フィンランドの公共交通HSL 〜バス・地下鉄・電車の乗り方

路線探索のためのHSLアプリ

ヘルシンキ・エスポーエリアでは入り組んだバスネットワークが形成されている。おかげで便利なのだが、どのバスに乗っていいかわかりにくくたどり着くのが大変だ。
そんな時に便利なのが公共交通HSLの携帯アプリ。
アプリにはチケットの購入機能と、路線検索がメインの機能。クリックするとウェブページに飛ぶので、最初からウェブページに行っても良いのかな。最近HSLのアプリがアップデートされて、独立のアプリになった。

外部リンク: HSL App

クレジットカードを入力しておけば簡単にチケットが購入できるので、ヘルシンキに旅行するなら入れといても良いかも。それにちょっとチケットが安くなる。

路線検索はGoogle mapでも結構正確だけど、特にバスを使う場合だとオンラインで正確な時刻をアップデートしてくれるHSLのappも便利。

たくさんのバスが停まるバス停

たくさんのバスが停まるフィンランドのバス停

使い方は出発地と到着地のアドレス、もしくは目的地(空港とか、ショッピングセンターとか)を入れるだけ。歩きの指示も出してくれるので、到着地の住所をそのまま入れれば良い。
GPSをオンにしておけば、現在地からの案内もできる。ルートをサーチすると、3つのルートが到着の早い順に表示される。バス停の近さ・乗り換えの待ち時間・乗り換え駅などで選ぶと良い。
同じ行き先のバスがたくさんあったりするが、どれが一番良いかは慣れるしかない。冬ならたどり着くのが遅くとも最初に来たバスに乗る必要があるかもしれないが。
また同じ番号でも後ろについているアルファベッドで経路が異なっていたりするので注意が必要だ。最近別の行き先のバスに乗ってしまって、家まで走って帰った。

バスの中では案内の放送はない。フィンランド語でもないのでバスの中はとても静か。
フィンランドに来て初めてバスに乗ったとき、運悪く行き先表示の電光掲示板が停留所の名前を出さないバスだった。今までの経験だと半分くらいのバスは停留所の名前を出さない。こうなると停留所を知っていなければバスを停めることもできないので大変だ。
2019年5月現在では、ほぼ全てのバスがしっかりバス内の電光掲示板で次の駅や、終点を表示している。稀に壊れていることはあるけどね。
バスは降りたかったらSTOPボタンを押して運転手に伝える必要がある。押さないとバス停には止まらない。トラムも同じようにボタンを押す。地下鉄と電車は勝手に各駅止まる。

以前降りる駅がわからなかった時は近くのお姉さんが英語が話せて助けてくれた。HSLの経路案内のウェブページにGPSの利用を許可していれば、停留所マップや現在地表示を出してくれる。これを見ていれば初見でも自分でなんとかできるかな。
GPSやウェブページにエラーがある場合は諦めて運転手かその辺の人に助けてもらうしかない。フィンランド人は親切な人が多いので助けてくれる。

トラベルカードの取得

長期滞在の場合はトラベルカードを取得すると良い。トラベルカードを取得するには、HSLのサービスポイントに行く必要がある。サービスポイントは各エリアに一つくらい。二週間から定期券的に買えて、大分チケットが安くなる。1日1.5から2ユーロくらい?
ただし安くするには住民登録が済んでいることが必要。私が最初取りに行った時は住民登録前だったので、高くなっちゃうよっておばちゃんに忠告された。そこで住民登録が済んでから出直すことにしたのだった。
ちなみに普通のトラベルカードは入金しておいて電子マネー的に使える。これも実は結構安くなるのだ。ヘルシンキだけなど狭いエリアチケットの場合、ドライバーから買うと3.2ユーロ携帯のアプリのチケットで2.9ユーロ、トラベルカードだと2.2ユーロといった具合だ。ヘルシンキ・エスポーなど広いエリアのチケットになると大体倍額になる。

2018年1月3日追記: HSLのアプリで携帯から購入できるチケットの価格が上記のトラベルカードと同じになったようだ。なので定期券を購入しない場合トラベルカードを取得する意味合いは薄くなった。携帯のアプリを使った方がお手軽。ついでに1ヶ月の定期券までは携帯のアプリで購入できる模様。

その後住民登録手続き後にサービスポイントを再訪。
住民登録の完了には、二、三週間かかるとのことであったので、申請中でも大丈夫かなと思いトライ。結果無事撃沈。三・四日待ってからまた来てねとのことであった。そこで住民登録オフィスから登録完了のお手紙が来るまで待ってから
再びトライ。しかし今度は別の問題が発生。
1年の滞在の場合だと、登録される住所がテンポラリーの住所になるそうなのだ。残念ながらテンポラリーの住所では格安のトラベルカードの取得ができないそう。諦めて普通のトラベルカードを取得することにしたのだった。
パーマネントのアドレスを取得したらまた試すことにする。

追記: パーマネントアドレスを手に入れたのでトラベルカードの定期券が取得できた。

HSLチケット購入のための新しいABCゾーンシステム

2019年5月4日追記:

チケット購入のためのゾーンやシステムが変更された。前はエスポート、ヘルシンキ・ヴァンターエリアなどで分かれていたのが、ABCとなったのでわかりやすいようなそうでもないような。

私が住んでいるところはCなのでBに行こうと思うとBCチケットを購入する必要がある。これが前回までのエスポー内チケットとほぼ一緒なんだけど、携帯アプリでの購入の場合で、2.2ユーロが2.8ユーロに値上げされている。
同じようにAまで行こうと思ったらABCチケット。空港と市街地の往復なんかがそう。んで4.2ユーロだったのが今は4.6ユーロかな。

