フィンランドのAlkoで買えるスパークリングワイン

フィンランドお酒は基本的に高いんだけど、スパークリングワインは南欧以外だったらまあどこでも高いので、相対的に高い感がしにくい。

というわけで今回の投稿はフィンランドのAlkoで買えるスパークリングワインシリーズ。

総合・甘さ・香りで評価。総合は私の趣味、甘さは甘さの強さ、香りは香りの良し悪しってよりは強さの方。

飲むたび随時更新。

スペインのスパークリングワインCAVA

Jaume Serra Oodi Vapaudelle Cava Semi Seco

Jaume Serra Oodi Vapaudelle Cava Semi Seco

総合 ☆☆☆☆☆
甘さ ☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆

甘いけどスッキリしてて美味しい。香りもとても良い感じ。サクッといっぱい飲むのにいい感じ。

Hola! Rosé Cava Seco 2017

HOLA_CAVA

総合 ☆☆☆☆
甘さ ☆☆☆
香り ☆☆☆

ほどほど甘いスパークリングロゼ。甘くて飲みやすいけど、甘すぎなくていい。

そのままでもいけるし、ご飯と一緒でもメニュー次第ではいける。

Codorníu Clasico Rosé Cava Seco

Codorniu

総合 ☆☆☆☆
甘さ ☆☆
香り ☆☆☆

少し甘いけど甘さ控えめのロゼスパークリング。

香りもさほど主張しない感じだし、ご飯と一緒に飲んでもいいかも。普通のロゼはさほど好きじゃないんだけど、スパークリングのロゼはいい。

Codorníu Clásico Cava Sec

Codorniuの白

総合 ☆☆☆
甘さ ☆☆☆
香り ☆☆☆

375mlで6ユーロくらい。

程よい甘さ・程よい香り・程よい値段。

普段飲みにいい感じのCAVA。食事とでもそのまま飲んでものスパークリングワイン。

Papet del Mas Cava Brut

Papet del Mas Cava Brut

総合 ☆☆☆
甘さ ☆☆☆
香り ☆☆☆

375mlで6ユーロちょっと。

程よく甘くてさっぱりしてる。香りは悪くないけど、後味が少し水っぽい。食事に良さそう。

フランスのスパークリングワイン・シャンパン

Baron-Fuenté Grande Réserve Champagne Brut

baron-fuente

総合 ☆☆☆☆
甘さ ☆☆
香り ☆☆☆☆

375mlで16ユーロのシャンパン。シャンパンでは安め。

飲み口の香りが結構しっかりしてる。そんなに口の中で甘くはないんだけど、甘いっぽい感じがする香り? 結構好き。

G.H. Martel & Co Prestige Magnum Champagne Brut

G.H. Martel & Co Prestige Magnum Champagne Brut

総合 ☆☆☆☆
甘さ ☆☆☆
香り ☆☆☆☆

375mlで15ユーロくらいだったかな? ちょっと違うかも。

ほどほど甘い白のシャンパン。香りもいいし後味もいい。シャンパンの中ではかなり安いので、シャンパンがいい時にひょっと飲むのにはいい。でもCAVAに比べると高い。

Gratien & Meyer Crémant de Loire Brut

総合 ☆☆☆☆
甘さ ☆☆
香り ☆☆☆

375mlで9ユーロくらいだったかと。

フランスのスパークリングワインだけどシャンパンではない。甘さ控えめ、香りも控えめ。さらっとしてるので食事とでもそのままでも。値段はシャンパンより安い。

House Wine Rose Bubbles tölkki

House Wine Rose Bubbles

総合 ☆☆☆☆
甘さ ☆☆☆
香り ☆☆☆

こちらもシャンパンじゃないフランスのスパークリングワイン。珍しくカン入り。375mlで10ユーロ。カンだと高く感じるけど、フランススパークリングワインのこのサイズはこの値段から。

ちょっと甘くて、でも甘過ぎず。程よい香り。そのまま飲んでも、ちょっとした食事とでも良さそう。

Fernand Engel Crémant d’Alsace Chardonnay Brut

Fernand Engel

総合 ☆☆
甘さ ☆☆
香り ☆☆☆

375mlで12ユーロくらい。シャンパンじゃないアルザスのフランススパークリング。

香りがちょっと苦手。後味が若干水っぽい。ご飯と食べるのにはいいかもしれないけど、僕の好みからは外れる。

イタリアのスパークリングワイン

Pizzolato Biologico Prosecco Extra Dry

Pizzolato Biologico Prosecco Extra Dry

総合 ☆☆☆
甘さ ☆☆
香り ☆☆☆

375mlで7.5ユーロくらい。

イタリアのスパークリングワインにしては特徴が薄い。最初にふわっと軽い甘さが広がってすっと消える感じ。そのまま飲んでもいいしご飯と一緒にでもいけそう。でもなんだか特徴が薄い。

GANCIA ASTI

Gancia asti

総合 ☆☆☆
甘さ ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆

すごく甘い、ので食事時ってよりは、おやつって感じ。

かなり甘いけどぶ、どうっぽい香りも強いので、なんだか楽しめもする。

Zonin Prosecco Brut

Zonin Prosecco Brut

総合 ☆☆☆
甘さ ☆☆
香り ☆☆☆

375mlで7ユーロ。

ちょっと水っぽい感じのスパークリングワイン。さっぱりしてるのでご飯のお供にしてもいい。

ルクセンブルクのスパークリングワイン

Bernard-Massard Cuvée de l’Ecusson Brut

bernard-massard

総合 ☆☆☆
甘さ ☆
香り ☆☆

375mlで9ユーロ。

甘さが抑えられていて、香りもほどほどなスパークリングワイン。さっぱりしてるので食事と一緒がいい。ちょっと酸味があるかな。

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2019年のお正月料理

2019年の正月料理。

のんびりで三十一日の1日で作れる量。スルメイカ以外フィンランドで簡単に手にはいる食材。

松前漬け

  • 昆布 乾燥だし昆布を水に戻してハサミで細切り。サイズは細め、適当気にしない。小さいの10個くらい。
  • するめ 乾燥するめをちょっと水で吹いてハサミで細切り。サイズは細め、適当だけど昆布よりは切り揃えやすい。
  • 人参 中サイズ一本。包丁で細切り。サイズは細め適当
  • 醤油・酒・みりん・水 大さじ3くらいずつ。適当
  • 砂糖 ティースプーンで山盛り1さじ

調味料を沸騰させてから適当に冷まして具と混ぜる。1・2日待ったら出来上がりだけど、大晦日に作ったので初日から食べる。

【実食感想】

ちょっと甘めだけど去年より美味しい。もうちょい砂糖控えめでよかったかとは思うけど、全然いける。

なます

  • 人参ちっさいの一本をピーラーで解体
  • K-cityで買った太め大根長さ5cmをピーラーで解体……しようと思ったら、どう考えても包丁で切る方が楽なので、包丁で千切り
  • 塩ちょっと。
  • 酢 大さじ3くらい、適当
  • 白だし ちょろっと、適当
  • 砂糖ティースプーンで2杯

