海外旅行記・ヨーロッパ 〜タリンへの再訪

ヘルシンキからフェリーでたったの二、三時間とアクセスの良いタリン。 前回の訪問では綺麗な街並みや、安くて美味しいレストランなど存分に楽しむことができた。 いつかまた訪れることがあるだろうなとは思っていたのだけど、そのチャンスが随分と早く訪れることになった。
このたび我々のサイエンスプロジェクトのオーストラリアの共同研究者が、フィンランドの研究所まで訪問してくれることになった。 そこで歓迎と親善を兼ねて、近場のタリンへと小旅行をすることになったのである。

ヘルシンキからタリンへのフェリー

前回使ったLinda Lineの高速船も早くてよかったのだけど、今回はphdの学生のオススメだったEckerö LineのFinlandia。 タリンまでの短い航路ではあるけれど、なかなか豪華な感じの客船だ。 スェーデンに行くのに使ったTallink Silja Lineをちょっとスケールダウンした感じ。 一日二往復しているそう。
チケットはボスがまとめ買いしておいてくれたのだけど、往復で一人40ユーロくらい。 プラスで荷物置き用にキャビンをとった。

Eckerö LineのフェリーはWest Harbor Terminal T2から。 トラムの6Tか7を使ってLänsiterm. T2駅まで。 ちょっと普段行かない方なので、間違えないように注意が必要。
一度トラムに乗ってしまえば同じ目的の人がたくさんいるので、降りる駅は簡単。 たぶん終点だったかな。
トラムを降りたら人並みに飲まれながらフェリーターミナルの入り口を目指す。 このフェリーターミナルは新しいようでかなり綺麗。

Eckero Lineの有人カウンター

Eckerö Lineの有人カウンターは少し並んでいる

ターミナルに入ると有人カウンターと自動チェックイン機がある。 有人でも良いけど、自動チェックイン機でも簡単に一瞬でチケットが発行できる。 ちなみにチェックインカウンターの周りには綺麗なトイレがある。
自動のチケット読み取り機を超えて数分歩くと乗船場所までたどり着く。 チケット読み取りはヘルシンキ側はバーコードが下向き。 一方帰りのタリンからのフェリーでは、バーコードを上向きにして読み取るというなかなか困惑させてくれるシステムだった。

ライブ音楽の聞けるシート

船前方のバーではライブ音楽が楽しめる

キャビンや有料席を抑えている場合はまずそちらへ。 そうでない場合は、良い席は早い者勝ちなので眺めの良い席などが取りたければ急ぐ必要がある。 バーの席などは場所によっては1オーダーが必要なよう。 我々が開いてるからと座っていたら何か頼んでとバーのお兄さんに言われた。
ちなみにキャビンの部屋は普通の船室といった外観。 ベッドもあるけど三時間寝るためにキャビンを取る人はレアかもしれない。
出港時だけちょっとデッキに出てヘルシンキを眺めて見たりしたけど、この航路からの眺めは普通。 tallink silja lineのストックホルム行きの方がヘルシンキの街並みや綺麗な島々を見ることができて良い。
出航後はバーに戻って朝からビールを飲みながら雑談。 あっという間の二時間半であった。 あ、無料Wi-Fiが利用可能だ。

ちなみにフェリーの中の物価はタリンから考えるとなかなかお高くヘルシンキからだと普通。 いくつか例を挙げておくと、コーヒー2.2ユーロ。 クロワッサンなどパン2.5ユーロ。 ビールは5ユーロくらい。 バーで頼んだカクテルは8ユーロだった。

九月末のタリン

前回のLinda Lineとは結構離れたフェリーポートに到着。 Linda Lineでは船を出たらすでにタリン上陸という感じだったけど、Eckerö Lineではランダムだけど入国審査があるなど少しだけフェリーポートで時間がかかる。 そんなランダムチェックになぜか引っかかる私たち。 一人ずつパスポートとフェリーの乗船券を見せる必要があった。 なのでフェリーの乗船券とパスポートはすぐ出せる位置にしまっておくと良い。

タリンの旧市街手前の通り

タリンは旧市街の外も結構オシャレ

さてこのEckerö Lineのフェリーポートから旧市街に向かって歩く20分ほどの道がなかなかオシャレで良い感じ。 前回はこの辺りは通らなかったので、ゆっくりと写真撮影などをしながら旧市街を目指した。

閑散としたラエコヤ広場

閑散とした金曜朝のラエコヤ広場

到着した旧市街。 結構ゴミゴミしていた七月のタリン旅行に比べると、今回のタリンは観光客がとても少なかった。 ついでに出店などの数もだいぶ少なくて、夏の観光シーズンに比べたらとても落ち着いた感じ。 私はむしろこちらの方が落ち着いていて好感が持てた。
旧市街についたところですでにお昼時間になっていたので、まずは昼食から済ませることにした。 レストランはMunga Kelder。 詳細は投稿下部に。

タリン旧市街プラットフォームへの途中

タリンのプラットフォームへ登る途中

昼食後はタリンの旧市街を抜けてプラットフォームに上がり記念撮影。 上の写真に写る壁。 階段を登ると上に行けて、そこがカフェになっている。 今回はスキップしたけど、次は試して見たいカフェだ。
プラットフォームからの眺めは相変わらずよかったけど、あまり緑豊かな町ではないのでこの秋口の季節感はあまり感じなかった。

プラットフォームから降りたら、旧市街を出てカフェ(CARMEN CAFE)で休憩。 このカフェは旧市街を出たところにある。 その後はタリンのショッピングモールを何箇所か回るものの特に何も買わず。

タリンからヘルシンキへのフェリー

タリンの上の夕陽

タリン市街地に沈もうかという夕陽

地平線の雲に切られた太陽

水平線の雲に区切られた日の入り時の太陽

Finlandiaのヘルシンキ行きは6時半出航。 九月二十九日のこの日は少し出航が遅れていたけど、ちょうど日の入り少し前くらいの時間。 私は出航に合わせてデッキに出て日の入りの写真撮影に挑戦。 しかし日の出日の入りはカメラの写真だとなかなか良いものを取るのは難しい。 結構強風だったので寒かった。 あと1、2週間くらい経つとタリンに沈んで行く夕陽が撮影できるのかな。

フェリーのカフェテリアのチキンフィレ

その後はカフェテリアにて夕食。 24ユーロくらいのビュッフェも考えたのだけど、飲み物一杯と上のチキンフィレで15ユーロくらいだし結構美味しい。 特にお腹が減ってなければカフェテリアで十分かも。
その後はバーで一杯やりつつフィンランド語のライブ音楽を楽しみながら残りの時間を過ごした。 ちなみにカラオケもある。 お客さんの前の舞台で歌う形式のやつだけど。

ヘルシンキに到着したのは9時ちょっと過ぎ。 私は帰りは友達の車に同乗させてもらったのだけど、トラムはかなり混雑しているようだった。 フェリーは早めに降りるか、しばらくゆっくりしてのんびり出るかのどちらかの方がよいかもしれない。

