2019年の終わりに1年を振り返って

今年は特にこれといって何もない年だったような気がしている。

私はそれなりに仕事をまあ頑張り、嫁さんXもまあフィンランド語教室にいったりでそれなりに楽しんでる感じ。息子のL君は幼稚園に行き始めて、少しずつ自分の世界を作りつつある。

そんな中でなんとなく印象に残っている出来事を、備忘録代わりにまとめておこうと思う。

1 引越したら猫付きアパートだった件

ブログで書くチャンスはなかったんだけど今年は引越しをした。

引越し先は猫付き物件なので、面倒を見ることを条件に数百ユーロ値引き。フィンランドでよくあるのかというとそんなことはなくて、フィンランドの知り合いにも驚かれた。

一応猫のKatjaは六ヶ月後にアパートのオーナーが迎えに来る予定なので短い同居。初めての猫との同居なので結構楽しんでいる。

2 L君のデイケアの開始

書こう書こうと思って書けていないL君のデイケア関連の記事。

今年の八月から地元フィンランドの公立デイケアに入っている。なのでデイケアの公用語はフィンランド語。少しずつL君はフィンランド後に馴染んでる模様。嫁Xもフィンランド語を習っているので、先生とはフィンランド語で会話しているみたい。

今は朝七時半から午後二時半まで7時間の間デイケアでお世話になっている。最初の数日は泣いてたL君だけど、最近はすっかり馴染んだみたいで、むしろいくのを楽しみにしている雰囲気がある。

3 ノルウェー旅行

未だにブログが書き終わっていない今年唯一の長期旅行。

ノルウェーは北欧で一番自然と都市部のバランスがいい国だと思う。オスロ・ベルゲンといった都市部はコペンハーゲンみたいにとてもいいし、自然は山とフィヨルドと氷河が都市部から電車ですぐ近くにある。特にフィヨルドの絶景は日本でもお目にかかれないような美しさ。

内部リンク: 7月のノルウェー南部を電車で旅する避暑バカンス 〜旅程編

4 大学の研究員職に応募

働いてる大学の研究員職に応募した。

書類審査は通過したけれど、面接で残念。まあいい経験ができたのでよかった。同じ大学のポジションを受けたので、面接した人とちょいちょい会うのがちょっと気恥ずかしいというかなんというか。

それからそのポジションを取った人と結構仲良くなったんだけど、やっぱりそれなりのコネクションはあった模様。面接プロセスで何も問題がなければ彼になるってのは既定路線だったのかもしれない。

内部リンク: フィンランドで装置付きの研究者職に応募してみた時のお話

5 X線装置の購入の下見で企業訪問した話

日本でもこういう企業訪問ってしたことがなかったのでちょっと楽しかった。社食のレストランとかすごく良くて、ちょっと働いてみたい感じがした。ほどほどに人も少なかったしかなり良さげ。だけど実験系の研究職を取ってるような企業じゃ無いから、ちょっと就職は無理かなあ。

内部リンク: 科学装置購入の事前情報収集のための企業訪問

6 Hoplopがいい感じ

これもブログに書こうと思いつつかいてなかったやつ。

アスレチックやらゲームやら色々ある屋内型遊技場。ヘルシンキ・エスポーに5・6箇所ある。

フィンランドで子育てするならHoplopは良い味方。最近料金体系が変わったみたいだけど、シーズンチケットみたいのを買えばそこまで高く無い。大人に料金はかからなくて、子供に料金がかかる。2歳以下は無料だったはずだけど、最新の料金システムはちょっと把握していない。

7 嫁Xがフィンランド語の習得へ

Xは最近毎日フィンランド語の授業を受けている。楽しそうなのが何より。

8 久しぶりに中性子の実験

ここんところご無沙汰していた中性子散乱の実験をした。データがそこそこよかったので、来年にはパブリッシュできそう。

9 オーストリア・Grazへの旅行

初めていったオーストリアの都市。フランスっぽいようなドイツっぽいような、なんとなくいい感じの都市だった。ご飯もそこそこ安くて美味しいし。今度はウイーンに行ってみたいな。

内部リンク: Austria第二の都市Grazへのビジネス旅行

10 久々に映画を結構みた1年

映画を見るくらいの余裕が出てきたんだなというのがちょっと印象的。多分10本ちょっと見ることができたかな。海外生活長いのに、相変わらず英語が聞けないってのが悲しいところだけど、来年ももうちょっと映画を見ていきたい。

という感じの1年。うーん、10個書くことを見つけるのが結構大変……つまり、割と落ち着いた1年だったってことだな。
来年もそこまで動きがありそうな感じはしないけど、2021に向けていい準備ができるようにしよう。

それではみなさま良いお年をお迎えください。

Happy New Year!