切った人参と大根に塩を振って時折かき混ぜながら放置。

シナっとしたあたりで水洗いして絞って、調味料と混ぜる。おしまい。ちょっとつけた方が美味しいんだろうけど、大晦日に食べる。

【実食感想】

ちょっと甘い。これは去年作ったやつの方が美味しかった気がする。来年は砂糖を減らそう。

玉ねぎマリネ

  • 玉ねぎ1個 そこそこ薄切り
  • ちょっと茹でる
  • ごま油1・米酢1・中華黒酢1・砂糖ちょっとと混ぜる

【実食感想】

味がしない。塩少々と中華黒酢1を足したら結構いけた。

鳥チャーシュー

  • 鶏モモ4枚 丸めて楊枝止め
  • 嫁Xが手羽先煮てた余りの鳥スープ 100mlくらい。適当
  • 醤油・酒大さじ3、みりん大さじ2、酢・砂糖をティースプーンでちょっと
  • 生姜1枚

調味料を煮たら鶏モモを突っ込む。落としぶたして煮詰まるまで茹でる。途中ひっくり返して、最後タレを絡める。

【実食感想】

煮詰めすぎた。しょっぱい。そして硬い。でも、そこそこ美味しい。

汁物に入れたらもっと美味しいかな。

でも来年も作るなら調理時間を要検討。

筑前煮的な何か

  • 大根・人参・鶏肉を2cm角ほどにカット
  • しいたけはそのまま
  • 嫁Xの作った鳥スープとめんつゆで二十分ほど中火でコトコト

【実食感想】

変哲も無い煮物。人参入れすぎて人参くさい。だけど美味しい。めんつゆ入れたチキンスープで大根・人参煮たらそりゃ美味しい。

有頭えびの白だし煮

  • 有頭エビ12匹の背わただけ楊枝で抜く
  • 水300ml・白だし50ml・みりん40mlくらい適当、を沸騰
  • エビとちょっとのしめじとえのきを入れて茹でる

【実食感想】

味はいいと思う。美味しかった。

だけどエビのレベルが味付けのレベルに合ってなかった印象。この手の料理はいいエビ仕入れないとダメだな。

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2019年の終わりに1年を振り返って

今年は特にこれといって何もない年だったような気がしている。

私はそれなりに仕事をまあ頑張り、嫁さんXもまあフィンランド語教室にいったりでそれなりに楽しんでる感じ。息子のL君は幼稚園に行き始めて、少しずつ自分の世界を作りつつある。

そんな中でなんとなく印象に残っている出来事を、備忘録代わりにまとめておこうと思う。

1 引越したら猫付きアパートだった件

ブログで書くチャンスはなかったんだけど今年は引越しをした。

引越し先は猫付き物件なので、面倒を見ることを条件に数百ユーロ値引き。フィンランドでよくあるのかというとそんなことはなくて、フィンランドの知り合いにも驚かれた。

一応猫のKatjaは六ヶ月後にアパートのオーナーが迎えに来る予定なので短い同居。初めての猫との同居なので結構楽しんでいる。

2 L君のデイケアの開始

書こう書こうと思って書けていないL君のデイケア関連の記事。

今年の八月から地元フィンランドの公立デイケアに入っている。なのでデイケアの公用語はフィンランド語。少しずつL君はフィンランド後に馴染んでる模様。嫁Xもフィンランド語を習っているので、先生とはフィンランド語で会話しているみたい。

今は朝七時半から午後二時半まで7時間の間デイケアでお世話になっている。最初の数日は泣いてたL君だけど、最近はすっかり馴染んだみたいで、むしろいくのを楽しみにしている雰囲気がある。

3 ノルウェー旅行

未だにブログが書き終わっていない今年唯一の長期旅行。

ノルウェーは北欧で一番自然と都市部のバランスがいい国だと思う。オスロ・ベルゲンといった都市部はコペンハーゲンみたいにとてもいいし、自然は山とフィヨルドと氷河が都市部から電車ですぐ近くにある。特にフィヨルドの絶景は日本でもお目にかかれないような美しさ。

内部リンク: 7月のノルウェー南部を電車で旅する避暑バカンス 〜旅程編

4 大学の研究員職に応募

働いてる大学の研究員職に応募した。

書類審査は通過したけれど、面接で残念。まあいい経験ができたのでよかった。同じ大学のポジションを受けたので、面接した人とちょいちょい会うのがちょっと気恥ずかしいというかなんというか。

それからそのポジションを取った人と結構仲良くなったんだけど、やっぱりそれなりのコネクションはあった模様。面接プロセスで何も問題がなければ彼になるってのは既定路線だったのかもしれない。

内部リンク: フィンランドで装置付きの研究者職に応募してみた時のお話

5 X線装置の購入の下見で企業訪問した話

日本でもこういう企業訪問ってしたことがなかったのでちょっと楽しかった。社食のレストランとかすごく良くて、ちょっと働いてみたい感じがした。ほどほどに人も少なかったしかなり良さげ。だけど実験系の研究職を取ってるような企業じゃ無いから、ちょっと就職は無理かなあ。

内部リンク: 科学装置購入の事前情報収集のための企業訪問

6 Hoplopがいい感じ

これもブログに書こうと思いつつかいてなかったやつ。

アスレチックやらゲームやら色々ある屋内型遊技場。ヘルシンキ・エスポーに5・6箇所ある。

フィンランドで子育てするならHoplopは良い味方。最近料金体系が変わったみたいだけど、シーズンチケットみたいのを買えばそこまで高く無い。大人に料金はかからなくて、子供に料金がかかる。2歳以下は無料だったはずだけど、最新の料金システムはちょっと把握していない。

7 嫁Xがフィンランド語の習得へ

Xは最近毎日フィンランド語の授業を受けている。楽しそうなのが何より。

8 久しぶりに中性子の実験

ここんところご無沙汰していた中性子散乱の実験をした。データがそこそこよかったので、来年にはパブリッシュできそう。

9 オーストリア・Grazへの旅行

初めていったオーストリアの都市。フランスっぽいようなドイツっぽいような、なんとなくいい感じの都市だった。ご飯もそこそこ安くて美味しいし。今度はウイーンに行ってみたいな。

内部リンク: Austria第二の都市Grazへのビジネス旅行

10 久々に映画を結構みた1年

映画を見るくらいの余裕が出てきたんだなというのがちょっと印象的。多分10本ちょっと見ることができたかな。海外生活長いのに、相変わらず英語が聞けないってのが悲しいところだけど、来年ももうちょっと映画を見ていきたい。

という感じの1年。うーん、10個書くことを見つけるのが結構大変……つまり、割と落ち着いた1年だったってことだな。
来年もそこまで動きがありそうな感じはしないけど、2021に向けていい準備ができるようにしよう。

それではみなさま良いお年をお迎えください。

Happy New Year!