レストラン情報

Munga Kelder ☆☆☆

Munga Kelderのラム

カトリーナ通りの入り口(出口?)にあるレストラン。 地下にある。 赤ワインとラムのローストを注文。 普通に美味しかったけど、前回のタリンのレストランVon Krahli Aedの方が美味しかった。 ちなみにトイレが入り口すぐのところにあるのだけど、暗い上にドアについた男女の絵がわかりにくくて間違えそうになった。 レストラン入り口から遠い方が男性用である。

CARMEN CAFE ☆☆☆☆

タリンのカフェ(CARMEN CAFE)

タリンの旧市街を出て少し歩いたところにあるカフェ。 ケーキは少し甘かったけどなかなか手が混んでいる。 コーヒーは待ち時間が長かったけど、その分香りが良く美味しいコーヒーだった。 テラス席に座るととても眺めが良い。 その他軽食なども売っている。

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1.  海外旅行記のまとめ

2. 海外旅行記・ヨーロッパ 〜ヘルシンキからタリンへのフェリー

3. 海外旅行期・ヨーロッパ 〜ヘルシンキ・ストックホルム間フェリー

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海外旅行期・ヨーロッパ 〜ヘルシンキ・ストックホルム間フェリー

フェリーチケットの購入

フィンランド子連れ夏旅行第3弾は、週末プラスちょっとでスェーデンはストックホルムへ。 ヘルシンキからストックホルムへは飛行機もあるが、フェリーで行く人が多い模様だ。 フェリー会社はtallink silja lineかviking lineの二つがメイン。 今回は職場のボスのおすすめに従って、tallink silja lineのフェリーでストックホルムを訪れることにした。

フェリーの購入はフェリー会社のホームページからオンラインで。 値段はダイレクトフェリーなどの比較サイトを使えば一番安いものを探すことができるが、そちらで購入しても会社から購入しても値段は同じはずだ。 ちなみに私たちの場合は金曜夜ヘルシンキ発がAクラスキャビンで75ユーロ、月曜夜ストックホルム発がBクラスキャビンで154ユーロだった。 混んでる時間の方が安いのかな?
今回はここでヘルシンキからストックホルム行きのチケットにちょっとした問題があった。 tallink silja lineのフィンランド語のホームページから購入するとダイレクトフェリーなどと同じ値段だったのだが、英語版のホームページから行くとなぜか値段が二倍以上になっていた。 これは今回限りのエラーな気もするが、念のためダイレクトフェリーなどで値段をチェックしておくと良いかもしれない。

フェリーSilja Symphonyでストックホルムへ

フェリーへの乗船

tallink silja lineのフェリーターミナル

よく晴れたヘルシンキのフェリーターミナル

5時発のフェリーは3時半から乗船できるとのことであった。 そこで3時半くらいに着くようにバスとトラムでtallink siljaのフェリーターミナルへと向かった。 トラム2のOlympialaituriという駅で降りたらフェリーターミナルはすぐそこだ。

tallink siljaのフェリー乗船を待つ列

フェリー乗船を待つ列。 ベビーカー用のラインもある

フェリーターミナルに入ると、チェックインカウンターがある。 私たちはちょうど3時半くらいに到着したのだが、そこには長蛇の列ができていた。 仕方ないので並ぶかーと思ったのだけど、実はこれは船に乗船するためのライン。 チェックインの列はその列の後ろに隠れていたのだ。
チェックインの方にも多少の列ができていたので、おすすめはセルフチェックイン。 予約番号を入力するだけで速やかに搭乗券を発券してくれる。
搭乗券を手に入れたら今度は列に並ぶわけだが、ヨーロッパの小さな子供連れのよいところ。 ベビーカー連れはラインをスキップできた。

tallink siljaフェリーのレストランやお店

フェリーに乗船するとレストランやお店が

そのままフェリーに向かって歩いていくと、エスカレーターを二つ上がっていよいよ乗船である。 一旦船に乗ってしまうとさすがはクルーズ船、レストランやお店が並んだ船の上とは思えないような光景であった。

tallink silja海側の窓付きの部屋

船内の収納式の2段ベッドのある窓付きの部屋

フェリーの出航

まずは出港に備えて展望デッキの良い席を確保といきたいところであったが、赤ちゃん連れなのでまずは部屋に入って授乳。 2段ベッドが2つ着いた海側の部屋で、なかなかに快適だった。 ベビーベッドもあらかじめ申請しておくと、準備してもらえる。 ちなみに2段ベッドの上に登る階段は収納の中に入っているのだが、私たちは下のベッドしか使わなかった。 部屋には十分清潔なトイレとシャワーが付いている。

tallink silja フェリーデッキからの眺め

フェリーデッキから一望したヘルシンキの眺め

金曜発の便の場合、出港時のデッキは混んでいるけれど写真撮影には問題ない。 しかしデッキのテーブル確保がしたかったら少し早めに来る必要がありそう。
ヘルシンキのフェリー港は中心部のすぐそばなので、ヘルシンキの建物や世界遺産の島などを見ることができる。 デッキの簡易バーでビールは6ユーロ。 他にもシャンパンやソフトドリンクなど色々売っている。 30分ほどすると小さな島以外は何もなくなるので、みなさん部屋へ戻ったり買い物へ出かけたりする。
私たちもショッピング街の散策をしたり、レストランの下見などをしたりした。 行きなので購入はしなかったが、免税店もチェック。 空港と一緒であからさまに安いのはお酒くらいか。 私たちが行った時にはブランデーの試飲とチョコレートの試食があった。

フェリー内でのブッフェディナー

tallink siljaのディナーブッフェ

このブッフェはシーフード系統をちょこちょこ食べるのが良いのかも?

私たちの夕食は7時半から。 チケット購入の際にブッフェを予約しておいたので、ブッフェ会場の受付でチケットを見せて席を決めてもらう。 ベビーカーを持っていける席があるかと聞いたら、端のほうの広めの席にしてくれた。
ビュッフェは海鮮と肉が中心。 冷菜のコーナーが肉・魚・野菜・デザートとあり、この同じ内容のセットが3組ある。 なので同じ内容のものは、空いているところに行くと良い。 冷菜の方では貝やサーモンなどが美味しかった。
メインのホットフードのコーナも同じ内容が2セットあり、暖かい肉・魚・野菜を提供していた。 ここのローストビーフがなかなかに美味しかった。 炭水化物はパンがちょろっとあったくらいだったかな。
またアルコールはビールと赤・白ワインがセルフで飲み放題。 デザートは7種類くらい、コーヒーお茶などもセルフである。
しかし40ユーロのブッフェというのは、船の上にしてもちょっとお高いかな。 30半ばになりあまり食べられない私たちには、一度試せば良いかなという印象だった。 帰りはレストランで食べたのだが、レストランの方が美味しかったし安かった。

