2017年の年の終わりに1年を振り返って

皆様2017年は良い年を過ごされましたか? 2017年も残すところ1日ですが、良いお年をお過ごし下さい。 また来年2018年も皆様にとって良い年となることをフィンランドの片隅から祈っております。

さて、今年は移動がとても多く忙しい年だった。 この投稿を書くにあたって嫁と今年何があったっけと話してみた。 しかし忙しかったせいか色々していたわりにはあまり正確には覚えていないものであった。
とはいえ思い出そうとすると思い出は蘇るもの。 それから今年書いた多くのブログの記事もいろいろと出来事を思い出すのに役立ってくれた。 この投稿ではそんな2017年の出来事を書いていきたい。

2017年の私的五大印象的出来事

まずは特にカテゴリーはなしに2017年の印象的だった出来事を5つ選んでみたい。

1 子供の誕生

やっぱりこの出産の日が今年の中で一番記憶に残っている。 フランスはグルノーブルでの出産。
早朝起き出した嫁とともに病院に向かったのだった。 そのまま順調に昼過ぎに出産。 そのまま入院で、病室に入ったのが夜7時。 入院用のお泊りセットを病院に持って来たのが夜11時。 そして生後0日の赤ちゃんとの眠れない夜。
それからは今に至るまで子供中心の慌ただしく寝不足の日々が続いている。

フランスで妊娠・出産8 〜急にやって来たその日・無痛分娩

2 フィンランドへの移住

もともとフランスの仕事は元ボスの好意で半年だけ雇っていただいていたのだった。 その半年の間に運良く次の仕事が近場のフィンランドで決定。
そういうわけでフィンランドに移住することになったのだ。 移住をするにあたって一つ大変なことがあった。 ちょうどこの移住の1ヶ月ほど前に子供が生まれたのだ。 そのため移動の準備も実際の移動もなかなかに大変。 とはいえフランスもフィンランドも赤ちゃん連れが旅できるように設備が良く整っていた。 他の国を旅するよりは全然楽だったのかなと今では思う。

赤ちゃんとフィンランドへの移動 〜フランス国内移動

赤ちゃんとフィンランドへの移動 〜飛行機編

3 ブログ始めました

今年の3月に始めたこのブログ。 なんだかんだで続いている。 あまりアクセスのないこのブログだけれど、それなりのユーザーが訪れてくれている投稿もできて来た。 ブログを書くのは結構楽しいので来年もそれなりの頻度で更新していきたいものだ。

Xserverでwordpressブログの始め方

4 ルーブル美術館でテロ事件に巻き込まれる

私たちがパリのルーブル美術館を見学していたちょうどその時、美術館の入り口に刃物を持った男が現れたのだった。 実際にそのテロリストがいた現場に遭遇したわけではない。 美術館のその時見学していた場所から美術館の一室に避難しないといけなかっただけ。
振り返って見るとそんなに差し迫って大変だったわけではない。 しかし本場フランス・パリでテロ事件から避難するというのは、その時にはなかなかショッキングなできごとであった。

海外旅行記・ヨーロッパ 〜何かが起こったルーブル美術館

5 フィンランドでの仕事の契約延長

ちょっと5つ目は何にするか悩んだのだけどこれ。 仕事はとても楽しいプロジェクトで満足。 それから今のところフィンランドという国にもとても満足している。 設備的には日本と同じレベルで住みやすく整っていると思う。 人々は一見むっつりしてる人も多いけど優しい人が多い。
というわけで仕事の契約を一年延長した。 次をどうするかはわからないけれど、来年の仕事の結果次第かな。 そろそろ定住できる場所を考えないといけない時期になってきた。

フィンランドでの仕事の契約延長に伴う諸手続き

2017年の五大ベスト観光スポット

今年は子供ができたこともあり、思うように旅行ができなかった。 とはいえフランスやフィンランドの近場で何箇所か旅することはできた。 その中で印象に残っている観光場所を上げていきたい。

1 サンクトペテルブルグの街並み

サンクトペテルブルグ

水の都サンクトペテルブルグ

初ロシア。 ロシア第二の都市サンクトペテルブルグはとても綺麗な街だった。 11月という北の地の観光にはあまり良い時期ではなかったけれど十分満足できた。 天気が良ければ最高だろう。 今度は是非夏に再訪したい。

海外旅行記・ヨーロッパ 〜サンクトペテルブルグ市内散策

2 パリのマルモッタン・モネ美術館

ほぼ全ての公立観光施設が無料になる第一日曜日。 私たちはマルモッタン・モネ美術館を訪れた。 しかし訪ねてみてびっくり。 マルモッタン・モネ美術館は私立美術館だったのだ。 無料特典はなし。 空いてて見学しやすかったのはそのおかげかもしれないけれど。
この美術館はとても良い。 印象派を見るならオルセーの最上階が第一候補だろうけれど、ここの大量のモネは全くもって見劣りしない。 モネの作品が展示されている地下室は美術館の内装や雰囲気も良い。 小さいけど平気で数時間くらいは過ごせそうな美術館であった。 ちなみに中は写真撮影禁止だったので写真がない。

海外旅行記・ヨーロッパ 〜パリの素敵な美術館

3 ドゥザルプ(les deux alpes)でスキー

les deux alpes

晴れたドゥザルプ

グルノーブルに来るたびに行こう行こうと思っていていけなかったアルプスのスキー場。 ついにそのうちの一つであるドゥザルプを訪れることができた。
このスキー場の売りはなんといっても標高3600mからの壮大な眺め。 そして高低差2000mのコースを一気に滑り降りたのはかなり爽快だった。 できることならばもう一度行きたいスキー場である。

海外旅行記・グルノーブル 〜3600mからのスキー

4 タリンのプラットフォームからの眺め

タリンのプラットフォーム

タリンの旧市街からバルト海まで一望

タリンの旧市街の眺めはなんだか明るいヨーロッパ臭のする眺め。 グルノーブルは割と暗めのイメージだったし、ヘルシンキはもう少し白っぽいイメージ。 タリンのプラットフォームからは、明るいヨーロッパの街並みを一望することができる。 北なのでやはり夏場がオススメだけど秋も悪くなかった。

海外旅行記・ヨーロッパ 〜エストニアの古都タリン

5 バルト海をフェリーで渡る北欧クルーズ旅行

地平線の雲に切られた太陽

フェリーから眺めるバルト海に落ちる夕陽

北欧はバルト海が各国をつないでいるのでフェリー旅行が盛んだ。 いくつか利点がある。 まず飛行機よりだいぶ安いことが多い。 それから小さいとはいえクルーズ船なので、中の施設には結構気合が入っている。 免税店で安いのはビールくらいだけど、品揃えは結構良し。 船の上、色々な雑事を忘れてのんびりと過ごすことができる。
ちょっと時間はかかるけれど遊んでいたり寝ていればすぐ到着する。 日程がおしてなければ北欧旅行はフェリーがオススメだ。

フェリーでの北欧クルーズ旅行色々

五大ベストレストラン

子供ができてからはやはりレストランに行く頻度もだいぶ減ってしまった。 とはいえ5個くらいなら上げられるだろうと頑張って書いてみることにする。

1 Restaurant L’INITIAL (PARIS)

パリのノートルダム大聖堂からセーヌ川を渡ってすぐそこ。 贔屓目はあるけれど、贔屓目抜きにしても今年の一番のレストラン。 日本人シェフが作り出すフレンチの味。 50ユーロのコースでこれだけ美味しいものが食べられるのなら通う価値あり。 最近混んでるとの噂。 予約はお早めに。