D

[映画感想] Into the wild・イントゥ・ザ・ワイルドを見た感想

2019年最後の映画……多分。

人間関係に疲れて野生に帰りたい男の子が、アメリカ領土をお金をかけずに色々旅してアラスカへとたどり着く。

家庭に問題を抱える男の子が、アメリカ旅行中に良い人間関係を築きつつも、やっぱり初志貫徹ってことで野生に帰るお話って言っていいのかなあ。

まあ見るべきところは、アメリカの雄大な自然。何箇所か行ったことがありそうな場所も出てきたけど、アメリカはでかいので自然がすごくいいところが多いってことを思い出させてくれる映画だった。

2時間半くらいの結構長めの映画。ちょっとダレるところも多かったけど、映像はずっと綺麗なので、アメリカの自然を楽しむ旅行のための下見と考えればいいものかもしれない。

英語はいろんな職業層の人が出てくるので、様々なタイプの英語が聞ける。それでいてべらぼうに聞きにくい人は少ないので、案外英語のお勉強にはいい感じかも。まあ字幕があったほうがいいとは思う。

映画の総評 6
原作や設定 5
構成と展開 6
英語の勉強 8

以下はネタバレありの感想。

“[映画感想] Into the wild・イントゥ・ザ・ワイルドを見た感想” の続きを読む

[映画感想] Silence・沈黙ーサイレンスーを見た感想

江戸時代くらいの宣教師のお話。

日本で棄教した宣教師を追いかけて二人の宣教師が日本まで訪れ、現地の農民やら支配階級やらとあれこれしていくお話。

日本が出てるってことでピックした映画だったんだけど、さほど面白くはなかった。まあ面白さを狙った映画じゃないのだろうけど。

2時間半くらいの映画で、途中で何回か観るのやめようかと思ったくらいだけど、宗教的なバックグラウンドがわかる人とか、歴史好きの人にはいいのかもしれない?

英語はいわゆるJapanishが多用されている。それと日本語と英語が混じるので、そう言うトレーニングにはいい。外国人枠の人たちは綺麗な英語で聴きやすい。

映画の総評 5
原作や設定 6
構成と展開 3
英語の勉強 7

以下はちょっとネタバレありの感想。

“[映画感想] Silence・沈黙ーサイレンスーを見た感想” の続きを読む

pythonのmatplotlibを使って3Dの棒グラフを作って書き出す

3Dグラフって見にくく感じるたちなので基本的には好きじゃないのだけど、二つの変数に対しての変化を見たい時に、代替手段がないこともある。

最初エクセルで作ろうと思ったんだけど、意外とエクセルは3Dのグラフを作るのは便利じゃなさそうな感じだった。

じゃあまあpythonか、ってことでmatplotlibで3Dグラフを作ってみた。

最初3Dのプロットを作ろうと思って調べていたら、Axes3D.barがなんとなく使えそうな感じ。

外部リンク: matplotlib公式 mplot3d tutorial

だけどこのファンクションで棒グラフを実際に作ってみると、ぺったりした薄い棒グラフであんまり綺麗じゃない。
設定で変えれないかなと色々調べたんだけど、途中でaxes3Dには最初からbar3dっていうファンクションがあることに気づく。

外部リンク: 公式 Demo of 3D bar charts

というわけで以下はこのbar3dを使って3Dの棒グラフを作る一例。

importはmatplotlibとAxes3Dくらい。

import matplotlib
matplotlib.use('TkAgg')
import matplotlib.pyplot as plt
from mpl_toolkits.mplot3d import Axes3D

まずはいつも通り、最初に適当に描画設定をする。

plt.rcParams['font.family']='Arial'
plt.rcParams['font.size']= 14
plt.rcParams['axes.linewidth']=2.5
plt.rcParams['xtick.major.width']=2.5
plt.rcParams['xtick.labelsize']=14
plt.rcParams['ytick.major.width']=2.5
plt.rcParams['ytick.labelsize']=14
plt.rcParams['figure.figsize']=(8,6)

