海外旅行記・アメリカ東部 〜のんびりシカゴで二泊三日

嫁のAdvanced Photon Sorces(APS)での放射光の実験を手伝った後、打ち上げがてらシカゴに行くことにした時のお話。   APSからシカゴは車で一時間ほど。 そういう意味ではAPSは都会が近い良い職場だ。 APSの周り自体は自然豊かな場所だし。 良いポジション空いてないかな。
この投稿では旅程に沿って観光地について書いていき、レストランとホテルについては別投稿にまとめる。

一日目 シカゴの中華街からウィリスタワーへ

ハイウェイを降りてまず向かったのはシカゴの中華街。 旅行中にひとつはdimsumを挟むのが私たちの習慣。 中華街の辺りは結構細い道がごちゃついていて、運転が大変だった。
最初は目当てのdimsum屋さんの近くで、中華街の中に駐車できるとこを探していたのだ。 狭いスペースに頑張って縦列駐車してみたが、 停めた後にそこの駐車は特別許可が必要という看板に気付く。 他に駐車できそうなところも見付からなかったので、中華街の中は諦めて外に出ることにしたのだった。
すると実は中華街のすぐ外に中華街専用の巨大な駐車場があった。 観光で来た人は最初からこの駐車場を目指した方が分かりやすくて良いと思う。 この駐車場から中華街の入り口までは50mほどだ。 dimsumの詳細は別投稿で。

dimsumを済ませた後はシカゴのダウンタウンまでドライブ。 ちょっと街中の運転はドキドキしたが、何の問題もなく順調。 予約しておいた駐車場へと駐車し、ヒルトンガーデンインへとチェックインしたのだった。
シカゴのホテルは駐車場がべらぼうに高い。 ダウンタウンの辺りにいくつか駐車場があるので、そこまで自分で停めにいった方がだいぶ安くなる。 Wabash-Randolph Self Parkが私たちの使った駐車場。 二日で50$くらいだったかと。 少し狭いけど問題なく駐車ができた。

シカゴのKidney bean

シカゴの高層ビルとkidney beanに映る高層ビル

荷物をホテルにおいたらさっそく観光。 まずはシカゴの公園を少し散策。  名物のkidney beanをのぞいたり。 Kidney beanのあたりからはシカゴの高層ビル群が綺麗に見えて良い。

シカゴのウィリスタワー

ウィリスタワーの写真撮影用の飛び出たガラス空間

この日のメインはシカゴ一高いウィリスタワーで、日の入りと夜景の鑑賞。 先にオンラインで購入しておいたチケットを見せて入場。 この日は混んでいなかったので、全く並ばず入ることができた。 ちょろっとシカゴタワーの歴史みたいな映像を見てからエレベーターに向かう。 エレベーターも来たのにそのまま乗れるくらい空いていた。
エレベーターを上がるとシカゴの市街地を一望できる。 この手のタワーによくあるガラス張りの透明な床が二箇所あるので写真撮影に良い。 さずがにそこは少しだけ並んでいた。

シカゴの夜景

ウィリスタワーからのシカゴの夜景

そんなことをしたり買い物をしたりなどして日の入りを待つ。 この日の日の入りは普通。 どちらかというとそのあとの夜景の方が印象的だった。 最近だと札幌の夜景がとても綺麗だったけどシカゴの夜景もなかなか。 アメリカの夜景は暖色であったかい感じ。
その後は一旦ホテルに戻ってから、夕食を食べに出直したのであった。

二日目・三日目 シカゴ美術館とシカゴピザ

シカゴのトランプタワー

シカゴのトランプタワー・・・この時は彼が大統領になるとは思わず

この日はホテルでのんびりとおきだして、ホテルの周りを散策。 私たちの地元では目にかからなかったpeet’s coffeeのエスプレッソで朝のスタート。 ちなみにアメリカのスーパーで売ってるコーヒー豆だとpeet’s coffeeが一番優秀だと思う。 苦いコーヒーが好きだったら。 スターバックスの豆も悪くないけど。

シカゴのミシガン湖

ミシガン湖からの高層ビル群

続けて街中を散策してから二日連続のdimsum。 シカゴのミシガン湖沿いの公園を散策したのだった。 現地住民にならって湖に足を突っ込んで休憩。 この辺りはとても綺麗に整備されている。 シカゴに住んでいたら通う感じの場所だ。

シカゴ美術館の特設展

シカゴ美術館の特設展はゴッホの寝室だった

公園をうろちょろした後は、シカゴの美術館を訪れたのだった。 シカゴの美術館は印象派好きの嫁のおすすめだったのだ。 期待していた通り良い品揃えの美術館であった。 また特設展もゴッホの寝室特集。 何点かあるゴッホの寝室が大集合していた。
美術館を一通り探索した後は、シカゴピザで夕食。 その後はホテルまでゆっくりと歩いて帰りつつ、シカゴの川の橋の上から日の入りを狙ったのであった。

シカゴ郊外の風力発電

シカゴのあたりは風が強いのか郊外に風力発電がある

最終日は朝から最近有名らしいパンケーキ屋さんで朝食。 私はオムレツセットみたいの、嫁はパンケーキをオーダー。 両方それなりに美味しかったけど、アメリカのパンケーキは少し甘すぎるかな。 そのあとはチェックアウトして、駐車場から車を回収。 テネシーまで8時間ドライブに出発したのであった。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. 海外旅行記・アメリカ東部 〜シカゴのホテル・レストラン

D

 

海外旅行記・中国 〜上海の観光名所を巡る

今回は中国で経済的にはナンバー1と言って良いであろう大都市上海について書きたい。 実は上海を目的地として観光にいったことはないのだ。 しかし日本と中国の杭州を行き来するのには上海経由が便利。 というわけで経由ついでに何度か観光をしたので、その時訪れた観光名所について書きたい。 レストラン・ホテル情報は別投稿にまとめる。

