フィンランドのスーパーで買えるビール 〜ラガー系

フィンランドは結構いろんな種類のビールがスーパーで買える。フランスはワインが中心でビールはそれほど置いていなかったからお国柄。

価格は500mlで2から5ユーロといったところ。価格はお店次第でもあるので参考程度だけど、ヨーロッパの南の方の国に比べるとだいぶお高い。
それからワインや蒸留酒と同じく、ビールでも5.5%より上になると専門店のAlkoに行かないと買えない。ついでにアルコール度数と価格はなんとなく比例していて、7%とか超えてくると結構お高い。

以下はなんとなく私の好きな順番だけど、さほど厳密に分けてもいない。フィンランドの国産と海外産で一応カテゴリを分けてある。評価は苦めのビールが好きなので、そっちの方が評価が高くなる傾向あり。

フィンランドの国産のラガー系ビール

Fat Lizard 301 HOP ROAD PILS

Fat Lizard 301 hop road lager

醸造 FAT LIZARD
アルコール 5.0%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆☆
キレ ☆☆☆☆

地元EspooのFat Lizardのピルスナー。440mlで3.8ユーロ。FAT LIZARDのバーはAalto大学の近くにある。

ちょっと高いけど美味しいビール。バランスがすごく良い。ほどほどに苦くて、ちょっと甘みもある。飲み口はすっきりしてて、後味も軽い。ゆっくり飲んでもグビグビ飲んでも美味しい。
地元びいきってのもあるけど、普通に美味しいビール。

STADIN AMERICAN LAGER

stadin american lager

醸造 Stadin panimo
アルコール 4.5%
種類 AMERICAN LAGER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

ヘルシンキのブリューリーなのかなStadin panimoのラガービール。3.2ユーロくらい。ラガーにしては苦めのビールで結構すき。香りはちょっと甘めかな。薄めのアルコールで苦めのビールをクピクピっと飲むのにいい感じ。私は好きで結構買うビール。
確かこのBreweryのバーがヘルシンキにあったはず。友人の一人のオススメのバー。

KARHU suodattamaton pils

KARHUのPilsner

醸造 Sinebrychoff
アルコール 5.0%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

Sandelsと並んでフィンランドの有名ビール。
Karhuのビールはたくさんあるけど、正直あんまり好きなのはなかったんだ。だけどこのピルスナーは美味しい。
飲み口が爽やかで、苦味は割としっかり。5%アルコールがある割にはきれも悪くない。ちょっと酸味が強いので、そこは私の好みからは外れるけど、でも美味しい。

Sandels Pilsner

Sandels pilsner

醸造 Sandels
アルコール 4.8%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆☆

Finlandの有名ブランドの一つSandels。うちのオフィスメイトはこのビールが好きな模様。日本のビールみたいな完成度の高さはあると思う。飲みやすいし、毎日飲んでも飽きないみたいな。けど、これといったときに飲みたいっていうほどのインパクトもない。

Pyynikin Mosaic Lager

mosaic lager

醸造 pyynikin brewing company
アルコール 4.7%
種類 LAGER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

Pyynikinて調べても意味がわかんなかったんだけど、TampereのBreweryだそうな。
2.9ユーロ。割と苦味のあるビール。ちょっと草っぽい感じの香りはするけど、気になるほどではない。口の中で主張はするけど、割とさっぱり消える感じのビール。そんなに多くのお店にないせいかあまり買わない。

Pyynikin CRAFT PILS

Pyynikin Craft Pils

醸造 pyynikin brewing company
アルコール 5.2%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆☆
キレ ☆☆☆☆☆

同じくPyynikinから。2.8ユーロ。ピルスナーってラガーの中の1種類って扱いでいいのかな? 私は飲んでみても、ピルスナーとラガーの違いはわからないことの方が多い。

でも上のMosaic Lagerに比べると、少し苦味が弱めで、香りも薄め。草っぽい香りはしない。そのぶん後味がすっきりしててクピっと飲みやすい。アルコール分が少し高い影響かちょっと甘めに感じる。

LAHDEN ERIKOIS PILS

Lahden Erikois Pils

醸造 Hartwall
アルコール 5.0%
種類 PILSNER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆☆☆

ヘルシンキに本社のあるブリューリーだそう。結構フィンランドのKマーケットなどのスーパーで、この会社のいろんなビールが置いてある。このビールは、クリアな色のピルスナー。

さっぱりしててほどほどの苦味があって、常飲に良い感じのビール。だけど其の分主張が薄いというか、こういう風なまとめを書いていると、総合評価が若干低くなってしまった。いや、とてもさっぱりしてて、好きなビールなんだけど。

Fat Lizard LAKE BODOM LAGER

LakeBodomLager

醸造 FAT LIZARD
アルコール 5.0%
種類 Pre-prohibition LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

440ml缶で3.8ユーロ。

Pre-prohibition LAGERってなんだって調べてみたら、よくわかんなかったんだけどたぶん禁酒法前後でPre-とPost-って言ってるのかな。全般に甘みが強そう。

そんなに禁酒法前後を気にして飲んだことがないのだけど、このビールを飲む限りには確かに甘みが強い。ので、私はそんなに好きじゃないのだけど、そういうのが好きな人にはいいかも。香りもちょっと甘さが先に立つので、ビールの爽やかな感じが薄れてしまう。Fat Lizardにしては珍しく、もう1回は飲まないかなっていうビールだった。

Sininen Pils

sininen pils

醸造 Hartwall
アルコール 4.5%
種類 Pilsner

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆☆

草っぽい香り。それからちょっと雑味も強いかな。でも苦味はあるし、キレも悪くない。4.5%ということもあり、2.2ユーロと安い。コスパはいいビール。

Pirkka CRAFT Lager

pirkka Craft Lager

醸造 Saimaa brewing company
アルコール 5.0%
種類 LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆

ヘルシンキよりちょっと北のMikkeliという都市のブリューリーSaimaa brewing coのPirkka印のビール。正直Pirkka印のビールは外すことが多いんだけど、これは結構美味しい。苦味が結構しっかりあって、香りも悪くはない。少しねっとりと口の中に残る感じなので、そこらへんが好き嫌いがありそう。だけど2.7ユーロという価格を考えると、コスパがいいビールだと思う。

Keisari LAGER

keisari Lager

醸造 Nokian Panimo
アルコール 4.5%
種類 LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆

Keisariはフィンランド語で皇帝だそうな。BreweryのNokiaってあのNokiaと同じ名前だけど別の会社だよね? 調べてみるとTampereの近くのNokiaっていう場所にある醸造所のようだ。
フィンランドとしては安めの2.5ユーロくらいのビール。Becksみたいな草っぽい香りのするビールが好きな人にはいいかもしれない。私はちょっと口に残る感じで好きじゃない。安いけど。

Keisari wiener lager

醸造 Nokian Panimo
アルコール 5.0%
種類 WEINER LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆

ウインナーラガーは下面発酵のラガーだそうです。ちょっとカラメルっぽい草っぽい味は正直好みではないかなあ。キレは悪くないし、この手の味の中では癖は薄い気もするけど。

Lapin Kulta 5.2

LapinKulta

醸造 Hartwall
アルコール 5.2%
種類 LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆

ちょっと草っぽい香りのするビール。苦味が弱めでアルコールが高いせいか甘みも強いので、私の好みからは若干外れている。フィンランドの有名ビールの一つではある。

Kukko Lager

Kukko Lager

醸造 Laitilan Factory
アルコール 4.7%
種類 LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆

フィンランドの西の方のLaitilaっていう都市のファクトリーのラガービール。割と薄めのさっぱりしたラガーなので、クピクピ飲むのにはいい。少し甘めかな。ちょっと後味が鉄っぽいのが少し苦手。

フィンランドのスーパーで見つけた海外ビール

A.Le Coq PREMIUM

ALeCoq

醸造 A. Le Coq
アルコール 4.5%
種類 LAGER(たぶん)

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆
キレ ☆☆☆☆

どこでも買えるからなんとなくフィンランド醸造所な気がしちゃうけど、お隣エストニアのビールの模様。500mlで2.5ユーロと結構安いのでたまに買う。さっぱりしてるビールなので暑い日にクピクピ飲むのにいい。フィンランドにそんな暑い日はあんまりないけど。

Heineken original

ハイネケン

醸造 Heineken
国 オランダ
アルコール 5.0 %
種類 PURE MALT LAGER

総合 ☆☆☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆☆

言わずと知れたHeineken、500mlで3ユーロほど。昔は薄いと思っててそんなに好きじゃなかったんだけど、今はさっぱりしてるビールもいいかと思っている。口の中に入れるとやや草っぽい香りはするけどさほど主張せず、飲みくだしたらスッと消える感じ。世界で売れるビールってなるとこういうのになるんだろうなって感じ。

Störtebeker Schwarz-Bier

StortebekerSchwarzBier

醸造 Störtebeker Braumanufaktur
国 ドイツ
アルコール 5.0 %
種類 Black LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆
芳香 ☆☆☆☆
キレ ☆☆☆

4.5ユーロ。ハンブルグの醸造所だそうな。白ビールだと思って買ったら黒ビールだった。白はWeissか。いつだかドイツ語勉強してた時もあったはずなんだけどな……
黒ビールってあんまり好きじゃないんだけど、この黒ビールは割と飲み口も後味もすっきりしてるし飲みやすかった。まあ黒ビール好きじゃないからもう1回は買わないけど。

staropramen 150th anniversary edition

staropramen

醸造 staropramen
国 チェコ
アルコール 5.0 %
種類 LAGER

総合 ☆☆☆
苦味 ☆☆☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

150周年だそうで、おめでとうございます。

バランスのいいビール。ほどよく苦味と甘味があり、さっぱりとした芳香なのでキレもいい感じ。ちょっとだけ鉄っぽい後味もあるけど、ぐびぐびいける感じのビール。チェコって割と涼しげな気候な印象があるんだけど、飲みやすい感じのビールが多いのはなんでなんだろ。うっすいビールってわけでもないから、まあちょうどいい感じなのか。

Holba SERAK

Holba Serak

醸造 Kingfisher Beer Europe
国 チェコ
アルコール 4.7%
種類 Pale LAGER

総合 ☆☆
苦味 ☆
芳香 ☆☆☆
キレ ☆☆☆

2.8ユーロ。Pale Lagerという割にはさほど苦くなかった。むしろ甘い。チェコのビール結構好きなのが多いんだけど、これはちょっと甘さが立ってあんまり。後味はスッキリしてるので、パカパカ飲むのにはいいかもしれないけど、最近あんまりパカパカ飲まない。

D

pihlajasaari島の海水浴でヘルシンキの短い夏を楽しむ

気温も二十度を超え始め、間も無く夏真っ盛りになろうというヘルシンキ。一昨年は夏中べらぼうに涼しくて、去年はそれなりに暑苦しい日もあったけれど、さてはて今年はどうなることやら。

暑くなる場合に備えて、去年行ったけどブログに書いてなかった、ヘルシンキでの海水浴の話を書いておくことにした。去年のことなので忘れちゃってることも多かったけれど……

ヘルシンキの夏の人気の島PIHLAJASAARI

pihlajasaariの波止場

さて、ヘルシンキ・エスポーエリアは普通のビーチもそれなりあるんだけど、それに加えて海水浴ができる人気の島もいくつかある。一番有名どころでは世界遺産のスオメンリンナ、海水浴関係なしに夏でも冬でも人が結構訪れる。
今回私たちが訪れたのはpihlajasaariという島。聞くところによると地元民の夏の一番人気なのだとか。私たちの小さい研究プロジェクトチームのメンバーとその家族で、BBQしつつ海水浴しようというイベント。

Pihlajasaariへフェリーで移動

JT-LINEのフェリー

JT-LINEのフェリー

pihlajasaariへはフェリーでアクセスすることができる。フェリーはヘルシンキの割と中心部近くのMerisatamaとRuoholahtiから出てるけど、私たちはRuoholahtiの方から。