これだけ聞くとちょっと残念な値上げなんだけど、前回のシステムだとエリアまたぎのところで値段が変わっていたので、エスポーからヘルシンキへの短距離地下鉄で4ユーロ以上払わないといけなかったのが、2.8ユーロだけで大丈夫ということになったのが利点。
それからゾーンの定期券を持っている場合で、そのゾーンの外に行く場合はエクステンション用のチケットが買える。この場合2.5ユーロだそうなので、30ユーロセントお得ということになる。最近2.5ユーロじゃなくて1.2ユーロだっていう話を聞いた。確認してないのではっきりしたら後でまた追記するかも。

値上げになるか値下げになるかはどれだけエスポー・ヘルシンキゾーンをまたぐか次第かなあ。アールト大学とヘルシンキ大学を行き来するような人には良い変更かもしれない。

バス・地下鉄・電車への乗り込み

バスに乗り込む時はほとんどのバスは前方のドアにチケットの読み取りマシンが付いている。トラベルカードやカードタイプのデイチケットを持っている場合はマシンでスキャンすればよい。
携帯アプリのチケットや紙のチケットは運転手に見せればよくて、チケットを持っていない場合はちょっと高いけど運転手から購入できる。

地下鉄は読み取りマシンはエレベータやエスカレータの前についていることが多い。ごく稀にホームに入るところについている駅もあった気がするけれど、基本的には先にスキャンしておく必要がある。
それからチケットマシンも読み取り機のそばにあることが多いかな。
定期券を持っている場合は特に毎回スキャンしなくて良い模様。チケットチェック何度かされているけれど、定期券をスキャンしてなくて問題だったことはない。

電車の場合は車内にチケットの読み取りマシンがついている。空港もそうだけどホームにチケット読み取り機がないので、電車に乗り込んでからスキャンすることになる。カードタイプのデイチケットの最初の時とか、スキャンする必要のあるチケットは忘れずにスキャンしておく必要がある。

というわけでバス以外はチケットなしで乗り込めてしまうのだけど、もちろん職員によるチケットチェックがそこそこ頻繁にある。チケットなしで乗り込んでいると問答無用で80ユーロ払わなければならない。

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ウインブルドン2017の一週目の観戦記

ウインブルドンの1週目もそろそろおしまいである。 今週は結構な日数早く帰ってくることができたので、それなりに試合観戦することができた。 以下は適当な観戦記。

一日目

パブリンカvsメドベージェフ

まさに悪い時のパブリンカといった感じ。 ミスも多く最後の方は自滅していった感じ。 1回戦のパブリンカは最弱のパブリンカで決勝まで行くと最強のパブリンカになるんだろうな。

二日目

ティエムvsポシュピシル

ポシュビシルは確かジャックソックとダブルスでマスターズを取っていたような気がする。 シングルスでも普通に良いプレーヤー。 でも普通に良いプレーヤーじゃ今のティエムに勝つのは結構な運がいりそう。 この日のティエムはそんなに良い感じでもなかったけど、やっぱりサーブが強烈だしフォアハンドの強打は威力ある。

三日目

錦織vsスタホフスキー

1回戦順調な滑り出しの錦織。 なので2回戦も安心して観ていられる方の錦織なのかと思いきやいつもの錦織だった。 決まるショットはガスガス決まるけど、ミスも多い感じ。 応援する方の胸には悪いが、プレイスタイルなのでしょうがない。 相手も結構老獪というか普通に良いプレーをしていた。 2個目のタイブレークをなんとか制して勝利。

マリーvsブラウン

ブラウンって最近有名なのかな? 全仏でモンフィスとやってて、両方すごいプレイをするので異次元対決みたいな様相になっていた。 この日はマリーを相手にも変わらずドロップショットからのネットプレー三昧。 また時折見せる弾丸のような強打も魅力。 しかしマリーのような安定したプレーヤーには相性が悪いか。 次第に押され始め敗北。 しかしプレースタイルは最後まで貫いていた、時折スーパープレー。

チリッチvsマイヤー

こちらは少しだけ。 このウインブルドンでは良い時のチリッチのようだ。 このチリッチのサーブをブレイクするのはかなり至難だろう。 またストロークもフォア・バックともに強烈。 錦織は次勝てたらこのチリッチはちょっとつらい。 次の試合で勝って覚醒したスーパー錦織に期待。

ナダルvsヤング

こちらもちょろっと。 サウスポー対決。 ナダルって強烈にすごく強いって印象はないんだけど、負けなさそうな雰囲気がある。 ヤングも良いプレーしまくるんだけど、もう一歩が足りない。

四日目

ティエムvsシモン

シモンは相変わらず普通の良いプレーヤー。 しかしティエムの強打の前に敗れ去る。 やっぱりサーブが良いプレーヤーは安心して観ていられる。 この日のティエムは良さげに見えたけど、ベスト4はどうだろうなー。

フェデラーvsラヨビッチ

ラヨビッチを見るのは初めてだったが、サーブもフォアもシングルバックも強い球が打てる良い選手だった。 1セット目はほぼ五分五分な感じでプレイしていたが、フェデラーがタイブレークでスイッチオン。 そのまま一気に2セット目を持って行った感じ。 ラヨビッチはぶっ叩く分集中力に左右された感じかな。 3セット目もそのままの勢いでフェデラー。
いずれにせよフェデラーのサービスゲームがかなりキレてた。 このままのサービスの調子だとかなりいいところまで行ってくれそう。