リニアモーターカー

上海のリニアモーターカー

上海のリニア

最初に上海経由した時に空港へ移動するのに利用。 商業利用している数少ないリニアモーターカーの一つなので、ネタとしては面白いが地下鉄より運賃が高い(〜8$)。 浦東空港には地下鉄で行っても大した時間がかからない。
しかし最高速度は300km/hまでしか上げていなかった。 新幹線の方が早い。 今調べて見たら時間によっては430km/hまで上げているようだ。

南京路

上海の繁華街。 地下鉄の駅があるのでアクセスが良い。 たくさんのショッピング用のお店やら、レストランがある。 日本からのお店では吉野家があって、なぜかソフトクリームを食べたのを覚えている。 観光客向けのお店もたくさんあるので、お土産を買っている人もいる。
とはいえまあ普通の繁華街。 渋谷のセンター街に観光で行く感覚で観光はできるだろうけど。 美味しい焼き包子のお店がある。

外灘

外灘から眺めた対岸

外灘側から眺めた対岸

南京路を抜けてそのまま川まで歩いて行くとある。 西洋建築の建物が並んでいて荘厳な眺めである。 川の反対側を見渡すと、高層建築の建物がずらっと並んでいるので上海の今昔を楽しめる。
川沿いは公園の様に整備されているので、ぶらぶら歩いて回ったり写真撮影をしたりしてると結構時間が経っていたりする。 初回に上海を訪ねた時は半日しか時間がなかったので、地下鉄で南京路に行ってそれから外灘まで歩いてぶらぶらしてたら夕食の時間になっていた。

豫園

上海の豫園

豫園の中庭

こちらは二度目の上海経由をした時の観光。 上海で一泊して朝から豫園へと素人タクシーアプリ滴滴で向かった。 話は変わるが最近どの国に行ってもこの手の素人タクシー会社がある気がする。 フランスもあった。 日本は法律上ダメなのかな?
話を戻すと豫園は良い感じの古い庭園だ。 結構綺麗に管理されているし、そこまで人も多くない。 入場料はかかるが(〜7$)時間があるなら是非訪れてみると良い。
豫園の周りには大量のお土産屋さんやちょっとした食べ物の屋台がたくさんある。 適当な屋台でチキン棒みたいのを買い食いしたら結構美味しかった。

豫園の周りでご飯を食べようと思うと、小籠包の南翔饅頭店が有名。 私たちは2階のレストランに入った。 饅頭にストローをさして中の汁を飲むメニューが最近は名物らしい。 小籠包も普通に美味しかったけどちょっと高い。 嫁の地元の小籠包屋とかでも安くて結構美味しいので、旅行なら良いけど住んでたら行くか悩むところ。
ちなみに1階でテイクアウトを買って外で食べるならだいぶ安いようだ。 あと2階よりもう少し高級レストランになっている店舗もあるよう。 目的に合わせて店舗を選ぶと良い。 私が次にもう一度行くとしたら1階を選ぶ。

東方明珠電視塔

東方明珠電視塔から

東方明珠電視塔の透明床を通した眺め

三度目の上海経由観光。 まだ登っていなかったテレビ塔に行って見ることにした。
地下鉄で最寄り駅まで移動。 地下鉄を降りたらランドアバウトの上の歩道橋を歩いてタワーの近くまで。 入り口のゲート近くにチケット売り場がある。 私たちは夜のクルーズと合わせてチケットを購入した(〜25$)。
ゲートを通ると塔はすぐそこ。 入り口を潜ると確かセキュリティーチェックがあったような。 セキュリティーを抜けると高層階(上球)へ向かうエレベータへの列に並ぶことになる。 私が行った時はそんなに混んでいなかったので、10分くらいでエレベータに乗れたかと思う。
エレベータを上がると上海をぐるっと一望できる展望台がある。 この手のタワーのお約束、下が見えるガラス張りの通路もある。 さらにもう一つ上の階層があるのだけど別料金。

黄浦江のナイトクルーズ

上海ナイトクルーズ

上海ナイトクルーズの東方明珠電視塔側

上海ナイトクルーズ外灘側

上海ナイトクルーズ外灘側

上海の黄浦江のナイトクルーズ。 東方明珠電視塔から歩いて10分もしないあたりに船着場がある。 上海の夜景を船の上から楽しめる。 東方明珠電視塔とセットのチケットだと安い席なので、中に座っているとそんなに見晴らしが良いわけではない。 しかし外や窓際に行けば十分上海の夜景が楽しめる。

関連記事

海外旅行記のまとめ

D&X

海外旅行記・アメリカ東部 〜ワシントンDC桜祭り

2015年の四月嫁と旅行を計画し、ワシントンDCを訪れることにした。 DCは中学校の時に地元の市の派遣プログラムで一度訪れた時があったのだが、その時以来の十数年ぶりの再訪であった。 10年以上経っているのに不思議なことだが、DCはその当時とあまり変わっていないように感じられた。
この旅行の目的はDCの桜。 アメリカ在住の利と少しの運を活かして、ばっちりと桜のピークに合わせることができたのだった。 桜の開花予想はウェブで随時更新されているので、近くに住んでるならばそんなに苦労せずにピークに訪問することができる。 しかし私たちの場合はちょっと遠いのでホテルを取る必要があり、少し前に旅程を決める必要があった。

DCは当時のアパートから車で六時間ほどなので、初日は移動でおしまい。 嫁と二人で交互に運転して、のんびりとDCまでたどり着いたのであった。 まずは郊外のホテルにチェックインして、近くの地中海レストランで食事を食べたのだった。

次の日起き出すと、車はホテルに置いたまま地下鉄でDCの中心部を目指した。 地下鉄のスミソニアンの駅で降りると、まずは国会議事堂の周りで軽く桜を見学。

DCの桜祭りのパレード

かなり見物客が多い桜祭りのパレード

この日は桜祭りのパレードがあったので、スミソニアン博物館の前あたりに陣取ってパレードの見学をすることにしたのだった。 パレードは結構長くて二時間ほど続く。 嫁は写真を撮るのに夢中だったので、私は周りをうろちょろと歩きつつ眺めるのに良い場所などを探していた。 しかし結構人気のパレードで早めに来ないと前の方で見るのは難しい感じ。