外部リンク: JT-LINEのWebページ

JT-LINE, Ruoholahtiのフェリー乗り場

こんな感じのフェリー乗り場

地下鉄をRuoholahtiの駅で降りると、フェリー乗り場は歩いて数分。場所は割とわかりやすかったと思う。
フェリーはどちらも1時間おきくらいに出てるみたいだけど、Merisatamaの方が朝早くから夜遅くまで便がある模様。

チケットは前売りがあるのかは知らないけれど、フェリーに乗り込んでしばらくしてから船内で支払うんだったと思う。クレジットカードが使えた。ちなみにベビーカーのまま乗り込める。
pihlajasaariまでは15分ほどの乗船。船の中の席でのんびりしていてもいいし、デッキに出ればそれなりに良い眺めも楽しめる。

PihlajasaariでBBQ

pihlajasaariのビーチ

波止場のすぐ横はもうビーチ

フェリーから出るとすぐにビーチがあるので、そこで遊んでいる人たちも結構多い。左のほうに見える小屋の中に着替えとかに使える場所があったはず。このビーチにトイレがあったかは覚えてないけれど、島の中にはいくつかトイレがある。

pihlajasaariでBBQ

何はともあれバーベキュー

私たちは重い荷物を消費するべくまずはバーベキュー。島の中にいくつかバーベキュー用の炉があるので、適当に空いているところで火を起こす。持ってきたお肉や野菜やらを焼いて、近くのテーブルでお腹いっぱいになるまで食べ続けた。

pihlajasaariのBBQサイト

カマドの近くにはベンチ・テーブルやジャングルジムなども

食事の後はベンチでデザートを食べる組や、島を歩き回る組みに分かれてのんびり。私たちは子供を解放してしばらく遊ばせていた。

Pihlajasaariで海水浴

最後にせっかくなので海水浴もしていこうという話に。
波止場のところのビーチも含めていくつか砂浜はあるんだけど、私たちは島の裏側に回って海水浴をすることに。

なんでそっちまで行ったかというと、岩場をはしごで降って直接深い海に入れるところがあるから。
泳ぐのは大人たちばっかりだったので、せっかくだからそっちにいこうということに。

たどり着いたのは岩場のような場所。簡易の着替え用の衝立のようなものがあり、着替えが必要な人はそこへ。私は下に水着を履いてたので、そのまま海へ。
写真を撮っていなかったのだけど、本当に岩場に金属のはしごを打ち付けたようなところ。下で泳いでいる人たちがいなければちょっと入るのを躊躇うくらい。

はしごをゆっくりと降りると、少しずつ冷たい海の中へと足が消えていく。はしごを下り切る前に、すでに顔が水に浸かってしまう深さだった。なので泳げない人は完全にここには来れない。
まあフィンランド人でかいから、彼らは足が届くのかもしれないけど、どうなんだろう。

しかし泳ぎだしてしまえば、足がつこうがつかまいがってのはさほど関係ないのだけど、バルト海は塩分が低いせいか泳ぎにくいしとても体が沈みやすい印象を受けた。
泳ぐこと自体久々だったこともあり、結構すぐに疲れてしまったので、私は早々に上がることにした。他の人たちも同じような感じで、割とみんなすぐに海から上がって岩場での日光浴へと切り替えていた。
まあ年齢層が高いグループだからそんなものかもしれない。

ぼちぼち休んだところで来た時と同じ場所からフェリーに乗り込み、家へと帰宅したのだった。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

D

フィンランドの滞在許可証の更新・2回目

なんだか微妙にシステムが変わってて、若干わかりにくくなってた。前回の時の方がシンプルな入力内容でわかりやすかった記憶があるんだけど……

内部リンク: フィンランドで滞在許可証を更新するプロセス

ちなみに今回は色々と仕事の延長の詳細が直前で変わったので、前回の滞在許可証が期限切れになる2週間ほど前になってから申請。
オンライン申請はすぐなんだけど、面接は1ヶ月ほど待たないといけなかったので、新しいカードが届くのはだいぶ先になってしまいそう。

というわけでしばらくの間は実際の滞在許可証なしでの生活をしないと行けなかった。オンライン申請が終わると、申請中を証明する書類がプリントできるようになるので、それをプリントして持っておくと良い。
まあそもそもにして滞在許可証を見せることすらほとんどないのだから、プリントした証明書類が役に立つことはなかったけど。

でも、いろんな役所とかから滞在許可証の期限切れてるけど、どうなってるの? っていう問い合わせが来たりするので、やっぱり期限を切れないように更新しておく方がいいのだなと思った。

EnterFinlandで滞在許可証のオンライン申請

EnterFinlandのWebページに行って申請をする。

外部リンク: EnterFinlandのWebページ

この手のとしては比較的わかりやすいWebページだと思う。去年のidとpasswordが生きていたのでそのまま利用。
滞在許可証はカテゴリが結構あるのだけど、私は仕事用の特に研究者用の滞在許可証で申請。

研究者用の滞在許可証延長申請

まずは電子申請の開始。6項目別くらいで色々と情報を聞かれるのでガスガスと入力していく。聞かれて答えに困るような質問はなかったかと思うけど、前回と内容や表現が変わってた気がする。少し前回よりも煩雑になった印象。

必要書類は以下のとおり。

  • パスポート
    個人情報のページとスタンプの押されたページを全部スキャンしておく。私は1Mくらいのpdfだったけど、スタンプ大量の人は結構ファイルサイズがでかくなるんじゃないかな。アップロード上限は4Mバイト。
  • 契約書のスキャン
    research agreementだったかな。仕事条件やら契約内容ならが含まれた書類とのこと。条件を満たしそうなのがコントラクトしかなかったので、コントラクトを貼ったんだけど、contractとでも書いといてくれれば良いのに。
  • 収入証明
    これもコントラクトでいいかなって感じなんだけど、同じ書類を2回アップロードするなっていう説明があった。スキップしてもいいのかなって思ったけど、ちょうど給与明細のスキャンを持ってたのでそれをアップロード。
  • 学位証明
    これ前回までの延長申請ではなかったような気がしたんだけど、ちょうど予算申請に使ったスキャンがあったのでアップロード。前回の時はどっかでCVをアップロードした記憶があったんだけど、今回は該当するようなところがなかった。

前回よりも入力に時間がかかった印象だったけど、1時間はかからなかったかな。

申請を済ませると、申請中であることの証明書をダウンロードできる。私のようにギリギリで申請している人は、大学に提出しておいたり、前の許可証の期限切れの後はプリントしたのを持っている必要があるかな。

家族用の滞在許可証の申請

子供用の滞在許可証の申請。こちらは特に前回と変わってなかったような気がする。

必要書類は以下のとおり。

  • パスポート
    上と同じく情報とスタンプのあるページを全部スキャン。
  • 仕事のコントラクト
    子供を養える収入ってことで、コントラクトに書かれている収入が重要。
  • 申請していない方の親からの申請の同意書
    それから申請している方じゃない親の同意書をアップロードする必要がある。今回は私が申請していたので、嫁が一筆。彼女の夫である私が申請しているのに同意してますよってのを簡潔に書いてサインするだけ。スキャンする必要があったので、この日申請を済ませることができなかった。

特に問題なく数十分で入力終了。

嫁の滞在許可証は嫁が自分のアカウントを使って自分でパパッと済ませていた。

MIGRIとの面接の予約

EnterFinlandの申請を済ませたら、次はMIGRIでの面接。
EnterFinlandの申請終了画面に、予約ホームページへのリンクがある。一応2019年5月現在下のリンク。

外部リンク: Migriの面接予約

名前などの情報を入力してから、ヘルシンキの部署を選んで予約。今回は1ヶ月待ち。前回はどんくらいだったけと思って過去の投稿を見たら、ガラガラだった模様。前回の方が少し早めの申請だったけど、少しのタイミングのズレでこうも待ち時間が変わるものらしい。というわけで運やタイミング次第で数日から1ヶ月待ちになったりする模様。

内部リンク: フィンランドで滞在許可証を更新するプロセス

MIGRIでの面接

というわけでだいぶ待ったMIGRIの面接。

MIGRIでの面接に持って行ったもの

持ち物は以下の通り。

  • 申請書類の全コピー
    前回も持って行って使わなかった記憶があるので、いらないんだろうなと思いつつ指定の申請書類のコピーを一応全部用意した。結果やっぱりいらなかった。
  • 申請書類の原本
    忘れちゃいけないのはパスポートと、仕事のコントラクトの原本。それから私は持ってくの忘れたんだけど、PhDの証明書類の原本も一応あったほうがよかったのかも。なくて問題はなかったけど、あるかどうかは聞かれた。
  • 写真
    パスポートサイズの写真を準備。お店でとって電子ファイルで送ってもらうこともできるけど結構お値段はする。だけど自分で写真撮って、サイズ調整してプリントして……って考えると、その時間分の時給のが高い気もするな。まあ嫁さんXが楽しそうにやってくれたのでよし。
  • クレジットカード
    オンライン申請で申請料金を払っておくこともできるけど、私たちは払ってなかったので、当日払い。大人二人子供一人で530ユーロもするので、クレジットカードがあるほうが良い。

MIGRIでの面接でしたこと

面接が10時半からなので、一応10分前くらいに到着するように出発。場所は去年と変わらずKäenkuja 3a, 00101 Helsinki

中に入ると去年と変わらず予約をしている人は、そのまま座って待っててねっていう張り紙。受付も何もなし。そのままトイレに行ったりしながら待つこと15分ほど。私の名前と面接の部屋を告げる英語のアナウンス。

指定された部屋に入ると優しそうなお姉さんがお出迎え。
パスポートや指定書類を渡したら、ちょっとだけ住所の確認とかやり取りはあったけど、ほぼお姉さんがひたすらに情報入力をし続ける時間。私たちはなんとか子供が暴れ出さないように、ちょこちょこお相手をしながらお姉さんが入力を終えるのを待つ。
しばらくすると私と嫁Xは滞在許可証にプリントされるサインを電子パッドに入力。2歳の子供はサインはいらないようだった。

途中息子が透明の入り口のドアのところで、外の女の子とガラス越しに遊び始めるというアクシデント?もあったけど、そのまま特に問題なく手続きは終了。家族3人のプロセスで、30分ちょいかかったかな。

最後に申請料金の支払いをして、レシートと滞在許可証の申請をMIGRIでしましたよっていう証明書類をもらう。これも滞在許可証がない間、滞在許可を証明するのに使えるんだけど、まあ使わないだろうな……

ちなみに問題なく承認されれば、メールで連絡が来るし、オンライン申請のWebページ(EnterFinland)で承認されたという情報が見れるようになるとのこと。何か書類に不備がある場合も、メールで連絡が来るそうな。来ないといいな。
実際の滞在許可証のカードが届くのは、承認されてからしばらくしてからということになるのだろう。

関連記事

1. 海外就職手続きのまとめ

2. フィンランドで滞在許可証を更新するプロセス

D

科学装置購入の事前情報収集のための企業訪問

ここのところ大きな予算の当たっている部署にいるため、装置購入の下見に企業訪問する機会が二度あったので、その時のメモ。

中欧の分析系装置の企業

こちらは中欧にある某分析装置関連の企業を見学しにお邪魔した時の話。買おうとしてたブツはX線散乱装置。まあそれなりの予算がつかないと買えない結構なお買い物。2泊3日の旅程で、2日目がまる1日企業訪問。

企業訪問のアポイントメント

こちらは全部同行のどっかの研究室のボスと企業との間のやり取り。
結構前からコンタクトはあったみたいだけど、予算がそろそろほんとにおりそうだから一度装置を見せてねっていう調子。さほど難しいやり取りはせずに日程だけ決めて、ついでに私ともうひとりの同行研究者が参加できる日程を決めてやり取りはおしまい。
この時点では企業内で1日を過ごすスケジュール、それから夜ご飯はご一緒しましょうねというくらいの決まりごとくらいだった。
それから自分のサンプルをテストできるとのことで、それを持って行くのを忘れないってのが重要なポイント。

