フィンランドのスーパーで買えるビール 〜ラガー系

フィンランドは結構いろんな種類のビールがスーパーで買える。フランスはワインが中心でビールはそれほど置いていなかったからお国柄。

価格は500mlで2から5ユーロといったところ。価格はお店次第でもあるので参考程度だけど、ヨーロッパの南の方の国に比べるとだいぶお高い。
それからワインや蒸留酒と同じく、ビールでも5.5%より上になると専門店のAlkoに行かないと買えない。ついでにアルコール度数と価格はなんとなく比例していて、7%とか超えてくると結構お高い。

以下はなんとなく私の好きな順番だけど、さほど厳密に分けてもいない。フィンランドの国産と海外産で一応カテゴリを分けてある。評価は苦めのビールが好きなので、そっちの方が評価が高くなる傾向あり。

フィンランドの国産のラガー系ビール

Fat Lizard 301 HOP ROAD PILS

Fat Lizard 301 hop road lager

醸造 FAT LIZARD
アルコール 5.0%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆☆
キレ ☆☆☆☆

地元EspooのFat Lizardのピルスナー。440mlで3.8ユーロ。FAT LIZARDのバーはAalto大学の近くにある。

ちょっと高いけど美味しいビール。バランスがすごく良い。ほどほどに苦くて、ちょっと甘みもある。飲み口はすっきりしてて、後味も軽い。ゆっくり飲んでもグビグビ飲んでも美味しい。
地元びいきってのもあるけど、普通に美味しいビール。

STADIN AMERICAN LAGER

stadin american lager

醸造 Stadin panimo
アルコール 4.5%
種類 AMERICAN LAGER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

ヘルシンキのブリューリーなのかなStadin panimoのラガービール。3.2ユーロくらい。ラガーにしては苦めのビールで結構すき。香りはちょっと甘めかな。薄めのアルコールで苦めのビールをクピクピっと飲むのにいい感じ。私は好きで結構買うビール。
確かこのBreweryのバーがヘルシンキにあったはず。友人の一人のオススメのバー。

KARHU suodattamaton pils

KARHUのPilsner

醸造 Sinebrychoff
アルコール 5.0%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

Sandelsと並んでフィンランドの有名ビール。
Karhuのビールはたくさんあるけど、正直あんまり好きなのはなかったんだ。だけどこのピルスナーは美味しい。
飲み口が爽やかで、苦味は割としっかり。5%アルコールがある割にはきれも悪くない。ちょっと酸味が強いので、そこは私の好みからは外れるけど、でも美味しい。

Sandels Pilsner

Sandels pilsner

醸造 Sandels
アルコール 4.8%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆☆

Finlandの有名ブランドの一つSandels。うちのオフィスメイトはこのビールが好きな模様。日本のビールみたいな完成度の高さはあると思う。飲みやすいし、毎日飲んでも飽きないみたいな。けど、これといったときに飲みたいっていうほどのインパクトもない。

Pyynikin Mosaic Lager

mosaic lager

醸造 pyynikin brewing company
アルコール 4.7%
種類 LAGER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

Pyynikinて調べても意味がわかんなかったんだけど、TampereのBreweryだそうな。
2.9ユーロ。割と苦味のあるビール。ちょっと草っぽい感じの香りはするけど、気になるほどではない。口の中で主張はするけど、割とさっぱり消える感じのビール。そんなに多くのお店にないせいかあまり買わない。

Pyynikin CRAFT PILS

Pyynikin Craft Pils

醸造 pyynikin brewing company
アルコール 5.2%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆☆
キレ ☆☆☆☆☆

同じくPyynikinから。2.8ユーロ。ピルスナーってラガーの中の1種類って扱いでいいのかな? 私は飲んでみても、ピルスナーとラガーの違いはわからないことの方が多い。

でも上のMosaic Lagerに比べると、少し苦味が弱めで、香りも薄め。草っぽい香りはしない。そのぶん後味がすっきりしててクピっと飲みやすい。アルコール分が少し高い影響かちょっと甘めに感じる。

LAHDEN ERIKOIS PILS

Lahden Erikois Pils

醸造 Hartwall
アルコール 5.0%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆☆☆

ヘルシンキに本社のあるブリューリーだそう。結構フィンランドのKマーケットなどのスーパーで、この会社のいろんなビールが置いてある。このビールは、クリアな色のピルスナー。

さっぱりしててほどほどの苦味があって、常飲に良い感じのビール。だけど其の分主張が薄いというか、こういう風なまとめを書いていると、総合評価が若干低くなってしまった。いや、とてもさっぱりしてて、好きなビールなんだけど。

Fat Lizard LAKE BODOM LAGER

LakeBodomLager

醸造 FAT LIZARD
アルコール 5.0%
種類 Pre-prohibition LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

440ml缶で3.8ユーロ。

Pre-prohibition LAGERってなんだって調べてみたら、よくわかんなかったんだけどたぶん禁酒法前後でPre-とPost-って言ってるのかな。全般に甘みが強そう。

そんなに禁酒法前後を気にして飲んだことがないのだけど、このビールを飲む限りには確かに甘みが強い。ので、私はそんなに好きじゃないのだけど、そういうのが好きな人にはいいかも。香りもちょっと甘さが先に立つので、ビールの爽やかな感じが薄れてしまう。Fat Lizardにしては珍しく、もう1回は飲まないかなっていうビールだった。

Sininen Pils

sininen pils

醸造 Hartwall
アルコール 4.5%
種類 Pilsner

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆☆

草っぽい香り。それからちょっと雑味も強いかな。でも苦味はあるし、キレも悪くない。4.5%ということもあり、2.2ユーロと安い。コスパはいいビール。

Pirkka CRAFT Lager

pirkka Craft Lager

醸造 Saimaa brewing company
アルコール 5.0%
種類 LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆

ヘルシンキよりちょっと北のMikkeliという都市のブリューリーSaimaa brewing coのPirkka印のビール。正直Pirkka印のビールは外すことが多いんだけど、これは結構美味しい。苦味が結構しっかりあって、香りも悪くはない。少しねっとりと口の中に残る感じなので、そこらへんが好き嫌いがありそう。だけど2.7ユーロという価格を考えると、コスパがいいビールだと思う。

Keisari LAGER

keisari Lager

醸造 Nokian Panimo
アルコール 4.5%
種類 LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆

Keisariはフィンランド語で皇帝だそうな。BreweryのNokiaってあのNokiaと同じ名前だけど別の会社だよね? 調べてみるとTampereの近くのNokiaっていう場所にある醸造所のようだ。
フィンランドとしては安めの2.5ユーロくらいのビール。Becksみたいな草っぽい香りのするビールが好きな人にはいいかもしれない。私はちょっと口に残る感じで好きじゃない。安いけど。

Keisari wiener lager

醸造 Nokian Panimo
アルコール 5.0%
種類 WEINER LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆

ウインナーラガーは下面発酵のラガーだそうです。ちょっとカラメルっぽい草っぽい味は正直好みではないかなあ。キレは悪くないし、この手の味の中では癖は薄い気もするけど。

Lapin Kulta 5.2

LapinKulta

醸造 Hartwall
アルコール 5.2%
種類 LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆

ちょっと草っぽい香りのするビール。苦味が弱めでアルコールが高いせいか甘みも強いので、私の好みからは若干外れている。フィンランドの有名ビールの一つではある。

Kukko Lager

Kukko Lager

醸造 Laitilan Factory
アルコール 4.7%
種類 LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆

フィンランドの西の方のLaitilaっていう都市のファクトリーのラガービール。割と薄めのさっぱりしたラガーなので、クピクピ飲むのにはいい。少し甘めかな。ちょっと後味が鉄っぽいのが少し苦手。

フィンランドのスーパーで見つけた海外ビール

A.Le Coq PREMIUM

ALeCoq

醸造 A. Le Coq
アルコール 4.5%
種類 LAGER(たぶん)

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆☆

どこでも買えるからなんとなくフィンランド醸造所な気がしちゃうけど、お隣エストニアのビールの模様。500mlで2.5ユーロと結構安いのでたまに買う。さっぱりしてるビールなので暑い日にクピクピ飲むのにいい。フィンランドにそんな暑い日はあんまりないけど。

Heineken original

ハイネケン

醸造 Heineken
国 オランダ
アルコール 5.0 %
種類 PURE MALT LAGER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆☆

