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国による生活環境の違いについて 〜4カ国+1に住んでみての感想

ブログを始めてから1年と少し。 気づいたら投稿数も200に至っていた。
せっかくなので何かしら節目に書くのに良いテーマがないものかとしばらく考えていたのだけど、これがなかなか思い浮かばないもの。

100投稿目の時には何を書いたのかと見直して見たら、海外ポスドクのための就職活動などについて書いていた。

内部リンク: 海外でのポスドクの始め方 〜応募から面接まで

何かこの投稿に関連した内容でも書いてみようかなと思ったのだけどこれもまたとくにネタがない。 久しぶりにその投稿を最後まで読んでみたら、国による労働環境の違いについて書いた投稿へのリンクをみつけた。

内部リンク: 国による労働環境の違い 〜四カ国働いてみた感想

各国いろいろと特色のある労働環境があって、一概に良いとか悪いとかは言い難いもの。 とはいえその違いはとても大きいので、人によって合う国合わない国とあるだろう。

生活環境についても同じようなことが言えると思う。
せっかく数カ国を渡り歩き各国での居住経験が増えてきたので、各国での生活環境の違いについて簡単に振り返ってみることにした。 主に居住環境、食環境、それから最近気になるところの安全面について。
この投稿では各国(日本、アメリカ、フランス、フィンランド、とおまけで中国の短期滞在)の生活環境の違いについて書いてみる。

日本の生活環境

日本の居住環境

生活施設  ☆☆☆☆
賃貸住宅  ☆☆
公共交通  ☆☆☆

生まれた国で慣れているからというのはあるのだろうけど、ハード的な意味で暮らしやすい国だと思う。
都市部は基本的にどこでも清潔だし、田舎に行ってもよく整備されている。 よく話題になるように、トイレにはだいぶ気合が入っている。 日本旅行をした外国人の友人はやっぱりトイレの話はしていた。
公衆トイレのウオッシュレットは他の国で御目に掛かることはまずないだろう。 フィンランドはシャワーがついてるけど。
そうそうコンビニの品揃えはとても良いと思う。 海外でも24時間のコンビニはたくさんあるけれど、出来合えのお弁当・お惣菜やホットフードの品揃えが日本ほど揃ってるお店はなかなかお目にかからない。

アパートは東京はべらぼうに高いけれど、他だとそうでもない。
問題点としては東京を中心にして部屋が狭いことが多い。 もちろん家賃をあげればいいのだけどね。 でも以外と土地のある田舎でもこざっぱりとしたアパートが多いのが不思議。
靴を脱ぐ前提で作られているアパートってのは珍しいかね。 フィンランドも割とそうかな。

公共交通もよく整っている。 特に都市部ではよく鉄道・地下鉄網が整備されてるので便利。 東京ではあまり使っていなかったけれど、バスはどうだったんだろう。 値段は短距離ならさほど高くないか。 でも長距離になると急に高くなったりする。 新幹線は先進国と比べてもちょっと高い。
車はあれば便利だけど、都市部ではなくてもなんとかなるところも多い。 田舎での生活には必要だけど。

日本の食生活

食材       ☆☆☆☆☆
レストラン    ☆☆☆☆☆
ファストフード  ☆☆☆☆☆

これもやはり地元の贔屓目はあるけれど、食環境は極めて良好でしょう。
まずは食材が豊富だし美味しい。 体験した国の中では生の野菜の味、それから種類は日本がかなり優秀だと思う。 キノコ類も色々簡単に買えるし。
それに魚の刺身を気兼ねなく美味しく食べられるのはやっぱり日本。 というか他の国だとサーモン以外の刺身を手に入れるのは少し苦労する。 沿岸都市ならそんなことはないかもしれないけど。

ただやっぱりどの国の人でも、自分の地元の国じゃないとベストの食材が手に入らないという。 一度中国人とインドネシア人と食材について語らっていたのだけど、みんな自分の国じゃないから思うように料理できないって言っていた。
例えばインドネシアだと、新鮮な香草が料理に重要。 彼らにとって新鮮な香草が手に入って美味しく料理できるのは自国だけだそうな。

レストランに話を移すと、日本は各国の料理がバランスよく食べられるのも良いところ。 値段もヨーロッパ圏と比較すればさほど高くはない。 というかだいぶ安いか。 同時に高級レストランに行けば最高級の味も楽しめる。
あと安いチェーン店のバリエーションが素敵だと思う。 定食屋さん的なチェーン店って海外だとあまり見かけない。 一方でいわゆるファストフード的なチェーンもたくさんある。

日本の安全面

大事件    ☆☆☆☆☆
軽犯罪    ☆☆☆
自然災害   ☆☆

日本は安全な国だとはよく言われているが、これについてはそういうところもあるしそうでもないところもあると思う。 テロの危険はないとは言わないが、ヨーロッパに比べたらだいぶ低いのは確かだろう。
アメリカのように銃乱射が起こるなんてこともまずはないだろう。

とはいえ都市部の繁華街が安全な雰囲気かって言われると、新宿の繁華街あたりや上野の場末なんて行くと結構変な人多いし。 しつこいキャッチに絡まれるようなことって、他の国ではあまりないんじゃないかな。
いや何もしていないで犯罪に巻き込まれる確率は低いのかもしれないが、他の先進国でも犯罪に巻き込まれそうな場所に行くことなんてそうそうない。
日本でもちょっと気をぬくとスリはいるし、変な詐欺師みたいのに出会うこともある。 田舎に行けばヤンキーに絡まれることもあるし。

結局普通の暮らしをしているぶんにはやや安全といったくらいだろうか。
ただしかしそれを相殺するくらい、地震をはじめとした天災が多い国でもあるのでトータルでとんとんかな。

日本の総合的な暮らしやすさ

というわけで全般的にはとても過ごしやすいと思う。
一方で長期間暮らすにはちょっと気疲れする国でもあると思う。 外国からふらっとやってきて数ヶ月観光するにはとても良い国だけど。 外国人が長期間住んで働いてとするなら、悪いとは言わないがおすすめするというほどでもない。

アメリカの居住環境

アメリカの居住環境

生活施設  ☆☆☆
賃貸住宅  ☆☆☆☆
公共交通  ☆☆☆

アメリカも最近はどこに行っても清潔な感じだ。 とくに観光地は綺麗に整備されていることが多い。 田舎の高速の休憩所のトイレとかでも綺麗になってきているし。
田舎は田舎でのんびりとした車生活という感じで、やっぱりアメリカは過ごしやすい国。

アパートは田舎ならかなり安い。 かなり広いアパートをリーズナブルな値段で借りられる。 ただ最近少しずつ値上がりしている印象。
家具付きのアパートもないことはないけれど、ヨーロッパに比べると少ないかな。 フィンランドもあまりないけれど。
一方で都市部で良いところに住もうと思うとべらぼうに高い。 そういう意味では日本と同じか。

