デンマークはコペンハーゲンの観光名所のまとめ

というわけでタイトル通りこの投稿では、2018年の7月にしたコペンハーゲン旅行で観光した名所についてまとめていきたい。
それから今回はほとんどレストランに行かなかったのだけど、レストラン・カフェ情報もちょっとだけ投稿下部に書いておく。

行く予定だったコペンハーゲンの観光名所

まずは行く予定だったコペンハーゲンの観光名所のリスト。4泊5日の旅程で行けなかったものには打ち消し線を引いてある。
打ち消し線の中にも運河ツアーの中で写真だけは取れているなんてものもあるので、時間がない人には運河ツアーはおすすめ。

子供もいるしまず全部は無理だなって思ってたんだけど、思ってたよりも行くことができなかった。
コペンハーゲンは北欧の都市の中では、かなり時間をかけられる都市かもしれない。
子連れ旅行をする人には時間の参考になるかもしれない。子供がいなければもっとガスガス回れるだろうけど。

コペンハーゲンの人気観光地

  • 人魚姫の像(Free: The Little Mermaid)
  • アンデルセンの像(Free: Statue of Andersen)
  • ニューハウン(Free: Nyhavn)

コペンハーゲンの美術館・博物館・図書館

  • デザイン博物館(115dkk: Designmuseum)
  • デンマーク王立図書館(Free: Det Kongelige Bibliotek – The Royal Library)
  • ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館(Free on Tuesday, otherwise 115dkk: Ny Carlsberg Glyptotek)
  • ルイジアナ近代美術館(125dkk: Louisiana Museum of Modern Art)

コペンハーゲンの城・要塞・宮殿・塔

  • フレデリクスボー城(75dkk: Frederiksborg Casåtle)
  • クロンボー城(140dkk: Kronborg Castle)
  • カステレット要塞(Free: Kastellet)
  • ローゼンボー城(110dkk: Rosenborg Castle)
  • アマリエンボー宮殿(95dkk: Amalienborg palace)
  • クリスチャンスボー城(90dkk: Christiansborg Palace )
  • Axel Towers (Free?)
  • The tower (Free)
  • ラウンドタワー(The round tower(25dkk))

コペンハーゲンの教会

  • フレデリック教会(Frederik’s Church)
  • 救世主教会(35dkk: Church of Our Saviour)
  • 聖アルバン教会(St Alban’s Church)
  • コペンハーゲン聖母教会(Copenhagen Cathedral)
  • The Russian Orthodox St. Alexander Nevsky Church

その他

  • フードマーケット(Torvehallerne)
  • フードマーケット(The Bridge Street Kitchen)
  • チボリ公園(120dkk: Tivoli gardens)
  • 運河ツアー(85dkk: Canal tours Copenhagen)
  • コペンハーゲン市役所(Free: Copenhagen City Hall)

コペンハーゲンの観光おすすめベスト5

まずはコペンハーゲンでとても印象の良かった場所を5箇所ランキング形式で。

1 フレデリクスボー城

内装もお城の外見もとても良かった。ヨーロッパでお城的なところに行く機会が増えてきているけれど、今までの経験の中では最もバランスが良かった。貸し出しのベビーカーもあったし、子連れで訪れるのにも悪くない。
北部なので世界遺産クロンボー城とセットで訪れるのが良いだろう。

2 運河ツアー

60分ほどで川沿いの美しいコペンハーゲン建築が網羅できるツアー。歩いて全部回るのはかなり大変なので、最初にボートから全部見ておくとコペンハーゲンの雰囲気がわかっていい。それから好きなところに歩いて行って時間をかけるのが良いだろう。
ボートはほとんど揺れないので幼児も問題なく連れて行ける。

3 ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館

火曜日無料の恩恵を受けてしまったので、それに多分に影響されている可能性あり。だけどフランス絵画の品揃えはいいし、結構珍しい印象派の作品が見られたりする。巨大美術館ではないので、見たいものをさっと見れるのも好印象。
ベビーカーは持ち込めないが、さほど大きくないので抱えていても体力的には辛くない。

4 ニューハウン

コペンハーゲンといえばニューハウン。綺麗な運河、可愛らしい建物、賑やかな人混み。まさに観光のための場所という様相。運河沿いのバーのテラス席でビールでも飲めば、気持ちの良い海外旅行気分が味わえるだろう。

5 人魚姫の像(リトルマーメイド)

がっかりするにしろしないにしろコペンハーゲンだと外せないかなという印象。うちの嫁のように日の出の時間を狙うなどすると、がっかり感はかなり薄れる、というかむしろ結構いい。がっかりしたい人は是非とも観光客の多い昼から夕方などを狙おう。

コペンハーゲンの観光地の写真と説明

以下はコペンハーゲンの観光地の写真と説明。だいたい日本語の50音順で。

アクセルタワー(Axel Towers)

チボリ公園の前のAxel Tower

住所:Axeltorv 2, 1609 København, デンマーク
所要時間:5分
おすすめ度:☆☆☆

とても可愛らしい見た目のタワー。チボリ公園に行くならついでに眺めておくと良い感じ。思っていたよりも小さかったので、あえて訪ねるというほどでもないかな。

アンデルセンの像

アンデルセンの像

住所:Rådhuspladsen, 1550 København V, デンマーク
所要時間:5分
おすすめ度:☆☆

なんの変哲もない像なので、アンデルセンファン以外だとそんなに印象には残らないかな。一方で立地がとても良いので、ついでに立ち寄って簡単に写真を撮ることができる。さほど観光客の行列ができているわけでもなかった。
チボリ公園やコペンハーゲン市役所などのついでに立ち寄ると良い。

運河ツアー(canal tours copenhagen)

運河ツアーのチケット売り場

住所:Nyhavn 3, 1051 København K, デンマーク
所要時間:60分とボートの待ち時間
おすすめ度:☆☆☆☆☆

運河を巡る60分のツアー。思いの外良かった。
時間のないときにコペンハーゲンツアーを一気に終わらせるもよし。最初に運河ツアーをして、それから好きなところに歩いて赴くもよし。
進行方向右側に座った方が眺めが良いので、ボートに早めに乗って席を選べるようにコントロールすると良い。

