赤ちゃんとフィンランドに移住してからの医療関係手続き

ちょっと前に赤ちゃんとフィンランドに移住してからの滞在許可証の手続きについて書いた。 今回は滞在中の赤ちゃんのフィンランドでの医療システムについて書いてみたい。

社会保障カード(KELA)への申請

息子用の滞在許可証の申請が済んだので、KELAカードの申請も行うことにした。 赤ちゃんなので嫁が代理申請。 私たちのkela申請はなぜだかヘルシンキに行ったのだけど、息子のはEspooの地元のオフィスで申請ができた。 嫁が言うには申請書類に記入して提出するだけだったとのこと。
しかし数週間ほどで却下の連絡。 やはりフィンランドは1年契約の仕事にはあまりよろしくないようだ。 ちなみにこのKELAカードの申請、自己申告で緊急だというと急いでやってくれるそう。 緊急でない場合はかなりのんびりしている。 どういう事情が緊急になるかは謎。

赤ちゃん用のワクチン接種が可能な病院探し

というわけでしばらくkelaカードなしで、ワクチンやら定期検診やらをこなさないといけないということになった。 そしてこれが結構大変だった。
まずKelaカードがないとワクチンには地元の公立診療所が使えない。 無料にならないのではなく使えない。 発熱など緊急の場合は受け付けてくれるそうだけど。 さらに私立病院に電話をかけてみるものの、赤ちゃん用のワクチンはやっていないというところが多かった。
嫁が諦めずに頑張って調べて見たところ、最終的にヘルシンキにある市立病院(Mehilainen,Toolo)が赤ちゃんのワクチンに対応しているということがわかった(Bus/Tram stop Apolonkatu)。

私立病院Mehilainenの訪問

というわけでやってきたMehilainen。 子供病棟は2階。 待合室はたくさんのおもちゃなどが置いてある。 綺麗な授乳室、おむつ交換台ももちろんあり。 ついでに大人用にコーヒーの無料サーバーもあった。
エレベータを上がると受付があるので最初に登録を行う。 そういうわけでKELAカードはなくても良いけど、普通は滞在許可証と一緒に発行されるフィンランドのID番号は必要。
受付が終わると診察室の番号を指示されるので、時間になったら部屋の前で待っているとナースに呼ばれる。 ナースは赤ちゃんのフィジカルチェックを一通りして、あとはフィンランドでの子育てについての雑談をしていた。
しばらくすると今度はお医者さんの部屋に移動。 まずはどうワクチン接種をしていくかについて相談。 しばらくフィンランドにいる予定なので、フィンランドのワクチンプログラムに従ってワクチン接種を行うことにした。 お医者さんも一通り息子の健康診断をして、それからワクチン接種のためにナースの部屋へと戻った。
PCV13(プレベナー13)、 Infanrix Hib Polio(3種混合にhibとポリオ)、とRota(ロタウイルス)が初回のメニュー。 最初の二つが注射で、ロタウイルスは経口接種のワクチンだ。 ワクチン接種のあと、15分ほどアレルギーチェックのために待つことになった。

そういわけで私たちは保険なしで私立病院の利用ということになる。 気になるお値段であるが、やはりそれなりに高い。 二度の訪問で500ユーロオーバー。 内訳は下記のような感じだ。

医者の診療三十分(125ユーロ)、ナース(50ユーロ)、医療登録(19.5ユーロ)、ロタウイルス(73ユーロ)、Infanrix polio + hib(26.5ユーロ)、PCV13(91.7ユーロ)。

最近三度目の訪問をしたのだけど、その時は400ユーロくらいだった。 ワクチンは年3度なので、他のメディカルチェックを合わせて年2000−3000ユーロってとこかな。 年で考えるとそこまで高いわけでもないけれど、やはりKELAカードは欲しいところ。 というわけでKELA加入を目指すべく現在仕事の契約延長の交渉をしている。

ちなみにこの健康保険と病院訪問の内容は、以下の嫁のブログの方に詳しく書かれている。

関連記事

1. Baby in Finland – Vaccination – What if No KELA Card

2. Baby in Finland – Healthcare – Private Hospital

3. 海外出産・海外育児のまとめ

4. 海外就職手続きのまとめ

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海外旅行記・中国 〜上海のレストランとホテル

この投稿では上海のホテルとレストランについて書きたい。 基本的にホテルもレストランも探せばコストパフォーマンスが良いところが見つかる感じ。 その一方で高めのレストランなどはしっかり高かったりもする。

