海外旅行期・ヨーロッパ 〜ストックホルム観光一日目

フェリーターミナルからストックホルム市街地へ

無事フェリーでストックホルムへ到着した私たち。 チェクインカウンターの辺りから、階段を降りるとバス専用の出口がある。 市中心部へのシャトルバス乗り場はA。
バスの運転手からチケット購入できるのかと思っていたら、分かりにくいが小さなチケットマシンがターミナル出口を出てすぐについている。 ベビーカーをすでにバスへ積んでしまっていたので慌ててチケットを買いに走った。 シャトルは出発時間は設定されていたのだけど、実際はいっぱいになったところで随時出発するようであった。
市内に向かうには地下鉄も便利なのだけど、駅は若干遠い。 荷物がある場合はシャトルを利用した方が良いと思う。 ちなみにシャトルは一人60クローナ(6ユーロほど)。 地下鉄だと一人43クローナちょっとといったところ。

シャトルバスは15分ほどでストックホルムのセントラルステーションに到着する。 歩ける距離だったので、まずはこの日のホテルHOBOへ。 ストックホルムの街並みも北欧らしく綺麗だったけど、若干落書きが多いのが残念なところ。 治安はヘルシンキの方が少し良さげ。 11時過ぎくらいにホテルに到着したのだが、チェックインは残念ながらまだできず。 荷物はホテルの地下のロッカーに預けて、観光へと向かった。

ロイヤルパレス観光

ロイヤルパレスの中庭のカフェ

ロイヤルパレス中庭のカフェでのんびり昼食

ホテルからまずはロイヤルパレスへと歩いて移動。 ロイヤルパレスの外観などを眺めつつ記念撮影。 続いてロイヤルパレスアパートメントのガイドツアーのチケットを購入。 ガイドツアーのチケット売り場は地下にある。 嫁の母もいたので中国語のツアーに参加することにした。 ガイドが20クローナで入場券が160クローナ。 ガイドツアーは英語とスェーデン語もあった。
その後はロイヤルパレスの衛兵交換の時間を待ちながら中庭のカフェで軽食。 と思いきやサラダも付いていたし、なかなかしっかりしていた。 このカフェは夏場だけの営業のようだ。

ロイヤルパレスの衛兵交換

衛兵交換を側方から。 奥の方小さく見える人達周辺がベストか・・

ロイヤルパレス衛兵交換

こちらはぐるっと回って正面出口の外側から・・

食事が終わると衛兵交換の時間の十二時十五分。 私たちは直前だったので、どこに行ってもすごい人だかり。 メインの衛兵交換場所(正面入り口側)を見たかったら、早めに場所を確保する必要がある。 ちょろっと衛兵や音楽隊がみたいというのであれば、適当な場所にいればそれなりには見えるが。
私たちは正面入り口のさらに外側で少し見学。 ちなみにトイレはこの衛兵交換場所のすぐ近くにあるので、衛兵交換の後はすごい混んでいた。

衛兵交換の後は二時からのガイドツアーを待ちつつロイヤルパレス内をぷらぷら。 ガイドツアーにはベビーカーの持ち込みはできない。 各入り口にベビーカー用の駐車スペースがあるのでそこに止めておくことになる。 特に防犯対策はないようだったけど、それなりに係員はいるしベビーカー持ってく人はあまりいないのだろう。
中国語のガイドツアーは何言っているかわからないので、子供を抱えながら後ろからフォロー。 ベルサイユ宮殿を思い出す感じの、なかなか綺麗な建物だった。 しかし階段が多いので赤ちゃん抱えながらは少し大変だった。

ノーベル博物館

ノーベル博物館の正面

ノーベル博物館正面入り口

ロイヤルパレスの後は歩いて数分のノーベル博物館へ。 正面入り口は階段なので、ベビーカーの人は裏庭側のインターフォンを押すとドアを開けてもらえる。 チケットは正面入り口側まできて購入するように言われる。
この博物館はとても小さいのだけど、色々見て回ってるとどんどん時間を使える博物館でもある。 嫁と二人でタッチパネルで過去のノーベル賞受賞者を探したりしていた。 嫁の博士課程の教授の父親が受賞者だったのだ。 後ちょうど山中先生の五分ほどのムービーがやっていたので鑑賞。