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IKEAのJulbordでクリスマスのブッフェランチ

クリスマスもだいぶ近くなってきて、フィンランドもそこかしこがクリスマスの雰囲気に変わりつつある。

日本人・中国人夫婦の私たちとしてはさほどクリスマスを頑張る必要もないかなって気もするんだけど、フィンランドに住んでるわけだし、それなりに楽しむのはもちろん悪くない。
息子のL君にクリスマスプレゼントを買ったり、ちょっとしたデコレーションしてみたり。

それからちょっとはクリスマスイベント的なのにも参加してみるかってことで、今回はこの時期にレストランなどでよくやってるJulbord、クリスマステーブルでフィンランドの伝統的クリスマスフードをためしてみることにした。

IKEAのjulbordでブッフェ

というわけで私たちがやってきたのはEspooにあるIKEA。うちからはバスで30分くらいで行けるので結構便利。

IKEAのブッフェ

IKEAの10ユーロのクリスマスブッフェ

早速IKEAの食堂に。レストランなんかで30ユーロとかの高級Julbordもあるみたいだけど、IKEAのは15ユーロで、IKEAファミリーのカードを持ってると10ユーロでいける。

IKEAの食堂って普段から子供遊ばせるコーナーもあるし、さほど高くない値段のカフェもあるしでいいんだけど、この日はクリスマステーブルのブッフェが入り口のすぐ近くに準備されている。

キャッシャーもその場にあって、大人一人10ユーロ払って、キャッシャーのところのお皿を受け取る感じ。2歳の息子はただで良かったみたい。何歳から子供料金になるのかは謎。

Jolbordブッフェ

IKEAのJulbordブッフェの様子

食堂に入ってみると、なんとなくクリスマスっぽいデコレーションもされていて良い感じだ。

まずは適当に席を選んでから、ブッフェコーナーへと向かう。ちなみにいつもの食堂のカフェも営業中で、そっちで買ってる人も結構数いた。

ブッフェの内容は、フィンランドの伝統的な料理。

IKEAのJolbordのハム

Julbordハム

perunalaatikko

perunalaatikkoとかlaatikkoシリーズ

フィンランドのハムは結構好きなタイプのハム。あとは瓶詰めでよく売ってるニシンっぽい生魚とか、種々のlaatikko(箱に突っ込んだ野菜をオーブンで焼いたような料理)があったり。

ミートボール

ミートボールとソース、それから芋

結局美味しいのはサーモンとか、例の北欧ミートボールとかになっちゃうんだけど、まあ他のもフィンランドのクリスマスを味わうって感じでは楽しめるものだった。

パンとデザート

ジンジャークッキーやらグロギやら

デザートはシナモンアップルみたいなものや、ジンジャークッキー。ジンジャークッキーはサクサクで結構良かった。Glogiも置いていた。

IKEAのブッフェ

適当に盛ったプレート

味的にはまあ普通のヨーロッパ的なブッフェをイメージしてもらっていいと思うけど、フィンランドで10ユーロくらいでクリスマスの雰囲気を味わえるって意味では、このIKEAのブッフェは悪くないと思う。

IKEAの遊戯コーナー

IKEA食堂の遊戯コーナーはテーブルからそこそこ目の届く範囲に

すぐに食事に飽きちゃったL君だけど、そこそこいい子に遊戯コーナーで遊んでいてくれた。少しずつ成長してる雰囲気がある。

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北欧の名物お魚ルートフィスク・lutfiskを食す

独立記念日の3連休に特にすることもなくPrismaをふらふら。

特に目的もなかったんだけど、前日食べた味噌ちゃんこ鍋の残りのスープに足せそうなお魚を物色する。

前日と一緒にサーモンにしてもよかったんだけど、白身の魚でも入れてみるかと思い立つ。

適当に売っていた9ユーロくらいの大き目のお魚ブロック。白身魚だし鍋なら問題ないだろう、と適当に買ったお魚……これが北欧名物、ルートフィスクだった。

北欧名物お魚のルートフィスク

適当に買ったこちらのルートフィスクというお魚。実は知る人ぞ知る北欧名物だった模様。

適当に魚の料理タイプを検索してみたら、なかなかにひどい評価が結構並んでいる。

伝統的には干し魚を灰汁に漬けてゼラチンのような食感にしたお魚のこと。なので食べる前に数日水につけてアク抜きする必要がある。

ただし私が買ったルートフィスクは処理済みでパッケージされており、パッケージを開けたらそのまま料理できるものだった模様。

ルートフィスクで味噌ちゃんこ鍋

というわけで早速料理してみたんだけど、最初は予定通り味噌ちゃんこ鍋のあまりのスープに突っ込んで煮てみた。

前日のあまりのスープだし、まあ最悪スープごと捨てればいいと思ってたんだけど、この味噌で煮込んだルートフィスクは意外や意外、結構いけた。

なんていうか……普通に鍋に入ってる鱈?

若干食感が普通の鱈と違うから、それが好き嫌いになりそうだけど、あえて避ける必要は感じないレベル。

というか、日本酒と一緒に全然パクパクいける感じで、作ったぶん全部完食できた。

ルートフィスクをオススメの調理法で調理

気を良くした私は……ってわけでもないんだけど、せっかくなのでパッケージ記載のオススメの方法で調理してみることにした。

こちらもまあ簡単な料理方法で、耐熱容器にルートフィスクを入れてオーブン175度で45分放置するだけ。耐熱容器に溜まった余分な水分を捨てて、塩胡椒でいただく感じだそう。

ちょっと匂いが気になったので塩胡椒ではなく、柚子胡椒とポン酢で食べてみたんだけど……うん、なんていうか、まず食感がヌルってしている。

匂いもまあかなり独特。いかにもな生臭さとはちょっと違う、磯臭さというかなんというか。柚子胡椒では隠しきれない不思議な香りが混ざっていた。

で、肝心の味の方なんだけど……あんまりない?
前日の味噌ちゃんこもスープの味だけで食べてた感はあったけど、それでも少しは鱈味があったと思うんだ。

このオーブンで焼いたルートフィスクは、ひたすらにヌルヌルとした味のない何かを口の中でほぐしながら、飲み下していく感じだった。ポン酢で食べたのがアレだったのだろうか?