五日目

マリーvsフォニーニ

フォニーニって結構しょっちゅう出てくるし、見るといいプレーいつもしてるんだけど負けてる印象。 少しミスが多いのかな、特に集中力が抜けると。 でもいいプレーしてると思うんだよな。 ヒールっぽくて良い感じ。 今回はまあ芝のマリーだからしょうがないけど。 お、フォニーニ2セット目を取った。 はまると強いな。 マリー少しだれ気味だけど、サーブが良いからまあ大丈夫かな。 あれフォニーニ怪我か・・・これは残念。
回復してきたのか4セット目は結構せっている。 フォニーニヒール。 フォニーニが押し切るかと思ったらマリーが戻ってきた。 結局マリーの2−1か。 3セット目の足の調子の悪さがなかったらと少し残念。

錦織負けてしまった。 残るベスト4候補はマリー・ティエム・フェデラー。 嫁の予想のようにBIG4残しが正解だったかなあ。

六日目

フェデラーvsズベレフ兄

2セット目の途中から観戦。 フェデラーのサーブゲームの安定性がやはり光っている。 これだけサーブゲームが安定してると相手にはかなりプレッシャーだろう。 ブレークできなかったとしてもタイブレークで勝てるという自信がありそうだし。 もうちょっと丁寧に拾ってくる相手でどうなるかかな。 なんだかんだで上がってきてるジョコビッチとか。

とりあえずベスト4予想ティエム・フェデラー・マリーは残っている。 マリーが若干怪しげな雰囲気が出ているが。

 

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ヘルシンキ・エスポーエリアのレストラン・バーその1

この投稿では主にヘルシンキ・エスポーエリアのレストランやバーの情報をアップデートして行く予定。 増えすぎたらその2を作るかもしれないけど、子供が小さいのでそんなに増えて行く予定は今の所なし。

レストラン情報

Ravintola Merimakasiini, Hietalahdenranta 14, 00180 Helsinki ☆☆☆☆

Ravintola Merimakasiini

友達が少しまえに見かけて気になっていたと入ったお店。 ヘルシンキの中心のバス駅のKamppiから歩いて10分くらい。
80ユーロくらいの海鮮プレートをシェア。 二人で食べきったけど、3人でもいけると書いてあったくらいの量。 シーフードはフレッシュだった。 海老系が中心だったが、あまり日本ではみないタイプの海鮮が揃っていて楽しめた。 ソースも結構気合いが入っていて三種類。 どれもよく作ってあっておいしかった。
付け合わせのフライトポテトもいかすみのソースとともにバッチリ。 値段もソコソコしたけど、店員の対応も良かったしおすすめ。

McDonald’s Helsinki Kamppi, Fredrikinkatu 46, 00100 Helsinki

ちょっと赤ちゃん連れだったのでファストフード。 チキンバーガーとてもおいしかったのだけど7ユーロくらいした。 さすが北欧。

Tsuru, Piispansilta 11, 02230 Espoo ☆☆☆ > ☆☆☆☆

エスポー 鶴 天丼

EspooにあるIso Omenaというショッピングセンターで時間があったので試した日本食レストラン。 10ユーロちょっとくらいで、普通の和食が食べられる。
カツ丼は甘くて味付けが強かったのであまり好みではなかった。 天丼の方が良かったけど、普通の天丼という印象。 サラダが付いていたのが良かった。
通りすがりに食べるには悪くはなかったけど、和食レストランを探しているときの候補というほどではない。

Tsuruの唐揚げ定食

2018年になって再訪。
唐揚げ定食を食べたらとても美味しかった。 星4つに変更。 シェフが変わったのか唐揚げが特に美味しいのかはわからないけれど、また唐揚げを食べに行くと思う。

POPOMAMA DIM SUM &TEA HOUSE, Piispansilta 11, 02230 Espoo ☆☆

エスポーのpopomama

同じくIso Omenaのレストラン。 上のTsuruの斜め向かいにある中華レストラン。 清潔な見通しの良いレストランで落ち着いて座れる感じ。 また接客も丁寧。 小さな子供連れが多かったので、気兼ねなく食べられる感じだった。

料理の方はそこそこで値段がしっかりするので、コストパフォーマンスは悪く感じてしまった。 点心はそこそこだったけど、量が少なめ。 一緒に頼んだチャーハンは安いけど、おかずを食べるためのご飯という感じだった。
dim sumのお試しセットがあるので、初回はそれを頼んでみて好みに合うか試して見るのがおすすめ。

Ravintola Nepal, Kivenlahdenkatu 1, 02320 Espoo ☆☆☆☆

Ravintola Nepal lamb

Ravintola Nepal chicken

ちょっとヘルシンキからは遠いけど、EspooのKivenlahtiにあるネパールレストラン。 違いのわかる人には怒られるかもしれないけど、ネパールレストランはインドレストランとほぼ同じ。

ラムカレー的なlamb vindalooが程よくスパイシーで美味しかった。 嫁の頼んだチキンもなかなか秀逸。 ライスとナン、サラダ、ヨーグルトがついてきて15ユーロほど。 フィンランドのレストランとしてはコストパフォーマンスがかなり良い。 ネパールビールも美味しかった。

BAR情報

Bryggeri Helsinki, Sofiankatu 2, 00170 Helsinki ☆☆☆☆☆

美味しいビールが飲めるバー。 ピルスナーがとても好みの味で良かった。 一杯500mlで8ユーロくらい。 IPAやサマーエールも美味しかった。 ただ良く混んでいて外の席は満杯。 日本のガイドブックに乗っているのか日本人グループがちらほら来店していた。