レストラン・ホテル情報

上海のホテル

大衆空港賓館(DAZHONG AIRPORT HOTEL)

上海浦東国際空港の空港ホテル。 北舘と南館がある。 南館は何やらおしゃれな感じ。 北舘は割と普通のビジネスホテルという感じ。 大体100ドルくらい。 なぜだか予約しないで直接行くと安くなることがあるホテル。 まあ空港ホテルを予約しないのは結構チャレンジングだけども。

錦江之星 上海浦东机场镇川南奉公路店(Jinjiang Inn Shanghai)

チェーンホテル。 空港の近くに何個かあってそのうちの一つを利用。
ホテル自体は清潔でよかったのだけど、ちょっと空港から遠目(地下鉄3駅くらい外れ)のホテルだったのでアクセスが少し大変だった。 一度最寄りの地下鉄の駅から行こうとしたのだけど、周りに何もない駅で中国人の嫁もちょっと日和ってた。 結局空港までいってホテルの人にピックアップしてもらった。 翌日朝はホテルのシャトルバスで空港まで。
35ドルくらいでコストパフォーマンスはとてもよかったけど、嫁がいなかったら使わないなとも思う。

上海裕景大飯店 (イートンホテル)

上海の高層ビルが並ぶ開発エリアの側の高級ホテル。 五つ星ホテルにふさわしい内装。 見通しの良い窓がついた広いバスルームがとてもよかった。 その割に100ドルくらいだったかな。 次の日の予定していた豫園にもそれなり近かったので立地もそこそこ。

外滩和颐酒店 (Waitan Heyi Hotel)

部屋はちょっと狭かったけど、おしゃれで良い感じのホテルだった。 外灘、南京路近くで立地よし。 だいたい60ドルくらいなのでコストパフォーマンス良し。

上海のレストラン

小杨生煎

チェーンの焼き包子屋さん。 コストパフォーマンスがとっても良い。 確か4個で100円とかだったと思う。 スープが中にたくさん入っていて美味しい。 けどやけど注意。

南翔饅頭店

結構いろんなところにある。 観光の投稿の方に書いたけど、私たちは豫園のレストランで食べた。 南京路のレストランでも食べた。 普通に美味しいけど、結構良い値段がする。

意味軒意大利餐庁

なぜか上海で入ったイタリアン。 予約してなかったのだけど、早めの時間だったので窓際の席に案内してくれた。
リッツ・カールトンビルの52階なので、眺めがとても良い。 早い時間だったので完全に夜景ではなかったけど、ライトアップした東方明珠電視塔などが見える。 夜景を眺めながらのんびりと食べるのには良い。 私たちはナイトクルーズが控えていたので駆け足だったけど。
ちなみに味も結構美味しかった。 ワイン、前菜、ステーキ、ピザとデザートを注文。 ステーキは普通だったかな。 お値段は結構する、250ドルくらいだったかな。 ちなみにちなみにリッツ・カールトンのトイレはとても豪華。

張生記(正大广场店)

結構見かけるチェーンレストラン。 確か杭州料理のお店。 お値段が結構安い割に味はとても美味しかった。 中国で中華料理を食べるとだいたいコストパフォーマンスが良いけど。

ケンタッキーフライドチキン(KFC)

中国はKFCが多い。 KFCのエッグタルトがとても美味しいので、中国でKFC見かけると入りたくなる。

和民

上海で和民。 何店舗かあるみたい。 中国で和食と生ビールがやりたくなったら。 日本語ペラペラの中国人友人と嫁と訪問。 普通に美味しかった。

 

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海外旅行記のまとめ

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海外旅行記・中国 〜上海の観光名所を巡る

今回は中国で経済的にはナンバー1と言って良いであろう大都市上海について書きたい。 実は上海を目的地として観光にいったことはないのだ。 しかし日本と中国の杭州を行き来するのには上海経由が便利。 というわけで経由ついでに何度か観光をしたので、その時訪れた観光名所について書きたい。 レストラン・ホテル情報は別投稿にまとめる。

リニアモーターカー

上海のリニアモーターカー

上海のリニア

最初に上海経由した時に空港へ移動するのに利用。 商業利用している数少ないリニアモーターカーの一つなので、ネタとしては面白いが地下鉄より運賃が高い(〜8$)。 浦東空港には地下鉄で行っても大した時間がかからない。
しかし最高速度は300km/hまでしか上げていなかった。 新幹線の方が早い。 今調べて見たら時間によっては430km/hまで上げているようだ。

