デンマークはコペンハーゲンでの二日目。
日の出を見つめるリトルマーメイド(嫁撮影)
嫁は四時くらいから起き出して日の出を見にリトルマーメイドのあたりへ。日の出がとても美しかったので、リトルマーメイドのがっかり感は小さかったそうな。良かったのか悪かったのか。
コペンハーゲンは方角的に日の入りよりも日の出が綺麗に見える場所が多そう。
一方私はのんびりと起き出す。
朝食はAirbnbの強みを生かして自炊。とはいってもパンを焼いて卵焼き作って、それからコーヒーを淹れただけだったけど。
朝食を食べたら準備完了。いよいよ本格的にコペンハーゲン観光の始まりだ。
コペンハーゲン北側の散策からローゼンボー城へ
コペンハーゲン北側の建築や教会
綺麗なオレンジ色の家
朝食後はローゼンボー城を目指しながら、コペンハーゲン市街地の北部を散策した。オレンジ色の綺麗な建物が特徴的だけど、そのほかの住宅もとても御洒落。
街中にひょっと現れる美しい教会 その1(Sankt Pauls Kirke)
街中にひょっと現れる美しい教会 その2(Jerusalemskirken)
コペンハーゲンの北側を歩き回る中で教会がいくつかあった。コペンハーゲンの教会はとても綺麗だし、普通の街中によくなじんでいてとても良い感じなのだ。
ぶらぶら街散策をするのが好きな私にはとても良い市街地だった。
ローゼンボー城の敷地を通り抜けて植物園へ
ローゼンボー城の整えられた公園
十分ほど歩いてローゼンボー城へ。
お城の周りがこれまたとても綺麗な公園になっている。この季節は特にそうなんだろうけど、植樹が綺麗に切りそろえられていてとても心地よい空間が作り上げられている。
横側から眺めたローゼンボー城
さて本当はこのローゼンボー城の中へと入る予定だったのだけど、息子のL君がのんびりお散歩中に眠くなってしまった様子。
寝てるところを抱えてお城の散策は大変なので、予定を変更してまずはお隣にある植物園に向かうことにした。
植物園の南側の入り口。自然史博物館側からも入れる
植物園はなかなか綺麗に整備されているのに入場料がなんと無料。特別展示なのかな、蝶々の展示場は入場料金がかかるようだったけど。
入り口は何箇所かあるけれど、工事で閉じられているところもあったようだ。 私たちが入場したところは南側の端っこの入り口。
植物園の中はもちろんたくさんの植物に囲まれており綺麗。L君のお昼寝にも最適の環境だった。ちょっと暑かったけれど。
ビールの歴史が綴られた植物園の展示
面白かったのは北欧のビールに使われえている植物の歴史の展示。バイキング時代から今に至るまでの北欧のビール用植物の変遷が丁寧に説明されていた。
そんなこんなで植物園を歩き回っていたら、L君が再起動した。
私たちは植物園の屋外をパッと歩いて30分ほどの滞在だったけれど、特別展示なども見たらそれなりに時間がかかるかも。
ローゼンボー城の中を見学
正面から眺めたローゼンボー城
再びローゼンボー城に戻ってお城の中を見学することに。
お城の中に入るには、オンラインなどで前売り券を購入していなければ、チケットオフィスに行ってチケットを買う必要がある。
チケットオフィスで買う場合、チケットは入場時間が指定されている。どこまで厳密なのかは知らないけれど、チケットの記載の時間に入り口へ来るようにとの指示があった。
ちなみに早くやってきた人は入り口で待っている様子があったのでそれなりに厳密なのかもしれない。時間に遅れた場合についてはわからないけれど。私たちはちょうどオンタイムだったので。
L君はベビーカーの中にいたのだけど、お城の中はベビーカーは持ち込めない。ベビーカーのパーキングはお城の入り口のすぐ脇にあるのでそこに留めておけば良い。
それからお城には大きめのバッグも持ち込み禁止だ。チケットオフィスの近くにあるロッカーへと預ける必要がある。
ロッカーを使うには20dkkコインが必要。後で返ってくるタイプのやつだったけど。私たちはコインを持っていなかったのだけど、受付の人が貸してくれた。
ちなみにそこかしこでロッカーを使うのに20dkkコインが必要だったので、1枚持っておくと便利。
美しく装飾されたローゼンボー城の中
入り口でチケットをスキャンしてもらって中に入ると、中はよく整備されている。内装がとても綺麗。お城は3階建てだけど面積はそんなに広くはない。結構サクサク見ていける感じ。
展示物が多いので好きな人は時間をかけられるだろうけどね。私たちは子供をあやしながらで、30分ほどの滞在といったところ。
さて3階の最後まで見終わっても、このローゼンボー城の見どころの王冠シリーズが見当たらない。そこで職員に尋ねてみたところ、どうやらこちらは入り口が別だったよう。
一旦出口から出ると右手に地下へと降りる入り口があったのだ。こちらの入り口でもチケットをスキャンしないといけないので、チケットを無くさないようにとっておく必要がある。
ローゼンボー城のキラッキラの宝剣
キラッキラの王冠
こちらはキラッキラした王冠や宝剣がメイン。人気なだけあって派手な見た目だし、そのうちのいくつかは実際に王族に使われることもあり、なかなかに興味深い展示だった。
こちらの地下は2フロアだけなので、やはり30分もあれば十分かな。私たちは20分ほどの滞在だった。
コペンハーゲン中心部を歩いて散策
サンドイッチ屋さんのsmagsløget
城を後にした私たちはサンドイッチ屋さんへ。
目的はコペンハーゲン名物のオープンサンドイッチ。だったんだけどリサーチ不足。私たちの行ったこのお店はオープンサンドイッチのお店じゃなかった。
味はまあまあ。値段もそこそこしたけど、とにかく量の多いサンドイッチだった。
レストランの詳細については後ほど別投稿にまとめる予定。
セブンイレブンが中心地に。日本のように景観に合わせて
色を変えたりはしないのかな?