公共交通は田舎ではほとんどないので、車必須な社会なところも結構ある。 一方で都市部はそれなりに地下鉄などが便利。
東京ほどの交通ネットワークを作ってるところはそうそうないだろうけど。

アメリカの食生活

食材       ☆☆☆☆
レストラン    ☆☆☆☆
ファストフード  ☆☆☆☆

アメリカは食材は悪くない。
意外と生の野菜が美味しいし値段も安い。 肉類は豚牛鳥に加えてターキーくらいだけど安い。 内陸部だと魚介はあんまり。 中華スーパーとかでそれなりには手に入ったけど。

食事はもちろん高いレストランに行けば美味しいけど、普通のレストランは大味なことも多い。 それはそれで食べ過ぎなければ美味しいんだけどね。
値段は少し高め ただ量は結構多いし、余った料理をバッグに詰めて持って帰れるのが良いところ。 高級レストランだと知らないけれど、それなりにしっかりしたレストランでも持ち帰れる。 ガスガスと余った料理を詰めて持って帰るのってヨーロッパではあまり見ないんだけどアメリカだけかな?

ファストフードのチェーンも結構種類がある。 バーガー系、サブ系は美味しいし安い。 ピザやフライドチキン系も良い。 メキシカン系や中華系も良い。
でもやっぱりアメリカ生活中は吉野家、松屋とか大戸屋が欲しいと思ってたな。

アメリカの安全面

大事件    ☆☆
軽犯罪    ☆☆☆☆
自然災害   ☆☆☆

アメリカの安全性って気になるところかもしれないが、普通に田舎町で働いている分に危険を感じることは全くない。 大都市の危ない区画に行けばもちろん危ないんだろうけど。
普通の一般人が銃持ってる世界だからちょろっとした悪ガキが絡んでくるってことがむしろない。 突っ切ってるのはもちろんいるけど、そんなのはどこの国でもいるので考えてもしょうがない。

時折起こるマスシューティングは如何ともしがたいところ。 注意していても避けにくいし、意外とどこでも起こるし、出会ってしまったらどうしようもない系なのも困りどころ。
とはいえまあ確率は低いので運に身をまかせる感じか。 ネィティブなアメリカ人の銃趣味を見ていると、銃規制が進むような気はしなかったりする。 アメリカ人の友人は普通に持っていた。

広大なアメリカは各種の自然災害を取り揃えているけれど、一地方では一つ二つかな。 私の住んでいたところでは、時折竜巻警報が出ていた。 あと南の方なので雪が降ると結構被害が大きかった。

アメリカの総合的な暮らしやすさ

やっぱりなんだかんだで世界の中心はアメリカ。 住むだけでなく何をするにしても良い国だと思う。 ちょっとした欠点を補うに余りある利点がある。 長期の仕事さえあれば戻りたいと思う国だ。
だけど最近ちょっと排他的になっているようで、どうなのかというところはある。 当時の友人たちは変わらず楽しそうに生活しているけれど、最近移住した人たちはどうなのだろうか。

フランスの生活環境

フランスの居住環境

生活施設  ☆☆
賃貸住宅  ☆☆☆
公共交通  ☆☆☆☆

フランスってなぜかあんまり建物やインフラをアップデートしないイメージがある。 あんまり綺麗じゃないトイレなどを見つける確率は、他の国に比べて高い。 古いものを大切にする国なのかしら。
一方でトイレの座るところを誰かが盗んでいく。

アパートは普通に借りると結構高い。 でもルームシェアで貸してるところも多いので、いいところが見つかれば安く長く滞在できる可能性もあり。
私は2回の中期滞在ともルームシェアで一部屋借りてたんだけど、どちらも良いところだった。 やっぱり建物は全般に古いんだけど中は綺麗。 広さもそこそこあるアパートが多い。

公共交通はトラムとかバスが便利だったな。 パリは地下鉄も便利だし。 ただちょっと治安が不安に感じるようなところもあるのが残念なところ。

フランスの食生活

食材       ☆☆☆☆☆
レストラン    ☆☆☆
ファストフード  ☆☆☆

フランスの食材は肉類が豊富なのが特徴的かな。 ウサギやら子牛やら鹿やら普通にスーパーで売っていたかと。 野菜も結構美味しいし種類がある。
ファーマーズマーケットが盛んなので、見る目がある人は良いものが手に入るのだろう。

レストランは料理は丁寧に作ってあるところが多い。 値段もそこそこするけれど。 結構ひどい接客に当たることが多かったので、あまりフランスのレストランの印象が良くない。 まあ運が悪かったのだろうけれど。

マクドナルドやケバブ・ピザなどのチェーン店はあるけれど、チェーンレストランはそんなにない印象。 ただカフェでクロワッサン食べてれば美味しいのでそれで良い気もするが。

フランスの安全面

大事件    ☆
軽犯罪    ☆
自然災害   ☆☆☆☆☆

安全面という意味では、最近だと一番不安があるかな。
とくにパリはちょっと地元民でも恐れている節があった。 私自身も実際に一度テロリストから避難する経験をしたくらいだし。

内部リンク: 海外旅行記・ヨーロッパ 〜何かが起こったルーブル美術館

つい最近友達もフランスの空港で避難体験をしたと言っていた。

スリや詐欺、強盗なども多いそうなので、普通に街中を歩くのにも気を使う感じ。

田舎ならば目に見える不安はないけれど、突発的なテロニュースが在住前後で時折流れていた。
最近はあまりニュースを聞かないから比較的良いのかしら。

軽犯罪も多い印象。 ていうか田舎で歩いてただけで、絡まれたことがある。 知り合いがトラムの中でつばを吐かれたこともあるらしいし、あまり軽犯罪の印象も良くない。

これといった自然災害は体験していない。

フランスの総合的な暮らしやすさ

短期間しか暮らしてないわりに、ここでの生活はもういいかなって思った不思議な国。 別に安全面以外では取り立てた欠点はないのだけどね。 まあ私が合わない国の筆頭というだけか。

フィンランドの生活環境

フィンランドの居住環境

生活施設  ☆☆☆☆
賃貸住宅  ☆☆☆☆
公共交通  ☆☆☆☆

フィンランドもとても綺麗に整った国。 そんなに新しい建物を建てまくってるわけではないけど、フランスほど古めかしくもない。 特にヘルシンキは設備が良く整っている。

公共交通機関もヘルシンキではよく整っている。
地下鉄は東西に走る路線だけだけど、本数は多い。 バスが網の目のように張り巡っているので、慣れてしまえばとても便利。 最近いったトゥルクもバスが多かったけど、基本的にはバスがメインなのかな。
いずれにしろ都市部の周りでは車を購入しないでも生活できる印象。