Ooster, Elielinaukio 3, 00100 Helsinki ☆☆☆

ヘルシンキ中央駅の建物についていたバー。 やっぱり500mlくらいで8ユーロちょっと。 レッドエールをトライしたが、苦味が薄いので私の好みとは若干違う感じ。 品揃えもまあ普通なラインナップだったかな。 店員さんはテキパキしてたし立地が良いので、駅で電車の待ち時間に一杯やるのによい感じ。

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ヘルシンキ・エスポーエリアのレストラン・バーその2

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国内旅行記・北海道 〜幸福駅経由の札幌行き

北海道東北部を周る11日の旅もいよいよ10日目、最後の移動日を除けばこの日が最終日。 旅の締めにお土産などを買いながら札幌まで戻る旅程。

この日まず向かったのは帯広。 帯広といえば六花亭。 ということでバターサンドやその他お菓子を大量購入。 結構色々とお菓子が売っていて、その場で購入して食べることもできる。 買い食い用のテーブルも付いていて、無料のコーヒーがセルフサービスで付いていた。 ちなみにとても綺麗な建物でトイレなどもとても綺麗だ。 あ、駐車場が若干難しいが店員さんが親切に案内してくれた。

北海道 幸福駅

大量のメッセージカードが張りつくされた幸福駅の駅舎

お菓子を実家へと大量発送した後に向かったのが幸福駅。 すでに廃駅だが良い名前の駅ということで観光地化されている。 旧駅舎や電車などが展示されているが、そんなに見るものがあるわけでもない。 ちょろっと立ち寄るのには良い感じだ。 ちょっとドライブすると愛国駅があり、愛の国から幸福駅へというなんだかよくわからないけど、縁起の良さそうな感じの観光ができる。 ちなみに愛国駅もほとんど何もない。 こちらもちょい寄りといったところだ。

お昼ご飯を道の駅なかさつないで済ませたら、一路札幌へと戻るドライブの開始である。 札幌ではまず最近?人気だという、アンパン屋さん”月寒あんぱん本舗”へ行ってお土産の購入。 試しに買い食いしてみたところ、アンパンってよりは固めのあんこ菓子っていうイメージ。 美味しかったけど私のアンパンのイメージとは異なっていた。 何はともあれお土産にいくつか購入。

その後は旅の締めにと、札幌の回転寿司を食べた。 翌日は札幌の朝方の街をちょろちょろと散歩してから新千歳空港へと向かい、後ろ髪を引かれつつ蒸し暑い東京へと戻ったのであった。 これにて北海道東北部を周る11日の旅はおしまい。

 

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ホテル:東横イン札幌駅南口

朝食:ホテル大平原

知床第一ホテルに続きあまり覚えていない朝食。 朝食は記憶に残りにくいのかな・・・写真をとっておかないといけないなと反省。

昼食:道の駅 なかさつない ☆☆☆

道の駅付属の売店花水山でちょろっと買い食い。 結構美味しかった。

夕食:回転寿しトリトン平岸店 ☆☆☆☆

札幌回転寿司 トリトン

初日の回転寿司に比べてだいぶ評価の高かった回転寿司店。 結構早めに行ったのだが、お店はすでに満席で並ぶ必要があった。 しかしお客さんの回転はそこそこ良かったのでそんなに待つことなく座ることができた。 寿司はやっぱりネタが重要なんだなってことで、とても新鮮なお寿司を楽しむことができた。

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国による労働環境の違い 〜四カ国働いてみた感想

日本も含めればアメリカ、フランス、フィンランドと四カ国で働いてきた。 ポスドクをこれ以上することもないだろうし、この機会に各国の労働環境について考えて見ることにした。 この投稿では特に労働時間や休暇などに絞って書いていきたい。 研究への取り組みなどは、チャンスがあれば後ほど別の投稿にまとめる。
ポスドクはそもそも結構特殊な職業であるし、個々の研究所大学などによる労働環境の違いももちろんある。 それも踏まえた上で自分のこれまでの就労の中で感じた違いをまとめておこうと思う。

日本の労働環境

給料をもらっていた博士過程と無給の研究員をちょっとという経験。 働いていたといっていいかは微妙なところではある。 と書いていてふと思ったけど、PhD studentレベルが無給で勝手にやってくる日本ってやっぱりすごいな。 それが日本の科学を押し上げてもいるし、端々にガタが来る原因にもなってしまうのかしら。
日本の大学は学生の滞在時間は自由だった。 教授も結構遅くまで働いていたりしたし、好きにやっていた感じ。 長く働いてても文句はいわれないが、短いとボスに注意くらいはされると思う。
しかしタイムマネージメントのシステムは一切なかった。 裁量労働制というものだ。 自分で適当に切り上げるのがうまい人にはいいかもしれない。 同僚の中国人ポスドクなんかはこのシステムの中でうまいことやっていた。 一方私はこのマネージメントが少しずつうまくいかなくなって失敗した
とはいえ最終的にPhDが取れたのだから、周りのサポートしてくださった方々には感謝。

アメリカの労働環境

ポスドクひとつ目。
アメリカというか国立研究所だからかな、仕事時間は8−5くらいでとてもかっちりしてた。 装置のエンジニアとかは6−3とかだったが。 休憩時間を抜いて1日8時間縛り。 必要があれば時間外に実験することはもちろんあったが、働いた時間分は週内くらいで振替の時間休をとっていた。
働きすぎているとそれとなく注意が来る。 はたらいてないほうは注意のあとで首になると聞いたが、近場にそんな人がいなかったので実際のところはわからない。 ここもタイムカードは自分でオンライン入力するだけだったが、周りが誰も働いてなければ自然と帰るものだ。 あと時間外の単独労働は禁止だった。