続いて適当にX軸とY軸を設定。同じYの値に二つのデータを突っ込んで見たくてこんな感じの値を与えてみた。
多分もっといい書き方があるはずだけど、まあpyhtonは動けばいいんだよ派なので気にしない。

X = np.array([0,0.5,1,2,3])
Y1 = np.array([1.12])
Y2 = np.array([2.12])
Y3 = np.array([3.12])
Y4 = np.array([0.88])
Y5 = np.array([1.88])
Y6 = np.array([2.88])

続けてZ軸のスタートポジションを設定。
ちょっとデータを入れたくないポジションがあって、スタートポジション外して消してたんだけど、これももっといい消し方があるんと違うかな。でも動けばいいんだよ派なので……(略

Z0 = np.array([-1020,0,0,0,0])
Z01 = np.array([-1020,-1020,0,0,0])
Z = np.array([0,0,0,0,0])

続いてZ軸の高さの値を設定。

Z1 = np.array([0,19,12,8,7])
Z2 = np.array([16,9,8,6,5])
Z3 = np.array([9,8,6,5,4])
Z4 = np.array([0,0,26,16,13])
Z5 = np.array([29,14,16,12,11])
Z6 = np.array([15,16,12,5,8])

様式美からデータのプロットへ。dx,dzで棒グラフの形を決めて、dzは棒グラフの高さ。
そうそう、特定条件のpythonやら何やら使ってると、アルファ値設定しても透明にならないバグがある。
一応修正できるっぽかったけど、直すの結構面倒くさそうだったのでスキップ。そもそもpythonかmatplotlibのバージョン変えれば直るんじゃないかな。

fig = plt.figure()
ax = fig.add_subplot(111,projection='3d')
ax.bar3d(X,Y4,Z01,dx=0.19,dy=0.2,dz=Z4,shade=True)
ax.bar3d(X,Y5,Z,dx=0.19,dy=0.2,dz=Z5,shade=True)
ax.bar3d(X,Y6,Z,dx=0.19,dy=0.2,dz=Z6,shade=True)
ax.bar3d(X,Y1,Z0,dx=0.19,dy=0.2,dz=Z1,shade=True)
ax.bar3d(X,Y2,Z,dx=0.19,dy=0.2,dz=Z2,shade=True)
ax.bar3d(X,Y3,Z,dx=0.19,dy=0.2,dz=Z3,shade=True)

続けて軸やら表示の微調整。

ax.set_yticks([1,2,3])
ax.set_xticks([0,1,2,3])
ax.set_xlabel('condition1')
ax.set_ylabel('condition2')
plt.xlim(0,3)
plt.ylim(3.5,0.5)
ax.set_zlim(0,50)

最後に絵をセーブして、見せておしまい。

plt.savefig('FIGURE/'+'orig.png', bbox_inches='tight')
plt.show()

でグラフはこんな感じになる。

3Dバーの例

まあそんなに見やすくもないけど、なんとなく雰囲気は掴める3D棒グラフになりました。

最後はうちのKatja。

Katjaのご尊顔

棚の上に落ち着いたKatja

メリークリスマス!

関連記事

1. pythonのまとめ

D

IKEAのJulbordでクリスマスのブッフェランチ

クリスマスもだいぶ近くなってきて、フィンランドもそこかしこがクリスマスの雰囲気に変わりつつある。

日本人・中国人夫婦の私たちとしてはさほどクリスマスを頑張る必要もないかなって気もするんだけど、フィンランドに住んでるわけだし、それなりに楽しむのはもちろん悪くない。
息子のL君にクリスマスプレゼントを買ったり、ちょっとしたデコレーションしてみたり。

それからちょっとはクリスマスイベント的なのにも参加してみるかってことで、今回はこの時期にレストランなどでよくやってるJulbord、クリスマステーブルでフィンランドの伝統的クリスマスフードをためしてみることにした。

IKEAのjulbordでブッフェ

というわけで私たちがやってきたのはEspooにあるIKEA。うちからはバスで30分くらいで行けるので結構便利。

IKEAのブッフェ

IKEAの10ユーロのクリスマスブッフェ

早速IKEAの食堂に。レストランなんかで30ユーロとかの高級Julbordもあるみたいだけど、IKEAのは15ユーロで、IKEAファミリーのカードを持ってると10ユーロでいける。

