さて長めのノルウェー旅行も折り返し。
この日はノルウェーの港町ベルゲンを歩いて散策した。
ベルゲンの港町を歩いて散策
のんびりと起き出したこの日は、そのままのんびりとアパートで朝食。
10日くらいの旅になるとこういう1日も大切。
アパートの近くにあったベルゲンの教会
さて、出かけるかという気分になった10時半に適当にプラプラとベルゲンの街を散策。
教会やら噴水やらを眺めつつプラプラと歩く。
そのまま人の多い方に歩いて行くとベルゲンの港、フィッシュマーケットエリアへとたどり着いた。
ベルゲンのフィッシュマーケットエリアを散策
朝から賑わうベルゲンのフィッシュマーケットエリア
ベルゲンのフィッシュマーケットエリアは結構な賑わいを見せていた。
カウンターの冷蔵庫のお魚を選んで料理してもらうようなお店で食べている人がたくさん、その合間を縫って歩いているひとたちもたくさん、そしてたどり着くフェリーや世界遺産のブリッゲンの写真を撮る人たちもたくさん……などなど。
ブリッゲンの三角屋根の建物
私たちは最後のグループに混ざって、港越しにブリッゲンの古い建物の写真撮影をした。
ブリッゲンの建物はコペンハーゲンのニューハウンを思い出すような建物。
内部リンク: コペンハーゲン市内散策から運河ボートツアーへ 〜CPH4泊5日(3)
この日は港の反対側から写真を撮っただけだったけど、中の入り組んだ古い通路を楽しむこともできる。
ベルゲンのNordnes Parkへ向かって市街地を散策
フィッシュマーケットでご飯を食べても良かったのだけど、ゆっくり起き出したこの日はさほどお腹も減っていなかった。
カフェ・ケーキ屋さんのSweet Rain。クロワッサンが美味しかった
ので、そのまま港エリアの公園Nordnes Parkへと足を伸ばした。
お腹が減ってはいなかったと言ったけど、途中カフェを見つけると覗きたくなってしまう嫁X。
しかしXの嗅覚は結構優れものだった。このお店のクロワッサンやパンはかなり美味しかった。Aulrandでもそうだったけど、ノルウェーは北欧なのにしっかりパンやらコーヒーやら食事が美味しいのでいい。
理由はわからないけど、ちょっと食事関係はフィンランドより上な気がする。
NordnesParkの謎のトーテムポール
夏のノルウェーの公園の小道。夏のこの日差しで二十度少し……
20分ほど歩いてたどり着いたNordnes Parkは海沿いの素敵な公園。
海って言ってもビーチがあるわけでもないし、結構島に遮られた眺めなんだけど、やっぱりなんとなく開放感があって夏の北欧の公園っていう雰囲気を楽しめる感じの公園だった。
公園でしばらく息子のL君を遊ばせた後は、ベルゲンの街並みを楽しむ。
ベルゲンの港のあたりの市街地は、結構綺麗でぶらぶら歩くのにとてもいい感じなのだ。
いい感じの細い坂道の路地があったり……
いい感じのカラフルな家屋が並んでたり……
いい感じの猫がプラプラ歩いてたり……
という感じでぶらぶら歩いていたら、あっという間にフィッシュマーケットのあたりまで戻ってきていた。
お昼過ぎくらいの時間のフィッシュマーケットはとても繁盛していて、ベルゲンって観光に成功してる街なんだなって印象を受けたのを覚えている。
ベルゲンのホットドッグ屋さんTrekroneren
しっかりレストランやフィッシュマーケットに座ってご飯を食べる……ってほどにはお腹も減っていなかったので、ベルゲンで割と有名なホットドッグ屋さんTrekronerenでホットドッグを購入することに。
ベルゲンでコスパのいいホットドッグ。美味しい
このホットドッグが思いの外美味しかったこともあり、食欲を刺激されてしまった私たち。結局スーパーで適当に出来合いのものを買い足してお腹を満たすことになった。
ベルゲンの街を一望する山頂へ
街中にあるウルリーケンへのツアー会社
なんとなく満足しててこのまま終わりでもいいかなと思っていた1日。だけどそれなりにエネルギーが余ってもいたので、もう1箇所どっかに行くことを決める。
目的地は元々嫁Xが調べてて候補の一つだったウルリーケンの山頂。ベルゲンを囲む山の中では一番標高が高い山の上へと向かうことにした。
ベルゲンのウルリーケンの山に行くには、市街地からのバスツアーがある。
出発場所は知ってたんだけど、バスの時間とは知らなかったので適当に訪れてみることにした。
ウルリーケンへ向かう10分ほどのツアーバス
ツアーバスのところに行ってみると、そろそろ次のバスが出るところ。
ツアー会社のお兄ちゃんと適当に話したところ、今出れば頂上で30分くらい遊んでも、最後のツアーバスで市街地に戻ってこれるとのこと。
ウルリーケン山頂へのロープウェイ
ほんじゃらってことでバスに乗り込む私たち。この時4時半くらいだったかな。
すぐに出発したバス。バス自体はすごく短くて、10分くらい市街地を走り抜けて、ウルリーケン山頂へ向かうロープウエイにたどり着く。
現地人は歩いて登るウルリーケン
現地人は歩いて登るせいか、上りのロープウェイは全然混んでなくて、すぐに乗り込んで山頂へと移動する。山頂にたどり着いたのが5時くらいだったかな。
登山道を歩いて登る現地民
ロープウェイはなかなか良い眺め。ベルゲンの町の方も見えるし、山の方もなかなかの眺め。そんなロープウェイはすぐに山頂へと到着する。
山頂駅のあたりは鉄棒やらなんやら置かれている
山頂はとてもいい感じに整備されている公園って感じ。山からの市街地の眺めもいいし、山側の景色も結構いい感じだし。それなりの高さの山を散策するって雰囲気を味わえる。
ウルリーケン山から見下ろすベルゲンの港町
山側の景色もなかなか
そんなわけで山頂周りを写真を取りながらプラプラ歩いてたら、あっという間に30分が過ぎてしまった。
下りのロープウェイは長蛇の列
5時半くらいになって、ちょっと早いけど下りのロープウェイに並ぶか……ってところでトラブル。
いやトラブルってほどじゃないんだけど、下りのロープウェイに長蛇の列。2機しかないロープウェイ、どう見ても市街地に戻る最終ツアーバスに乗れそうにはない。
この混み具合は、ベルゲンの現地民は結構な数が歩いて登って、ロープウェイで降るってことをしてるからなんだと思う。
のんびり進むロープウェイ
だけどそんな情報は全くツアー会社からももらってなかったし、むしろ彼らはこのくらいの時間にロープウェイに行けばいいってったから、この日の混み具合は想定外だったのかもしれない。
まあいずれにしろ僕らはロープウェイで降るしかないので、おとなしく順番を待つ。下にたどり着いたのは6時10分、というわけでツアーバスに乗り込むことは叶わずだった。
帰りの公共バスは降りるのにこんなのを引っ張るタイプだった
まあしょうがないので公共バスか、最悪タクシーかなってことであたりをプラプラ。
ちょっとバス停の場所を見つけるのには苦労したけど、市街地に向かうバスはたくさん走っているもの。
さほど苦労することなくベルゲン市街地まで戻ることができた。スマホって便利っていう時代を再認識した。
ベルゲンにたどり着いたのは7時くらい。
夕食に出るのに遅いって時間でもなかったんだけど、ちょっと体が疲れてもいた。翌日の移動日に備えて、この日は体を休めることにした。
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