アイスランドはスネイフェルネス半島を探検する ~Iceland11days(2)

アイスランド旅行2日目。いよいよ旅行の本番が始まる。

アイスランド旅行2日目・スネイフェルネス半島を探索する

borganesでの虹

薄いけれど虹のお出迎え

3時間の時差ボケのおかげでみんなして早く起きだした私たち。
もうちょっと朝はゆっくりするつもりだったのだけど、起きちゃったものはしかたない。少し早めに出かけることにした。
ホストにはこんなに早くでてくのかって驚かれてしまった。

この日の朝のBorgarnesは晴れてたり少しの雨が降ったり。おかげでアイスランドの自然から虹という歓迎を受けることができた。

石柱群Gerðuberg Cliffsへ

Gerduberg Cliffs parking

石柱側から見た駐車場。拡大しないと見えないかな

さてスネイフェルネス半島に入ってすぐにあるこちらの石柱群。このあたりのメインロードの54号線から、未舗装路に入ってちょっとだけ走ると駐車場がある。

Gerduberg Cliffs

柱状節理っていうのかな、整然とならんだ石柱群。結構な規模なんだけど。ほとんど誰もいない穴場。
私たちがたどり着いた時には二人組が石柱の上にいただけ。私たちの滞在中にも数グループやってきたけどね。

Gerduberg Cliffs

端から登って石柱の上側に回り込める

Gerduberg Cliffsの上に登って

石柱の上側からの景色も美しい

そうこの石柱は端の方から回り込んで登ることができる。石柱を垂直に登るというわけではない。
石柱の上に乗った写真を撮れる上に、石柱を乗り越えた側の景色もなかなかの美しい眺め。

Gerðuberg Cliffsでの私たちの滞在時間は30分くらいだった。石柱の端っこまで歩いて行ったりするならもっと時間がかかると思うけれど。

Búðakirkja(Black Church)の見学

続いて私たちが訪れたのは黒い教会で有名なBúðakirkja。

黒い教会Búdakirkja

海沿いに佇む黒い教会

緑の中の黒い教会

緑の中の黒い教会

この教会は見た目が美しいのでお写真スポット。周りの海沿いの景色や山の稜線の景色などのバックグラウンドも良いし。
この時はちょうど結構天気が良かった。グーグルの写真を見る感じだと、むしろ天気が悪い曇りの日とか、雪の日の方が写真映えしている様子。

それからいくつかウォーキングトレイルが周りにある。この日も歩き回っているグループがちらほらいた。

Vatnshellir Caveツアーへの参加

こちらは1時間のガイド付き洞窟探検ツアー。

外部リンク: Summit adventure guidesの洞窟ツアー

チケットはアイスランドクーポンというものを利用したので20%引きで一人3000ISK。
その代わりチケットのオンラインでの購入はできず、到着してから料金を支払うというシステムだった。

黒い教会からの道を間違えてしまい、時間ギリギリに洞窟に到着した私たち。
受付の建物へと急いで走る。どうやら予約なしの当日申し込みも受け付けているようで、その場で申し込みをしている人もちらほらいた。

私たちはクーポン適応の料金にしてもらわないといけないので、ちょっと受付の人とお話。でもツアー会社とのやりとりのメールを見せて、クーポンを使いたいと言ったらすぐに通じた。
割引料金の支払いをしたら受付は完了。安全用のヘルメットと懐中電灯を貸し出してくれる。

事務所入り口のそばで待っているように言われたのでしばらく待機。5分ほど待つとツアーガイドが現れた。
どうやらこの時間の人数が多かったからか、英語のツアーとアイスランド語のツアーの二つに分けた模様。意外とフレクシブルなのかもしれない。

洞窟探検ツアーの入り口

洞窟探検ツアーの入り口

ツアーは鉛筆型の不思議な入り口をくぐり階段を下りるところから始まる。中に入るとしばらく薄暗い空間に閉じこもることになる。太陽の光とはここでお別れ。

洞窟探検ツアー2

洞窟内の概略マップ

ツアーガイドは聴きやすい英語を話す陽気なお兄さん。最初に軽く概略を説明してくれる。だいたい3層構造、洞窟を入ると前後に洞窟が伸びているそうな。どうやらこんな入り口から入る割にしっかり広い洞窟のようだ。

そんな感じで狭い階段をゆっくり降りていくと洞窟探検の始まり。
入り口から少し離れたら光が全く入らなくなるので、ここからはガイドのもつ大型照明と手元の懐中電灯だけが頼り。

洞窟の中のオブジェ

洞窟の中の溶岩が固まったオブジェ

そんな明るさなので洞窟内では写真が取れないわけではないけれど、写真の写りは人々の懐中電灯の気分次第ということになる。
いろんな形に見える溶岩の由来などを紹介してもらいながら奥へと進んでいく。

ちなみにこの洞窟は火山帯らしく溶岩が通り抜けた後にできたものだそうな。だから海に近づくにつれて下っていくことになる。
ということで途中で階段をまた降ることになる。のだがこの階段が結構狭くて急で濡れていて怖い。ついでに階段の手すりがとっても冷たかったので、滑りにくい防水の手袋でも持って来れば良かったと思った。

洞窟内の階段

洞窟内にある細く長い階段

この階段を下って降りた先にあったのは冷たい暗闇に閉ざされた世界。懐中電灯さえ消してしまったあとは、周囲は完全な静寂と暗黒に包まれた。

という感じのなかなかに有意義な体験だった。60分ほどのツアーだったけれどあっという間に時間がすぎたように感じられた。
洞窟の中は結構寒いので少し暖かめの服の方が良いだろう。ちなみに冬になると洞窟の中のほうが暖かいそうな。

CafeでのランチとView point巡り

Fjöruhúsið café

海岸線に佇むカフェ

赤い屋根が可愛らしい海岸線のカフェ

さて続いて訪れたのは海岸線に佇むとても眺めの良いカフェ。サービスもまあまあ良い。室内席もあるけれどこの時期はテラス席一択だろう。
だけど価格はかなりお高め。それからレビューで評価の高かったフィッシュスープはさほどでもなかった。フィッシュスープなら他のレストランで食べたものの方が断然美味しかった。
ここのカフェだとキッシュとかワッフルとかの方が好印象だったかな。

Hellnar View Point

Hellnar View Point

アイスランド海岸線の美しい景色その1

上のカフェから下ったところにある海岸線。カフェで腹ごしらえをした後にちょっと海岸線を散策した。ちょっと石の多い海岸線だけど、歩きにくいというほどでもない。
突き出ている岩の反対側に回るウォーキングトレイルもある。20分ほど写真撮影をしたりして退散。

Londrangar view point

Londrangar Viewpoint

アイスランド海岸線の美しい景色その2

さらに10分ほど運転してたどり着いたのはまたまたViewpoint。こちらは美しい海岸線の景色と奇岩。駐車場からぐるっと一周する10分ほどのお散歩コースを歩いた。

SAXHÓLLを登る

そのままスネイフェルネス国立公園を北へと走っていくとSAXHÓLLと呼ばれる場所にたどり着く。

Saxhólar Craterとも呼ばれるこの場所は噴火口跡。
少しだけ山道を登る必要がある、階段で200段ないくらいかな。だけどこの階段が丁寧に作られているので登るのにさほど苦労はしない。

Saxhollの頂上から

晴れた日のSaxhollの頂上からの眺め

眺めは良いので登ってもいいけれど、噴火口はさほど綺麗ではなかったかな。風が強いので色々吹き飛ばされているのかも。この日もちょっと風が強くて目に砂が入らないようにするのが大変だった。
この辺りで時間が余っていたら寄っていくくらいの感じだと思う。

Kirkjufellの山と滝と写真撮影

スネイフェルネス半島で人気の観光地。
アイスランド、特にこの半島内では珍しく、駐車場が若干リミットオーバーしていた。私たちは抜けた車のところにちょうどよく入れたのだけど。ただ回転は良いので、さほど待たずには入ることはできるだろう。

Kirkjufellの山

形が美しいKirkjufellの山

ここの人気はまずは山。映画にも使われたことのある綺麗な形の山。

Kirkjufellの滝

Kirkjufellの滝

そして滝。サイズは大きくはないものの綺麗な2本滝がある。ちなみに2段滝でもあるので、この写真の下にももう一つ滝がある。
滝までたどり着くには少しだけ階段を登ったりと歩く必要がある。

Kirkjufellの山と滝

Kirkjufellの山と滝

そして滝の後ろ側を回って反対に回ると、これらを同時に収めることのできる写真スポットがある。携帯の写真だとなかなか光がうまく取れないけど、直接目で見た眺めはべらぼうに良かった。

Grundarfjörðurの宿へ

Grundarfjordurのスーパー

立ち寄った町のスーパーマーケット

さてKirkjufellからこの日の宿のGrundarfjörðurまでは10分ほどのドライブ。
この日のAirbnbはどうやら半分プロっぽいオーナーのアパート。チェックインすると事細かに指示が書かれていてわかりやすかった。綺麗なお風呂や設備の整ったリビングルームがグッド。
その後はGrundarfjörðurの人気のレストランBjargarsteinnを試してみようと思ったらまさかの予約でいっぱい。アイスランドでも人気のお店は予約をする必要があるようだ。
ちなみにその後すぐ近くのLaki Hafnarkaffiっていうレストランでピザを食べたんだけど、十分以上に美味しかった。

充実した1日を過ごしお腹もいっぱいで満足した私たち。次の日に備えてゆっくり眠りについたのだった。

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2. 8月のアイスランドをレンタルカーで一周する10泊11日の旅

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アイスランド初上陸からレンタルカーのピックアップ ~Iceland11days(1)

前回の投稿でアイスランド一周旅行の全体の概要について投稿した。

内部リンク: 8月のアイスランドをレンタルカーで一周する10泊11日の旅

ここからはきままに日記を書いていくことにしたい。

アイスランド旅行1日目・アイスランドへの上陸

アイスランド旅行1日目

アイスランドエアでヘルシンキからレイキャビクへ

アイスランドエアへのチェックインカウンターは電車から来ると少し奥の方に位置している。特に並んでいることもなくサクサクとチェックイン手続きは終了。

ヘルシンキ空港のセキュリティーは家族レーンがあるのでそちらを通過。
セキュリティーを抜けた後はいつも通りヘルシンキ国際空港の子供用プレイルームで出発までの時間を過ごした。

ユーロ内とはいえアイスランドまでは3時間の長いフライト。そのせいもあってか、結構大きめの飛行機。ユーロ路線では珍しく、座席にディスプレイがついていた。
機内プログラムは普通の映画などに加えて、アイスランドの自然や観光地を紹介する番組がたくさん。アイスランドの交通ルールをまとめた十分くらいのビデオもあった。運転する予定の人にはオススメ。
ちなみにアイスランドエアではイヤフォンは購入する必要がある。映画などを見たい人は自前のを持って行く方が良いかもしれない。

アイスランドエアのパッケージ

アイスランドエアの子供用パッケージ

ちなみに子供連れにはちょっとしたパッケージがもらえる。パッケージには3歳上向けって書かれていたけれど、1歳半のうちの子供のL君にもくれた。中にはイアフォンとかが入っていたりしたので、こっそり私たちで使ってしまったのだけど。

窓からのアイスランドの眺め

窓からのアイスランドの眺めにワクワク

そんなことをしているうちに長いフライトもあっという間におしまい。
ケプラヴィーク国際空港は到着便はバスからが多いのかな?大きめの飛行機だったけど、直接ゲートにはつけずにバスへと乗り込むことになった。

ユーロ圏内なので入国審査はなし。預け荷物のピックアップに直接向かった。
さて預け荷物のピックアップの場所だけど、この空港では免税店が目の前にある。アイスランド国内に入ると、スーパーではライトビールくらいしか売っていない。専門店のリカーショップにいけばビール・ワイン、その他蒸留酒なども買えるけど、これが結構お高い。
旅行中にお酒を嗜む人で荷物や時間に余裕のある人は、ここで購入しておくのも一つの手だ。