さてサンドイッチ屋さんを出た後は市街地の中心部を抜けて北方向へと歩く。綺麗な建物の多い見た目の良い中心部だった。
アメリカで良くお世話になっていた、アバクロのお店があったのでちょっと買い物。輸入だからなのかなんなのか、アメリカよりも大分お高めだったかな。でもアメリカ系のお店ってジーンズとかが長さもウエストも一通りサイズが揃っていて、簡単に買えるからいいんだよね。
ちょっと疲れていたので外から眺めただけのラウンドタワー
アイスクリームなどを買ったり、ラウンドタワーを眺めたりしながらそのまま中心地を突っ切った。
ちょっと歩き疲れたので、一度お家へ戻って小休憩。
のはずだったんだけど、L君がよく寝てくれたので結構長い休憩に。でも今年は珍しく北欧も暑いので、このくらい休憩を挟むことができて丁度良かった。
夕方のコペンハーゲン運河ツアー(カナルツアー)
ニューハウン発の運河ツアーへ
さてL君が起きたのは夕方の五時。
北欧のお日様はまだまだ長い。仕切り直しと出直してニューハウンへと向かうことにした。
ニューハウンはとても綺麗な港というか、川沿いというか。建物が色とりどりで人も多くて雰囲気がとても良い通りだ。
一通りニューハウンの写真撮影をした後は、ボートでの運河ツアー(カナルツアー)へ。
運河ツアーのチケット売り場はニューハウンの突き当たり
運河ツアーのチケット購入
チケットの購入はニューハウンの川の突き当たりの場所で。
チボリ公園のチケットと一緒になったチケットがあったのでそちらを購入した。抱き合わせでそんなに安くなっている感じもしなかったのだけど、チボリ公園の入り口でチケットを買うのは少し大変そうだったのでよかったかもしれない。
それからここでの購入の際にクーポンブックがもらえた。翌日行ったお城などが割引になったので、こちらの方がお得だったかもしれない。クーポンボックは観光地だけでなくレストランやスーパーマーケットでも使えるものだったのでよかった。
運河ツアーの座席のシステム
さてこのボートツアーは混雑時はボートがある程度埋まったら、順次出発している模様。
私たちが行った時は既にそこまで忙しい時間ではなさそうだったけど、運良く新しいボートが来たところの一番手になることができた。
私たちはボートの進行方向に対して右側の先頭席を確保した。ちなみにボート乗り場にはボートは頭から突っ込んでくる。
右側がよいと言うのは嫁が前情報で仕入れていたのだけど、基本的に進行方向に対して右側に名所が並んでいるから。
それから先頭座席を選んだのも良かった。進行方向の視界が開けている方が眺めが良いので。低い橋の下をしばしば通り抜けるので、立っている人たちはその都度座るように注意されていた。
ボートツアーは川沿いの観光名所を1時間ほどで網羅する。川沿いには結構な見るところがある。ボートツアーで全体を簡単に見て、それから気に入ったところを徒歩で回るとかしても良いのかも。
あ、ちなみにトイレはチケット売り場の横の地下に降りていったところ。こういうところのトイレとしては綺麗な方かなあ。
運河ツアーの写真ギャラリー
以下はボートツアーで撮影した写真をいくつか。
ニューハウン発のカナルツアーはオペラハウスの方から始まる
ボートから見たリトルマーメイド。拡大しないと見えないけど肉眼だとそこそこ見える。
たくさんの船の停まる運河を乗り越えて
低い橋の下をくぐり抜けながら
タイヤにぶつけながら細い運河を曲がって
ニューハウンへと帰港するボートツアー
フードマーケットから帰宅へ
元の船着き場に戻ったら丁度夕食どき。
混雑しているけどさほど待つわけでもない
まずはニューハウンの有名なアイスクリーム屋さんVaffelbagerenでアイスの購入。コーンが美味しかった。
夕暮れに染まるBridge Street Kitchen
それからフードマーケット(The Bridge Street Kitchen)に行ってみることにした。フードマーケットは10店舗ほどのファストフード店。それからバーが2店舗ほどあったかな。
ニューハウンからだと、大きな橋を渡ってすぐ。10分くらいで着くはず。
バーは品揃えは普通といった印象
しかし昼ごはんでパンを食べ過ぎていた私たち。残念ながらフードコートのメニューにイマイチ食欲が湧かず。
バーで1杯だけビールを飲んでそのまま帰ることにした。
テイクアウトのお寿司はなかなか美味しかった
結局帰り道に見かけたお寿司屋さんでお寿司とわかめサラダなどを購入。テイクアウトしてお家で食べることにしたのだった。
このお寿司屋さんいたるところに名前を見かけたけれど、有名チェーンなのかしら。
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