ノーベル博物館のショートムービー

次のフィルムは山中先生

そのほかにも色々とノーベルの遺品や各受賞者の記念品など見るものはたくさんある。 嫁の母は全く興味がなかったのか気づいたら博物館の裏庭側へと出てしまっていた。 待ち合わせ場所だけでも決めておこうとおいかけるが、裏庭側のドアを開けると警報が鳴り響く。 どうやらこちらのドアは係員の案内なしには開けてはいけない模様。 嫁の母がどうやって抜けたのは全く謎だがその辺を歩いているかと、しばらく博物館周りを続行することにした。
博物館を満喫したのちに嫁の母を迎えにと外に出て見ると、なんとその姿が見当たらない。 慌てて嫁と周囲を暫くの間探したのだがどこにもいない。 ノーベル博物館は再入場はチケットとレシートを見せないといけないシステムである。 中にはいないだろうと思いつつ一応博物館内も確認してみるかと戻ると・・・なんとそこには嫁の母の姿が。。 一安心しつつどうやって入ったのか聞いて見たら、後ろ側のハンディキャップ用のドアを開けて入ってきたとのこと。 そちら側のドアを開けると警報がなるはず・・というかそもそも外からだとインターフォンなしでは開けられないはずなのに全くもって謎である。 久々に大陸の風が吹いたのを感じたノーベル博物館であった。

ビストロノーベルのサイン

ビストロノーベル入り口に飾ってある椅子の後ろ

ほんとはビストロノーベルでアイスクリームを食べる予定だったのだけど、そんな騒動で疲れてしまったのでスキップしてノーベル博物館を後にすることにした。 ビストロの入り口に飾ってある椅子の写真だけせっかくなので撮影。

ストックホルム市内散策

ストックホルム王立公園のカフェ

大木の下にある素敵なカフェで一杯

その後は川沿いを歩きつつ橋を渡って王立公園(Kungsträdgården)へ。 ちょっと疲れたしホテルも近いので、王立公園の素敵なカフェでビールを一杯やることに。 その後は同公園でやっていた韓国フェアをちょろっとチラ見してからホテルへと戻ったのであった。

その後嫁の母が二人で夕食を食べてきて良いと言うので、スェーデンの友人がおすすめしてくれたUrban Deliというレストランへと嫁と向かった。 レストラン席は予約でいっぱいであったが、幸いバーカウンターが空いていた。 夕食の後は翌日の朝食などを買い込んで、ホテルへと戻ったのだった。

ホテルレストラン情報

ホテル:HOBO(Brunkebergstorg 4, 111 51 Stockholm)

HOBOホテル

Hotels.comから1週間前に予約して167,67ユーロ(大人3人)。 部屋の内装がとてもおしゃれで良かった。 ベビーカーのおかげかハンディキャップアクセスの部屋にしてくれて、とても広い部屋。 バスルームはとても清潔。 ベッドもなかなか寝心地がよかった。
面白いのはフロントへの連絡。 最初に連絡用の名刺をくれるのだけど、携帯のショートメール(SMS)を優先しているようであった。 声が聞きたかったらショートメール用とは違う番号にかけてねっていうメッセージが書いてあった。
朝食の評判は良さそうだったのだけど、前日に軽食を購入済み。 朝食会場へおりてコーヒーだけ購入した(32クローナ)。

昼食:Kungliga Slotts Cafe (ロイヤルパレス中庭のカフェ) ☆☆☆

ロイヤルパレスカフェのランチ

ロイヤルパレスについたときにはもうお昼時になっていて、衛兵交換までに外で食べて来るのも難しいだろうと入った中庭の簡易カフェ。 ほうれん草のキッシュ・チキンパニーニ・サーモンとポテトを重ねた料理を注文。 料理だけかと思ったら、サラダとスイカも付いてきた。 キッシュはちょっとチーズが強めで私の好みから外れていたが、他の料理は美味しかった。 赤ちゃん連れで気兼ねしないのもよかった。 1品130クローナ程度。

夕食:Urban Deli (Sveavägen 44, 111 34 Stockholm)☆☆☆☆

Urban Deli restaurant

urban deli soup

とてもおしゃれな内装のレストラン。 入り口を入るとスーパーが最初にあるのでわかりにくいが、そのまま抜けて行くとレストラン・バーがある。 広いレストランなのだけど、この日は金曜の良い時間。 テーブル席は予約でいっぱいであった。 しかしバーカウンターで食事もできるとのことだったので、そちらで食事を食べることにした。
クラシックメニューから魚介のスープと、生物から蟹を半分にぶった切ったものを注文。 魚介のスープはとても美味しかった。 特に中に入っていたムール貝は、これまで色々なところで食べた中でも一番生臭さがないムール貝だった。 蟹は美味しかったのだけど、バーカウンターで食べるのはちょっと大変だった。

関連記事

海外旅行記のまとめ

D