海外旅行記・ヨーロッパ 〜一度は訪れたい都パリ

2 Fisken på Disken (HELSINKI)

年末に駆け込みで出会った久々に美味しかったレストラン。 Kamppiセンターの5階。 値段も結構するけど、全般に新鮮な印象で美味しかった。 生牡蠣がとても美味しかった。 魚のスープも絶品。

ヘルシンキ・エスポーエリアのレストラン・バーその2

3 Teplo (ST. PETERSBURG)

サンクトペテルブルグは聖イサアク大聖堂のすぐ近くのカフェ。 フェリーの時間まで結構あったので立ち寄ったのだけど大正解。
まず食事が普通に美味しい。 ロシア料理も結構ある。 それからソファー席はもちろんテーブル席もおしゃれで良い感じ。
何と言ってもキッズルームが併設されているので子供づれに優しい。 やはりお子様連れに人気のようで、入り口にベビーカーがたくさん駐車されていたのを覚えている。 入り口が少し見つけにくいのでそこだけ注意。

海外旅行記・ヨーロッパ 〜サンクトペテルブルグ市内散策

4 Urban Deli (STOCKHOLM)

こちらもお洒落なストックホルムのレストラン。 フィッシュスープがなかなかのレベル。 混んでいるので予約した方が良いかもしれない。 私たちはレストラン席には入れず、バーカウンターで食べたんだった。 蟹も美味しかったんだけど、バーカウンターで蟹をほじくるのは結構大変だった。

海外旅行期・ヨーロッパ 〜ストックホルム観光一日目

5 Von Krahli Aed (TALLINN)

タリンの旧市街の中。 カラフルな野菜に彩られたメインプレートが特徴のレストラン。 そのカラフルな野菜はちょっと独特の味なので好き嫌いは分かれるかもしれない。 しかしラムのソテーは絶品だった。 内装もかなりおしゃれ。 中庭席や地下の席を今度は試してみたい。

海外旅行記・ヨーロッパ 〜エストニアの古都タリン

おまけ:ベストホテル Hotel Ekaterina (ST. PETERSBURG)

5大ってやろうと思ったら5箇所しかホテルに泊まっていなかった。 そういえば子供ができてからは同じホテルに連泊にすることが多い。 だいたいどこも100ユーロくらいのホテルだったと思うのだけど、ここが一番パフォーマンスが高かった。 ロシアの物価が安い影響もあるのだろうけど。 唯一の難点はバリアフリーじゃないのでベビーカーを運ぶのが大変だったこと。

海外旅行記・ヨーロッパ 〜エルミタージュ美術館へ

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いろいろと各国異なる冬至の文化

今年の冬至は12月22日。 この日は子供の中国への旅行許可証を申請するのに中国大使館を訪れたのだった。 フィンランドの中国大使館はとても庶民的な感じ。 申請中も半分くらいは雑談をしながら。 その中で出た話題の一つが冬至の料理って何ということだった。
考えてみるとアメリカやフランスに住んでいた時は冬至を意識することはなかった。 クリスマス直前だからだ。 だけど中国・日本では冬至という日もそれなりに重要な日と言える。 またフィンランドでは冬至は暗さの頂点。 ここからはどんどんと明るくなるばかり。 そういう意味でも重要な日と言えるかもしれない。

中国の冬至

中国は旧正月の方を重視しているので、この年末年始の時期では冬至も結構重要なイベント。

湯円

黒胡麻餡の湯圓

嫁と大使館のお姉さんの話では、中国では冬至にはある食べものを食べるそうだ。 面白いことにこれが地方によって異なっている。 北部では餃子だそう。 中国は何かにつけて餃子は食べるが、北部では一斉に水餃子を消費する日となる。
一方南部では胡麻餡の入ったお餅のようなもの(湯圓)。 私の感覚だとこの餅は蒸した方が美味しいんじゃないかなと思ったけれど、伝統的には水煮で食べるそう。 水煮でも美味しかったけど。 ちなみに冷凍のものが中国マーケットで売っている。 このマーケットについてはちょっと前に記事を書いたので、投稿下部に関連記事を貼っておいた。
嫁の話だと胡麻餡が最も伝統的とのこと。 地方によってはナッツ類や肉や魚の場合もあるようだ。

フィンランドの冬至

ヘルシンキ冬至の1時の太陽

ヘルシンキの冬至の1時の太陽はこの高さ

さてフィンランドの冬至はクリスマスの直前。 なのでそんなにイベントイベントしている感じではなかった。
一方でフィンランドの冬至は気候的にとても特殊だ。 日の出は9時過ぎ。 日の入りは3時半。 今年は良く晴れていたので逆にその1日の短さを楽しむことができた。
上の写真は1時の太陽。 日の出や日の入りの写真と見紛うその太陽の低さ。 一日中、日の出・日の入りが続いているような感じだ。

日本の冬至

さて中国大使館のお姉さんに日本では冬至では何を食べるのかと尋ねられたわけだが、冬至の食べ物のイメージがなかった。 日本の冬至というと柚子湯のイメージはあったのだけど、食べ物は考えてみても浮かばなかった。 ということでせっかくなので調べてみた。
wikipediaによると、小豆粥、かぼちゃ、冷酒、こんにゃく、などなどを食べるそうだ[1]。 かぼちゃはギリギリ聞いたことがある気がするけれど、他は全く心当たりがない。 うちの地方ではあまり冬至の習慣がなかったしなあ。
しかしこれで次聞かれたら答えられるので良しとしよう。 文化的なことは聞かれることが多いのだ。

[1]「冬至」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org)。2017年12月23日 (水) 05:57更新版

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フィンランド・エスポーのスーパーマーケット

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暗い冬を乗り越える 〜フィンランドの年末行事

フィンランドでは11月の暗黒の月を超えると、雪で少しずつ明るくなり始める。 それからクリスマス・新年へと人々の気持ちが上がっていくようだ。 クリスマスの今日はそんなフィンランドの年末行事について少し書いていきたい。

フィンランドのブラックフライデー

ブラックフライデー

ママたちがこぞってブラックフライデーセールに

なぜだかフィンランドに上陸していたブラックフライデー。 サンクスギビングデーの後で十一月の最終金曜日。 フィンランドではブラックウイークエンドとか言って、週末の間セールをしていたようだ。 アメリカの次週の月曜日にやるサイバーマンデーはまだ輸入されてないのかな。
ブラックフライデーは秋のセールと比べると少し小さめ。 格別に良いようなセール品は見なかった。 秋のセールと違って各所で同じ時期に一気にセールをする。 なので1箇所がこむことはない。 人混みを避けるにはこっちの方が良いかもしれない。