というわけで、まあ試すのは1回でいいかなって感じのお魚だったんだけど、食べてみるならオススメに従うよりも味・香りの強目の鍋に突っ込む方が美味しいと思う。

鱈系のお魚を北欧で食べるなら、パリッパリに乾かした干し鱈系統の方が美味しいかな。

靴箱の上のKatja

靴箱の上のKatja

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フィンランド独立記念日の前にK-city marketでお買い物して鍋

フィンランドの独立記念日のお休み12月6日が今年は金曜日。
というわけで今年は3連休ということになるわけだけど、特に予定はなし。まあうまいお酒とご飯だけでもと、Iso OmenaにあるK-city Marketとalkoを散策した。

まずはお酒屋さんのalkoへ。
フィンランドで5.5%以上のお酒を変えるのはAlkoというお酒屋さんだけ。
とりあえず今日はスパークリングワインの小ボトルでも買うかって感じでぶらつくと、スペインのCAVAの375mlボトルが5-10ユーロくらい、シャンパンだと15−30ユーロくらいっていうところ。
まあ別に記念日ってわけでもないのでCAVAの新製品を一本購入。

普通のワインだと750ボトルが10から100ユーロって感じかな。でもあんまり丁寧に保存してる感じはしないから、フィンランドで高いワインを買うことは滅多にない。

フィンランドのコストのいい日本酒

mlあたりのコストでいくとこの山田錦。料理にも使える

それから日本酒を物色。
フィンランド結構日本製品が売ってたりするんだけど、alkoでの日本酒の品揃えは大瓶は上の写真の一本で750mlが20ユーロくらい。
まあ美味しいかと言われると微妙なのだけど、料理にも使いつつって感じになるとこの一本の選択になる。

300mlくらいの小瓶は4・5種類売っている。
純米吟醸やらスパークリング日本酒やら売っているので、こっちはそれなりに楽しめる。さっぱりした感じの酒が多いので、そのまま飲むっていう選択肢になるとこっちの方かなって気がするんだけど、なにぶん高い。
フィンランドの現地人の人たち的にはどの日本酒を買うんだろうか。

といった感じでスパークリングワインと日本酒を買った後は、食材を物色にK-city marketへ。
K-city marketはおなじみK系列で一番大きいグロッセリーストア。
最近はそれなり真面目に握ってる寿司のテイクアウトがあったりする。ちょっと握りのご飯がウエットなのが難点だけど、巻き寿司の方は結構いける。

今回の戦利品

でかいだけあって品揃えは良いし、小さいkに比べると元から安かったんだけど、久々に店内をグルグル回って見たら日本製品が前よりもだいぶ充実してた。

前から普通の醤油やらポン酢やらは売ってたと思うんだけど、今回訪れ見たら白だしまで売ってた。
そのまま視線を動かして行くと、ちゃんこ鍋のスープや柚子胡椒まで置いてある。最近白だしがヘルシンキの東京館で見つからないことが多いので、citymarketで買えるならとても助かるっていう印象。
値段はスープが5ユーロ、白だしが7ユーロ、柚子胡椒が3ユーロ。高いといえば高いんだけど、フィンランドの物価を考えれば全然アリじゃなかろうか。

結局この日は鍋にするってことに決めて、大根やら白菜やら鶏肉やら椎茸やらを一緒に買い込んで60ユーロくらいだった。

新しい家族

諸事情で6ヶ月一緒に過ごすことになったKatja

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フィンランドのスーパーで買えるビール 〜ラガー系

フィンランドは結構いろんな種類のビールがスーパーで買える。フランスはワインが中心でビールはそれほど置いていなかったからお国柄。

価格は500mlで2から5ユーロといったところ。価格はお店次第でもあるので参考程度だけど、ヨーロッパの南の方の国に比べるとだいぶお高い。
それからワインや蒸留酒と同じく、ビールでも5.5%より上になると専門店のAlkoに行かないと買えない。ついでにアルコール度数と価格はなんとなく比例していて、7%とか超えてくると結構お高い。

以下はなんとなく私の好きな順番だけど、さほど厳密に分けてもいない。フィンランドの国産と海外産で一応カテゴリを分けてある。評価は苦めのビールが好きなので、そっちの方が評価が高くなる傾向あり。

フィンランドの国産のラガー系ビール

Fat Lizard 301 HOP ROAD PILS

Fat Lizard 301 hop road lager

醸造 FAT LIZARD
アルコール 5.0%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆☆
キレ ☆☆☆☆

地元EspooのFat Lizardのピルスナー。440mlで3.8ユーロ。FAT LIZARDのバーはAalto大学の近くにある。

ちょっと高いけど美味しいビール。バランスがすごく良い。ほどほどに苦くて、ちょっと甘みもある。飲み口はすっきりしてて、後味も軽い。ゆっくり飲んでもグビグビ飲んでも美味しい。
地元びいきってのもあるけど、普通に美味しいビール。

STADIN AMERICAN LAGER

stadin american lager

醸造 Stadin panimo
アルコール 4.5%
種類 AMERICAN LAGER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

ヘルシンキのブリューリーなのかなStadin panimoのラガービール。3.2ユーロくらい。ラガーにしては苦めのビールで結構すき。香りはちょっと甘めかな。薄めのアルコールで苦めのビールをクピクピっと飲むのにいい感じ。私は好きで結構買うビール。
確かこのBreweryのバーがヘルシンキにあったはず。友人の一人のオススメのバー。

KARHU suodattamaton pils

KARHUのPilsner

醸造 Sinebrychoff
アルコール 5.0%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

Sandelsと並んでフィンランドの有名ビール。
Karhuのビールはたくさんあるけど、正直あんまり好きなのはなかったんだ。だけどこのピルスナーは美味しい。
飲み口が爽やかで、苦味は割としっかり。5%アルコールがある割にはきれも悪くない。ちょっと酸味が強いので、そこは私の好みからは外れるけど、でも美味しい。

Sandels Pilsner

Sandels pilsner

醸造 Sandels
アルコール 4.8%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆☆

Finlandの有名ブランドの一つSandels。うちのオフィスメイトはこのビールが好きな模様。日本のビールみたいな完成度の高さはあると思う。飲みやすいし、毎日飲んでも飽きないみたいな。けど、これといったときに飲みたいっていうほどのインパクトもない。

Pyynikin Mosaic Lager

mosaic lager

醸造 pyynikin brewing company
アルコール 4.7%
種類 LAGER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

Pyynikinて調べても意味がわかんなかったんだけど、TampereのBreweryだそうな。
2.9ユーロ。割と苦味のあるビール。ちょっと草っぽい感じの香りはするけど、気になるほどではない。口の中で主張はするけど、割とさっぱり消える感じのビール。そんなに多くのお店にないせいかあまり買わない。

Pyynikin CRAFT PILS

Pyynikin Craft Pils

醸造 pyynikin brewing company
アルコール 5.2%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆☆
キレ ☆☆☆☆☆

同じくPyynikinから。2.8ユーロ。ピルスナーってラガーの中の1種類って扱いでいいのかな? 私は飲んでみても、ピルスナーとラガーの違いはわからないことの方が多い。

でも上のMosaic Lagerに比べると、少し苦味が弱めで、香りも薄め。草っぽい香りはしない。そのぶん後味がすっきりしててクピっと飲みやすい。アルコール分が少し高い影響かちょっと甘めに感じる。

LAHDEN ERIKOIS PILS

Lahden Erikois Pils

醸造 Hartwall
アルコール 5.0%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆☆☆

ヘルシンキに本社のあるブリューリーだそう。結構フィンランドのKマーケットなどのスーパーで、この会社のいろんなビールが置いてある。このビールは、クリアな色のピルスナー。

さっぱりしててほどほどの苦味があって、常飲に良い感じのビール。だけど其の分主張が薄いというか、こういう風なまとめを書いていると、総合評価が若干低くなってしまった。いや、とてもさっぱりしてて、好きなビールなんだけど。