カステレット要塞

カステレット要塞の形

住所:Gl. Hovedvagt, Kastellet 1, 2100 København, デンマーク
所要時間:30分
おすすめ度:☆☆

星型要塞。これといって中に何かがあるわけではないけれど、お散歩をするには良いところ。リトルマーメイドなどと一緒にちょろっと寄ると良い感じか。

クロンボー城

遠くから眺めたクロンボー城

住所:Kronborg 2 C, 3000 Helsingør, デンマーク
所要時間:2時間くらいから
おすすめ度:☆☆☆

コペンハーゲンの世界遺産。綺麗な海とお城、それからアトラクション。周りにもちらほらと観光場所があり観光場所としては優秀。
しかしこれといって記憶に残っているものは少ない。ハムレットの演劇がたまたまお城でやっていたのが一番記憶に残っている。

コペンハーゲン市役所

コペンハーゲン市役所

住所:Rådhuspladsen 1, 1599 København, デンマーク
所要時間:5分
おすすめ度:☆☆

チボリ公園に行く途中に外だけ鑑賞。綺麗な建物。中に入れば良いのかも?

聖アルバン教会

聖アルバン教会

住所:Churchillparken 11, 1263 København K, デンマーク
所要時間:10分
おすすめ度:☆☆☆

聖アルバン教会は薄色をベースにしたとても綺麗な教会。目の前にある噴水も合わせてとても写真映えしそうな素材だった。私たちはフェリーに急いでいたので、残念ながらあまり時間がとれず。

チボリ公園

チボリ公園

住所:Vesterbrogade 3, 1630 København V, デンマーク
所要時間:3時間以上
おすすめ度:☆☆☆☆

言わずと知れた世界でもとても古い遊園地の一つチボリ公園。古いことも突き詰めればメリット。入場料と乗り物は別料金なので、中の散歩だけ楽しむのも良い。乗り物も結構楽しそうなのがたくさんあった。
レストランもたくさんあるし、フードコートに行くのも良い。1日を簡単に過ごせる遊園地だ。

デンマーク王立図書館・ブラックダイアモンド

デンマーク王立図書館ブラックダイアモンド

住所:Vesterbrogade 3, 1630 København V, デンマーク
所要時間:30分
おすすめ度:☆☆☆

まず建物が綺麗なので写真を撮るのに良い場所。中も綺麗な現代建築と、古い建築の両方を見ることができる。それから特別展示は別料金だけどなんだか色々やっているよう。
一方でそれ以外には観光で特にすることはない。何と言っても図書館なので。子供を連れて行くっていうタイプの図書館ではない。

ニューハウン

nyhavn

住所:Nyhavn 3, 1051 København K, デンマーク
所要時間:60分
おすすめ度:☆☆☆☆☆

コペンハーゲンでひょっとすると一番人気の観光地かな。のんびりお散歩するもよし、テラス席でビールを飲むもよし。運河ツアーのスタート地点でもある。

ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館

Ny Carlsberg美術館の入口

住所:Dantes Plads 7, 1556 København, デンマーク
所要時間:90分
おすすめ度:☆☆☆☆☆

フランス絵画を収納している美術館。火曜日が無料。

人魚姫の像(リトルマーメイド)

住所:Langelinie, 2100 København Ø, デンマーク
所要時間:10分
おすすめ度:☆☆☆☆

言わずとしれた3大がっかり。どの程度がっかりするかは状況次第。

フレデリクスボー城

石畳の道を抜けて

住所:Frederiksborg Slot 10, 3400 Hillerød, デンマーク
所要時間:3時間
おすすめ度:☆☆☆☆☆

お城の見た目も良いし、内装も凝っている。裏庭も綺麗なのでとてもバランスの良いお城。コペンハーゲンで一番のお気に入り。

フレデリック教会

フレデリック教会

住所:Frederiksgade 4, 1265 København, デンマーク
所要時間:30分
おすすめ度:☆☆☆☆

緑色の帽子が可愛らしいこの教会。外の見た目が有名だけど、中も観光客に公開している。荘厳な内装は一見の価値がある。

フードマーケット(The Bridge Street Kitchen)

夕暮れのフードストリート

住所:Strandgade 95, 1401 København, デンマーク
所要時間:食事時間
おすすめ度:☆☆☆

私たちはビールをいっぱい飲んだだけ。ちょっと寿司食いたい気分の時に行ったのがよくなかった。10店舗ほどのファーストフードとバーが何軒か。雰囲気はとても良いので、夕暮れの時間を使うのに良いところ。

ローゼンボー城

ローゼンボー城の王冠

住所:Øster Voldgade 4A, 1350 København, デンマーク
所要時間:90分
おすすめ度:☆☆☆☆

コペンハーゲン市街地のお城。フレデリクスボー城の方が好きだったから星4つにしてみたけど、普通に良いお城。周りのお庭が綺麗だし、宝物殿に入っている王冠や宝剣はとても綺麗。

コペンハーゲンのレストラン・カフェ

これだけレストランに入らない旅も珍しかった。いくつかだけご紹介。

Nakorn Thai, Store Kongensgade 87, 1264 København ☆☆☆☆

持ち帰りで家でグリーンカレーとパッドタイを食べた。
グリーンカレーはそこそこ。パッドタイは普段あまり好きじゃないんだけど、ここのパッドタイはそんなに甘くなくて美味しかった。

Smagsløget,Nørregade 38, 1165 København ☆☆☆

コペンハーゲンのサンドイッチ屋

オープンサンドイッチ屋さんだと勘違いして入ったお店。
結構美味しかったんだけど、とにかく量が多い。3人で一つで良いくらいのボリューム。オープンサンドイッチくらいの量で私たちは丁度良い。

