため、出産後低血圧(高60・低40程度)になった。 気分が悪くなり顔色がだいぶ悪くなっていたので、足を上げて点滴(中身については失念、嫁はただの水分と言っていた)をした。 30分ほど安静にしていたらだいぶ良くなった。
  5. カンガルーケア
      赤ちゃんは体の水分を拭った後すぐに嫁の体の上にお腹合わせで置かれ、上部をタオルで包まれた。 私は知らなかったがカンガルーケアというそうだ。 上記のように嫁が低血圧で治療を始めてからは私の方に移された。 助産婦に突然上の服を脱げと言われた時にはなんのことかと思ったが、素肌でのふれあいが重要らしい。
  6. 初めての授乳
      最初の母乳はほぼ油分で量もあまりない。 しかし、抗生成分などの赤ちゃんのスタートアップに重要な成分を含んでおり重要である。 赤ちゃんは産まれたてで寝たくて仕方がないといった感じであったが、くすぐったりしながら起きてもらい母乳を飲んでもらった。
  7. 最初の身体測定
      生まれたての体重・身長などの測定をすぐに行う。 少し早く出てきたので、体重は3100gであった。 この間は少し泣いていたが、意外なことに生まれてすぐの間はそんなに泣かないものであった。
  8. 病院発行の出産証明書の作製
      フランスでは出生届を5日以内に行う(前情報では3日以内だったが規則が変わったのだろうか)。 そのために病院ではまず出産証明を作る必要がある。 記載内容は名前や体重・身長、出産時間など。 グルノーブルアルプス病院では、その場で記入して病院側でラトロンシュの町役場(Mairie)に送ってくれた。 名前が決まってない場合は別の方法もあるのかもしれないが、名前が先に決まっていれば手続きが楽になるだろう。
  9.  病室への移動
      二時間ほど待って嫁の体調が安定したところで病室への移動の許可が下りた。 嫁はキャスター付きの椅子で、赤ちゃんはキャスター付きのベッドで助産婦とともに病室まで移動した。

長くなってきたので、病室に移ってからのあれこれは別に投稿することにする。

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