フェリーから眺めるバルト海へ沈む夕陽

tallink siljaフェリーデッキからの日の入り

デッキから眺めたバルト海に沈む夕陽

夕食後はちょうど日の入りの時間。 デッキに再び上がって日の入り鑑賞。 この時間になると風が強く少し寒かった。 シャンパン片手に日の入りでも見ようかと思っていたのだが、デッキのバーは既にしまっていた。 日の入りはよく晴れていて綺麗に見えた。 日の入り後は船の上で少しお酒が回ったのか、すぐに爆睡してしまった。

ストックホルムへ到着

tallink siljaの軽食喫茶的なお店

喫茶店でクロワッサンなどを購入

翌日の朝は日の出を見ようと思っていたのだけど私は起きるのに失敗。 嫁はデッキに向かったが、少し日の出は過ぎていた模様。 とはいえ結構良い写真が取れたようではあった。
朝食は軽食カフェのようなところで、クロワッサン、シナモンロール、ヨーグルト、コーヒーなどを購入。 部屋に持ち帰ってのんびり食べた。 味はそこそこだったけど、朝食ブッフェの半額くらい。 前情報では朝食ブッフェの評判は良いようだったけど、今回はパスすることにした。

そんなこんなでのんびりしているとすぐに到着の時間。 到着をデッキに見に行っても良いけど、ストックホルムはヘルシンキに比べて港が都市部に近くない。 私たちは部屋でのんびりと過ごすことにした。
そんなわけで一日をまたぐフェリーであったけど、あまり疲れることもなくストックホルムまで到着することができた。 飛行機での移動の方がもちろん早いのだろうけど、急ぎでない場合ならフェリーはかなりおすすめできる。

ストックホルム市内への移動からは次の投稿で

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海外旅行記・アメリカ東部 〜ワシントンDC桜祭り

2015年の四月嫁と旅行を計画し、ワシントンDCを訪れることにした。 DCは中学校の時に地元の市の派遣プログラムで一度訪れた時があったのだが、その時以来の十数年ぶりの再訪であった。 10年以上経っているのに不思議なことだが、DCはその当時とあまり変わっていないように感じられた。
この旅行の目的はDCの桜。 アメリカ在住の利と少しの運を活かして、ばっちりと桜のピークに合わせることができたのだった。 桜の開花予想はウェブで随時更新されているので、近くに住んでるならばそんなに苦労せずにピークに訪問することができる。 しかし私たちの場合はちょっと遠いのでホテルを取る必要があり、少し前に旅程を決める必要があった。

DCは当時のアパートから車で六時間ほどなので、初日は移動でおしまい。 嫁と二人で交互に運転して、のんびりとDCまでたどり着いたのであった。 まずは郊外のホテルにチェックインして、近くの地中海レストランで食事を食べたのだった。

次の日起き出すと、車はホテルに置いたまま地下鉄でDCの中心部を目指した。 地下鉄のスミソニアンの駅で降りると、まずは国会議事堂の周りで軽く桜を見学。

DCの桜祭りのパレード

かなり見物客が多い桜祭りのパレード

この日は桜祭りのパレードがあったので、スミソニアン博物館の前あたりに陣取ってパレードの見学をすることにしたのだった。 パレードは結構長くて二時間ほど続く。 嫁は写真を撮るのに夢中だったので、私は周りをうろちょろと歩きつつ眺めるのに良い場所などを探していた。 しかし結構人気のパレードで早めに来ないと前の方で見るのは難しい感じ。

桜祭りのパレード ドラえもん

桜祭りのパレードにドラえもんが

パレードにはアメリカ的なマーチングバンドやミス桜祭り?などに加えて、日本のアニメキャラクターやどっかの日本の大学の和太鼓バンドなどが参加していた。
ちなみにトイレに行きたかったら博物館に無料で入場できるので博物館に行けばよい。 しかしセキュリティーチェックを抜けないといけないので、限界ギリギリまで待っていると結構時間がかかったりするので注意。

その後は桜祭りの出店が出ている一角を訪れ、屋台で焼き鳥なんかを買い食い。 屋台はたくさん出ているのだけど、やっぱり日本レストランの出している屋台は人気でえらい並ぶ必要がある。 かたや多国籍レストランなんかが出しているところだと多少列は短い。
後は麒麟なんかの生ビールが飲めたり、白鶴だったかな?ちょっと高かったような記憶もあるが日本酒の試飲会などもやっていたのだった。 あとはちょろっとアンケートに答えて記念品がもらえるイベントなどをしていた。

その後は普通のDC観光を一通り。 ホワイトハウスからワシントンメモリアルそのまま公園を歩き抜けてリンカーン記念堂へ。 天気が良かったので白い建物が青い空に映えていてとても綺麗だったのを覚えている。

DCの桜

白い桜には二羽の黒い鳥が

一通りの観光を終えた後はこの旅の目的だった花見をしにポトマック川周辺の公園を歩いて回った。 ほぼ満開の時期だったのでどの辺りへ行っても綺麗な桜を楽しむことができたのだった。

夕陽に染まるDCの桜

夕陽に染まるDCの桜

まただんだん暗くなる中で夕陽に染まっていく桜は格別に美しいものであった。 最後は湖畔に座ってDCに沈む日の入りを眺めておしまい。 晴れていればDCはとても印象的な夕日を眺めることができるのだ。

DCの日の入り

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国内旅行記・北海道 〜日本一早い日の出から釧路の炉端焼き

北海道の東北部を中心としたドライブ旅行、8日目は本島最東端の納沙布岬から釧路への旅。

納沙布岬の日の出1

納沙布岬の日の出1

納沙布岬の日の出2

納沙布岬の日の出2

例のごとく夜明け一時間前ほどに起き出し、30分前にはこの日の日の出スポットの納沙布岬で待機。 納沙布岬は離島を除くと日本最東端に位置しているので、日本で一番早い日の出を眺めることができる場所なのだ。
と書いたところでふと思い立って調べて見たところ、ほぼ全ての季節で日本の東端に位置する納沙布岬が一番早いのは確かなようだ。 しかしこと初日の出に限ると南東が有利になるため緯度の低い千葉県の犬吠埼が一番早いそうだ。 ちなみに全てをひっくるめると南鳥島が一番早いそう。
この日は久々に日の出の天候に恵まれ、良い日の出を見ることができた。 まだ個人的日の出ベストはメサアーチだが、日本ではここの日の出でが一番印象に残っている。
日の出後は朝の納沙布岬をちょっと散歩してからホテルへと戻ったのだった。 そうそう朝方納沙布岬へとドライブする途中、鹿の飛び出しがありあやうくはねるところであった。 アメリカでもそうだったが、北海道も朝方の運転は野生動物に十分に注意する必要がある。