レンタルカーのピックアップ

さてアイスランドへ入国した私たち。早速レンタルカーのピックアップへと向かった。

Blue Car Rental事務所の外観

Blue Car Rental事務所の外見

私たちはアイスランドのレンタルカー会社Blue Car Rentalを予約していた。ちなみに7人乗りのSUVに色々保険などをつけて11日間で1900ユーロほど。それでも夏のアイスランドとしては決して高すぎる値段ではない。
Blue Car Rentalはアイスランドの会社の中では大きいようで、ケプラヴィーク国際空港の敷地内に事務所を構えている。
事務所まではシャトルバスも出ているけれど、出発カウンターのすぐそばの出口から出ると歩いて五分くらいで到着する。駐車場を通り抜けた先にあるプレハブのような見た目の事務所。
少し遠いけれど空港の出口から一応看板が見える。割と辿り着きやすいと思う。

BlueCarRental事務所の入り口

入り口のこのマシンで受付番号を取得する

さて事務所に入るとまずは順番待ちの番号を受けとるマシンがある。ピックアップやドロップオフなどで分かれているので必要なものを押す。この日の私たちはピックアップ。
あまり混んでいなかったのですぐさま番号が呼び出されてカウンターへと向かった。

カウンターにいたのは比較的聞きやすい英語を喋るお兄さん。まずは予約内容の確認。どうやらNissanのXtrailという車になった模様。7人座席のベビーシート付き、そしてFロードの運転も問題なしという仕様。
それから保険の説明を受けて運転免許証を見せて、いくつか書類にサインをしたら事務手続きはおしまい。とてもクイック。

だけど保険システムについては丁寧に説明してくれた。アイスランドの保険システムは割と特殊なので、トラブルになることもあるからかもしれない。

まず重要なのがフルに保険に入ったとしてもディタクタブルを払わないといけないということ。ディダクタブルってシステムはアメリカの個人の運転保険だと一般的だったけど日本ではどうなのだろう。
簡単にいうとディタクタブルが300ユーロだとしたら、700ユーロの損害を与えたら300ユーロを自分で払って、保険では残りの400ユーロ分対応しますよってこと。アイスランドのレンタルカー保険では、このディタクタブルが結構高めに設定されているというわけだ。
個人保険の場合はディダクタブルを高めに設定することで保険料が安くなるんだけど、レンタルカーでディタクタブルがついてるってのはアメリカの感覚だとちょっと不思議。

それからアイスランドで運転すると細かい傷がつく可能性は多分にある。例えばメインロードの1号線をちょっと外れるだけで未舗装路に突入することになる。未舗装路を走っているとまず自分の車が小石を跳ね上げて車に当たる。
それからこちらが安全運転していても、対向車線からすごいスピードで車が走ってきて小石を跳ね上げてきたりもする。

それから南部を走っていると暴風の中で砂嵐みたいなのに遭遇することもある。砂嵐ようにはサンドプロテクトって保険がまたあるんだけど、このサンドプロテクトに入ったとしてもディダクタブルがついているというわけだ。

そういうわけで実際に傷をつけてしまい、払えと言われたら払わないといけないのがアイスランドのルール。だけど予防的にやっておくと良いこともある。
その一つがレンタルカーを借りる時にする車体のチェック。まずはレンタルカー会社の方で把握している傷が書かれたシートをくれるので、その傷以外に傷がないかは自分の方でもチェックするように言われる。私たちは1箇所書かれていない引っ掻き傷を見つけたので申告。
それから車体の写真を撮りまくっておくことも重要。レンタルカー会社の人も写真を撮ることを勧めていた。
私たちの場合車体についていたうっすらとした凹みがあったのだ。この凹みは車体チェックのときには見落としていのだけど、うちの父が旅行の途中で気づいた。
最初は駐車場で止めているときにでもぶつけられてしまったのかなと心配したのだけど、実はこの凹みは最初からついていたということが撮っておいた写真で確認できた。

たぶんこの気づきにくいくらいの車体の傷ってのは、返したときにも何も言われないとは思う。だってぱっと見ていても気づかないんだから。実際私たちも何も言われなかった。
だけど一応セーフティーファーストで写真をしっかり撮っておく方が安心だろう。

NissanのXtrail

というわけでしっかりと写真撮影を済ませてから、2年ぶりの運転へと繰り出したのだった。

ボーナスで日用品の買い出し

私たちは全泊Aibnbなので基本的に毎日自炊ができる仕様だった。ついでにアイスランドは8月とはいえ気温が低いから野菜などは結構持ち歩ける。
というわけで重要になるのが野菜やお肉などの買い物。

アイスランドではスーパーが高いというのが定番のようで、ぱっと入ったスーパーがべらぼうに高かったなんてブログを結構見かけた。そんな中で人気なのが安売りスーパーのボーナス(Bonus)。ボーナスで買い物をしておけば間違いないというブログが散見された。

というわけで私たちも空港からレイキャビクへ向かう途中のボーナスで買い物をしてみた。野菜・肉や飲み物などをドンと購入。電子レンジであっためれば食べられるようなものや、サラダなどもあったのでそれらも購入。

値段に関してはBonusがべらぼうに安いわけでもないかな。他にたくさんあるKronanやNettoとかもそれほど高いわけではなかった。

Borgarnesのアイスランドの荒野のど真ん中の宿へ

Borgarnesのガソリンスタンドから

Borgarnesのガソリンスタンドからの眺め

空港を出た時からアイスランドの絶景の中をドライブしていたわけだけど、レイキャビクを過ぎたあたりからまた眺めが変わっていく。
美しい海岸線、火山帯らしい山肌、そして広大な荒野へと。

Borganesの日没

アイスランドの何もない大地への日の入り

そんな中を道を間違えたりしながら進んでいたわけだが、目的の宿のあたりは本当にmiddle of nowhereという言葉がぴったりの荒野のど真ん中。
事前に送ってもらっておいた写真と同じ家が目に入らなかったら場所を間違えたんじゃないかと思うような場所だった。

とはいえ間違いなくその場所であっていた。迎えに出てきてくれた夫婦はとても良い感じの方々。家の中はとても綺麗でスタイリッシュ。それからオーナー夫妻が準備しておいてくれたケーキとパンは絶品だった。

外は冒険心をくすぐられるような場所だったのだけど、3時間の時差もあり疲れていた私たち。次の日に備えてすぐに就寝したのだった。

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2. 8月のアイスランドをレンタルカーで一周する10泊11日の旅

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8月のアイスランドをレンタルカーで一周する旅・準備編

さて今年と言わずこのフィンランド滞在の間のメイン旅行にすらなりそうなこの旅行。
目指す目的地はアイスランド。雄大な自然を旅するのが好きな私たちにとっては格好の旅行先。
せっかくなのでこのチャンスにアイスランドの1周旅行をしてしまおうと、少し長めだけれど10泊の旅をすることにしたのだった。

この投稿ではこのアイスランド旅行に準備・計画したこと、それから実際の11日間の旅程について書き記していきたい。
準備計画編が結構長いので、旅程の方に興味がある方は中程まで飛ばしてもらった方が良いかも。

ちょっと長すぎたので二つの投稿に割ることにした。この投稿では準備したことについて書いて行く。
実際の旅程については以下の投稿にまとめなおした。

内部リンク: 8月のアイスランドを10泊11日で一周する旅・旅程編

アイスランド旅行の準備と計画編

アイスランドへの飛行機の予約

ヘルシンキ・レイキャビクの往復飛行機。直通一択だったので選択肢はアイスランドエアかフィンエアか。
アイスランドエアの方が安かったので、アイスランドエアでのフライトを予約。
3ヶ月前に予約して一人300ユーロと少し。子供のL君は2歳以下だったので、膝上で20ユーロくらい。

後々気付いたのだけどこの料金は預け荷物が0での料金だった。私たちの場合は預け荷物を一つ追加してもこの料金の方がお得だったけど、メンバーや預け荷物の数次第では初めから高いチケットを買う方が良い場合もある。
ちなみにフィンエアだとoneworld傘下。アイスランドエアはoneworldにもスターアライアンスにも加盟していない。しかしアイスランドエアとフィンエアは提携しているので、フィンエアのアカウントがあればマイルを貯めることはできる。
フィンランドから行く場合以外は大した問題ではないか。

Airbnbで宿泊の予約

この旅行は全泊Airbnb。
アイスランドではAirbnbが評判良いということもあるけれど、大きい理由としては準備し始めた頃(旅行3ヶ月ほど前)には予約可能なホテルがほとんど消え去っていたということもある。
とはいえアイスランドはAirbnb大国。慣れきったホストたちが素晴らしい旅行をアシストしてくれる。

費用は大人5人泊まれるアパートを借りきる場合、大体200ユーロから300ユーロというところ。もちろん高いところはもっと高いけれど。北欧なせいか子供向け設備が充実してるアパートも多かった。
私たちの宿泊先ではホフィンのアパートだけ一物件しか残りがなかったせいか、400ユーロを超えてきた。

10日間も泊まったけれどハズレは1日もなし。さすが観光国アイスランドのAirbnb。

フィンランドの運転免許の取得

そういえばこの旅行のためにフィンランドの運転免許の取得もしたんだった。フィンランドから日本の免許の国際免許ってのは少し面倒臭かったので。
詳細は下記リンクの投稿で。

内部リンク: フィンランドの運転免許証を日本の免許証と交換で取得する

アイスランドでのレンタルカーの予約とシステム

私たちのレンタルカーの条件は結構厳しかったのだ。悪路の35号線を運転したいってことと、5人大人プラスベビーシートを乗せるという条件だったので。
この条件を満たそうと思うと、少なくとも7座席付きの4WDが必要ということになる。この条件で検索したところ、アイスランド系のレンタルカー会社の方が国際大手の会社よりもだいぶ安いということがわかった。

それでアイスランドの会社の中で選んだのはblue car rentalという会社。
この会社を選んだ理由は、割とgoogleなどのレビューで評価が高かったというのと、同じランクの車ならば一番安い値段を出していたからというところ。
空港の敷地に会社を構えているくらいの、割と大きい会社であるというところ。
それから4WDの車の説明のところに、しっかりと35号線やFロードを走っても大丈夫な車って書いてあるのも安心材料だった。

値段はMitsubishi outlanderもしくはNissan Xtrailレベルの車を11日間で1900ユーロほど。これはサンドプロテクトを含めた保険全部と、ベビーシート、それからドライバー2人追加を合わせた値段。
ちょっと高いけれどアイスランドの大型車を借りると大体こんなもの。

保険ということで重要なのが、アイスランドのレンタルカー会社では、保険に入っていても、車にダメージを入れたら結構高いディダクタブルを払わないといけないというルールになっている。このルールを巡ってレビューの中でいくつか討論が発生していた。まあ車に傷をつけなければ問題はないのだけど、そこは運次第なところもある。

私たちの経験では、車にはそれなりに最初から傷がついていた。その一部はレンタカー会社の方ですでにチェックされているが、気づかれていないかすり傷や凹みなどもあった。
なので乗り出す前にしっかりと車体の写真をたくさん撮っておくことが重要。私たちの借りた車はタイヤ横にほとんど見えないくらいのとても小さな凹みがあった。旅行途中でうちの父がそれに気付いたので最初の写真を見直してみたら、この凹みは最初からしっかりあったことがわかった。
まあ車を返したときに、その小さな凹みについて何か言われることはなかったけどね。でもどこらへんから修理の基準になるかは謎なのでセーフティーファースト。

長々と書いてきたけど、そもそもにしてそんな高いディダクタブルを全部払ったとしても、大手会社よりもアイスランドの会社の方が安いくらいの料金設定。だから私たちの場合はアイスランドのレンタルカー会社一択だったのだ。