フィンランドの独立記念日

今年は100周年記念ということで気合が入っていた? フィンランドからロシアからの独立を宣言したのが1917年の12月6日だった。
フィンランドの独立記念日は、みんなでテレビの1チャンネルを見る日なのだ。 7時前くらいから大統領夫妻がたくさんのお客を招待し、ひたすらに握手をし続ける数時間の催し。 呼ばれるお客様は年によってテーマがあるそうで、毎年系統の違う人たちが招待される。 フィンランド人の友達が言うには有名人が多かったようだけど、フィンランド在住一年にも満たない私には知らない人ばかり。
最後の方は小さなダンスパーティーがある。 フィニッシュタンゴの音楽に合わせてひたすら踊る人々。 フィニッシュタンゴは不思議な感じだけど心地良いリズム。

この招待客たちがどんな服装をしていたかとかをしっかりとチェックしておく必要がある。 次の日のコーヒー時間に誰のドレスが良かったかを語るのがフィンランド流だそう。 なかなか派手なドレスを身にまとった方々が多く、目で楽しむことができた。

10時くらいからヘルシンキ中心部で花火がある。 テレビでも放映がある。 でもそんなに大きくない。

フィンランドのクリスマスマーケット

クリスマスマーケット・ヘルシンキ

ヘルシンキのクリスマスマーケット

フィンランドの友人の話ではフランスのマルシェドノエルとはちょっとイメージが違うそうだ。 どちらかというと結構実用的なマーケットだそう。 12月2日から12月22日まで。 一番大きいのはヘルシンキの有名な元老院広場(Senate Square)のところで開催されている。 ヘルシンキ大聖堂の前。 マーケットスクエアのところじゃないので注意。 嫁がちょっと覗きにいったのだけど朝早くてほとんどお店は閉まっていた模様。

クリスマス

フィンランドでは24日がクリスマスイブ、25日がクリスマス、そして26日がボクシングデーということで祝日。 ボクシングデーって聞き覚えがなかった。 どうやらイギリス発祥の祝日で、カナダなどイギリス系の国ではこの名前で親しまれているよう。

フィンランドのホットワイン

フィンランドのホットワインGlögi

フィンランドはヨーロッパでは珍しくイブも重要視しているそうな。 クリスマスは残り物を食べたり友達を尋ねたりして過ごすそう。 とてもフィンランドらしいのは伝統的にはサウナに入って身を清めてからクリスマスのお祝いをする。
フィンランドもホットワインがクリスマスシーズンの飲み物だそう。 Glögiと呼ばれるもの。 K-supermarketで購入したものはノンアルコールも4.7%のものも7ユーロくらいだった。 Alkoだともう少し濃いのが売ってるのかな?

公共交通機関はイブが休日スケジュールになり、クリスマスは11時までお休み。 11時以降は休日スケジュールで運行する模様。 クリスマスの朝はだいぶ静かになりそうだ。
スーパーマーケットは時間を短縮して営業するところが多いようだ。 イブはお昼くらいからお店が閉まり始める。 逆に一部のAlepaでは24時間営業をするそう。

ちなみにクリスマスはやはり家族と過ごす人が多いよう。 数少ないフィンランド人の友達は地元の家で過ごすと言っていた。 外国から来てる友達はフィンランド国内を回ったり、暗いフィンランドから飛行機で脱出する人など色々だ。 同じ部屋の同僚は一番仕事に集中できる週だと働く気まんまんだったけれど。

関連記事

フィンランドのショッピングセール週間 〜Crazy days

D&X

フィンランド・エスポーのスーパーマーケット

そういえばまだ書いていなかったフィンランド・エスポーのスーパーマーケット事情について。

スーパーマーケットでの買い物

野菜・果物の購入

野菜のはかり

Kmarketの野菜の重量計

Lidl以外のスーパーだと野菜や果物は自分で重さを測ってバーコードをプリントする必要がある。 だいたいそれぞれの野菜に番号がついているので、それを野菜コーナーの横に付いている重量計に乗せてその番号のボタンを押す。 すると自動でバーコードがプリントされてくるので野菜にはっつけてカウンターまで持っていけば良い。 Lidlの場合だと持っていけば会計カウンターで重さを測ってくれる。
野菜の種類は普通に一通りある。 キャベツ・白菜・人参・玉ねぎなど。 大根は大きめのスーパーだと売ってることもある。 ナスは例のごとく巨大なナス。 小さなナスはアジア系マーケットへ。 果物もだいたい一通り。 ベリーの種類は他のどの国よりも多い。

マッシュルームは普通の白とブラウンのマッシュルーム。 それからその大きいサイズのもの。 それから生椎茸は普通にいつでも売っている。 それからキノコは時期によって違う種類のものが何種類か売っている。 日本的なキノコ類はアジア系マーケットに行く必要あり。

肉・魚の購入

お肉の待ち番号

このボタンを押してお肉の待ち番号を取得する

肉や魚はパッケージされて売っているものもたくさんある。 同時に大きめのスーパーだとだいたい鮮肉・鮮魚コーナーがついている。 待ち番号を取得する機械があるので、ボタンを押して番号を取得する。 番号が電光掲示板に押されたら、鮮肉カウンターの従業員に欲しいものを伝えれば良い。 フィンランドの場合、ほとんど英語で大丈夫。
肉は普通に鳥・豚・牛それからターキー。 フランスみたいに色々はない。 魚系はフランスより多少バリエーションがあるけど、普通のスーパーだとそんなに多くもない。 パッケージされたサーモンに加えて白身の生で食べられる魚も買える。

飲み物の購入

牛乳やヨーグルト、クリームなどは種類があるのでちょっとわかりにくい。 スーパー以外でもそうだけど、表記はフィンランド語かスェーデン語だけなので。 慣れるまではグーグル翻訳が必要かも。
4.7%以下のビールはスーパーで購入できる。 フィンランドのビールは結構美味しい。 ただ朝とか深夜はしまっている。 またそれ以上の濃度のビールやワイン・スピリッツが買いたかったらAlkoへ。

空き缶・ペットボトルのリサイクル

リサイクルマシン

リサイクルマシンの外観

飲み物の話を書いて思い出したけれど、フィンランドでは空き缶・空き瓶・ペットボトルは有料。 各スーパーにリサイクルコーナーがあるので、そこに持って行くと払い戻しをしてくれる。 払い戻しは各スーパーの金券で。 他のスーパーでは使えないけれど、その日に使う必要もない。
使い方は簡単。 特にスタートボタンなどはないので、持って来た空き缶などを一つ入れる。 するとバーコードを読み取って、空き缶などが吸い込まれていく。 画面に入れたものの種類とその個数が表示されているはず。 あとは一つずつどんどん入れていけば良い。 全部入れ終わるったら、払い戻しボタンがあるはずなのでそれを押す。 レシートのようなものが印刷されてくるので、それを会計の時に割引券として使うことができる。

リサイクルマシン2

リサイクルマシンのアップ

K-marketだとくじにもできる。 1度だけ試したけれど、7ユーロくらいだったのが10ユーロになった。 詳しいシステムは謎。 ちなみにこの時カウンターのお兄さんが間違えて入力してしまったのか、10ユーロ引きが10ユーロプラスになっていた。 すぐにお兄さんが自分で気づいて処理してくれたので問題なかったけれど。