霧多布岬

天気はあまりよろしくなかった霧多布岬

ホテルに戻り朝食を食べた私たちは、ようやく西へと向かうドライブを開始するのだった。 最初に向かったのは霧多布湿原を通りぬけて霧多布岬。 いかにも北の岬といった雰囲気で良い感じである。

その後は霧多布湿原の南側を回って、厚岸方面を目指した。 途中カフェにて昼食兼休憩。 厚岸で牡蠣というプランもあったのだけど、ちょっと距離・時間的な問題で断念。 厚岸は後学のために道の駅グルメパークに立ち寄ったが、何も食べずに素通りしたのだった。

厚岸を通り過ぎると釧路はすぐそこ。 ホテルにチェックインすることも考えたのだけど、そのまま釧路湿原に向かえば釧路湿原の日の入りを見れるかなという時間。 結局釧路湿原にそのまま向かったのだった。

釧路湿原 コッタロ展望台

眺めの良いコッタロ湿原展望台

釧路湿原でまず向かったのはコッタロ湿原展望台。 ここにいたるまでの道は結構な砂利・砂道であった。 運転が難しいわけではないが車は汚れる。 駐車場の車を止めると、展望台まではそこから10分ほどの登り道。 ここもちょっとアブが多かったので注意が必要。
さて日の入りであるが、コッタロ湿原展望台は角度がちょっとよろしくなかった。 そこで釧路湿原の日の入りの有名どころの細岡展望台に向かうことにした。 こちらも駐車場まで行ったら、そこから歩いて10分ほど。 だけど車でアクセスしている人たちもいたので、車で行ってもよいのかな?
ちなみに歩いて登って行くと少し手前に小さな展望台的な場所がある。 最初はそこが細岡展望台かと思い少し眺めの良いポイントを探したりなどしていたのだ。 しかしどうにも眺めが良くないと、ちょっと先まで偵察に行ってみた。 案の定、細岡展望台はその先にあったのだった。
しかし残念ながら、この日は地平線の周りがちょうど厚い雲に覆われていた。 眺めは良かったものの日の入り的な風景は楽しむことができなかった。

 

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ホテル:東横イン釧路十字街

普通の東横イン。

朝食:ホテル ねむろ 海陽亭 ☆☆☆☆☆

朝食は小さなバイキング形式。 規模は小さかったけどセレクションはとても良かった。 朝から大量に食べてしまった。

昼食:やちぼうずカフェ ☆☆☆

おにぎりとトーストを食べたのだったかな。 なかなか美味しかった。 ソフトクリームも美味しかった。

夕食:岸壁 炉ばた ☆☆☆☆

岸壁 炉ばた

川沿いの屋台で、海鮮バーベキュー。 まずは入り口でチケットを買って席を作ってもらう。 そうしたらそのチケットで、生の海鮮や料理などを買って席の炭火で焼いて食べる。 お店は複数あってどこから買っても良いのだけど、結構親切に説明してくれたりするので同じところに行ってしまったりする。
味はまあ新鮮だから美味しいのだけど、自分で焼くので飲んでると焼きすぎたりはしてしまう。 しかし雰囲気がとても良いので、特に外国からのお客さんを連れてくのには良いかな。

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国内旅行記・北海道 〜オホーツク流氷館と知床の自然

北海道の東北部の自然を楽しむ旅5日目は網走から知床半島入り。 ついに折り返し地点へと到着したのだ。

オホーツク流氷館 クリオネ

オホーツク流氷館のクリオネ

網走東横インで朝食を食べ終わった私たちは、オホーツク流氷館へと向かったのだった。 このオホーツク流氷館が、なかなかに良かったのだ。 流氷館じたいは昔からあったようだけど、2015年にリニューアルオープンした模様。 とても綺麗な建物の中で、様々な展示が行われていた。
入って地階に降りるとクリオネの展示がある。 なかなかクリオネをアップで見る機会もなかったので、近くからマジマジと観察できて良かった。 他にも流氷に生きる変わった生き物たちが展示されており、興味深く観察させてもらった。 またマイナス15度の流氷体感テラスはとても良かった。 濡れたタオルを凍らせて遊べる。 今住んでいるフィンランドは冬になったらこの気温より寒いんだな・・・と思うとちょっと困ったものであるが。

斜里町 天に続く道

斜里町 天に続く道と呼ばれるまっすぐに続く道路

流氷記念館を離れたら海沿いに知床半島を目指してドライブ。 途中斜里町によってお昼ご飯休憩。 斜里町では最近話題になっている”天に続く道”に立ち寄り、まっすぐに続く道の写真撮影をしてみた。 ほとんど車はこないが、道路なので写真撮影には注意が必要だ。

知床へのドライブを再開して、まずは知床八景の一つオシンコシンの滝に立ち寄った。 なかなか規模の大きな滝で雄大な感じ。 その後知床ウトロ港までたどり着いたのは2時くらいだったかな。
早速ウトロ港にある知床八景の一つ、オロンコ岩に登ることにする。 結構急な石段を10分ほどかけて登りきると、オロンコ岩の上からの良い眺めを楽しむことができる。 オロンコ岩のすぐそばにはゴジラ岩と呼ばれる最近できた観光スポットもある。

その後は知床第一ホテルにチェックインし、温泉に入ってひとまずのんびりしたのだった。 その後夕食にバイキング会場へと向かったのだが、ちょうど夕日の時間と夕食の時間がかぶっていた。 そこで私と嫁は知床八景の一つ・夕陽台からの日の入りを見るべく、バイキング会場からぬけだすことにした。 一応係の人に聞いたところ、夕陽を見て戻ってきたらまたバイキング再開して良いですとのことであった。 親切!

知床八景 夕陽台

知床八景の一つ夕陽台からの日の入り

ホテルから夕陽台までは歩いて5分ほど。 適当に行ってもたどり着けそうなわかりやすい場所にあるが、先に案内を聞いておけば簡単にたどり着ける。 私たちがたどり着いた時には前列には人だかりができており、ちょっと出遅れた感があった。 ちょっと外れや人ごみの上からの写真はとれたが、ベストのポジションを確保したかったら少し早めに行った方が良い。 そんなに広くないのだ。

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ホテル:知床第一ホテル

知床の巨大ホテル。 この度唯一の連泊。 海からは結構離れているが、高台なので海側に行けば海も見える。 結構豪華な感じのロビー。 借りた和洋室の部屋は清潔感があってとても良かった。 大浴場はとても広くて、露天風呂からは海が見える。 私たちは夕陽台にいったのだが、お風呂から日の入り鑑賞ができるならそれはそれで良いだろう。 家族風呂が付いていたのでせっかくなので嫁と借りたのだけど、こちらは普通のお風呂といった感じでちょっと残念。