Fat Lizard LAKE BODOM LAGER

LakeBodomLager

醸造 FAT LIZARD
アルコール 5.0%
種類 Pre-prohibition LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

440ml缶で3.8ユーロ。

Pre-prohibition LAGERってなんだって調べてみたら、よくわかんなかったんだけどたぶん禁酒法前後でPre-とPost-って言ってるのかな。全般に甘みが強そう。

そんなに禁酒法前後を気にして飲んだことがないのだけど、このビールを飲む限りには確かに甘みが強い。ので、私はそんなに好きじゃないのだけど、そういうのが好きな人にはいいかも。香りもちょっと甘さが先に立つので、ビールの爽やかな感じが薄れてしまう。Fat Lizardにしては珍しく、もう1回は飲まないかなっていうビールだった。

Sininen Pils

sininen pils

醸造 Hartwall
アルコール 4.5%
種類 Pilsner

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆☆

草っぽい香り。それからちょっと雑味も強いかな。でも苦味はあるし、キレも悪くない。4.5%ということもあり、2.2ユーロと安い。コスパはいいビール。

Pirkka CRAFT Lager

pirkka Craft Lager

醸造 Saimaa brewing company
アルコール 5.0%
種類 LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆

ヘルシンキよりちょっと北のMikkeliという都市のブリューリーSaimaa brewing coのPirkka印のビール。正直Pirkka印のビールは外すことが多いんだけど、これは結構美味しい。苦味が結構しっかりあって、香りも悪くはない。少しねっとりと口の中に残る感じなので、そこらへんが好き嫌いがありそう。だけど2.7ユーロという価格を考えると、コスパがいいビールだと思う。

Keisari LAGER

keisari Lager

醸造 Nokian Panimo
アルコール 4.5%
種類 LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆

Keisariはフィンランド語で皇帝だそうな。BreweryのNokiaってあのNokiaと同じ名前だけど別の会社だよね? 調べてみるとTampereの近くのNokiaっていう場所にある醸造所のようだ。
フィンランドとしては安めの2.5ユーロくらいのビール。Becksみたいな草っぽい香りのするビールが好きな人にはいいかもしれない。私はちょっと口に残る感じで好きじゃない。安いけど。

Keisari wiener lager

醸造 Nokian Panimo
アルコール 5.0%
種類 WEINER LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆

ウインナーラガーは下面発酵のラガーだそうです。ちょっとカラメルっぽい草っぽい味は正直好みではないかなあ。キレは悪くないし、この手の味の中では癖は薄い気もするけど。

Lapin Kulta 5.2

LapinKulta

醸造 Hartwall
アルコール 5.2%
種類 LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆

ちょっと草っぽい香りのするビール。苦味が弱めでアルコールが高いせいか甘みも強いので、私の好みからは若干外れている。フィンランドの有名ビールの一つではある。

Kukko Lager

Kukko Lager

醸造 Laitilan Factory
アルコール 4.7%
種類 LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆

フィンランドの西の方のLaitilaっていう都市のファクトリーのラガービール。割と薄めのさっぱりしたラガーなので、クピクピ飲むのにはいい。少し甘めかな。ちょっと後味が鉄っぽいのが少し苦手。

フィンランドのスーパーで見つけた海外ビール

A.Le Coq PREMIUM

ALeCoq

醸造 A. Le Coq
アルコール 4.5%
種類 LAGER(たぶん)

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆☆

どこでも買えるからなんとなくフィンランド醸造所な気がしちゃうけど、お隣エストニアのビールの模様。500mlで2.5ユーロと結構安いのでたまに買う。さっぱりしてるビールなので暑い日にクピクピ飲むのにいい。フィンランドにそんな暑い日はあんまりないけど。

Heineken original

ハイネケン

醸造 Heineken
国 オランダ
アルコール 5.0 %
種類 PURE MALT LAGER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆☆

言わずと知れたHeineken、500mlで3ユーロほど。昔は薄いと思っててそんなに好きじゃなかったんだけど、今はさっぱりしてるビールもいいかと思っている。口の中に入れるとやや草っぽい香りはするけどさほど主張せず、飲みくだしたらスッと消える感じ。世界で売れるビールってなるとこういうのになるんだろうなって感じ。

Störtebeker Schwarz-Bier

StortebekerSchwarzBier

醸造 Störtebeker Braumanufaktur
国 ドイツ
アルコール 5.0 %
種類 Black LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆☆☆
キレ ☆☆☆

4.5ユーロ。ハンブルグの醸造所だそうな。白ビールだと思って買ったら黒ビールだった。白はWeissか。いつだかドイツ語勉強してた時もあったはずなんだけどな……
黒ビールってあんまり好きじゃないんだけど、この黒ビールは割と飲み口も後味もすっきりしてるし飲みやすかった。まあ黒ビール好きじゃないからもう1回は買わないけど。

staropramen 150th anniversary edition

staropramen

醸造 staropramen
国 チェコ
アルコール 5.0 %
種類 LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

150周年だそうで、おめでとうございます。

バランスのいいビール。ほどよく苦味と甘味があり、さっぱりとした芳香なのでキレもいい感じ。ちょっとだけ鉄っぽい後味もあるけど、ぐびぐびいける感じのビール。チェコって割と涼しげな気候な印象があるんだけど、飲みやすい感じのビールが多いのはなんでなんだろ。うっすいビールってわけでもないから、まあちょうどいい感じなのか。

Holba SERAK

Holba Serak

醸造 Kingfisher Beer Europe
国 チェコ
アルコール 4.7%
種類 Pale LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

2.8ユーロ。Pale Lagerという割にはさほど苦くなかった。むしろ甘い。チェコのビール結構好きなのが多いんだけど、これはちょっと甘さが立ってあんまり。後味はスッキリしてるので、パカパカ飲むのにはいいかもしれないけど、最近あんまりパカパカ飲まない。

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pihlajasaari島の海水浴でヘルシンキの短い夏を楽しむ

気温も二十度を超え始め、間も無く夏真っ盛りになろうというヘルシンキ。一昨年は夏中べらぼうに涼しくて、去年はそれなりに暑苦しい日もあったけれど、さてはて今年はどうなることやら。

暑くなる場合に備えて、去年行ったけどブログに書いてなかった、ヘルシンキでの海水浴の話を書いておくことにした。去年のことなので忘れちゃってることも多かったけれど……

ヘルシンキの夏の人気の島PIHLAJASAARI

pihlajasaariの波止場

さて、ヘルシンキ・エスポーエリアは普通のビーチもそれなりあるんだけど、それに加えて海水浴ができる人気の島もいくつかある。一番有名どころでは世界遺産のスオメンリンナ、海水浴関係なしに夏でも冬でも人が結構訪れる。
今回私たちが訪れたのはpihlajasaariという島。聞くところによると地元民の夏の一番人気なのだとか。私たちの小さい研究プロジェクトチームのメンバーとその家族で、BBQしつつ海水浴しようというイベント。