言わずと知れたHeineken、500mlで3ユーロほど。昔は薄いと思っててそんなに好きじゃなかったんだけど、今はさっぱりしてるビールもいいかと思っている。口の中に入れるとやや草っぽい香りはするけどさほど主張せず、飲みくだしたらスッと消える感じ。世界で売れるビールってなるとこういうのになるんだろうなって感じ。

Störtebeker Schwarz-Bier

StortebekerSchwarzBier

醸造 Störtebeker Braumanufaktur
国 ドイツ
アルコール 5.0 %
種類 Black LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆☆☆
キレ ☆☆☆

4.5ユーロ。ハンブルグの醸造所だそうな。白ビールだと思って買ったら黒ビールだった。白はWeissか。いつだかドイツ語勉強してた時もあったはずなんだけどな……
黒ビールってあんまり好きじゃないんだけど、この黒ビールは割と飲み口も後味もすっきりしてるし飲みやすかった。まあ黒ビール好きじゃないからもう1回は買わないけど。

staropramen 150th anniversary edition

staropramen

醸造 staropramen
国 チェコ
アルコール 5.0 %
種類 LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

150周年だそうで、おめでとうございます。

バランスのいいビール。ほどよく苦味と甘味があり、さっぱりとした芳香なのでキレもいい感じ。ちょっとだけ鉄っぽい後味もあるけど、ぐびぐびいける感じのビール。チェコって割と涼しげな気候な印象があるんだけど、飲みやすい感じのビールが多いのはなんでなんだろ。うっすいビールってわけでもないから、まあちょうどいい感じなのか。

Holba SERAK

Holba Serak

醸造 Kingfisher Beer Europe
国 チェコ
アルコール 4.7%
種類 Pale LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

2.8ユーロ。Pale Lagerという割にはさほど苦くなかった。むしろ甘い。チェコのビール結構好きなのが多いんだけど、これはちょっと甘さが立ってあんまり。後味はスッキリしてるので、パカパカ飲むのにはいいかもしれないけど、最近あんまりパカパカ飲まない。

D

pihlajasaari島の海水浴でヘルシンキの短い夏を楽しむ

気温も二十度を超え始め、間も無く夏真っ盛りになろうというヘルシンキ。一昨年は夏中べらぼうに涼しくて、去年はそれなりに暑苦しい日もあったけれど、さてはて今年はどうなることやら。

暑くなる場合に備えて、去年行ったけどブログに書いてなかった、ヘルシンキでの海水浴の話を書いておくことにした。去年のことなので忘れちゃってることも多かったけれど……

ヘルシンキの夏の人気の島PIHLAJASAARI

pihlajasaariの波止場

さて、ヘルシンキ・エスポーエリアは普通のビーチもそれなりあるんだけど、それに加えて海水浴ができる人気の島もいくつかある。一番有名どころでは世界遺産のスオメンリンナ、海水浴関係なしに夏でも冬でも人が結構訪れる。
今回私たちが訪れたのはpihlajasaariという島。聞くところによると地元民の夏の一番人気なのだとか。私たちの小さい研究プロジェクトチームのメンバーとその家族で、BBQしつつ海水浴しようというイベント。

Pihlajasaariへフェリーで移動

JT-LINEのフェリー

JT-LINEのフェリー

pihlajasaariへはフェリーでアクセスすることができる。フェリーはヘルシンキの割と中心部近くのMerisatamaとRuoholahtiから出てるけど、私たちはRuoholahtiの方から。

外部リンク: JT-LINEのWebページ

JT-LINE, Ruoholahtiのフェリー乗り場

こんな感じのフェリー乗り場

地下鉄をRuoholahtiの駅で降りると、フェリー乗り場は歩いて数分。場所は割とわかりやすかったと思う。
フェリーはどちらも1時間おきくらいに出てるみたいだけど、Merisatamaの方が朝早くから夜遅くまで便がある模様。

チケットは前売りがあるのかは知らないけれど、フェリーに乗り込んでしばらくしてから船内で支払うんだったと思う。クレジットカードが使えた。ちなみにベビーカーのまま乗り込める。
pihlajasaariまでは15分ほどの乗船。船の中の席でのんびりしていてもいいし、デッキに出ればそれなりに良い眺めも楽しめる。

PihlajasaariでBBQ

pihlajasaariのビーチ

波止場のすぐ横はもうビーチ

フェリーから出るとすぐにビーチがあるので、そこで遊んでいる人たちも結構多い。左のほうに見える小屋の中に着替えとかに使える場所があったはず。このビーチにトイレがあったかは覚えてないけれど、島の中にはいくつかトイレがある。

pihlajasaariでBBQ

何はともあれバーベキュー

私たちは重い荷物を消費するべくまずはバーベキュー。島の中にいくつかバーベキュー用の炉があるので、適当に空いているところで火を起こす。持ってきたお肉や野菜やらを焼いて、近くのテーブルでお腹いっぱいになるまで食べ続けた。

pihlajasaariのBBQサイト

カマドの近くにはベンチ・テーブルやジャングルジムなども

食事の後はベンチでデザートを食べる組や、島を歩き回る組みに分かれてのんびり。私たちは子供を解放してしばらく遊ばせていた。

Pihlajasaariで海水浴

最後にせっかくなので海水浴もしていこうという話に。
波止場のところのビーチも含めていくつか砂浜はあるんだけど、私たちは島の裏側に回って海水浴をすることに。

なんでそっちまで行ったかというと、岩場をはしごで降って直接深い海に入れるところがあるから。
泳ぐのは大人たちばっかりだったので、せっかくだからそっちにいこうということに。

たどり着いたのは岩場のような場所。簡易の着替え用の衝立のようなものがあり、着替えが必要な人はそこへ。私は下に水着を履いてたので、そのまま海へ。
写真を撮っていなかったのだけど、本当に岩場に金属のはしごを打ち付けたようなところ。下で泳いでいる人たちがいなければちょっと入るのを躊躇うくらい。

はしごをゆっくりと降りると、少しずつ冷たい海の中へと足が消えていく。はしごを下り切る前に、すでに顔が水に浸かってしまう深さだった。なので泳げない人は完全にここには来れない。
まあフィンランド人でかいから、彼らは足が届くのかもしれないけど、どうなんだろう。

しかし泳ぎだしてしまえば、足がつこうがつかまいがってのはさほど関係ないのだけど、バルト海は塩分が低いせいか泳ぎにくいしとても体が沈みやすい印象を受けた。
泳ぐこと自体久々だったこともあり、結構すぐに疲れてしまったので、私は早々に上がることにした。他の人たちも同じような感じで、割とみんなすぐに海から上がって岩場での日光浴へと切り替えていた。
まあ年齢層が高いグループだからそんなものかもしれない。

ぼちぼち休んだところで来た時と同じ場所からフェリーに乗り込み、家へと帰宅したのだった。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

D

全仏オープンテニス2019のちょろっと観戦記

いつもどおりEurosports playerでちょろっとだけ全仏オープン2019の観戦。今年は忙しいのでちょっと見るか悩んだんだけど、大坂なおみちゃん頑張ってるみたいだし、月額7ユーロだしとりあえず買っておくことにした。

男子は錦織が今年も頑張って勝ち残っており、ナダルやジョコビッチ・フェデラーあたりのビッグたちも相変わらず元気な模様。でもそろそろティームあたりが勝ったりするのかしら?