桜祭りのパレード ドラえもん

桜祭りのパレードにドラえもんが

パレードにはアメリカ的なマーチングバンドやミス桜祭り?などに加えて、日本のアニメキャラクターやどっかの日本の大学の和太鼓バンドなどが参加していた。
ちなみにトイレに行きたかったら博物館に無料で入場できるので博物館に行けばよい。 しかしセキュリティーチェックを抜けないといけないので、限界ギリギリまで待っていると結構時間がかかったりするので注意。

その後は桜祭りの出店が出ている一角を訪れ、屋台で焼き鳥なんかを買い食い。 屋台はたくさん出ているのだけど、やっぱり日本レストランの出している屋台は人気でえらい並ぶ必要がある。 かたや多国籍レストランなんかが出しているところだと多少列は短い。
後は麒麟なんかの生ビールが飲めたり、白鶴だったかな?ちょっと高かったような記憶もあるが日本酒の試飲会などもやっていたのだった。 あとはちょろっとアンケートに答えて記念品がもらえるイベントなどをしていた。

その後は普通のDC観光を一通り。 ホワイトハウスからワシントンメモリアルそのまま公園を歩き抜けてリンカーン記念堂へ。 天気が良かったので白い建物が青い空に映えていてとても綺麗だったのを覚えている。

DCの桜

白い桜には二羽の黒い鳥が

一通りの観光を終えた後はこの旅の目的だった花見をしにポトマック川周辺の公園を歩いて回った。 ほぼ満開の時期だったのでどの辺りへ行っても綺麗な桜を楽しむことができたのだった。

夕陽に染まるDCの桜

夕陽に染まるDCの桜

まただんだん暗くなる中で夕陽に染まっていく桜は格別に美しいものであった。 最後は湖畔に座ってDCに沈む日の入りを眺めておしまい。 晴れていればDCはとても印象的な夕日を眺めることができるのだ。

DCの日の入り

関連記事

海外旅行記のまとめ

D

海外旅行記・アメリカ東部 〜ニューヨークのレストラン

頑張って書いてはみたものの、ニューヨークはあまり食事の記憶がなかった。 買い食いで済ませたのが多かったのかな。 以下は思い出せたレストランたち。 大都市はどこでもそうかもしれないが、ニューヨークはお金を出せば美味しいものが食べられる。

Petrossian Boutique & Cafe  朝食

友達とニューヨーク旅行に行った時に友達が見つけてきたお店。 男二人の朝食にはちょっとお洒落過ぎたかもしれないが、味は抜群だった。 素材がよかったのかな。 今グーグルしてみたら見つかったので、今でもあるということは美味しいのだろう。 ロシア料理の店だと思ってたんだけど、今適当に見た感じではロシア料理とは書いていなかった。 名前の印象かな?

KNICKERBOCKER BAR&GRIL

正直アメリカのステーキのポテンシャルを見謝っていたと思わされたお店。 友達とでかいtボーンをシェア。 肉質も脂質も良く結構な量を一気にたべきってしまった。 サイドも美味しく満足。 ちょっと時間をはずしていたので、予約なしで待つことなく食べられた。 今調べて見るとべらぼうに有名店という感じでもなさそう。 しかし評価も高いし、それなりに出るところには出ているお店のようだ。 なんで当時の我々がこのお店を選んだかは謎だが、間違いなく記憶に残るステーキだった。

Wolfgang’s Steakhouse ウルフギャングス・ステーキ・ハウス

上記のステーキ屋でこれなんだから超有名店のここならと期待して入ったお店。 ここは超人気店なので予約が必要だろう。 頼んだのはやはりtボーンステーキ。 このときは4人だったのだが、3人前くらいを頼んだったのかな。
さて味の方だが、おいしかったのだ。 おいしかったのだが、上のお店の方がもっと美味しかったのだ。 私の感覚としては、こちらのお店はいわゆるアメリカのステーキで、ウェット感が足りなかったのかな。 結局のところ私は牛は脂質が好きなのかもしれない。

Grand Central Oyster Bar グランドセントラル駅のオイスターバー

ニューヨークにいくたびに使っている気がする。 お一人様だとカウンターで気楽に、複数の時はテーブル席でのんびりと。 生牡蠣新鮮で美味しいものを揃えていると思う。 名物らしいクラムチャウダーは妙に塩気がなかったりあまり良い印象はない。 他のメニューも美味しかったとは思うけど、やっぱり生牡蠣を食べるとこだなここは。

china grill MoMAの近くの中華レストラン

ちょっとホテルの近場で食べれるとこを探していて入ったお店。 アメリカンな中華だったけど美味しかった。 ちょっと高かったけど。 トイレが地下にあった。

China Wok ハーレム地区の中華

ほぼ持ち帰り専用的な様相。 私たちも持ち帰りでビーフブロッコリーなどを注文。 やはりアメリカンな中華だけど、味は結構おいしかった。 受け渡しがガラス張りの直接手が届かないようになっているカウンターで、昔は治安が悪かったんだろうなあという印象を抱いた。

Yatenga ハーレム地区にあるおしゃれなフレンチビストロ

こちらもハーレム地区。 ホテルに近かったので夕食を食べに向かったのだった。 とてもおしゃれな感じのお店で、この一角には観光客が多かった。 料理はあんまり覚えてないけど、おしゃれなお店だった。 地下鉄からも135の通りと大通りでアクセスできるので比較的アクセスしやすいだろう。