LETZ SUSHI, Store Kongensgade 44, 1264 København ☆☆☆

LETZ Sushi

寿司が食べたくてテイクアウトで寿司を購入。
ぼちぼちネタは新鮮で普通に美味しいというくらい。北欧在住で寿司に対する期待値がそもそも高くないので私の評価はあてにならないけれど。
ちなみにこのお店チェーンの有名どころなのか、スーパーでもこのお店の寿司が売っていた。さすがに店舗のものの方がスーパーのよりはだいぶ美味しかったけど。

Kulturværftet, Allegade 2, 3000 Helsingør ☆☆☆☆

pokeというお寿司のようなもの

世界遺産クロンボー城に入る少し手前にあるカルチャーセンターのカフェ。ここのpokeとかいうサーモンの刺身と野菜、米を混ぜた寿司のようなものが結構おいしかった。オープンサンドイッチは普通。

Tivoli food hall, Bernstorffsgade 3, 1577 København ☆☆☆

チボリ公園のフードコート

チボリ公園のフードコート。
美味しいお店もあるし、そうでもないお店もある。上の写真のオープンサンドイッチはなかなか美味しかったけれど、中華料理屋のラーメンみたいな料理はあまり好みではなかった。バーガーとかラップ系のお店も多かった。

Airbnbの宿泊について最後に少し

直前に予約した影響かコペンハーゲンのAirbnbは少し高めの物件が多かったかな。とても良い部屋だったので、オーバープライスというわけでは決してないけれど。

今回初めてコンドミニアムの物件を借りたのだけど、セキュリティー的には外に門がついているので安心感はある。一方でちょっとしたコミュニティーの中に入り込んだような感覚になるので、それが好きか嫌いかは好みの問題だろう。アパートを借りる方がもうちょっと隔離されている雰囲気がある。
私たちはそもそもほとんど家にいなかったので、どちらでも大して変わらなかったけれど。

部屋はとてもスタイリッシュな部屋だったし、子供部屋のおもちゃも豊富。息子のL君が楽しそうに遊んでいたのが何よりだった。

というわけで今回もAirbnbは部屋もオーナーも良い、当たりの経験だった。北欧だと外れを引くことはあまりないのかもしれない。

コペンハーゲン旅行の旅行記も下の関連記事に貼っておくので興味がある方はご覧ください。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. コペンハーゲン旅行の準備と計画 〜4泊5日CPH (1)

3. フライトとコペンハーゲン空港から市街地への移動 〜4泊5日CPH (2)

4. コペンハーゲン市内散策から運河ボートツアーへ 〜CPH4泊5日(3)

5. コペンハーゲンから世界遺産への電車旅 〜CPH4泊5日(4)

6. チボリ公園からNy Carlsberg美術館へ 〜CPH3泊4日(5)

D

チボリ公園からNy Carlsberg美術館へ 〜CPH3泊4日(5)

コペンハーゲン旅行もいよいよ4日目。旅の終わりが少しずつ見えてきた。

この日はコペンハーゲン市街地の南側を中心に散策することにした。

通勤フェリーでコペンハーゲン市街地の南側へと移動

ゆっくりと近づいてくる公共フェリー

フェリー駅に近づいてくる通勤フェリー

市街地の北側に居を構えていた私たち。南側まで移動するには少し距離がある。
歩いても大した時間がかかるわけでもないけれど、長い1日を考えると少し体力を節約したいということもあり、公共交通で移動することにした。

電車や地下鉄って手もあったのだけど、私たちが選んだのはフェリー。
運河が張り巡らされたコペンハーゲンの都市、南北への移動には通勤フェリーを利用することができる。
チケットは他の交通機関と同じように携帯のアプリから。下記のリンクにもう少し詳しく書いてある。
私たちは前日に買った1日券がギリギリ残っていたので、その有効期間で乗ることができた。

内部リンク: フライトとコペンハーゲン空港から市街地への移動 〜4泊5日CPH (2)

フェリー乗り場の看板

黄色の看板と電光掲示板

通勤フェリーはバス乗り場と同じように黄色の看板が出ている。
電光掲示板には次に来るフェリーの種類と、待ち時間が表示されている。フェリーが近づいてきたら一応手を上げて合図したけど、停留所に人がいれば停まっているようだった。

公共フェリーの中

通勤フェリーの中

フェリーの中は50席ほどシートがある。なかなか座り心地の良い座席。
朝早いこの時間はお客さんは我々の他には一人しかいなかった。いっぱいになることもあるのかしら。

通勤フェリーの停留所と諸注意

通勤フェリーの停留所と諸注意

上の写真が停留所や諸注意が書いてある掲示板。
ちょっと手ブレしてしまったけど、拡大すれば絵でどこに停まるかはだいたいわかるはず。
注意書きとしては、運転中は座っててね、終着駅では降りてねってことと、降りる駅を車掌に伝えといてねってことが書かれていた。
そういえば車掌さんがとてもいい人で子供におもちゃをくれた。

通勤フェリーの停留所

通勤フェリーの停留所

リトルマーメイドのあたりの駅から王立図書館のブラックダイアモンドまでは30分ほど。
早い交通手段ではないけれど、川沿いの景色を眺めながら移動できるので、一度は乗って見ると良いかもしれない。

王立図書館ブラックダイアモンドの散策

デンマーク王立図書館ブラックダイアモンド

黒光りするブラックダイアモンド

というわけでまずやってきたのがデンマーク王立図書館、通称ブラックダイアモンド。
ダイアモンドっていう印象は受けなかったんだけど、黒光りした綺麗な建物ではある。
図書館なので入場は無料。トイレがそれなりに綺麗。

ブラックダイアモンドの館内案内図

ブラックダイアモンドの館内案内図

さて私たちがこのブラックダイアモンドにやってきた理由は子供を遊ばせたかったから。その目的からいうとこの訪問はイマイチ失敗だった。
それはなぜか。フィンランドとは異なり、この図書館はどちらかというと真面目に勉強したり本を読む場所だったから。子供を連れてきたり、特に幼児を遊ばせておくような施設は特に見当たらなかった。