企業訪問当日のスケジュール

ホテルから企業へ

朝方会社から15分ほど離れたところのホテルまで、担当の人が車で迎えに来てくれた。
結構ヨーロッパのX線散乱系の学会やワークショップに顔を出している人のようで、私以外の二人は面識があったよう。
小さな車に計4人で乗り込んで、会社までドライブ。

到着したのはなかなか立派な敷地の会社。大企業ってほどではないけれど、分析装置屋さんとしては、結構な規模の会社かな。受付はスルーしてそのまま装置のある実験部屋へ。
荷物を置いたらまずコーヒー。クッキーなどと、エスプレッソマシンとか、ジュースとかお水とかあった。こちらのコーナーは企業のお客さん用ってよりは、企業の人が使ってる場所っぽかったけど。

午前中はもっぱら実験

それはともかくとして、まずは肝心の装置の下見。
購入リストにあるまさにその装置がラボにはあった。まあ新製品の装置を買おうと思ったら大体はあるのでしょうね。
早速持って来たサンプルをみんなでテスト。こっからは結構時間がかかった。やっぱり新しい装置を買おうとしているメンツだけあって、みんなして結構ピッキーなサンプルを持参。

サンプルホルダーへのマウントから、装置の取り扱いは全て企業の人が執り行った。事故防止のためってこともあるのかな。
でも多種多様なサンプルホルダーや、特殊なサンプル環境をいくつか見せてもらった。ホルダーは液体や様々な形状の固体など全く問題ないし、最近の装置は研究室レベルでもオートチェンジャーなど足回りも良い。

一通りサンプルホルダーの取り付け方から、装置・ソフトウェアの動かし方を見せてもらいながら測定開始した。
最初は同行のボスが1時間ほどサンプルを測定。やっぱり新しい装置だけあって測定も早いしデータも綺麗。ソフトウェアも割とサクサク解析が進められそうだった。

続けて私のサンプル。
測定の足回りやデータの精度・範囲は十分良さそうなことが確認できた。だけどディテクターのギャップやサンプルの置き方の都合で、データ測定に多少は制限がありそうだった。まあシンクロトロン行ったってそんなことはあるんだから、どんな装置でも多少はしょうがない。

私のサンプルが終わったあたりでちょうどお昼時。休憩を取ることにした。

企業のレストランでランチ

この企業はヨーロッパらしいというか、素敵な社内レストランが付いていた。サラダのブッフェと、肉料理や魚料理、野菜料理のプレートを頼めるカウンター、それからパンやドリンクなど。ちなみにこちらは経費で落ちるからとのこと。

料理はタダ飯だからってわけではなく、全般にすごく美味しかった。ちょっとこの企業に就職したくなったくらい。ヨーロッパの企業らしくワインやビールもあったけど、この日はさすがにパス。

午後は実験と企業内見学

再び実験室に戻って今度は同僚のサンプル測定。
同僚は強度の変換やサンプル環境に少し思うところがあったようだけど、私たちの共通の見解としては、全体的にレベルが高いし、不利なところも少しの工夫でなんとかなるだろうというものだった。というわけでトライアルはとても好印象。

実験が終わった後は企業内見学。これはまあ全般に会社の宣伝だった。手広く分析装置を扱っているようで、いくつか興味のある製品があったので私は楽しめた。
それから企業内のマシンショップも見せてくれた。この手の企業としては普通なのかもしれないけれど、結構立派なマシンショップ。サンプルの足回りを変えたいとかは、相談してくれたらすぐ対応できるって言ってたのは、ここで作れるってことだろう。

会社の人と街中でディナー

そんな感じでおしまいになった企業訪問。ディナーは街中で会う約束をして一旦ホテルに戻ることに。企業からホテルまではタクシーで送ってくれた。こちらも経費払い。

ディナーは装置の説明をしてくれたエンジニアのオススメのレストラン。食事もそこそこ美味しかったし、ワインも美味しかった。んでもってこちらも経費。
この夕食で企業の人とはお別れになった。その後我々3人は街中のバー巡りに旅立ったわけだけど。

というわけでなかなか満足できる企業訪問だった。初めての企業訪問でどんなことするのかなとちょっとドキドキしてたのだけど、装置の説明や実際の使用・測定にほとんどの時間を費やせたのでとても良かった。
大きいお買い物なので結局入札プロセスになるのだけど、ここの装置をメインに考えて書類を作っても良いなと思えるくらい良い性能の装置だったし、アフターサービスなども問題なさそう。

アメリカのオーブン系の企業

こちらはアメリカでの学会のついでに、巨大オーブン装置界隈で割と有名な企業を訪問。直属のボスとの二人での訪問だった。
こちらは企業訪問が1日。そしてこの企業の装置を実際に使っている研究所の訪問が1日という日程。

企業訪問のアポイントメント

こちらもボスが結構前からコンタクト自体はあったんだけど、予算がついたしアメリカの学会いくしってことで、企業訪問を計画した。

ボスがメールで数回やりとりして日程などを調整したんだけど、当日の予定なんかに関しては直前まで謎だった。漠然としたスケジュールくらい言ってくれたら楽だったんだけど、アメリカの企業ってそんなものだろうか。
それからアメリカの企業訪問の場合は、事前にバックグラウンドチェックなどが入るそうで、名前やそれなり個人情報を送るように要請された。そこらへんカッチリしてるのはアメリカ。

企業訪問当日のスケジュール

ホテルから企業へ

この企業は空港のすぐそば。
というわけで前日に止まっていた空港ホテルから歩いて訪問。アメリカで大都市じゃないのに車を使わないでの移動ってかなりレア。一応歩行者信号ついてたけど、だだっ広い道路を横断するのがちょっと怖かった。

企業にたどり着いたら受付でチェックイン。
我々時間通りにたどり着いたのだけどちょっと待たされた。その後メールしてた担当者と会うことができて会議室に通される。そこでまたちょっと待たされた後に、セールスエンジニアの人が現れる。ちなみに部屋にはコーヒーと水が準備されてた。

くるはずだったもう一人のエンジニアが来れないみたいな話がありながら、向こうの予定通りのスケジュールをこなすことに。
担当のセールスエンジニアの言うところによれば、向こうが10分ほど装置などに関するスライドの発表をして、それからこちらも10分ほど研究内容のスライド発表をして基本的な情報交換。
それから適当に質疑応答しながら意見を酌み交わした。

まあ向こうがどういうことができるとか、こちらがどういう意図を持っているっていう情報を交換はできたんだけど、2vs2しかいない少人数でこういう形でやるべきだったのかっていうのはちょっと疑問だったかな。
まあ購入した場合にどういうことができるとか、どんなアップグレードができるとか、大まか必要な予算規模とかは情報交換できたのでよかったけど。

そのあとは向こうの企業の社内見学。こちらの会社の場合は最新機器を置いているってよりは、古いオーブンや、フレクシブルなセットアップが可能なカスタムオーブンみたいなのを会社の中に置いていた。

パネラのデリバリーでランチ

久しぶりのパネラブレッド。パネラブレッド好き。美味しい。企業の経費で。

企業の他のグループの人たちも混ざりながら、雑談をしつつの昼食。ちなみに朝の会議にいるはずだったエンジニアも来てた。まあアメリカの企業へのヨーロッパからのお客さんのお迎えなんてそんなものなのかもしれない。

んでお昼が終わったらディスカッションもおしまい。あっさりしているようだけど、自分のサンプル持ってきてテストができるとかってんでなければ、まあそんなに話すこともないよなってのも確か。

翌日に研究所に同行するので、この日はそのまま空港へと向かったのだった。

アメリカとヨーロッパの企業を訪問しての雑感

といわけで未経験だった装置購入の準備のための企業訪問を立て続けに2個こなした。
どちらも予算的には結構な規模のお買い物なので、装置の選択に間違いは犯したくない。もちろん最新の装置を買う場合は、そんなに問題があることはないだろうけど、
だけど実際に企業を訪問して細かく話を聞いてみると、やっぱり新たな情報や気づきがあるし、各社製品にそれなりの違いはあった。
特におっきなお買い物の場合は、多少旅費をかけてでも事前にしっかり装置や会社を見ておいた方がいいだろう。

あとは雑感としては、ヨーロッパの企業の方がお客さん感があったかな。アメリカの企業はビジネスパートナーとしてこちらを見ているって感じだった。それがお国柄の違いなのか、分析装置とオーブンっていう業種の違いによるものなのかはわからないけれど。

関連記事

1. python・科学記事のまとめ

D

全仏オープンテニス2019のちょろっと観戦記

いつもどおりEurosports playerでちょろっとだけ全仏オープン2019の観戦。今年は忙しいのでちょっと見るか悩んだんだけど、大坂なおみちゃん頑張ってるみたいだし、月額7ユーロだしとりあえず買っておくことにした。

男子は錦織が今年も頑張って勝ち残っており、ナダルやジョコビッチ・フェデラーあたりのビッグたちも相変わらず元気な模様。でもそろそろティームあたりが勝ったりするのかしら?

全仏オープンテニス3回戦

大阪なおみvsシニアコバ

ファーストサーブがべらぼうに入っていなかったファーストセット。撃ち合ったらなおみちゃんが勝ってた印象だけど、アンフォーストエラーも同じく多かった。
シニアコバが勝負どころでファーストを入れてブレイクされずに粘ってた感じ。そしたら最初のブレークチャンスであっさりシニアコバがブレークに成功。シニアコバがそのまま第一セットを先取。

ファーストが全然入ってないのと、ミスがなんだか多い感じ。集中力が続かない日かな? それはともかくとしてボレーが上手になってる? ほとんどなかったからわかんないけど。ストロークはバックもフォアも結構えぐいアングルショットとかあったりして、やっぱり持ってるものの片鱗は見え隠れしていたのかな。

第二セットもお疲れな感じのなおみちゃん。体重いのかなあって感じで、シニアコバが先にブレイク。ちょっとキツそう。ここからひっくり返てたのが先2戦なんだろうけど、今日は体調悪いんじゃないかってレベルで乗ってないしなあ。
というわけで結局そのまま2ブレークになってゲームセット。

なおみちゃんの試合何試合か見れると思ったんだけど残念。次のウインブルドンでの復活に期待しよう。

ティエムvsクエバス

ティエムが1セット目を取った後の2セット目から観戦。

普通にティエムはいいプレイをしてると思うんだけど、少しだけ変なミスが多い。ドロップショットのイメージがなかったんだけど、いくつかえぐいドロップを打っていた。
クエバスはなんとなく変わったプレーをする印象があったんだけど、この2セット目は正統派のプレー。しっかりとラリーをして、2回ティエムをブレークしてこのセットを取った。

3セット目は少しクエバスが疲れた? あっさりとティエム。ティエムはやっぱり少し変なミスが出るけど、まあ安定はしている模様。

4セット目は早々のブレークでそのままあっさり行くかと思ったら、クエバスがナイスなプレーで中盤でブレークバック。バックハンドの綺麗なダウンザラインを何本も決めていた。最後は力尽きたけど、クエバスは全般にレベルの高いプレーだったと思う。

ティエムは去年錦織を圧倒した記憶が新しいんだけど、クレイのティエムの玉質を苦としないプレーヤーの場合は、さほど苦労しないのかなっていう印象を受けた。だけどやっぱり普通に強いので、是非とも今年こそナダルをクリアしてほしいところ。

フェデラーvsレオナルド・マイエル

うわーフェデラーだなあっていうゲーム。

サービスをえぐい感じでキープして、必要なレシーブゲームだけギアを上げてブレイク。時短でエネルギーをセーブしながらの勝利。フェデラーは一人だけクレイコート関係ないようなプレイしている印象だった。
マイエルって調べてみたらクレイで勝ってる選手のようだけど、あっさりとフェデラーに蹴散らされてしまった。まあ調子が良さそうではなかったかな。