Pihlajasaariへフェリーで移動

JT-LINEのフェリー

JT-LINEのフェリー

pihlajasaariへはフェリーでアクセスすることができる。フェリーはヘルシンキの割と中心部近くのMerisatamaとRuoholahtiから出てるけど、私たちはRuoholahtiの方から。

外部リンク: JT-LINEのWebページ

JT-LINE, Ruoholahtiのフェリー乗り場

こんな感じのフェリー乗り場

地下鉄をRuoholahtiの駅で降りると、フェリー乗り場は歩いて数分。場所は割とわかりやすかったと思う。
フェリーはどちらも1時間おきくらいに出てるみたいだけど、Merisatamaの方が朝早くから夜遅くまで便がある模様。

チケットは前売りがあるのかは知らないけれど、フェリーに乗り込んでしばらくしてから船内で支払うんだったと思う。クレジットカードが使えた。ちなみにベビーカーのまま乗り込める。
pihlajasaariまでは15分ほどの乗船。船の中の席でのんびりしていてもいいし、デッキに出ればそれなりに良い眺めも楽しめる。

PihlajasaariでBBQ

pihlajasaariのビーチ

波止場のすぐ横はもうビーチ

フェリーから出るとすぐにビーチがあるので、そこで遊んでいる人たちも結構多い。左のほうに見える小屋の中に着替えとかに使える場所があったはず。このビーチにトイレがあったかは覚えてないけれど、島の中にはいくつかトイレがある。

pihlajasaariでBBQ

何はともあれバーベキュー

私たちは重い荷物を消費するべくまずはバーベキュー。島の中にいくつかバーベキュー用の炉があるので、適当に空いているところで火を起こす。持ってきたお肉や野菜やらを焼いて、近くのテーブルでお腹いっぱいになるまで食べ続けた。

pihlajasaariのBBQサイト

カマドの近くにはベンチ・テーブルやジャングルジムなども

食事の後はベンチでデザートを食べる組や、島を歩き回る組みに分かれてのんびり。私たちは子供を解放してしばらく遊ばせていた。

Pihlajasaariで海水浴

最後にせっかくなので海水浴もしていこうという話に。
波止場のところのビーチも含めていくつか砂浜はあるんだけど、私たちは島の裏側に回って海水浴をすることに。

なんでそっちまで行ったかというと、岩場をはしごで降って直接深い海に入れるところがあるから。
泳ぐのは大人たちばっかりだったので、せっかくだからそっちにいこうということに。

たどり着いたのは岩場のような場所。簡易の着替え用の衝立のようなものがあり、着替えが必要な人はそこへ。私は下に水着を履いてたので、そのまま海へ。
写真を撮っていなかったのだけど、本当に岩場に金属のはしごを打ち付けたようなところ。下で泳いでいる人たちがいなければちょっと入るのを躊躇うくらい。

はしごをゆっくりと降りると、少しずつ冷たい海の中へと足が消えていく。はしごを下り切る前に、すでに顔が水に浸かってしまう深さだった。なので泳げない人は完全にここには来れない。
まあフィンランド人でかいから、彼らは足が届くのかもしれないけど、どうなんだろう。

しかし泳ぎだしてしまえば、足がつこうがつかまいがってのはさほど関係ないのだけど、バルト海は塩分が低いせいか泳ぎにくいしとても体が沈みやすい印象を受けた。
泳ぐこと自体久々だったこともあり、結構すぐに疲れてしまったので、私は早々に上がることにした。他の人たちも同じような感じで、割とみんなすぐに海から上がって岩場での日光浴へと切り替えていた。
まあ年齢層が高いグループだからそんなものかもしれない。

ぼちぼち休んだところで来た時と同じ場所からフェリーに乗り込み、家へと帰宅したのだった。

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フィンランドの滞在許可証の更新・2回目

なんだか微妙にシステムが変わってて、若干わかりにくくなってた。前回の時の方がシンプルな入力内容でわかりやすかった記憶があるんだけど……

内部リンク: フィンランドで滞在許可証を更新するプロセス

ちなみに今回は色々と仕事の延長の詳細が直前で変わったので、前回の滞在許可証が期限切れになる2週間ほど前になってから申請。
オンライン申請はすぐなんだけど、面接は1ヶ月ほど待たないといけなかったので、新しいカードが届くのはだいぶ先になってしまいそう。

というわけでしばらくの間は実際の滞在許可証なしでの生活をしないと行けなかった。オンライン申請が終わると、申請中を証明する書類がプリントできるようになるので、それをプリントして持っておくと良い。
まあそもそもにして滞在許可証を見せることすらほとんどないのだから、プリントした証明書類が役に立つことはなかったけど。

でも、いろんな役所とかから滞在許可証の期限切れてるけど、どうなってるの? っていう問い合わせが来たりするので、やっぱり期限を切れないように更新しておく方がいいのだなと思った。

EnterFinlandで滞在許可証のオンライン申請

EnterFinlandのWebページに行って申請をする。

外部リンク: EnterFinlandのWebページ

この手のとしては比較的わかりやすいWebページだと思う。去年のidとpasswordが生きていたのでそのまま利用。
滞在許可証はカテゴリが結構あるのだけど、私は仕事用の特に研究者用の滞在許可証で申請。

研究者用の滞在許可証延長申請

まずは電子申請の開始。6項目別くらいで色々と情報を聞かれるのでガスガスと入力していく。聞かれて答えに困るような質問はなかったかと思うけど、前回と内容や表現が変わってた気がする。少し前回よりも煩雑になった印象。

必要書類は以下のとおり。

  • パスポート
    個人情報のページとスタンプの押されたページを全部スキャンしておく。私は1Mくらいのpdfだったけど、スタンプ大量の人は結構ファイルサイズがでかくなるんじゃないかな。アップロード上限は4Mバイト。
  • 契約書のスキャン
    research agreementだったかな。仕事条件やら契約内容ならが含まれた書類とのこと。条件を満たしそうなのがコントラクトしかなかったので、コントラクトを貼ったんだけど、contractとでも書いといてくれれば良いのに。
  • 収入証明
    これもコントラクトでいいかなって感じなんだけど、同じ書類を2回アップロードするなっていう説明があった。スキップしてもいいのかなって思ったけど、ちょうど給与明細のスキャンを持ってたのでそれをアップロード。
  • 学位証明
    これ前回までの延長申請ではなかったような気がしたんだけど、ちょうど予算申請に使ったスキャンがあったのでアップロード。前回の時はどっかでCVをアップロードした記憶があったんだけど、今回は該当するようなところがなかった。

前回よりも入力に時間がかかった印象だったけど、1時間はかからなかったかな。

申請を済ませると、申請中であることの証明書をダウンロードできる。私のようにギリギリで申請している人は、大学に提出しておいたり、前の許可証の期限切れの後はプリントしたのを持っている必要があるかな。