IKEAの食堂って普段から子供遊ばせるコーナーもあるし、さほど高くない値段のカフェもあるしでいいんだけど、この日はクリスマステーブルのブッフェが入り口のすぐ近くに準備されている。

キャッシャーもその場にあって、大人一人10ユーロ払って、キャッシャーのところのお皿を受け取る感じ。2歳の息子はただで良かったみたい。何歳から子供料金になるのかは謎。

Jolbordブッフェ

IKEAのJulbordブッフェの様子

食堂に入ってみると、なんとなくクリスマスっぽいデコレーションもされていて良い感じだ。

まずは適当に席を選んでから、ブッフェコーナーへと向かう。ちなみにいつもの食堂のカフェも営業中で、そっちで買ってる人も結構数いた。

ブッフェの内容は、フィンランドの伝統的な料理。

IKEAのJolbordのハム

Julbordハム

perunalaatikko

perunalaatikkoとかlaatikkoシリーズ

フィンランドのハムは結構好きなタイプのハム。あとは瓶詰めでよく売ってるニシンっぽい生魚とか、種々のlaatikko(箱に突っ込んだ野菜をオーブンで焼いたような料理)があったり。

ミートボール

ミートボールとソース、それから芋

結局美味しいのはサーモンとか、例の北欧ミートボールとかになっちゃうんだけど、まあ他のもフィンランドのクリスマスを味わうって感じでは楽しめるものだった。

パンとデザート

ジンジャークッキーやらグロギやら

デザートはシナモンアップルみたいなものや、ジンジャークッキー。ジンジャークッキーはサクサクで結構良かった。Glogiも置いていた。

IKEAのブッフェ

適当に盛ったプレート

味的にはまあ普通のヨーロッパ的なブッフェをイメージしてもらっていいと思うけど、フィンランドで10ユーロくらいでクリスマスの雰囲気を味わえるって意味では、このIKEAのブッフェは悪くないと思う。

IKEAの遊戯コーナー

IKEA食堂の遊戯コーナーはテーブルからそこそこ目の届く範囲に

すぐに食事に飽きちゃったL君だけど、そこそこいい子に遊戯コーナーで遊んでいてくれた。少しずつ成長してる雰囲気がある。

D

[映画感想] THE WOLF OF WALL STREET・ウルフ・オブ・ウォールストリートを見た感想

ディカプリオ扮するジョーダン・ベルフォートがウオールストリートで働いたり、起業したりして、お金持ちになってはっちゃけまくるお話。
よくある成功ものって感じかな。

3時間近い長い映画だけど、話のテンポがいいので飽きずに一気に見れる。
きっと金稼ぎシーン、お色気シーン、暴力シーン、シリアスシーンのバランスがいいのかな。
R18的なシーンが多いので好き嫌いはありそうだけど、まあ面白い。

英語は聞き慣れない用語が多いし、だいたい話す速度が早いので、まあフォローするのは大変。字幕付きでも結構大変。勉強向きではないけど、これ聞ける人なら英語聞けるんだろうなって感じ。

映画の総評 7
原作や設定 6
構成と展開 9
英語の勉強 5

以下はちょっとネタバレありの感想。

“[映画感想] THE WOLF OF WALL STREET・ウルフ・オブ・ウォールストリートを見た感想” の続きを読む

北欧の名物お魚ルートフィスク・lutfiskを食す

独立記念日の3連休に特にすることもなくPrismaをふらふら。

特に目的もなかったんだけど、前日食べた味噌ちゃんこ鍋の残りのスープに足せそうなお魚を物色する。

前日と一緒にサーモンにしてもよかったんだけど、白身の魚でも入れてみるかと思い立つ。

適当に売っていた9ユーロくらいの大き目のお魚ブロック。白身魚だし鍋なら問題ないだろう、と適当に買ったお魚……これが北欧名物、ルートフィスクだった。

北欧名物お魚のルートフィスク

適当に買ったこちらのルートフィスクというお魚。実は知る人ぞ知る北欧名物だった模様。

適当に魚の料理タイプを検索してみたら、なかなかにひどい評価が結構並んでいる。

伝統的には干し魚を灰汁に漬けてゼラチンのような食感にしたお魚のこと。なので食べる前に数日水につけてアク抜きする必要がある。

ただし私が買ったルートフィスクは処理済みでパッケージされており、パッケージを開けたらそのまま料理できるものだった模様。

ルートフィスクで味噌ちゃんこ鍋

というわけで早速料理してみたんだけど、最初は予定通り味噌ちゃんこ鍋のあまりのスープに突っ込んで煮てみた。

前日のあまりのスープだし、まあ最悪スープごと捨てればいいと思ってたんだけど、この味噌で煮込んだルートフィスクは意外や意外、結構いけた。

なんていうか……普通に鍋に入ってる鱈?