一方で車もとても運転しやすい印象。 道路の感じはアメリカのような印象。 友人の話ではヘルシンキの街中だけは難しいようだけど。 トラムも走っているから余計に難しくなっているそうな。
ただ国産車がなくて全部輸入車なので車が高い。

フィンランドの食生活

食材       ☆☆☆
レストラン    ☆☆☆
ファストフード  ☆☆☆

野菜の素材がイマイチな印象。 今は慣れちゃって気にならないけど、フランスから移動してきたときはそう感じた。 一方でベリー系の果物やキノコ類は他の国ではみない素材が手に入るし美味しい。
近所のスーパーだとお肉は若干欲しいものが手に入らなかったりすることもあるが、だいたい一通りは置いてある。 大きいスーパーにいけば問題ないだろうけど。
魚介は結構色々売っている。 冷凍のものも含めれば、結構な魚介素材が手に入る。 日本ほどではない。

レストランは美味しいところもある。 けれど美味しくないところも結構ある。
なので事前調査が重要。 基本的には高いので。

ファストフードは悪くないけれど、こちらも高い。 マクドナルドのチキンバーガーが美味しかったんだけど、最近食べてなかったからかな。
その他サブ系などもろもろのチェーン店が各地にある。

フィンランドの安全面

大事件    ☆☆☆☆☆
軽犯罪    ☆☆☆☆☆
自然災害   ☆☆☆☆

昨年一度テロがあったけれど、それがまだしっかりと記憶に残っているくらいヨーロッパの中ではテロが少ない国。 ロシアはときたまテロがあるので、寒いからというだけではなくて地政学的な影響なのかしらね。

軽犯罪もエスポーの田舎では問題ないし、ヘルシンキのダウンタウンもとても治安が良い印象。 最近少し物乞いは多いけれど、治安が悪くなっているというわけでもなさそう。

自然は雪や冬の暗さ、夏の白夜っていうのはあるけれど、慣れてしまえば実害は少ないようだ。

フィンランドの総合的な暮らしやすさ

理由はわからないけど、なぜだかとても暮らしやすい国。
特別愛想が良いわけではないのだけど、最終的には面倒見が良い人が多い印象。 設備も良く整ってるし外国人にも過ごしやすい場所。 気候さえ問題にならなければ長期滞在に耐える国。

中国の生活環境

中国の居住環境

生活施設  ☆☆
賃貸住宅  ☆☆
公共交通  ☆☆☆

都市部は綺麗だけど、田舎に行くとまだまだ田舎が楽しめる国。 未だになんだかすごいトイレにお目にかかれる国。 一方で経済成長に合わせて一気にアップデートを進めているようだから、どんどん綺麗になっていくのだろうな。

住宅もどんどん高騰している模様。 都市部ではアパートがかなり高くなっているので、収入次第ではちょっとアパート探しに苦労するそうだ。 田舎ではまだまだ普通に高いというレベルのようだが。

新幹線のネットワークがどんどん育っている。 結構大都市から外れた嫁の実家にももうすぐ新幹線が通るそうだし。 値段も高くないので利用しやすい。
同時に各都市をつなぐ高速バスも便利。 バスの集合駅がやたらと古いままなのがちょっと利用しにくいところはあるけれど。
ちなみに新幹線もバスも受け付けで英語が通じない可能性はある。 そこだけちょっと注意が必要。
大都市では都市部内でのバスや地下鉄も便利。 ただ大都市だと人が多すぎて、時間帯によっては満杯で乗りこみたくないような地下鉄やバスが走っている。

中国の食生活

食材       ☆☆☆☆☆
レストラン    ☆☆☆☆
ファストフード  ☆☆☆☆☆

あんまり印象良くない人もいるかもしれないけど、中国の食材の豊富さはとても良い。 都市部は知らないけど。
田舎のファーマーズマーケットだとみたことないような野菜もたくさんあるし、普通の野菜の質も良い。 ついでに安い。 有機栽培などに気を使ってる農家もいるし、買う場所さえ知っていれば良いものが安く手に入る世界。
逆に言うと知らないと結構大変なんだろうけど。 まあ普通のスーパーもそれなりに品揃えは良かった。

レストランは安くてとても美味しい。 だけど都市部以外だとほぼ中華レストラン一択になるってところで星一つ減らしてみた。 だけど中華だけで全然満足できるから実は問題ないんだけどね。

チェーン店は美味しい。 なぜかマクドナルドとかも美味しい。 ケンタッキーも色々売って美味しいし、エッグタルトがとてもおすすめ。
肉魚野菜の炒め物を中心とした中華系列のファストフードも、もちろん安くて美味しい。 でも地元の餃子とか小籠包屋、中華麺屋さんの方が安くて美味しかったりもする。
いずれにしろこの手のお店は地元のお友達がいないと店が選びにくいのが難点。

中国の安全面

大事件    ☆☆☆☆☆
軽犯罪    ☆☆
自然災害   ☆☆☆☆

重大な身の危険はもしかすると一番感じない国かもしれない。 一応テロはあるんだけど、身近に感じるほどはない。
公共交通機関とか田舎に行っても常に荷物チェックをしているし凶悪犯罪に対する取り締まりは厳しい。
一方でぼったくりタクシーとか、スリとかはぼちぼちいる。 ていうかまあ制度で縛られていない商売が多いので、ある意味自己責任の国とも言えるかもしれない。
たまに管理不行き届きで起こる種々の事故が一番の問題点かな。 あ、あと車の運転事情が極めて悪いので、事故に遭遇する確率も高い。

自然災害はやはり広大な国なので場所次第で異なる。
私がちょろっと住んでたところだと、問題は夏の暑さくらいだったけど。 四川とかにいけば地震もあるし、川沿いだと洪水もあるよう。

中国の総合的な暮らしやすさ

私は意外と中国の田舎暮らしはいける気がしている。 設備は良くないけどまあなんだかのんびりした感じで良い。 とはいえこのご時世、そののんびりした感じがいつまで保たれるかは謎だけど。
だけど都市部はちょっと辛いかな。 中国は人が多すぎるのが良いところでもあるのだけど難点でもある。 ご飯美味しいからしばらくはいけそうだけど、3年以上とかになるとどうなるかはやってみないとわからに。

まとめ

結局のところ私の過ごした国は物質的な面ではどこも過ごしやすかった。 設備は新しくアップデートされているし、食事に困ることもない。 もう少し発展途上国に行くと設備面でも大きな違いがあるのかもしれないが、私はその体験はしていない。

メンタルの面では国ごとにかなり違いがあると思う。 私が良いと思ったのはアメリカやフィンランドだったけれど、他の国が好きになる人も多いだろう。
感覚的なところなので言葉で説明するのは難しい。 しかし今いる国にあまりあってないなと思った場合、思い切って環境を変えてみるとひょっこり良いところに出会うころもあるかもしれない。 国によって人の生活のクオリティーを変えるくらいの違いがある・・・というのがこの投稿のテイクホームメッセージ。