ブラックダイアモンドの旧館側

手ブレたけれど2階図書館奥にある旧館側の様子

そもそもにしてベビーカーでくると2階に行くのすら大変だった。
エスカレータはベビーカーの使用が禁止されているし、普通のエレベータでは2階へのアクセスができない。
ではどうするかというと、受付に行って専用のエレベータのキーをもらう必要がある。そのためには何かしらIDカードを受付の人に預ける必要がある。

ブラックダイアモンドの1階からの眺め

観光としては1階や外見などの現代建築を楽しむ感じか。それから私たちはいかなかったけど、地階では特別展示をやっているようだ。こちらは料金がかかる。

チボリ公園で子供と戯れる

というわけで図書館で子供を遊ばせることのできなかった私たち。チボリ公園へと向かうことにした。
ブラックダイアモンドからチボリ公園への移動は徒歩で20分くらい。ちょこちょこ見るものが道中にあるので、それほど長く感じはしない。

アンデルセン像の近くのチボリ公園出入り口

アンデルセン像側のチボリ公園の門

チボリ公園の出入り口はいくつかあるようだ。
アンデルセンの像の前のところはすごくそれっぽい出入り口なんだけど、たどり着くと一本前の交差点を左折した方の入口に行ってとの張り紙。

チボリ公園正門

オープン直後のチボリ公園の正門

言われるままにやってくると確かにそれっぽい門があった。ちなみにこちらの正門は最近コペンハーゲンにできたAxel Towersっていう面白い見た目のタワーの正面。なのでそちらを目印にやってくると見つけやすい。

チボリ公園の前のAxel Tower

チボリ公園の前のアクセルタワー

チボリ公園正門のゲートは、前売り券を持っている人とその場でチケットを買いたい人の並ぶ場所が異なっていたので注意が必要。
それからベビーカーが入れないゲートっていうのもあったと思うので、そこらへんのマークも注意しておいた方が良い。

チボリ公園の子供向けコーナー

チボリ公園の子供向けコーナーで遊ぶL君

さて私たちの子供はこの時15ヶ月ほど。
なので乗り物で乗れそうなのはボートくらい。園内を見て回ったら楽しいかなってくらいで来たのだけど、小さな子供が遊ぶようのコーナーが北側よりにあった。
柔らかい地面なので素足でペタペタ歩いても大丈夫な感じで遊戯用の器具がたくさんおいてある感じ。やっぱりもう少し大きいお子様向けのようだったけどね。

コペンハーゲンにしては珍しくとても熱い日だったので、息子のL君をあまり遊ばせておくことはできなかった。だけどそれなりに運動することはできたので満足してくれたようだ。

チボリ公園の中

結構自然豊かなチボリ公園の園内

子供を遊ばせた後は少しだけ園内を散策。
それから私たちは昼食にチボリ公園のフードコートを試してみることにした。
このフードコート実はチボリ公園の外にある。なのでチボリ公園に入っていなくても食べにくることができる。
一方でチボリ公園の中から出る場合は、再入場用のスタンプを手に押してもらってから出る必要がある。それ用の職員がフードコートに向かうゲートのところにいるからすぐわかる。

フードコートのオープンサンドイッチ

オープンサンドイッチは頼んだ中で一番美味しかった

さてこのフードコート。お店がたくさんあるので好きな料理を好きなお店から少量づつ買うってことができる。
私たちはCPH名物のオープンサンドイッチを一つ、中華屋からヌードルを一つ、それからラップサンドイッチっていうのかな、シャワマを一つ買ってシェアした。私はそれからドラフトビールをいっぱい。

チボリ公園のアトラクション

チボリ公園のアトラクション

食事の後はチボリ公園に再入場。
最初はいくつか絶叫系を試そうかと思っていたのだけど、あまりの暑さとビールを飲んじゃったことでイマイチやる気が起きず。
園内をのんびりと散歩していたらL君が眠ったこともあり、そのままチボリ公園内のお散歩を続けることにした。

L君が再起動したところで、私たちは次の目的地ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館(Ny Carlsberg Glyptotek)に向かうことにした。
ちなみに美術館よりの出口からでると、チボリ公園から美術館までは交差点を渡るだけ。とっても近い。

チボリ公園の滞在は3時間くらいだったかな。真面目に乗り物に乗りだすならチボリ公園は1日を見ても良いかもしれない。

無料でニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館の見学

さてこちらのなかなか立派な美術館。結構フランス絵画を持っていたりするのに、なんと火曜日に訪れると無料。

Ny Carlsberg美術館の入口

ニイ・カールスベルグ美術館の入口

ベビーカーは上の写真の美術館の入口の脇に駐車している人が多かった。
それから最近の美術館らしく、大きめのバッグはロッカーに収納することとのこと。地下に珍しく暗証番号式のロッカーがあったのでそちらに預けた。

私たちの主目的はフランス絵画。3部屋くらいあったし、いくつか良い作品もあったので満足。
個人的には下の3枚の絵画が作者にしては画風が珍しいなと思ったのだけど、うちの父に聞いたらあっさり当てていた。なのでわかる人には簡単にわかるのだろう。
皆さんはそれぞれ誰の絵だかわかりますか?それぞれとても有名な画家です。

Ny Carlsbergの展示1

展示1

Ny Carlsbergの展示2

展示2

Ny Carlsbergの展示3

展示3

美術館への滞在時間はフランス絵画と他いくつかを見て1時間半ほど。全部見たらもう少し時間がかかるだろう。

朝のリトルマーメイドからカステレット要塞を散歩する

最終日はちょこっと散歩しただけなのでここで一緒に投稿。
夏の朝のコペンハーゲンはとても過ごしやすい気温なのでお散歩に最適。私は最終日まで近寄らなかったリトルマーメイドへと向かった。

遠くからのリトルマーメイド

遠くから写すとたくさんの観光客が

近くからのリトルマーメイド

近くから写すと背景に工場が

さて世界3大がっかり名所の一つリトルマーメイド。
比較的小さめの像に対して大量の観光客、そして背景が工場。普通の時間にくると確かになかなかがっかりすることができる。
でもあまりがっかりすることを期待してくるとさほどがっかりしないかもしれないので難しいところ。