全仏オープンテニス3回戦

大阪なおみvsシニアコバ

ファーストサーブがべらぼうに入っていなかったファーストセット。撃ち合ったらなおみちゃんが勝ってた印象だけど、アンフォーストエラーも同じく多かった。
シニアコバが勝負どころでファーストを入れてブレイクされずに粘ってた感じ。そしたら最初のブレークチャンスであっさりシニアコバがブレークに成功。シニアコバがそのまま第一セットを先取。

ファーストが全然入ってないのと、ミスがなんだか多い感じ。集中力が続かない日かな? それはともかくとしてボレーが上手になってる? ほとんどなかったからわかんないけど。ストロークはバックもフォアも結構えぐいアングルショットとかあったりして、やっぱり持ってるものの片鱗は見え隠れしていたのかな。

第二セットもお疲れな感じのなおみちゃん。体重いのかなあって感じで、シニアコバが先にブレイク。ちょっとキツそう。ここからひっくり返てたのが先2戦なんだろうけど、今日は体調悪いんじゃないかってレベルで乗ってないしなあ。
というわけで結局そのまま2ブレークになってゲームセット。

なおみちゃんの試合何試合か見れると思ったんだけど残念。次のウインブルドンでの復活に期待しよう。

ティエムvsクエバス

ティエムが1セット目を取った後の2セット目から観戦。

普通にティエムはいいプレイをしてると思うんだけど、少しだけ変なミスが多い。ドロップショットのイメージがなかったんだけど、いくつかえぐいドロップを打っていた。
クエバスはなんとなく変わったプレーをする印象があったんだけど、この2セット目は正統派のプレー。しっかりとラリーをして、2回ティエムをブレークしてこのセットを取った。

3セット目は少しクエバスが疲れた? あっさりとティエム。ティエムはやっぱり少し変なミスが出るけど、まあ安定はしている模様。

4セット目は早々のブレークでそのままあっさり行くかと思ったら、クエバスがナイスなプレーで中盤でブレークバック。バックハンドの綺麗なダウンザラインを何本も決めていた。最後は力尽きたけど、クエバスは全般にレベルの高いプレーだったと思う。

ティエムは去年錦織を圧倒した記憶が新しいんだけど、クレイのティエムの玉質を苦としないプレーヤーの場合は、さほど苦労しないのかなっていう印象を受けた。だけどやっぱり普通に強いので、是非とも今年こそナダルをクリアしてほしいところ。

フェデラーvsレオナルド・マイエル

うわーフェデラーだなあっていうゲーム。

サービスをえぐい感じでキープして、必要なレシーブゲームだけギアを上げてブレイク。時短でエネルギーをセーブしながらの勝利。フェデラーは一人だけクレイコート関係ないようなプレイしている印象だった。
マイエルって調べてみたらクレイで勝ってる選手のようだけど、あっさりとフェデラーに蹴散らされてしまった。まあ調子が良さそうではなかったかな。

なんていうか古き良き時代の、サービスゲームはキープするもんなんだよっていうゲームをクレイでもやり切れるポテンシャル。やっぱりフェデラーだなあっていう。サービスキープしとけばいいんだから、ブレイクするゲームは選ぼって感じ。
最近の潮流だと、別にブレイクされてもブレイクすればいいじゃんって感じだもんね。

もちろんフェデラーが更なるクレイ巧者や実力の拮抗する選手を相手にしてどこまで行けるかはわからない。だけどワンチャンあるぞと思えるくらいのコンディションではありそう。

ナダルvsロンデロ

ナダルも相変わらず元気。

去年ほどエグくはない気がしたけど、しっかり仕上がってはいそう。戦略はともかくとして、ナダルに勝てる力のない人はナダルに勝てないのだっていう感じのナダル。心を折るのがうまい。
ただ同レベルのプレイヤーになってくると今年はもつれる気もする。錦織が次の試合でガス欠になってなかったら結構楽しめそう? いずれにしろ準決勝、決勝あたりが楽しくなりそうな気配。

ロンデロはストロークがフォアもバックもいいものがあった。クレイ以外で上がってくるかは難しいところだけど。
この日はやっぱりナダルのプレッシャーでミスが多かったかな。最終セットは巻き返してたけど、もうちょっと早めから頑張れたらってところか。来年に期待。

パブリンカvsチチパス

錦織戦待ちに最終セットを観戦。

何気にチチパスを見るのは初めてだったかな。なんとなくティーム系? クレイで力を発揮できそうなタイプかしら。ミスほとんどしないし決め球も打てる。サーブもいい。とても落ち着いてプレーしていた。
数試合トーナメント勝ってるのがわかる感じ。でもグランドスラムとるとしたら全仏? そうするとティームとの住み分けかー……って戦績を見て見たら、いい感じで勝ったり負けたり。
なんにしろこれからが楽しみですね。

パブリンカはまあパブリンカ。
時折えぐいサーブ。フォアの強打。素敵なシングルバック。ポテンシャルはさほど落ちてないなっていう感じか。

チチパスの方が押してたとは思うんだけど粘るパブリンカ。どっちが勝つかわんないゲーム。正直どっちも別に応援してないのに手に汗握る好ゲーム。最終的にとったのはパブリンカ。経験の差ってよりは運の差ってくらいだったと思う。

錦織vsペール

5時間ゲーム待たされるのってきついんだろうなっていう、どっちもだるそうな立ち上がり。でもどっちかってとペールの方がもっとだるそう。サスペンデッドになる前にリード広げとくと楽そう。ペールが思った以上にだるそうで、1セット目をあっさりと錦織が先取。錦織がいいのか悪いのかわかんないくらい、ペールがだるそう。

2セット目。相変わらずだるそうなペールだけど、ちょっとだけやる気がでた? ブレーク1個ずつ? でタイブレークがペール。
ビール片手に応援してたんだけど、ふと錦織って飲みながら応援するのに最高にエンターテイナーだってことに気づく。簡単に取れそうなポイント・ゲームも簡単には取らない。難しいポイント・ゲームはなぜかとる。そして時たまスーパーショットにスーパーミス。
それでいて最終的には割と勝つ。ビールのおともには最強のプレーヤーかもしれないな。

3セット目は割と両者落ち着いてきた感じ。しかしだいぶ暗くなってきてるきがするけど何時までやるんだろうか。
再びペールがちょっと荒れ始めて3セット目は錦織。このままいけるといいなってところでサスペンデッドになった。
ちなみにこのセットペールがカリカリしてたのは追加のラケットが届かなかったからな模様。一本のラケットがゲーム途中に届いた時は結構嬉しそうだった。とはいえやっぱり集中力はなさそうだったけど。
明日もこんな感じだったら次のセットを取れそうなものだけど、さてどうなることやら。

ズベレフvsフォニーニ

どうやら錦織は無事勝利したようですね。ナダル戦が楽しみ。

さてこちらは悪童対決の最終セットを観戦。どっちも私が見てる時にはさほど悪くないから悪童イメージはないんだけど。

テニスの方は相変わらずズベレフは堅実なプレー。フォニーニの方が華はあるけど、ちょっと今回はすっ飛ばすミスが多かったかな。イブレークを粘り切ったズベレフに軍配が上がった。

しかしズベレフは次ジョコビッチかー。是非ともコンディションを整えていい勝負を見せて欲しい。

全仏オープンテニス4回戦

カチャノフvsデルポトロ

デルポが結構粘ったけどカチャノフが日没直前に勝ち切った。

デルポはクレーで走れて打てる人相手は苦手なのかな。ストローク戦をコントロールしきれなくなるから。西岡にもフルセットだったし。他のコートだったら強打でコントロールしきれるのかもだけど。まあそこそこ元気が戻ったようだし、全米あたりに期待しよう。お体に気をつけて。

カチャノフは相変わらず普通にいいプレーヤー。でもクレーでティエムとかチチパスとかに勝てるかしら。ナダルは置いとくにしても。

錦織vsナダル

頑張って欲しい錦織だったけど、やっぱり赤土のナダルとやるコンディションではなかったかっていう感じか。ま、でも、運が良ければベスト4またはその上を見据えられるポジションをキープしてるんだから、ウインブルドン1チャンあり? アガシが最初にとったのってウインブルドンだったよね。といわけでぜひ頑張って欲しい。

フェデラーvsパブリンカ

4セット目ちょっとだけ観戦。
フェデラーはやっぱりどっか別のコートでプレーしているような雰囲気。土のパブリンカに勝てるんだから、ナダルにだって可能性はあるだろう。ナダル去年よりは少しマシな気がするんだよなあ。

全仏オープンテニスベスト4

バーティvsアニシモバ

ちょろっとだけリプレーで最終セットを観戦。17歳と話題のアニシモバと今期調子が良いと前評判の高かったバーティの対戦。

バーティはしっかり打って、守るところは守ってなるほど勝てそうなテニスをしていた。アニシモバも結構決めるとこは決めて、しっかりとプレーしてたと思う。ただよくハレプに勝てたなっていう印象。前回はさらによかったのかな?