予約は会社のBlue Car Rentalのホームページから直接行った。
レンタルに入力した情報は旅行日とピックアップ、ドロップオフの場所・時間に加えて、名前や生年月日など。免許証番号はフィンランドの免許がまだ手元に届いていなかったので入力しなかったけど、問題なく予約できた。支払いはISKでの支払いだったので、外貨手数料のかからないクレジットカードがあったのでそれで支払った。

あ、そういえばレンタルカー会社によってなのか、免許取ってから1年以上経過していないとダメってルールがあったような気がするんだけど、この会社の人は全く日付をチェックしている様子はなかったな。

アイスランドの交通事情のお勉強

他の国で運転すると時たま変わったルールがあったりするので注意が必要。例えばアメリカでは赤信号では安全なら右折して良い場合が多いし、オーストラリアのメルボルンでは右折レーンが左車線についていたりする場合があるそうな。

そういった国に比べるとアイスランドは極めて普通だった。特に問題を感じるような交通ルールはない。看板も見ればわかるものばかり。
変わっているのはアスファルト舗装されていない道路が普通に点在しているところ。普通にGPSに案内されてると未舗装路に突っ込んだりする。
未表示の区間の最高速度は舗装路の場合だと90kmだけど、未舗装の場合だと80kmである。
そうそう道路上にカメラマークが描いてある青い看板が出ていたら要注意。運転速度を見直そう。大体そのしばらく後にスピードメーターが出てくる。
そこでスピード超過の写真を撮られてしまったら罰金を払わないといけないのだろう。

それからFロードっていう本格的にダートっぽい道があるんだけど、そちらはもう少し走りにくい道になる。私たちは35号線とそこから分岐したFロードを走ったけれど、4WDのSUVなら特に問題なく走れた。浅い水たまりを乗り越えないといけないくらい。アメリカのホワイトポケットへの道の方がチャレンジングだった。

内部リンク: 海外旅行記・グランドサークル 〜秘境ホワイトポケットの絶景

あと問題になりそうなのは左ハンドルと右側運転。
右側運転は意外とすぐ慣れるので問題ない。一方で右ハンドルで運転し慣れている人が左ハンドルに乗ると、車体が若干右寄りになることが多い。
なので最初は中央ラインを意識して、若干中央寄せで走るといいかも。まあアイスランドの道は十分に広いので特に問題はないけれど。
レイキャビク市内以外では極めて交通量も少ないし、外国人でも運転しやすい国と言えるだろう。

アイスランド旅行のために準備したことはこのくらいかな。何か思いだしたら追記していくことにする。

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チボリ公園からNy Carlsberg美術館へ 〜CPH3泊4日(5)

コペンハーゲン旅行もいよいよ4日目。旅の終わりが少しずつ見えてきた。

この日はコペンハーゲン市街地の南側を中心に散策することにした。

通勤フェリーでコペンハーゲン市街地の南側へと移動

ゆっくりと近づいてくる公共フェリー

フェリー駅に近づいてくる通勤フェリー

市街地の北側に居を構えていた私たち。南側まで移動するには少し距離がある。
歩いても大した時間がかかるわけでもないけれど、長い1日を考えると少し体力を節約したいということもあり、公共交通で移動することにした。

電車や地下鉄って手もあったのだけど、私たちが選んだのはフェリー。
運河が張り巡らされたコペンハーゲンの都市、南北への移動には通勤フェリーを利用することができる。
チケットは他の交通機関と同じように携帯のアプリから。下記のリンクにもう少し詳しく書いてある。
私たちは前日に買った1日券がギリギリ残っていたので、その有効期間で乗ることができた。

内部リンク: フライトとコペンハーゲン空港から市街地への移動 〜4泊5日CPH (2)

フェリー乗り場の看板

黄色の看板と電光掲示板

通勤フェリーはバス乗り場と同じように黄色の看板が出ている。
電光掲示板には次に来るフェリーの種類と、待ち時間が表示されている。フェリーが近づいてきたら一応手を上げて合図したけど、停留所に人がいれば停まっているようだった。

公共フェリーの中

通勤フェリーの中

フェリーの中は50席ほどシートがある。なかなか座り心地の良い座席。
朝早いこの時間はお客さんは我々の他には一人しかいなかった。いっぱいになることもあるのかしら。

通勤フェリーの停留所と諸注意

通勤フェリーの停留所と諸注意

上の写真が停留所や諸注意が書いてある掲示板。
ちょっと手ブレしてしまったけど、拡大すれば絵でどこに停まるかはだいたいわかるはず。
注意書きとしては、運転中は座っててね、終着駅では降りてねってことと、降りる駅を車掌に伝えといてねってことが書かれていた。
そういえば車掌さんがとてもいい人で子供におもちゃをくれた。

通勤フェリーの停留所

通勤フェリーの停留所

リトルマーメイドのあたりの駅から王立図書館のブラックダイアモンドまでは30分ほど。
早い交通手段ではないけれど、川沿いの景色を眺めながら移動できるので、一度は乗って見ると良いかもしれない。

王立図書館ブラックダイアモンドの散策

デンマーク王立図書館ブラックダイアモンド

黒光りするブラックダイアモンド

というわけでまずやってきたのがデンマーク王立図書館、通称ブラックダイアモンド。
ダイアモンドっていう印象は受けなかったんだけど、黒光りした綺麗な建物ではある。
図書館なので入場は無料。トイレがそれなりに綺麗。

ブラックダイアモンドの館内案内図

ブラックダイアモンドの館内案内図

さて私たちがこのブラックダイアモンドにやってきた理由は子供を遊ばせたかったから。その目的からいうとこの訪問はイマイチ失敗だった。
それはなぜか。フィンランドとは異なり、この図書館はどちらかというと真面目に勉強したり本を読む場所だったから。子供を連れてきたり、特に幼児を遊ばせておくような施設は特に見当たらなかった。

ブラックダイアモンドの旧館側

手ブレたけれど2階図書館奥にある旧館側の様子

そもそもにしてベビーカーでくると2階に行くのすら大変だった。
エスカレータはベビーカーの使用が禁止されているし、普通のエレベータでは2階へのアクセスができない。
ではどうするかというと、受付に行って専用のエレベータのキーをもらう必要がある。そのためには何かしらIDカードを受付の人に預ける必要がある。

ブラックダイアモンドの1階からの眺め

観光としては1階や外見などの現代建築を楽しむ感じか。それから私たちはいかなかったけど、地階では特別展示をやっているようだ。こちらは料金がかかる。

チボリ公園で子供と戯れる

というわけで図書館で子供を遊ばせることのできなかった私たち。チボリ公園へと向かうことにした。
ブラックダイアモンドからチボリ公園への移動は徒歩で20分くらい。ちょこちょこ見るものが道中にあるので、それほど長く感じはしない。

アンデルセン像の近くのチボリ公園出入り口

アンデルセン像側のチボリ公園の門

チボリ公園の出入り口はいくつかあるようだ。
アンデルセンの像の前のところはすごくそれっぽい出入り口なんだけど、たどり着くと一本前の交差点を左折した方の入口に行ってとの張り紙。

チボリ公園正門

オープン直後のチボリ公園の正門

言われるままにやってくると確かにそれっぽい門があった。ちなみにこちらの正門は最近コペンハーゲンにできたAxel Towersっていう面白い見た目のタワーの正面。なのでそちらを目印にやってくると見つけやすい。

チボリ公園の前のAxel Tower

チボリ公園の前のアクセルタワー

チボリ公園正門のゲートは、前売り券を持っている人とその場でチケットを買いたい人の並ぶ場所が異なっていたので注意が必要。
それからベビーカーが入れないゲートっていうのもあったと思うので、そこらへんのマークも注意しておいた方が良い。

チボリ公園の子供向けコーナー

チボリ公園の子供向けコーナーで遊ぶL君

さて私たちの子供はこの時15ヶ月ほど。
なので乗り物で乗れそうなのはボートくらい。園内を見て回ったら楽しいかなってくらいで来たのだけど、小さな子供が遊ぶようのコーナーが北側よりにあった。
柔らかい地面なので素足でペタペタ歩いても大丈夫な感じで遊戯用の器具がたくさんおいてある感じ。やっぱりもう少し大きいお子様向けのようだったけどね。

コペンハーゲンにしては珍しくとても熱い日だったので、息子のL君をあまり遊ばせておくことはできなかった。だけどそれなりに運動することはできたので満足してくれたようだ。

チボリ公園の中

結構自然豊かなチボリ公園の園内

子供を遊ばせた後は少しだけ園内を散策。
それから私たちは昼食にチボリ公園のフードコートを試してみることにした。
このフードコート実はチボリ公園の外にある。なのでチボリ公園に入っていなくても食べにくることができる。
一方でチボリ公園の中から出る場合は、再入場用のスタンプを手に押してもらってから出る必要がある。それ用の職員がフードコートに向かうゲートのところにいるからすぐわかる。

フードコートのオープンサンドイッチ

オープンサンドイッチは頼んだ中で一番美味しかった

さてこのフードコート。お店がたくさんあるので好きな料理を好きなお店から少量づつ買うってことができる。
私たちはCPH名物のオープンサンドイッチを一つ、中華屋からヌードルを一つ、それからラップサンドイッチっていうのかな、シャワマを一つ買ってシェアした。私はそれからドラフトビールをいっぱい。

チボリ公園のアトラクション

チボリ公園のアトラクション

食事の後はチボリ公園に再入場。
最初はいくつか絶叫系を試そうかと思っていたのだけど、あまりの暑さとビールを飲んじゃったことでイマイチやる気が起きず。
園内をのんびりと散歩していたらL君が眠ったこともあり、そのままチボリ公園内のお散歩を続けることにした。

L君が再起動したところで、私たちは次の目的地ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館(Ny Carlsberg Glyptotek)に向かうことにした。
ちなみに美術館よりの出口からでると、チボリ公園から美術館までは交差点を渡るだけ。とっても近い。

チボリ公園の滞在は3時間くらいだったかな。真面目に乗り物に乗りだすならチボリ公園は1日を見ても良いかもしれない。

無料でニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館の見学

さてこちらのなかなか立派な美術館。結構フランス絵画を持っていたりするのに、なんと火曜日に訪れると無料。

Ny Carlsberg美術館の入口

ニイ・カールスベルグ美術館の入口

ベビーカーは上の写真の美術館の入口の脇に駐車している人が多かった。
それから最近の美術館らしく、大きめのバッグはロッカーに収納することとのこと。地下に珍しく暗証番号式のロッカーがあったのでそちらに預けた。

私たちの主目的はフランス絵画。3部屋くらいあったし、いくつか良い作品もあったので満足。
個人的には下の3枚の絵画が作者にしては画風が珍しいなと思ったのだけど、うちの父に聞いたらあっさり当てていた。なのでわかる人には簡単にわかるのだろう。
皆さんはそれぞれ誰の絵だかわかりますか?それぞれとても有名な画家です。

Ny Carlsbergの展示1

展示1

Ny Carlsbergの展示2

展示2

Ny Carlsbergの展示3

展示3

美術館への滞在時間はフランス絵画と他いくつかを見て1時間半ほど。全部見たらもう少し時間がかかるだろう。

朝のリトルマーメイドからカステレット要塞を散歩する

最終日はちょこっと散歩しただけなのでここで一緒に投稿。
夏の朝のコペンハーゲンはとても過ごしやすい気温なのでお散歩に最適。私は最終日まで近寄らなかったリトルマーメイドへと向かった。

遠くからのリトルマーメイド

遠くから写すとたくさんの観光客が

近くからのリトルマーメイド

近くから写すと背景に工場が

さて世界3大がっかり名所の一つリトルマーメイド。
比較的小さめの像に対して大量の観光客、そして背景が工場。普通の時間にくると確かになかなかがっかりすることができる。
でもあまりがっかりすることを期待してくるとさほどがっかりしないかもしれないので難しいところ。