南京路

上海の繁華街。 地下鉄の駅があるのでアクセスが良い。 たくさんのショッピング用のお店やら、レストランがある。 日本からのお店では吉野家があって、なぜかソフトクリームを食べたのを覚えている。 観光客向けのお店もたくさんあるので、お土産を買っている人もいる。
とはいえまあ普通の繁華街。 渋谷のセンター街に観光で行く感覚で観光はできるだろうけど。 美味しい焼き包子のお店がある。

外灘

外灘から眺めた対岸

外灘側から眺めた対岸

南京路を抜けてそのまま川まで歩いて行くとある。 西洋建築の建物が並んでいて荘厳な眺めである。 川の反対側を見渡すと、高層建築の建物がずらっと並んでいるので上海の今昔を楽しめる。
川沿いは公園の様に整備されているので、ぶらぶら歩いて回ったり写真撮影をしたりしてると結構時間が経っていたりする。 初回に上海を訪ねた時は半日しか時間がなかったので、地下鉄で南京路に行ってそれから外灘まで歩いてぶらぶらしてたら夕食の時間になっていた。

豫園

上海の豫園

豫園の中庭

こちらは二度目の上海経由をした時の観光。 上海で一泊して朝から豫園へと素人タクシーアプリ滴滴で向かった。 話は変わるが最近どの国に行ってもこの手の素人タクシー会社がある気がする。 フランスもあった。 日本は法律上ダメなのかな?
話を戻すと豫園は良い感じの古い庭園だ。 結構綺麗に管理されているし、そこまで人も多くない。 入場料はかかるが(〜7$)時間があるなら是非訪れてみると良い。
豫園の周りには大量のお土産屋さんやちょっとした食べ物の屋台がたくさんある。 適当な屋台でチキン棒みたいのを買い食いしたら結構美味しかった。

豫園の周りでご飯を食べようと思うと、小籠包の南翔饅頭店が有名。 私たちは2階のレストランに入った。 饅頭にストローをさして中の汁を飲むメニューが最近は名物らしい。 小籠包も普通に美味しかったけどちょっと高い。 嫁の地元の小籠包屋とかでも安くて結構美味しいので、旅行なら良いけど住んでたら行くか悩むところ。
ちなみに1階でテイクアウトを買って外で食べるならだいぶ安いようだ。 あと2階よりもう少し高級レストランになっている店舗もあるよう。 目的に合わせて店舗を選ぶと良い。 私が次にもう一度行くとしたら1階を選ぶ。

東方明珠電視塔

東方明珠電視塔から

東方明珠電視塔の透明床を通した眺め

三度目の上海経由観光。 まだ登っていなかったテレビ塔に行って見ることにした。
地下鉄で最寄り駅まで移動。 地下鉄を降りたらランドアバウトの上の歩道橋を歩いてタワーの近くまで。 入り口のゲート近くにチケット売り場がある。 私たちは夜のクルーズと合わせてチケットを購入した(〜25$)。
ゲートを通ると塔はすぐそこ。 入り口を潜ると確かセキュリティーチェックがあったような。 セキュリティーを抜けると高層階(上球)へ向かうエレベータへの列に並ぶことになる。 私が行った時はそんなに混んでいなかったので、10分くらいでエレベータに乗れたかと思う。
エレベータを上がると上海をぐるっと一望できる展望台がある。 この手のタワーのお約束、下が見えるガラス張りの通路もある。 さらにもう一つ上の階層があるのだけど別料金。

黄浦江のナイトクルーズ

上海ナイトクルーズ

上海ナイトクルーズの東方明珠電視塔側

上海ナイトクルーズ外灘側

上海ナイトクルーズ外灘側

上海の黄浦江のナイトクルーズ。 東方明珠電視塔から歩いて10分もしないあたりに船着場がある。 上海の夜景を船の上から楽しめる。 東方明珠電視塔とセットのチケットだと安い席なので、中に座っているとそんなに見晴らしが良いわけではない。 しかし外や窓際に行けば十分上海の夜景が楽しめる。

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海外旅行記のまとめ

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ヘルシンキ市内から空港まで電車でアクセス

少し前にヘルシンキでのバスの乗り方についての投稿を書いた

今回はちょうど嫁の母を空港まで送り届けてきたので、電車を使った空港へのアクセスについて書いてみたい。バスと電車を乗り継いで空港まで行くとエリアチケット1回、一人5ユーロほどでいける。
特にヘルシンキはベビーカーに子供を乗せていると大人一人分が無料になる。小さなお子様連れだとさらにお得なのだ。
話は変わるがお隣スェーデンのストックホルムでは、バスだけが無料でトラムと地下鉄は無料ではなかった