いずれにしろ大切なところをしっかり打ち切ったパーティーの勝利。決勝の相手は19歳。ウィメンズは若い子達が頑張ってるトーナメントだね。

フェデラーvsナダル

ストレートでナダルが勝利した。

スコアほど差があったというわけでもないけれど、やっぱりナダルが強かった。第一セットの競り合った展開をフェデラーがとってたらもうちょっともつれたかはしれないけれど、やっぱりナダルだったかなあ。
暴風のコンディションがどっちに味方をしたのかは知らないけれど、フェデラーの集中力がマックスの時でちょうど五分五分ってくらいのバランスだったかな。

フェデラーはナダルを相手にして初めてクレイのゲームに引きずり込まれた印象。とはいえそれでもナダルを相手にゲームを作るんだからすごい。来年どうするんだろうか。
ナダルはジョコビッチか、ティエムか。この二人が潰しあってから決勝に来てくれるんだから、やっぱり全仏のナダルは何かもってるんだろうな。でも向こうのどっちかがあっさりストレートで勝つくらいコンディションが良ければ、ナダルもやられる可能性ありかな。

ティエムvsジョコビッチ

1セット目は悪コンディションにやる気のなくなったジョコビッチからティエムへのプレゼント。2セット目はなんだよジョコビッチやる気ないんかよって思ったティエムから、ちょっとやる気を取り戻したジョコビッチへのプレゼント。

という感じで3セット目からが勝負だねっていうところでサスペンディッド。正直結果は明日の二人のやる気次第っていう感じ。今日の感じならどっちかってとティエムだけど、そうなるかどうかは完全に明日の気持ち次第。

再開してみるとどちらもなかなかコンディションが良さそう。しっかりと守備ができてる。この調子だとジョコビッチかなと思ってみてたら、ティエムが6−5からのゲームをブレークして3セット目をとった。粘り勝ち。とはいえ勝負はまだまだ見えない。

4セット目は一進一退の展開で最終的にジョコビッチがとった。そして勝負を決めるファイナルセットはティエムが先行。このまま行きそうかなってところで雨によるサスペンディッド。この中断がどう働くのか。

案の定ジョコビッチが勢いを取り戻した中断明け。だけどティエムがそのジョコビッチを凌駕した。ティエムはローランギャロスに限れば、完全にBIG3を超えつつある。あとは赤土の王者を倒せるか……体力的にも他色々もナダルが有利な気はするけれど、ナダルを倒せるとしたらやっぱりティエムだろう。是非ともナダルの覇権を終わらせるべく、最高のパフォーマンスを見せて欲しい。

全仏オープンテニス2019ファイナル

バーティーvsヴォンドロショーヴァ

ウィメンウファイナルは若いお二人の争い。

結果からいうとバーティーの圧勝。
過程からいうとバーティーの圧勝。
というわけで、まあバーティーが勝つべくして勝った試合でした。バーティーは全般にレベルが高くて、付け入る隙がなかった感じ。ヴァンドロショーヴァはちょっと丁寧にプレーしすぎちゃったかなってくらい。でもスコアは変わっても勝敗は変わらな勝っただろうなっていう印象。

というわけでゲームとしては力勝ちって感じで特にいうべきことはないんだけど、ラインテクノロジーについてちょっと思ったこと。この試合でもジョコビッチ・ティエムの試合でもあったけど、どうやらギリギリアウトの球を主審が球痕でチェックするとインになっていた。
まあ全部の判定がそういうものだからいいかってするのも一つだけど、やっぱりプレーヤーたちはギリギリで入れ込む努力をしているわけで、そうするとクレイでもやっぱりホークアイを導入する方がいいんじゃないかなっていう気がした。
まあどちらのポイントも試合の趨勢に影響は与えなかったとは思うけど。

ティエムvsナダル

いい試合だったと思う。やっぱり五分ってたファーストセットをティエムが取れなかったのが痛かったってのと、徐々に疲れがティエムを蝕んだのだろうか。やっぱりクレイのナダルはシンプルに強すぎるね。

平等な条件でやってもまだナダルが勝つのかって気もするけれど、やっぱり3・4シードが逆で、ナダルがティエム・ジョコビッチとやらなきゃならないドローだったらどうなってたかってのは気になる所。まあそんなifには意味がないけどね。
でもティエムは順調に育ってる感がある。この感じで行くと来年あたりには力関係が平衡もしくは逆転してもいいかな。あとはちょっとした運の後押しが得られるか。来年の全仏オープン2020はちょっと楽しくなりそう。

D

[映画感想]The girl in the spiders web・蜘蛛の巣を払う女を見た感想

こちらはアメリカからフィンランドに戻る飛行機の中で見た映画『The girl in the spiders web』……むしろ最近飛行機の中くらいでしか映画を見てないな。
長距離飛行機旅行は疲れはたまるけれど、新し目の映画をいくつか消費できるのがいいところ。フィンエアの機内映画は英語字幕をつけられない映画も多かったんだけど、この映画は英語字幕がつけられた。

どうでもいいけど蜘蛛の巣を払う女ってちょっと面白邦題ではないだろうか。

いつも通り映画の評価は10点満点で。

映画の総評 8
原作や設定 6
構成と展開 10
英語の勉強 9

カテゴリはスリラーとのこと。
設定はよくある感じのなんの変哲も無い映画でスリラーって感じは受けなかったんだけど、とにかくテンポが良くて飽きさせない映画だったってのが好印象。アクション多目だけど主人公が程よく弱いのも良かった。いいアクション映画だったと思う。
それから別にスェーデン人が多いってわけでもないんだろうけど、スェーデンが舞台なせいかなんとなく英語が聞きやすかった気がする。

さて、以下は少しだけネタバレありの感想なので、続きを読むタグを打っておく。

“[映画感想]The girl in the spiders web・蜘蛛の巣を払う女を見た感想” の続きを読む

[映画感想] Crazy Rich Asians・クレイジー・リッチ!を見た感想

仕事が溜まっていたアメリカ行きの飛行機の中。2時間ほどで仕事へのエネルギーが切れてしまったために見ていた映画。
飛行機の映画欄を眺めていて、最近の映画を全然知らないなってことに気づいた。もう少し情報収集すべきだなとちょっと反省。

と言うわけで別にこの映画が見たかったと言うわけでもないのだけど、なんとなくあらすじが面白そうということで鑑賞。

映画の評価は10点満点で。

映画の総評 6
原作や設定 7
構成と展開 3
英語の勉強 8

全般としては普通の映画という印象。途中で見るのをやめようとは思わなかったけど、もう1回見るかと言われれば見ないくらい。
まあ婚約者に連れられてシンガポールに帰ったら、べらぼうに金持ちの息子だったよっていうお話。

以下は少しネタバレありの内容の感想なので、一応続きを読むタグを打っておく。

“[映画感想] Crazy Rich Asians・クレイジー・リッチ!を見た感想” の続きを読む

[映画感想] idiocracry・26世紀青年を見た感想

Webの片隅でこの映画の話題を目にして、割と興味がありそうな内容だったので、youtube movieでレンタルを購入。
レンタルは48時間で4ユーロ。購入すると10ユーロくらいだったと思う。どちらがお得なのかは微妙なところだけど、この映画はまあもう1回は見ないかなって感じだったので、レンタルでよかったのかな。
youtube movie初めて使ったけど、アカウントが入っていれば購入はクレジットカード番号を入れるくらいなので、割と簡単に購入ができた。値段はまあ安いって感じではないけれど、利便性は高いのでまあよしといった感じ。ちなみにSafariだとなぜか動かなくてChromeを使った。設定かな。
今はNetflixとか契約してないので、単発で映画をぱっと見たいならいいのかもしれないなと思った。

以下は多少ネタバレありの感想。なので映画を見てない人はスルー推奨かつ、続きを読むタグをつけておく。

“[映画感想] idiocracry・26世紀青年を見た感想” の続きを読む

USオープンテニス2018の観戦記

いつのまにか始まっていたUSオープンテニス2018。気づいたらすでにベスト16。錦織くんが無事勝ち残っている。女子も大坂さんが残っていて、日本勢の活躍が嬉しい全米オープン。
あとは相変わらずマリーを覗くBIG4が元気そう。でも今回はフェデラージョコがベスト8で当たるので、そこらへんでちょっと流れが変わったりしないかしらね。

USオープン2018の試合観戦記

コールシュライバーvs錦織

コールシュライバーは悪くはなかったのだろうけど、第三セット錦織のサービスフォーザマッチからの数ゲーム以外は怖さは感じなかった。なので錦織は普通に頑張って普通に勝つことができたのかな。錦織調子良さそうだけど、次からレベルがぐっと上がってどうなることか。まあ怪我がなさそうなのが何よりだね。

大坂vsサバレンカ

どちらもサーブをしっかりキープしての立ち上がり。どっちも調子良さそう。集中力を保った方が勝ちそうな。
と思っていたら意外と早くサバレンカが微妙なミスからリズムを若干崩したかな。大坂はとてもしっかりプレイして一セットを先取。普通に強い。

セカンドセットはサバレンカが粘って先にブレーク。ちょっと大坂が落ち着いちゃった感があるので、どう盛り返すのか。と思っていたらあっさりサバレンカ。大坂はまあ普通に諦めてた感じがあったけれど、三セット目に盛り返せるか。

勝負を決める最終セットはサバレンカがやはり先手。大坂はシャウトするタイプのプレーヤーによくやられているイメージがあるんだけど苦手なのかな。ブレイクバックで追いついたけどまだ少しサバレンカのがいい。
結局最後は暑さのせいかプレッシャーのせいなのか、どちらがより先にミスをするかの勝負になってしまったのが少し残念だった。特にブレイクフォーマッチの最終ゲームはサバレンカはかなりのプレッシャーを受けていたかな。
二人とも一セット目はとても良いプレイをしていたし今後が楽しみ。
大坂はこの苦しいゲームを勝ち切ったのは良い経験になりそう。まだ20歳と若いんだから内容よりも勝ちにこだわってもいいよねっていう。
いよいよグランドスラムのベスト8。どこまでいけるか楽しみ。頑張って!