カステレット要塞の形

カステレット要塞の形

リトルマーメイドから星型要塞のカステレット要塞までは歩いてすぐ。高いところにいけるわけでもないので星型を見てとるのは難しいのだけど、複雑な造形の入口やお堀を見ているとそうなのだろうなと思う。

カステレット要塞の入口

カステレット要塞の入口

中はこれといって特に何もないのだけど、30分くらいのお散歩をするのにとても良いところ。
リトルマーメイドから北側に回って中を見ながら、南に抜けるとちょうど30分くらいじゃなかろうか。

というわけでコペンハーゲン4泊5日の旅の旅行記はこれでおしまい。
あとは観光地と利用したレストランのまとめをもう1投稿する予定。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. コペンハーゲン旅行の準備と計画 〜4泊5日CPH (1)

3. フライトとコペンハーゲン空港から市街地への移動 〜4泊5日CPH (2)

4. コペンハーゲン市内散策から運河ボートツアーへ 〜CPH4泊5日(3)

5. コペンハーゲンから世界遺産への電車旅 〜CPH4泊5日(4)

6. デンマークはコペンハーゲンの観光名所のまとめ

D

コペンハーゲンから世界遺産への電車旅 〜CPH4泊5日(4)

コペンハーゲン旅行の3日目。
この日はコペンハーゲン市街地を離れて、コペンハーゲンの北へと電車旅行をすることにした。コペンハーゲンの北には世界遺産のクロンボー城があるのだ。

コペンハーゲン北部フレデリクスボー城(Frederiksborg)へ

フレデリクスボー城

フレデリクスボー城を正面から

だけど私たちが最初に向かったのは、世界遺産ではなくてフレデリクスボー城の方。
人によっては世界遺産より、こちらに行くことをお勧めしていることもあるくらい。実際お城の見た目や内装はこちらの方が美しく、より鮮明に記憶に残っている。

コペンハーゲン市内から北部への電車

コペンハーゲンから北へ向かうには電車を使うのが良い。
チケットの購入は地下鉄を使った時と同じく、携帯のアプリから。
ただし今回は何回も乗るので、1日券を購入した。チケットの購入については前の投稿にもう少し詳しく書いてある。

内部リンク: フライトとコペンハーゲン空港から市街地への移動 〜4泊5日CPH (2)

Osterport駅の構内

レトロな感じのØsterport駅の構内

コペンハーゲン市内だとコペンハーゲン中央駅が大きな駅だしアクセスが良いのかな。
私たちは北のほうに宿を構えていたので、Østerportから電車に乗車した。工事中のこの駅はちょっと歩けばエレベータがあるようだったけど、時間の都合ベビーカーを担いで階段を降りた。少し古めの駅なのでバリアフリーはあまり進んでいないようだった。

CPHの電車

まだ綺麗なままの電車の車両。 自転車を持ち込める車両がある。

それからホームに降りる段階で、電車次第で使う階段が違うのであらかじめ使う電車がたどり着くホームを調べておくと良い。
一方で同じホームにも結構違う電車が入ってくる。アルファベットで区別されているのでどの電車に乗るかは覚えておく必要がある。特にどちら向きの電車に乗るかは重要なので、終点の名前もチェックしておくと良い。
次にどの電車が来るかは、構内の電光掲示板で確認することができる。

それから入ってくる電車にもあまりバリアフリー感がない。
20cmから下手するともう少し高い段差のある車両に向かって入り込まないといけない。ベビーカーならなんとかなるけれど、車椅子だともっと大変そう。

コペンハーゲンの落書き電車

中が見えないくらいに落書きされた車両

それから電車の外装が落書きだらけ。ひどい車両になるとどこの世紀末都市だって感じの落書きがされていたりする。一方で電車の中は結構綺麗だったのだから不思議なものだ。
別にコペンハーゲンの治安が悪いというわけでは全くないのだけど、車両倉庫がオープンで誰でも入れるようになってるのかしら。

コペンハーゲンの電車のベビーカーの場所

ベビーカー置き場にはマークが描いてある

さて私たちの目的地フレデリクスボー城に行くには、北に向かうE線(Hillerød行き)に乗りこむ。
平日の9時ごろのこの日、電車はさほど混んでいなかった。
ベビーカーで乗り込むと、入り口のそばに専用の駐車場所がある。だけどゴミ箱の側の方は、ベビーカーの駐車禁止マークが付いているので注意が必要。半自動のドアで座席とベビーカー置き場は区切られている。
電車の外見とは一変して、中の方はなかなか綺麗な電車。座席の方も座り心地の良さそうなシートに見えた。
四十分ほどで終点のHillerødまで到着。9駅だったかな。

Hillerødからフレデリクスボー城へのバス(302番)

到着駅は地上階なので出口に向かってそのまま歩いていけば良い。セブンイレブンが目印。
すぐ外にバス乗り場があるので302番のバスに乗ればいいのだけど、バスは2方向があるので注意が必要。私たちは逆方向に乗ろうとしてしまったのだけど、バスの運転手が観光客風な私たちを見て反対側だと教えてくれた。

フレデリクスボー城行きのバス

302のFrederiksborg Slot方面のバス停

すぐにやってきた反対方向行き(Sophienlund Sophienborg)のバスへと乗りこむ。
お城はとても近くて2・3ほどの到着駅を挟むだけ。5分ほどでお城の近くのバス停Frederiksborg Slotに到着した。
バスから降りるときはストップボタンを押さないといけないのだけど、お城のところは車掌がアナウンスもしていたし、観光客っぽいお客さんがいれば止まるのかも。
だけどあまりお客さんがいないときは、到着駅を気をつけて見ておいた方が良い。