カステレット要塞の形

カステレット要塞の形

リトルマーメイドから星型要塞のカステレット要塞までは歩いてすぐ。高いところにいけるわけでもないので星型を見てとるのは難しいのだけど、複雑な造形の入口やお堀を見ているとそうなのだろうなと思う。

カステレット要塞の入口

カステレット要塞の入口

中はこれといって特に何もないのだけど、30分くらいのお散歩をするのにとても良いところ。
リトルマーメイドから北側に回って中を見ながら、南に抜けるとちょうど30分くらいじゃなかろうか。

というわけでコペンハーゲン4泊5日の旅の旅行記はこれでおしまい。
あとは観光地と利用したレストランのまとめをもう1投稿する予定。

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6. デンマークはコペンハーゲンの観光名所のまとめ

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コペンハーゲンから世界遺産への電車旅 〜CPH4泊5日(4)

コペンハーゲン旅行の3日目。
この日はコペンハーゲン市街地を離れて、コペンハーゲンの北へと電車旅行をすることにした。コペンハーゲンの北には世界遺産のクロンボー城があるのだ。

コペンハーゲン北部フレデリクスボー城(Frederiksborg)へ

フレデリクスボー城

フレデリクスボー城を正面から

だけど私たちが最初に向かったのは、世界遺産ではなくてフレデリクスボー城の方。
人によっては世界遺産より、こちらに行くことをお勧めしていることもあるくらい。実際お城の見た目や内装はこちらの方が美しく、より鮮明に記憶に残っている。

コペンハーゲン市内から北部への電車

コペンハーゲンから北へ向かうには電車を使うのが良い。
チケットの購入は地下鉄を使った時と同じく、携帯のアプリから。
ただし今回は何回も乗るので、1日券を購入した。チケットの購入については前の投稿にもう少し詳しく書いてある。

内部リンク: フライトとコペンハーゲン空港から市街地への移動 〜4泊5日CPH (2)

Osterport駅の構内

レトロな感じのØsterport駅の構内

コペンハーゲン市内だとコペンハーゲン中央駅が大きな駅だしアクセスが良いのかな。
私たちは北のほうに宿を構えていたので、Østerportから電車に乗車した。工事中のこの駅はちょっと歩けばエレベータがあるようだったけど、時間の都合ベビーカーを担いで階段を降りた。少し古めの駅なのでバリアフリーはあまり進んでいないようだった。

CPHの電車

まだ綺麗なままの電車の車両。 自転車を持ち込める車両がある。

それからホームに降りる段階で、電車次第で使う階段が違うのであらかじめ使う電車がたどり着くホームを調べておくと良い。
一方で同じホームにも結構違う電車が入ってくる。アルファベットで区別されているのでどの電車に乗るかは覚えておく必要がある。特にどちら向きの電車に乗るかは重要なので、終点の名前もチェックしておくと良い。
次にどの電車が来るかは、構内の電光掲示板で確認することができる。

それから入ってくる電車にもあまりバリアフリー感がない。
20cmから下手するともう少し高い段差のある車両に向かって入り込まないといけない。ベビーカーならなんとかなるけれど、車椅子だともっと大変そう。

コペンハーゲンの落書き電車

中が見えないくらいに落書きされた車両

それから電車の外装が落書きだらけ。ひどい車両になるとどこの世紀末都市だって感じの落書きがされていたりする。一方で電車の中は結構綺麗だったのだから不思議なものだ。
別にコペンハーゲンの治安が悪いというわけでは全くないのだけど、車両倉庫がオープンで誰でも入れるようになってるのかしら。

コペンハーゲンの電車のベビーカーの場所

ベビーカー置き場にはマークが描いてある

さて私たちの目的地フレデリクスボー城に行くには、北に向かうE線(Hillerød行き)に乗りこむ。
平日の9時ごろのこの日、電車はさほど混んでいなかった。
ベビーカーで乗り込むと、入り口のそばに専用の駐車場所がある。だけどゴミ箱の側の方は、ベビーカーの駐車禁止マークが付いているので注意が必要。半自動のドアで座席とベビーカー置き場は区切られている。
電車の外見とは一変して、中の方はなかなか綺麗な電車。座席の方も座り心地の良さそうなシートに見えた。
四十分ほどで終点のHillerødまで到着。9駅だったかな。

Hillerødからフレデリクスボー城へのバス(302番)

到着駅は地上階なので出口に向かってそのまま歩いていけば良い。セブンイレブンが目印。
すぐ外にバス乗り場があるので302番のバスに乗ればいいのだけど、バスは2方向があるので注意が必要。私たちは逆方向に乗ろうとしてしまったのだけど、バスの運転手が観光客風な私たちを見て反対側だと教えてくれた。

フレデリクスボー城行きのバス

302のFrederiksborg Slot方面のバス停

すぐにやってきた反対方向行き(Sophienlund Sophienborg)のバスへと乗りこむ。
お城はとても近くて2・3ほどの到着駅を挟むだけ。5分ほどでお城の近くのバス停Frederiksborg Slotに到着した。
バスから降りるときはストップボタンを押さないといけないのだけど、お城のところは車掌がアナウンスもしていたし、観光客っぽいお客さんがいれば止まるのかも。
だけどあまりお客さんがいないときは、到着駅を気をつけて見ておいた方が良い。

バス停を降りると見えてくるフレデリクスボー城

バス停からはお城が見えるし、3分ほど歩けば入り口までたどり着く。
お城までの道にはいくつかレストランやカフェがあるので、お腹が空いていたら食べることもできる。

外見も内装も庭園も美しいフレデリクスボー城

石畳の道を抜けて

石畳を抜けてお城へ向かう

さてこのフレデリクスボー城はとてもわくわくするお城という感じの外見。ベルセルクとかに出てきそうな。

まずはお城へ続く道が良い感じ。石畳の道やお堀を通り抜けていくあたりは、中世の映画の戦闘シーンで使えそうな雰囲気。ワクワク感が半端ない。

堀を乗り越えて

お堀を乗り越えてお城へと向かう

お堀を乗り越えると石畳の庭の真ん中に噴水がある。この噴水を乗り越えるといよいよお城への入城だ。

入場チケットを事前に持っていない場合は、お城の入り口を入ったところで購入する必要がある。こちらのチケットはお城の中用。お城の外観や中庭だけ見たいって人には必要ない。
でもお城の中の内装も綺麗なのでチケットの価値は十分ある。

ベビーカーは持ち込みができないので、お城のチケット売り場のすぐ側のパーキングに止めて置くことになる。一方で私たちは借りなかったけど、貸出のベビーカーはお城の中へ持ち込めるようだった。
中にはエレベータがあるところもあったので、それなりにバリアフリーに取り組んでいるのかもしれない。
それからこちらは大きな荷物は持ち込み禁止。ロッカーに預ける必要がある。帰ってくるけど20dkkコインが必要。

渡り廊下の美しい装飾

フレデリクボー城の渡り廊下の装飾

お城の中では教会や大広間などとても美しい内装の部屋が多くある。とくに装飾が綺麗だったのは、離れからお城へと渡る渡り廊下のところ。

お城の中はぐるっと大体回って2時間ほどの滞在だった。
そんなに長くいた印象もないのだけれど、結構中が広いせいか気づいたら時間が過ぎていた。

フレデリクスボー城の裏庭

裏庭の噴水とフレデリクスボー城

さてこのフレデリクスボー城は裏庭もとても綺麗。お城が見終わった後はぜひ裏庭もチラ見して行くと良い。

フレデリクスボー城についてから、お城を去るまでに要した時間は3時間。もうちょっとぱっぱと見ることは可能だろうけど、それなりに時間のかかるお城だった。

フレデリクスボー城からクロンボー城への電車移動

フレデリクスボー城から来た時とは逆のバスに乗り込んで、同じ電車駅のHillerødへと戻った。

普段はHillerødからクロンボー城へは930Rという電車一本でいけるはず。HillerødへとE線でたどり着いたときのホームからは少し離れたあたりにホームがある。

ちなみに2018年7月のこの日は電車の路線が工事中。
930Rの途中駅からバスに乗り換える必要があった。たぶんこの工事は期間限定だろうし、詳細は省略することにする。
同じルートで観光している人が結構いるので、人の波になんとなく着いていったら問題なく到着することができた。

世界遺産クロンボー城を巡る

遠くから眺めたクロンボー城

フェリー駅のあたりから眺めたクロンボー城

いよいよ世界遺産のクロンボー城へ。
臨時のバスはフェリー駅あたりとクロンボー城から少し遠目に到着したので、のんびりとクロンボー城まで歩いていった。

クロンボー城周辺の散策

リトルマーマン

クロンボー城を眺めるリトルマーマン

さてクロンボー城のあたりにたどり着くと最近流行りの観光場所?リトルマーマン?がいる。リトルマーメイドと異なりピッカピカに光っている像。
そのほかにもいくつかオブジェが置いてあったりして、なかなか綺麗なエリアだった。

クロンボー城周辺の図書館のカフェ

図書館の横についていたカフェ

それからここのクロンボー城の手前は図書館になっている。トイレを借りることもできるし、小さなカフェがついているので軽食を取ることも可能だ。それからいくつか小さな出店もあった。
私たちもここのカフェでpokeというデンマーク風お寿司?と軽く一杯ビールを飲んだ。

いよいよクロンボー城の中へと突入

クロンボー城への入り口

クロンボー城への入り口は割と地味?

なんだか普通な感じの入り口を通って、いよいよお城の敷地へと入り込む。
しばらくはお城の周りの公園をゆっくりと散歩しながら、お城へと向かって歩いて行く感じだ。
海沿いに抜けられるトンネルのような道もあったりしてなかなか面白い。

お城に近づくとチケット売り場がある。事前にチケットを持っていない場合はそこで買う必要がある。
そういえばこのお城は一番荷物にうるさくなかった。多少大きめの荷物を持っていても、持ち込んでも良いようだった。中が広いからかな。

クロンボー城の中庭へ

クロンボー城の中庭

クロンボー城の城門でチケットを見せて入城するとそのすぐ脇にベビーカーパーキングがある。こちらもベビーカーは持ち込めない模様。

それからもう少しだけ歩くと、クロンボー城の中庭へとたどり着く。
この中庭には4・5箇所のお城への入り口があり、それぞれ別の展示を鑑賞することができる仕組みになっている。
入り口の前には旗が立っており、中の簡単な説明がついている。

キャノンタワーへの入り口

例えばこちらはキャノンタワーへの入り口。
150段ほどの階段を乗り越えると見晴らしの良い塔の上へと出ることができる。

ハムレットの舞台

メインの展示の中には、王様と王女様が座るような椅子のある舞台があった。
なんでこんなものがここにあるのかなと思っていたら、少し後にもう一度来たらハムレットの舞台が唐突に始まった。

クロンボー城でのハムレット

毎日やっているのかは知らないけれど、なかなかの熱演。思わずしばらく見入ってしまった。
ハムレットの舞台としてこのクロンボー城は有名だったのだね。

ハムレットの俳優のお見送り

ハムレットの舞台をやっていた俳優さんたちは、最後に出口までお客さんのお見送りに来てくれた。

というわけでお城自体よりもハムレットの方が記憶に残ってしまったこのクロンボー城だった。お城自体もなかなか綺麗だったんだけど、見た目だけならば午前に訪れたフレデリクスボー城に軍配があがるかな。

クロンボー城での滞在時間は2時間ほどだった。全部を回りきれたわけじゃないので、もう少し時間をかけて見てもよかったかもしれないが。

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コペンハーゲン市内散策から運河ボートツアーへ 〜CPH4泊5日(3)

デンマークはコペンハーゲンでの二日目。

日の出を見つめるリトルマーメイド(嫁撮影)