関連記事

海外旅行記のまとめ

D

海外旅行記・アメリカ東部 〜世界の中心ニューヨークの名所

海外旅行をする中で、いろいろな都市を訪れた。 その中でもやはり一番の大都市は世界の中心ニューヨークだろう。 訪れたのはだいぶ昔になってしまったので、記憶に残っていることだけ簡単に書いていくことにする。 1度目は友人と3日ほど。 この時はホテルがハーレム地区の中でちょっとドキドキだったんだけどまあ大丈夫だった。 2度目は両親とナイアガラ観光を合わせて。 この投稿では観光場所について書き、食事に関しては別投稿にまとめたいと思う。

メトロポリタン美術館

言わずと知れた世界最大級の美術館。一日じゃ回り切れない展示物が陳列されている。 見たいものがあるなら、ある程度回る場所を決めておいた方がよいだろう。 私たちは適当にぷらぷらしていたが、それはそれでよかった。 ちなみに任意だからいくらでも良いとかいう入場料だが、普通にチケットカウンターで言われた値段で入場した。

MoMA

近代美術館とはいうものの、他にも良質な作品が揃っている。 印象派の作品が結構あるので私には良かった。 特に巨大なモネの睡蓮があるので一度は見ておくと良いものだ。 最近パリのオランジェリー美術館を訪ねる機会があった。 オランジェリーの睡蓮を見たあとで、このMoMAの睡蓮がどのように見えるか気になっている。 ぜひもう一度おとずれてみたい美術館である。 他にもゴッホの”the starry night”など必見の絵画が結構ある。

Guggenheim

一方こちらは結構しっかりと現代美術。 そのため私には展示美術の理解は難しかったが、螺旋状に配置された美術と建物がおしゃれ。 パリの現代美術館ポンピドゥセンターもそうだったが、あまり深く考えないと楽しめる。

ロックフェラーセンター

ニューヨークは登れる高いビルがたくさんある。 我々が登ることにしたのは、ロックフェラーセンター。 トップオブザロックと言われている。 なんでここにしたかは忘れたが、とてもおしゃれな建物で眺めもばっちりだった。 一階のチケット売り場で切符を購入し、エレベーターで一気に最上階へ。
最上階とはいったけど、確かここからもう一階、二階上がって屋上へいくのだったかな。 トップオブザロックからはセントラルパークがよく見えるのも良い。 この時は昼間に登ったので、夜景時にもう一度ためしたいところだ。 シカゴのウィリスタワーと比べると、眺めの中のビルの密集度の高さと、やはりセントラルパークが見えるのが特徴的かな。

ヤンキースの観戦

この時代はヤンキースにイチローと黒田がいた時代だったのだ。 行ける日は限られていたので、チケットはウェブであらかじめ購入。 連れが野球派ではなく、そんなに投資はしたくないとのことであった。 そこで安めの外野席の中列から後列辺りの席を購入。
当日はプリントしたチケットを持参した。 友人はヨーロッパからのフライトが少し遅れて、試合開始には間に合わず。 アメリカの野球観戦は参加型のエンターテインメント重視。 野球派でない途中合流した友人も楽しんでいた。
この日は運良く黒田がピッチャーでイチローも先発。 そこで運を使い果たしたのか、途中雨天中断が入り最後まで観戦出来なかったのだった。 食事は焼肉サンドイッチみたいのが美味しかったような。

自由の女神

自由の女神は島に直接向かう人が多いだろう。 確かこのときは台風かなんかで自由の女神には登れないようになっていたのだ。 そこで隣の島・スタンテンアイランドに向かうフェリーに乗り船の上から自由の女神見学することにしたのだった。 同じ目的の人が結構いたので、自由の女神サイドのテラスは早めにおさえておく必要がある。 そんなに近くは通らないので、おっきく見たい人はやはり島に行った方が良いだろう。

ブロードウェイミュージカル

ネットで席を予約。 定番のオペラ座の怪人を鑑賞。 普通に良かった。 幕間のトイレがやたらと混んでいる。 ワインを買うとオペラ座の怪人がプリントされた特製のカップが手に入る。

こうして書いてみるとやはり結構忘れてしまっているということに気づいた。 旅行記は記憶がフレッシュなうちにかかないとダメだなと思った投稿であった。

関連記事

海外旅行記のまとめ

D

海外旅行記・アメリカ東部 〜サバンナからアトランタへ

サバンナの街並みを歩く

この日は近くに日の出ポイントがなかったので朝はのんびりと寝たのだった。 とはいえ8時くらいには起きだして、朝食を探しつつ周囲を散策。 日曜日だったのかな、ミサをしていた教会の前のカフェで朝食をとったのだ。
朝食後はサバンナの公園をぷらぷら歩く。 サバンナは街中に無数にある公園が特色なのだ。 その中でもフォレスト・ガンプの撮影に使われた公園は特に有名。 しかし例のベンチは移動されてしまった模様。 下のギャラリーで見れるように、サバンナの公園・市街地はとてもおしゃれな感じ。 歩いていてとても楽しい街であった。

アトランタの水族館へ

サバンナを離れた私たちはアトランタまでの四時間ほどのドライブを楽しんだ。 アトランタのセンターに近づくとみんな運転が荒いので結構大変だったが。 この日は夕方にアトランタのジョージア水族館のチケットを買っておいたので、それに間に合うように移動。 一度アトランタ・ヒルトンにチェックインしてから歩いて水族館へ向かったのだった。
水族館はなかなかのボリュームで良い感じ。 ここの水族館はよく混んでいるので、人気のコーナーを見るのが結構大変なのが難点かな。 人気のイルカショーは時間ギリギリにいったら座席がほぼ満杯。 後ろの方のすごくみにくい場所からみることになってしまった。 イルカショーを良い座席からみたいなら、少し早めに並んだ方がよいかも。 ちなみに前の方だと水をかぶる。 ショーはアメリカンな感じのストーリー仕立て。 まあまあ楽しめた。

アトランタ ジョージア水族館

水族館の後は夕食。 この日はジャパニーズレストラン。 詳細は投稿下部に書くが美味しかった。 ホテルに戻ったのは10時過ぎくらいなので、次の日に備えてさくっとお休みすることにしたのだった。