私のボスは結構お偉い人だったが、彼も8−5時できっちりラボでの仕事は終えていた。 忙しい時期には家に帰ってから論文の更正をしてくれたりしていたので、部下のための家での残業は少ししてくれていたけど。 基本的にアメリカは時間内でかっちり仕事を終わらせることに美徳がある印象(アジア系のボスとかだとそうでもなかったりするが)。

有給休暇は年14日だったかな。 有給休暇に加えて病気休暇は保証されていた。 フランスなどに比べるとだいぶ少ないが、しっかり使い切ることができるし翌年度への繰越もできる。 あと確か常勤になると少しは増えたはず。

かっちりしている上にそれとなく過剰労働への予防線を張っていた。 仕事の効率や働きやすさのバランスがとても良い国だと思う。

フランスの労働環境

ヨーロッパに移ってポスドク二つ目。
フランスも研究所ではあったけど大学内の機関。 学生がいっぱい。 フランスはアメリカに比べると良くも悪くもいい加減。
朝それなりにゆっくり来る人もいれば、夜型の人も。 ここだけみると日本と同じにも見えるが、そんなことはない。 職場に来てたって、朝のコーヒー、長いランチ、食後のコーヒーなんてしてるのだから別にたいして働いているわけではない。 がしかし最後には仕事をキッチリ仕上げてくるのだからよくわからないところだ。 集中力の使い方がうまいのかな。  有給は年一ヶ月とチョイ。 有給使いきらないとボスに怒られたりする。
私の性格にはフランスという国の働きかたは馴染まなかったが、人によっては離れがたい魅力があるそう。 フランスも自分でマネージメントができる人向けかな。 働きすぎとるいう意味ではなく、仕事の成果をある程度出すためにという意味で。 私生活も仕事も楽しさが一番というタイプの人にはあっているのかな。

フィンランドの労働環境

ヨーロッパ二カ国目。 大学のポスドク。
ヨーロッパだが雰囲気はフランスよりアメリカな印象を受けている。 うちの大学の場合一般職は一日7.35時間と決まっている。 研究職は一年1624時間と決まっており、それをどう使うかは個人の自由だ。 1624時間は1日8時間で203日。 週末以外が260日で15日の祝日があるので、やはり1ヶ月ちょいの有給休暇ということになる。
アメリカと同じく時間外、週末の単独労働は禁止。 もちろん学位論文の提出が近いなどで遅くまでいる学生もいるが、基本的にはみんな定時で帰っている印象。
フィンランドのシステムもとても好き。 年に一定時間しか働けないので、 過剰労働はまあしない。 かといって忙しい時期にはしっかりと時間を使える。 またこの時間しか働けないとなると、いかに効率的に時間を使うかを考えないといけない。 だらだらと働くよりはよっぽど良い。 良いところどりというほどではないが、アメリカとフランスの間に位置している印象。 バランスが良い。

まとめ

という感じの四カ国就労体験談でした。 今のところ定職につくならフィンランド、次点でアメリカという感じかな。 とはいえもう一カ国くらい試してみたいと思っている私は、あまり研究職には向いていないのだろう。 普通海外で就職するなんて人はやりたいことで場所を決めるものだろうけど、ちょっと働く労働環境を変えてみたいなと思っている人の参考になれば幸いだ。

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国内旅行記・北海道 〜マリモ見学からの十勝平原

北海道の東北部の自然を楽しもうの旅も9日目、いよいよ終わりが見えて来た。 この日はちょっと北上して阿寒湖でマリモ見学をしてからの十勝平原。

阿寒湖の遊覧船

阿寒湖遊覧船マリモクルーズ

あ、阿寒湖ツアーの前に釧路市丹頂鶴自然公園にたちよったのだった。 ちょっと前に野生のタンチョウを観れていたから新鮮味にはかけたが、タンチョウへの餌やりなどを見ることができて良かった。
この日の阿寒湖はなかなか良い天気だった。 遊覧船のツアーは阿寒湖の南側から出ている。 まずは滝口と呼ばれる阿寒湖の東端までのんびりとクルーズ。 そこから北上してマリモ展示観察センターがあるチュウルイ島へ。 阿寒湖では天然のマリモが外で見れるのかと思っていたら、このマリモセンター以外では見れない模様。 いや潜れば見れるのかもしれないが。 マリモセンターにいるのは15分ほど。 置いてかれることもないだろうが、時間厳守とのことである。

阿寒湖 マリモ

阿寒湖のマリモセンターでは大量のマリモが見られる

阿寒湖のマリモたちに別れを告げて向かったのはオンネトー湖。 この湖は条件が良ければ水の色がめちゃくちゃ綺麗らしいのだが、この日は若干風が強くイマイチ。 周囲をぐるっとドライブして、戻ることにしたのだった。

続いて十勝平原への道中立ち寄ったのがラワンブキ観賞ほ場。 ここはもうほぼ打ち捨てられたような様相であった。 私たちが立ち寄った時がたまたまそうだったのか、たまに管理が入って綺麗になったりするのかな? しかし大量の巨大なラワンブキが群生しておりコロポックル気分は楽しめる。

その後は道の駅あしょろで少し休憩を挟んだくらいで、この日の十勝川温泉のホテル大平原へと向かったのであった。

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ホテル:ホテル大平原(十勝川温泉)