ヘルシンキに話を戻すと、お金を考えないならタクシーで空港に行ってしまうのも楽。うちからだと70ユーロくらいかかるけど、ヘルシンキ周りなら50ユーロしないんじゃないだろうか。ちなみにチップの習慣はないようだ。

HSLの自動発券機からデイチケットの購入

(2018年8月4日追記)

ちょっと空港の自動発券機からデイチケットを買う機会があって、使い方に戸惑ったので追記。

2018年8月現在、空港にある大きい自動販売機からだと1−7日間有効のデイチケットを買うことができる。パッと見たところサイズの小さいほうの自動発券機では1日間有効のデイチケットしか見つからなかった。

ヘルシンキの自動発券機から購入したデイチケット

さて私はこの自動販売機から二日間有効のチケットを購入したのだ(確か21ユーロだったかな)。
すると上の写真のようなカードが出てくる。見た目は定期券に使えるトラベルカードのようにも見えるけれど、薄い紙のような素材でできたカード。

昔は自動販売機からデイチケットを買うと、買った時点から24時間有効の紙が出てきたと思うのだ。なのでその紙を持っていれば有効なチケットを持っていることになった。
だけどこの新しいカードの場合だと最初にvalidate(有効化)した時点から、有効時間が始まるとカードの後ろに書いてある。

というわけで最初に使う時に有効化しないといけないのだけど、どうやって有効化すれば良いのか少し悩んだのだ。
正解は普通のトラベルカードと同じように、自動読み取り機で普通にスキャンすればよかった。
チケットの自動読み取り機は、この投稿下部にある電車内の写真の中に見ることができる。

チケットの読み取り機は電車やバスの場合だと車内にあるけれど、地下鉄の場合だとホームに入るところにしかないので注意が必要。

ヘルシンキエリアの新しいチケットゾーンABCシステム

(2019年5月4日追記)

チケット購入のためのゾーンやシステムが変更された。前はエスポート、ヘルシンキ・ヴァンターエリアなどで分かれていたのが、ABCとなったのでわかりやすいようなそうでもないような。

電光掲示板とか、バス停とかのサインがAとかBとかゾーンを示すアルファベットを表示するようになっている。

ヴァンターの空港からヘルシンキ市街地へ行く場合は、CからAに移動するということでABCチケットを購入する必要がある。
ちなみに私の住んでるエスポーに空港から直接移動するには、電車を乗り継げばAを避けてBCチケットでたどり着くってことができる模様。

携帯アプリで購入して4.6ユーロかな。チケットマシンから買うともう少し高いと思うんだけど、パッと調べたら値段が見つからなかった。チケットマシンを覗く機会があったら後でアップデートする。
ちなみにABCチケットは90分有効みたい。10分長くなった。

まずはヘルシンキ中央駅へ

電車の駅はあちこちにあるので、どこの駅からでも空港行きにアクセスは可能だ。だけどヘルシンキ市街地に入る人が多いだろうし、ヘルシンキ中央駅に向かってから出発という設定で。

ヘルシンキエリアにいる場合、ヘルシンキ中央駅にはバスでも地下鉄でもトラムでも簡単に乗り付けることができる。
少し遠くからのバスの場合だとKamppiの方に向かうバスの方が多いかもしれない。Kamppiからヘルシンキ中央駅へは地下鉄一駅だけの移動。地下鉄は数分おきなので、よっぽど変な時間じゃなければ時間を気にする必要はない。
バスから地下鉄・電車へは適切なエリアチケットを買ってあれば同じチケットで乗り換えができる。というか空港へ行く場合だと、そもそもエリアチケットを買っておく必要がある。

ヘルシンキ地下鉄

ヘルシンキのオレンジの地下鉄

地下鉄のチケットもバスとほぼ同じシステムである。
読み取り式のカードを使う場合、地下鉄ホームに降りる前のエスカレータ前などにチケット読み取り機があるので注意が必要。ホームに入る前に有効なチケットを持っておくというルールになっている。電車に乗りながら携帯でチケットを買ったら、電波が悪くてなかなか購入が終わらなくて焦るなんてこともあった。
kamppiからヘルシンキ中央駅は歩いてもせいぜい10分くらいなので、荷物が少なければ歩いても良い。