アトランタのdim sumとアジア系スーパーマーケット

アメリカ東南部の旅最終日はアトランタの飲茶レストランとショッピングがメイン。 一店目は次の日からの日常生活に備えて、Hmartという韓国系のスーパーマーケット。 アジア系のフレッシュな野菜がたくさん置いてある。 調味料・お酒・お菓子・お惣菜なんかも品揃えが良いので、近場にあるなら良いスーパーだ。 ちなみにこの旅では訪れなかったが、Tomateっていう日本系のお店もある。 規模はそんなに大きくないが、かゆいところに手が届く感じの品揃え。

日常ショッピングを済ませた後は、嫁の買い物をするべくアトランタのアウトレットモール(the outlet shoppes)へ。 ここは南部では珍しくkate spadeのアウトレットがあったのだ。 ちょろちょろと買い物をして満足した私たちは、三時間ほどかけてアパートまで戻るドライブへと旅立つのであった。

レストラン情報

朝食(サバンナ):Mirabelle Cafe(313 Abercorn St) ☆☆☆

美味しいワッフルが食べられた。 はっきりとは覚えていないが、他にもサンドイッチなどのメニューがあったかな。

夕食(アトランタ):Nakato Japanese Restaurant(1776 Cheshire Bridge Rd NE) ☆☆☆☆

アトランタの和食屋さん。 寿司か鉄板焼きか和食かで分かれてたのかな。 私たちは寿司のお店。 ナス田楽などの前菜と、寿司を二人前オーダー。 値段もそれなりに良いが、良い仕事をしていたと思う。 内装などのお店の雰囲気も良し。 ちょっと日本語をしゃべる韓国人のウエイターが丁寧に説明をしてくれた。 ちなみに駐車場はセルフとバレットがある。 セルフはお店の反対側に回る必要あり。

ブランチ(アトランタ): Canton House Chinese Restaurant(4825 Buford Hwy NE) ☆☆☆☆

私たちは飲茶(dimsum)大好き。 ここが特別良かったというわけではなく、基礎点で星4つは行ってしまう。 値段は割と安いので、ワゴンで運ばれてくるお皿を次々とってお腹いっぱいに食べられる。 リブ肉の蒸しものとか、蒸し餃子系、後は野菜の炒めものとかが美味しかった。 デザート系も種類が豊富だし美味しい。 このレストランはdimsumレストランの中では普通ってところだったかな。 いや美味しかったのだけど。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. 海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマスイブ・イン・チャールストン

3. 海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマス・イン・チャールストン

4. 海外旅行記・アメリカ東部 〜クリスマス後チャールストン・サバンナ

D

 

海外旅行記・ヨーロッパ 〜パリの素敵な美術館

パリ旅行3投稿目。 オルセー美術館・オランジュリー美術館を満喫し、ルーブル美術館での驚きの体験の後でも、パリにはまだまだ見るところがたくさんあるのだ。

5日目 〜マルモッタンモネ美術館・ヴェルサイユ宮殿

この日は2月の第一日曜日。 公共施設が無料で利用できる日だ。 なのでとりあえず美術館や公共施設に向かおうという話になる。 最初に向かったのはマルモッタンモネ美術館。 この美術館はやや外れにあるので、私たちのホテルから辿り着くにはChâteletから地下鉄を乗り継いで40分程度。 わかりやすい看板が地下鉄の外にあまりなかったので、事前にある程度場所を調べておいた方が良いだろう。 ちなみに夜に友人宅を訪れる予定があったため、zone1-5の地下鉄、国鉄SNCFやRERが1日乗り放題のチケットを17ユーロで購入した。 さて辿り着いてみたところ、第一日曜日にもかかわらずほとんど人がいなかった。 不思議に思いつつも、受付を素通りしセキュリティーチェックのところまで行ってみる。 するといかついセキュリティーのお兄さんがチケットを見せろという。 なので今日は第一日曜日だから無料でしょ?と尋ねてみる。 するとマルモッタンモネは私立美術館だからただじゃない、受付でチケットを買ってきてとのことであった。。 なるほど、それなりに有名な美術館だからすっかり公立だと思い込んでいたが、私立美術館じゃあ無料にはならないのは当然だ。 大人しく受付に戻ってチケットを3人分購入した。 中に入ると、ヨーロッパタイプの家の部屋の中に素敵な絵画や芸術品が飾られている。 2階も似たような感じであり、素敵な雰囲気の美術館である。 しかしこの美術館の本番はミュージアムショップを通り抜けた先にある地下にある。 地下には大きな1フロアがあり、そのフロア全体がモネの絵で囲まれているのだ。 印象派・モネ好きにはたまらない空間だ。 小さな美術館であるがこのフロアを見るためだけに、マルモッタンモネ美術館を訪れる価値があると断言できる。 特に印象派の由来となったとされる「印象・日の出」は一見の価値がある。

私たちはマルモッタンモネ美術館を後にし、RERを使ってヴェルサイユ宮殿に向かった。 途中乗り換える必要があったのだが、これが結構わかりにくい。 ホームに電光掲示板があるので、行き先をしっかりと確認しよう。 反対側のホームに行く場合は地下通路があった。 行き先が違う電車が同じホームに入ってくるため、行き先を十分に確認してから乗る必要がある。 ヴェルサイユは終点なので、降りる方は簡単であったが。 ヴェルサイユ宮殿の入り口までは駅から歩いて10分くらい。 簡単なセキュリティーチェックを抜けるとヴェルサイユ宮殿前の広場に入れる・・・のだが、そこにはとてつもなく長い列ができていた。 この列はヴェルサイユ宮殿の宮殿内に入るための列である。 無料の日なので長い列はある程度覚悟していたのだが、ここまでの列は想定外。 ちょっと話し合った結果せっかくなので、列に並んで見ることにした。 結局入り口に入るまでにかかった時間は二時間程度であった。 トイレは入ってすぐのところにあるが、タイミング次第では結構待つことになるかもしれないので注意。 気になる方は無料の日は避けた方が良いかもしれない。 宮殿内では豪華絢爛であったであろう宮殿の雰囲気を楽しむことができる。 中庭は並ばないで入ることができるし、なかなか綺麗なので時間があるなら立ち寄る価値はある。ヴェルサイユ宮殿中庭