大平原の名に恥じない大規模ホテル。 建物は少し古くなりつつあるのかな。 私たちが泊まったのが旧館だったのかもしれないが。 とはいえ十分に清潔ではあったので問題はない。 何より温泉が良かった。 モール温泉が楽しめる場所は日本でもそんなにないだろう。 なぜだか男風呂の露天風呂が熱いという不思議。 夜間で男女入れ替えが入るのだが、男女入れ替え後にも男風呂の方の露天風呂が熱いという不思議。 まあ内風呂まで熱かったわけではないので問題なし。

朝食:東横インの朝食

東横インの朝食

昼食:コンビニで軽食

阿寒湖の船乗り場のすぐそばにコンビニがあった。

夕食:ホテル大平原 ☆☆☆

再びバイキング。 ここのバイキングも和洋中だったかな。 いや美味しかったのだけど、ここまでのホテルの食事がとても良かったので比べてしまうと星3つ。 いや美味しかったのだけど。

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ウインブルドン2017の開幕 〜フェデラーが優勝するかな?

いよいよ今年のウインブルドンが開幕した。 やはりなんといっても今年の注目はフェデラーだろう。 全豪オープンを制したのをはじめとして、マスターズも制覇するなど絶好調。 クレーシーズンを休んだ影響か、休み明けの一つ目のトーナメントは1回戦負けしていたが、次のトーナメントはしっかりとズベレフ弟に勝って優勝。 フェデラーがこのままの調子でウインブルドンを制覇したとしても何の驚きもない。

私がよくテニスを観戦してたのは高校生の時だったので、その頃はアガシとサンプラスの対戦に心を踊らせつつ観ていたのを覚えている。 その頃はテニス部だったので、ビデオに撮ってテニスの上達のための研究をしていたのだった。 いや全く上達はしなかったのだが。
私がテニス観戦から離れた頃が、ちょうどフェデラーの全盛期からナダルへという時期であった。 それから10年近く経とうとする今、フェデラー・ナダルが再びその才能を見せつけているのはなんとなく嬉しいものだ。 いやずっと凄かったのだろうけど、去年あたりはフェデラーもナダルも怪我の影響か早期敗退が目立っていた。 もちろんジョコビッチ・マリーが異常に強かったから優勝してないっていう印象が強いのかもしれないが。

今年に入ってからはハードコートでフェデラー、土でナダルと両雄それぞれ全盛期並の力を見せつけた。 ウインブルドンはマリーが地元、ジョコビッチも復調気味とBIG4のどれがきても不思議ではないが、やはり芝でもう一度勝つフェデラーが見てみたいのが正直なところだ。
幸いフィンランドとイギリスの時差は二時間。 仕事が終わってからでも何試合かは見れる。 今日はナダルの試合の最後の方が観れて、パブリンカの試合を見ながらこれを書いている。 ナダルは調子良さそうだったけど、パブリンカはのらりくらりしている。 まあ一回戦のパブリンカはそんなものなのかな。 なんて書いていたら4セット目4−1負けそうな雰囲気。 投稿書き終わるまでに負けた。。 見たところキリオスとパブリンカが初日の波乱か。

さてヨーロッパでテニスの放送を見る方法だが、テレビにユーロスポーツ契約が入っていれば何もせずとも見れるだろう。 私のケーブルテレビの契約には残念ながらユーロスポーツが入っていなかった。 1ヶ月ほど前の全仏オープンのときに、久々にテニス観戦がしたいなと思い方法を調べてみた。 するとユーロスポーツはEurosports playerというオンラインストリーミングをやっているのを発見。 月7ユーロと安くもないが、別に払うのをためらうほどの値段でもないので契約。 ウインブルドン途中で契約が切れるので、もう一度購入しないといけないが。
ちなみにアメリカだとWatchESPNっていうESPNのオンラインストリーミングを時たま使っていた。 私の場合コムキャストの契約でESPN3はオンラインで見れるようになっていたのだ。 こちらはぱっと今見た感じだと、ログイン用のプロバイダを選んでっていう選択肢しかなさそう。 オンラインだけの契約はなさそうな感じだ。

最後にせっかくなのでベスト4からの予想。 フェデラー優勝が軸で。 なんとなくジョコビッチだとフェデラーが負けそうなので、ジョコビッチがデルポトロに負けて、疲れたデルポトロがティエムに負けると予想。 んでフェデラーがディエムに勝ってそのまま優勝と。 第一シードブロックはマリーが勝手に転ばなかったら勝てそうな人がいない。 錦織はチリッチ・ナダルはかなり厳しそうだけど、期待を込めて。 頑張って! 嫁は手堅くBIG4で予想していた。

Dの予想

優勝  フェデラー
準優勝 マリー
ベスト4 錦織・ティエム

Xの予想

優勝 ジョコビッチ
準優勝 ナダル
ベスト4 フェデラー・マリー

D

 