若干食感が普通の鱈と違うから、それが好き嫌いになりそうだけど、あえて避ける必要は感じないレベル。

というか、日本酒と一緒に全然パクパクいける感じで、作ったぶん全部完食できた。

ルートフィスクをオススメの調理法で調理

気を良くした私は……ってわけでもないんだけど、せっかくなのでパッケージ記載のオススメの方法で調理してみることにした。

こちらもまあ簡単な料理方法で、耐熱容器にルートフィスクを入れてオーブン175度で45分放置するだけ。耐熱容器に溜まった余分な水分を捨てて、塩胡椒でいただく感じだそう。

ちょっと匂いが気になったので塩胡椒ではなく、柚子胡椒とポン酢で食べてみたんだけど……うん、なんていうか、まず食感がヌルってしている。

匂いもまあかなり独特。いかにもな生臭さとはちょっと違う、磯臭さというかなんというか。柚子胡椒では隠しきれない不思議な香りが混ざっていた。

で、肝心の味の方なんだけど……あんまりない?
前日の味噌ちゃんこもスープの味だけで食べてた感はあったけど、それでも少しは鱈味があったと思うんだ。

このオーブンで焼いたルートフィスクは、ひたすらにヌルヌルとした味のない何かを口の中でほぐしながら、飲み下していく感じだった。ポン酢で食べたのがアレだったのだろうか?

というわけで、まあ試すのは1回でいいかなって感じのお魚だったんだけど、食べてみるならオススメに従うよりも味・香りの強目の鍋に突っ込む方が美味しいと思う。

鱈系のお魚を北欧で食べるなら、パリッパリに乾かした干し鱈系統の方が美味しいかな。

靴箱の上のKatja

靴箱の上のKatja

D

フィンランド独立記念日の前にK-city marketでお買い物して鍋

フィンランドの独立記念日のお休み12月6日が今年は金曜日。
というわけで今年は3連休ということになるわけだけど、特に予定はなし。まあうまいお酒とご飯だけでもと、Iso OmenaにあるK-city Marketとalkoを散策した。

まずはお酒屋さんのalkoへ。
フィンランドで5.5%以上のお酒を変えるのはAlkoというお酒屋さんだけ。
とりあえず今日はスパークリングワインの小ボトルでも買うかって感じでぶらつくと、スペインのCAVAの375mlボトルが5-10ユーロくらい、シャンパンだと15−30ユーロくらいっていうところ。
まあ別に記念日ってわけでもないのでCAVAの新製品を一本購入。

普通のワインだと750ボトルが10から100ユーロって感じかな。でもあんまり丁寧に保存してる感じはしないから、フィンランドで高いワインを買うことは滅多にない。

フィンランドのコストのいい日本酒

mlあたりのコストでいくとこの山田錦。料理にも使える

それから日本酒を物色。
フィンランド結構日本製品が売ってたりするんだけど、alkoでの日本酒の品揃えは大瓶は上の写真の一本で750mlが20ユーロくらい。
まあ美味しいかと言われると微妙なのだけど、料理にも使いつつって感じになるとこの一本の選択になる。

300mlくらいの小瓶は4・5種類売っている。
純米吟醸やらスパークリング日本酒やら売っているので、こっちはそれなりに楽しめる。さっぱりした感じの酒が多いので、そのまま飲むっていう選択肢になるとこっちの方かなって気がするんだけど、なにぶん高い。
フィンランドの現地人の人たち的にはどの日本酒を買うんだろうか。

といった感じでスパークリングワインと日本酒を買った後は、食材を物色にK-city marketへ。
K-city marketはおなじみK系列で一番大きいグロッセリーストア。
最近はそれなり真面目に握ってる寿司のテイクアウトがあったりする。ちょっと握りのご飯がウエットなのが難点だけど、巻き寿司の方は結構いける。