チェックアウト

チェックアウトカウンターは大きいところだと有人カウンターとセルフのカウンターがある。 アメリカの場合だとセルフにするとだいぶ時間を節約できるんだけど、フィンランドの場合だとあんまり人がいないから有人カウンターでもそんなに変わらない。 有人カウンターでは順番を待って自分の買ったものを黒いゴムレーンの上に並べていく。
ただセルフもとても簡単。 何か困ったら待機している従業員が助けてくれる。

フィンランドの地元マーケット

K series

一番小さなMarket

一番規模の小さい地元密着K-market

その名の通り、Kが名前に付くスーパーマーケット。 規模の小さい方から、K-market, K-Supermarket, K-CityMarket。 セール品を除けば大きくなるほど安い。 K-marketがだいたい近所のスーパーという感じの趣。 supermarketになると日用品はだいたいなんでも手に入る。 citymarketになるとかなり大きくなる。 衣料品などなどなんでも売っている。

全てのタイプのマーケット共通のポイントカードがある。 カウンターの従業員に言うと申し込み用の用紙をくれる。 仮カードみたいのはすぐに発行してもらえる。 しかし正式なカードは書類を郵送した後に郵便で送られてくる。 カードがあるとちょっとした割引があったり、ポイントがついたりする。 後カウンターのチェックアウトでプレゼントをもらったことがあった。 たぶんこのカード関連だと思う。

S series

alepa

KamppiのAlepa

Sシリーズと勝手に言ってみたものの、Sから始まるのはS-marketだけ。 こちらは小さい方からAlepa, S-market, Prisma。 価格はK系列に比べてS-market系列の方が少し安いらしい。 けれどAlepa以外はなぜだか若干不便なところに立っていることが多いのであまり行かない。 車がある人には安くて良い感じかな。

Lidl

lidl

クリスマスデコレーションのLIDL

ドイツ系のスーパーマーケットだそう。 基本的に値段設定が安め。 時折特売品がとても安い。 ちょっと変わったものが売ってたりもするし、欲しいものが絶妙になかったりするスーパーでもある。

Stockmann market

私はストックマン・タピオラの地下をごく稀に訪れる。 ちょっと良いものが買いたい時に。 でも値段設定は少しお高め。

フィンランドのアジアンマーケット

ヘルシンキエリアはアジアンマーケットはたくさんある。 ここでは訪れたことのある3店舗について書きたい。

Tokyokan

Kamppiセンターのすぐ近く。 日本系統の調味料などが結構色々手に入る。 だけど値段も結構する。 普段は他のアジアマーケットで買い物して、必要なものだけをTokyokanで買っている。 冷凍食品や米はあるけど生の野菜は売っていない。
奥の1角では日本の小物なども売っている。 今のところ店員さんはフィンランド人しか見たことがない。 日本人もいるのかしら。

DFH Asian Market (东方行 )

地下鉄でHakaniemiの駅へ。 駅から出たら歩いてすぐ。 色々それなりにリーズナブルな値段で売っている。 中華系を料理することが多いこともあり、一番お世話になっている。 調味料から野菜、冷凍食品まで一通り揃う。 しめじ、えのきなどのキノコ類はこちらで。 そういえば豆腐もアジア系のマーケットじゃないと見かけないかな。
WeChatを持っていれば、メンバーではないけれど登録ができる。 お買い得情報や、新入荷情報などが送られてくる。 特に時折手に入りにくい野菜や海鮮を入荷している。 こちらは店員の半分くらいは中国人。

Asian Food Market Oy

Espooのアジアンマーケット。 こちらは場所が若干不便なのと、そこまで規模が大きくないので一度しか訪れていない。 その時は大根が新鮮だった。

関連記事

1. ヘルシンキ・エスポーエリアのレストラン・バーその1

2. ヘルシンキ・エスポーエリアのレストラン・バーその2

D&X

 

シェナンドーで一泊二日 〜日の入り鑑賞とルーレイ鍾乳洞

アメリカには訪れるべき国立公園がたくさんある。 グランドサークルの国立公園群は私にとって忘れられない経験になった。 嫁に言わせるとイエローストーン国立公園が今のところベストらしいが。
さてアメリカ東部にいると忘れがたいような絶景の国立公園というのはなかなかない。 しかし壮大な森林を持つ国立公園の中で週末を過ごすというのも悪くないもの。 特に新緑の季節や紅葉の季節なら格別に美しい姿を見せてくれる。 すでに書いたグレートスモーキーマウンテン国立公園もそんな森林国立公園の一つだった。
今回の投稿ではバージニア州にある国立公園、シェナンドー国立公園について書いていきたい。

シェナンドー国立公園へのアクセス

国外から来る人はあまりいないかもしれないが、来るならばレンタルカーが必要だろう。 私たちは旅行でDCにいたので、帰り道にDCからの2時間くらいのドライブで到着。 縦にとても長い公園なので入り口がいくつかある。 私たちは北端の入り口(Front Royal)から入園。 そして途中のロッジで一泊し、一泊二日の旅程で南まで抜けることにした。
入り口にはゲートがあり入園料を払う必要がある。 当時の入園料を払って入園(今は25$のようだ)。 国立公園共通の年間パスが80$で変えるので、もし他に行く予定があるのだったら買った方がお得かも。 ちなみにグレートスモーキーマウンテンは入場無料。
シェナンドー国立公園は、天然の山火事が起こっている場合があるので事前にチェックしておく必要がある。

シェナンドー国立公園の展望

シェナンドー国立公園に入ってすぐのオーバールック

ゲートを抜けると見晴らしの良いドライビングコースをのんびりとドライブすることができる。 次々とオーバールックがある。 たまに急いでいる車もいるので、このオーバールックあたりで抜かせてあげると良い。 見えるのは森と草原などの景色。 そういえば再入場に必要な入場チケットを風に飛ばされたのはこのオーバールックだった。 なんとか回収できたけど。 動物も時折出て来るので目を光らせておく必要あり。

国立公園から一旦出てルーレイ洞窟へ

私たちは一泊二日の旅程だったので余裕が十分。 というわけでこのエリアで人気の鍾乳洞、ルーレイ洞窟も訪れることにしたのだった。 ルーレイ洞窟はシェナンドー国立公園の北寄りの方の出口からちょろっと外に出てすぐ。 上で出てきた国立公園の入場チケットは再入場に必要なのでとっておく必要がある。

ルーレイ洞窟の地底湖

ルーレイ洞窟の地底湖の反射は鏡のよう

ルーレイ洞窟はアメリカ東部で最大規模の鍾乳洞だそう。 中を見学するにはツアーを購入する必要がある。 チケットは27ドル。 結構高い。
まずは外のチケットオフィスでチケットを購入する。 それから時間になったら洞窟入り口近くのガイドさんのところに向かうのだったかな。 1ツアーグループは10人以上。 全員集まったらなんだか普通のドアを抜けて急に洞窟の中へと続く階段を下っていく。

ルーレイ洞窟の鍾乳石

人工物のような形の鍾乳石

洞窟の中はひんやりしていて良い感じ。 ガイドさんが簡単な説明をしながら歩いてくれる。 ガイドさんはたくさんいるのでどんな方になるかは運。 この手の鍾乳洞では良くあるように、何かの形に見えるという鍾乳石を見つつ歩いていく感じだ。 ぐるっと一周して入り口まで戻ってくるツアー。 出口を出るとちょっとしたお土産屋さんもある。 私たちはその当時よく買っていた、国立公園ジグゾーパズルシリーズを購入。