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赤ちゃんとフィンランドに移動してからの諸手続き

さて私の息子もまもなく5ヶ月になろうとしている。 フィンランドへ移住したときは赤ちゃんは生まれたてだった。 そのため息子がフィンランドへ移住したときは、彼のフィンランド移住用の手続きは全くしていなかったのだ。
今回の投稿ではそんな感じでフィンランド移住した場合の子供関係の諸手続きについてかいておきたい。 具体的にはフィンランド国内での滞在許可証の申請、フランスでのアポスティーユ申請、MIGRIでの面接などについてまとめる。

幼児のための滞在許可証の申請

滞在許可証の申請に必要なもの

私の息子がフィンランドに移住したときは生後1ヶ月半であったので、フランスでの滞在許可証の申請は時間的に現実的ではなかった。 そこで出産後に急いで日本のパスポートを取得し、息子はそのパスポートを利用してフィンランドへと入国したのであった。
というわけで息子が3ヶ月以上の滞在をするには、滞在許可証の申請をフィンランドでする必要があった。 赤ちゃんの滞在許可証の申請に必要なのは、許可証の申請書、赤ちゃんの出生証明、パスポート、私と嫁が子供の保護者であることの宣言書(自分で書けば良い)それから私の仕事の契約書類、滞在許可証にパスポートだ。
問題は出生証明の書類で、アポスティーユをつける必要がある。 我々はEU内の翻訳済みの書類なら問題ないのかと思っていて、このアポスティーユの取得のためにプロセスがかなり遅れてしまった。

フランスの書類のためのアポスティーユの取得

そういうわけで息子が我々の子供だという書類に、アポスティーユを取得する必要があった。
簡単なのは日本の戸籍謄本の法定翻訳をアポスティーユ付きで取得し送ってもらう方法。 私の嫁との結婚証明は私の戸籍謄本の法定翻訳のアポスティーユを使ったのだった。 問題点はこれを子供用に新たに日本で取得すると費用が3万円ほどかかり、それを郵送したりなんだりするともっと値段がかかることだ。
もう一つの方法はフランス発行の出生証明書にフランスのアポスティーユを発行してもらうというものだ。 我々の子供はフランス生まれなので、フランスの市役所に出生証明書は出してもらえる。 この出生証明書をフランスの裁判所に送るとアポスティーユがもらえるというのだ。 なんと無料
しかしこのプロセスはフランス国外からだと難しかったので、フランスでお世話になっていた大家さんにお願いして代行してもらった。 数週間待ったけど無事アポスティーユ付きの出生証明を手に入れることができたのだった。

電子申請と移民局(MIGRI)の訪問

無事申請書類が全て集まったら書類のスキャンを準備し電子申請をして、MIGRIサービスポイントでの面接予約を取ることになる。 この予約は大概数ヶ月待ちなので、書類の取得の見通しが立ったら早めに予約しておいた方がよい。 当日は全ての書類の原本を持っていく。 書類のコピーも持ってきてとのメールを受け取ったが、当日そのコピーを回収されたりはしなかった。
MIGRIのサービスポイントは地下鉄のSörnäinenから近く。 ヘルシンキでは大きめのアジア系スーパーマーケットDFH Asian Marketが割と近くにある。
予約をとった日に予約時間の十分前に訪問。 中に入って行くと予約がある人は中に入って待っていてくださいという目立つ張り紙。 一応受付の人はいるので何やら質問してる人もいた。
中に入ると面接用の部屋が25部屋ほどと広い待合室がある。 中に入っても特に番号をとったりとかするわけではないのでちょっと不安になる。 入り口の張り紙を確認しに戻ると、実は他にもいくつか張り紙がしてあって説明が書いてある。 その中の一つに予約してある人は名前を呼ばれるので、待合室でただ待っていてくださいと書いてあった。 しばらくすると館内放送で息子の名前と、面接のための部屋の番号がフィンランド語と英語で呼び上げられた。

面接が開始したら電子申請しておいた書類の原本を見せるだけ。 それから申請料金を260ユーロほど払っておしまい。 一人だけだと十分くらいで面接は終わる。
ちなみに十日間待ったところで、申請状況を確認したけれど全く変化なし。 国外から申請するよりかなり時間がかかるのかもしれない。 私たちが自分たち用にフランスで申請したときのほうがかなり早かった

ちなみにMIGRIは急ぎの場合予約しないで直接訪れることもできる。 その場合は早朝にオフィスを訪れ、待ち番号を取得する。 んでもって呼ばれるまでひたすら待つそう。 下手すると一日待って呼ばれないなんてこともあるそうで、大学のHRはあまりオススメしないと言っていた。

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忘れちゃいけないフランスでの税金用の所得申告

というわけで今回はフランスの税金について書きたい。 フランスは珍しい国で、2017年現在源泉徴収をしていない国である。 2018年からは源泉徴収がされる予定になっていたらしいが、大統領がマクロンに変わったので予定通り変更されるかはまだわからないそうだ。 しかし予定通り2018年から源泉徴収がされように変わるとすると、2017年の税金は二重課税にならないように免除になるという話をちらほら見かけたが、フランスの同僚はどうなるかはまだわからないと言っていた。 税制自体が実際に移行されるかどうかも含めて、来年の五月まではたまにこの情報を確認して行きたいと思っている。

さてフランスでは五月になると前年の所得を申告して税金の支払い額を決める必要があるそうだ。 そうだというのは表題に戻るが、私はこの手続きに気づかず申告していなかったからだ。 そもそも税金は私の給料から源泉徴収されていると思い込んでいた。 またちょうどこの五月というのが私がフィンランドへの移動でドタバタしていたときであり、こんな申告があることにすら気づいていなかったのである。
ではなぜ私がこんな投稿を書き出しているかというと、フランスとフィンランドでの間での二重課税はされないという協定に原因がある。 私がフィンランドの税金オフィスに行って税金カードの作成をした際、フランスで税金を払っていた証明ができればフィンランドでの税金が減免になるという話があった。
そこでフランスの元の職場に私の払った税金について問い合わせたところ、実は源泉徴収されていなかったということを知ったのだ。 そうなると私の2016年の所得については申告漏れということになる。 慌ててグルノーブルの税金事務所に連絡をとった。
数回の税金事務所との情報交換のやりとりの末に、2016年の収入については申告の必要がないということが判明したのであった。 税金事務所によると2016年の収入が十二月の1ヶ月のみであることと、現在フランス国内に家など住所を持っていないことなどが主要な理由だそう。 短期での就労の場合はケースバイケースかもしれないので税金事務所に確認して置いた方が無難だろう。
2017年に働いた5ヶ月分の収入に関しては2018年の五月に申告をするのだが、税金が課税されるのは2018年の一月に住んでいた国ということになるそう。 そうなると私は一月はフィンランドにいるだろうし、2017年はフィンランドで源泉徴収で税金を払っているので、フランスでは税金を払わないということになるのかな(そもそも上記のように2017年は全員免税の可能性があるそうだが)。 これに関しては来年の五月まで情報を集めつつ対処していきたいと思っている。
ちなみに予定通り源泉徴収に移行したらこの投稿の情報は全く有用でないとも思うのだけど、自戒も込めて投稿しておきたい。 後で何か有用な情報が判明した際はこの投稿に追記する。