家族用の滞在許可証の申請

子供用の滞在許可証の申請。こちらは特に前回と変わってなかったような気がする。

必要書類は以下のとおり。

  • パスポート
    上と同じく情報とスタンプのあるページを全部スキャン。
  • 仕事のコントラクト
    子供を養える収入ってことで、コントラクトに書かれている収入が重要。
  • 申請していない方の親からの申請の同意書
    それから申請している方じゃない親の同意書をアップロードする必要がある。今回は私が申請していたので、嫁が一筆。彼女の夫である私が申請しているのに同意してますよってのを簡潔に書いてサインするだけ。スキャンする必要があったので、この日申請を済ませることができなかった。

特に問題なく数十分で入力終了。

嫁の滞在許可証は嫁が自分のアカウントを使って自分でパパッと済ませていた。

MIGRIとの面接の予約

EnterFinlandの申請を済ませたら、次はMIGRIでの面接。
EnterFinlandの申請終了画面に、予約ホームページへのリンクがある。一応2019年5月現在下のリンク。

外部リンク: Migriの面接予約

名前などの情報を入力してから、ヘルシンキの部署を選んで予約。今回は1ヶ月待ち。前回はどんくらいだったけと思って過去の投稿を見たら、ガラガラだった模様。前回の方が少し早めの申請だったけど、少しのタイミングのズレでこうも待ち時間が変わるものらしい。というわけで運やタイミング次第で数日から1ヶ月待ちになったりする模様。

内部リンク: フィンランドで滞在許可証を更新するプロセス

MIGRIでの面接

というわけでだいぶ待ったMIGRIの面接。

MIGRIでの面接に持って行ったもの

持ち物は以下の通り。

  • 申請書類の全コピー
    前回も持って行って使わなかった記憶があるので、いらないんだろうなと思いつつ指定の申請書類のコピーを一応全部用意した。結果やっぱりいらなかった。
  • 申請書類の原本
    忘れちゃいけないのはパスポートと、仕事のコントラクトの原本。それから私は持ってくの忘れたんだけど、PhDの証明書類の原本も一応あったほうがよかったのかも。なくて問題はなかったけど、あるかどうかは聞かれた。
  • 写真
    パスポートサイズの写真を準備。お店でとって電子ファイルで送ってもらうこともできるけど結構お値段はする。だけど自分で写真撮って、サイズ調整してプリントして……って考えると、その時間分の時給のが高い気もするな。まあ嫁さんXが楽しそうにやってくれたのでよし。
  • クレジットカード
    オンライン申請で申請料金を払っておくこともできるけど、私たちは払ってなかったので、当日払い。大人二人子供一人で530ユーロもするので、クレジットカードがあるほうが良い。

MIGRIでの面接でしたこと

面接が10時半からなので、一応10分前くらいに到着するように出発。場所は去年と変わらずKäenkuja 3a, 00101 Helsinki

中に入ると去年と変わらず予約をしている人は、そのまま座って待っててねっていう張り紙。受付も何もなし。そのままトイレに行ったりしながら待つこと15分ほど。私の名前と面接の部屋を告げる英語のアナウンス。

指定された部屋に入ると優しそうなお姉さんがお出迎え。
パスポートや指定書類を渡したら、ちょっとだけ住所の確認とかやり取りはあったけど、ほぼお姉さんがひたすらに情報入力をし続ける時間。私たちはなんとか子供が暴れ出さないように、ちょこちょこお相手をしながらお姉さんが入力を終えるのを待つ。
しばらくすると私と嫁Xは滞在許可証にプリントされるサインを電子パッドに入力。2歳の子供はサインはいらないようだった。

途中息子が透明の入り口のドアのところで、外の女の子とガラス越しに遊び始めるというアクシデント?もあったけど、そのまま特に問題なく手続きは終了。家族3人のプロセスで、30分ちょいかかったかな。

最後に申請料金の支払いをして、レシートと滞在許可証の申請をMIGRIでしましたよっていう証明書類をもらう。これも滞在許可証がない間、滞在許可を証明するのに使えるんだけど、まあ使わないだろうな……

ちなみに問題なく承認されれば、メールで連絡が来るし、オンライン申請のWebページ(EnterFinland)で承認されたという情報が見れるようになるとのこと。何か書類に不備がある場合も、メールで連絡が来るそうな。来ないといいな。
実際の滞在許可証のカードが届くのは、承認されてからしばらくしてからということになるのだろう。

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フィンランドで装置付きの研究者職に応募してみた時のお話

フィンランドの某大学の装置付きの研究者に応募してみた時の経験のメモ。ポジション的には教授職、講師、ポスドク、学生のサポートや、外部の会社とかの外注サンプルの測定とか、そういうことをするポジション。

申請書類の準備と応募

準備する必要があった申請書類は以下のとおり。

  • モチベーションレター
    A4で2枚までにまとめてってこと。志望動機やら自分のバックグラウンドやらを、それなりに一般的なフォーマットを参考に作成。なんでこの大学のこのポジションをやりたいかってことをなるべく書くように注意。
  • CV
    論文リスト付きで4ページ。枚数指定がない場合は厚い方がいいという方針で、結構些細なファンディングとかアブストラクトとかも載せた。
  • 学位証明書
    最終学歴のPhDだけ。学位証明全部とか言われてなければ、マスターとか学部のはいらないはず。
  • ティーチングステートメント
    あんまり教育履歴がないので、経験と興味でA4で2枚に収まってしまった。今度集中講義とかやらせてもらうし、ここをこれから厚くしていきたいところ。ティーチングとファンディングがもう少し厚くなったら、テニュアトラックも面接にお呼ばれするようになるかなあ。
  • 推薦書かプロフェッショナルレフェレンス
    ビッグボス二人から推薦書を書いてもらった。ショートリストに入ったらお二人の影響のおかげかな? せっかくなのでCVにもレフェレンスリストはつけておいた。

リサーチステートメントがないっていうのが不思議なくらいで割と一般的な申請書類だと思う。

申請書類を出してから2週間ほどでショートリスト入りっていう連絡がくる。申請は35人ほどいたそうだ。

ショートリスト入りしてからの準備

意外なようなそうでもないようなって感じでショートリスト入りした。まあ論文の数はそこそこあるし、推薦状も効果を示してくれたのだろう。

面接の前にやっておいたことはスライド作りとX線装置・解析関係のちょっとした復習。だけど理論的なことは全然聞かれなかったから、後者は役には立たなかった。いやいくつか大学の装置を使ってやりたい実験も思いついたし、完全な無駄ではなかったけれど。

インタビューで使うスライド作り

これは昔のボスからのアドバイスで、面接にスライド用意してったらってことだった。せっかく頂いたアドバイスなので、スライド作りに励んだ。ちなみに今回の面接ではスライドを使うことはできたけど、担当の人にパソコンやプロジェクターの有無を確認しておくといいかもしれない。

job descriptionに乗ってるテクニックの確認

よくショートリスト入りしたなってくらいジョブディスクリプションに使ってないテクニックもあったので、一応それらをお勉強。だけど面接はそういう知識や経験を聞くような質問は全くなかった。