ジョコビッチvsソウザ

最終セットを途中からちょろっと。強いときのジョコビッチな気がする。深いところにコントロールされたボールがほとんどアウトしない。最後は綺麗なバックハンドがズドン。
これはフェデラー危ういかも。まあフェデラーまだ見てないし、BIG4は直接当たるまでなんとも言えないけれど。

スティーブンスvsセバストワ

スティーブンスは暑さが得意じゃないのかな?ちょっといつもよりボールが浅くなることが多かったし、疲れを見せる場面が目立った。

セバストワはそんなスティーブンスの浅いボールを存分に生かして、ドロップショットやショートクロスをバシバシ決めていた。スティーブンスはもう少しボールが深かったら、あのドロップショットをもう少し抑えられたのではないかと思う。

セバストワは誰にでも勝てるタイプではなさそう。だけど今のセリーナならワンチャンあり?プリスコバだと調子が良かったら少し厳しそうなイメージ。

イズナーvsデルポトロ

全仏に続いての二人の対戦。
全仏に比べるとだいぶ接戦模様。イズナーのサーブがある程度効いているけれど、デルポトロもそうそうは崩れない。
三セット途中までジリジリとした展開を眺めたところで眠さの限界の時間。デルポトロのが若干優勢だけど、タイブレークまで粘れば何が起こるかはわからない。

錦織vsチリッチ

大阪ベスト4進出おめでとう。

錦織も続きたいところだけど、二セット目の始めを見る限りチリッチがスーパーチリッチ気味。普段から全部良いプレーヤーだけど、ストロークもすごいビッグサーバーみたいな感じになっている。錦織も二セット目見る限り悪くはないけど、ファーストサーブがあんまり入ってないのがちょっと。
と思っていたら中盤から傾向が一転して錦織が二セット目を奪取。錦織がサーブが入り始めたのもあるのだけど急に押し出した。このレベルになるとちょっとした違いで一転するねっていう良い例。とはいえチリッチが劇的に落ちたってほどでもないので勝負の行方はわからない。

三セット目はまたまた五分五分な感じに。結局タイブレークを錦織がとった。チリッチのダブルダブルフォルトっていうボーナスはあったけど、錦織にはこのまま頑張って欲しいっていうところでまたまた眠さの限界。全米はフィンランドからの時差はちょっとタイミングがよろしくない。

しかしチリッチはちょっと甘くなった球を、綺麗にスパーンと深く撃ち抜くのがべらぼうにうまいな。

ナダルvsデルポトロ

一セット目だけ観戦。
デルポトロはいつも通り。ナダルが少しだけサーブゲームに問題がありそうって雰囲気。ほぼ五分五分。全体的には少しだけナダルの方がいいかなって思ってたんだけど、タイブレークを取ったのはデルポトロだった。

デルポトロはもう少しセカンドサーブでポイントが取りたいところ。ナダルはサービスゲームをなんとかしたいっていう二セット目からかな。でも12時を超えたのでここでおやすみ。
この二人が5セットゲームとかやると、明日の朝錦織がまだゲームしてる可能性があるかな。

錦織vsジョコビッチ

ナダルの棄権という意外な結末の上ゲーム。というわけで余裕で錦織のゲームは見れなかったのだけど、大阪の決勝戦を待つ間にリプレイ観戦。

見てて思ったのはジョコビッチは昔ほどはエグくないなってこと。一時期の0−40からでも気が抜けない、みたいなおかしなことはさすがになくなっているようだ。
一方でジョコビッチはジョコビッチ。錦織がなんで勝てないかって話によくなるけど、調子の悪くないジョコビッチに勝てる人なんてのはそうはいないっていう事実を忘れてはいけない。
そういう意味で錦織に足りないのは運なのかなあ。今回に限ってはナダル側にいればうまく回ったって可能性もある。なんだか錦織って強いってよりはその時バリバリ調子の良いプレーヤーを引く印象が。2014年のチリッチもそうだけど。

まあでも結局のところドロー運を引くためにはコンスタントにベスト4に顔を出すようにしないといけないというところで、怪我をしないようにやっていくっていう話になってしまうのかな。今回は怪我をせずに全米オープンを抜けたようなのでこの後に期待していきたいところだ。

大阪vsセリーナ

ちょっと二セット目が荒れたわけだけど、何はともあれ大坂選手おめでとう!!

とりあえず一セット目は大阪の完勝なのは問題ないでしょう。サーブゲームもリターンゲームも支配していた。落ち着いた隙のないプレーは今後への期待を持たせるものだった。

二セット目に入ってからはセリーナが盛り返し、少し競った展開に。セリーナのブレークが先に入りはしたけれど、それでも大阪が全般に押していたことは変わりなかったと思う。

事件が起こったのは大阪がブレークバックして迎えた大阪のサービスゲーム(大阪2−3セリーナ)から。
ここで起こっていることはセリーナがブレークバックされた時に、セリーナのコーチがコーチングをしたということ。そしてセリーナがラケットをぶっ壊したこと。
おそらくここで警告を2回受けたという扱いでセリーナが1ポイントを失ったところから、大阪のサービスゲームが始まったわけだ。
そのままあっさりと大阪がキープして3−3。それから大坂が再びブレークして4−3。大坂のサービスゲームが始まっても怒りの収まらないセリーナに再び警告。そのゲームはその時点で終了で、自動的に5−3となった。
3回目の警告がゲームを失う扱いだとは初めて知った。

そこからセリーナ、大阪ともにサービスゲームをキープして試合は終了。大阪が初のグランドスラムタイトルを手にしたのだった。

といわけで別にこのゴタゴタがなくても大阪がまず勝っていたこの試合。ちょっと後味が悪くなってしまったけれど、大阪にとっては一つ目のグランドスラムを取れたという事実が大きいだろう。
この試合をきっかけとして、セリーナの後継者としてガスガスとグランドスラムを取っていってもらいたい。

D

 

ウインブルドン2018の結果予想と観戦記

W杯に気を取られていたらいつのまにか始まっていたウインブルドン。そのW杯すら見られていなかった7月の初旬だったので、ウインブルドンが最初に見られたのは3回戦からになってしまった。例のごとくEurosports playerを契約しっぱなしだったので、W杯の合間を縫って少しだけ観戦することにした。
この投稿では、今更ベスト4予想と、少し見られた試合の感想などを書いていきたい。

ウインブルドン2018メンズシングルスの予想

フェデラー山: フェデラー

フェデラーとしかいいようのない山。モンフィスはあんまりフェデラー得意じゃなさそうだし、Kアンダーソンがきれっきれだったとしてもフェデラーが勝ちそうな印象。

チリッチ山: イズナー

チリッチがすでに負けていなければチリッチと言ったであろう山。残りのメンツ的にはラオニッチかイズナー?最近の調子だとイズナーが押し切っても面白い。

ズベレフ山: ジョコビッチ

錦織と言いたいところなんだけどジョコビッチが来ると勝てる気がなんかしない不思議。とはいえ全米では強かったジョコビッチに勝ってるんだし期待したいところ。他にもいろいろ厳しい山だけれどね。

ナダル山: デルポトロ

ナダルは上がって来るんだろうけど、反対側からデルポトロが怪我せずに上がって来れば、芝ならデルポトロが勝ってもいいかなって印象。

優勝:   フェデラー
準優勝:  デルポトロ
ベスト4: ジョコビッチ・イズナー

ジョコビッチがまだちょっとピリっとしないことを考えると、デルポトロの勝ち上がりはありそう。フェデラーはよっぽどでもなければ負けなさそう。ちょっとイズナー優勝とか見てみたいけど、優勝まずフェデラーかなあ。

