さてフィンランド滞在も3ヶ月を過ぎ、子供もいつのまにか5ヶ月を超えていた。 大体離乳食を始めるのは5−6ヶ月というのが標準なのではないだろうか。 私はのんびりなので、6ヶ月からでも良いんじゃないかなと思っていた。
しかし最近ワクチンを打つのにドクターとナースを訪ねたのだけど、フィンランドのナースがもう離乳食を始めて良いのじゃないかとアドバイスをくれた。 嫁も乗り気であったので、一応5ヶ月を過ぎたことだし離乳食を始めてみることにした。
離乳食開始前の状況
うちは母乳育児で時折必要な時にパウダーミルクを使っていた。 パウダーを使ったのは数回くらいかな。
離乳食を始める前の授乳回数は大体昼間が4−5回、夜間が1−3回という感じ。 ちなみにフィンランドの医者からは夜間授乳は減らした方が良いとアドバイスを受けたので、離乳食に合わせて多くて1回までに減らす予定。
フィンランドで離乳食の開始
日本では離乳食は十倍つぶしがゆからという情報が散見された。 フィンランドでは茹でてつぶしたポテトや人参、それからフルーツ系統という感じで始めるようだ。 ナースは色々と出来合い品のカタログを見せてくれたりと、なるべく両親の負担にならないようにというようなサポートを感じた。
さてお粥から派の私とポテト派の嫁で話し合った結果、とりあえずポテトで始めてみることにする。 次にお粥ということで。
離乳食一日目
ポテトの皮を集めに剥いてしばらく水にさらす。 しばらく水にさらしておいたポテトを、十分柔らかくなるまで(10−15分くらい)水煮にする。 ポテトを清潔なお皿に取り出して、清潔なスプーンで細かく潰す。 少しずつお湯を加えてさらさらのゲル状になるまでよく混ぜる。
こうしてできた味なし薄いマッシュポテトを小さなスプーンですくって息子の口に入れてみた。 しかし味が気に入らなかったのか、食べにくいのか吐き出してしまった。 何度かトライしてみるものの、飲み込む気配はなし。 とりあえず5ヶ月から始めてるし一日目はこんなものかと諦めることにする。 ちょっと食べさせ方を工夫する必要があるのかな。
離乳食二日目
基本的には一日目と同じメニュー。 離乳食に少しミルクを混ぜた方が食べやすいとの話を目にしたのでミルクを混ぜてみる。 また授乳後の方が良いというのを嫁がどっかで読んできたので授乳後に試してみた。
しかしうちの子の場合授乳後は全く食べ物に興味を示さず。 やはり授乳前のが良いのかな。 まあ今日はずっとご機嫌斜めだったのでしょうがない。
離乳食三日目
ちょっとジャガイモが悪いのかと、お粥に変えてみた。 お粥はパウダー(上写真)をお湯と混ぜて作れるもの。 しかし今日は離乳食前から全くもってご機嫌斜め。 口も開けてくれなかった。 しばらくトライしてギブアップ。 最近夕方はご機嫌斜めだから、ちょっと時間を変えた方がよろしいのかしらね。 そろそろぱくっと行ってほしいところ。
離乳食四日目
ミルクと混ぜたお粥。 今日は比較的ご機嫌がよかったし、お腹も空いてそうな感じ。 ちょっと試して見たけどダメそうな感じだったんだけど、しばらく粘っていたらついにぱくっとしてくれた! だいぶ薄めていたのでもう一口挑戦してもらってこの日はおしまい。 ようやくスプーンの中が食べ物だと認識してくれた様子。 明日はもう少し簡単に食べてくれるかな?
離乳食五日目
再びミルクと混ぜたお粥。 今日はかなり積極的に口を開けてくれた。 スプーンの中身が食べ物だと完全に理解した模様。 かなり薄めのお粥を4−5さじほど食べてくれた。
離乳食六日目
同メニュー。 少しコメ濃度を濃くした(お粥パウダー小さじ1)。 今回はどんどん食べたがったので、作った分だけあげてしまった。 とは言ってももともとパウダーひとさじなので大した量ではない。
離乳食七日目
離乳食を開始して1週間が経ったので、メニューを追加した。 最初の野菜として人参を開始。 市販の人参のマッシュをあっためたものをあげたら、何の問題もなく食べてくれた。 最初なので1さじだけ。 あとはいつも通りミルクで溶いたお粥パウダー。 今回は小さじ2を食べきった。
というわけで離乳食最初の1週間でした。 今では結構パクパクと食べてくれているので楽に進められている。 来週は人参にならしながら、お粥をミルクじゃなくてお湯であげていくのが目標。 長くなってきたので今後の進行状況は別の投稿にまとめることにする。
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