ヘルシンキ中央駅から空港へ

ヘルシンキ中央駅の電車

ヘルシンキ中央駅I線に向かう

ヘルシンキ中央駅からはIかPという電車に乗ると、ヘルシンキ空港まで三十分程度で到着する。この電車は混んでいないことが多い。
IとPの乗り場は駅の端っこと端っこと遠いので、Iにギリギリ乗れなかったからとPに行こうとすると結構大変。逆もしかり。とは言え普通の時間ならばIもPもそれなり走ってるので焦る必要もないけれど。
ちなみに電車の出発案内の電光掲示板はホームに入ってからだと振り返る方向にあるのでちょっと見つけにくい。あとホームの1−3は右奥の方にあるので少し歩いて行く必要がある。

IとPは両方山手線みたいな周回電車で、違いは逆方向に向かって走っているというだけ。ヘルシンキ中央駅から空港に行く場合は、どちらを使ってもほぼ時間は一緒になる。
周回電車なのでヘルシンキ空港が終点ではない。乗り過ごさない様にだけ注意が必要。寝てたらヘルシンキに戻っているなんてこともあるかもしれない。
車内のディスプレイの到着駅の案内が丁寧なので、降りるタイミングはわかりやすい。

ヘルシンキから空港へ向かう電車

電車の中。青く光っているのがチケットの読み取り機。

電車の場合チケット読み込み機はホームと電車の中の両方にあった。
ところでこの日帰りの電車の中で、チケットをしっかり持っているかのチェックにあった。初めて使った我々がチェックにあったくらいなので、この路線は結構頻繁にチェックがあるのかもしれない。一人切符を買っていなかったのか何やら手続きをしていた。
ちなみにHSLの携帯アプリ(HSL mobileticket)などでチケットを個別に購入している場合だと、80分の制限時間が切れてしまいそうなんてこともあるかもしれない。そんな場合電車に乗るところまでが制限時間内であれば、最後まで乗っていて良いそうだ。制限時間を過ぎてから乗り換えをしたい場合は、新しくチケットを購入する必要がある。

空港駅まで着いたらヘルシンキ空港のチェックインカウンターまでは歩いて五〜十分ほど。空港会社次第でターミナルが1・2と二つあるので、事前にチェックをしておく必要がある。
空港内ではエスカレーター、エレベーターがしっかりあるので荷物が多少多くても問題ないでしょう。

関連記事

1. ついにヘルシンキからエスポーへの地下鉄が開通

2. フィンランドの公共交通 〜バスの乗り方

D

pythonでのテキストデータの入出力方法いろいろ

この投稿ではpythonでテキストデータを処理するときの、データの入出力方法いろいろについてまとめたい。 いやまとめというか私がよく使っている方法を書くだけだが。 ついでにそんなにいろいろもなかったが。

データの読み込みの方法

スクリプトを書くときは、何かしらデータを読み込んで処理を加えて結果なりなんなりを出力させるってプロセスを経ることは多いと思う。 そうするには最初にデータを読み込む必要がある。
データといっても千差万別なので、データによって読み込み方法を変える必要がある。 既にraw画像の読み込みの仕方について投稿を一つ書いてあるので、興味があればそちらもご覧いただきたい。
この投稿ではテキストデータを読み込む場合について書きたいと思う。 テキストデータといっても、数値や文字などいろいろな種類がある。 数値データ一つをとっても、整数や小数などデータタイプの違いがある。 さらにそれらの混合タイプのデータもあるので、読み込むためには色々と設定が必要なこともある。

数値データの読み込み方法

さてまずはシンプルな区切り数値データを読み込む場合。 便利なのはnumpyのloadtxt。 いずれにしろpythonで計算などをする場合はnumpyでプロセスしたい場合が多いので、numpyのarrayに直接入れられる方が便利だろう。

pwd = np.loadtxt(argvs[1])

といった感じで読み込む。 データの形式を指定する必要がある場合は、dtypeでint,float,doubleなど。 delimiterも必要ならばtabやspaceなど指定できるが、あまり必要ないことが多い。
問題点は同じ行列数のデータでないとエラーを吐き出す。 ヘッダーやコメントが付いているくらいなら、skiprowsで最初の行を飛ばしたりcommentsを利用して指定文字で始まる行をスキップしたりはできる。
これを書くのに公式マニュアルを確認していたら、convertersっていうオプションが追加されていた。 これを使うともう少し便利なのかもしれないが、まだ試してはいない。