ウインブルドン2018の見れた試合の感想

ズベレフ弟vsフリッツ

翌日に延長したところから観戦。たぶんフリッツは前日はもっと切れてたんだろうなという展開。しかしこの日はなにぶんフォアハンドのエラーが多すぎた。サーブも大事なところでサービスポイントが取れ切れていなかったし。
ズベレフ弟は全仏からフルセットに愛されている。しかし長丁場のグランドスラムはフルセットは避けていきたいところだ。

デルポトロvsペール

全仏で錦織を苦しめたペールだけど、芝コートでデルポトロみたいなタイプにどっしり構えられると苦しかったか。しっかり力の差を見せつける感じでデルポトロが勝利。デルポトロは次のラウンドも問題なさそうかな。

ズベレフ弟vsガルビス

ついにズベレフがフルセットマッチに敗れた。
見たところではガルビスが隙のないプレーをし続けてる一方、ズベレフはミスが目立っていた。前半はもう少しズベレフに集中力があったのかしら。いずれにしろガルビスは良いプレーをしていた。復帰してからコンスタントではなくても、ちょいちょい良いところに顔を出してるのかな。

錦織vsキリオス

ちょろっとだけ観戦。キリオスがグダグダ感があったので、W杯ロシアvsクロアチア戦に移行。2セット目ちょっと苦労したようだけど、無事錦織が勝利した模様。

錦織vsガルビス

ガルビスは調子が良いとシモンの上位互換的な感じなのかな。しかも早いサーブが強烈なので、芝で簡単にブレークできなさそう。錦織も苦労しそうというかしていた。
2セット目から観戦してたのだけど、かなりジリジリとした展開。ストローク戦では錦織に分はありそうだったけど、サーブを中心にしてガルビスもかなり押していた。それからガルビスはドロップショットがうまい。
しかし3セット目。少しずつ錦織に流れがいってるかなってところで残念ながらガルビスが怪我。タイブレークでは粘っていたけれど、そこから少し勢いが落ちたかな。たぶんそのままでも錦織が勝ってた気はするけど、そこからは一方的な展開だった。
ガルビスも怪我後もそれなりのレベルは保っていたのだけど、錦織のレベルにはついていけず。いかにトップ選手がギリギリのところで釣り合ってるのかがわかる展開だった。

アンダーソンvsモンフィス

モンフィスが苦しんでいた試合。普通に打ち合ってもアンダーソンがポイントを取っていることが多かったので結果はまあ順当か。アンダーソンはここのところずっと調子が良いのだろう。サーブだけでなくフォアの強打などがよく効いていた。でも次のフェデラーはちょっと辛いかな。

ジョコビッチvs錦織

再びジョコビッチ相手に残念な結果。
んー、やっぱり巡り合わせが悪いというかなぜかジョコビッチには勝てない。もはやそこまでレベルが違うとは思わないのだけど。見れたのは最終セットの終盤だけなのでなんともいえないのだけどね。
いずれにしろウインブルドンでベスト8だと全米がとても楽しみなんだけど、肘のテーピングがとっても気がかり。症状軽くてすぐ治るようなものだと良いのだけどなあ。

アンダーソンvsイズナー

まさかのフェデラーを倒したアンダーソン。そしてチリッチのいない山を順当に勝ち上がったイズナー。巨人対決となった準決勝。

サーブは少しだけイズナーに軍配が上がっていた印象。一方でストローク戦になるとアンダーソンがかなり良さげ。かなりせった上で最終的にはアンダーソンかなーっていう立ち上がり。

結局タイブレーク3つとアンダーソンのブレークアップで最終セットへ。
最終セットは長丁場。タイブレークのないウィンブルドンはどんどんとサービスキープで進行していく。
やはりストローク戦で分が悪いだけイズナーの方が苦しい展開ではある。エースはイズナーのが多いけどね。でも最後にどっちに転ぶかは気合と運だなこりゃ。

結局26ー24でアンダーソンが勝った。最終セットはほとんどイズナーにチャンスは与えてなかったから順当かな。むしろイズナーがめちゃくちゃよく粘ったという印象。しかしアンダーソン次はしっかり守れるナダルかジョコビッチだからちょっと辛いかな。できるだけ疲れをとって臨んでもらいたいところ。

ジョコビッチvsナダル

順延の二日目から。

ナダルの方がストロークは少し良さげだったけどほとんど変わらない二人。どちらに転ぶかわからないという試合。そんな中4セット目は隙をついてナダルがとった。ファイナルセットはどちらもチャンスを掴みながら逃すじりじりとした展開。結局昨日の試合同様エンドレスサドンデスに突入。若干ナダルのが良さげだけど、どちらがとってもおかしくない。
そんな競合いを最後に制したのはジョコビッチだった。ジョコビッチ奥さんも大歓喜。ついにグランドスラムファイナルにジョコビッチが戻ってきた。

アンダーソンもジョコビッチも長丁場後のファイナル。普通にいったらジョコビッチが有利なきがするけれど、両者頑張って欲しいところ。ジョコビッチはバックハンドの変なミスと、短いボールでエラーが出なければ問題はなさそう。アンダーソンはやはりサーブでできるだけなんとかしたいところ。

アンダーソンvsジョコビッチ

普通に戦ってアンダーソンが普通に敗れたという印象のファイナルだった。アンダーソンはフェデラーに勝ったくらいだし、疲れが抜けていれば普通に戦ってもいけるという戦略だったのだろうか?芝だったこともあるのかな。
とくにジョコビッチ対策をしている雰囲気はなかった。ジョコビッチも普段のままのジョコビッチという印象。強い時の方の普通のジョコビッチだったけれど。そんな二人がぶつかればまあジョコビッチだったのは順当でしょうか。

しかしアンダーソンは前回の全米オープンに続いて決勝2回目。錦織もそうだけど、1個くらい取れるとよいなと思う。でもやっぱりビッグ4的なのがファイナルだと少しつらい。もう少し良い巡り合わせに会える幸運を祈るとしましょう。そういう巡り合わせはもうすぐそこまで来ているかもしれないし。

ウインブルドン2018を終えての雑感

優勝   ジョコビッチ
準優勝  アンダーソン
ベスト4 ナダル・イズナー

ナダルフェデラーの流れがようやく終わったかと思ったら、戻って来たのは同じくBIG4のジョコビッチ。マリーは長期離脱な感じだけれど、この4人の支配が終わるのはいつになるのだろうか。芝に限って言えば来年もフェデラージョコビッチナダルあたりがせってそうなイメージ。もう少し安定的にこの3人と戦えるプレーヤーがいないとね。
ジョコビッチは俺がやるから、フェデラーは任せた。ナダルの体力は削っておくから次で任せた・・・って感じの若手プレーヤーが増えて来ないとそうそう優勝を塗り替えることはできないだろう。今回もアンダーソンがフェデラー倒したーっていうのに、最後に復活ジョコビッチが残ってるんだからそりゃきついよねっていうBig4時代。

全米はデルポトロ・アンダーソン・錦織・チリッチあたりがタッグを組んでBig4を一人一人倒して行くところを見てみたいものだ。

D

ジャガイモのピリ辛黒酢炒めのレシピ [簡単中華]

[概要]

ジャガイモ千切りの黒酢炒め

ジャガイモのピリ辛黒酢炒め

千切りにしたじゃがいもを炒めるだけの料理。
日本で料理していたときはジャガイモは似るものという固定観念のせいか、じゃがいもの千切りを炒めるって発想がなかった。だけどやってみるととても美味しい一品。ジャガイモ安いし美味しい最強。
味付けは色々変えても美味しいのだけど、黒酢で酸っぱくして唐辛子でスパイスをつけるのが一番無難に美味しいと思う。

[調理時間]

20分

[準備するもの]

ジャガイモ    中2個くらい
唐辛子      赤でも緑でも半分くらい。種類は辛さの好みに合わせて

中華黒酢

中華黒酢     大さじ1。私は上の写真のもの。塩とか砂糖とか入っているので、普通の黒酢を使う場合は少し砂糖などを足すと良い。
塩        小さじ1/4くらいから調整
調理油      大さじ1

[手順]