朝食:東横インの朝食

東横インの普通の朝食。

昼食:そば処味彩(斜里町) ☆☆☆☆

斜里町のお蕎麦やさん

斜里町でふらっと立ち寄った蕎麦屋。 そばも美味しかったし、天ぷらも丁寧に作ってあって美味しかった。 食後のコーヒーがサービスで付いていた。

夕食:知床第一ホテル ☆☆☆☆

バイキング。 会場がとても広く、和洋中またデザートから多くのチョイスがあった。 とてもレベルが高かったとは思うのだけど、個人的にはもう少し厳選タイプのバイキングの方が好みなので星4つ。 とはいえ天ぷらをその場で揚げていたり、ラーメンを作っていたりと色々工夫をしていて好感の持てるバイキングだった。

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海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマス後チャールストン・サバンナ

アメリカ東海岸の日の出を求めて

この日は東海岸の夜明けを求めて、夜明け前に起き出し海岸へと向かった。 場所は昨日も夕暮れ時に訪ねた、ウォーターフロントパーク。 しかしこの日の海岸線は分厚い霧に覆われており、残念ながら日の出どころか何も見えなかった。 しかし朝方の霧に覆われたチャールストンの街はなかなか風情があり一見の価値あり。 この日のホテルは朝食が付いていなかったので、帰り道のスターバックスでクッキーとコーヒーで朝食を済ませた。

クリスマス明けのチャールストン

チャールストンの市街地

チャールストンの良い感じの市街地

さてホテルに戻って少し休憩した私たちは、午前中のチャールストンを再び歩くことにした。 最初に赴いたのはシティーマーケット。 乾かした草を手で編み込んだ工芸品がメインの出し物で、色々なところに実演販売をしている人たちがいる。 私たちも1個草で編んだ小さな花束を購入。 シティーマーケットは200m程の通りで、この工芸品のほかにもお土産やちょっとした食べ物など色々売っていたと思う。
シティーマーケットを後にした私たちは、チャールストンのデパートをのぞいたりしつつお散歩。 その後シーフードレストランでお昼ご飯を食べてからサバンナ方面へと旅立ったのであった。 食事の詳細は投稿下部に。

東海岸のフォーリービーチへ

最初の中継地はチャールストンから車で40分ほどのフォーリービーチ(folly beach)。 この日は駐車場が無料だったようだが、ハイシーズンは無料じゃないかもしれない。 駐車場に車を止めたらビーチは歩いてすぐそこだ。
クリスマス明けだったがこの日はとても暖かった。 私たちは海岸を歩いただけだが、海に足をつけても冷たさはあまり感じなかった。 子供なんかは海に入ってたくらいだ。 なかなか綺麗な海と広い海岸線。 時間が許せば立ち寄ってみると良いビーチである。 残念ながらiPadで撮っていた写真のデータを最近飛ばしてしまったので、写真が残っていない。

チャールストンからサバンナへのドライブ

さてチャールストンエリアからサバンナへのドライブは二時間ほど。 サバンナの都市部へと入る大きな橋はなかなかに壮観だった。
この日のホテルはサバンナのヒルトン。 川沿いの観光エリアまでは歩いて10分ほどの距離だった。 駐車場はちょっとお高いバレットパーキング・バレーパーキング(valet parking)しかなかったので、近場に駐車場がないか係員に聞いてみた。 するとこの日は路上駐車が朝まで無料だとのこと。 そこで近場を少しくるくるとドライブして駐車場所を見つけたのだった。
駐車場所からヒルトンまで戻ってチェックイン。 ヒルトンは場所によって当たり外れが大きい印象だが、サバンナのヒルトンはなかなかに良い部屋を備えていた。
ちょうど夕食に良い時間になっていたので、荷物を置いたらすぐにレストランへと向かった。 夕食の後は夜の川沿いの観光エリア・リバーストリートをのんびりとお散歩。 古い建築が並んでたっており、夜間の照明と合わせてとても綺麗な通りであった。 その後いくつかのお店を回り、買い物を少ししてからホテルへと戻ったのだった。

ホテル・レストラン情報

ホテル:Hilton Savannah DeSoto

四つ星ホテル、プライスラインから150ドルくらいだったかな。 部屋は清潔で良い感じ。 チェックアウトの時にやたらエレベータが混んでいて階段を使ったような記憶。 そして階段がわかりにくかった。 立地は川沿いの観光エリアまでは10分ほどで、サヴァンナの公園を回るのにも良い。

朝食: スターバックス ☆☆☆

バナナケーキとコーヒーが美味しかった。 まあスターバックスはどこでも一緒です。

昼食: Hyman’s Seafood Restaurant(215 Meeting St) ☆☆☆

チャールストン hymans

前日の反省を生かして、オープン直後に来店。 しかしこの日はそんなに混んでいなかった。 おしゃれに内装されたレストランで雰囲気はとても良い。 スターターの生牡蠣はそこそこ新鮮。 私はオススメの魚のフライを、嫁はpoboyをメインに食べた。 魚のフライは普通に美味しかったのだけど、沿岸都市まで来てこれを食べる必要もなかったかなとも思った。 poboyも美味しかっのだたけど、前日のtoastのものの方がややレベルが高かったか。 お店はとても良い雰囲気だったけど、注文を失敗という感じ。

夕食: Alligator Soul Restaurant(114 Barnard St) ☆☆☆☆

alligator soul フリッター

入り口が地下なのでちょっとわかりにくい。 予約はしていなかったがカウンター席なら入れるとのことで、カウンターでお食事。 前菜のワニ肉のフリッターがとても秀逸だった。 後サービスで出たビーフシチューがとても良い出来だった。 メインの鹿肉のソテーはまあまあ。 普通のメニューを頼むべきだったと少し後悔。 嫁はこの地方でよく出る、海老のリゾット(shrimp and grits)を注文。 エビはおいしかったけど、別にこのリゾットを頼む必要はなかったかな。 またもや注文を失敗したディナーであった。

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1. 海外旅行記のまとめ

2. 海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマスイブ・イン・チャールストン

3. 海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマス・イン・チャールストン

4. 海外旅行記・アメリカ東部 〜サバンナからアトランタへ

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海外旅行記・フロリダ 〜キーウエストへのドライブ・クルーズ

オーランド・マイアミの旅4日目はマイアミビーチからキーウエストへ。

マイアミビーチの夜明け

せっかく東海岸にいるので、海上の日の出を求めて夜明け前に起きだす。 幸いビーチは目の前なので移動の必要は無い。 しかしこの日の朝方の天候は悪くもなく良くもなく。 しかし朝方のマイアミビーチの散歩はとても気持ちのよいものだった。

マイアミ ホテルの朝焼け

マイアミのホテルからの朝焼け

マイアミビーチの朝

マイアミビーチの朝

この日の朝はサウスビーチの周辺を散策し、ホテルから少し離れたところのおしゃれなカフェで朝食を食べた。

マイアミビーチからキーウエストへのドライブ

ホテルに戻りチェックアウトをしたらいよいよキーウェストへの旅立ちだ。 この日の朝のマイアミ周辺の高速道路は混雑していて運転が大変だった。 アメリカだとよくある4車線以上のところを、サクサク車線変更していく必要があり。 アメリカでの運転経験がないと少し大変かもしれない。

