Xserverではhttps化が無料でできるということであったので、せっかくなのでトライしてみることにした。
Xserverでのサイトのhttps化
サイトのhttps化自体はとても簡単で、Xserverのサーバーパネルにアクセスし、ssl設定タブーssl設定の追加から確定するだけで良い。 30分ほど待つとhttpsのサイトにアクセスできるようになる。
問題はWordPressで多言語化などの目的で、先にマルチサイト化をしている場合だ。 設定をhttpsに変更しようとしても、メインサイトのアドレス変更はワードプレスの設定画面からはできない。 ウェブで検索したところ、直接データベースを編集すれば変更できるようである。 ちょっと時間ができたので、やってみることにした。
wordpress多言語サイトのhttps化
サイトのhttps化自体は少し前に前述の通りに済ませておいた。 サイトのバックアップをとってから、まずはマルチサイトのサブディレクトリサイトのhttps化をする。 これはとても簡単で、参加サイトーサイトネットワーク管理ーサイト、から各サイトの編集をクリックする。 設定タブに移動してsiteurlとhomeのアドレスをhttpsに変えてあげれば良い。
続いてメインサイトのhttps化に取り掛かる。 メインサイトのアドレスを変更するには、直接mySQLデータベースを編集する必要がある。 私のエックスサーバー環境下では、サーバーパネルにログインするとデータベースのところにphpmyadminというものがある。 これをクリックするとユーザー名とパスワードを求められるので入力する。 mySQLのパスワードなんぞ忘れた!という方はファイルマネージャーからワードプレスインストール先のwp-config.phpにアクセスすれば良い。
さてphpmyadminの画面を開いたら、左側のフォルダ一覧をプラスを押して開くとwp-optionsというファイルが見つかる。 このファイルをクリックすると右側に中身が表示される。 そうすると上の方にsiteurlとhomeというオプションが見つかるはずだ。 これをhttpsに変えてあげれば良い。
あとはワードプレスにログインし直し、参加サイトーサイトネットワーク管理ーサイトに行くと、設定タブのsiteurlとhomeのhttpがhttpsに変わっているのが確認できるはずだ。
ただ私の環境下では一つ問題があって、同ページの情報タブのサイトアドレスの表示がhttpのままなのだ。 色々試して見たのだがここが変わらない。 しかしhttpsで問題なくサイトが動いているようであるので、原因が判明するまでは置いておくことにした。
サイトのhttps化後にやっておくこと
さてwordpressのhttps化をしたら、内部リンクや画像などのアドレスを全てhttpsに変えておく。 私たちのブログは大したリンク数・画像数ではないので、手動で全部変換した。 続いてhttpからhttpsへの301リダイレクトの設定。 マルチサイトだとここがうまくいかないというウェブ情報が散見されたが、単純に下記の二行をhtaccessのRewriteEngine onの下に書き足したら今の所うまく動いている。
RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
というわけで、多言語マルチサイトのhttps化でした。 微修正などがあれば追記予定。
D