ヴェルサイユ宮殿の中庭

ヴェルサイユ宮殿を後にした私たちは、嫁の中学校の時の同級生宅へと向かった。 RERのC線を終点まで北上し、そこから友人の迎えで家まで移動した。 嫁の友人にフランス料理をふるまってもらいつつ、楽しい時間を過ごすことができたが、問題は帰り道であった。 10時過ぎくらいに駅から電車のH線に乗ってパリの中心地まで戻って来たのだが、電車自体は新しく綺麗であったものの酔っ払い客などが多く若干不安な感じ(まあ東京でもそんなものかもしれないが)。 また最後に乗り換えてChâteletまで戻る際には、RERのB線を一駅使わないといけなかった。 この電車はとても古くて薄暗く、客層もあまりよろしくない感じであった。 一駅だけだったし十分に警戒していたこともあって何も問題はなかったのだが、夜間に長距離乗りたい感じの電車では決してなかった。

昼食 スキップ

夕食 友人宅

6日目 〜ポンピドゥー・センター

パリの現代美術館。 最終日なのでホテルからチェックアウトだけして、ホテルに荷物を預けて出かけた。 そのため最終日はホテルからは歩いてすぐのところにあった現代美術館、ポンピドューセンター(Pompidou Centre)を訪ねることにした。 私は現代美術は全く知識も理解もないので流し見するだけであったが、建物は現代的な建築であり見ていて楽しい感じはあった。 現代美術館らしくミュージアムショップは品揃えが良くて、おしゃれなものが多く楽しめた。 その後ホテルで荷物をピックアップしたのちにリヨン駅に向かい、TGVでグルノーブルへと旅立つのであった。

ポンピドゥセンター

ポンピドゥセンター外観

レストラン情報

昼食 IT Trattoria ☆☆☆

ポンピドューの近くのパスタとピザのお店。 他はサラダとかコーヒーとか。 クリームソースが少し重たかったけど、パスタは美味しかった。 フランスのお店のコーヒーはほぼ美味しい。

夕食 リヨン駅で買ったサラダ、サンドイッチなどをTGV車内にて

関連記事

海外旅行記のまとめ

D

 

 

海外旅行記・ヨーロッパ 〜何かが起こったルーブル美術館

前回の投稿に引き続きフランスはパリ旅行記。

3日目 〜ルーブル美術館

パリ旅行の三日目はルーブル美術館を訪れることにした。 ルーブル美術館は言わずと知れた世界最大級の美術館である。 私たちのパリの旅でも、もちろんメインの目的地の一つであった。 チケットはオンラインであらかじめ購入し持参。 二月の混雑していない時期であったため、真ん中の透明ピラミッドの入り口から入場することにした。 待ち時間はほとんどなし。 入場すると無料のロッカーがあるので、そこにカバンと上着をしまってルーブル美術館の探索を始めたのだった(このことを後ほど若干後悔することになる)。

ルーブルは巨大な美術館なので事前のプランニングが重要だ。 私の父がすでに何度かルーブルに来ていたため、私たちは彼のおすすめのプランをなぞることにした。 始めはサモトラケのニケを見る。 まさに教科書で見たままの姿だ、ちょっと感動。 続いて通路の展示品を眺めつつルネッサンスエリアへと向かう。 その辺に何気なくおかれているダビンチの絵などに驚きつつ、大広間へと移動したモナリザを見に行く。 モナリザはやはりあの有名なモナリザである。 見た人々が常に思っていたより小さかったという感想を述べるため、どれだけ小さいのかと思っていた私は、逆にそれなりに大きいなという印象を受けた。 さてそのまま大広間を抜けた私たちは、ナポレオンの戴冠など巨大絵画が並ぶコーナーへと向かった。 このコーナーは有名絵画が多く、その一つである民衆を導く自由の女神を眺めつつ、そういえば高校の社会科の授業で習ったななどと回想していたりした。。。

そんなときであった。 急に不思議な館内放送が流れ出したのだ。 それは平板なトーンであまり意味があるように感じられないような放送だった。 私のフランス語のリスニング能力は皆無に等しいので、フランス語だったのかもしれないがわからない。 館内放送の故障かなと気にしないことにして、鑑賞を続けることにした。 しかしそれからほんの少ししてからだった、ルーブルの職員が奥の方から現れて、逆の方向に行くように指示を出し始めたのだ。 大人しく従いつつも、これは有名人でも現れて一角を封鎖でもするのかなと、職員の反対側をのぞいて見ていたりした。 どうやらそういうわけでもないようなので、移動しつつ職員にどうなっているのか聞いて見る。 その時は職員もよくわからないと答えていた。 しばらく歩き続けていると同じ方向に歩く人たちが少しづつ増え出しており、これは何かしら起こっているのかもしれないと思いだす。 またこの頃には職員も「早く進んでください、これはあなたたちの安全のためです」というニュアンスのことを言い始めていた。 実は私たちは避難中であったのだ。 その後ルーブルの一角に避難した私たちは、安全が確保されるまで二時間ほど閉じ込められることになる。 ルーブルの職員はほとんど情報をくれないため、インターネットで原因を検索した。 するとどうやらルーブルの入り口の一つに、大型ナイフを持った男が現れて警備の兵士に撃たれたというのだ。 後ほど読んだニュースの情報では、計画的とは言い難いような事件ではあったのだが、フランス国内ではテロ事件として大々的に報道されていた。 避難室では窮屈に閉じ込められていたものの、安全は十分に確保されている雰囲気であり、それほど緊張を強いられることはなかった。 仮設の?トイレは一つしかなかったので一時間も超えたあたりからトイレに行列ができていたが。 二時間ほど待つと、外に出るように案内された。 この後どうなるんだと尋ねると、外に出れば大丈夫とだけ言われ詳細は教えてもらえない。 その後出口で武装警察によるボディーチェックを受けたのち、ルーブルの敷地外まで案内されたのだった。。。