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国による労働環境の違い 〜四カ国働いてみた感想

日本も含めればアメリカ、フランス、フィンランドと四カ国で働いてきた。 ポスドクをこれ以上することもないだろうし、この機会に各国の労働環境について考えて見ることにした。 この投稿では特に労働時間や休暇などに絞って書いていきたい。 研究への取り組みなどは、チャンスがあれば後ほど別の投稿にまとめる。
ポスドクはそもそも結構特殊な職業であるし、個々の研究所大学などによる労働環境の違いももちろんある。 それも踏まえた上で自分のこれまでの就労の中で感じた違いをまとめておこうと思う。

日本の労働環境

給料をもらっていた博士過程と無給の研究員をちょっとという経験。 働いていたといっていいかは微妙なところではある。 と書いていてふと思ったけど、PhD studentレベルが無給で勝手にやってくる日本ってやっぱりすごいな。 それが日本の科学を押し上げてもいるし、端々にガタが来る原因にもなってしまうのかしら。
日本の大学は学生の滞在時間は自由だった。 教授も結構遅くまで働いていたりしたし、好きにやっていた感じ。 長く働いてても文句はいわれないが、短いとボスに注意くらいはされると思う。
しかしタイムマネージメントのシステムは一切なかった。 裁量労働制というものだ。 自分で適当に切り上げるのがうまい人にはいいかもしれない。 同僚の中国人ポスドクなんかはこのシステムの中でうまいことやっていた。 一方私はこのマネージメントが少しずつうまくいかなくなって失敗した
とはいえ最終的にPhDが取れたのだから、周りのサポートしてくださった方々には感謝。

アメリカの労働環境

ポスドクひとつ目。
アメリカというか国立研究所だからかな、仕事時間は8−5くらいでとてもかっちりしてた。 装置のエンジニアとかは6−3とかだったが。 休憩時間を抜いて1日8時間縛り。 必要があれば時間外に実験することはもちろんあったが、働いた時間分は週内くらいで振替の時間休をとっていた。
働きすぎているとそれとなく注意が来る。 はたらいてないほうは注意のあとで首になると聞いたが、近場にそんな人がいなかったので実際のところはわからない。 ここもタイムカードは自分でオンライン入力するだけだったが、周りが誰も働いてなければ自然と帰るものだ。 あと時間外の単独労働は禁止だった。

私のボスは結構お偉い人だったが、彼も8−5時できっちりラボでの仕事は終えていた。 忙しい時期には家に帰ってから論文の更正をしてくれたりしていたので、部下のための家での残業は少ししてくれていたけど。 基本的にアメリカは時間内でかっちり仕事を終わらせることに美徳がある印象(アジア系のボスとかだとそうでもなかったりするが)。

有給休暇は年14日だったかな。 有給休暇に加えて病気休暇は保証されていた。 フランスなどに比べるとだいぶ少ないが、しっかり使い切ることができるし翌年度への繰越もできる。 あと確か常勤になると少しは増えたはず。

かっちりしている上にそれとなく過剰労働への予防線を張っていた。 仕事の効率や働きやすさのバランスがとても良い国だと思う。

フランスの労働環境

ヨーロッパに移ってポスドク二つ目。
フランスも研究所ではあったけど大学内の機関。 学生がいっぱい。 フランスはアメリカに比べると良くも悪くもいい加減。
朝それなりにゆっくり来る人もいれば、夜型の人も。 ここだけみると日本と同じにも見えるが、そんなことはない。 職場に来てたって、朝のコーヒー、長いランチ、食後のコーヒーなんてしてるのだから別にたいして働いているわけではない。 がしかし最後には仕事をキッチリ仕上げてくるのだからよくわからないところだ。 集中力の使い方がうまいのかな。  有給は年一ヶ月とチョイ。 有給使いきらないとボスに怒られたりする。
私の性格にはフランスという国の働きかたは馴染まなかったが、人によっては離れがたい魅力があるそう。 フランスも自分でマネージメントができる人向けかな。 働きすぎとるいう意味ではなく、仕事の成果をある程度出すためにという意味で。 私生活も仕事も楽しさが一番というタイプの人にはあっているのかな。

フィンランドの労働環境

ヨーロッパ二カ国目。 大学のポスドク。
ヨーロッパだが雰囲気はフランスよりアメリカな印象を受けている。 うちの大学の場合一般職は一日7.35時間と決まっている。 研究職は一年1624時間と決まっており、それをどう使うかは個人の自由だ。 1624時間は1日8時間で203日。 週末以外が260日で15日の祝日があるので、やはり1ヶ月ちょいの有給休暇ということになる。
アメリカと同じく時間外、週末の単独労働は禁止。 もちろん学位論文の提出が近いなどで遅くまでいる学生もいるが、基本的にはみんな定時で帰っている印象。
フィンランドのシステムもとても好き。 年に一定時間しか働けないので、 過剰労働はまあしない。 かといって忙しい時期にはしっかりと時間を使える。 またこの時間しか働けないとなると、いかに効率的に時間を使うかを考えないといけない。 だらだらと働くよりはよっぽど良い。 良いところどりというほどではないが、アメリカとフランスの間に位置している印象。 バランスが良い。

まとめ

という感じの四カ国就労体験談でした。 今のところ定職につくならフィンランド、次点でアメリカという感じかな。 とはいえもう一カ国くらい試してみたいと思っている私は、あまり研究職には向いていないのだろう。 普通海外で就職するなんて人はやりたいことで場所を決めるものだろうけど、ちょっと働く労働環境を変えてみたいなと思っている人の参考になれば幸いだ。

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赤ちゃんとフィンランドへの移動 〜飛行機編

飛行機チケットの購入

今回のフライトはエールフランスコードでフィンエアの運航。

なのでチケットの予約はエールフランスからとった。 さてここで問題は赤ちゃんのチケットをどう買うかである。 私たちがチケットを購入した時、赤ちゃんはまだおなかの中。 チケットの購入には誕生日の情報が必要なのだ。
とりあえずウェブサイトでいろいろ情報を収集してみた。 英語のウェブサイトでは、名前さえ決まっていればダミーの誕生日でチケット購入できると書いてあるページが見つかった。 しかし、やはりダミーでというのは若干気持ちが悪い。
そこでエールフランスに直接問い合わせをしてみた。 彼らの返答は、先に両親のチケットは購入しておき、赤ちゃんのものは生まれてからチケットを買ってくださいとのことであった。 前述の英語サイトの方法でもいけるのかもしれないが、私たちは公式の方法で行くことにした。