なんていうか古き良き時代の、サービスゲームはキープするもんなんだよっていうゲームをクレイでもやり切れるポテンシャル。やっぱりフェデラーだなあっていう。サービスキープしとけばいいんだから、ブレイクするゲームは選ぼって感じ。
最近の潮流だと、別にブレイクされてもブレイクすればいいじゃんって感じだもんね。

もちろんフェデラーが更なるクレイ巧者や実力の拮抗する選手を相手にしてどこまで行けるかはわからない。だけどワンチャンあるぞと思えるくらいのコンディションではありそう。

ナダルvsロンデロ

ナダルも相変わらず元気。

去年ほどエグくはない気がしたけど、しっかり仕上がってはいそう。戦略はともかくとして、ナダルに勝てる力のない人はナダルに勝てないのだっていう感じのナダル。心を折るのがうまい。
ただ同レベルのプレイヤーになってくると今年はもつれる気もする。錦織が次の試合でガス欠になってなかったら結構楽しめそう? いずれにしろ準決勝、決勝あたりが楽しくなりそうな気配。

ロンデロはストロークがフォアもバックもいいものがあった。クレイ以外で上がってくるかは難しいところだけど。
この日はやっぱりナダルのプレッシャーでミスが多かったかな。最終セットは巻き返してたけど、もうちょっと早めから頑張れたらってところか。来年に期待。

パブリンカvsチチパス

錦織戦待ちに最終セットを観戦。

何気にチチパスを見るのは初めてだったかな。なんとなくティーム系? クレイで力を発揮できそうなタイプかしら。ミスほとんどしないし決め球も打てる。サーブもいい。とても落ち着いてプレーしていた。
数試合トーナメント勝ってるのがわかる感じ。でもグランドスラムとるとしたら全仏? そうするとティームとの住み分けかー……って戦績を見て見たら、いい感じで勝ったり負けたり。
なんにしろこれからが楽しみですね。

パブリンカはまあパブリンカ。
時折えぐいサーブ。フォアの強打。素敵なシングルバック。ポテンシャルはさほど落ちてないなっていう感じか。

チチパスの方が押してたとは思うんだけど粘るパブリンカ。どっちが勝つかわんないゲーム。正直どっちも別に応援してないのに手に汗握る好ゲーム。最終的にとったのはパブリンカ。経験の差ってよりは運の差ってくらいだったと思う。

錦織vsペール

5時間ゲーム待たされるのってきついんだろうなっていう、どっちもだるそうな立ち上がり。でもどっちかってとペールの方がもっとだるそう。サスペンデッドになる前にリード広げとくと楽そう。ペールが思った以上にだるそうで、1セット目をあっさりと錦織が先取。錦織がいいのか悪いのかわかんないくらい、ペールがだるそう。

2セット目。相変わらずだるそうなペールだけど、ちょっとだけやる気がでた? ブレーク1個ずつ? でタイブレークがペール。
ビール片手に応援してたんだけど、ふと錦織って飲みながら応援するのに最高にエンターテイナーだってことに気づく。簡単に取れそうなポイント・ゲームも簡単には取らない。難しいポイント・ゲームはなぜかとる。そして時たまスーパーショットにスーパーミス。
それでいて最終的には割と勝つ。ビールのおともには最強のプレーヤーかもしれないな。

3セット目は割と両者落ち着いてきた感じ。しかしだいぶ暗くなってきてるきがするけど何時までやるんだろうか。
再びペールがちょっと荒れ始めて3セット目は錦織。このままいけるといいなってところでサスペンデッドになった。
ちなみにこのセットペールがカリカリしてたのは追加のラケットが届かなかったからな模様。一本のラケットがゲーム途中に届いた時は結構嬉しそうだった。とはいえやっぱり集中力はなさそうだったけど。
明日もこんな感じだったら次のセットを取れそうなものだけど、さてどうなることやら。

ズベレフvsフォニーニ

どうやら錦織は無事勝利したようですね。ナダル戦が楽しみ。

さてこちらは悪童対決の最終セットを観戦。どっちも私が見てる時にはさほど悪くないから悪童イメージはないんだけど。

テニスの方は相変わらずズベレフは堅実なプレー。フォニーニの方が華はあるけど、ちょっと今回はすっ飛ばすミスが多かったかな。イブレークを粘り切ったズベレフに軍配が上がった。

しかしズベレフは次ジョコビッチかー。是非ともコンディションを整えていい勝負を見せて欲しい。

全仏オープンテニス4回戦

カチャノフvsデルポトロ

デルポが結構粘ったけどカチャノフが日没直前に勝ち切った。

デルポはクレーで走れて打てる人相手は苦手なのかな。ストローク戦をコントロールしきれなくなるから。西岡にもフルセットだったし。他のコートだったら強打でコントロールしきれるのかもだけど。まあそこそこ元気が戻ったようだし、全米あたりに期待しよう。お体に気をつけて。

カチャノフは相変わらず普通にいいプレーヤー。でもクレーでティエムとかチチパスとかに勝てるかしら。ナダルは置いとくにしても。

錦織vsナダル

頑張って欲しい錦織だったけど、やっぱり赤土のナダルとやるコンディションではなかったかっていう感じか。ま、でも、運が良ければベスト4またはその上を見据えられるポジションをキープしてるんだから、ウインブルドン1チャンあり? アガシが最初にとったのってウインブルドンだったよね。といわけでぜひ頑張って欲しい。

フェデラーvsパブリンカ

4セット目ちょっとだけ観戦。
フェデラーはやっぱりどっか別のコートでプレーしているような雰囲気。土のパブリンカに勝てるんだから、ナダルにだって可能性はあるだろう。ナダル去年よりは少しマシな気がするんだよなあ。

全仏オープンテニスベスト4

バーティvsアニシモバ

ちょろっとだけリプレーで最終セットを観戦。17歳と話題のアニシモバと今期調子が良いと前評判の高かったバーティの対戦。

バーティはしっかり打って、守るところは守ってなるほど勝てそうなテニスをしていた。アニシモバも結構決めるとこは決めて、しっかりとプレーしてたと思う。ただよくハレプに勝てたなっていう印象。前回はさらによかったのかな?

いずれにしろ大切なところをしっかり打ち切ったパーティーの勝利。決勝の相手は19歳。ウィメンズは若い子達が頑張ってるトーナメントだね。

フェデラーvsナダル

ストレートでナダルが勝利した。

スコアほど差があったというわけでもないけれど、やっぱりナダルが強かった。第一セットの競り合った展開をフェデラーがとってたらもうちょっともつれたかはしれないけれど、やっぱりナダルだったかなあ。
暴風のコンディションがどっちに味方をしたのかは知らないけれど、フェデラーの集中力がマックスの時でちょうど五分五分ってくらいのバランスだったかな。

フェデラーはナダルを相手にして初めてクレイのゲームに引きずり込まれた印象。とはいえそれでもナダルを相手にゲームを作るんだからすごい。来年どうするんだろうか。
ナダルはジョコビッチか、ティエムか。この二人が潰しあってから決勝に来てくれるんだから、やっぱり全仏のナダルは何かもってるんだろうな。でも向こうのどっちかがあっさりストレートで勝つくらいコンディションが良ければ、ナダルもやられる可能性ありかな。

ティエムvsジョコビッチ

1セット目は悪コンディションにやる気のなくなったジョコビッチからティエムへのプレゼント。2セット目はなんだよジョコビッチやる気ないんかよって思ったティエムから、ちょっとやる気を取り戻したジョコビッチへのプレゼント。

という感じで3セット目からが勝負だねっていうところでサスペンディッド。正直結果は明日の二人のやる気次第っていう感じ。今日の感じならどっちかってとティエムだけど、そうなるかどうかは完全に明日の気持ち次第。

再開してみるとどちらもなかなかコンディションが良さそう。しっかりと守備ができてる。この調子だとジョコビッチかなと思ってみてたら、ティエムが6−5からのゲームをブレークして3セット目をとった。粘り勝ち。とはいえ勝負はまだまだ見えない。

4セット目は一進一退の展開で最終的にジョコビッチがとった。そして勝負を決めるファイナルセットはティエムが先行。このまま行きそうかなってところで雨によるサスペンディッド。この中断がどう働くのか。

案の定ジョコビッチが勢いを取り戻した中断明け。だけどティエムがそのジョコビッチを凌駕した。ティエムはローランギャロスに限れば、完全にBIG3を超えつつある。あとは赤土の王者を倒せるか……体力的にも他色々もナダルが有利な気はするけれど、ナダルを倒せるとしたらやっぱりティエムだろう。是非ともナダルの覇権を終わらせるべく、最高のパフォーマンスを見せて欲しい。

全仏オープンテニス2019ファイナル

バーティーvsヴォンドロショーヴァ

ウィメンウファイナルは若いお二人の争い。

結果からいうとバーティーの圧勝。
過程からいうとバーティーの圧勝。
というわけで、まあバーティーが勝つべくして勝った試合でした。バーティーは全般にレベルが高くて、付け入る隙がなかった感じ。ヴァンドロショーヴァはちょっと丁寧にプレーしすぎちゃったかなってくらい。でもスコアは変わっても勝敗は変わらな勝っただろうなっていう印象。

というわけでゲームとしては力勝ちって感じで特にいうべきことはないんだけど、ラインテクノロジーについてちょっと思ったこと。この試合でもジョコビッチ・ティエムの試合でもあったけど、どうやらギリギリアウトの球を主審が球痕でチェックするとインになっていた。
まあ全部の判定がそういうものだからいいかってするのも一つだけど、やっぱりプレーヤーたちはギリギリで入れ込む努力をしているわけで、そうするとクレイでもやっぱりホークアイを導入する方がいいんじゃないかなっていう気がした。
まあどちらのポイントも試合の趨勢に影響は与えなかったとは思うけど。

ティエムvsナダル

いい試合だったと思う。やっぱり五分ってたファーストセットをティエムが取れなかったのが痛かったってのと、徐々に疲れがティエムを蝕んだのだろうか。やっぱりクレイのナダルはシンプルに強すぎるね。

平等な条件でやってもまだナダルが勝つのかって気もするけれど、やっぱり3・4シードが逆で、ナダルがティエム・ジョコビッチとやらなきゃならないドローだったらどうなってたかってのは気になる所。まあそんなifには意味がないけどね。
でもティエムは順調に育ってる感がある。この感じで行くと来年あたりには力関係が平衡もしくは逆転してもいいかな。あとはちょっとした運の後押しが得られるか。来年の全仏オープン2020はちょっと楽しくなりそう。

D

フィンランドで装置付きの研究者職に応募してみた時のお話

フィンランドの某大学の装置付きの研究者に応募してみた時の経験のメモ。ポジション的には教授職、講師、ポスドク、学生のサポートや、外部の会社とかの外注サンプルの測定とか、そういうことをするポジション。

申請書類の準備と応募

準備する必要があった申請書類は以下のとおり。

  • モチベーションレター
    A4で2枚までにまとめてってこと。志望動機やら自分のバックグラウンドやらを、それなりに一般的なフォーマットを参考に作成。なんでこの大学のこのポジションをやりたいかってことをなるべく書くように注意。
  • CV
    論文リスト付きで4ページ。枚数指定がない場合は厚い方がいいという方針で、結構些細なファンディングとかアブストラクトとかも載せた。
  • 学位証明書
    最終学歴のPhDだけ。学位証明全部とか言われてなければ、マスターとか学部のはいらないはず。
  • ティーチングステートメント
    あんまり教育履歴がないので、経験と興味でA4で2枚に収まってしまった。今度集中講義とかやらせてもらうし、ここをこれから厚くしていきたいところ。ティーチングとファンディングがもう少し厚くなったら、テニュアトラックも面接にお呼ばれするようになるかなあ。
  • 推薦書かプロフェッショナルレフェレンス
    ビッグボス二人から推薦書を書いてもらった。ショートリストに入ったらお二人の影響のおかげかな? せっかくなのでCVにもレフェレンスリストはつけておいた。