嫁は四時くらいから起き出して日の出を見にリトルマーメイドのあたりへ。日の出がとても美しかったので、リトルマーメイドのがっかり感は小さかったそうな。良かったのか悪かったのか。
コペンハーゲンは方角的に日の入りよりも日の出が綺麗に見える場所が多そう。

一方私はのんびりと起き出す。
朝食はAirbnbの強みを生かして自炊。とはいってもパンを焼いて卵焼き作って、それからコーヒーを淹れただけだったけど。

朝食を食べたら準備完了。いよいよ本格的にコペンハーゲン観光の始まりだ。

コペンハーゲン北側の散策からローゼンボー城へ

コペンハーゲン北側の建築や教会

コペンハーゲン市街地の北側

綺麗なオレンジ色の家

朝食後はローゼンボー城を目指しながら、コペンハーゲン市街地の北部を散策した。オレンジ色の綺麗な建物が特徴的だけど、そのほかの住宅もとても御洒落。

コペンハーゲンのSankt Pauls Kirke

街中にひょっと現れる美しい教会 その1(Sankt Pauls Kirke)

コペンハーゲン北側のJerusalemskirken

街中にひょっと現れる美しい教会 その2(Jerusalemskirken)

コペンハーゲンの北側を歩き回る中で教会がいくつかあった。コペンハーゲンの教会はとても綺麗だし、普通の街中によくなじんでいてとても良い感じなのだ。
ぶらぶら街散策をするのが好きな私にはとても良い市街地だった。

ローゼンボー城の敷地を通り抜けて植物園へ

ローゼンボー城の整えられた公園

ローゼンボー城の整えられた公園

十分ほど歩いてローゼンボー城へ。
お城の周りがこれまたとても綺麗な公園になっている。この季節は特にそうなんだろうけど、植樹が綺麗に切りそろえられていてとても心地よい空間が作り上げられている。

横から見たローゼンボー城

横側から眺めたローゼンボー城

さて本当はこのローゼンボー城の中へと入る予定だったのだけど、息子のL君がのんびりお散歩中に眠くなってしまった様子。
寝てるところを抱えてお城の散策は大変なので、予定を変更してまずはお隣にある植物園に向かうことにした。

コペンハーゲンの植物園

植物園の南側の入り口。自然史博物館側からも入れる

植物園はなかなか綺麗に整備されているのに入場料がなんと無料。特別展示なのかな、蝶々の展示場は入場料金がかかるようだったけど。
入り口は何箇所かあるけれど、工事で閉じられているところもあったようだ。 私たちが入場したところは南側の端っこの入り口。
植物園の中はもちろんたくさんの植物に囲まれており綺麗。L君のお昼寝にも最適の環境だった。ちょっと暑かったけれど。

植物園のビール用植物の展示

ビールの歴史が綴られた植物園の展示

面白かったのは北欧のビールに使われえている植物の歴史の展示。バイキング時代から今に至るまでの北欧のビール用植物の変遷が丁寧に説明されていた。
そんなこんなで植物園を歩き回っていたら、L君が再起動した。

私たちは植物園の屋外をパッと歩いて30分ほどの滞在だったけれど、特別展示なども見たらそれなりに時間がかかるかも。

ローゼンボー城の中を見学

正面側から見たローゼンボー城

正面から眺めたローゼンボー城

再びローゼンボー城に戻ってお城の中を見学することに。
お城の中に入るには、オンラインなどで前売り券を購入していなければ、チケットオフィスに行ってチケットを買う必要がある。
チケットオフィスで買う場合、チケットは入場時間が指定されている。どこまで厳密なのかは知らないけれど、チケットの記載の時間に入り口へ来るようにとの指示があった。
ちなみに早くやってきた人は入り口で待っている様子があったのでそれなりに厳密なのかもしれない。時間に遅れた場合についてはわからないけれど。私たちはちょうどオンタイムだったので。

L君はベビーカーの中にいたのだけど、お城の中はベビーカーは持ち込めない。ベビーカーのパーキングはお城の入り口のすぐ脇にあるのでそこに留めておけば良い。

それからお城には大きめのバッグも持ち込み禁止だ。チケットオフィスの近くにあるロッカーへと預ける必要がある。
ロッカーを使うには20dkkコインが必要。後で返ってくるタイプのやつだったけど。私たちはコインを持っていなかったのだけど、受付の人が貸してくれた。
ちなみにそこかしこでロッカーを使うのに20dkkコインが必要だったので、1枚持っておくと便利。

ローゼンボー城の内装

美しく装飾されたローゼンボー城の中

入り口でチケットをスキャンしてもらって中に入ると、中はよく整備されている。内装がとても綺麗。お城は3階建てだけど面積はそんなに広くはない。結構サクサク見ていける感じ。
展示物が多いので好きな人は時間をかけられるだろうけどね。私たちは子供をあやしながらで、30分ほどの滞在といったところ。

さて3階の最後まで見終わっても、このローゼンボー城の見どころの王冠シリーズが見当たらない。そこで職員に尋ねてみたところ、どうやらこちらは入り口が別だったよう。
一旦出口から出ると右手に地下へと降りる入り口があったのだ。こちらの入り口でもチケットをスキャンしないといけないので、チケットを無くさないようにとっておく必要がある。

ローゼンボー城の宝剣

ローゼンボー城のキラッキラの宝剣

ローゼンボー城の王冠

キラッキラの王冠

こちらはキラッキラした王冠や宝剣がメイン。人気なだけあって派手な見た目だし、そのうちのいくつかは実際に王族に使われることもあり、なかなかに興味深い展示だった。
こちらの地下は2フロアだけなので、やはり30分もあれば十分かな。私たちは20分ほどの滞在だった。

コペンハーゲン中心部を歩いて散策

サンドイッチ屋さんsmagsløget

サンドイッチ屋さんのsmagsløget

城を後にした私たちはサンドイッチ屋さんへ。
目的はコペンハーゲン名物のオープンサンドイッチ。だったんだけどリサーチ不足。私たちの行ったこのお店はオープンサンドイッチのお店じゃなかった。
味はまあまあ。値段もそこそこしたけど、とにかく量の多いサンドイッチだった。
レストランの詳細については後ほど別投稿にまとめる予定。

コペンハーゲン中心部のセブンイレブン

セブンイレブンが中心地に。日本のように景観に合わせて
色を変えたりはしないのかな?

さてサンドイッチ屋さんを出た後は市街地の中心部を抜けて北方向へと歩く。綺麗な建物の多い見た目の良い中心部だった。
アメリカで良くお世話になっていた、アバクロのお店があったのでちょっと買い物。輸入だからなのかなんなのか、アメリカよりも大分お高めだったかな。でもアメリカ系のお店ってジーンズとかが長さもウエストも一通りサイズが揃っていて、簡単に買えるからいいんだよね。

コペンハーゲンのラウンドタワー

ちょっと疲れていたので外から眺めただけのラウンドタワー

アイスクリームなどを買ったり、ラウンドタワーを眺めたりしながらそのまま中心地を突っ切った。

ちょっと歩き疲れたので、一度お家へ戻って小休憩。
のはずだったんだけど、L君がよく寝てくれたので結構長い休憩に。でも今年は珍しく北欧も暑いので、このくらい休憩を挟むことができて丁度良かった。

夕方のコペンハーゲン運河ツアー(カナルツアー)

ニューハウン発の運河ツアーへ

さてL君が起きたのは夕方の五時。
北欧のお日様はまだまだ長い。仕切り直しと出直してニューハウンへと向かうことにした。
ニューハウンはとても綺麗な港というか、川沿いというか。建物が色とりどりで人も多くて雰囲気がとても良い通りだ。

一通りニューハウンの写真撮影をした後は、ボートでの運河ツアー(カナルツアー)へ。

運河ツアーのチケット売り場

運河ツアーのチケット売り場はニューハウンの突き当たり

運河ツアーのチケット購入

チケットの購入はニューハウンの川の突き当たりの場所で。
チボリ公園のチケットと一緒になったチケットがあったのでそちらを購入した。抱き合わせでそんなに安くなっている感じもしなかったのだけど、チボリ公園の入り口でチケットを買うのは少し大変そうだったのでよかったかもしれない。
それからここでの購入の際にクーポンブックがもらえた。翌日行ったお城などが割引になったので、こちらの方がお得だったかもしれない。クーポンボックは観光地だけでなくレストランやスーパーマーケットでも使えるものだったのでよかった。

運河ツアーの座席のシステム

さてこのボートツアーは混雑時はボートがある程度埋まったら、順次出発している模様。
私たちが行った時は既にそこまで忙しい時間ではなさそうだったけど、運良く新しいボートが来たところの一番手になることができた。

私たちはボートの進行方向に対して右側の先頭席を確保した。ちなみにボート乗り場にはボートは頭から突っ込んでくる。
右側がよいと言うのは嫁が前情報で仕入れていたのだけど、基本的に進行方向に対して右側に名所が並んでいるから。
それから先頭座席を選んだのも良かった。進行方向の視界が開けている方が眺めが良いので。低い橋の下をしばしば通り抜けるので、立っている人たちはその都度座るように注意されていた。

ボートツアーは川沿いの観光名所を1時間ほどで網羅する。川沿いには結構な見るところがある。ボートツアーで全体を簡単に見て、それから気に入ったところを徒歩で回るとかしても良いのかも。

あ、ちなみにトイレはチケット売り場の横の地下に降りていったところ。こういうところのトイレとしては綺麗な方かなあ。

運河ツアーの写真ギャラリー

以下はボートツアーで撮影した写真をいくつか。

コペンハーゲンのオペラハウス

ニューハウン発のカナルツアーはオペラハウスの方から始まる

運河ツアーのリトルマーメイド

ボートから見たリトルマーメイド。拡大しないと見えないけど肉眼だとそこそこ見える。

船の停留所を乗り越えて

たくさんの船の停まる運河を乗り越えて

運河ツアーは低い橋の下をくぐり抜ける

低い橋の下をくぐり抜けながら

時には細い運河を通り抜ける

タイヤにぶつけながら細い運河を曲がって

ニューハウンへの帰港

 ニューハウンへと帰港するボートツアー

フードマーケットから帰宅へ

元の船着き場に戻ったら丁度夕食どき。

nyhavnのアイスクリーム屋さん

混雑しているけどさほど待つわけでもない

まずはニューハウンの有名なアイスクリーム屋さんVaffelbagerenでアイスの購入。コーンが美味しかった。

夕暮れのフードストリート

夕暮れに染まるBridge Street Kitchen

それからフードマーケット(The Bridge Street Kitchen)に行ってみることにした。フードマーケットは10店舗ほどのファストフード店。それからバーが2店舗ほどあったかな。
ニューハウンからだと、大きな橋を渡ってすぐ。10分くらいで着くはず。

ストリートキッチンのバー

バーは品揃えは普通といった印象

しかし昼ごはんでパンを食べ過ぎていた私たち。残念ながらフードコートのメニューにイマイチ食欲が湧かず。
バーで1杯だけビールを飲んでそのまま帰ることにした。

コペンハーゲンで名前をよく見るお寿司屋さん

テイクアウトのお寿司はなかなか美味しかった

結局帰り道に見かけたお寿司屋さんでお寿司とわかめサラダなどを購入。テイクアウトしてお家で食べることにしたのだった。
このお寿司屋さんいたるところに名前を見かけたけれど、有名チェーンなのかしら。

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フライトとコペンハーゲン空港から市街地への移動 〜4泊5日CPH (2)

というわけで4泊5日のデンマークはコペンハーゲンへの旅行。
出発はフィンランドのヘルシンキ・ヴァンター国際空港から。のんびりと午後のフライト。

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港への移動

エスポーからの電車はいつも通り空港とヘルシンキを結ぶ周回電車で。ヘルシンキ中央駅からだとIとPがあるけれど、どちらを使っても大して到着時間は変わらない。

内部リンク: ヘルシンキ市内から空港まで電車でアクセス

今回はヘルシンキまで行かないで、エスポーから電車のUに乗って、HuopalahtiでPに乗り換えた。エスポーにいるなら中央駅まで行かない方が少し早く到着するかしらね。

