タクシーでの九寨溝への移動
この日は疲れが溜まっており、朝方少し寝過ごしてしまう。 ホテルの食堂で朝食を食べいざホテルの送迎で九寨溝に向かおうとする。 しかしフロントに向かってみると、なんとその日の送迎は終わってしまったとのこと。 しょうがないので、タクシーを拾って九寨溝に向かうことにした。
さてここで問題が一つ。 中国の観光地のタクシーは信用ならない可能性があるのだ。 見た目がタクシーの車だろうが、普通の車だろうがあまり関係ないそう。 ぼったくりの可能性、または適当なところに送られてしまう可能性もある(さすがに誘拐されるようなことはないだろうが)。
とりあえず嫁がその辺に座ってた公安に聞いたところ、10元前後だったらぼったくりではないとのことだ。 するとそこに通りがかった普通車のおじさんが、九寨溝の入り口まで乗せてってくれるという。 嫁が話してみたところ15元と少し割高であったが、気にするほどではないので乗せてもらうことにした。 行き先には注意を払っておくことにする。
さて九寨溝の入り口まで乗せてってもらっている途中であった。 運転手が何やら言うには、九寨溝への入場チケットを安く手配できるという。 嫁はとりあえずそのチケット売りの人に会うだけ会ってみることにしたらしい。
私たちは九寨溝の入り口で、その斡旋をしているというお姉さんに会い話を聞いてみた。 システムとしては関係者枠の安い入場券があるらしく、関係者枠で中に入れるということ。 そして私たちの払った金額との差額分が、紹介のお姉さんに入るということらしい。
しばらく待たないといけなかったのが難であったが、実際に問題なく入場することができたのだ。 しかし紙のチケットがもらえなかったので、中に入ってからチケットの確認をされたら罰金を払わなくてはいけなかったのではないだろうか・・・まあ結果として問題がなかったのでよしとしよう。
九寨溝の深部へバスで移動
さて九寨溝の中は多くのバスが走っており、バスを利用して奥地に進んで行くことになる。 私たちはまず中心地点の諾日朗瀑布のあたりに向かった。 ちなみにその奥まで行きたい場合は、行き先が二つに分かれているので注意する必要がある。
諾日朗瀑布を少し過ぎたところのチベット族の経営する食堂でお湯をもらい、外で買ったインスタントヌードルを食べ栄養補給。
九寨溝の散策(日則溝)
この日は日則溝を探索することにし、諾日朗瀑布から煎竹海までバスで移動した。 煎竹海からはハイキングの始まりである。 ちなみにハイキングコース沿いにトイレは結構ある、結構清潔だ。 このあたりでは美しい湖を眺めつつのんびりとハイキングが出来るのだが、この日はあいにくと小雨が降ったり止んだり。 しかし滝などを眺めつつ熊猫海を通り過ぎ、五花海までたどり着く頃にはその雨も上がっていた。
こういうルートで来ると、五花海からは珍珠灘瀑布に行く人が多いかもしれない。 一方私たちは五花海の道路沿を登っていき、高台からの五花海の景色を楽しむことにした。 この日はこれでおしまいということにし、バスを使ってホテルまで戻った。 あとで確認したら、この日は2万歩近く歩いていた。
ホテル 某チベット族のホテル
某グッドスポットに存在する、知る人ぞ知る宿泊施設。 中国人が九寨溝に泊りがけで行く時はよく使われるそうな。 小さいベッドルームだが、シャワーとトイレは付いていた。 夕食と朝食は普通の中華料理だが(多少味付けがチベット風だったのかな?)、とても美味しかった。
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