海外旅行記・中国 〜黄龍風景区の色彩美

九寨溝も黄龍も自然が作りあげた美しい色に彩られている。 豊かな自然の中で青色や緑色に美しく染めあげられた九寨溝に対し、複雑な石灰華の造形と超自然的な色彩を楽しむことができるのが黄龍だ。

松潘川主寺阿帝大酒店での朝食

黄龍の美しい池

黄龍の石灰華と水の美しいコンビネーション

前日の移動疲れもあり、ホテルではしっかり熟睡することができた。 またどうやら高地にも順応できているようであった。 しっかりとお腹が空いていたので、フロントで朝食を食べられるとこを聞いてみる。 するとどうやらお隣の食堂で食事ができるらしい。
行ってみるとここら辺一帯の労働者の朝食の場所のようだ。 多くの現地の労働者に混じって朝食をいただくことにした。 人気メニューは牛肉麺だったが、みんな頼んでいたので時間がかかりそう。 美味しそうではあったものの、すぐ出てくる包子を食べることにした。
しばらく食べていると、どうやら一つの牛肉麺が誰が注文したかわからず行き場を失っていた。 せっかくなので私たちのテーブルに回収して食べることにした。 結構しっかりと味付けがされた牛肉で美味しかった。 それもそのはずで、この一帯は牛肉の産地なのだ。 しっかりと食べて二人で300円ほど。

黄龍へのアクセスとロープウェイ

黄龍への道にいた牛

黄龍への車内から撮影した羊

昨日出会った男性と食堂で合流し、そのままホテル前からフロントで予約しておいたタクシーに乗り込んだ。 この日のホテル松潘川主寺阿帝大酒店から黄龍までは車で一時間ほど。
私たちがいた九寨黄龍空港側の町から黄龍に行くには、4000m超えの峠を超えていく必要がある。 最高地点あたりは私たちが訪れた10月初めでも、雪が降っていた。 多くの放し飼いにされた牛たちや羊をチラ見しつつ、黄龍までのドライブを楽しんだ。

黄龍はあまり標高差はないが山だ。 山頂までのアクセスは、歩いて登るかロープウェイを使うかである。 私たちはロープウェイを使うことにし、同行の男性は歩いて登ることにしたようだ。 するとタクシーの運転手が、代わりにチケットを買ってくるという。 値段は正規の料金と同じ4000円程度。 どうやら彼らはチケット購入の紹介をすることで、同料金でも多少の紹介料が受け取れるということらしい。 タクシーはホテル紹介だし運転手も信頼できる感じではあったので、私たちには特に問題はなかった。 しばらく待つと、入場とロープウェイのチケットを持って来てくれた。

色彩豊かな黄龍の風景

ロープウェイを登ると標高は3200m程度。 ここから黄龍のメインの一つである五彩池には、ほぼ平坦な道を歩いて行く。 この道はしっかりと整備された道であり、トイレや酸素バーが備え付けられている。 多少調子が悪いくらいなら酸素バーを利用しつつやりすごすことになる。 もちろん高山病がひどい場合はすぐさま下山だろうが。
しばらく歩くと黄龍の美しい景観が目に入るようになる。 最後に五彩池の周りで少し登りがあるが、その美しい景観を眺めながらなので疲れも忘れることができるだろう。
ベストのポイントに行くと写真を撮ってくれる業者がいる。 普段は鬱陶しい感じもするが、中国の観光地はシーズンだとめちゃくちゃ人が多いので、それらをかき分けて写真を撮りたかったら彼らを利用するのもありかな。 私たちは使わなかったけど。

黄龍の五彩池

黄龍の五彩池

ここでタクシーをシェアした男性と遭遇。 私たちはかなりゆっくり歩いてきたが、五彩池にたどり着くまでの時間は歩いて登ってもさほど変わらないようだ。
さて、ここまで来たあとは黄龍独特の美しい景色を眺めながら降っていくことになる。 この間の写真は下のギャラリーにまとめておいたので時間があったらご覧いただきたい。

黄龍から九寨溝への移動

黄龍を下りきった私たちは、もう一人の男性・タクシー運転手と合流し、一路九寨溝へと旅立つことになる。 どういう契約になっているのかはわからないが、途中のガソリンスタンドから別の運転手への交代があった。 それも含めて九寨溝のホテルへのドライブは三時間ほどかかったのだった。 ホテルに着いたあとは買い物などをしつつ、次の日からの九寨溝観光の準備をした。

ホテル 九寨童活精品酒店 (3000円)

このホテルは夕食が含まれていた。 味も結構美味しかったし、何か怪しげな薬膳酒が一杯無料で付いていた。 入り口のところで牛肉とジャガイモのBBQのようなこともやっており、食後にビールを片手に一つ二つつまんだらなかなか美味しかった。 部屋は広くて結構綺麗。 問題だったのはシャワー室の水はけが異常に悪かったくらいだろうか。 使ったあとしばらくバスルームの床が水浸しだった。 夕食後に九寨溝の観光案内を30分ほどホテルの人がしてくれる。 次の日の予定が決まってない人には役立つだろう。 おすすめできるホテル。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. 海外旅行記・中国 〜黄龍・九寨溝エリアへの旅立ち

3. 海外旅行記・中国 〜九寨溝の美しい森と湖と川と1

4. 海外旅行記・中国 〜九寨溝の美しい森と湖と川と2

D

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください