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[映画感想] Silence・沈黙ーサイレンスーを見た感想

江戸時代くらいの宣教師のお話。

日本で棄教した宣教師を追いかけて二人の宣教師が日本まで訪れ、現地の農民やら支配階級やらとあれこれしていくお話。

日本が出てるってことでピックした映画だったんだけど、さほど面白くはなかった。まあ面白さを狙った映画じゃないのだろうけど。

2時間半くらいの映画で、途中で何回か観るのやめようかと思ったくらいだけど、宗教的なバックグラウンドがわかる人とか、歴史好きの人にはいいのかもしれない?

英語はいわゆるJapanishが多用されている。それと日本語と英語が混じるので、そう言うトレーニングにはいい。外国人枠の人たちは綺麗な英語で聴きやすい。

映画の総評 5
原作や設定 6
構成と展開 3
英語の勉強 7

以下はちょっとネタバレありの感想。

【あらすじ】

棄教しちゃった神父の行方をおって、二人の宣教師が日本へと乗り込む。

日本の農民と交流したりしながら、少しずつ日本のクリスチャンの様子や、支配階級の弾圧を目にしていく。

なんやかんやあって二人は結局大名に捕まっちゃうんだけど、クリスチャン弾圧と戦ってる現地人と交流したり、大名たちに懐柔されたり、話は進んでいく。

宣教師の一人は途中処刑される現地人を守ろうと死亡し、もう一人は拷問されてる人を守るために棄教することを選ぶ。

【雑感】

キリスト教的宗教観と日本という別の文化背景をもつ国の価値観の齟齬みたいのが一番描きたかったものだったのかなあという印象を受けた。
ただ他にも色々詰め込みたいことがあったような感じで、ちょっと見てて頭がこんがらがる映画。

ちょっと登場人物が尖り過ぎてた印象。
メインの宣教師はちょっと盲目的にキリスト教的宗教観を持ち過ぎてたし、純朴な日本の地元農民たちはステレオタイプ。
もう一人の宣教師がいい感じのキャラだったけど、もうちょっと彼を上手に使えば映画として面白くなったんじゃないかって印象が……まあ別に映画をエンタメとして面白くする気はなかったのかな。
窪塚演じるキチジローは人間っぽくてよかったけど、最後まで設定を詰め込見すぎてて理解しづらい。だけどまあキャラ的には面白い。

キリスト教を棄教するって重さ見たいのを背景にすると話に緊張感が出るのかもしれないけど現代日本人的にはそれはちょっと難しい。
江戸時代のキリシタン弾圧の史実を背景にすればいいのかもしれないけど、日本の当時の政治体制、日本の宗教観、西洋の日本への進出、その辺りを真面目に描こうとしちゃうと2時間半は足りないよなあっていうところかなあ。
ちょっと書きたいことのバランスがイマイチかなっていう印象を覚える映画だった。

しかし、英語の勉強って見るとなかなか面白い映画。

まず日本語と英語がしょっちゅう混ざる映画だってところ。私は日本語と英語の混ざってる会話環境を処理するのがめちゃくちゃ苦手な脳なので、こういう外国人が日本を訪れる映画はいい訓練になる気がする。

それからジャパニッシュ。
いいか悪いかはともかくとして、日本人英語ってのはやっぱりある。聴きにくいと思われてるのも確かだし、インド英語とかフランス英語みたいな個性と言ってもいいかもしれない。
ま、いずれにしろ、こういう感じの英語を話すと思われてるのは確かなんだろう。それを気にしないのもアリだと思うし、どっかの国の聴きやすい英語を真似て話すのもアリだと思う。
そういうのを意識させてもらえるって意味で、日本人の英語訓練にはいい映画だと思う。

宣教師の二人の英語は聴きやすい。

D

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