ルーレイ洞窟の目玉焼き

ルーレイ洞窟の目玉焼き

ロッジskylandに宿泊

ルーレイ洞窟を出た私たちは同じ道を辿ってシェナンドー国立公園に再入場。 それからまた南下。 1時間くらいでこの日の宿泊場所スカイランドへと到着した。

スカイランドは普通のホテルの部屋に加えてコテージのような部屋(Cabin)もある。 私たちはこのCabinを選択した。 Cabinの方が普通の部屋よりも少し安いけど、今Webページ見てみたら130ドルくらいしている。 そんなに高かった記憶もないのだけど高かったようだ。 普通のホテルの部屋は眺めが良いところに立っているよう。 値段もそんなに変わらないので、キャビンにこだわりがなければホテルの方も良いかも。

チェックインはホテルやレストランがあるあたりに受付がある。 チェックインをすると鍵をもらえるので、そこから自分の車でキャビンまで移動する形。 キャビンの周りはいくつか駐車スペースがある。 キャビンは良い感じの古い建物。 そんなに綺麗でもないけどシャワーもついてる。 夜間は暗闇に閉ざされるので鹿などの野生動物が近くまでやって来る。

夕食はキャビンでカップヌードル。 お湯はコーヒーメーカーを利用して沸かしたような記憶が。 キャビンでカップヌードルもまた風情があってよかった。 スカイランドのレストランもそこそこ評判が良かったけど。

Stony Manで日の入り鑑賞

日の入り前のストーニーマン

ストーニーマン・日の入り前

荷物をホテルに置いたら日の入りを目指したのだった。 ポイントはストーニーマン(Stony Man)。 ストーニーマンはスカイランドからとても近い。 とはいえトレイルの入り口には駐車場があったのでそこまで車で移動したけれど。

ストーニーマン日の入り

ストーニーマン・日の入り

トレイルは2kmと少し。 30分くらいの登りだった。 とくに難所はない。 けれど日の入り鑑賞のスポットは切り立った岩場。 写真のスポットを探しながら落っこちないように気をつける必要がある。 ちなみにここはいくつもの山の稜線がとても綺麗に見えるので、日の入りの時ではなくてもおすすめできる場所。

ストーニーマン・日の入り後

ストーニーマン・日の入り後

日の入り後はどんどん暗くなるトレイルを気をつけながら下っていく。 私たちは日の入りを最後まで見ていたので、車にたどり着く頃にはトレイルは真っ暗になってしまった。 それなりに帰りの距離も長いので、懐中電灯を持って来た方が良いだろう。

ちょっと長くなって来たので、続きは次の投稿へ。

関連記事

1. 海外旅行記のまとめ

2. シェナンドーで1泊二日 〜楽しいトレイルハイキング

3. 海外旅行記 〜グレートスモーキー国立公園・シンクロ蛍

4. 海外旅行記・アメリカ東部 〜グレートスモーキーの名所

5. 海外旅行記・アメリカ西部 〜グランドサークルの自然美

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フィンランドで生後8ヶ月 〜フィンランドの子育て支援

さて時期は11月から12月。 宵闇の中に閉ざされるフィンランドの暗黒のシーズンだ。 しかし暗さにやられるのは大人ばかりで、子供は順調に育つもの。 この投稿では生後8ヶ月までのフィンランドでの出来事をまとめておく。 特にフィンランドの子育て支援制度について。

ネボラ(neuvola)での定期検診の開始

ネボラの看板

割と地味なネボラの看板

さて我々にとって一番大きい出来事は、ちょっと前にkelaカードが無事子供に発行されたこと。 というわけで福祉国家フィンランド万歳状態に突入した。 まずはこれまで私立病院で1回数百ユーロ払っていたワクチンを無料で摂取しにネボラまで。 ネボラは産婦人科と小児科が一緒になったような施設。

ネボラの入り口

知らないと通り過ぎそうなネボラの入り口

ネボラの予約は電話で。 ローカルオフィスに電話をするのではなく、共通の予約のための専用番号がある。 どこのオフィスに行きたいかなどを伝えて予約をとる。 予約は電話をした週の間ですぐに取れた。
フィンランドで産んだ場合だと産まれる前からネボラでお世話になるのだろう。 私たちの場合はしばらくネボラを使うことができなかったのだけど、6ヶ月の検診から予約することができた。 6ヶ月検診はナースだけ。 8ヶ月検診はドクターとナース両方。 今のところ7ヶ月もワクチンを打ちに行ったので各月ネボラを訪ねている。

ネボラの待合室

待合室にはソファーや椅子、おもちゃなどが

ネボラは建物に入るとソファーや少しのおもちゃなどがある待合室がある。 妊婦のための血圧測定装置などもある。 靴脱ぎ場とクロークがあるのでそこで上着や靴などを脱いでおく。 時間になるとナースに名前を呼ばれる。 ナースについていけば良い。

ナースは簡単な赤ちゃんの身体測定に加えて簡単なメディカルチェックをする。 最初のネボラ訪問だったこともあり、6ヶ月の検診では問診なども含めて1時間以上かかった。 7ヶ月の時はインフルエンザワクチンを打つだけだったので早かったけど。 8ヶ月はドクターとナースの検診が合わせて40分くらい。

それからちょっと嫁と子供が中国へ行くことになったので、すでに打っている標準のワクチンに加えて追加でBCGワクチンを接種。 フィンランドではBCGは標準では打たない。 標準ワクチンでないものを摂取したい場合は、取り寄せないといけないので少し余計に時間がかかる。 急ぎの場合は早めに準備をする必要あり。
標準ワクチンの一つであるMMRワクチン(麻疹、おたふく風邪、風疹)も、旅行中の感染の心配があるので中国に行く前に接種しておくことに。

次の検診はナースと12ヶ月の時に。 そして18ヶ月はナースとドクター両方。 8ヶ月を過ぎるとだいぶ、のんびりとしたペースになる。

赤ちゃんの生育のための補助金

福祉国家フィンランド関連でもう一つ。 赤ちゃんがいる家庭へのKELAからの補助金。 何種類か補助金の種類があるのだけど、私がKELAへ加入申請したときに一緒に申し込んだのが子供生育の補助金(child benefit)。 こちらは月額95ユーロ程度が赤ちゃん生育の補助で援助される。 子供が17歳になるまで支給されるそう。 ちなみに2人目から5人目まで、一人あたり同様に補助金がもらえるがその額は少しずつ増額する(5人目になると178ユーロの支給)。 あんまりいないだろうけど6人目以上は5人目までと同額が支給される。
それから嫁と息子がKELA加入できたことでもう一つの補助がおりた。 こちらは保育園を使わず家で育児保育をする場合の補助金。 こちらは月額338ユーロ。 それから仕組みはよくわからないのだけど、エスポー地域からの補助金も出るようだ。
ちなみに大学の職務時間が自由が効くので逆にとっていないのだけど、パタニティーリーブも赤ちゃんが9ヶ月になるまでKELAから保障される。 それからすでに別投稿に書いたけど、バス、地下鉄、トラムはベビーカーと赤ちゃんがいれば保護者一人無料なんてのもある。
フィンランドは基本的な生活費は高いけれど、こういった補助のおかげで赤ちゃん関連の出費はだいぶ抑えられる国である。