さて赤ちゃんが無事生まれたので、エールフランスに電話をかける。 なぜだかわからないが、エールフランスの英語のラインがどれだけかけても繋がらない状態になっていた。 そこで家主夫妻の助けを借りてフランス語のラインの方に電話をかける。 すると今度はすぐにつながった。
電話ですることは、私たちの予約番号などを伝えてチケットを探す。 そうしたら赤ちゃんの生年月日・名前などの情報を伝えて、チケットを購入する。 座席は必要ないので、赤ちゃんのチケットの値段は正規料金の10%。 私たちが2ヶ月前に購入したチケットの10%くらいの値段だったので、幸いそれほど値上がりはしなかったようだ。

ちなみに赤ちゃんと搭乗する場合、機材によってはベビーベッドが付けられる場合がある。 電話の時に可能なら利用したいという旨を伝えておくと良い。 ちなみに私たちの飛行機には付いていなかった。

フライト当日チェックイン手続き

空港ホテルからターミナル2へ移動し、チェックインカウンターを探す。 シャルルドゴール空港はやたらと歩く必要のある距離が長い気がする。 指定のターミナルエリアに向かってみると、なぜかエールフランスのカウンターがない。 フィンエアーのカウンターはあったので、チェックインできるか聞いみるとオーケーとのこと。
二つで45kgあったスーツケースを預けしばしの間重さから解放される。 私たちはフィンランドの滞在許可証とパスポートを渡し、赤ちゃんは急いで取得したパスポートだけで手続き。 無事航空券を発券してもらった。
その後セキュリティーへと向かう。 ここで赤ちゃん連れの特典1。 並んでいる列をスキップして直接セキュリティーに向かえる。 とはいえセキュリティー手続きは同じだし、むしろ赤ちゃんがいる分大変だ。 特に問題なくゲートを潜り抜けて搭乗ゲートへと向かった。
搭乗ゲートの近くのおむつ交換台がついている多目的トイレ(トイレの入り口のところについていることが多い)でオムツの交換をして、搭乗を待つのであった。

ヘルシンキへのフライト

搭乗が始まると、赤ちゃん連れの特典2がある。 早めに機内へと入れるのだ。 とはいえこのフライトの場合Zone2という区分けであり、Zone1の人たちが終わってからの搭乗ではあったが。

飛行機に乗り込んだらさっさと荷物をしまうと、キャビンアテンダントに赤ちゃんのオムツ交換について聞いてみる。 するとオムツ交換はトイレでできるとのこと。 またオムツはゴミ箱に捨てて良いが、ビニール袋を持ってくるのでそれでしっかり密閉してから捨ててくれとのことであった。 またちょっと後で赤ちゃん用のシートベルトと、ライフジャケットを持って来てくれた。

赤ちゃんの場合、気圧の変化に対して耳抜きができないので問題になることがあるとの情報を見ていた。 そこでフライトが始まる少し前から授乳を開始した。 そのおかげもあってか、離陸の際はとてもおとなしかった。
ヘルシンキまでは三時間のフライト。 しばらくしていなかったから可能性はあるかなと思っていたことが起こる。 赤ちゃんから巨大な破裂音とともにちょっとした匂いが漏れ出す。 空調の風を強くして匂いを換気するとともに、赤ちゃんを連れてトイレへと向かったのだった。
飛行機のトイレは普段は意識していなかったが、おむつ交換台が引っ張り出せるようになっている。 ちょっと狭いもののオムツ交換はとても簡単だ。 赤ちゃんは大量にいたしていたが、さっさとオムツを交換すると座席に戻ったのだった。
後は飛行機が高度を下げ始めた後の適当なタイミングでもう一度授乳開始。 着陸の間もほぼずっとおとなしくしていてくれた赤ちゃんであった。

空港からはタクシーで移動。 途中ちょろっと立ち寄った大学でもう1回うんちをいたしたくらいで、無事アパートまでたどり着くことができたのだった。

ヨーロッパでの赤ちゃんの飛行機移動

生後数ヶ月までの赤ちゃんの飛行機搭乗には賛否両論がある。 私たちの場合はフランスの滞在許可証の期限が切れるため、どこかしらに移動することが必要だった。 フェリーでの移動も少し考えたのだが、十時間以上船の上にいるのは飛行機に乗るよりリスクが高かっただろう。 助産婦や他の人たちの意見も聞いたが、飛行機で行くのが一番とのことだった。 ちなみに航空会社は生後8日以内の搭乗は許可していない。 逆に言えばそれ以降であれば搭乗はできる。
リスクマネージメントはもちろん重要だが、TGV・ホテル・空港・フライトと、赤ちゃん連れで旅をするのによく整備・配慮がされていたと思う。 赤ちゃんとあえて飛行機旅をする必要があるわけでもないが、ヨーロッパではそれが必要な時には特に問題なくできると感じた旅であった。

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赤ちゃんとフィンランドへの移動 〜シャルルドゴール空港ホテル

CitizenM hotel at Paris Charles de Gaulle Airport

グルノーブルから移動してきた私たちは、シャルルドゴール空港ターミナル3から歩いて5分と少しくらい(荷物なしならもう少し早いかな)のCitizenM hotel at Paris Charles de Gaulle Airportにチェックインした。 ちなみに電車の駅もターミナル3のところに付いている。

citizenMホテルの外観

CitizenMホテルの外観

CitizenMは四つ星の空港ホテル。 評価サイトのレーティングはとても高かった。 2ヶ月ほど前の予約で12%オフのクーポンを使って、100ドル程度とかなりリーズナブルなお値段。

このホテルは全体的になにやらおしゃれ。 ホテル自体のデコレーションも良いし、部屋の中もかなり気合が入っている。 またiPadが各部屋に備えられており、部屋の照明やテレビ・空調・カーテンなどはこのiPadでコントロールができる。 キングベッドは広くて快適。 シャワールームも清潔だった。
またチェックインをするときに、カウンターのお兄さんが私たちの赤ちゃんを見るやいなやベビーベッドを部屋にいれることをオファーしてくれた。 ついでに車椅子アクセスができるようの割と広めの部屋もオファーしてくれた。 サービスの良いホテル。

citizenMホテル ベビーベッド

ホテルでオファーしてくれたベビーベッド

CitizenMホテルにて夕食と朝食

夕食はホテルで食べるなら、24ユーロと少しお高めのブッフェ形式。 ブッフェ形式といっても、サラダ・スープ・メイン・デザートから一品ずつと書いてあった。 しかし使えるプレートの数が決まってるわけではないし、がっつり盛っても大丈夫。 一品ずつだからお代わりはどうなんだろう、聞かなかったのでわからない。
サラダもメインもクオリティーが高く、ブッフェなので気取らなくて良かった。 特に私たちは赤ちゃん連れだったので、ロビーのソファーやちょっと離れた場所のテーブルなど、座れるところならどこで食べても良いというのがとても良かった(ちなみに部屋に持って帰って食べても良いとも言っていた)。
システムとしてはバーカウンターでブッフェ料金を払って、飲み物が欲しかったら一緒に買うという感じ。 バーテンダーは気さくなちょっと日本語をしゃべるお兄さん。 ちなみに一杯飲み物を頼むとフリーギターサービスという看板があった。 フリードリンクと勘違いし頼みに行ったところ、「ギターだよ」と言いつつもういっぱいのビールをサービスしてくれた。
朝食も同じ会場で、18ユーロ。 こちらは朝食を食べたいならチェックインの時に支払いをする。 2・3種類のホットフードと、コンチネンタルブレックファーストだが全体的にクオリティーは高かった。