リサーチステートメントがないっていうのが不思議なくらいで割と一般的な申請書類だと思う。

申請書類を出してから2週間ほどでショートリスト入りっていう連絡がくる。申請は35人ほどいたそうだ。

ショートリスト入りしてからの準備

意外なようなそうでもないようなって感じでショートリスト入りした。まあ論文の数はそこそこあるし、推薦状も効果を示してくれたのだろう。

面接の前にやっておいたことはスライド作りとX線装置・解析関係のちょっとした復習。だけど理論的なことは全然聞かれなかったから、後者は役には立たなかった。いやいくつか大学の装置を使ってやりたい実験も思いついたし、完全な無駄ではなかったけれど。

インタビューで使うスライド作り

これは昔のボスからのアドバイスで、面接にスライド用意してったらってことだった。せっかく頂いたアドバイスなので、スライド作りに励んだ。ちなみに今回の面接ではスライドを使うことはできたけど、担当の人にパソコンやプロジェクターの有無を確認しておくといいかもしれない。

job descriptionに乗ってるテクニックの確認

よくショートリスト入りしたなってくらいジョブディスクリプションに使ってないテクニックもあったので、一応それらをお勉強。だけど面接はそういう知識や経験を聞くような質問は全くなかった。

インタビュー本番に臨んで

ショートリスト入りの翌週にはインタビュー。とても早いインタビュープロセスだった。

当日会場の建物に入ったらすごく分かりにくい部屋がインタビューの会場。階段の脇にくっついてるような小さな部屋で、本当にすごく分かりにくかった。ちょっと余裕を持って会場入りしておいてよかった。

なんとかたどり着いた時には10分前。すぐに担当のHRの人がきてくれて、中に入れてくれた。
中にいたのは申請先の学部から教授、スタッフサイエンティスト2名、HR、それから他学部の研究者が一人。そんな感じのコミッティー。

まず最初に自分で準備しておいたプレゼンを発表した。これはスライドで自己紹介していいって自分から聞いたからで、向こうから求められていたわけではない。コンピュータがプロジェクターにつながらないトラブルはあったけれど、会場のコンピュータを借りて問題なくスタート。
プレゼンは問題もなくスラスラ発表できたけど、ちょっとアウトオブフォーカスだったっぽい。スライドは自分の長所で申請先に対してどんなプラスアルファができるかっていう感じで作ってた。だけど彼らの求めてるのはプラスαってよりは、彼らの手足となって職務を忠実にこなすタイプだった模様。
私としては正直そっちの方がやりやすい仕事なんだけど、欧米は基本的にいかにプラスαを出せるかっていうところをアピールする方が効くのかと思ってたんだけどね。
まあそこまでマイナスにはなってないだろうけど、特にやらなくてもよかったかなっていうプレゼンだった。

インタビューの質疑応答で聞かれたこと

1 このポジション自分の研究全くできなるけどいい? 教授系目指してるんならやめといたがいいんじゃない?

HRからの質問。これが一番本気の質問だった。絶対自分の研究はさせないぞっていう強い意志を感じた。ちょっとくらい大丈夫でしょ、みたいなことを言ったら、そんな時間ないない……みたいなことをみんな口を揃えて言ってたし。
まあ前に同じポジションにいた研究者がとても忙しそうだったのを知ってるので、入って見たら自分の研究やってる時間ないってこともあるんだろうなとは思っていた。だけど面接の時から全く時間取らせないぜって言ってくるのは想定外。
続けてファーストの論文が増えないから、テニュアトラックの道も潰れる可能性が高い。それに納得できないんだったら考え直した方がいいぜっていうだめ押し。
まあ装置に本気で集中して手足になってくれる研究者を取りたいんだろうなっていう強い気持ちを感じた。といわけで多少(せめて3割くらい?)は自分の研究したいなって思ってた私には結構な先制パンチ。ちょっと答えるのにどもった上に、その後しばらくの間ダメージが残ってしまった。今思えば申請書類にリサーチステートメントがなかったっていうのは、きっとこのへんが理由だったんだろうな。

確かに採用する側としてはどういう目的で働くかかってのは重要なんだろうな。能力自体はある程度はCVとかカバーレターとかから想像はできるしね。でもこの質問が最後だったらもうちょっとインタビュースムーズにできただろうなとは思った。叶わない願望。

2 CVとかモチベーションレターに書いたバックグラウンドの詳細

HRからの質問。装置研究系のお仕事だったので、装置のトラブルシューティングとか前の職場でしてたユーザートレーニングの詳細を詳しく聞かれた。
一方で解析の理論とかそういう詳細についてはノータッチ。個人的には外注のサンプルをもらったら実験よりも解析で詰まる人の方が多いんじゃないかなって気がしてるんだけど、向こうとしては実験重視ってことだったのかな。

この質問のあたりもうちょっと色々答えてたと思うんだけど、前の質問のダメージのせいかあんまり覚えてない。だいたいつつがなく答えてたと思うので、この質問についてはややプラスかプラスマイナス0ってとこか。

3 ティーチングの経験、フィロソフィーそれから訓練

HRからの質問。経験についてはそもそもそんなにないし、頭の中にまとまっていたことを話せたんだけど、ティーチングフィロソフィーを言葉で聞かれてちょっと詰まった。
ティーチングステートメントにそれなりに書いてはいたと思うんだけど、ちょっと思い出せずにすごく適当にぶらぶらぶらと話した。多分結構ひどかったと思う。。
これは次の就活の機会での反省点。聞かれる可能性はだいぶある質問ではあったし、もうちょっと準備しておいてしかるべきだったと。

それから大学とかでやってる生徒の教え方の講義とってる? って聞かれたので、大学とかでそういう講義があれば、とっておくと就活で役に立つかもしれない。

この教育関連の質問はややマイナスだったかな。

3 入ったら1年目・2年目のプランはどんな感じ?

スタッフサイエンティスト1からの質問。想定はしていなかった質問だけど、想定しててもよかったかなっていう質問。
まあユーザーサポートのお仕事なので、装置に慣れながら外注の仕事を受けますよっていう当たり障りのない回答。2年目のプランを答えるのがちょっと難しかった。時間があればプログラミングもしますよって言っておいたけど、ちょっと向こうの求めてる方向性とは違かったかなって気もする。

ややプラス?

4 何かお仕事を通して学びたいことはあるの?

これは僕がなんかのタイミングで、新しいこと勉強できたらいいなって言ったのに反応したスタッフサイエンティスト1からの質問。

特殊なサンプル系とかテクニックとかやったことのないの試したい的なことを言っておいた。

プラスマイナス0。

5 チームワークと個人主義どっちのが好み?

この割とどこでも見る質問。昔はチームワーク重視してるって答えが欲しいのかなって思ってたんだけど、最近ヨーロッパだとそうでもないのかなって気がしている。
個人技もチームワークも状況によって使い分けれまっせ、ていう答えを用意しておくといいのかも。

プラスマイナス0。

6 何か質問ある?

一番聞きたかった研究・ユーザー補助・教育・その他のバランスが、向こうからの質問で解決していたので、とりわけ聞きたいことはなかった。

なので、外注のサンプルがどんな感じのがあるか、申請先のグループがとりわけ求めている実験手法や解析方法はあるのか、採用されたら開始日はいつだとか、そんな当たり障りのない質問だけしておいた。

インタビューを終えての印象

終わったら60分は超えていた面接だったので、他にももう少し質問もあったと思うんだけど、ちょっとこれ以上思い出せず。
緊張してると頭が回りすぎて記憶が飛ぶ。

終わってみたらそんなに当たり障りのない感じの面接だったとは思う。ティーチングの質問にパッと答えなかったところで若干マイナスって感じ。書類でぶっちぎってたら可能性はあるかもしれないけど、ちょっと上位互換レベルの研究者が出してるのを知ってるので、彼と比べるとちょっと分が悪いだろう。

ちなみに4人ショートリストに残っていて、もしかしたらもう少し増やすかもしれないとか、不思議なことを言っていた。
まあリストを増やすってことは今のリストの人はあんまり取りたくないのかもしれないな。私やその知り合いも含めてだけど、少しは自分の研究もしたいですって感じでそれなりに業績リストの良い人が最初に集まっちゃったのかなという印象。

関連記事

1. 海外就職手続きのまとめ

2. python・科学記事のまとめ

D

アメリカはフロリダ州オーランドへのビジネス旅行

最近体力が落ちてきたせいかスキップしたくてたまらないアメリカ化学会なんだけど、今回は直属のボスがセッションを持っていたので、そのセッションでの発表をしてきた。

ついでだからそのボスと一緒にアメリカの会社と研究所を1箇所ずつ回ってきた。なので目的地3つ、そして全部で十日を越えるなかなかハードな旅だった。

とはいえビジネル旅行だから特に書くこともないんだけど、旅行中に気になったことなんかを適当にメモしていく。

ESTAでのアメリカへの2回目の入国

エスタってそういえば2年間有効だったよなってことで、昨年に入国に使ったエスタの情報をメールから引っ張り出した。
それによるとどうやら本当に有効だったようなので、そのエスタを再利用することにした。

それで気になったのが登録情報を更新する必要があるかってこと。申請する時には滞在先のホテルとかを一応入力していたので、更新する必要があるのかなあと思ったのだけど、ちょっと調べた限り特に更新する必要もないという意見が大半だった。のでそのままの状態で使用したんだけど、特に入国に問題はなかった。

フィンエアの機内サービス

エコノミーのアルコールのサービスが最初の食事時だけになった。これってフィンエアだと昔から? なので飯の時にビールと白ワインを一緒にもらっておいた。そしたらそのあとにワインボトル片手に持ったCAが回ってきたので、せっかくなので赤ワインを追加で。
帰りの飛行機も同じように食事の時に配膳台の飲み物が1回と、ワインを持ったCAが1回だったので、少なくともアメリカ便はこういうシステムなのだろう。

あとうちのボスが飯が少なくなった気がするって言ってた。こっちも私は前ん時を覚えていないからなんとも言い難い。まあうちのボスはフィンエアのシルバーステータスになるくらいは使ってるのできっとそうなんだろう。

ニューヨークJFKでの入国審査

今回もエスタでの入国。昨年はニューオリンズ空港に到着してえらいちっちゃい入国審査場だったので、飛行機1便しかなかったのにえらい時間がかかったのを覚えている。
今年はおっきいJFKなのでサクサクと進むのかなと思いきやそんなことはなし。複数便到着してたのかもしれないけれど、やたらと長蛇の列ができていた。

さて入国審査では、普通の外国人用のラインと、アメリカ人用のライン、そしてエスタとかで自動マシンを使ってから入国する人のラインがあった。
私とボスは自動マシンのラインに行ったんだけど、これが多分失敗だった。
マシンでの入国情報を打ち込んでバーコードをもらうのはすぐに終わったんだけど、そのあとの実際にハンコをもらうカウンターのところが大混雑。
しかもアメリカ人用のラインと混ざってしまっていて、どんどんと新しくきたアメリカ人を先に回していくもんだから、余計に時間がかかっていた気がする。
アメリカの入国審査ラインだけはいつまでも効率化されないのだから面白いものだ。
ちなみに普通の外国人用のラインはそんなに人が並んでなかったので、そっちに並んだ方が早かったかもしれないとうちのボスと話していた。

閑散としたバッファロー空港

ナイアガラの滝で有名なこちらバッファローでは、オーブン関係の装置の見学に会社訪問をしたのだった。

以前バッファローに行った時ってナイアガラのハイシーズンだったのでとても混雑してたんだけど、このシーズンはどうやらガラガラの模様。バッファローってナイアガラで持ってるんだなあというのが実感できた。