歯が生えて歯磨きの開始

ここからはちょっと息子の成長記録。 あんまりフィンランド関連情報ではない。 歯磨き練習中。 歯ブラシはK-marketで購入。 口に突っ込むととても嫌そうな顔をして吐き出そうとする。 でも泣かない。 ただ嫌そうな顔。 しばらくしたらなれるのだろうか。

夜泣き

最近また時折夜泣きをする。 前の夜泣きとは原因が違うのかな。 抱っこしたら泣き止むのでそんなにひどい症状ではないのだろうけど。 ちょっと睡眠を削られる7ヶ月から8ヶ月の今日この頃。

寝返りでの高速移動

6ヶ月くらいから寝返りでゴロンゴロンと回転して飛んで行ってしまうようになった。 うちではゴムマットの上が彼のエリアなのだけど、簡単に飛び出ていってしまう。 柵を作ることも考えたのだけど、フィンランド流に危ないところだけ隠して好きなように動かせるのもありか。

逆方向ハイハイからちょっとずつ前方向へ

6ヶ月半ばくらいから腕で押すような感じで後ろ方向へちょこちょこ移動する。 7ヶ月前後から、おもちゃが目の前にあったりすると少し前進もするようになった。 とか思っていたらあっという間に前方向にずりずりと動き出すようになった。 寝返りと合わせて行動範囲が格段に広がり中。
8ヶ月を前にして結構さくさくと前方向にハイハイするようになった。 家の中の危なさそうな場所をブロックしておく必要がありそうだ。 近場のコンセントのコードや尖ったでっぱりなどなど。 使ってないコンセントの電源をブロックするプラスチック製の何かがIKEAで売っていた。

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D&X

ヘルシンキ・エスポーエリアのレストラン・バーその2

ちょっとその1が増えて来たのでその2を投稿。 引き続きフィンランドのヘルシンキ・エスポーエリアのレストランとバーについて書いていきたい。 その3に移動するまで随時更新。

ヘルシンキ・エスポーのレストラン情報

Hesburger, Urho Kekkosen katu 1, 00100 Helsinki ☆☆☆

フィンランドのローカルバーガーチェーン。 創業はフィンランド第二の都市トゥルクのようだ。 イメージとしてはマクドナルド的だけど、フィンランドの外じゃあお目にかからないだろう。 フィンランドのそこらにあるけど、この時はバスのKamppi駅の店舗を訪れた。
バーガーの味は普通。 個人的にはバーガーキングの方が好き。 ただフィンランドに来てまでマクドナルドやバーガーキング行くこともないけど、ファストフード食いてえなあって時にはオススメ。

Burger King, Urho Kekkosen katu 1, 00100 Helsinki

バーガーキングもkamppi駅にある。 味はまあバーガーキングだ。 やっぱりヘルシンキはちょっと高いけど。

Mau-Kas, Kemian tekniikka, Kemistintie 1, 02150 Espoo ☆☆☆

アールト大学を訪ねた友人とともに試したブッフェレストラン。 昼食は10ユーロほど。 入り口がわかりにくいが看板を追いかけて行くとたどり着ける。 レストランのカウンターの前に支払いの従業員がいるので、そこで10ユーロ払って入場。 後はブッフェなのでメイン1プレートとサラダ1プレート的な感じで適当に自分で盛り付ける。 後、デザート、スープ、コーヒーにお茶がある。 がこの日はスープは切れていた。 席数がちょっと少ないのが難点。
この日はクリスマスディナーメニュー。 サラダはいくつか種類があって美味しかった。 メインメニューも美味しかったけど、最近ミートボールをよく食べていたのでかぶってしまったのが残念。 10ユーロのブッフェとしては満足だけど、べらぼうに美味しいという感じではない。 あ、パンが結構美味しかった。 ブッフェだしもう一度くらいは試してみたいところ。

Fisken på Disken, Urho Kekkosen katu 1, 00100 Helsinki ☆☆☆☆☆

Fisken på Disken

適当にふらふら歩きながらGoogleに聞いて見つけたシーフードレストラン。 なんか見たことある住所だと思ったらKamppiセンターの5階。 オープンな感じの座席で広々とした感じのレストラン。 入り口にウエイターくるまで待ってね看板があったのでおとなしく待機。 すぐにウエイターが来て案内してくれた。
ビールと白ワインをお供に生牡蠣プレートからスタート。 生牡蠣が普通に美味しくてびっくり。 ビネガーっぽいソースもなかなか優秀だったけど、牡蠣自体が良かったので付けない方が良かったかもしれない。 メインは私はニシンの揚げ物。 タルタルソースが丁寧で美味。 友達はトラウトのクリームスープ的なものを注文。 ちょっともらったのだけどとても秀逸。 私的にはこっちのスープの方がオススメ。
これで一人50ユーロだから値段も結構しっかりする。 ちなみにカードで払うとチップを聞かれるタイプ。 美味しかったのでちょっと付けといた。 美味しかったのでまた行くと思う。 そしてオススメ。

ヘルシンキ・エスポーのバー情報

Oluthuone Kaisla, Vilhonkatu 4, 00100 Helsinki ☆☆☆☆☆

地下鉄のヘルシンキ大学駅を出たところにあるバー。 入り口が二つあってバーカウンターも二つある。 ドアの前で友達を待っていたら反対側の入り口から入ってすでに中にいた。
ドラフトビールがたくさんある店。 ぱっと見で20種類くらい。 半分くらいはフィンランドのビールで残りは外国物。 値段はやっぱり一杯7、8ユーロってところ。 IPAとなんだかエールっぽいビールをトライ。 普通に美味しかった。 カウンターは常に列ができていたのでオーダーに少し並ぶ必要あり。 席はソファー席や椅子席などバリエーションあり。 良い席を見つけるとよし。 割と年齢層は高めでそんなに騒々しくないバーだった。 たまたまかもしれないが。

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ヘルシンキ・エスポーエリアのレストラン・バーその1

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フィンランドで生後6−7ヶ月 〜離乳食の進行状況2

生後5ヶ月で離乳食を開始し、順調に食べられるものが増えて行っている我が息子。 この投稿では離乳食開始5周目からの食事の様子について簡単に書いてみたい。

離乳食5周目ー12週目

二回食の開始

1日の食事回数を二回に増やした。 1回目は午前11時程度に1品目を。 2回目はいままで通りに、6時過ぎに2品目を。 新しいメニューを入れる時は午後の方で入れるようにしている。 9ヶ月目からは三回食にする予定。

ちなみに少しずつ母乳へのこだわりが減ってきているよう。 うちは基本的には離乳食を食べてから、足りなければ母乳だった。 だけど最近では状況によっては母乳を先に食べてから離乳食へ移るという場合も。

離乳食の食べ方

歯が生えて来た影響もあるのか、しっかりスプーンを口で掴むようになってきた。 しっかりと食べてくれるようになってきたので細かいことが少し気になるようになってきた。
一つはなるべく口のなかに食事を落とし込まないようにしている。 最初の頃は飽きないうちに食べ切ってもらおうと、スプーンの中身を流し込んでしまう傾向があった。 最近は結構飽きずに食べてくれるので、自分で食べてもらう練習もしている。 スプーンはなるべく水平に差し込んで、しっかり口を使って食べてもらっている。
それから姿勢。 基本的には太もも辺りに横向きに座らせて、横から食べさせている。 しかし気をつけていないと姿勢が斜めにずれていたりする。 なるべくまっすぐに食べるように注意中。 椅子に座れるようになるともう少し楽になるかな。