キーウエストへの道

キーウエストへの道

この日はキーウエストにたどり着くのが目標なので、最初の目的地はランチを食べる予定だったキーズフィッシェリー(keys fishery)。 マラソンにあるこのレストランにたどり着くのには、だいたい三時間と少しかかった。
最初はマイアミの湿地帯をのんびりと運転し、キーズエリアに入るとエメラルドグリーンの海を眺めながらのドライブ。 キーウエストに入るあたりからは運転はとても簡単だし、眺めがとても良いので飽きることなくドライブすることができる。

ビールを一杯やりつつ昼食を食べ終わったら、再びキーウエストへ向けたドライブの開始だ。 お酒を飲んでしまったので、ここからは嫁が運転してくれた。 しかしここまできたらキーウエストまでは一時間ほどだ。

キーウエストでサンセットクルーズ

キーウエストに着いたら、まずホテル(サンタ・マリア・スイーツ・リゾート)に向かう。 ホテルに着いた時には予約していたサンセットクルーズの時間にはもうギリギリ。 荷物だけ部屋に投げ込むと、クルーズの待ち合わせ場所に向けて歩き出したのだった。 実は少し遅れそうだったので歩きながら電話をかけたら、ある時間までに来てくれれば待つけどそれ以上は待てないとのこと。 結局出発時間には到着することができたのだったが。
サンセットクルーズはClassic Harbor Lineという会社のものを予約した。 ネットからの申し込みができる。 値段は一人税込で93ドルとちょっと。 集合場所はA & B Marinaのあたりだったと思う。 定かではない。 船は小型から中型くらいのサイズでクルーズに参加していたのが20−30人程度だったかな。

クルーズ船に乗り込むと、適当な場所に座って出発を待つ。 船出をすませると、乗組員の人たちが帆をあげる手伝いなどを募集していた。 うちの父がこういうのが好きなので、英語がわからずとも立候補して活躍していた。
出航からちょっとするともう飲み会の時間。 料金に含まれている、赤白ワインやビールが振舞われる。 揺れる船の上だしあまり乗組員の数がいなかったのもあって、飲み物が運ばれて来るのは最初はそんなに早くはない。 しかし乗組員の人たちは精一杯やってくれていた。 簡単な軽食も付いている。 トイレはついているが船の上なので飲みすぎには注意である。

この日はあいにく日の入りの時間は曇っていて、はっきりと日の入りは見えなかった。 しかしキーウエストの綺麗な海の上で少しずつ暗くなって行く中でのセーリングはとても印象的だった。 寄港した後は近くのシーフードバーで夕食を食べて、ほろ酔い気分でデゥヴァルストリートを歩いてホテルに戻ったのであった。

ホテル・レストラン情報

朝食:Europa Delicatessen & Gourmet Market(マイアミ) ☆☆☆☆

朝食を探してぶらついていて見つけたところ。 サンドイッチやサラダ、キッシュなどの朝食メニューがあった。 料理はとても丁寧に作ってあって美味しかった。 フレンチプレスのコーヒーなども置いてありなかなかおしゃれな感じ。

昼食:Keys Fisheries(マラソン) ☆☆☆☆

うちの父が発見して来たお店。 シーフードの揚げ物などから、サンドイッチ的なものまで幅広いメニューがあった。 基本的にシーフードがフレッシュ。 バーもついているので運転手がいればビールも飲める。

夕食:Half Shell Raw Bar(キーウエスト) ☆☆☆

ストーンクラブをここで初めて食した。 が、食感が良くそれなりに美味しかったのだけど期待していたほどではなかった。 結構いい値段がするのでほかのシーフードでも良い気がする。

ホテル:サンタ・マリア・スイーツ・リゾート

サンタ・マリア・スイーツ・リゾート

高級ホテル。 2階建の二部屋とキッチンリビングルームといった配置。 とても清潔で設備も良く、またアメニティーもよくそろっている。 プールも良い感じだし、プール脇にバーなども設置されていたりする。 もったいないことに私たちはここをほぼ素泊まり的に利用。 のんびりとバカンス旅をするときに、一泊ホテルで費やすかと思ったらとると良いと思う。

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海外旅行記・中国 〜黄山3日目 下山は楽だが足にくる

さていよいよ黄山も最終日の3日目。

清涼台からの日の出

今度こそはと日の出を狙いに、夜明け前に出立した。 場所は前日の下見で決めておいた清涼台。 やはり一時間前くらいにはポイントへ到着した。 今回もこのポイントでは一番乗り。 途中私たちを抜いて行った人たちがちらほらいたのだが、きっと彼らは猴子観海・獅子峰に向かったのだろう。 待つことしばらく、夜明け近くになると大量の人が日の出ポイントに集まっていた。

黄山 清涼台の日の出
黄山 日の出時の清涼台

しかし、この日も残念ながら天候には恵まれなかった。 雲の流れが早かったのでしばらく待って見たものの、ご来光を拝むことは叶わず。 やや赤くなった雲と黄山の朝の眺めはそれでも荘厳であったが。 日本からの団体のグループも見かけたが、残念そうに戻っていっていた。 せっかくなので、しばらく周囲の朝の景色を楽しんでからホテルへと戻った。

ホテルの朝食はバイキング形式。 確かホテルの地階の結構きれいなレストランが会場。 おかゆ・包子などの主食類が豊富でそれなりの品数のおかずもついていて、味もなかなかに美味しかった。

お手軽に眺めの良い始信峰

黄山 始信峰

黄山・アクセスの良い始信峰からの良い眺め

朝食後荷物をまとめてからチェックアウトをすませた。 最終日なのでこの日は再び荷物と一緒に移動する必要がありちょっと大変。 この日の最初の目的地は始信峰。 ホテル獅林大酒店からはすぐそこで30分しないくらい。 アクセスの良いピークである。
始信峰は最後の登りが狭い道になっていて、一方通行しかできないくらい。 しかしここもアスレチック的な感じでなかなか楽しい。 始信峰の頂上にはいくつかビューポイントがあり、どこも眺めがとても良い。 アクセスの良さとその景観の良さを考えると、コストパフォーマンスの良いピークだといえる。

后山側をひたすら降る

始信峰の後ははいくつか松や岩などの景観ポイントを流し見しつつ、后山側のロープウェイを目指した。 ロープウェイの駅までたどりついたら最後のもう一踏ん張り。 数百メートルほどの登りがある。 ここを乗り越えたら、後はひたすら出口に向かって下るのみである。 三時間ほどかけて、后山側の入り口までたどり着くことができた。 この日はほぼ降りだったが、この時には足を動かすのが難しいくらい疲れていた。
后山側の入り口についたらバス乗り場がある。 チケット売り場でチケットを購入し乗り込めば良い。 私たちは長距離バスステーションの近くまで乗せてもらった。 行き先が有名どころでない場合は運転手に確認して置いた方がよいのかもしれない。 1グループが彼らのバス降り場をめぐって運転手と口論を繰り広げていた。