バス停を降りると見えてくるフレデリクスボー城

バス停からはお城が見えるし、3分ほど歩けば入り口までたどり着く。
お城までの道にはいくつかレストランやカフェがあるので、お腹が空いていたら食べることもできる。

外見も内装も庭園も美しいフレデリクスボー城

石畳の道を抜けて

石畳を抜けてお城へ向かう

さてこのフレデリクスボー城はとてもわくわくするお城という感じの外見。ベルセルクとかに出てきそうな。

まずはお城へ続く道が良い感じ。石畳の道やお堀を通り抜けていくあたりは、中世の映画の戦闘シーンで使えそうな雰囲気。ワクワク感が半端ない。

堀を乗り越えて

お堀を乗り越えてお城へと向かう

お堀を乗り越えると石畳の庭の真ん中に噴水がある。この噴水を乗り越えるといよいよお城への入城だ。

入場チケットを事前に持っていない場合は、お城の入り口を入ったところで購入する必要がある。こちらのチケットはお城の中用。お城の外観や中庭だけ見たいって人には必要ない。
でもお城の中の内装も綺麗なのでチケットの価値は十分ある。

ベビーカーは持ち込みができないので、お城のチケット売り場のすぐ側のパーキングに止めて置くことになる。一方で私たちは借りなかったけど、貸出のベビーカーはお城の中へ持ち込めるようだった。
中にはエレベータがあるところもあったので、それなりにバリアフリーに取り組んでいるのかもしれない。
それからこちらは大きな荷物は持ち込み禁止。ロッカーに預ける必要がある。帰ってくるけど20dkkコインが必要。

渡り廊下の美しい装飾

フレデリクボー城の渡り廊下の装飾

お城の中では教会や大広間などとても美しい内装の部屋が多くある。とくに装飾が綺麗だったのは、離れからお城へと渡る渡り廊下のところ。

お城の中はぐるっと大体回って2時間ほどの滞在だった。
そんなに長くいた印象もないのだけれど、結構中が広いせいか気づいたら時間が過ぎていた。

フレデリクスボー城の裏庭

裏庭の噴水とフレデリクスボー城

さてこのフレデリクスボー城は裏庭もとても綺麗。お城が見終わった後はぜひ裏庭もチラ見して行くと良い。

フレデリクスボー城についてから、お城を去るまでに要した時間は3時間。もうちょっとぱっぱと見ることは可能だろうけど、それなりに時間のかかるお城だった。

フレデリクスボー城からクロンボー城への電車移動

フレデリクスボー城から来た時とは逆のバスに乗り込んで、同じ電車駅のHillerødへと戻った。

普段はHillerødからクロンボー城へは930Rという電車一本でいけるはず。HillerødへとE線でたどり着いたときのホームからは少し離れたあたりにホームがある。

ちなみに2018年7月のこの日は電車の路線が工事中。
930Rの途中駅からバスに乗り換える必要があった。たぶんこの工事は期間限定だろうし、詳細は省略することにする。
同じルートで観光している人が結構いるので、人の波になんとなく着いていったら問題なく到着することができた。

世界遺産クロンボー城を巡る

遠くから眺めたクロンボー城

フェリー駅のあたりから眺めたクロンボー城

いよいよ世界遺産のクロンボー城へ。
臨時のバスはフェリー駅あたりとクロンボー城から少し遠目に到着したので、のんびりとクロンボー城まで歩いていった。

クロンボー城周辺の散策

リトルマーマン

クロンボー城を眺めるリトルマーマン

さてクロンボー城のあたりにたどり着くと最近流行りの観光場所?リトルマーマン?がいる。リトルマーメイドと異なりピッカピカに光っている像。
そのほかにもいくつかオブジェが置いてあったりして、なかなか綺麗なエリアだった。

クロンボー城周辺の図書館のカフェ

図書館の横についていたカフェ

それからここのクロンボー城の手前は図書館になっている。トイレを借りることもできるし、小さなカフェがついているので軽食を取ることも可能だ。それからいくつか小さな出店もあった。
私たちもここのカフェでpokeというデンマーク風お寿司?と軽く一杯ビールを飲んだ。

いよいよクロンボー城の中へと突入

クロンボー城への入り口

クロンボー城への入り口は割と地味?

なんだか普通な感じの入り口を通って、いよいよお城の敷地へと入り込む。
しばらくはお城の周りの公園をゆっくりと散歩しながら、お城へと向かって歩いて行く感じだ。
海沿いに抜けられるトンネルのような道もあったりしてなかなか面白い。

お城に近づくとチケット売り場がある。事前にチケットを持っていない場合はそこで買う必要がある。
そういえばこのお城は一番荷物にうるさくなかった。多少大きめの荷物を持っていても、持ち込んでも良いようだった。中が広いからかな。

クロンボー城の中庭へ

クロンボー城の中庭

クロンボー城の城門でチケットを見せて入城するとそのすぐ脇にベビーカーパーキングがある。こちらもベビーカーは持ち込めない模様。

それからもう少しだけ歩くと、クロンボー城の中庭へとたどり着く。
この中庭には4・5箇所のお城への入り口があり、それぞれ別の展示を鑑賞することができる仕組みになっている。
入り口の前には旗が立っており、中の簡単な説明がついている。

キャノンタワーへの入り口

例えばこちらはキャノンタワーへの入り口。
150段ほどの階段を乗り越えると見晴らしの良い塔の上へと出ることができる。

ハムレットの舞台

メインの展示の中には、王様と王女様が座るような椅子のある舞台があった。
なんでこんなものがここにあるのかなと思っていたら、少し後にもう一度来たらハムレットの舞台が唐突に始まった。

クロンボー城でのハムレット

毎日やっているのかは知らないけれど、なかなかの熱演。思わずしばらく見入ってしまった。
ハムレットの舞台としてこのクロンボー城は有名だったのだね。

ハムレットの俳優のお見送り

ハムレットの舞台をやっていた俳優さんたちは、最後に出口までお客さんのお見送りに来てくれた。

というわけでお城自体よりもハムレットの方が記憶に残ってしまったこのクロンボー城だった。お城自体もなかなか綺麗だったんだけど、見た目だけならば午前に訪れたフレデリクスボー城に軍配があがるかな。