文字と数値データが混ざっている場合

上記の方法は一行に数値と文字データが混ざっているようなテキストには普通は使えないことが多い。 文字データだけを読み込みたい場合は、目的に合わせてreadやreadline、readlinesを使って読み込めば良いだろう。 文字データと数値データが混ざっている場合も基本的には同じ方針で読み込める。
さて数値データを抜き出したい場合だが、例えばスペース区切りのテキストだったら以下のように読み込むことができる。 この投稿ではインポートは省略しているので、適時必要なパッケージはインポートしていただきたい。

try:
f = open('input.txt')
except IndexError:
print ('cannot open input file')
else:
input = f.readline().split()
f.close()

このようにして、スペース区切りのテキストがinput[i]に収納することができる。 こうして得られるinput[i]は文字列なので、数字として使いたい場合は変換する必要がある。 int(input[1])やfloat(input[2])などといった感じで。 Read系統を使っていく利点は、間違いなく読み込みはできること。 あとはどう読み込んだデータを使って行くかを工夫して行けば良い。
さてもうちょっとマシなデータフォーマットが整っている場合だと直接numpyに突っ込みたい時もある。 そんな時に便利なのがnumpyのgenfromtxtだ。

temp = np.genfromtxt(argvs[2],dtype=['U8','int','U8','U8','int','float','float','float','float','float'],skip_header=4)

例えばこんな感じで色々混ざったデータを読み込んで、その中の数値データだけを計算に使うなどといったことができる。 genfromtxtは多くのオプションがあるので、色々と読み込みの設定ができる。

2018年3月31日追記:

genfromtxtについてもう少し書いた記事を投稿した。

リンク:pythonを使って座標変換計算 〜回転行列を使って座標回転

EXCELデータの読み込みの方法

2017年12月10日追記:
色々試したけれど、EXCEL系のデータは有名パッケージのpandasがどうにも優秀だった。 まずはインポート。

import pandas as pd

それからエクセルシートをread_excelを使ってダイレクトに読み込む。 filenamesはtkinterで取得。 tkinterの使い方に興味がある方は投稿下部の関連記事から。 それから読み込むsheet名の指定。 それからsheetのデータを読み込む。

excel = pd.read_excel(filenames[0], sheetname='Sheet1')
data = excel.values

これで各行列が読み込まれている。 例えば何かしらプロットデータだったら下のように列を指定してあげればプロットできる。 便利。

plt.plot(data[:,0], data[:,1])

データの書き出しの方法

numpyの数値データを書き出す場合、単純にsavetxtというオプションを使ってあげれば良い。

np.savetxt('name.txt', DATA)

といった具合。
genfromtxtなどで読み込んだ文字列と数値が混ざったテキストを出力したい場合もsavetxtで良い。 ただしフォーマットを指定してあげる必要がある。 これは結晶のpdbフォーマットでの出力の例。

np.savetxt('test.pdb',dft_pdb,fmt='%4s %6d %3s %-4s %2d %11.3f %7.3f %7.3f %4.3f %5.2f')

numpyデータでない場合は、readと同じように書き込みモードでファイルを開てwriteやwritelinesを使って出力する。
あと便利なのは同じように書き込みモードでファイルを開いておいて、プリントでファイルに書き込んでいく方法。 ファイルにスクリプトの違う場所から次々と書き込んでいきたいときなどに便利。 この例では文字列だがもちろんデータも書き込める。

res = open('result.txt','w')
print ("test test test",file=res)

以上。 新しい入出力を試す機会があったら追記する。

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pythonのまとめ

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USオープン2017の決勝

メンズは大荒れの中一人残ったナダルとビッグサーバーアンダーソンの対戦。 ウイメンズはアメリカ勢がベスト4に残った中、キーズとスティーブンスが決勝に進んだ。

キーズvsスティーブンス

キーズはわからないけど、スティーブンスは間違いなく決勝は初めてでしょう。 調べて見たら両方初のグランドスラム決勝。 しかし両者サービスキープの落ち着いた立ち上がり。 キーズの方が総合力は高そうに見えるんだけど、スティーブンスがすごい落ち着いている。 キーズのミスが重なったところでスティーブンスが最初のブレーク2−3。 スティーブンスはキーズを乗らせないように行きたいところ。 ちょっと先行されたけど2−4。 というか今調べてて驚いたのだけど、キーズの方が実は年下だった、3−4。 キーズが粘ったけどスティーブンスがキープして3−5。 スティーブンスは組み立てがうまいのかなあ、パッシングショットは苦手そうな感じだけど。 デュースの末にスティーブンスがブレーク3−6