フィンエアにチェックインから搭乗へ

さて空港についたら航空会社のチェックインカウンターへ。フィンエアはターミナル2。ブリティッシュエアもターミナル2だったと思う。
しかしこの間ルフトハンザを使ったらターミナル1だった。航空会社を事前にチェックしておく必要がある。

私たちが空港についたのは出発の大体二時間前。
チェックイン自体はオンラインで済ませておいた。今回の旅行は荷物は基本全部手荷物で持ち込みだったんだけど、ベビーカーだけ預けにカウンターへと向かった。
この日のヘルシンキ空港は夏休みのせいかとても混み合っていた。ベビーカーは通常預け荷物よりもサイズが大きいので、預けるのは左端の方にある特別レーンになる。ちなみにベビーカーの輸送は無料。
さすが子供連れに定評のあるフィンエア。この特別レーンも子供連れを中心に結構混んでいた。

そのカウンターで並んでいると、フィンエアの職員がベビーカーを包むための大きなビニルバッグを持って来てくれた。なので並んでる間にベビーカーを小さくたたんでビニルバッグに包んでおいた。
順番が来たらパスポートを渡して航空券をプリントしてもらっている間に、ベビーカーをスーツケース用とは別の専用のレーンに載せる。大きな荷物は壊れやすいからか、専用のレーンに分かれて入るようだった。

それからセキュリティーチェックは高速ファミリーレーンへ。
ヘルシンキ空港はいつも空いて入るので普段はあまり効果を感じない。しかし珍しくこの日は混雑していたので、だいぶ早く抜けられたと思う。セキュリティーはベビー関連の用品が多いので、ちょっともたついたけれど無事クリア。
そんなこんなでセキュリティーを抜けたらEU路線のゲートはすぐ側。EU外の国際線だと結構歩くこともあるので、時間に少し余裕を持っておく必要があるけれど。

ゲートにたどり着いたのは搭乗の1時間前ほど。なぜだかヘルシンキ空港のEU路線のゲートの周りは座れるところがとても少ない。1時間立って入るのもなんなので空港散策をすることにした。

ヘルシンキ国際空港の遊戯室のサイン

ゲート20の近くにある遊戯コーナー

そこで子供用の遊戯コーナーを探して歩きまわると、すぐに小さいのが一つ見つかった。中にあったのは滑り台が一台と馬のような乗り物がいくつか。土足の人が多かったけど、カーペットが敷いてあったので子供を歩き回らせるのには良かった。
フライト直前までそうして時間をつぶして、搭乗時間になったら直接ゲートへ。少し搭乗時間が遅れたけれど、特に問題なく搭乗することができた。
フィンエアの搭乗はグループ番号で別れているタイプ。嫁さんと子供だけ優先搭乗だったのか番号が小さかったんだけど、大きな荷物もなかったのでのんびりと搭乗した。

コペンハーゲンへの1時間と少しのフライト

フィンエアはいつも通りの機内サービス。割と子供連れを多く見るし子供に優しいのかな。膝上に乗せた子供用のシートベルトがもらえるので、それを離陸準備までに装着しておく。
フライトサービスはEU路線なので、コーヒー、紅茶、水とブルーベリージュースが無料で、その他は有料になる。ペーパーがマリメッコ。さしたる問題もなくあっという間にコペンハーゲン空港に到着した。
コペンハーゲン近くのバルト海沿いの眺めはとても綺麗なので、飛行機は窓際の席も良いかも。

コペンハーゲン空港の滑走路はとても広いのかな?着陸後あまりブレーキをかけることなく、しばらくの間そのまま真っ直ぐ走り続けていた。

到着後は預け荷物にしたベビーカーの回収に向かったのだけど一つ注意点。コペンハーゲン空港ではオーバーサイズの荷物は通常のスーツケースのレーンとは違う場所に運ばれてくる。
Luggage claimのところで待っていてもやってこないので注意が必要だ。ヘルシンキ空港だと同じ場所に流れてくるから、ここら辺は空港次第なのだろう。

コペンハーゲン空港から市街地への移動

空港からは電車と地下鉄がでている。Airbnbのホストがいうには、地下鉄の方が良いとのこと。この区間の電車に乗らなかったから理由はわからないけど、素直に助言に従い地下鉄を利用した。
ここで面白いのがメトロと電車の配置。地下に行く方が電車への移動で、2階に行く方がメトロなのだ。まあ案内の看板はたくさんあるのでそれに従って歩いていけば問題ないだろう。

コペンハーゲン公共交通のチケットの購入

さてコペンハーゲンで地下鉄・電車など公共交通に乗るにはチケットを買う必要がある。
このシステムが結構わかりにくい。コペンハーゲンの各エリアがゾーンで分けられており、そのゾーンをいくつ移動するかによってチケットを購入する必要があるのだ。
私たちは携帯のアプリ(DOT Mobilbilletter)を利用してチケットを購入した。1回1回チケット購入することもできるのだけど、面倒臭いので20ゾーン分のプリペイトチケットを最初に購入しておいた。クレジットカードを入力する必要があるけれど、携帯で簡単にチケットが購入できる。

さて市街地までたどり着くにはゾーンを3つ分買う必要がある。空港がゾーン4で市街地がゾーン1なので。
嫁が言うにはここでゾーンを2つ分しか買わずに罰金を受ける人が多いそうな。なんでかというと空港から市街地へはゾーン4・3・1と動いて行くから。またいだ数ではなくてゾーン自体の数の方が重要なのだ。
何はともあれゾーン3つ分しっかり買っておく必要がある。コペンハーゲンの地下鉄職員は観光客だからといってお目こぼしはしてくれないし、罰金の払い方がえらい面倒臭いとのことだ。

私たちは大人3人だったのでまとめてゾーンを9つ分購入。15ヶ月の息子は無料で良いそうな。
購入は事前に購入しておいた携帯のアプリのプリペイドチケットで。念のためホームにいた地下鉄の職員にチケットの確認をしてもらったら、それで問題ないとのことだった。

コペンハーゲン市街地への地下鉄

開放感のあるメトロの先頭車両

無人運行メトロの先頭部分は開放的なデザイン

さっそく数分おきで走っているメトロへと乗り込む。
コペンハーゲンのメトロはとても綺麗な新しい車両。無人列車なので先頭部分がガラス張りの解放間のあるデザインになっている。
なので最前列のシートは人気があるけれど、空港始発の電車ならば簡単に確保できる。ジェットコースターのような眺めを楽しめるので、そういうのが好きな人にはオススメだ。
地下鉄はしっかりバリアフリーが進んでおり、ベビーカーを乗せるのも簡単だ。中のスペースも自転車やベビーカー用に十分確保されていた。乗っていて気づいたのは、自転車で乗ってくる人が多いこと。市内でもヨーロッパの他の都市に比べて、自転車の人がとても多かったのは印象的だった。

Kongens Nytorv駅のホーム

下車はKongens Nytorv駅で

降りる駅は車内の電光掲示板で見ながら確認する感じかな。
市街地にたどり着くころには結構混雑していたので、ベビーカーで降りるのが少し大変だった。
ホームに降りたつととても綺麗なデザインのホームだった。

地上からホーム直通のエレベータ

地上からホーム直通のエレベータ

Kongens Nytorv駅からの眺め

エレベータを出るとヨーロッパの美しい街並み

ホームからエレベータに乗ったら、地上までは直通。エレベータを出たらコペンハーゲンの美しい市街地の眺めがすぐそこに見える。
ヨーロッパの都市のこういうデザインはとても良いと思う。

後ほど電車を利用していて思ったのだけど、電車よりメトロの方が全般に綺麗だし設備が整っていた。ホームも車両も。だからメトロを勧められたのかも。

フレデリック教会

夕方のフレデリック教会

駅から宿泊先までは15分ほどの歩き。途中ニーヘブン(Nyhavn)やフレデリック教会なども通りすがったけど、とりあえず宿にチェックインしたかったこの日はほぼ素通り。Nyhavnは土曜日だったから、バンド演奏などをしていてとても良い雰囲気だったけどね。

Airbnbで予約した家は簡単に見つかった。この宿の詳細や翌日からの観光については別投稿にまとめる。

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コペンハーゲン旅行の準備と計画 〜4泊5日CPH (1)

比較的穏やかな気候となった2018年のフィンランドの夏。嫁の母がうちに来ているということもあり、ヨーロッパでの短期家族旅行をすることになった。
それで場所をどうしようかと嫁と話し合ったのだけど、南ヨーロッパの方はすでにだいぶ暑くなっている模様なので、じゃあ北の方で旅行しようということになった。
ノルウェーの自然には結構興味があったのだけど、来月に元々予定していたアイスランド旅行と若干イメージが被りそうな雰囲気がある。
なので今回は都市部にすることに。近場の涼しげなところでまだ行っていないのは、デンマーク、ポーランド、北ドイツあたり。そういえばわりかし評判の高いコペンハーゲンをまだ訪ねていなかったということで、デンマークを訪れることにした。

1週間ちょっと前から企画したドタバタ旅行について、いくつかの投稿に分けて書いていきたい。

コペンハーゲン旅行の準備

ヘルシンキ・コペンハーゲン間フライトの予約

スウェーデン経由ならばコペンハーゲンはフェリーなどでもいけるようだけど、ヘルシンキからの直通はなし。子供もだいぶ大きくなってきたので、飛行機で移動することにした。

チケットはKayakで値段をチェックして、Finnairのホームページでチケットを取得。1週間ちょっと前にチケットを買って一人120ユーロほどだった。子供はまだ2歳以下なので膝上で6ユーロ。

Airbnbでコペンハーゲン市内の宿泊施設の予約

直前だから安いところが売り切れていたのかなんなのか。この夏の良い時期だからというのもあるかもしれないが、コペンハーゲンは割とお高めの宿泊施設が多かった。大人3人と幼児一人で100€からといったところ(だいたい2LDKみたいな感じの物件)。

値段的にはホテルでも同じくらいのところがあったけれど、やっぱり同じ値段帯で比べるとAirbnbの方が良さげな物件が見つかる。もちろんホテルはホテルで気楽で良いところもあるのだけどね。

結局4泊5日で602ユーロでフレデリック教会のすぐ近くのコンドミニアムを借りることにした。
この物件いくつか良いところがあったんだけど、2ベッドルームで広々としているというのが1点。それから子供向けのおもちゃや部屋が充実していたのが大きくて1点。もちろんオーナーの評判が良かったとか立地の良さもある。
詳細については後ほど別投稿で。

コペンハーゲンで観光予定の場所リスト

値段は2018年7月現在のもの。
子供連れだしこんなに回れないだろうけど、一応行きたいところのリスト。こちらも実際に尋ねた場所については後ほど別投稿で詳しくまとめる。

コペンハーゲンの人気観光地

  • 人魚姫の像(Free: The Little Mermaid)
  • アンデルセンの像(Free: Statue of Andersen)
  • ニューハウン(Free: Nyhavn)

コペンハーゲンの美術館・博物館・図書館

  • デザイン博物館(115dkk: Designmuseum)
  • デンマーク王立図書館(Free: Det Kongelige Bibliotek – The Royal Library)
  • ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館(Free on Tuesday, otherwise 115dkk: Ny Carlsberg Glyptotek)
  • ルイジアナ近代美術館(125dkk: Louisiana Museum of Modern Art)

コペンハーゲンの城・要塞・宮殿・塔

  • フレデリクスボー城(75dkk: Frederiksborg Casåtle)
  • クロンボー城(140dkk: Kronborg Castle)
  • カステレット要塞(Free: Kastellet)
  • ローゼンボー城(110dkk: Rosenborg Castle)
  • アマリエンボー宮殿(95dkk: Amalienborg palace)
  • クリスチャンスボー城(90dkk: Christiansborg Palace )
  • Axel Towers (Free?)
  • The tower (Free)
  • The round tower(25dkk)