CitizenM チェックイン・チェックアウト

フロントのチェックイン・アウト用のコンピュータ

チェックアウトは入り口に置いてあるマシンでセルフチェックアウトができる。 フロントの受け付けもいるが、急いでいるときは待たなくていいので良い。

シャルルドゴール空港を使うなら、とてもおすすめできる空港ホテルである。

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赤ちゃんとフィンランドへの移動 〜フランス国内移動

TGVチケットの購入

TGVチケットの購入は公式アプリから。 直前チケットや他の割引チケットはその他の媒体から買う必要がある。
しかし1ヶ月以上前など十分早めに買えば公式で買っても安い。 直前になるとかなり高くなるので、予定を早めに決めたらさっさと購入しておいた方が良い。 一等車と二等車があるが、早めだとたいして料金は変わらない。 一等車の方がやや席が広いが、二等車でも結構良い感じの席だ。
子供のチケットも一応買って提示する必要がある、無料だけど。
チケットは公式アプリの中の二次元バーコードを車掌が回って来たときに見せれば良い。 紙のチケットが欲しいタイプの人は、駅で黄色の自動発券機で発券できるそう。

TGVでグルノーブルからフランスまで

TGVの1等席を今回は確保した。 赤ちゃん連れだと少しでもスペースがあった方が良いかなと思ったのだった。 しかし前回のリヨンの旅路同様全く動じることなくおとなしくしてくれていた我らが息子であった。

TGVオムツ交換室のマーク

TGVのオムツ交換室のマーク

とはいえ今回はパリまでの三時間半の旅。 さらにパリのリヨン駅から空港までのバスもある。 私達はTGV内でのオムツ替えに挑戦することにした。 最初はトイレでやらないといけないのかなとも思っていたのだが、実はTGVにはオムツ替えと授乳用の個室が付いている。 私たちの座席からはちょっと遠かったのだが、せっかくなので個室まで行くことにした。

TGVのおむつ交換台

TGVのおむつ交換台

オムツ交換室に入ると、オムツ交換用の台が見える。 オムツを包んで捨てるようのビニルバッグやオムツ交換の下に引くシートなどが付いている。 さっさとオムツを交換したら今度は嫁の出番。 おむつ交換台を上に収納すると椅子になっており授乳スペースにできるのだ。 快適なスペースだったので、私たちは三時間半の旅程の中で2回利用した。

TGV授乳室

おむつ交換台をしまうと座席がある

TGVパリリヨン駅からシャルルドゴール空港へのバス移動

パリリヨン駅からのエアポートシャトル

パリリヨン駅からのシャルルドゴール空港へのバス

TGVのパリリヨン駅からシャルルドゴール空港まではバスが出ている。 看板が出ていないとの情報もあったが、結構でかでかとエアポートシャトルの掲示が出ていたので駅から外に出る方向までは問題はない。 しかし駅の外に出てからバスの乗り場までは若干遠く、またその間の看板はあまりない。 しかしバス乗り場には上の写真のような飛行機マークが付いているので、ちょろちょろと歩いていれば見つかるはずだ。
バスに乗ったら一時間ほどで空港に着く。 バスの運転手には終点まで行ってから、CDGVALに乗ると良いと言われた。 しかしCDGVALに乗るんだったら少し手前(ターミナル2の前の方)で降りといた方が良かったように感じたのだがどうなんだろう。 良いマップが見つからなかったのでよくわからない。
なにはともあれ30分ほどかけてターミナル3まで移動し、空港ホテルへと向かったのであった。

ちなみにグルノーブルからシャルルドゴール空港へは、乗り換えを1回するとTGVで直接乗り込める。 私たちはチケット購入の際にそれに気づかずリヨン駅への切符を買ってしまっていた。

空港ホテルからは次の投稿へ。

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フランスで赤ちゃんが生まれて1ヶ月間半にあったこと

フランスで赤ちゃんが生まれてから1ヶ月半が過ぎた。 フィンランドに移住し慌ただしい生活が続いているものの、少しずつこの環境に順応できてきた気がする。 生まれてからすぐのいくつかのことを少し前の投稿に書いた。 フィンランドにたどり着いたタイミングでなんだが、フランスでの海外育児体験をもう少し書いておきたい。

身長・体重の成長

どんどん大きくなっている。 まだまだ軽いので体重はそれほど感じないのだが、抱っこするときの体長の変化は顕著だ。 次の検診でどれくらい大きくなっているかが楽しみだ。 そういえば、最初の頃に助産婦からあまり神経質に体重を測ったりはしなくて良いと言われたな。 これは日本でもそうなのかな。

夜泣きベイビーから昼も泣きベイビーへ

夜泣きがなかなかすごいということを少し前の投稿で書いた。 しばらくしたら夜泣きはそのままだが昼も泣くようになった。 とは言っても体調が悪いという感じではなくて、ベッド嫌いに拍車がかかっている感じ。 完全に熟睡してからベッドに置かないとまず泣きわめく。
まあちょっと大変だけど、最近は小さい頃にたくさん抱っこしておいた方が良いともいうし、しばらくはおつきあいしましょう。

鼻から牛乳

上記な感じで少し暴れるので、ミルクを吐き出してしまうことが多々ある。 口から少し出たくらいなら再利用してるし良いのだろうけど、鼻から出てくると苦しそうだし少しかわいそうだ。 授乳後はできるだけガスをしっかり抜いて、ちょっと長めに抱っこしてから寝かせている。

眉毛の湿疹

脂漏性の湿疹が赤ちゃんだとよくあるそう。 眉毛だけで他の部分にはできていないので、とりあえずは様子見。 ベビー用のクリームやらワセリンやらを塗っている。

スリング始めました

フィンランドに移動する際のことを考えてスリングを購入した。 抱っこ紐なども考えたのだが、1ヶ月未満なので横抱きができるタイプのものが良いかなということでスリング。 the babaslingという商品。 イギリスの会社らしいので、日本語でババスリングと検索すると出てくるオーストラリアの会社とは別ものかな。
息子が普通の抱っこよりこっちが好きで、これに入るとすぐ寝てくれるのが棚から牡丹餅。 フィンランドへの移動の際にも役立ってくれると良いのだが。 難点としては付け方が難しい。 説明書やらyoutubeやらで説明を見たのだが、未だによくわからない。 しかし足だけ窮屈にならないように気をつけて入れてみると、心地良さそうにしているので良いのだろう。