1. ジャガイモを千切りにして水で晒しておく。私はジャガイモを斜めにごく薄切りにして、それから千切りにしている。ジャガイモのサイズによって斜め具合を変更すると良い。真面目にサイズを揃えて千切りにすればするほど美味しいのは確か。だけどだんだん途中から面倒臭くなる。自分用ならそれなりにばらついてても美味しいので。
調理時間のほとんどはこの千切り。

ジャガイモの千切りを水にさらす

2. 唐辛子も似たような形で千切りに。私は見た目はセラーノとかハラペーニョみたいな青唐辛子のが好きなんだけど、この日は赤唐辛子しかなかったので。セラーノを使うとかなり辛くなると思う。

ジャガイモと唐辛子の千切り

3. 真面目に細く千切りをしておいたらあとは強火でグワッと一気に炒めるだけ。
フライパンに調理油を大さじ1ほど引いてあっためる。ジャガイモと唐辛子を一緒に投入してジャガイモに火が通るまで炒める。うちの電気調理器だと少し時間がかかるけどガスだと早いんじゃないかな。
炒めすぎると少しべたついてくるので、そこだけ注意。

ジャガイモを炒める

4. 塩を振って味を調整し、黒酢大さじ1を回しかけてざっと混ぜたら出来上がり。

[雑感]

  • 芋だけどご飯ともよく合う
  • 芋なので食べ過ぎ注意
  • 唐辛子の種類では激辛にもできる
  • 醤油などをちょろっと垂らしても美味しい
  • 水分を足してスーピーにしても良いのだけど、硬さの調整がちょっと難しくなる

関連記事

自炊レシピのまとめ

D

2018ロシアW杯のグループステージの雑感

いよいよ2018年のサッカーW杯が幕を開けた。日本代表はいろいろと本題でも本題以外でも話題にあふれた直前を過ごしてきたよう。それが吉と出るか凶と出るか。
いずれにしろ直前のパラグアイとの試合に勝って比較的気持ちよく乗り込めるのかな。是非ともうまいことやってグループステージを突破してもらいたいところだ。

今年はお隣ロシアでのW杯なのできっととても涼しいのでしょう。書いていてロシアって日本からでもフィンランドからでもお隣なことに気づいた。でかい国だな。
できれば近くのサンクトペテルブルグまで1試合くらい見に行きたいものだけど、なかなか1歳の子供連れだと難しいかな。

というわけで観戦はテレビや国営放送のオンラインストリーミングでがメインになりそう。
せっかくなのでこの投稿では見れた試合の感想でも書いていきたい。

グループステージの各グループ

その前にちょっと自分用にまとめ。グループ予想でもしようかなと思ったら、もうすでにやっていたことを思い出した。

内部リンク: サッカーロシアW杯2018のグループ分けが決定

グループA: ロシア・ウルグアイ・エジプト・サウジアラビア

グループB: ポルトガル・スペイン・モロッコ・イラン

グループC: フランス・オーストラリア・ペルー・デンマーク

グループD: アルゼンチン・アイスランド・クロアチア・ナイジェリア

グループE: ブラジル・スイス・コスタリカ・セルビア

グループF: ドイツ・メキシコ・スエーデン・韓国

グループG: ベルギー・パナマ・チュニジア・イギリス

グループH: ポーランド・セネガル・コロンビア・日本

ロシアvsサウジアラビア

さて地元ロシアの開幕戦はアジアのサウジアラビアと。ロシアは世界ランキングも下がり最近は調子が悪いという評判だったけどなかなかどうして。
タイトな守備はしっかりしていて、サウジアラビアに崩されて点が取られそうな雰囲気はなかった。
攻撃の方は5−0になったけど、さすがにそこまで攻撃力があるわけではなさそう。最後の方はサウジアラビアが疲れちゃってた感じかな。しかしグループステージ最後の方でせって来るとこの5点はでかいかもしれないね。
これから開催国としてウルグアイ・エジプトとどう競り合って行くのか。

イランvsモロッコ

再びアジアはイランとモロッコの試合。

イランもモロッコも良いチームだった。両チームしっかり守っていて、どちらも時折チャンスはあったけど決めきれず。モロッコの方が若干瞬間的なキレはあったかな。最後疲れちゃってたけど、イランもよく集中していた。日本イランとやったら苦戦するんじゃないかな。

90分ぐらいに転げ回ってたイラン選手は、本W杯のベストコロコロ賞にノミネートされそうな回りっぷりだった。

最後までそんなに無理している雰囲気はなかったんだけど、グループBはスペインポルトガルがいることを考えると、無理して勝ち点3を取りにいかなかったのはちょっと不思議かな。

なんて試合中に書いていたら最後ロスタイム3分に稀に見る見事なオウンゴール。強烈なヘッドシュートがゴールに突き刺さった。イランが劇的勝利。アジアのチームが久々にW杯で勝利。おめでとう!

スペインvsポルトガル

W杯序盤の一番エキサイティングなゲーム。ヨーロッパチャンピオンのポルトガルとスペイン。スペインも監督でゴタゴタしたようだけど、その影響があるのかないのか。いずれにしろ楽しみ。

赤のポルトガルの方がやや調子の良さそうな立ち上がり。前半始まってすぐにペナルティーエリアで倒(さ)れたCロナウドがpk奪取してあっさり決める。ポルトガル先制。
少しずつスペインがボールを持つ時間に。ポルトガルはスペインに回されてもそんなに焦りはなさそう。決定機を抑えつつカウンターで追加点が取れればってくらいか。
スペインは最後の前線がイマイチあってないけれど、そこが合えば点が入りそう。だけどその前にポルトガルがカウンター決める可能性もありそう。
しかしイニエスタすごいな、ほんとに来年日本行くのか。
結局スペインがカウンターを決められる前に、ジエゴコスタが個人技で同点。ぺぺがファールもらいにいったのがちょっと勿体無かったか。
その後もどちらもゲームプラン通りって感じの進行だったけど、Cロナウドが再び1チャンスをものにする。ゴールキーパーはできれば止めたかったシュート。前半は2−1でポルトガル。

後半開始早々にフリーキックから綺麗な展開で再びジエゴコスタ。そのすぐ後にナチョフェルナンデスのすっごいはやいミドルシュートが突き刺さる。3−2でスペインが逆転。スペイン破壊力高いなあ。
その後はじりじりとした展開でお互いにチョロチョロチャンスを作るくらい。このまま終わるかと思われたところで、Cロナウドの美しいFKが直接ゴールへ。3−3で試合終了。
というわけでスペイン・ポルトガルが普通に強い。

イランこのどっちかを倒さないといけないのか。引き分け二つだとだめな可能性が高いよね。タフだなあ。

オーストラリアvsフランス

アジア3カ国目。イランに続いて勝利なるか。

謎パンチでフランスがpk献上したところから観戦。とりわけフランスが強いっていう印象も受けなかったのだけど、その後チャンスをしっかりモノにするあたりはさすが。勝ち越したフランスがそのまま逃げ切った。

オーストラリアはよくボールをつなぐチームになっているのだね。終盤パワープレーに行かないオーストラリアは新鮮。
フランスがこのくらいだと、グループCは混戦になるかな。

アイスランドvsアルゼンチン

最近話題のアイスランドとアルゼンチンの楽しみな一戦。

前半は両チームほぼ予定通りの展開か。
アルゼンチンがボールを持ってメッシを中心に攻めまくる。アグエロのゴールは鋭いゴールだった。
アイスランドはしっかりと守ってカウンターで一発ズドンを狙う。ロングボールからの普通の攻撃をしていたのも迫力があったけれど。アイスランドは妙にゴツくででかい人が多く見える。北欧でかい人多いからな。何れにしても十分アルゼンチンに勝つ可能性は見える。

さて後半。
アルゼンチンが押し込む時間帯が増えたけど、アイスランドがあまり決定機を作らせずに粘った。怪しげなpkがアルゼンチンに行ったけどメッシが外す。そのまま得点は入らず、両者勝ち点1を分け合った。

メッシがもうちょっと切れてくればアルゼンチンも良いだろうし、アイスランドも良いチーム。しかしクロアチアの出来次第ではどちらかがいなくなるなんてこともあるのかしらね。