コペンハーゲンの教会

  • フレデリック教会(Frederik’s Church)
  • 救世主教会(35dkk: Church of Our Saviour)
  • 聖アルバン教会(St Alban’s Church)
  • コペンハーゲン聖母教会(Copenhagen Cathedral)
  • The Russian Orthodox St. Alexander Nevsky Church

その他

  • フードマーケット(Torvehallerne)
  • フードマーケット(The Bridge Street Kitchen)
  • チボリ公園(120dkk: Tivoli gardens)
  • 運河ツアー(85dkk: Canal tours Copenhagen)
  • コペンハーゲン市役所(Free: Copenhagen City Hall)

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. フライトとコペンハーゲン空港から市街地への移動 〜4泊5日CPH (2)

3. コペンハーゲン市内散策から運河ボートツアーへ 〜CPH4泊5日(3)

4. コペンハーゲンから世界遺産への電車旅 〜CPH4泊5日(4)

5. チボリ公園からNy Carlsberg美術館へ 〜CPH3泊4日(5)

6. デンマークはコペンハーゲンの観光名所のまとめ

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トゥルクのレストランとAirbnbでの宿泊 〜二泊三日のトゥルク旅行

Airbnbで泊まったキャビンでのサウナ体験

私たちが泊まったのはフィンランドらしいサウナ付きのキャビン。
とは言っても森の中に立つキャビンというわけではない。トゥルクの中心地からは少し歩くけれど、閑静な住宅街の中といった立地。普通の住宅街の一軒家(大家さんのおうち)の離れがキャビン形式になっているお家だった。
トゥルクらしいとてもおしゃれな見た目が素敵な家。

夕方に訪ねて行くとちょうどオーナー夫妻が旅行に出かける直前だった。
なので期せずしてオーナーに会うことができたのだけど、とても丁寧な奥様でした。一緒にいた小学生くらいのお孫さんも英語の説明を手伝ってくれたし。
普段はキーボックスの暗証番号でチェックインなのだけど、簡単な説明を受けて直接鍵をもらうことができた。
その後オーナー夫妻はバスですぐに旅立っていった。

宿泊した部屋

ベビーベッドとベッドのあるお部屋

部屋の中はスタジオタイプの1室とサウナ付きのバスルームが一部屋。普通のホテルにあるものは大体準備されている。
加えて色々と軽食を準備しておいてくれたり、赤ちゃん用の用具やベッド、食事用の椅子なども揃えておいてくれて、至れり尽くせりだった。

伝統的なサウナ

1時間後くらいにオーナーの娘さんが訪ねて来て、サウナの使い方などを教えてくれた。
サウナは薪で暖炉を炊いて、その上で石を焼くという伝統的なサウナだった。 最近のアパートだと電気式がほとんどのようなので結構レアもの。ちょっと暗いけど上の写真をよく見ればなんとなく雰囲気はわかるかと思う。
薪はよく乾いていたので素人でも比較的簡単に着火することができた。あとは部屋を閉め切って温度が上がるのを待つばかり。部屋が五十度を超えて来たら準備完了。

日本でもよく見るような木製の椅子に、専用の敷きタオルを敷いて入り込む。重要なのはお湯を焼けた石にかけて行くこと。そうじゃないと五十度くらいの普通に暑いだけの乾いた部屋という感じ。
お湯をかけると湿度が上がり一気に体感温度が上がるのだ。最初勢いをつけて水を入れすぎて、部屋の中が急にべらぼうに暑くなった。水のかけ方である程度体感をコントロールできるので、水のかけ方は結構重要。
低温にコントロールしていたら、10分ほどでじわじわと汗をかいて来る。あとは好きなだけ流れる汗を楽しめば良い。フィンランドの人たちは1回出て体を冷やしてからまた入るってことをするそうだ。

体にはあまりよくないかもしれないが、風呂上がりのビールはうまかった。いやはや、とても良い体験だった。

トゥルクのレストラン

そんなに訪れたわけではないけど、いくつかご紹介。

Mami, Linnankatu 3, 20100 Turku ☆☆☆

フィンランド料理のレストラン。とても人気のレストランのようだ。

Mamiの幼児席

お洒落な木製のベビー椅子

初日のちょっとお昼時を過ぎた時間に訪れた。それでもテラス席は結構混んでいたので人気のほどがうかがえる。
運良くテラス席の端っこが取れたので、ベビーカーを簡単にテーブルまで運べた。とはいえお洒落なベビー席を貸してくれたのでそちらを利用。

mamiの魚料理

mamiの魚料理は美味しかった

mamiの肉料理

肉料理はちょっと甘め。 ソーセージは美味しかった

Mamiのデザート

おしゃれデザート

お料理の方は普通に美味しいといったところ。全般に盛り付けがおしゃれ。最初にパンを3種類持って来てくれて、黒パンが美味しかった。
僕の頼んだラムは少し好みから外れていたけれど、嫁の魚料理はソースと良くあっていて美味しかった。デザートも悪くはなかったけど、スキップしてpiece of cakeに行く方が良い。

お値段が結構良いお値段なのでもう少し期待してしまったところはあるけれど、フィンランド料理を一食食べようと思ったら悪くないチョイス。

そういえばMamiを訪れてる最中に食い逃げの捕り物劇があった。他のお店からだったけどちょうど僕らの席の斜め前で捕縛されていた。普通の店員が鮮やかに捕縛していたんだけれど、訓練でも受けてるのかな。
その後警察に引き渡されたけど、迎えのパトカーが来るまでしばらくの間地面に拘束されていた。フィンランドで捕り物劇を見るとは思わなかったので少しびっくり。

Kado, Eerikinkatu 16, 20100 Turku ☆☆☆

マーケットホールのお寿司屋さん

一食寿司を食べようという話になって選んだお寿司やさん。マーケットホールの1角にある。小さなお店なので席はそんなにないけれど、この日も食事時から外れていたので簡単に席が取れた。

kadoのお寿司

いつもなのかはわからないけれど、この日は日本人のシェフではなかった。
お寿司は握りは普通。ネタは悪くないけれど、格別良いわけでもない。巻物は少し固めでかなり細切りにしていた。まあそれはそれで美味しかったけれどね。

というわけで特にこだわりはないけど、寿司っぽいものが久々に食べたいなって感じならオススメ。立地も良いし値段もあまり高くない。

Piece of cake, Eerikinkatu 16, 20100 Turku ☆☆☆☆☆

piece of cake

今回の旅でどこか一箇所だけオススメを上げろと言われたらここ。レストランじゃないけど。
持ち帰りもできるし、フードコートのような座席で食べることもできる。コーヒーなども頼める。

piece of cakeのケーキ

フィンランドの甘味ってあんまり好みに合わないことが多かったのだけど、ここのケーキは甘さ具合や手の入れ方がとてもちょうど良い。1個5ユーロは安くはないけど、このケーキなら払う価値ありだと思う。

ベリーのチョコレートケーキが美味しかったけど、他のケーキも美味しかった。滞在中に二人で4個ケーキ食べた。

Yasukon Keittiö, Yliopistonkatu 26 C, 20100 Turku ☆☆☆☆

お外の看板

トゥルクの有名日本食レストラン。
お店の場所は看板も出てるしわかりやすいのだけど、ちょっと建物に入った後がわかりにくかった。建物に入って奥の左側の扉を開けるとエレベータと階段がありその2階。どこか日本の雰囲気を感じるものが並ぶ店内。やすこさんがキッチンの中で出迎えてくれる。

こちらもまたまた時間外れに訪れたのでこのときお客さんは私たちだけ。おかげでやすこさんに色々とフィンランドや周辺国の話を聞くことができた。とても有意義なランチ。Turkuについてのお話も色々伺えたのだけど、残念ながら訪れたのが最終日。次回の旅行の参考にしよう。

唐揚げ定食

お料理の方は普通に美味しい和食。味噌汁久しぶりに飲んだし、唐揚げがカラッと揚がっていて良かった。付け合わせのサラダがお洒落な感じなのがフィンランド風だったかしら。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. ヘルシンキからトゥルクへの電車旅 〜二泊三日のトゥルク旅行

3. フィンランドの古都トゥルクの観光名所 〜二泊三日のトゥルク旅行

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フィンランドの古都トゥルクの観光名所 〜二泊三日のトゥルク旅行

というわけでヘルシンキから電車でやってきましたのは、フィンランド西部の都市トゥルク(Turku)。 アウラ川沿いに発展した美しい都市。

内部リンク: ヘルシンキからトゥルクへの電車旅 〜二泊三日のトゥルク旅行

都市の人口規模的には6番目の様だけど、都市圏で見るとヘルシンキ、テンペレに続く第3の都市圏になるようだ[1]。

何と言ってもフィンランドの最古の都市。 かなりの間首都だったということもあってか、綺麗な建物が多く街並みもとても綺麗。 歩いてお散歩するのにとても良い都市だった。

トゥルクで観光に訪れた場所

マーケット広場(Market square)

トゥルクの電車駅(Rautatieasema)から歩いて15分ほどの場所。

初日に電車駅から直接歩いて訪れた。 昨年フィンランドではとても珍しいテロがあった場所。
今でも警備が厳重にされているって誰かのブログで読んだんだけど、この日はそんなこともなかった。
というか昇天祭のこの日はガラガラでお店もでていなかったし誰もいなかった。 以前アメリカンのチャールストンでクリスマスを過ごした日、夕食難民になったときのことを思い出した。

内部リンク: 海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマス・イン・チャールストン

土曜日のトゥルクマーケット広場

晴れた5月の土曜日のトゥルクのマーケット広場

その二日後の土曜日に再びマーケット広場を訪れたのだけど、この日はそれなりにお店が出ていた。 とはいえそんなに多くもなかった。
川沿いの方が賑わっていたので、この時期はみんな川沿いの方に行くのかもしれない。 嫁とアイスクリームだけ買ってそそくさと退散。

お勧め度 ☆☆

というわけでそんなに活況じゃなかった日なので微妙。 タリンの土曜日のマーケット広場の方が活況だった印象。 同じ日に比べないとフェアじゃないかもだけど。

内部リンク: 海外旅行記・ヨーロッパ 〜タリン聖オラブ教会からの眺め

滞在時間は20分もあれば良いか。 特に買い物をするとか、イベントをやっているとかでなければだけど。

トゥルク大聖堂(Turku Cathedral)

住所:Tuomiokirkonkatu 1, 20500 Turku

こちらはマーケット広場からさらに歩いて10分ほど。 フィンランドルター派の総本山だそうだ。

アウラ川沿いから見たトゥルク大聖堂

アウラ川沿いから見るトゥルク大聖堂

マーケット広場の方から川沿いを歩いてきたのだけど、川沿いの散歩道から見るととても綺麗に見える。 この写真を撮ったのは有名なフィンランド料理のレストランのMamiのあたりだったはず。

もうちょっと近づいたトゥルク大聖堂

正面広場からのトゥルク大聖堂

もうちょっと近づいて見ても綺麗。 この辺りは団欒の広場というか、のんびりとしている地元の人たちをたくさん見かけた。
一周ぐるっと周囲を散歩することができるけど、大聖堂は正面からの眺めが一番綺麗。 反対側は大学の敷地なので大学の綺麗な建物を見ることはできるけど。

トゥルク大聖堂の中

荘厳なトゥルク大聖堂の中

それから中で特に何もやっていないときは中に入ることもできるそう。 使わなかったけど入り口のところにトイレもついていたので、困った時は借りられるかな?
とても荘厳な教会だった。

お勧め度 ☆☆☆☆

とりあえず外見が綺麗な教会。 中に入れば古い教会独特の厳かな空気も体験できる。
天気の良い日には教会の周りをお散歩しつつ、近場のレストランのテラス席でご飯なんてのは良いだろう。