バスを降りたのが12時半くらいで、杭州へのバスへは一時間ほど待ち時間があった。 近場にいた公安のおじいさんにおいしい麺の店を聞いて入ってみる。 長距離ステーションの近くの屋台だったが、このお店は残念ながらハズレであった。 またまにはこういうこともあるかと諦めて杭州への帰路へついたのだった。

 

コース:
獅林大酒店(4:30)ーー清涼台(5:00-6:00)ーー獅林大酒店(6:30)
獅林大酒店(8:00)ーー始信峰(8:20-8:40)ーー云谷ロープウェイ白鹅岭駅(9:00)ーー云谷ロープウェイ云谷寺駅(12:15)
*最終日なのでこんなものでしょう。 バスの時間に合わせて降りを調節するのが良い。

日の出:清涼台
このオーバールックの先頭はかなり見晴らしが良い。 逆に少し引っ込むとあまり眺めがよくなくなるので、ここも早めに来てポイントを抑える必要がある。 やはり天気が良ければ最高だろう。 この周辺を少し歩いて見たのだが、この清涼台の先頭付近でないと日の出の鑑賞には向かないようだ。 先頭付近が取れなかった場合は、もう少し登って猴子観海・獅子峰をトライするのもよし。

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海外旅行記・中国 〜黄山の二日目・西海大峡谷に潜む仙境

夜明け二時間ほど前。 昨日の運動で疲れ果てた体であったが、日の出を見るというモチベーションの元ベッドからなんとか抜け出す。 トイレなどを済ませると、日の出のベストポジションを確保すべく早々に出発した。 時期は7月の初めだが、早朝はとても寒い。 ホテルが各部屋に貸し出しているスキー用のジャケットを羽織り、この日の日の出ポイント・丹霞峰の近くのオーバールックを目指した。

丹霞峰からの日の出を目指して

黄山は夜はほぼ真っ暗闇である。 私たちは小さな懐中電灯を片手に丹霞峰への階段をひたすら登った。 途中ロープウェイに向かう分岐点があるが、ここは丹霞峰側に歩いて行けばよいのでわかりやすい。 しばらく登ると丹霞峰の頂上とオーバールックに向かう分岐点がある。 この日?時間?は頂上への道は閉じられており、私たちはオーバールックに向かった。 オーバールックにたどり着いた時は日の出の一時間ほど前。 グランドサークルのメサアーチの日の出の時もそうだったが、今回も無事一番のりだった。
しかし残念なことに天気はどんより曇り空。 また夜明けが近づくころには、雨もちらつきはじめていた。 しかし黄山の山々の上少しづつ明るくなっていく空と、やや朝日に赤く染まった部分を見せつつ流れる雲は十分に印象的な光景であった。 写真は全く良いものがとれなかったが。。
夜明けが近づく頃には個人客に加えて団体客も現れ始め、ほぼ身動きがとれない状態になっていた。 天気が悪くてもそんな様子だったので、晴れそうな日は言わずもがなだろう。 早めに良いポジションをお確保した方が良い。 そんなわけで夜明けの帰り道は渋滞していたので、のんびりとホテルまで戻った。 ちょっと疲れを感じた私たちは、チェックアウトの時間まで寝直すことにしたのだった。

西海大峡谷の散策

排云楼宾馆をチェックアウトした私たちは、この日のホテルである獅林大酒店に向かった。 荷物を預けるつもりだったのだが、もうチェックインできると言われる。 そこで部屋に重めの荷物を置いてから出発することにした。
獅林大酒店から来た道を戻る必要があったが、荷物がないおかげで足取りはとても軽い。 さっさと排云楼宾馆・排云亭を通り抜け、この日のメイン西海大峡谷へと足を進めたのであった。

黄山 西海大峡谷

黄山 西海大峡谷を下る・・・

黄山 西海大峡谷の通路

西海大峡谷の山沿いの石段通路

西海大峡谷はまさに仙人の住処といった様相だ。 渓谷の絶景に目を見張りつつ、急斜度の狭い石段を降りて行く。 一環と二環と呼ばれる8の字のコースは、初日のホテルの店員のおすすめのコースを辿った。 一環は右側を通り、二環は左側を。 反対側を試すほどの体力は残っていなかったので、どちらの方が良かったのかはわからない。
谷底までは約2.5kmの道のりである。 下まで降りた時にはだいぶ疲れていたので、歩いて登ることは諦めてケーブルカーに乗ることにしたのであった。 ケーブルカーからの眺めもなかなか良かった。 半分くらいは霧の中であったが。

光明頂・猴子観海・獅子峰

黄山 光明頂のボール

黄山 光明頂のボール

だいぶ疲れもたまって来ていたが、もう一踏ん張りと光明頂を目指す。 ケーブルカーの天海駅から光明頂はすぐそこ。 光明頂はボールが置いてあるからなんとなくわかりやすいが、他のピークに比べると何かあるというわけでもない。 しかしアクセスが良いので、大概のプランだと行っておくことになるだろう。

光明頂を出た後は特に寄り道することもなく獅林大酒店まで戻った。 この日は獅林大酒店のレストランで夕食を食べた。 レストランの値段はふもとに比べるとだいぶ高いが、中国はもともと食費は安いので大したことはない。 きのこの炒め物、麻婆豆腐、鴨の冷菜とビールで3000円程度。 おいしかった。

黄山 獅子観海

黄山・猴子観海 猴子がどこかに・・?

食後は翌日の日の出の下見も兼ねて猴子観海・獅子峰を見に行った。 獅子峰はしまっていたので、猴子観海まで登って雰囲気を楽しんだ。 ここは最後が少しアスレチックのような感じで楽しいのだ。
何箇所かチェックした結果、翌日の日の出は少し下の清涼台で見ることにした。 日が落ちて暗くなってきたのでホテルに戻り休息を取ることにしたのだった。

プラン:
排云楼宾馆(4:30)ーー丹霞峰(日の出, 5:00-6:30)ーー排云楼宾馆(7:00)
排云楼宾馆(10:00)ーー獅林大酒店(チェックイン,10:20)ーー排云亭(12:00)ーー西海大峡谷谷底(14:00)ーーケーブルカー天海駅(14:30)ーー光明頂(15:00)ーー獅林大酒店(16:30)
獅林大酒店(18:00)
ーー猴子観海・獅子峰(18:30-19:15)ーー獅林大酒店(20:00)

*ゆっくり歩いてちょうど良いくらいのプラン。 楽すぎず疲れすぎず。 健脚な方だとケーブルカーを使わず、西海大峡谷から登ってくるのも良いプランだろう。

ホテル:獅林大酒店

*スタンダードルーム・朝食込みで一万円程度のホテル代だが、部屋は清潔でしっかりと湿度がコントロールされていた。 朝食も結構チョイスがあって美味しかった。 排云楼宾馆と同価格帯だが部屋と食事だけならこちらの方が良い。 とはいえ黄山の場合目的次第の立地が重要だろうけど。