今回の戦利品

でかいだけあって品揃えは良いし、小さいkに比べると元から安かったんだけど、久々に店内をグルグル回って見たら日本製品が前よりもだいぶ充実してた。

前から普通の醤油やらポン酢やらは売ってたと思うんだけど、今回訪れ見たら白だしまで売ってた。
そのまま視線を動かして行くと、ちゃんこ鍋のスープや柚子胡椒まで置いてある。最近白だしがヘルシンキの東京館で見つからないことが多いので、citymarketで買えるならとても助かるっていう印象。
値段はスープが5ユーロ、白だしが7ユーロ、柚子胡椒が3ユーロ。高いといえば高いんだけど、フィンランドの物価を考えれば全然アリじゃなかろうか。

結局この日は鍋にするってことに決めて、大根やら白菜やら鶏肉やら椎茸やらを一緒に買い込んで60ユーロくらいだった。

新しい家族

諸事情で6ヶ月一緒に過ごすことになったKatja

D

pythonのmatplotlibで縦軸二つの散布図を作って書き出す

久々にpython投稿。

ちょっと論文を書くのにy軸二つ並べて、モデルから計算した値と実験値を並べたかったので、pythonで描写。

シンプルに公式ホームページの通りに書いていけば問題はないと思う。

外部リンク: Plots with different scales

importはmatplotlibの設定くらい。

import matplotlib
matplotlib.use('TkAgg')
import matplotlib.pyplot as plt

まずは適当に好みの図の描写設定。

plt.rcParams['font.family']='Arial'
plt.rcParams['font.size']= 14
plt.rcParams['axes.linewidth']=2.5
plt.rcParams['xtick.major.width']=2.5
plt.rcParams['xtick.labelsize']=14
plt.rcParams['ytick.major.width']=2.5
plt.rcParams['ytick.labelsize']=14
plt.rcParams['figure.figsize']=(3,4)

それから適当にプロットするモデルのデータ。

X1 = np.array([-0.5])
SLD1 = np.array([15.8])
SLD2 = np.array([6.25])
SLD3 = np.array([11.53])
SLD4 = np.array([2.9])

いつもの。

fig, ax1 = plt.subplots()

ガスガス1軸目をプロット。それから目盛りのサイズやらラベルやらの調整。

ax1.plot(X1,SLD1,marker='v',ms=11,color='orange',fillstyle='none')
ax1.plot(X1,SLD2,marker='D',ms=9,color='g',fillstyle='none')
ax1.plot(X1,SLD3,marker='x',ms=9,color='m')
ax1.plot(X1,SLD4,marker='+',ms=9,color='b')
ax1.tick_params(axis ='x', which ='both', top='off',bottom='off', pad=10)
ax1.set_xticklabels([])
ax1.set_ylabel(r"$\Delta$"+'SLD$^{2}$'+'x'+'10$^{20}$'+ ' [cm$^{-2}$]',fontname='Arial')
ax1.set_ylim(0,20)

2軸目追加。

ax2 = ax1.twinx()

2軸目用の実験データ。

X2 = np.array([0.5])
I1 = np.array([388])
I2 = np.array([187])
I3 = np.array([313])
I4 = np.array([35])

2軸目データのプロットと軸のメモリとラベルの設定。

ax2.plot(X2,I1,marker='v',ms=11,color='orange',fillstyle='none')
ax2.plot(X2,I2,marker='D',ms=9,color='g',fillstyle='none')
ax2.plot(X2,I3,marker='x',ms=9,color='m')
ax2.plot(X2,I4,marker='+',ms=9,color='b')
ax2.tick_params(axis ='x', which ='both', top='off',bottom='off', pad=10)
ax2.set_xticklabels([])
plt.xlim(-1,1)
ax2.set_ylabel('INT [cm$^{-1}$]')
ax2.set_ylim(0,400)

最後に絵を出力。figを使っても使わなくても出力は変わんない?

fig.tight_layout()
fig.savefig('FIGURE/test1.png', bbox_inches='tight')
plt.savefig('FIGURE/test2.png', bbox_inches='tight')
plt.show()

絵はこんな感じ。

y2軸のプロット

というわけで、そんなにスケールがあってなかったよ、という絵。

関連記事

1. pythonのまとめ

D