クロンボー城での滞在時間は2時間ほどだった。全部を回りきれたわけじゃないので、もう少し時間をかけて見てもよかったかもしれないが。

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コペンハーゲン市内散策から運河ボートツアーへ 〜CPH4泊5日(3)

デンマークはコペンハーゲンでの二日目。

日の出を見つめるリトルマーメイド(嫁撮影)

嫁は四時くらいから起き出して日の出を見にリトルマーメイドのあたりへ。日の出がとても美しかったので、リトルマーメイドのがっかり感は小さかったそうな。良かったのか悪かったのか。
コペンハーゲンは方角的に日の入りよりも日の出が綺麗に見える場所が多そう。

一方私はのんびりと起き出す。
朝食はAirbnbの強みを生かして自炊。とはいってもパンを焼いて卵焼き作って、それからコーヒーを淹れただけだったけど。

朝食を食べたら準備完了。いよいよ本格的にコペンハーゲン観光の始まりだ。

コペンハーゲン北側の散策からローゼンボー城へ

コペンハーゲン北側の建築や教会

コペンハーゲン市街地の北側

綺麗なオレンジ色の家

朝食後はローゼンボー城を目指しながら、コペンハーゲン市街地の北部を散策した。オレンジ色の綺麗な建物が特徴的だけど、そのほかの住宅もとても御洒落。

コペンハーゲンのSankt Pauls Kirke

街中にひょっと現れる美しい教会 その1(Sankt Pauls Kirke)

コペンハーゲン北側のJerusalemskirken

街中にひょっと現れる美しい教会 その2(Jerusalemskirken)

コペンハーゲンの北側を歩き回る中で教会がいくつかあった。コペンハーゲンの教会はとても綺麗だし、普通の街中によくなじんでいてとても良い感じなのだ。
ぶらぶら街散策をするのが好きな私にはとても良い市街地だった。

ローゼンボー城の敷地を通り抜けて植物園へ

ローゼンボー城の整えられた公園

ローゼンボー城の整えられた公園

十分ほど歩いてローゼンボー城へ。
お城の周りがこれまたとても綺麗な公園になっている。この季節は特にそうなんだろうけど、植樹が綺麗に切りそろえられていてとても心地よい空間が作り上げられている。

横から見たローゼンボー城

横側から眺めたローゼンボー城

さて本当はこのローゼンボー城の中へと入る予定だったのだけど、息子のL君がのんびりお散歩中に眠くなってしまった様子。
寝てるところを抱えてお城の散策は大変なので、予定を変更してまずはお隣にある植物園に向かうことにした。

コペンハーゲンの植物園

植物園の南側の入り口。自然史博物館側からも入れる

植物園はなかなか綺麗に整備されているのに入場料がなんと無料。特別展示なのかな、蝶々の展示場は入場料金がかかるようだったけど。
入り口は何箇所かあるけれど、工事で閉じられているところもあったようだ。 私たちが入場したところは南側の端っこの入り口。
植物園の中はもちろんたくさんの植物に囲まれており綺麗。L君のお昼寝にも最適の環境だった。ちょっと暑かったけれど。

植物園のビール用植物の展示

ビールの歴史が綴られた植物園の展示

面白かったのは北欧のビールに使われえている植物の歴史の展示。バイキング時代から今に至るまでの北欧のビール用植物の変遷が丁寧に説明されていた。
そんなこんなで植物園を歩き回っていたら、L君が再起動した。

私たちは植物園の屋外をパッと歩いて30分ほどの滞在だったけれど、特別展示なども見たらそれなりに時間がかかるかも。

ローゼンボー城の中を見学

正面側から見たローゼンボー城

正面から眺めたローゼンボー城

再びローゼンボー城に戻ってお城の中を見学することに。
お城の中に入るには、オンラインなどで前売り券を購入していなければ、チケットオフィスに行ってチケットを買う必要がある。
チケットオフィスで買う場合、チケットは入場時間が指定されている。どこまで厳密なのかは知らないけれど、チケットの記載の時間に入り口へ来るようにとの指示があった。
ちなみに早くやってきた人は入り口で待っている様子があったのでそれなりに厳密なのかもしれない。時間に遅れた場合についてはわからないけれど。私たちはちょうどオンタイムだったので。

L君はベビーカーの中にいたのだけど、お城の中はベビーカーは持ち込めない。ベビーカーのパーキングはお城の入り口のすぐ脇にあるのでそこに留めておけば良い。

それからお城には大きめのバッグも持ち込み禁止だ。チケットオフィスの近くにあるロッカーへと預ける必要がある。
ロッカーを使うには20dkkコインが必要。後で返ってくるタイプのやつだったけど。私たちはコインを持っていなかったのだけど、受付の人が貸してくれた。
ちなみにそこかしこでロッカーを使うのに20dkkコインが必要だったので、1枚持っておくと便利。

ローゼンボー城の内装

美しく装飾されたローゼンボー城の中

入り口でチケットをスキャンしてもらって中に入ると、中はよく整備されている。内装がとても綺麗。お城は3階建てだけど面積はそんなに広くはない。結構サクサク見ていける感じ。
展示物が多いので好きな人は時間をかけられるだろうけどね。私たちは子供をあやしながらで、30分ほどの滞在といったところ。

さて3階の最後まで見終わっても、このローゼンボー城の見どころの王冠シリーズが見当たらない。そこで職員に尋ねてみたところ、どうやらこちらは入り口が別だったよう。
一旦出口から出ると右手に地下へと降りる入り口があったのだ。こちらの入り口でもチケットをスキャンしないといけないので、チケットを無くさないようにとっておく必要がある。

ローゼンボー城の宝剣

ローゼンボー城のキラッキラの宝剣

ローゼンボー城の王冠

キラッキラの王冠

こちらはキラッキラした王冠や宝剣がメイン。人気なだけあって派手な見た目だし、そのうちのいくつかは実際に王族に使われることもあり、なかなかに興味深い展示だった。
こちらの地下は2フロアだけなので、やはり30分もあれば十分かな。私たちは20分ほどの滞在だった。

コペンハーゲン中心部を歩いて散策

サンドイッチ屋さんsmagsløget

サンドイッチ屋さんのsmagsløget

城を後にした私たちはサンドイッチ屋さんへ。
目的はコペンハーゲン名物のオープンサンドイッチ。だったんだけどリサーチ不足。私たちの行ったこのお店はオープンサンドイッチのお店じゃなかった。
味はまあまあ。値段もそこそこしたけど、とにかく量の多いサンドイッチだった。
レストランの詳細については後ほど別投稿にまとめる予定。

コペンハーゲン中心部のセブンイレブン

セブンイレブンが中心地に。日本のように景観に合わせて
色を変えたりはしないのかな?