離乳食の好き嫌い

相変わらずコメやコーンなどの炭水化物系があまり好きではなさそう。 野菜や果物のペーストだとぱくぱく食べるので。 お粥は薄めればそれなりに食べるので食感も重要なのかな。 しかしりんごなんかを混ぜてしまえばパクパクと食べるのでやはり味だろう。

初めてのアレルギー

小麦に少しスキムミルクの混ざっているお粥のようなものでアレルギー。 口の周りが赤く腫れて小さなボツボツが少し。 すぐ腫れは治まったのだけど、たぶん小麦のアレルギーかな。 次ネボラで相談するまで小麦はストップ。

2ヶ月までに試したフィンランドで買える食品のブランド

穀物パウダーのブランド

Muksu

一択? 他のブランドは試したことがない。

瓶詰め野菜・果物・たんぱく質のブランド

PILTTI・Nestle・Organics

ここら辺はどこもうちのこは好き。 色々種類がたくさんある。 様々な組み合わせの野菜とタンパク質のペーストを売っている。 変わったところだとパスタのペーストとかも。

HIPP

ドイツ?の有名ブランドらしい。 ここのペーストは他に比べて粘度が高い。 うちの子はあんまり好きじゃなかったよう。 だけど上の3つのブランドがあまり合わないお子さんにはむしろ良いのかもしれない。

2ヶ月までに試した食品の種類

炭水化物

おかゆ・オートミール・ポテト・さつまいも・コーン・小麦のお粥

果物

りんご・洋梨・ピーチ・バナナ・マンゴー・レッドベリー・アプリコット

野菜

人参・カリフラワー・グリーンピース・大根・ズッキーニ・ブロッコリー

タンパク質

ターキー・豚肉・牛肉

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サッカーロシアW杯2018のグループ分けが決定

最近ではめっきりサッカーを1ゲーム見るってこともなくなってしまった。 それでもW杯ともなると観戦欲が戻ってくるものだ。 前回のブラジルW杯はアメリカからはほぼ時差がなし。 なのでテネシーで嫁のアパートの大きなテレビで結構観戦することができた。
ロシアW杯はフィンランドで見るということを考えると、最近は結構W杯の近場へと移動していることになる。 最近旅行したサンクトペテルブルグでも何試合か行われるようだ。 せっかくなので前回のW杯を振り返りつつ、ロシアW杯のグループの様子について調べてみることにした。 ついでにちょっと初見のグループ予想。

2014年ブラジルW杯のおさらい

南米に偏った山を順当に勝ち上がったブラジルと、フランスとの接戦を制したドイツとのベスト4の対戦。 これが衝撃の7−1という結果。 ライブ放送で見ていてここまで衝撃的な試合はなかなか記憶にない。 ブラジルはオランダとの3位決定戦もしっかり3−0で負けたのだった。

逆山は地味にしっかり勝ち上がったアルゼンチンと割とメンバーの揃っていたオランダの対戦。 結果はpkでアルゼンチン。 この試合見ていたはずなんだけど、ブラジル戦の方が衝撃的すぎて記憶から飛んでる。 若干pk戦の記憶は残っているけど。

決勝はアルゼンチンとドイツ。 延長戦をドイツが制してドイツが久々の優勝。 メッシ率いるアルゼンチンは一歩届きませんでした。 南米W杯でヨーロッパ勢が勝つという珍しいワールドカップになった。

DとXのロシアW杯のグループ予想

グループA

D 1ウルグアイ 2ロシア 3エジプト 4サウジアラビア
X 1ウルグアイ 2ロシア 3サウジアラビア 4エジプト

ウルグアイはまあ南米だし、噛みつかなければグループ突破はするでしょう。 ロシアはホストだし勝ち抜けできそうな感じ? エジプトがどうなんだろう。 サウジとしてもそんなに悪い組みでもない気もするけど、勝ち抜けも難しそうな。

グループB

D 1スペイン 2ポルトガル 3イラン 4モロッコ
X 1スペイン 2ポルトガル 3イラン 4モロッコ

pot3に入ったのにすごい引きを見せたイラン。 イランは前回大会でも準優勝のアルゼンチンを引いている。 順当にスペイン・ポルトガルが抜けるのだろうけど、イランにも頑張って欲しいところ。 ポルトガルはグループリーグじゃスペインに勝たなさそうということで2位通過。

グループC

D 1フランス 2ペルー 3オーストラリア 4デンマーク
X 1フランス 2オーストラリア 3ペルー 4デンマーク

順当にフランスと南米で。 デンマークも結構ランキング高いし、アジアからはオーストラリアもやる気になれば強い。 フランスがやる気ない感じになると、荒れる可能性もあり? 厳しそうなグループ。

グループD

D 1アイスランド 2アルゼンチン 3クロアチア 4ナイジェリア
X 1アルゼンチン 2ナイジェリア 3アイスランド 4クロアチア

最近噂のアイスランド。 来年の夏はアイスランド行きたいなあ。 ヘルシンキから飛行機で4時間くらい。 アルゼンチンは予選の時のようにギリギリになってメッシのスーパープレーで通過とかやって欲しいところ。 クロアチアもいるしこちらも厳しそうなリーグ。 でもメッシ最後かもしれないしアルゼンチンには頑張って欲しいところ。

グループE

D 1ブラジル 2スイス 3コスタリカ 4セルビア
X 1ブラジル 2セルビア 3スイス 4コスタリカ

最近のブラジルは固いのかな。 やっぱり固そうだった南アW杯ではこけたのでなんとも言い難いところだけど、グループは首位通過しそうだけど。 コスタリカ・セルビアはまったくわからない。 と思ったらコスタリカは前回大会ベスト8だったのか。 今回はどうでしょう。

グループF

D 1ドイツ 2メキシコ 3スェーデン 4韓国
X 1ドイツ 2メキシコ 3韓国 4スェーデン

お隣韓国もイラン並みのくじ運を見せた。 スェーデン・・・イブラヒモビッチいらないって論調だったらしいけど、この組みだとやっぱりいるんじゃないかって感じ。 組織力でドイツ・メキシコを倒すのは大変そう。

グループG

D 1ベルギー 2イングランド 3チュニジア 4パナマ
X 1イングランド 2ベルギー 3チュニジア 4パナマ

荒れなさそうなグループ。 イングランドはよく転んでる印象があるけれど、さすがに今回は大丈夫か?

