嫁が図書館で借りてきたSF映画シリーズその3くらいかな。
ジェニファーローレンスとクリスプラットが主演で、未来の宇宙映画。どっかの遠いコロニーにスリープカプセル的な装置で旅行してたんだけど、途中で目覚めちゃった人たちが船内で織りなしていくヒューマンストーリー。
全く前情報なしに見はじめたんだけど、意外性を感じる展開と予測通りの展開が程よいバランスで展開のスピード感もよし。飽きることなく最後まで楽しむことができた。
割と聴きやすいし登場人物少ないし英語の勉強には良さそう。
映画の総評 8
原作や設定 6
構成と展開 8
英語の勉強 9
以下は多少ネタバレありの感想。
ジュラシックワールドなどでおなじみ、主演男優のクリスプラットのジムがデブリとの事故で目覚めてしまうところから物語が始まる。
色々と修理を試みたり、気晴らしに遊んでみたりとするんだけど、約1年後に完全に諦めてしまう。主人公が選んだのは気に入った女の子を起こすことだった。
起こされた女の子・ジェニファーローレンス扮するオーロラとイチャラブするものの、みんな想像する通り結局彼女に無理やり起こしたってことがバレてしまう。
ドタバタ喧嘩をする二人だったけれど、しばらくするともう一人スリープカプセルが壊れて起き出してくる。彼はクルーの一人だったんだけど、ちょいキャラであっさり退場。
仲直りした二人は頑張って船を直して、仲良く暮らしました……
という感じのあらすじをすごくテンポよく、バランスよく流していくので、とても見心地のいい映画だった。というわけで、一番良かったのは構成と展開かな。まあちょっとジェニファーとクリスの仲直りが早すぎたりご都合主義ではあったけれど。ご都合主義好きだし問題なし。
SFの設定としてはさほど凝っている感じでもない。長距離宇宙旅行を可能にする技術レベルに対して、トラブルシューティングがあまりにもお粗末だったり。その割意外と簡単にパワーリアクターの問題が修復できちゃったり。
しかし映画の時間の中であんまり凝った設定にするとすぐに時間オーバーになっちゃうからね。小説だったらガンガン設定詰め込めばいいんだろうけど。
一方世界観はよく作り込まれていたと思う。作家のオーロラとエンジニアっぽいジム、それからちょい役のクルーだけで2時間楽しめるだけの内容にはなってたかな。
英語は主演男優と女優のほぼ二人だけだからだんだんん慣れてくるし、二人ともわりかし聴きやすい発音の英語を話す。単語もさほどピッキーな単語はでてこない。今回は英語字幕付きでみてたから全然問題なかったけど、字幕なしでも結構わかりやすい映画だったと思う。
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