さてサンドイッチ屋さんを出た後は市街地の中心部を抜けて北方向へと歩く。綺麗な建物の多い見た目の良い中心部だった。
アメリカで良くお世話になっていた、アバクロのお店があったのでちょっと買い物。輸入だからなのかなんなのか、アメリカよりも大分お高めだったかな。でもアメリカ系のお店ってジーンズとかが長さもウエストも一通りサイズが揃っていて、簡単に買えるからいいんだよね。

コペンハーゲンのラウンドタワー

ちょっと疲れていたので外から眺めただけのラウンドタワー

アイスクリームなどを買ったり、ラウンドタワーを眺めたりしながらそのまま中心地を突っ切った。

ちょっと歩き疲れたので、一度お家へ戻って小休憩。
のはずだったんだけど、L君がよく寝てくれたので結構長い休憩に。でも今年は珍しく北欧も暑いので、このくらい休憩を挟むことができて丁度良かった。

夕方のコペンハーゲン運河ツアー(カナルツアー)

ニューハウン発の運河ツアーへ

さてL君が起きたのは夕方の五時。
北欧のお日様はまだまだ長い。仕切り直しと出直してニューハウンへと向かうことにした。
ニューハウンはとても綺麗な港というか、川沿いというか。建物が色とりどりで人も多くて雰囲気がとても良い通りだ。

一通りニューハウンの写真撮影をした後は、ボートでの運河ツアー(カナルツアー)へ。

運河ツアーのチケット売り場

運河ツアーのチケット売り場はニューハウンの突き当たり

運河ツアーのチケット購入

チケットの購入はニューハウンの川の突き当たりの場所で。
チボリ公園のチケットと一緒になったチケットがあったのでそちらを購入した。抱き合わせでそんなに安くなっている感じもしなかったのだけど、チボリ公園の入り口でチケットを買うのは少し大変そうだったのでよかったかもしれない。
それからここでの購入の際にクーポンブックがもらえた。翌日行ったお城などが割引になったので、こちらの方がお得だったかもしれない。クーポンボックは観光地だけでなくレストランやスーパーマーケットでも使えるものだったのでよかった。

運河ツアーの座席のシステム

さてこのボートツアーは混雑時はボートがある程度埋まったら、順次出発している模様。
私たちが行った時は既にそこまで忙しい時間ではなさそうだったけど、運良く新しいボートが来たところの一番手になることができた。

私たちはボートの進行方向に対して右側の先頭席を確保した。ちなみにボート乗り場にはボートは頭から突っ込んでくる。
右側がよいと言うのは嫁が前情報で仕入れていたのだけど、基本的に進行方向に対して右側に名所が並んでいるから。
それから先頭座席を選んだのも良かった。進行方向の視界が開けている方が眺めが良いので。低い橋の下をしばしば通り抜けるので、立っている人たちはその都度座るように注意されていた。

ボートツアーは川沿いの観光名所を1時間ほどで網羅する。川沿いには結構な見るところがある。ボートツアーで全体を簡単に見て、それから気に入ったところを徒歩で回るとかしても良いのかも。

あ、ちなみにトイレはチケット売り場の横の地下に降りていったところ。こういうところのトイレとしては綺麗な方かなあ。

運河ツアーの写真ギャラリー

以下はボートツアーで撮影した写真をいくつか。

コペンハーゲンのオペラハウス

ニューハウン発のカナルツアーはオペラハウスの方から始まる

運河ツアーのリトルマーメイド

ボートから見たリトルマーメイド。拡大しないと見えないけど肉眼だとそこそこ見える。

船の停留所を乗り越えて

たくさんの船の停まる運河を乗り越えて

運河ツアーは低い橋の下をくぐり抜ける

低い橋の下をくぐり抜けながら

時には細い運河を通り抜ける

タイヤにぶつけながら細い運河を曲がって

ニューハウンへの帰港

 ニューハウンへと帰港するボートツアー

フードマーケットから帰宅へ

元の船着き場に戻ったら丁度夕食どき。

nyhavnのアイスクリーム屋さん

混雑しているけどさほど待つわけでもない

まずはニューハウンの有名なアイスクリーム屋さんVaffelbagerenでアイスの購入。コーンが美味しかった。

夕暮れのフードストリート

夕暮れに染まるBridge Street Kitchen

それからフードマーケット(The Bridge Street Kitchen)に行ってみることにした。フードマーケットは10店舗ほどのファストフード店。それからバーが2店舗ほどあったかな。
ニューハウンからだと、大きな橋を渡ってすぐ。10分くらいで着くはず。

ストリートキッチンのバー

バーは品揃えは普通といった印象

しかし昼ごはんでパンを食べ過ぎていた私たち。残念ながらフードコートのメニューにイマイチ食欲が湧かず。
バーで1杯だけビールを飲んでそのまま帰ることにした。

コペンハーゲンで名前をよく見るお寿司屋さん

テイクアウトのお寿司はなかなか美味しかった

結局帰り道に見かけたお寿司屋さんでお寿司とわかめサラダなどを購入。テイクアウトしてお家で食べることにしたのだった。
このお寿司屋さんいたるところに名前を見かけたけれど、有名チェーンなのかしら。

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