さてキーズはシンプルにもう少しミスを減らしてウイナーが増やせればってところか。 スティーブンスはこの調子でキーズをのせないように展開できればグランドスラムが見えて来る。 何気に2ブレークでサーブスタートはおっきいんじゃないか。
キーズが結構セカンドサーブを叩きミスってるのが残念なところ、0−1。 ファーストセットで失敗してたパッシングショットを二つ決めてブレーク0−2。 キーズに少し焦りが見えるかんじで0−3。 この順番で2ブレーク入ると決まっちゃいそうなので、キーズは粘りたいところ。 粘ったんだけど最後に痛恨のダブルフォルトでブレーク0−4。 キーズがいいプレーをして0−40まできた。 さてさて。 スティーブンスのスーパープレーでデュース。 キーズが粘るもスティーブンズが取り切って0−5。 スティーブンスの落ち着きがやばい。 最初のグランドスラム決勝とはとても思えない。 あと1ゲームとなって多少は緊張するのだろうか? スティーブンス打ち込むとフォアハンド実は強烈。 キーズは粘ったけどこの流れは変えられず。 3ブレークで、0−6。 チャンピオンシップはスティーブンスへ。 いやースティーブンスすごい落ち着きだったな。 この調子だと他のトーナメントも勝てそうだけど、さて来年どうなることでしょう。 試合後のキーズとスティーブンスがとても仲よさそう。 インタビューでも突っ込まれてた。 USオープンの表彰式は雰囲気良いね。

さてメンズはどうなることでしょう。 明日も見られるとよいけど時間は同じなのかしら。

ナダルvsアンダーソン

ちょっと始まる前にウイメンズダブルスを鑑賞。 ヒンギスが25回目のタイトルを手にした。 アーサーアッシュスタジアムができた20年前に決勝にいたのもヒンギスだそう。 ちなみに相手はビーナスウイリアムズだそうな。 ついでに少年の部も少し鑑賞。 ウー君という中国人が優勝。 ちょっと錦織っぽいプレーに見えた。

さてそれではいよいよメンズシングルス決勝。 ファーストゲームはデュースの末にアンダーソンがキープ。 ナダルのサービスゲームは安定してそうなので、どこまで、アンダーソンがキープできるか。 2個目のサービスゲームは十分ほどのロングゲームの末にキープ、1−2。 ナダルがあっさりキープ、アンダーソンが頑張ってキープの展開が続いて、2−3。 デュースの末についにアンダーソンにミスが出てブレーク4−3。 第一セットはナダルかね。 ナダルがもう一つブレークして3−6

ナダルリターンゲームも良いのだけど、サービスゲームがちょっと手がつけられない感じ。 アンダーソンは粘り切ってタイブレークとるしかないのかしら。 2セット目はお互いに割とあっさりとキープしあっている、3−2。 ナダルがうまいこと隙をついてブレーク5−2。 その後はキープしあって6−3

最後まで見ようかと思ってたのだけど、この調子だとナダルが普通に3−0で勝ちそうだしもう眠いので寝ることにした。 朝起きたらアンダーソン逆転してたとかちょっと見てみたいけど確率はかなり低そう。

 

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赤ちゃんとフィンランドに移動してからの諸手続き

さて私の息子もまもなく5ヶ月になろうとしている。 フィンランドへ移住したときは赤ちゃんは生まれたてだった。 そのため息子がフィンランドへ移住したときは、彼のフィンランド移住用の手続きは全くしていなかったのだ。
今回の投稿ではそんな感じでフィンランド移住した場合の子供関係の諸手続きについてかいておきたい。 具体的にはフィンランド国内での滞在許可証の申請、フランスでのアポスティーユ申請、MIGRIでの面接などについてまとめる。

幼児のための滞在許可証の申請

滞在許可証の申請に必要なもの

私の息子がフィンランドに移住したときは生後1ヶ月半であったので、フランスでの滞在許可証の申請は時間的に現実的ではなかった。 そこで出産後に急いで日本のパスポートを取得し、息子はそのパスポートを利用してフィンランドへと入国したのであった。
というわけで息子が3ヶ月以上の滞在をするには、滞在許可証の申請をフィンランドでする必要があった。 赤ちゃんの滞在許可証の申請に必要なのは、許可証の申請書、赤ちゃんの出生証明、パスポート、私と嫁が子供の保護者であることの宣言書(自分で書けば良い)それから私の仕事の契約書類、滞在許可証にパスポートだ。
問題は出生証明の書類で、アポスティーユをつける必要がある。 我々はEU内の翻訳済みの書類なら問題ないのかと思っていて、このアポスティーユの取得のためにプロセスがかなり遅れてしまった。