日の出:丹霧峰の近くのオーバールック

*日の出方向の見晴らしがとても良い。 天気が良かったら最高の日の出が見れそう。 私たちは残念だったが。 しかし先頭をとらないと人の波に飲まれる可能性がある、早めにくることをお勧めする。

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海外旅行記・中国 〜徒歩で登りきった黄山入山

黄山のふもとのホテルに前日入りしたおかげか、この日の黄山登山に向けコンディションは絶好調。 朝食はホテルのレストランでさっぱりした麺を注文して食べた。 結構美味しかったので、お昼用にチャーハンのテイクアウトも追加注文。

バスを乗り継ぎ黄山の前山から入山

チェックアウトした私たちは公認バスのバス乗り場まで歩いて向かった。 するとその途中で前日聞いていたことが起こった。 一台の車が近づいて来て黄山の入り口まで安く乗せてってくれるというのだ。 しかし黄山に入山するためのエリアにアクセスできるのは、実は公認のバスだけなのである。 前情報が十分にあったため、これが例のどっか別の山に連れてってしまうというあれか・・と思いつつやり過ごすことができた。 中国の場合だと何かしらの方法でアクセスがあるドライバーもいるのかもしれないが、バスはたくさん走っている。 リスクをとる必要は皆無だ。
バス乗り場にたどり着くとチケット売り場があるので、一人19元でバスチケットを購入。 列の先頭でバスを待っていると、私はバスの運転手の知り合いだから先に乗せなさい、と言うおばちゃんが現れた。 しかし、幸いなことにチケット売り場のおばちゃんがやって来て撃退してくれた。
10分ほど待ってバスに乗り込み、前山側の入り口・慈光閣ロープウェイ乗り場までバスで移動した。 ロープウェイ乗り場は少し場所が変わったようで、慈光閣より手前にある。 結構綺麗なトイレなどがついている。

黄山 ロープウェイ

黄山のロープウェイ

さて黄山への入山だが、二箇所入り口がある。 前山と后山である。 歩きやすさ・勾配の楽さの関係から、ホテルのお兄さんは后山側から登ることを勧めていた。 どこのホテルもそのように勧めるので、最近は多くの人が后山側から登っているようである。 私たちの場合は日の入り・日の出を見ることを中心にホテルやルートを決めていった。 その都合、前山側から登ることにしたのだった。
前山にも后山にもロープウェイがついている。
時間が限られている場合や、体に負担をかけたく無い場合は、ロープウェイを使うと良い。 私たちは山中二泊のコースだったので、時間はたっぷりある。 せっかくなので歩いて登ることにした。

黄山 人力輸送

黄山・物資の人力輸送

歩いて登る場合は、慈光閣のロープウェイ乗り場から慈光閣までもう一本バスが出ている。 このバスはチケットを見せる必要はなく、乗客がそれなり溜まったところで出発した。 バスを降りたら、慈光閣の改札を通っていよいよ入山だ。ちなみに260元の入山チケットはあらかじめホテルで買っておいた。

石段を歩き登り迎客松へ

入山したらさっそく石段を登り始める。 黄山はほぼ全てのルートが石で舗装がされている。 そのため登山靴というよりは、石で滑りにくい靴を履いておくとよいだろう。 野菜や様々な商品を山上のホテルまで人力で運ぶ人々や、子連れの凶暴な猿などを横目にしつつ、ゆっくりと着実に登っていく。
前山側から登って行くと黄山の最高峰の二つ、天都峰と蓮花峰がある。 自然保護の観点から、この二峰は4年ごとに交互に開放されている。 この年開いていたのは天都峰の方。 しかしとても残念なことに、この日はこの天都峰に向かうコースが小雨のため臨時休業であった。 ちなみに最高峰の蓮花峰が次にオープンするのは、2018年4月1日だそうだ。 もうすぐ。

黄山の猿

子連れの凶暴な猿

登ること4時間ほど。 目的地の一つである迎客松までたどり着いた。 迎客松はお客さんを歓迎しているように見えるそうだが、私にはちょっと難しかった。
このあたりにはレストランなどの休憩施設がある。 ちょうどお昼時だったので、ここでお昼を食べることにする。 ホテルで買ったチャーハンと、インスタントヌードル、後は家から持って来た筍の漬物を野外のテーブルで食べた。 四時間登り続けた後の昼食はとても美味いものであった。 山の上にしてはとても綺麗なトイレを済ませて、午後の部に再出発。

百歩雲梯・光明頂・飛来石

黄山 百歩雲梯

見た目より急な黄山・百歩雲梯

迎客松のあたりでは蓮花峰を遠目に眺めたり、百歩雲梯の急な階段コースを楽しむことができる。 2時間ほどかけて光明頂周辺までたどり着くが、この日は素通りしてそのまま飛来石方面へと進む。 飛来石は名前の通りどっかから飛んで来たような石。 自然は不思議だ。

黄山 飛来石

黄山・たまたまちょっと晴れた飛来石

排云楼宾馆へのチェックイン・排云亭での日の入り

光明頂から再び二時間ほど歩き、この日のホテルである排云楼宾馆に到着した。 部屋はベッドルームとそれなりに大きいバスルーム。 黄山の高湿度の影響をもろにうけており、湿度が高いとてもウェットな部屋であった。 とはいえ不潔な感じはしなかったが。
ひとまず荷物を置いて少し休憩。 その後日の入りの写真を撮りに行くことにした。 この日の日の入りポイントはホテルからすぐ近くの排云亭周辺。 しかし天気はしっかり曇り。 黄山は天気がとても難しい。 綺麗な日の出日の入りを見るには、長期滞在か幸運が必要なようだ。

夕食はホテルに戻りカップ麺と雪花啤酒で済ませた。 fitbitで計測したところこの日は約382階分の階段を上り下りしたようだ(途中で電源が落ちたのでもう少しかも)。 私たちは翌日の日の出こそはリベンジ・・と早めに就寝することにしたのだった。

 

コース慈光閣ー(4時間)ー>迎客松ー(2時間)ー>光明頂ー(2時間)ー>排云楼宾馆
*最初の予定では天都峰を挟む予定だったが、入れるとホテル到着はかなり遅れたと思う。

ホテル:排云楼宾馆
*本文記載の通り。 スタンダードルームが朝食付きで1万円程度。 朝食のブッフェは遅く行ったせいもあるだろうが、品切れや冷えた残り物的なメニューだった。 とてもおすすめというほどでもないが立地は良い。 日の出日の入りフリークの方には良いホテル。

日の入り:排云亭周辺
*私たちは外したが、天気が良ければ絶景だと思われる。

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