ちなみに会社は空港のすぐそばだったので、空港の1km圏内から脱出せずに翌日に次の目的地にフライトっていうのは、これまでで初めての体験だったかもしれない。

オーランドのオレンジカウンティーコンヴェンションセンターの周り

オレンジカウンティコンヴェンションセンター

なかなかオシャレなコンヴェンションセンター

さてようやくたどり着いたオーランド。
今回は学会が目的なのでディズニーランドに向かうバスには乗らずタクシーでオレンジカウンティーコンヴェンションセンターのあたりへ。
価格は大体40ー50ドルくらいプラスチップ。

コンベンションセンターの近くのホテルRosen inn at pointe

今回私が使ったのはこちらのRosen inn at pointe。
この辺りえらい大量のRosen系列ホテルがあるんだけど、私が使ったのはその中の安めのやつ。一泊80ドルくらい。
なぜだかチェックインの日がべらぼうに混んでいて、チェックインをするのに20分ほど並ばなければいけなかった。他の日はさほど混んでなかったので、きっと何かイベントでもあったのかな。
こことても広いホテルなのでチェックインをするとXX棟のXX号室ですってマップに書きながら説明してくれる。

割と古めのアパートのような部屋でバスルームは小さめ。だけど十分に部屋は広いし、ベッドとテーブルと椅子があったので、私には全然よかった。
アメニティーはシャンプーコンディショナーと石鹸はついてたし、コーヒーマシンも付いていた。コーヒーを設置する部分を取り外せるタイプだったので、カップヌードルを作るのにも使えて好印象。
気になったのはちょっとシャワーの水圧が弱かったことくらい。真夏の暑い時期とかだともうちょっと爽快に汗を流したいと思うかも。ドライヤーも付いてた。アメリカは安めのホテルでも付いていることが多いかな。
それから電子レンジと冷蔵庫。高級ホテルだとこういうのは逆に付いていないので、外で飯食うのがめんどくさい時にレンチンでご飯を済ませられたのもよかった。

rosen innのブッフェのテイクアウト

Rosen Innホテルのブッフェのテイクアウト

ちなみにこのホテルレストランとバーとコンビニショップが付いている。バーは使わなかったけど、レストランはテイクアウトもできるブッフェスタイル。持ち帰りの場合は重さで値段が決まる。味はまあそこそこだけど、パッと食べたい時には良いかもしれない。
コンビニは値段は若干高めだったけど、サラダが5ドルくらいで売ってたり、何個か良い商品もあった。ビールとかは近くのCVSとかドラッグストアに買いに行った方が良い。

コンベンションセンターの周りのレストラン

Denny’s: 9880 International, Orlando ☆☆☆

あのDenny’s。意外と使ったことなかったんだけど、ポットローストを頼んだら結構美味しかった。この辺り高いレストランばっかりなので、ちょっとジャンクな感じの食べ物がそこそこの値段で食べたかったら良いかもしれない。

ハイアット・リージェンシー・オーランドのレストラン B-Line Diner? ☆☆☆

アメリカ時代の同僚と他の大学の割と有名な教授と一緒にランチ。
お魚のサンドイッチにチップを合わせて20ドルくらい。まあこの辺りの価格としてはそこまで高いわけじゃないけど、やっぱりちょっと高い。お味の方はまあ普通だったかな。雰囲気は良かった。

Taverna Opa Orlando: 9101 International Dr #2240, Orlando ☆☆☆

学会で一緒になった昔の同僚のギリシャ人の見つけたギリシャ料理屋。自分で豆を潰すスタイルのハマスがユニークなお店だった。
ギリシャ料理ってことでちょっとタコに期待して注文したら、ちょっと期待外れだった。味は悪くなかったんだけど、タコはやっぱり歯ごたえがないとなあ。メインはSantorini Shrimp。こっちは結構美味しかったと思う。
全体としては悪くはなかったとも思うんだけど、ちょっとお高めだったこともあり星3つにしておく。今グーグルで写真見てたら肉の写真が多いから、やっぱりアメリカは肉を頼むのが正解だったのかな。

Copper Canyon Grill: Pointe Orlando, 9101 International Dr #1220 ☆☆☆☆

というわけでステーキ食べたら美味しかった。やっぱアメリカは肉食っといたほうがいいってことらしい。同僚が食べてたホタテはそんなでもなかった見たいだし。フロリダだからってシーフードが必ずしも美味しいわけじゃないっていうやつだね。

アメリカからフィンランドへの時差ボケ

お昼アメリカ出発で夜寝ながらフィンランドの朝10時に着くフライトって感じで、比較的時差ボケしにくいのかなって思ってたらめちゃくちゃボケた。飛行機で寝れなかったからってのもあるかもしれないけれど、それにしてもボケた。今までで1・2を争うくらい直すのが大変な時差ボケだった。

考えてみると去年ニューオリンズから戻ってきた時もだいぶボケた記憶があるので、アメリカからヨーロッパ便はあんまり体に合っていないのかもしれないな。

というわけで本当にあんまり書くことのなかった投稿でした。

D

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

[映画感想]The girl in the spiders web・蜘蛛の巣を払う女を見た感想

こちらはアメリカからフィンランドに戻る飛行機の中で見た映画『The girl in the spiders web』……むしろ最近飛行機の中くらいでしか映画を見てないな。
長距離飛行機旅行は疲れはたまるけれど、新し目の映画をいくつか消費できるのがいいところ。フィンエアの機内映画は英語字幕をつけられない映画も多かったんだけど、この映画は英語字幕がつけられた。

どうでもいいけど蜘蛛の巣を払う女ってちょっと面白邦題ではないだろうか。

いつも通り映画の評価は10点満点で。

映画の総評 8
原作や設定 6
構成と展開 10
英語の勉強 9

カテゴリはスリラーとのこと。
設定はよくある感じのなんの変哲も無い映画でスリラーって感じは受けなかったんだけど、とにかくテンポが良くて飽きさせない映画だったってのが好印象。アクション多目だけど主人公が程よく弱いのも良かった。いいアクション映画だったと思う。
それから別にスェーデン人が多いってわけでもないんだろうけど、スェーデンが舞台なせいかなんとなく英語が聞きやすかった気がする。

さて、以下は少しだけネタバレありの感想なので、続きを読むタグを打っておく。

“[映画感想]The girl in the spiders web・蜘蛛の巣を払う女を見た感想” の続きを読む

カナリア諸島・テネリフェ 〜プラヤ・デ・ラス・アメリカスでバカンス

テネリフェ北部の観光を終え、いよいよテネリフェ南部へと帰還。
12月の常春の島でのバカンス旅も終わりに近づいてきた。北部へ向かった時とは逆ルートを辿り、特に問題なく南部のプラヤ・デ・ラス・アメリカスへと戻った私たち。ここからはホテルとビーチだけのリラックスバカンス。

プラヤ・デ・ラス・アメリカスの四つ星ホテル クレオパトラ パレスへ

なぜだかお皿の写真だけ残ってた中華レストラン

この日から最終日までは基本ホテル生活だったんだけど、到着日のこの日はホテルに行く前に近くの中華料理屋Hong Kong Food Cityでランチ。

なぜだか料理の写真を撮ってなかったんだけど、店員中国人だったし普通に美味しい中華レストランだった。リブの揚げ物とかチャーハンとか焼きそばとか美味しかったし、点心とかもそれなりに取り揃えられていた。ずっと洋食系だったので、久しぶりにアジア系の味が食べられてとても満足。
油っぽいのが気にならない人なら、海外中華は外れないのでまあセーフチョイス。大味なことは多いけどね。

クレオパトラパレスへのチェックイン

クレオパトラパレスの外観

ハードロックカフェ側のクレオパトラパレスの外観

私たちが使うことにしたのは、内装や外観がユニークな四つ星ホテルのクレオパトラパレス。
五つ星でもそこまで値段が変わるわけではないのだけど、テネリフェで最初に宿泊した五つ星と比べてみようということでgoogleで割と評判のよかった四つ星ホテルを選んだのだった。

というわけでまずはホテルにチェックイン。
こちらのホテルはウエルカムドリンク付き。水や各種ジュースが取り揃えられており、アルコールがよければスペインの発泡ワインのCAVAもある。
この日はそのあとビーチに泳ぎに行く予定もあったので、二人でお水だけいただいた。
チェックインはサクサクと進んだ。1階の海沿いの部屋を予約してたんだけど、3階の海沿いの部屋になっていた。アップグレードなのかはわからないけれど、眺めも良かったし特に問題もなかったのでそのまま使うことにした。

クレオパトラパレスのお部屋

クレオパトラパレスのバルコニー

眺めの良かったクレオパトラパレスのバルコニー

お部屋は前回の五つ星ホテルの部屋よりは少し狭かったけれど、三人で過ごすのには全く問題なし。バルコニーもテーブルと椅子が付いていて、眺めも良くてバッチリ。
バスルームは結構機能的だったけれど、シャワーカーテンが小さいタイプで水が飛び散るのが防げないのがちょっとなデザインだった。まあさほど飛び散ったわけでもないけれど。

アメニティは歯ブラシとスリッパが付いてなかったのが、五つ星ホテルとの違いだったかな? 子供用のバスローブが付いていたりと、キッズアメニティーは充実していた。

クレオパトラパレスの眼前のビーチへ

というわけで一通りホテルの部屋を眺めた後はホテルの眼前のビーチへと向かうことにした。
最初にホテルのプールサイドに行って大きいバスタオルをレンタル。バスタオルのレンタルにはレンタルカードが必要で、チェックインの時にフロントでもらえる。だけどこのカードをもらうにはデポジットが必要で、カードやタオルをなくすとデポジットを払わないといけない。

クレオパトラパレス前のビーチ

クレオパトラパレスの前のビーチ

さてタオルだけ持ったらビーチへ。上の写真で広さの1/4くらいかな。とても広いわけでもないけれど、十分にスペースのあるビーチ。ハイシーズンはどうだかわからないけれど。
ビーチにはパラソルシートが準備されているけれど、こちらは有料のはず。使わなかったのでいくらなのかは知らない。
私たちは海のもう少し近くまで行って、タオルを敷いてそちらへ座ることにした。シートを借りている人もそこそこはいたけれど、タオルを敷いて寝っ転がってる人もかなり多い。

テネリフェのビーチ

たまたまこの写真は一人だけど結構泳いでる人は多かった

わたしはとりあえずL君を嫁Xに頼んで泳ぎに。
大西洋での初泳ぎだったのかな……多分。反対側のアメリカのチャールストンやマイアミで足だけ突っ込んだことはあったけれど。
気温は25度くらいだったので、最初水はかなり冷たく感じた。だけど1回水に浸かってしまえば、ずっと泳いでいられるくらいの温度ではある。
実際老若男女長いこと泳いでいる人が結構いた。

海に浮かぶ島としては水の流れはさほど早くなかった印象。昔八丈島に行った時はもうちょっと泳ぎにくかった記憶があったのだけど。
そこは大体砂で埋められてたけど、場所によっては小さな石や岩などもあったりしたので、そこらへんはまあ注意が必要。

テネリフェビーチで砂遊び

テネリフェビーチで砂遊び

しばらく遊んだ後はL君と砂遊び。
スペインのお隣の小さな国アンドラから遊びにきていた家族が、上の写真に写っている砂遊び用のバケツとスコップを貸してくれた。おかげでL君は大はしゃぎで砂遊びを楽しんでいた。全然準備してなかったんだけど、子供用のおもちゃくらい準備しとけばよかったなと反省。
ちなみに同じホテルに泊まってたから、後で返すよって話だったんだけど、後でホテルで会ったら結局L君にプレゼントしてくれるってことになった。感謝感謝。
ちなみにアンドラはバルセロナから車で3時間ほどのところ。標高が高いのでスペインの近くだというのにスキーができるそうな。観光業が盛んらしいので、お近くのかたはぜひ訪れて見てほしい。