セルビアvsコスタリカ

前半は序盤を除いては概ねセルビアペースに。このまま続けばセルビアに点が入りそうな感じ。一方でコスタリカもたまに見せる個人技やカウンターにキレがある。気をぬくとコスタリカが持ってく可能性もあり。0−0のまま後半へ。
後半も基本的に同じペース。セルビアが綺麗なフリーキックを決めて1−0で勝ち切った。試合展開からはとてもフェアな結果だと思うけど、セルビアが優勢だった理由はなんなのでしょうね。セルビアのがでかかったとは思うけれど、システムうんちゃらかんちゃらな理由があるのでしょうか。

グループEの残りはブラジルとスイスか。けったいなグループですな。セルビアはこの勝利を勢いに絡んでいきたいところ。

メキシコvsドイツ

これまたグループ一回戦の中では好カード。次のブラジルvsスイスもそうだけど。やっぱりW杯はすごいチームの集まりですね。

前半はポゼッションこそドイツだったけど、結構五分五分で撃ち合っていた印象。とても見てて楽しいゲーム。そんな中でメキシコが素敵なカウンターで先制点を奪取。こういうカウンターって昔ほど見なくなってる気がするのだけどとても綺麗に決まった。

後半はドイツの怒涛の攻めをメキシコがいなし続ける展開。メキシコファンには目が離せない展開だった。メキシコがカウンターで追加点でもとらなきゃドイツかなと思っていたら、なんとメキシコが最後まで守り切った。ということでメキシコの金星。日本サッカーがメキシコを目指したくなる気持ちがわかる一戦でした。

このグループの残りはスェーデンと韓国か。さすがに初戦負けたとはいえドイツは残るかな。ただだいぶオープンになった感。

ブラジルvsスイス

序盤からがっぷり4つ。ブラジルはそこまでボールを持とうとはしていないかな。そんな展開だけどコウチーニョのスーパーミドル。個の力でブラジルが先制。しかしスイスもきれずにしっかりプレイした前半。ネイマールをしっかりマンマークで潰しているのがよいのかしらね。

後半開始早々にスイスがコーナーッキックから綺麗なヘディングシュート。ブラジルコンビのプッシングアピールが可愛かった。実際しっかり推してたけど、まあしょうがないでしょうね。
そのまま集中を切らさないスイスとなんだかふわっとした感じのブラジル。そのままスコアは変わらずタイで終了。

セルビアが首位に立ったこのグループ。こちらも混戦になりそうな雰囲気。

日本vsコロンビア

やった!!!勝ったーーーーー!!!大迫スーパー!!!

内容はドキドキの展開だったけどWカップ初戦南米に勝利はでかい。なんとかなるんじゃなかろうかと思わせる勢いがある。次セネガルも頑張って!

セネガルvsポーランド

セネガルが2−1で勝利。1点目はディフェンダーにぶつかってのオウンゴールだけど、GKとDFに走り勝った2点目はアフリカ勢らしさが。日本もあのようなひょんとしたゴールには注意したいところ。真面目に守備頑張っている仲の良いアフリカ勢は普通に強い。そして監督がかっこよかった。
ポーランドはなんだかぱっとしなかったけど、最後のフリーキックはとても綺麗に決まった。もう少し早い時間に決まっていればという一点。

セネガル・日本が勝利したけれど、まだまだオープンなグループH。楽しいW杯になってきた。

ロシアvsエジプト

後半から観戦を始めたらエジプトの見事なオウンゴールを目撃。モロッコの見事なヘッドオウンゴールもすごかったけど、今回のトリッキーなカーブのかかった膝でのオウンゴールはそれ以上だった。今大会オウンゴール多いきがするな。

ロシアは1戦目と同じくしっかり守備から入っていた。エジプトはサイドから良い崩しを何本か見せていた。噂のサラーはすっごい切れてるわけでもなさそうだけど、怪我の影響はわからなかった。普段を知らんからなんとも言えないけど。

そんな中でロシアが綺麗に崩して2点目。ほどなくして気を抜けたのかあっさりと3点目を追加。3点目は個人技がすごかったかな。VARからのサラーのpkで点とったり、エジプト最後まで頑張ってたけど、3−0からだとやっぱりきついよね。

グループAはロシアとウルグアイでほぼ決まりかな。

イランvsスペイン

時折6バックになったりしながら、ガチ守りに入っているイラン。スペインを相手にどこまで粘れるのか、スペインはそれでもこじ開けることができるのか。ある意味面白い試合ではある。
しかし案の定といっていいのか、スペインにゴールが転がり込む。ジエゴコスタのラッキーなゴールだったけど、これがなくてもスペインから90分守りきるのはつらそうだったかな。イランにもゴール取り消しがあったりと、ツキにも見放されていた。最後のスローインの前転を入れたのはフェイントだったのか、ちょっと面白かった。

スペインポルトガルが4、イランが3か。最終戦を考えるとスペインがほぼ決まりで、イランとポルトガルの直接対決で決まるってとこか。

アルゼンチンvsクロアチア

0−3アルゼンチン敗戦。まだチャンスがないわけではないけれど、だいぶ厳しくなった。メッシのW杯が終わりかけている。思えばリケルメとかがまだいた時に、W杯をとってほしかったなあ。

やはりメッシシステムだと、メッシがガツガツ活躍しないとダメなのか。現代サッカーで全員走ってるチームが相手だと、一人守備免除させるのはリスクが高いのかもしれないね。ブラジルが次どうなるのかは興味深い。

ブラジルvsコスタリカ

さてそのブラジル。コウチーニョの2戦連発に続いて、ネイマールのロスタイム弾で2−0の勝利。
コスタリカも頑張ってたけど、最後のチャンスをものにしたブラジルはさすが。ネイマールのおまけ弾もブラジルを乗せる可能性のあるゴールか。

というわけで窮地に立ったアルゼンチンに対してブラジルは余裕のある位置へと戻って来た。ブラジルはある程度後ろでしっかり守れるのが強みか。あとは前線にもう少し迫力が出てくると面白くなってきそう。

アイスランドvsナイジェリア

今大会で一番見ていて気持ちのよいゲームだったかも。お互いに一生懸命プレイする。汚いファールはほとんどなし。時間稼ぎもほとんどなし。

結果は0−2と明暗が分かれる形になったけど、前半はほぼアイスランドのペースだった。それにムサの2得点はそりゃしゃあないというレベルのゴール。特に1点目のトラップはとても美しかった。

アルゼンチンは少しやりやすくなったかもしれないけれど、このナイジェリアは侮れない。

ドイツvsスェーデン

苦しんでいるドイツは今日も苦しんでいた。いやゲームプランとしては悪くないんだろうけど、勝たないといけない試合で先制点取れないとやっぱり大変ね。
スェーデンはしっかり守ってカウンタータイプ。ドイツはガスガス攻めまくる。そんな感じで前半後半続いていたけれど。スェーデンにひょこっと先制点が入ったのと、早い時間のディフェンダーの怪我での交代、ボアテングの退場。ここら辺が微妙に少しずつ影響した感じ。
でもアディショナルタイム最後のフリーキックをしっかり決めるのがドイツ。最後に勝つのはドイツっていうのはこういうことなんだろうな。異常に美しいFKだった。

ということで3チームにまだ可能性があるのかな。グループFの結果は最終戦へ。

日本vsセネガル

セネガルのラッキーな先制点から始まる拮抗したいいゲーム。川島は弾くならもうちょっといい方向に弾いてほしかったけど、あんだけ詰まってたらまあしょうがない。
日本も乾のシュートが綺麗にきまって同点。乾よくあそこに打ってるきがするけど得意なのかしらね。前半のハイライトは柴崎のおててをつないでお散歩タイム。後は後半勝負。

後半も先に先制される苦しい展開。だけど交代で入った本田が決めた。やるね。そのまま引き分けで終了。勝ちたかった試合でもあるけれど、セネガルは普通に強かった。ポーランドも強いだろうけど、コロンビアを残しているセネガルよりはだいぶマシか。

次のコロンビアvsポーランドもそうだけど、最終戦まで目が離せないグループになった。最終戦まで期待できるW杯はいいね。

コロンビアvsポーランド

コロンビアがクロスから綺麗に得点。ポーランドは特に問題もないのにうまくいっていない感じ。このままコロンビアが勝つというのは日本にはそんなに悪くない話なのかな。しかしよく日本コロンビアに勝ったな、11−10とはいえ。

後半もそのままの勢いで3−0で終了。ハメスロドリゲス含めてみんな良く走ってたし、コロンビアとても良いチーム。セネガルが勝利を掴むのはかなり難しいタスクになりそう。いずれにしろ日本は引き分け以上でいいのかな。ポーランドが今日くらいの調子ならいけそうな感じ!

D