国内旅行記・北海道 〜日本一早い日の出から釧路の炉端焼き

北海道の東北部を中心としたドライブ旅行、8日目は本島最東端の納沙布岬から釧路への旅。

納沙布岬の日の出1

納沙布岬の日の出1

納沙布岬の日の出2

納沙布岬の日の出2

例のごとく夜明け一時間前ほどに起き出し、30分前にはこの日の日の出スポットの納沙布岬で待機。 納沙布岬は離島を除くと日本最東端に位置しているので、日本で一番早い日の出を眺めることができる場所なのだ。
と書いたところでふと思い立って調べて見たところ、ほぼ全ての季節で日本の東端に位置する納沙布岬が一番早いのは確かなようだ。 しかしこと初日の出に限ると南東が有利になるため緯度の低い千葉県の犬吠埼が一番早いそうだ。 ちなみに全てをひっくるめると南鳥島が一番早いそう。
この日は久々に日の出の天候に恵まれ、良い日の出を見ることができた。 まだ個人的日の出ベストはメサアーチだが、日本ではここの日の出でが一番印象に残っている。
日の出後は朝の納沙布岬をちょっと散歩してからホテルへと戻ったのだった。 そうそう朝方納沙布岬へとドライブする途中、鹿の飛び出しがありあやうくはねるところであった。 アメリカでもそうだったが、北海道も朝方の運転は野生動物に十分に注意する必要がある。

霧多布岬

天気はあまりよろしくなかった霧多布岬

ホテルに戻り朝食を食べた私たちは、ようやく西へと向かうドライブを開始するのだった。 最初に向かったのは霧多布湿原を通りぬけて霧多布岬。 いかにも北の岬といった雰囲気で良い感じである。

その後は霧多布湿原の南側を回って、厚岸方面を目指した。 途中カフェにて昼食兼休憩。 厚岸で牡蠣というプランもあったのだけど、ちょっと距離・時間的な問題で断念。 厚岸は後学のために道の駅グルメパークに立ち寄ったが、何も食べずに素通りしたのだった。

厚岸を通り過ぎると釧路はすぐそこ。 ホテルにチェックインすることも考えたのだけど、そのまま釧路湿原に向かえば釧路湿原の日の入りを見れるかなという時間。 結局釧路湿原にそのまま向かったのだった。

釧路湿原 コッタロ展望台

眺めの良いコッタロ湿原展望台

釧路湿原でまず向かったのはコッタロ湿原展望台。 ここにいたるまでの道は結構な砂利・砂道であった。 運転が難しいわけではないが車は汚れる。 駐車場の車を止めると、展望台まではそこから10分ほどの登り道。 ここもちょっとアブが多かったので注意が必要。
さて日の入りであるが、コッタロ湿原展望台は角度がちょっとよろしくなかった。 そこで釧路湿原の日の入りの有名どころの細岡展望台に向かうことにした。 こちらも駐車場まで行ったら、そこから歩いて10分ほど。 だけど車でアクセスしている人たちもいたので、車で行ってもよいのかな?
ちなみに歩いて登って行くと少し手前に小さな展望台的な場所がある。 最初はそこが細岡展望台かと思い少し眺めの良いポイントを探したりなどしていたのだ。 しかしどうにも眺めが良くないと、ちょっと先まで偵察に行ってみた。 案の定、細岡展望台はその先にあったのだった。
しかし残念ながら、この日は地平線の周りがちょうど厚い雲に覆われていた。 眺めは良かったものの日の入り的な風景は楽しむことができなかった。

 

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ホテル:東横イン釧路十字街

普通の東横イン。

朝食:ホテル ねむろ 海陽亭 ☆☆☆☆☆

朝食は小さなバイキング形式。 規模は小さかったけどセレクションはとても良かった。 朝から大量に食べてしまった。

昼食:やちぼうずカフェ ☆☆☆

おにぎりとトーストを食べたのだったかな。 なかなか美味しかった。 ソフトクリームも美味しかった。

夕食:岸壁 炉ばた ☆☆☆☆

岸壁 炉ばた

川沿いの屋台で、海鮮バーベキュー。 まずは入り口でチケットを買って席を作ってもらう。 そうしたらそのチケットで、生の海鮮や料理などを買って席の炭火で焼いて食べる。 お店は複数あってどこから買っても良いのだけど、結構親切に説明してくれたりするので同じところに行ってしまったりする。
味はまあ新鮮だから美味しいのだけど、自分で焼くので飲んでると焼きすぎたりはしてしまう。 しかし雰囲気がとても良いので、特に外国からのお客さんを連れてくのには良いかな。

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国内旅行記・北海道 〜野付半島を通り根室へ

北海道東北部を周る11日の旅、7日目に入ったがまだまだゴールは遠い。 この日は知床を離れ、野付半島に立ち寄った後に根室まで南下したのであった。

知床八景・知床峠

よく晴れた知床峠

この日は昨晩スターゲージングに訪れた知床峠を再び訪れるところからスタート。 昨晩と違い天気がなかなかによろしく、知床八景・知床峠からの良い眺めを楽しむことができた。 駐車場にはそれなりに手入れのされたトイレが付いている。

海鳥と国後島

佇む海鳥と国後島

知床峠を通り抜けるてしばらく行くと、羅臼側のビジターセンターなどがある。 そのまま走り海までたどり着くと、その先には国後島がはっきりと見えるようになる。 海沿いにはちょろちょろとお店や休憩所などがある。

野付半島の花

野付半島トドワラに向かうハイキングコース

ここからはどんどんと南下していく。 まずは野付半島へと向かった。 野付半島は羅臼と根室で直線を引いてちょうど間くらい。 不思議な形をした半島である。 海の中の道路をしばらく走っていくと、野付半島ネイチャーセンターがある。 ここの1階のレストランでお昼ご飯休憩。
お昼ご飯の後はトドワラと呼ばれる枯れ木の群生に向かって一時間ちょっとのハイキングをした。 こんな不思議な半島なので植生も結構面白い感じで、色々と花などを見ることができた。