教会自体は外を一周ぐるっと回って中を一通り見て写真を撮ってで30分もあれば良いかな。

ルオスタリンマキ野外手工芸博物館 (Luostarinmäki Handicrafts Museum)

住所:Vartiovuorenkatu 2, 20101 Turku

屋根に草の生えたお家

草の生えた5月のルオスタリンマキの家屋

初日の夕方5時27分に訪れる。
まだ空いていたけどチケット販売は5時半までで、6時には閉まるということだったのでこの日はスキップ。
2日後土曜日の11時ほどに訪れる。 入り口すぐにチケットオフィスがあり、入場料は7ユーロ。 ちなみにチケットオフィスの横の建物のトイレはとても綺麗だった。

ルオスタリンマキのフグ

ちょっと見にくいけど吊るされたフグの剥製

基本的にはフィンランドの古い建物を見て回るっていうだけなんだけど、時折中に人がいて説明してくれたりする。
面白かったのはセーラーのお家の説明。 はるばる日本まで旅した船が持って帰ってきたというのがフグだったそう。 剥製が吊るされていた。
しかし日本人用の説明を準備していたあたり、フィンランドはまだまだ日本人観光客が多いのだろうね。

ルオメンリンマキの中の郵便局

中に郵便局(Posti)もある。 ポストカードなどが買えるだけではなく、普通に郵便を送ることもできる。 せっかくなので手紙を買って、フィンランドの家まで送ってみた。
それから中の古い建物の中に、手芸品を売っているお店もある。 私は今回は特に興味を惹かれるものはなかった。 入り口のチケット売り場の新しい建物のショップでもだいたい同じものが売っていたかと思う。
こんな感じで1周ぐるっと回ったら1時間半が過ぎていた。 初日に入らなかったのは正解だった。

お勧め度 ☆☆☆☆☆

ヨーロッパではあまり見かけない、木造の古い建物が見られる場所。 とはいえやはりどこかヨーロッパ風味が感じられたから不思議。 フィンランドらしくしっかりサウナもあったしね。

天気が良かったので写真を結構撮ったりしながらで、滞在時間は1時間半。
ぱっと見て回れば30分で回れるとは思うけど、ちょこちょこ面白いので1時間は見ておいても良い。
逆に言うと天気が悪いとあまり良くないかも。

Turun Kaasukello(Window of the Sun)

住所:Purserinpolku 39, 20810 Turku

宿泊場所のご近所にあった芸術作品。 古ぼけた丸いガスボールタンクを再利用して芸術にしたもののようだ。 芸術の内容については英語の説明もついてたのだけど、いまいち意味がわからなかった。

お勧め度 ☆☆

近場を通りかかったら寄っても良いけれど、わざわざいくほどのものではないと思う。 周りに何もないしね。 頑張ると綺麗な写真が撮れる素材?

Föri(アウラ川渡り用のフェリー)

二日目に宿泊していたアウラ川の東側から西側へと移動するのに利用。

トゥルクの川渡りフェリー

川渡りのためのフェリー

写真のように両岸を行き来している。 川沿いに走っているフェリーもあったはず。
到着すると船についているバーが持ち上がる。 右側から乗車、左側は降りる用みたいな矢印が地面に書かれているけど、そこまで厳密ではない。 無料なのでバーが上がったらそそくさと自分で乗り込む。
そこにいる人が全員乗り込むと、フェリーは出発する。 到着までは1分半。 川の上からの景色を見ることができるのがよい。

トゥルクのフェリーからの眺め

フェリーからの川沿いの眺め

ちなみに冬場は川が凍ってたらフェリーじゃなくて氷の橋になるそうな[2]。 それはそれでちょっと見てみたい。

お勧め度 ☆☆☆☆☆

ただなので通りかかったら乗っておくべき。 頻繁に行き来しているので無駄に往復しても大して時間はかからない。

トゥルク城

住所:Linnankatu 80, 20100 Turku

トゥルク城正面

トゥルク城の正面入り口から。 右側にカフェもあった

二日目のメインの観光地。 メインの観光地の中では一箇所だけポツンと外れている場所にある。 中心地にいる場合はアウラ川沿いをのんびりお散歩していくか、バスを使ってアクセスすると良い。
ちなみに登録制ではあるけれれど、トゥルクでは30分無料の自転車の貸し出しを始めている模様。 うちはベビーカーがあるので無理だったけど、みんな自転車に乗れるメンバーなら登録するのも良いかも。

さてトゥルク城。 割と大きめの建物なので、それなりに遠くからでも目に入る。 敷地にたどり着くと、城の前や周りはちょっとした公園になっており日光浴している人たちがちらほらいる。

トゥルク城裏口

トゥルク城の裏口。 ひっそりとしてるけど普通に入って大丈夫

バスでのアクセスや中心地の方から歩いてきた場合、正面入り口の方にたどり着くはずだ。 ただ正面入り口からだと階段を登らないといけない。 ベビーカーや車椅子の場合は、お城の真後ろに回ると専用の入り口がある。 とはいえ結構ガタガタの道だからそれなりにアクセスは大変。
ちなみに中は階段だらけなので、歩けない子供は担いで歩く必要がある。 10kgぐらいの子供だと結構大変。

トルゥク城への入り口

チケットオフィスそしてトゥルク城への入り口

お城の中に入りたい場合はチケットオフィスに入ってチケットを購入する。 お城の中への入り口も同じところ。 なんだかひっそりとした入り口なので不安になるけど、ドアを開けると広々としたホールにつながっている。
大人一人11ユーロで、4歳以下の子供は無料。

トゥルク城裏口側から入った中庭

裏口側から入ると中庭はこんな感じ

ちなみにお城の中庭まではただで入ることができる。 急ぎの人は中庭で写真撮影だけして行くのもあり。

階段の多いお城の中

矢印を追いながら階段を上り下りするトゥルク城

有料部分ではお城の中の教会や、お部屋などを次々と見ていく。 通路も昔のままの狭い廊下や階段が多い。 ちょっと道順がわかりにくいところもあるけれど、だいたい上の写真に見えるような矢印を追いかけていけば良い。
展示物は多岐にわたる。 歴史や古物が好きな人は結構楽しめるか。 私たちは子供が途中からエキサイトしていたので、サクサクと歩いて回った。
メインのループと小さなループがあるのだけど、小さな方も結構広い。 全部回るなら余裕の持ったスケジュールにしておいた方が良い。

お勧め度 ☆☆☆☆☆

お城の中に入らなくて無料部分だけ見てもそれなりに楽しめる。 中も展示品はぱっぱと見て回っただけだけど、お城の造形自体がなかなか面白かった。 子供抱えて一周するとかなりいい運動になる。

私たちの滞在時間は1時間半ほど。 全部見るなら1時間は見ておいた方が良いと思う。 思いの外お城の中が広い。

トゥルクのマーケットホール(Turku Kauppahalli)

住所: Eerikinkatu 16, 20100 Turku

トゥルクのマーケットホール

色々お店が立ち並ぶマーケットホール

前述のマーケット広場の方が有名かもしれないけど、私はこっちの方が好きだった。 たくさんの小さなレストランや、生鮮食品店、ベーカリー、カフェなどが立ち並ぶ。 食事から、喫茶、買い物まで。
ベビーカーを持って入りたい場合は、細長い建物の中ほどの横手側にスロープと自動ドアがついている。

お勧め度 ☆☆☆☆

やはり無料なのでとりあえず訪れておくと良い。 トイレも結構綺麗だし。

基本的には食事時に訪れると良いだろうけど、持ち帰りもできるところが多いのでホテルにいく前に何か買っていくとかにも悪くない。
食事は別投稿にまとめるけれど、ここのpiece of cakeは試す価値あり。 フィンランドでは珍しい程よい甘さのケーキ。

トゥルク市立図書館

住所:Linnankatu 2, 20100 Turku

とてもフィンランドらしい素敵な図書館だった。
我らがEspooの図書館も負けてはいないけれど。

内部リンク: フィンランドの図書館は子供向け設備が充実している

トゥルク図書館の新館

現代的なデザインの新館

街の中心部から歩いてくると新館側にたどり着く。
綺麗な現代的な建物。 写真を撮るには交差点の反対側からじゃないと全体が写りにくい。

トゥルク図書館旧館

趣のある旧館側の眺め

一方内部通路、もしくは外から川沿いの方に歩いていくと旧館にたどり着く。
こちらはまさにヨーロッパの図書館といった外観。 図書館を新館側から旧館側へと抜けるとちょっとしたタイムスリップ気分を味わえる。

トゥルク図書館のキッズコーナー

各種おもちゃのそろったキッズコーナー

我々の主な目的はキッズコーナーで子供を遊ばせること。 フィンランドの図書館らしくおもちゃや子供用の本など充実していた。
上の写真の手前側のスペースも子供用スペースで結構広々としていた。 地元の子供達がちらほらと訪れているようで、常時3、4人くらいの子供達が入れ替わりで遊んでいた。
この日の年齢層は1歳くらいから3歳くらいまでだったかな。

トゥルク図書館のソファー

図書館キッズコーナーのあたりにあったソファー

その他ぐるっと全体を歩いて回ったけど、全般に真剣に本を読んでいる市民がとても多かった。 ソファーやテーブル席など各種の座席が整っている。 フィンランドらしいシンプルでおしゃれな感じ。

さて遊ばせていたら例のごとく息子が致したので、オムツ交換室へと向かう。 こちらの図書館にはオムツ交換専用のトイレがついていた。 本当にオムツ交換にしか開放していないようで、オムツ交換室のトイレのドアは図書館の受付の人に頼んで鍵を開けてもらう必要がある。
中にはオムツ交換台、普通の洋式トイレ、子供用の小さな洋式トイレがついていた。 オムツを封入するようの小さなビニル袋が付いていた。

お勧め度 ☆☆☆☆

ちょっと遊ばせる必要のある年齢の子供連れの方にはオススメ。 しかし図書館は図書館。 特に目的がなければ本館側と旧館側の外観の違いを楽しむくらいか。
我々は子供を遊ばせるのに1時間半ほど滞在。 建物や内装見学や写真撮影目的ならば30分ほどで良いかな。

アウラ川沿いを歩く

綺麗な川沿いの散歩道が街を貫くように続いている。

アウラ川の上流

アウラ川とトゥルク大聖堂

トルゥク川沿いの出店

出店の並んだアウラ川沿いの道

上流ではトゥルク大聖堂が見える。 川沿いが芝生で整えられており、日光浴を楽しんでいる市民がたくさんいる。 天気の良い週末だったせいかたくさんの出店も出ていて、ちょっとしたお祭り気分を楽しむことができる。

アウラ川の下流

アウラ川下流のクジラのようなオブジェ

一方で下流に下ると川幅も広くなり、上述した川を渡るフェリーなども見られる。 川沿いや川の中に芸術作品が飾られており楽しむことができる。

お勧め度 ☆☆☆☆☆

天気が良ければここを歩いて日光浴でもすればフィンランド人気分になれそう。

時間的にはトゥルク大聖堂からトゥルク城まで川沿いを歩いてだいたい1時間といったところ。

行かなかったけど行きたかった場所

次回用のメモ。

ラウマの旧市街

フィンランドの世界遺産。 トゥルクから約1時間半。 ちょっと子供がバス1時間は持たなさそうだったので断念。

ムーミンワールド

天気が良かったら行こうと思っていた場所。
トゥルクに着いてからなんとまだオープンしていなかったことが判明。 夏は6月初めくらいにオープンするそう。 冬はクリスマスシーズンかな。

参考資料

[1] 「トゥルク」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org)。2018年3月2日 (水) 15:52更新版

[2] 「Föri」『フリー百科事典 ウィキペディア英語版』(http://en.wikipedia.org)。2018年2月5日 (水) 21:32更新版

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2. ヘルシンキからトゥルクへの電車旅 〜二泊三日のトゥルク旅行

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