事件後のルーブル

事件後のルーブル出口

敷地から出ると多くの報道陣や警察が周囲を囲んでおり、情報が欲しくともどこへ行ったら良いのかもわからない状況であった。 ようやく一人のルーブル職員を捕まえるもめぼしい情報はなし。 ダウンジャケットもカバンもルーブルのロッカールームだったため、寒いのを我慢して少しの間情報のアップデートを待っていたが何もなし。 諦めて近くの喫茶店に入り、昼食を食べることにした。 のんびりと時間をかけて昼食を食べ終えるが、有用な新しい情報は出て来てはいなかった。 私たちは次の日もパリにいるので、カバンはひとまず諦めてホテルに戻ることにしたのだった。 さすがにちょっと気疲れした私たちは、午後一杯ホテルで休むことにした。 その後少し気力を取り戻し、歩いて中華料理屋まで夕食を食べに行って、何かと疲れた1日を終えることができたのだった。 ちなみに夜7時過ぎにルーブルからきていたメールによると、この日のチケットは3日間有効になるそうだ。 カバンもルーブルの中だし、嫁も父もやる気だったので翌日もう一度ルーブルを訪れることにした。

レストラン情報

昼食 Café des Beaux Arts ☆☆☆

事件後慌てていた中でのんびりと、昼食とコーヒーを取ることができた。 店内がおしゃれ。 普通のカフェの食事といった感じで、バーガー、キッシュ、オムレツを注文。 料理はそれなりに美味しかったかな。

夕食 Mirama ☆☆☆☆

アジア系の食事には点が甘くなっているかもしれない。。 普通の中華料理だけどやっぱり美味しかった。 青島ビールと美味しい中華で事件疲れを多少なりとも取ることができた。 エビワンタン麺を食べた。

〜ルーブルの事件対応について〜

ルーブル職員の対応は優れていたのではないかと思う。 多数の美術品の中100人近い人をパニックをおこさせることなく誘導するというのは、重要なことでありとても難しいことではないだろうか。 ほぼ全ての時間不安を感じることなく、待っていることができたのは職員の努力も大きかったかと思う。 一方で、待ち時間はともかくお客さんをリリースする際の情報公開は、もう少しできても良かったのではないかと思う。 事件捜査との兼ね合いで情報が出しにくかったのかもしれない。 しかし、その場で待っていた方が良いのか、しばらくは何の情報も出ないから一度ルーブルから離れた方が良いのか、というような大雑把な情報だけでもあれば、その後の動きを決める手助けになったと思う。 あとは国際旅行など限られた時間の中で来ている人が多いルーブルで、チケットを三日しか延長しないのはちょっと短いかな。 3年延長とかにしておけば戻ってこれる人もいるかもしれないのにとは思った。

 

4日目 〜ルーブル美術館

ミロのビーナス

ミロのビーナス

というわけで再びやってきた、ルーブル美術館である。 この日は地下鉄の駅から直接入場口に向かうが、事件の翌日にもかかわらずとても混んでいた。 そこで私の父が知っていた、パッサージリシュリュー入り口に向かうとすぐさま入ることができた。 ロッカールームを確認すると、中の荷物は無事入ったままであった。 入り口では前日のチケットを見せるとその日の日付入りのスタンプが押されて中に入ることができた。 この日は半地下の中世ルーブルの遺跡を通り抜けて、ミロのビーナスへとまず向かう。 うん、やはりどこかで見たことのあるビーナスだ。 その後昨日途中になってしまった、自由の女神近辺の絵画を再び眺める。 事件後も何も変わらない自由の女神の姿がそこにはあった。 その後はのんびりと1日かけて残りの展示品をほぼ完走した。 ハンムラビ法典とレンブラントがフロア改修中で見れなかったのがちょっと残念。 途中カフェアンジェリーナでのお茶と昼食休憩を挟んだ。

パリ旅行の続きは次の投稿で

レストラン情報

喫茶 Café Richelieu / Angelina ☆☆☆

サービスは英語で丁寧にしてくれた。 ケーキやフルーツ・コーヒーは美味しかったが、やはり高い。 まあ場所代と考えれば悪くはない。

昼食 出口を出てすぐのフードコートのようなところ ☆☆☆

ファストフード的に食べるには十分。 値段も立地を考えればあまり高くない。 ワインを買ったら、コップは2ユーロ?(定かではない)で返却すればお金を返すよってシステムであった。

夕食 ギャラリーラファイエットのお惣菜のお持ち帰り ☆☆

父によると昔に比べてお惣菜コーナーの規模が縮小したのかな。 中華コーナーの店員の対応があまりよろしくなく、スキップして地中海料理のお店で何品か見繕う。 あとはピザ。 例のごとく嫁は気にしていなかったので、さほどひどくはなかったのだろう。 食事はまあお惣菜コーナーなので普通、コストパフォーマンスは良かったと思う。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. 海外旅行記・ヨーロッパ 〜エルミタージュ美術館へ

D

海外旅行記・ヨーロッパ 〜一度は訪れたい都パリ

残念なことに昨今どうしても治安の悪さなどが目立ってしまうパリである。 それでもパリはパリ。 いつかは必ず行きたい都市の一つだ。 治安が劇的に改善される可能性は残念ながらそう高くはないだろう。 そこでフランス在住であるこのチャンスに、メインの美術館だけでも回ってくることにしたのだ。 まずは旅行前にパリについて前情報の収集。