初めてのおでかけ

パスポートの受領にリヨンまで行く必要があった。 年齢(?)は1ヶ月と5日、初めてのおでかけである。 両親はとても緊張してどうなることかと思っていたが・・・

行きのトラム ーー>爆睡

リヨン行きのTER ーー>爆睡

リヨンパールドゥー駅からリヨン領事館 ーー>爆睡

リヨン領事館 ーー> パスポートの受領のため職員さんとお話しをしているときだけ、よく泣いていた。 その後領事館の端っこの方で授乳。 その後トイレでおしっこだけしていたオムツを交換。

リヨン領事館からリヨンパールドュー駅 ーー>爆睡

グルノーブル行きのTER ーー>爆睡

家へのトラム ーー>爆睡

というわけでリヨン領事館の中以外ではずっとよく寝ていた。。 スリングの中が心地よかったのかもしれないが、全くもって手のかからない子であった。

1ヶ月検診

出産病院で紹介された小児科の一つの近くの病院を訪問。 三十分ほどの検診の結果全く問題なし!

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国外に出る前にやっておくべき手続き 〜フランス編

フランスを離れるに当たって色々と契約を止める必要があった。 こうした手続きの関係上では6ヶ月という契約期間は、海外で働く期間としてはあまりよろしくない。 3ヶ月くらいまでなら簡易の契約のものでやり過ごすことができるし、逆に1年ともなれば十分に準備の時間がある。 何はともあれ、下記の解約を行なった。

保険の解約

色々と調べて苦労して加入した保険であるが、国外に出るとなると解約せざるを得ない。 念のため、フランスでの保険をフィンランドでそのまま使えないかと聞いてみたがやはりダメだった。
そこでとりあえず保険を解約するために、保険会社のオフィスに赴いてみる。 するとなんやら手続きをしてくれたが、正式には手紙を保険会社に送らないといけないらしい。 ウェブや電話にしてくれれば楽なのだが、フランスではなぜか解約は手紙というスタイルが根付いている。
ボスの同僚にフランス語を見てもらって、以下の文面を受け取り証明付きの郵便で発送した。

Lettre recommandée avec Avis de Réception

Madame/Monsieur,

  Je sousigné 名前. J'ai un contrat d'assurance avec la 保険会社 (保険番号). Dû à ma réinstallation en 移住先, je voudrais résilier mon contrat d'assurance le フランスの最終日. Veuillez agréer.

Cordialement

名前

保険会社のお兄さんの話によると、受け取り証明日から4ヶ月は保険契約は止められないそう。

携帯の解約

やはりお手紙。 今度は友達に見てもらって以下の文面を同上。 郵送先はfreeのホームページに書いてある。

 

Objet : résiliation d’abonnement.

Madame, Monsieur,

Je, sousigné 名前, voudrais résilier mon abonnement chez vous le フランスでの最終日.
Mon numéro de mobile est 電話番号.
Veuillez d’agréer, Madame, Monsieur, ma considération respectueuse.

銀行口座の解約

大して入っていないし解約しようと思っていたのだけど、諸事情でもう少しキープすることにした。

〜2017年9月27日追記〜

フランス関係の支払いや払い戻しがたぶん全てすんだので、フランスの口座を解約することにした。 たぶんというのはフランスの場合忘れた頃に何かしら請求やら払い戻しやらが来たりするから。
フランスの銀行のアプリからメッセージを送って解約することができた。 まずはフィンランドの口座番号などを使って余っていたお金を送金。 送金がすんだことを伝えて、あとは口座を閉じておいてくださいと伝えたらオッケーのようであった。 今のところまだ口座自体は残っているようだけど、そのうち閉じられるのだろう。

アパートの解約

個人経営の大家さんなので、ちょっと前に出ることを伝えればオーケーだった。

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フランスでのコインランドリーの使い方

海外アパート暮らしだと結構お世話になるのがコインランドリーだ。 この投稿では、フランスでのコインランドリーの使い方について簡単に書きたい。
フランスは結構コインランドリーが多い印象。 ルームシェア的に部屋を借りたりすると、洗濯機がなかったりするのだ。 アメリカの場合もコインランドリー自体は多いのだが、アパートコンプレックスの中についているから外からは見えなかったりする。

フランスのコインランドリー

フランスのコインランドリーの洗濯機

さてフランスのコインランドリーでは、何種類かサイズ別の洗濯機が置いてある。 うちの近くのコインランドリーでは、小さいのが6キロまで入れられて3.5ユーロ、中が13キロで7ユーロ、大が18キロで10ユーロだ。 結構お高いのである。
まずは空いている洗濯機を見つけて、洗濯物を全て突っ込む。 全部詰めたら蓋を閉める。 結構蓋が硬い場合もあるので思い切って閉めよう。 続いて上部のスライドドアを開けて、洗剤を投入。 このコインランドリーの場合、洗剤は三箇所に分かれている。 前洗い、本洗い、仕上げ用の追加である。 普通の洗濯をするだけだったら、本洗い用の真ん中の箱に洗剤を投入すれば良い。 洗濯機についている選択ボタンを押して、洗濯の水温が選べる。

コインランドリーの支払い

コインランドリー支払い用のマシン

さていよいよ洗濯の開始である。 自動販売機のところにいき、自分の洗濯機の番号を押す(1枚目の写真の場合だと1番)。 そうしたらお金を入れれば良い。 ここのお店の場合だと10ユーロセント以上のコインか、10ユーロ20ユーロ紙幣が使えた。 使ったことはないがカードも使えるようだ。 お金を入れたら自動で洗濯が始まる。 選択にかかる時間は、約40分程度。 家に一度戻るか、近くにスーパーでもあるなら買い物に行くと良い。 私のよく行く店には時間つぶし用のエンターテイメントは置いてない。

コインランドリーの乾燥機

コインランドリーの乾燥機

洗濯がおわったら乾燥機に洗濯物を移す。 こちらは割とリーズナブルな値段で、小が1.5ユーロ、大が2ユーロ。 また時間は小が12分で大は16分である。 やはり乾燥機についているボタンで温度が選べる。 洗濯機と一緒で蓋を閉めたら自動販売機のところに行って、乾燥機の番号のボタンを押してからお金を入れる。 この場合は10番の乾燥機である。

終わったら洗濯物をたたむようの台があるので、そこで洗濯物をしまったらおしまい。 一般家庭は家に洗濯機があるので、そんなには混んでいない。 しかし大体一人二人お客さんがいるものだ。

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