インタビュー本番に臨んで

ショートリスト入りの翌週にはインタビュー。とても早いインタビュープロセスだった。

当日会場の建物に入ったらすごく分かりにくい部屋がインタビューの会場。階段の脇にくっついてるような小さな部屋で、本当にすごく分かりにくかった。ちょっと余裕を持って会場入りしておいてよかった。

なんとかたどり着いた時には10分前。すぐに担当のHRの人がきてくれて、中に入れてくれた。
中にいたのは申請先の学部から教授、スタッフサイエンティスト2名、HR、それから他学部の研究者が一人。そんな感じのコミッティー。

まず最初に自分で準備しておいたプレゼンを発表した。これはスライドで自己紹介していいって自分から聞いたからで、向こうから求められていたわけではない。コンピュータがプロジェクターにつながらないトラブルはあったけれど、会場のコンピュータを借りて問題なくスタート。
プレゼンは問題もなくスラスラ発表できたけど、ちょっとアウトオブフォーカスだったっぽい。スライドは自分の長所で申請先に対してどんなプラスアルファができるかっていう感じで作ってた。だけど彼らの求めてるのはプラスαってよりは、彼らの手足となって職務を忠実にこなすタイプだった模様。
私としては正直そっちの方がやりやすい仕事なんだけど、欧米は基本的にいかにプラスαを出せるかっていうところをアピールする方が効くのかと思ってたんだけどね。
まあそこまでマイナスにはなってないだろうけど、特にやらなくてもよかったかなっていうプレゼンだった。

インタビューの質疑応答で聞かれたこと

1 このポジション自分の研究全くできなるけどいい? 教授系目指してるんならやめといたがいいんじゃない?

HRからの質問。これが一番本気の質問だった。絶対自分の研究はさせないぞっていう強い意志を感じた。ちょっとくらい大丈夫でしょ、みたいなことを言ったら、そんな時間ないない……みたいなことをみんな口を揃えて言ってたし。
まあ前に同じポジションにいた研究者がとても忙しそうだったのを知ってるので、入って見たら自分の研究やってる時間ないってこともあるんだろうなとは思っていた。だけど面接の時から全く時間取らせないぜって言ってくるのは想定外。
続けてファーストの論文が増えないから、テニュアトラックの道も潰れる可能性が高い。それに納得できないんだったら考え直した方がいいぜっていうだめ押し。
まあ装置に本気で集中して手足になってくれる研究者を取りたいんだろうなっていう強い気持ちを感じた。といわけで多少(せめて3割くらい?)は自分の研究したいなって思ってた私には結構な先制パンチ。ちょっと答えるのにどもった上に、その後しばらくの間ダメージが残ってしまった。今思えば申請書類にリサーチステートメントがなかったっていうのは、きっとこのへんが理由だったんだろうな。

確かに採用する側としてはどういう目的で働くかかってのは重要なんだろうな。能力自体はある程度はCVとかカバーレターとかから想像はできるしね。でもこの質問が最後だったらもうちょっとインタビュースムーズにできただろうなとは思った。叶わない願望。

2 CVとかモチベーションレターに書いたバックグラウンドの詳細

HRからの質問。装置研究系のお仕事だったので、装置のトラブルシューティングとか前の職場でしてたユーザートレーニングの詳細を詳しく聞かれた。
一方で解析の理論とかそういう詳細についてはノータッチ。個人的には外注のサンプルをもらったら実験よりも解析で詰まる人の方が多いんじゃないかなって気がしてるんだけど、向こうとしては実験重視ってことだったのかな。

この質問のあたりもうちょっと色々答えてたと思うんだけど、前の質問のダメージのせいかあんまり覚えてない。だいたいつつがなく答えてたと思うので、この質問についてはややプラスかプラスマイナス0ってとこか。

3 ティーチングの経験、フィロソフィーそれから訓練

HRからの質問。経験についてはそもそもそんなにないし、頭の中にまとまっていたことを話せたんだけど、ティーチングフィロソフィーを言葉で聞かれてちょっと詰まった。
ティーチングステートメントにそれなりに書いてはいたと思うんだけど、ちょっと思い出せずにすごく適当にぶらぶらぶらと話した。多分結構ひどかったと思う。。
これは次の就活の機会での反省点。聞かれる可能性はだいぶある質問ではあったし、もうちょっと準備しておいてしかるべきだったと。

それから大学とかでやってる生徒の教え方の講義とってる? って聞かれたので、大学とかでそういう講義があれば、とっておくと就活で役に立つかもしれない。

この教育関連の質問はややマイナスだったかな。

3 入ったら1年目・2年目のプランはどんな感じ?

スタッフサイエンティスト1からの質問。想定はしていなかった質問だけど、想定しててもよかったかなっていう質問。
まあユーザーサポートのお仕事なので、装置に慣れながら外注の仕事を受けますよっていう当たり障りのない回答。2年目のプランを答えるのがちょっと難しかった。時間があればプログラミングもしますよって言っておいたけど、ちょっと向こうの求めてる方向性とは違かったかなって気もする。

ややプラス?

4 何かお仕事を通して学びたいことはあるの?

これは僕がなんかのタイミングで、新しいこと勉強できたらいいなって言ったのに反応したスタッフサイエンティスト1からの質問。

特殊なサンプル系とかテクニックとかやったことのないの試したい的なことを言っておいた。

プラスマイナス0。

5 チームワークと個人主義どっちのが好み?

この割とどこでも見る質問。昔はチームワーク重視してるって答えが欲しいのかなって思ってたんだけど、最近ヨーロッパだとそうでもないのかなって気がしている。
個人技もチームワークも状況によって使い分けれまっせ、ていう答えを用意しておくといいのかも。

プラスマイナス0。

6 何か質問ある?

一番聞きたかった研究・ユーザー補助・教育・その他のバランスが、向こうからの質問で解決していたので、とりわけ聞きたいことはなかった。

なので、外注のサンプルがどんな感じのがあるか、申請先のグループがとりわけ求めている実験手法や解析方法はあるのか、採用されたら開始日はいつだとか、そんな当たり障りのない質問だけしておいた。

インタビューを終えての印象

終わったら60分は超えていた面接だったので、他にももう少し質問もあったと思うんだけど、ちょっとこれ以上思い出せず。
緊張してると頭が回りすぎて記憶が飛ぶ。

終わってみたらそんなに当たり障りのない感じの面接だったとは思う。ティーチングの質問にパッと答えなかったところで若干マイナスって感じ。書類でぶっちぎってたら可能性はあるかもしれないけど、ちょっと上位互換レベルの研究者が出してるのを知ってるので、彼と比べるとちょっと分が悪いだろう。

ちなみに4人ショートリストに残っていて、もしかしたらもう少し増やすかもしれないとか、不思議なことを言っていた。
まあリストを増やすってことは今のリストの人はあんまり取りたくないのかもしれないな。私やその知り合いも含めてだけど、少しは自分の研究もしたいですって感じでそれなりに業績リストの良い人が最初に集まっちゃったのかなという印象。

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