職場のボス「パリは危ないよ。 気をつけてね」

最近国外移住した友人「パリは窃盗・スリが多い。 最近はカツアゲも多い。 気をつけてね」

職場の友人「リヨンは安全!」

・・・不安である。。

1日目 〜モンマルトルの丘・凱旋門・シャンゼリゼ通り

何はともあれ移動はTGV。 グルノーブルからリヨン国際空港に1回停まるだけで、三時間半くらいでパリのリヨン駅(gare de lyon)に到着した。 とりあえず地下鉄のカルネ・10回券を窓口で買って地下鉄でホテルまで移動した。 ホテルはプライスラインでヒットしたホテル デ デュック ダンジュー(Hôtel des Ducs D’Anjou)に5連泊。 一泊90ユーロくらいだったと思う。 朝食はクロワッサン、パンオショコラなどをメインに、ベーコン・卵など少しの暖かい料理、ハム・チーズ、ヨーグルト・ナッツなどがついており結構良かったと思う。 ただし朝食が料金に入っていないプランならば、外に出てどこかで食べた方がコストパフォーマンスが良いかも。 実は私たちのプランは朝食なしだったことがチェックアウト時に判明したのだが、ホテル側のチェックイン時の手違いが原因であったので無料になったのだった。

パリ・モンマルトルの丘

パリ・モンマルトルの丘から

ホテルにて日本から来た私の父と合流し、ホテルの近くのパン屋さんでパンなどを買って昼食にした。 初日は特に予定は立てていなかったのだが、地下鉄に乗ってモンマルトルの丘を訪ねることにする。 とても眺めの良い丘であり、パリを一望することができる。 その後ムーランルージュ方面へとぶらぶらしつつ、映画アメリのカフェでビールを一杯。 地下鉄に乗ってエッフェル塔をチラ見、その後凱旋門に向かう。 そのままシャンゼリゼ通りを歩いて、ルイヴィトンに立ち寄ってみると春節のイベントをやっていた。 中国が今はメインの客層なのだろうか? エスカレーターで最上階まで上がってぐるぐる降りてくる構造のお店。 お店はおしゃれで見ていて楽しかった。 もちろん何も買わなかったが。 さらにシャンゼリゼ通りを歩いて、ベルギーレストランでディナー。 普通に美味しかった。

レストラン情報

昼食 Boulangerie Dheilly ☆☆☆

キッシュが美味しかった。 クロワッサン・パンオショコラなどは普通のフランスレベル、おいしい。

休憩 映画アメリのカフェ(Café des Deux Moulins) ☆

クレープは普通。 飲み物はビールだったのでまあ普通。 接客がびっくりするくらい悪かった。 おすすめはしない。 が、ウェイター次第だろうし、フランス語が堪能なら大丈夫かも。 嫁はあんまり気にしていなかったので私がセンシティブなだけかもしれないが。 と思ってグーグルのレビューを見たら、時折最悪の接客というコメントあり。 同じ人にあたったのかな。

夕食 Léon de Bruxelles – Champs Elysées ☆☆☆

ムール貝が有名。 ビールに良くあっておいしかったけど、ムール貝はムール貝。 サラダが良かったかな。 妊娠中の嫁用に頼んだ牛肉の煮込みももそこそこ美味しかった。

2日目 〜オルセー美術館・オランジュリー美術館

ホテルで朝食を食べた後バスでオルセー美術館に向かう。 オープン10分前の9時20分からチケットを買う方の列に並んだが、二月の平日だったので全く混んでいなかった。 オランジュリーとのコンボチケットを買って入場。 リュックタイプのカバンはクロークに預ける必要あり。 私たちは最上階の印象派のフロアをすぐさま訪れた。 このフロアには数多くの印象派の作品が展示されており、印象派好きにはたまらない。 もくろみ通りしばらくの間はあまり人が来ず、数多くの名画をのんびりと眺めることができたのだった。 その後他のフロアや特別展示などを鑑賞し、お昼はオルセー美術館内のカフェで軽く済ませた。 2時過ぎくらいにはオルセーのメインの展示物を見終えることができたので、後ろ髪を引かれつつもオランジュリー美術館に移動した。 オランジュリー美術館はオルセーから歩いてすぐ。 ここはなんといってもモネの睡蓮の絵を見るためにあると言っても良いだろう。 計8枚の横幅10m超の睡蓮の絵が、この絵画を展示するために作られた二つの展示室に飾られているのだ。 私たちを取り囲む異なった表情を見せる睡蓮の絵達に、時を忘れて見入ってしまっていた。 その後オランジェリーのその他の展示を一通り鑑賞して、この日の密度の濃い絵画鑑賞を終えることになった。 その後はライトアップされたノートルダム寺院の脇を通り抜けて、L’INITIALという日本人シェフのフランス料理屋でディナーを食べてホテルへと戻った。

レストラン情報

昼食 The Café Campana ☆☆☆

オルセーはレストランが結構有名だったので少し悩んだのだが、軽く食べたかったのでこちらのカフェをチョイスした。 印象派のフロアを出てすぐにあるので、印象派で疲れた足を癒すのにちょうど良いかもしれない。 サービスは迅速だったし結構良かった。 味はよく覚えてないので、まあ普通だったのだろう。

夕食 Restaurant L’INITIAL  ☆☆☆☆☆

滞在中で一番美味しかったレストラン。 日本人シェフの作るフレンチ。 従業員はみんな日本人。 日本語での落ち着いたサービスが受けられるのは、海外旅行に気を張っているなか心休まるし嬉しいものだ。 せっかくなのでプレート数の多い48ユーロのコースを頼んだ。 正直48ユーロで良いのか不安になるくらい、全ての料理が美味しかった。 なかでもフォアグラのソテーと果物の柿を合わせたプレートと、牛肉とトリフュのステーキは絶品。 日本人シェフのセンスを感じるメニューであった。 三時間ほどかけてゆっくりと料理を楽しむことができた。 もう一度パリに戻るときは是非とも再訪したいレストランである。

長くなって来たので、旅行の続きは次の投稿に回すことにする。

関連記事

海外旅行記のまとめ

D