ビーチでの日没

大西洋に沈む夕日

しばらく遊んだ後はあっという間に夕暮れの時間となった。
常春のカナリア諸島とはいえ、日が沈むとそこそこ肌寒い。私たちもすぐにホテルへと戻ったのだった。

ちなみにホテルの門をくぐったところに、足の砂を洗うようの水道があった。しばらくそれを探してビーチをうろちょろしてたんだけど、そういった設備は見当たらなかった。ビーチにはもしかしたらついていないのかもしれない。

クレオパトラパレスのバイキング夕食

さて今回のホテルは夕食付きのハーフボードで予約したのだった。ちなみに昼飯もつけるならフルボードっていうのがある。さらにバーの利用やホテルによって様々に異なる施設も利用できるオールインクルーシブってのもある。

さてこのクレオパトラパレスの場合だと、ハーフボードはバイキングレストランの利用に限られる。他のホテルでレストランがたくさんあるところの場合だとどうなんだろうね。
あ、ちなみにお隣の系列のファミリー向け五つ星ホテルのメディテラネアンパレスのバイキングで夕食ってことも可能な模様。多分そっちの方がもう少し子供向けのメニューがあったのかもしれない。
それからハーフボードは夕食付きってことなんだけど、夕食を外で食べたかったら昼ごはんに変更することも可能だそうな。

さて肝心のバイキングだけど……まあまあってとこだったかな。
タコの煮物とか、野菜のパエリアとか何品か光っているメニューはあったけれど、全体としてはそれなりっていうレベルだった。ディナーは飲み物は有料で最初に部屋番号の確認ついでに聞きにくるけれど、そのあとはそんなに聞きに来ない。自分でウエイターを捕まえるか、最初にボトルを頼んでしまうか。
初日はビール、二日目はグラスの赤ワインを頼んだ。味はそこそこだけど、スペインだけあって価格は安い。コーヒーとかはセルフのマシンがあったと思う。

雰囲気としては小さな子供連れでも気兼ねなく食べられる感じのブッフェだったので良かった。ので私たちは満足。ヨーロッパはあまり気にならない方だとは思うけど、やっぱり1歳半の子供をレストランに連れてくと多少大変なので。
逆に言えば食事の味だけ考えるなら、近場のレストランに行くのも良いかもしれない。

クレオパトラパレスのバイキング朝食

というわけで一晩あけては同じ会場でのバイキングでの朝食。
こちらは私にはとても良かった。何と言っても朝っぱらからスペインのスパークリングワインのCAVAが飲み放題。朝から美味しいつまみとスパークリングワインはなんとなくバカンス気分を盛り上げてくれた。
適当に朝食メニューからつまみを見繕いながら朝食時間いっぱい楽しんでしまった。泳ぎに行く予定があったので、パカパカ飲んだわけじゃないけどね。

そんな感じで朝っぱらからいい感じで酔っ払った二日目も、再びビーチでリラックスする1日になった。天気も良かったので日光浴をしたり、海で泳いだり。この日は前日よりももうちょっとビーチに人が多くて、お土産の布を売ろうとしている現地人っぽい装いの人がビーチを徘徊していた。本当に現地人なのかは知らないけれど。

あんまりこういうリラックスのためのバカンス旅行ってする機会ってなかったんだけど、たまにはいいもんだった。でも多分あと1日あったほうがよかったかな。3泊4日ならもっとリフレッシュできた気がする。
気分的には日本で温泉旅行を楽しむのと似たようなものなのかな。温泉も連泊ってあまりしてなかったけど、今度日本に帰ったら連泊で楽しむのも良いかもしれない。

クレオパトラパレスをチェックアウトして空港へ

DXL on the beach

DXL on the beach

最終日は朝食ブッフェを楽しんだだけ。
すぐにチェックアウトをして、フロントで呼んでもらったタクシーで空港へと向かった。
ここで一つだけトラブルってほどでもないけどちょっとした問題が……このホテルの呼んでくれたタクシーがクレジットカード対応じゃなかったのだ。たまたま現金が十分余ってたからよかったけど、ヨーロッパーでクレジット不可のタクシーに出くわすってのは想定外だった。
現金の持ち合わせが少ない人はタクシーに乗る前に確認しておいたほうが良いかもしれない。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. 12月のカナリア諸島・テネリフェ島での1週間バカンス 〜準備編

3. 12月のカナリア諸島・テネリフェ島で1週間のバカンス 〜旅程編

4. カナリア諸島・テネリフェ島のコスタ・アデヘでリラックス

5. カナリア諸島・テネリフェ島のPuerto De La Cruzを観光する

D

カナリア諸島・テネリフェ島のPuerto De La Cruzを観光する

前日まではカナリア諸島のテネリフェ島南部でリラックスした私たち。
この日からはちょっと観光しようということで、北部にある街Puerto De La Cruzへと移動することにした。

テネリフェ島南部から北部へのバス移動

レンタカーを使う人も結構多いようだけど、私たちは公共バスで。道も交通事情もずっと良かったからレンタルカーでもさほど苦労はしないと思うけれど、Puerto De La Cruzの街中は細くて急な坂だらけ。街中の運転はそれなりに大変かもしれない。

公共バスを使ってのPuerto De La Cruzへの移動

というわけで私たちは公共バスを使って北部へと移動したのでした。

南部のローカルバス

まずは南部のローカルバスの467で、メインバスステーションまで移動。
バスはバス停の時刻表のほぼ時刻通りに来たんだけど、事前にGoogleで調べてた時間とは若干ずれていた。たまたまタイミングよく時刻表が変わったのかもしれない。理由はわからないけど、まあそういうこともあるのだろう。
到着したバスは中部座席からベビーカーや車椅子が直接乗り込めて、普通の乗客は前方の入り口から乗り込むタイプ。ヨーロッパでは一般的かしら?

前回の投稿でも書いたけれど、私たちは公共交通用のバスカード10+カードを空港で購入しておいた。カードは1枚しか買ってなかったので、運転手にこれで二人分払いますと告げる。
するとすかさずバスドライバーがどこまで行くのかってことを訪ねてきた。事前情報にはなかったのだけど、どうやら二人分を一枚で支払う場合は、ここで行き先まで告げる必要があったようなのだ。
たまたまバス停の名前を覚えていたからスムーズに切り抜けられたけど、バスカード一枚で複数人支払いたい人は覚えていた方が良いかもしれない。
ちなみに一人分の場合だと入り口でカードをスキャンして、降りるときにも自分でスキャンするだけで良い。スキャンを忘れるとその路線の最高料金を取られるのだとか。

さて、そうしてバスに乗り込んで気づいたのは、南部のローカルバスは結構大きくて綺麗で快適だということ。私たちに一番良かったのはベビーカーを折りたたまずにそのまま乗り込めたこと。フィンランドのバスとさほど変わりがない。

tenerifeのバスカードの降車時読み込み機

降りるときにバスカードをスキャンするセンサー

そんなわけでとても快適だったバスなんだけど、10分ほどで到着するはずだったバスは渋滞に巻き込まれて予定をさらに10分ほどオーバー。それがたまたまなのか、いつも遅れているのかはわからない。
私たちは乗るはずだったバスにはもう乗れなさそうだと、このバス467から降りたのだった。降りるときも10+カードを読み取り機でスキャンする必要があるので、忘れてはいけない。

北部と南部をつなぐ高速バス

というわけでバスの乗り継ぎに失敗して3時間待ちかなあ……と思っていたのだけど、ふと横に止まっているバスを見たら、その電光掲示板には私たちが乗りたかった343の文字がある。
慌ててバスの運転手に尋ねると、私たちが目的にしてた北部行きのバスであっていたよう。どういう理由でそのバスが出発してなかったのかは知らないけれど、運の良さに感謝しながら早速乗り込むことにした。

南部・北部をつなぐ高速バス

南部と北部をつなぐ高速バスの343

このバスに乗り込むのに、問題になったのがベビーカー。さきほどまでの467とは異なり、こちらは普通の観光バスといった様相。
なのでベビーカーは折りたたんでバスの下の収納に突っ込む必要があった。

ちなみにその乗り換え駅でこのバスに乗り込んだのは私たちだけだった。
あんまり北部に行く人っていないのかなって思っていたら、次の駅のテネリフェ南空港からは大量にお客さんが乗り込んできた。このバスはテネリフェの南空港と北空港を行き来するのに使う人が多いのかもしれない。
ちなみにこのバスは私たちの乗り込んだcosta adejeから北部のPuerto de la cruzまで全部乗って一人10ユーロほど。バスカードを持ってない場合はもうちょっと高いはず。

ちなみにちなみに、この道中息子のL君はほぼ爆睡。とても楽に移動させていただけて感謝感謝だった。最後の方で起きたけど、機嫌良さそうにお菓子を食べたりして時間を消費できた。

Puerto De La Cruzを満喫する

Puerto De La Cruzの街並み

なんだかそれっぽいPuerto De La Cruzの街並みを歩く

さてバスを1時間ほど乗り続けて到着したのがPuerto de la cruzの街。この街がなかなかにして素敵な街だった。
坂だらけの街に古い建物が所狭しとならんでいたり、公園の周りにレストランが並んでいたりとか、一本細い道に入り込んでみたら素敵な隠れ家っぽいレストランがあったりとか。島らしくちょっと歩けば、よく整備された海沿いのエリアにも辿りつける。

私たちはまずな何はともあれと、Airbnbにチェックイン。
ほとんど迷うことなくすぐにアパートは見つけられたんだけど、スペインはルールが厳しいのかしっかりとパスポートをチェックしたりなんだりがあって、Airbnbとは言ってもほとんどホテルみたいな感じだった。実際半業者のようではあった。
とはいえなかなか快適な1ベッドループの部屋に腰を落ち着けられて満足のDXL。Airbnbらしいサービスもあって、フルーツ盛り合わせが準備してもらえたりとか、フレクシブルに当日空いてる広い方の部屋に入れてもらえたりとか、私たちにとっては満足満足の滞在だった。

荷物の整理などを終えた私たちはすぐにPuerto de la cruzの観光に出発。Airbnbのオーナーに聞いたレストランを探しながら、街探索に出発。
すでに言ってしまったけれど、これがまたいい街。ヨーロッパの落ち着いた街をお散歩するのが好きって人にはとてもおすすめ。

テネリフェ北海岸

Puerto de la cruzのテネリフェ北海岸

そのまま海岸沿いまでお散歩すれば島っぽい綺麗な海岸線。日本だと割とこういう景色ってあるのかもしれないけれど、しばらく日本をご無沙汰している私としてはなかなかに綺麗な景色に満足できてしまった。

テネリフェ北海岸沿いの公園

Puerto de la cruzの海岸沿いの公園のサボテン

よく整備された海沿いの公園があったので、私たちは運動したりなさそうな息子のL君を解放。L君は公園を走り回りながら、満足そうな顔をしていた。
この公園はサボテンっぽい植物が生えていたり、丁寧に整えられた海岸沿いの石造りであったりと、なかなか散歩していて楽しめる場所。雰囲気のいい街Puerto de la cruzにぴったりの公園だった。

La Cofradia De Pescadoresで夕食

La Cofradia De Pescadoresの料理

そんな感じでプラプラしてるうちに、私たちはAirbnbのオーナーおすすめのレストランLa Cofradia De Pescadoresを発見。
ちょっと初日のレストランの体験で警戒していたのだけど、こちらは全然普通に美味しかった。前回よりも気を使って安全そうなメニューを選んだってのもあるかもしれないけれど。
モホソースのちっさいジャガイモ……はまあどこでも美味しいのだけど、カレー風味の海鮮パスタはとても良かったし、ツナのサラダも結構しっかりと作られていた。特にパスタの中のムール貝は最近記憶にある中では一番丁寧に料理されていて、とても満足できた。
ウェイターもスペインというお国柄を考えればかなり早めに応対してくれたし全然問題なし。ビールはまあ普通だったけど、かなり満足できたレストランだった。