グループH

D 1コロンビア 2日本 3ポーランド 4セネガル
H 1コロンビア 2日本 3ポーランド 4セネガル

日本はやっぱり南米に勝てるイメージはないのだけど、なんとか初戦で勝ち点を拾いたいところ。 ヨーロッパ勢には時折良い試合を見せるので、そこでもなんとか勝ち点を拾ってもらいたい。 実際の実力はどうであれ、有名どころの国よりは萎縮しなくてよいのじゃないだろうか。 日本がアフリカを得意としているイメージは全くないのだけど、なんとかセネガルから3ポイント取れないかなあ。 ニュース読む限りセネガル強いらしいけど。

近場のサンクトペテルブルグでの試合

どうやらW杯期間中は試合のチケットを購入してあれば、パスポートとFan IDというものでビザフリーでロシア入国できる模様。 サンクトペテルブルグは普段から一定のフェリー旅行はビザフリーなんだけど、他の都市でもW杯期間はビザフリーになるようだ。 とはいえフィンランドからだとサンクトペテルブルグが近いので便利。 試合は以下のような感じ。 日本がサンクトペテルブルグに来る可能性は、グループH2位抜けで準決勝か、3位決定戦進出。 ふーむ。。。

6月15日 モロッコvsイラン
6月19日 ロシアvsエジプト
6月22日 ブラジルvsコスタリカ
6月26日 ナイジェリアvsアルゼンチン
7月3日  F組1位vsE組2位
7月10日 準決勝
7月14日 3位決定戦

今調べてたらモスクワにもヘルシンキからの夜行電車がある。 夜出て朝8時半には着くようだ。 しかしモスクワでも日本の試合があるのはH組1位抜けした場合だけか。 なかなか難しい。

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海外旅行記・ヨーロッパ 〜サンクトペテルブルグへのフェリー旅

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pythonを使って積分計算とシグマ計算

pythonを使って積分計算をする機会があった。 備忘にここにまとめておく。

方位角プロット

データは上の図の青ラインのようなガビガビの散布データ。 numpyの360行のarrayに入っている。 横軸は360度の角度で縦軸は強度。 やりたかったことは1度刻みで強度を持つデータに、その角度ごとに三角関数をかけてからその総和を取るということ。
過去の文献をのぞいて見るとシグマで計算している人とインテグラルで計算している人がいる。 もともとの式の定義はインテグラル。 なのでインテグラルを選択するのが順当だろうけど、せっかくなのでpythonを使ってできる計算を色々と書いてみようと思い立った。
まずできるのはデータポイントごとに、三角関数の計算をしてそれからnumpy.sumをとってのシグマ計算。 それからやっぱり積分計算の方が良いかと思い、同じプロセスからnumpy.trapzを使っての積分計算。 とはいってもポイントごとの値のばらつきが大きいデータなのでやっぱりピークフィットしてから、その関数を使って積分計算をかけた方が良いかなとも思い、scipy.integral.quadを使っての積分計算。
というわけでこれらの方法での結果と実行速度を比べてみることにした。

生データでのシグマ計算

まずは横軸を0度から359度まで作っておく。 ついでに三角関数用にradianも準備しておく。 例のごとくimportは省略。 numpyとscipy、lmfit、それからTimeくらいかな今回は。

pix = np.linspace(0,359,360)
AzTheta = np.radians(pix)

コンスタントバックグラウンドの準備。 ガビガビのデータなので外れ値を引いてもしょうがない。 numpy.nanminを使って適当な範囲で適当な最小値を選択。

const = np.ones(90)*np.nanmin(Int[140:220])

バックグラウンドを引いたピークの裾からピークトップまでのデータ。 それから各データポイントにそれぞれ0から90度までのsinとcosをかけた式。

eqsum = (Inttheta[88:179]-const)
eqsin = (Inttheta[88:179]-const)*(np.sin(AzTheta[0:91]))
eqsin = (Inttheta[88:179]-const)*(np.cos(AzTheta[0:91]))

そうしたらsumを使ってarrayの総和をとる。

sum1 = np.sum(eqsum)
sum2 = np.sum(eqsin)
sum3 = np.sum(eqcos)

printで出力。

sum1 66885.0328331
sum2 61156.5549622
sum3 15573.1626916
Calculation time: 0.0002231597900390625[s]

生データからのインテグラル計算

上と同じものをsumではなくnumpy.trapzで計算。 trapzはtrapezoidal ruleでの積分計算。 関数じゃなくても生データから積分計算ができる。

sum1 = np.trapz(eqsum)
sum2 = np.trapz(eqsin)
sum3 = np.trapz(eqcos)

1度刻みのデータなので少しだけ総和よりも小さくなるのは想定通り。 しかしtrapzの方が速度が早かったのは少し意外。

sum1 63719.308712
sum2 58081.6139909
sum3 15482.3795419
Calculation time: 0.00015211105346679688[s]

フィッティングからのインテグラル計算

こちらはscipyのintegrate.quadを用いて。  フィッティングは以前書いたので省略。 私はいろいろ便利なのでlmfitを使っている。 投稿下にカーブフィッティングへの関連記事リンクを貼っておいた。 ここではconstantバックグラウンドとareaGaussianでフィットした(上の図の赤点線)。
それから積分用の関数を書く。 シンプルなX依存の関数ならそのままintegrate.quadの中に式を書けば良い。
他のパラメータが入る式を使いたい時は先に式を定義しておく。 それからintegrate.quadのargsでパラメータの値を指定することができる。 今回のように最初に関数のフィットをして、その結果の値を積分に突っ込みたいときにはこの方法が便利だと思う。

def eq1(x, amp, cen, hf):
return amp*(2/hf)*np.sqrt((np.log(2)/np.pi))*np.exp((-4*np.log(2))*((cen-x)/hf)**2)

def eq2(x, amp, cen, hf):
return (amp*(2/hf)*np.sqrt((np.log(2)/np.pi))*np.exp((-4*np.log(2))*((cen-x)/hf)**2))*(np.sin(np.radians(x)))

def eq3(x, amp, cen, hf):
return (amp*(2/hf)*np.sqrt((np.log(2)/np.pi))*np.exp((-4*np.log(2))*((cen-x)/hf)**2))*(np.cos(np.radians(x)))

式のパラメータにカーブフィッティングのベストの値をresult.best_values.getを使って代入。 それから0から90まで積分計算を行う。

s1 = sp.integrate.quad(eq1, 0, 90, args = (result.best_values.get('g1_amp'),90,result.best_values.get('g1_hf')))
s2 = sp.integrate.quad(eq2, 0, 90, args = (result.best_values.get('g1_amp'),90,result.best_values.get('g1_hf')))
s3 = sp.integrate.quad(eq3, 0, 90, args = (result.best_values.get('g1_amp'),90,result.best_values.get('g1_hf')))

生データはピークの裾が持ち上がっているので、フィットしてからの積分値はだいぶ値が異なっている。 それをどう解釈するかはデータ次第。
フィットをもうちょっと真面目にするとしたらVoigtなどを使ってフィットしても良いし。 このデータの場合だと生データのバックグラウンドの取り方を変えても値は近くなるかな。

sum1 48043.715584253885
sum2 47717.13305405471
sum3 4456.932291343271

時間はフィッティングも合わせるとだいぶ遅い。 積分だけでも生データより10倍遅くなっている。 とはいえよっぽど大量のデータ処理じゃなければ問題はない速度。

total time: 0.011394023895263672[s]
integration time: 0.002457857131958008[s]

というわけで結構値が変わるので、どう計算するかを結構慎重に考える必要がある。 大体の場合先行研究をいくつか見れば答えが書いてあるのだけれど。

関連記事

1. pythonのlmfitを使ったカーブフィッティング

2. pythonのまとめ

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