野生のタンチョウ

ドライブ中に見かけた野生のタンチョウ

根室へのドライブを再び開始すると、運良く野生のタンチョウのカップルをみることができた。 その後は農場や牧場などの脇をのんびりとドライブ。 根室のホテルにチェックインしたら、近場での日の出日の入りの情報をホテルの人に尋ねて見た。 結果やはり日本一早い日の出を次の日に見ることにし、この日の日の入りはスキップ。 日の出に備えて夕食後はさっさと就寝したのだった。

 

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ホテル:ねむろ 海陽亭

中規模の旅館といった風貌のねむろ海陽亭。 駐車場は道路を挟んで反対側。 そんなに大きくはないけど大浴場も付いている。 部屋は清潔な和室で問題無し。

朝食:知床第一ホテル

前日と一緒。 バイキングの朝食のはずだがなぜかあまり記憶にない。

昼食:レストラン野花(野付半島) ☆☆☆

レストラン野花 海鮮丼

野付半島のネイチャーセンターのレストラン。 海鮮丼やカレーなどなかなか美味しかった。 この地方名物のシマエビは普通のエビだった。

夕食:ホテル ねむろ 海陽亭 ☆☆☆☆

ねむろ海陽亭の夕食

久々にセットになっているタイプの夕食。 私はこのタイプのカニはそんなに好みではないのだが、カニはカニなので美味しかった。 他のメニューもしっかりとした料理で十分満足。

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国内旅行記・北海道 〜知床五湖と知床の星空

北海道東北部を周る旅6日目は知床の深部に入り、知床五湖のハイキング。 連泊したので、慌てることなく知床の自然を存分に楽しむことができた。

知床 オーロラ号

知床クルーズ船オーロラ

この日は朝は知床クルーズ船に乗って、まずは知床の最北端を目指した。 このクルーズは知床の西海岸を眺めながら知床岬まで行って戻ってくるツアー。 何種類か船があって短いコースもある。 私たちが乗ったのはオーロラ号という船。 オーロラ号のツアーは結構長くて四時間ほどかかる。

このクルーズツアーでは知床八景の幾つかを海側から眺めることができる。 陸路からは行かなかったプユニ岬・フレペの滝・カムイワッカ湯の滝はこのクルーズ船から見ることで抑えた。 知床八景は全て陸路で回ろうと思うと結構大変だと思う。 しかしこの3つを海からの眺めで満足するとそんなに大変じゃない。
もちろん大きな船なのでそんなに近くに近寄れるわけではない。 アップで見たい人は簡単な双眼鏡でも準備しておくと良いだろう。
ちなみに席は自由席。 行きは進行方向右側が陸地側なので、そちら側の席を抑えようとしている人たちが多かった。 私たちはゆっくり行ったので、中の席は諦めて最初から船の上のデッキに出て良さげなベンチの席に座っていた。 天気さえ良ければデッキがお勧めだ。
船内にはトイレはもちろん、簡単な売店などもついている。 私はこの日は運転の予定はなかったので、売店で購入した知床地ビール片手に知床の自然を眺めていた。 私はクマが見たいなあとずっと双眼鏡で沿岸を探していたのだけど、そう簡単には出てきてくれなかった。

知床五湖

知床五湖

陸地に戻った後は、車に乗り換えて陸の知床八景・知床五湖を目指したのだった。 知床五湖は駐車場があるので、車でアクセスできる。 知床五湖から先の車でのアクセスは時期によって規制があるようなので確認が必要だ。
さて知床五湖のハイキングは森の中に入っていくコースと、よく整備された木道を歩いて行くコースの二つがある。 森の中のコースに入っていく場合は、受付所に行って10分ほどの講習を受ける必要がある。 講習のメインはどうヒグマを避けるか。
講習が終わると入ってきた入り口とは別の出口から出て、知床五湖ハイキングの開始だ。 なのでトイレは先に済ませておく必要がある。 クマよけの鈴を鳴らしながら、知床五湖を1個ずつ見て回っていく。 この日はヒグマどころか人以外の動物は全く見なかったが、知床五湖と周囲の植生はとても美しいものだった。 写真を撮りながら五湖をぐるっと回って二時間くらいかかったかな。 最後にちょろっと売店をのぞいて知床五湖はおしまい。 ホテルに戻って温泉で疲れを癒したのであった。

そうそうこの日は夕食後に知床峠を訪れたのだった。 夜の知床峠はほぼ完全に真っ暗で、スターゲージングに最適。 時折おなじ目的の車がやってくるくらいでそれ以外の光はなし。 なので星が綺麗に見えるはずだ・・・晴れていれば。
私たちが訪れた時は雲がかかってしまっていて、あまり星が見えなかった。 ついでに峠なので風が強くとても寒い。 防風・防寒をしっかりしていく必要がある。
私たちは結局諦めて知床峠を後にしたのだが、結構下まで降りてくると上空の雲が晴れていた。 車を空き地に止めて上を見上げたら結構な数の星が見えたので、こだわりがなければウトロ港近くでも良いのかもしれない。

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ホテル:知床第一ホテル

前投稿参照。

朝食:知床第一ホテル

たぶん美味しかったんだと思うんだけど、なぜかほとんど記憶に残っていない朝食。 会場すら思い出せない不思議。 まあたまにはこういうこともあるのでしょう。 写真をとっておかないといけないな。。

昼食:セブンイレブン

ツナマヨおにぎりは日本の誇る文化。

夕食:知床第一ホテル

基本的に前日と一緒だった。 とはいえバイキングのバリエーションは多かったので、二日連続くらいなら飽きはこない。 食事の内容は前投稿参照

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