テネリフェ北海岸のテーマパーク

夕暮れの浦沢直樹の漫画にでも出てきそうなテーマパーク

お腹いっぱいで満足のDXLは夜のPuerto de la cruzをお散歩しながらAirbnbのホテルまで。カナリア諸島は比較的治安を心配しないでいいところだから、いい感じに酔っ払って夜まで歩ける。
いい感じでほろ酔い気分でAirbnbのホテルまで戻ったのだった。

Parque Del Dragóで竜血樹見学

二日目は早く起きたらloro Park。そうでもなかったらParque del Dragoに行こうと話していたのだけれど、予想どおり?見事に寝坊。悩むことなく竜血樹見学へと向かったのでした。

Puerto De La Cruzの中央駅

Puerto De La Cruzの中央駅

朝食を終えて出発した私たちがまず向かったのはPuerto De La Cruzのバスの中央駅。ほとんどの人はこの街に到着するときにここに来るんじゃないかなって気がするので説明は省略。上の写真のようにバスがたくさん集まってるところだ。
このバス駅から325番に乗ってParque del Dragoを目指した。363番でもいいんだけど、こっちの方がバスの時間は余計にかかる。

40分ほどなかなか良い景色の中をバスで走り抜けると、竜血樹公園の近くへとたどり着く。このバスルートでは降りることのできる駅は二つある。一つはEstadion Icod。こちらは大きめの中央駅。だからたぶんここで降りると、Parque del Dragoにたどり着くのはわかりやすいと思う。降りた後にちょっと坂を登らないといけないけどね。

私たちは地図上での最寄り駅のMataderoで降りた。この駅は確かにParque del Dragoの入り口に一番直線距離が近い。だけど降りる駅のあたりはバス停すらない路上。なのでわかりやすい道の方がいい人はEstadion Icodで降りておいた方がわかりやすいかもしれない。
Estadion Icodの駅は中央駅なので、放っておいても止まると思う。Mataderoでも最初に運転手に告げておけば、バスから降りること自体は問題なく止まってくれるとは思うけど。ここの人たち割とぶっきらぼうな口調の割にかなり親切だから。

Parc de dragoへ

Mataderoの駅からParque del dragoへ

というわけで私たちが降り立ったのは割とわかりにくいMataderoの駅。バスの運転手がベビーカーをバスの収納から引っ張りだしてくれるのを見ながら、ちょっと不安な感じを覚えてもいた。だって周りにそれっぽい観光地が見えないんだもの。
とは言えなんとなく目的の竜血樹っぽい木は見えていた(でかい)ので、そっちの方に適当に歩けばいいはず……たどり着けるはず。
って感じで石畳の道を歩いたり、トンネルをくぐり抜けたり、息子のL君が別の小道に行くことを主張したり、ほんとにこれであってるのかって心配になったけれど、どうやらあっていたもよう。しばらく歩くと、チケット売り場の小さな小屋が見えてきた。

サボテンに興味しんしんのL君

サボテンに興味しんしんのL君

チケット売り場は小さな小屋なのでちょっとわかりにくいけれど、それはしっかりとParque del Dragoへの入り口だった。
5ユーロの入場料を払うと、他……外では見ることのない不思議な植物の中に迎え入れてもらえる。サボテンとか、なんとなく南国っぽい植物とか。

多肉植物とトカゲ

トカゲと多肉植物

後は多肉植物も結構あったし、それからトカゲがたくさんいる。後なぜだか鶏が住んでたり、洞窟があったりもする。

太陽を背にした竜血樹

太陽を背にした竜血樹

さて、竜血樹。看板によると1000歳から2000歳の間くらいの長生きの木だそうな。
それがまあでかい。圧倒される。それが素直な感想。これまた看板によると高さは20m以上になるそう。
とても節くれだった幹とか、広がるように生えた枝とか、いかにもって感じの見た目の竜血樹。一見の価値はあると思う。

公園の外から見た竜血樹

こちらは公園の外から見た竜血樹

んででかいので割とどこからでも見える。だから植物園の外からでも見える。植物園としてはそれでいいのかって気もするけれど、そういうものらしい。
でもあえてもう一度いっておくと、植物園内の他の植物もかなりいい感じなので、竜血樹を根元から見上げる以上に入場料の価値は全然あると思う。私たちにとっては息子のL君が楽しそうにふらふら散歩してくれたのが一番。だけどそれを抜いても全然一人5ユーロの価値あると思った。
中の綺麗に整えられた植物群と動物、そして施設やトイレも綺麗。お土産屋さんも品揃えよかったしとても良い観光地だった。
私たちはかなりのんびりとお散歩して、ぐるっと一周全部回って1時間半くらい。大きな公園ではないのでさほど時間がかかる場所ではない。

一通り見学した後は、ご飯を食べるべく公園の外へ。
私たちが向かったのはシンプルにGoogleの評価の高かった、Restaurante El Mortero。Googleの評価が高いってことの意味を教えてくれる、素敵に美味しいレストランだった。豚肉のソテーはこの旅行の中で1・2のレベルだった。
味もよし、接客もよし、値段もよし。デザートだけはあんまり好みの味でなかったので、それだけが少し残念だったくらいかな。
このエリアでレストランを探してるなら、間違いなくおすすめもおすすめのレストラン。

竜血樹公園の近くの児童公園

L君は竜血樹よりもこっちの方がお好みだったかな?

昼食を食べ終わった後はちょっとだけ近くの児童公園で息子のL君をリリース。楽しそうに遊んでいたので後ほど回収するのが大変だった。

帰りは中央駅のEstadion Icodまで歩いた。帰り道は駅までずっとくだりなので、少し竜血樹公園からは遠いけれど全然大変ではなかった。
中央駅からは今度は公共バスの363番でPuerto de la cruzまで。きた時より20分くらい余計に時間はかかったけれど、街まで違うルートを走ったのでそれはそれでよかった。

Loro Parkで動物園・水族館三昧

選択肢のないこの日はLoro parkに行くべく早頑張って起き。最初に言っておくとLoro Parkは全然早起きする価値のある、とても良い動物園・水族館だった。

Loro Parkの送迎電車

Loro parqueへの送迎バス

Loro Parkへは徒歩で市街地から20分くらいだったかな。市街地からは専用の可愛らしいバスでの送迎があるのだけれど、前日街中で見かけた感じではベビーカーで乗り込むのは大変そうだった。
なので私たちは歩いて行くことを選択。暖かいテネリフェをお散歩するのはとても気分が良かったし。

ロロパーク早朝のアシカショー

早朝のアシカショーは人もまばら

さて、そんな感じで歩いていたら、たどり着いた時にはちょうどL君がお昼寝タイムに突入。
ちょうどいいので私たちはまずアシカショーへ。たまには嫁とのんびりアシカショーを見るのも全然悪くない。L君はその間ずっとお昼寝しててくれた。
アシカショーってもしかすると初めて見たかもしれない。とてもスマートな動物でコミカルな感じの動きをしてくれていてとても良かった。

ロロパークのペンギン館

アシカショーが終わっても、L君は半覚醒でぼんやり。なのでもうちょっとのんびりと嫁と動物園デート。続いて向かったのは割と大きめのペンギン館。
ペンギン館はペンギンの物量が結構すごい。ちょっと常春の島でペンギンってイメージもなかったけれど、全然楽しめるレベル。
それから動く歩道に立ったままペンギンフィールドをぐるって見て回ることができる。水族館ではよくある動く歩道仕様だけど、意外とペンギンでは見たことがなかったかなって気がする。とても良かった。特にL君がベビーカーで眠気目のままペンギン鑑賞できたので。思わずこの館についていたショップでペンギンTシャツを買ってしまったのだけど、ちょっとばかし高かった。

ロロパーク・イルカショーの会場

雰囲気のある屋外イルカショーの会場

ベビーカーとハンディキャップ優先席

イルカショーはハンディキャップとベビーカー用の優先席があった

ペンギン館を終えた後は、ゴリラやオーム、猿などをチラ見しながら、次の目的地のドルフィンショーへ。
ドルフィンショーはL君が本格的に起きだしてしまったので、彼をあやしながらのショーだったんだけど、このショーは最前列がベビーカーや車椅子専用。なので最前列はみんな大なり小なり自分の子供に手を取られていた。お国が変わってもやってることはみんなだいたい同じだなと一安心。
というわけで、うちも結構大変だったのだけど、そのわり気にはならなかったドルフィンショー。ショー自体もなかなか素敵だったので、オススメできる。ただショー仕立てってよりは、一個一個の芸を見せる感じ。アメリカタイプのストーリー仕立てのイルカショーを想定するとちょっと違うって感じになるかも。

ロロパークのシャチショー

大迫力のシャチショー

私たちはショー三昧ということで、続けてシャチショーへ。
こちらはとにかくど迫力のシャチのショー。前列の方に座っているとずぶ濡れになるので注意。まあわかりやすい注意書きが書いてあるので、そういう席を避ければ良いだけ。
シャチショーが始まる前に観客席の画像が会場の大型ディスプレイに写しまくられる時間がある。キスをリクエストしてくるタイミングがあるので、熱々カップルは是非熱々のキスを見せてあげてほしい。私たちも映ったらぶっちゅーとしようと思ってたんだけど、後ろの方に陣取っていたせいか残念ながら映像に映らず。まあみなさん楽しそうにチューチューしてはりました。

ロロパークのオーム

オームショーの写真を撮り忘れていたのでロロパークのオームの写真

最後はオームショー。
Loro Parqueはオームが売りというだけあって、このショーはなかなかネタに気合いが入っていて面白いショーだった。スペイン語と英語を交互に喋るショーなので、頭がとっちらかりはしたけれど、ショー自体はとてもわかりやすいし楽しめるものだった。

4つのショー全部良かったんだけど、あえて順番をつけるなら
オウム>シャチ=アシカ>イルカ
かなあ。ただうちの場合だとL君がどれだけおとなしくしてくれてたかで印象が変わってしまうので、ちょっと難しい。いやリゾートの動物水族館のショーとしては全部本当にとても良かったと思う。

ロロパークのホワイトタイガー

悠々と歩くホワイトタイガー

4つ全部のショーを終えた後は見逃した残りの動物たちを鑑賞。印象に残ってるのはホワイトタイガーとか、放し飼いになってるオームゾーントか、フラミンゴとかかな。
それ以外も歩いているだけで南国な感じが楽しめるとても良い感じの公演だった。

La COCCINAへの細道

レストランLa COCCINAへ向かう路地

ロロパークを後にした後は夕食へ。写真のような素敵な路地を抜けてレストランへ。レストランの外席

レストラのテラス席からの眺め

この日もAirbnbのオーナーオススメのレストランへ。なんだか美味しそうなメニューがたくさんあったんだけど、さほど高くないので大した量ではないのだろうとたくさん頼んでしまった私たち。
覚えておくべきはスペインはコストパフォーマンスがとてもいい。たとえ安くても結構な量が出てくる。おかげで結構食べきるのが大変だった。頑張ってだいたい食べきったけど……

la coccinaの牛肉ステーキ

La Coccinaの牛肉のメイン

とても美味しい牛肉だったんだけど、量は半分くらいを想定していた。ちょっと北欧の価格帯に慣れすぎたかもしれないと思ったディナーだった。

こんな感じで北部のPuerto De La Cruzの旅はおしまい。
翌朝は再びTenerife南部playa de las americasへ戻るべく、公共バスに揺られたのだった。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. 12月のカナリア諸島・テネリフェ島での1週間バカンス 〜準備編

3. 12月のカナリア諸島・テネリフェ島で1週間のバカンス 〜旅程編

4. カナリア諸島・テネリフェ島のコスタ・アデヘでリラックス

5. カナリア諸島・テネリフェ 〜プラヤ・デ・ラス・アメリカスでバカンス

D