フランスの書類のためのアポスティーユの取得

そういうわけで息子が我々の子供だという書類に、アポスティーユを取得する必要があった。
簡単なのは日本の戸籍謄本の法定翻訳をアポスティーユ付きで取得し送ってもらう方法。 私の嫁との結婚証明は私の戸籍謄本の法定翻訳のアポスティーユを使ったのだった。 問題点はこれを子供用に新たに日本で取得すると費用が3万円ほどかかり、それを郵送したりなんだりするともっと値段がかかることだ。
もう一つの方法はフランス発行の出生証明書にフランスのアポスティーユを発行してもらうというものだ。 我々の子供はフランス生まれなので、フランスの市役所に出生証明書は出してもらえる。 この出生証明書をフランスの裁判所に送るとアポスティーユがもらえるというのだ。 なんと無料
しかしこのプロセスはフランス国外からだと難しかったので、フランスでお世話になっていた大家さんにお願いして代行してもらった。 数週間待ったけど無事アポスティーユ付きの出生証明を手に入れることができたのだった。

電子申請と移民局(MIGRI)の訪問

無事申請書類が全て集まったら書類のスキャンを準備し電子申請をして、MIGRIサービスポイントでの面接予約を取ることになる。 この予約は大概数ヶ月待ちなので、書類の取得の見通しが立ったら早めに予約しておいた方がよい。 当日は全ての書類の原本を持っていく。 書類のコピーも持ってきてとのメールを受け取ったが、当日そのコピーを回収されたりはしなかった。
MIGRIのサービスポイントは地下鉄のSörnäinenから近く。 ヘルシンキでは大きめのアジア系スーパーマーケットDFH Asian Marketが割と近くにある。
予約をとった日に予約時間の十分前に訪問。 中に入って行くと予約がある人は中に入って待っていてくださいという目立つ張り紙。 一応受付の人はいるので何やら質問してる人もいた。
中に入ると面接用の部屋が25部屋ほどと広い待合室がある。 中に入っても特に番号をとったりとかするわけではないのでちょっと不安になる。 入り口の張り紙を確認しに戻ると、実は他にもいくつか張り紙がしてあって説明が書いてある。 その中の一つに予約してある人は名前を呼ばれるので、待合室でただ待っていてくださいと書いてあった。 しばらくすると館内放送で息子の名前と、面接のための部屋の番号がフィンランド語と英語で呼び上げられた。

面接が開始したら電子申請しておいた書類の原本を見せるだけ。 それから申請料金を260ユーロほど払っておしまい。 一人だけだと十分くらいで面接は終わる。
ちなみに十日間待ったところで、申請状況を確認したけれど全く変化なし。 国外から申請するよりかなり時間がかかるのかもしれない。 私たちが自分たち用にフランスで申請したときのほうがかなり早かった

ちなみにMIGRIは急ぎの場合予約しないで直接訪れることもできる。 その場合は早朝にオフィスを訪れ、待ち番号を取得する。 んでもって呼ばれるまでひたすら待つそう。 下手すると一日待って呼ばれないなんてこともあるそうで、大学のHRはあまりオススメしないと言っていた。

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1. 海外出産・海外育児のまとめ

2. 海外就職手続きのまとめ

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海外旅行記・アメリカ東部 〜意外と良いアメリカのスキー場

さてそろそろ気温も下がりスキーシーズンが近づいてきた。 なんていう気になっているのはさすがにフィンランドなど北の地域だけであろうが、日本でもスキーの話題を気が早い人はしているかもしれない。

アメリカ東部のスキー場

フランスはグルノーブルのスキーリゾートは日本のスキー場に全く負けないレベルであった。 実はアメリカにもスキー場は結構な数があり、私たちはその中の幾つかを訪れる機会があった。 アメリカのウィンタースポーツにスキーを連想する人はあまりいないかもしれない。 しかしコロラドなどではかなり大きなスキーリゾートがあったりする。 残念ながらコロラドのスキー場をアメリカ滞在中に訪れるチャンスはなかったが。
その代わりではないが私はテネシーに住んでいたので、南の方や東部のスキーリゾートをいくつか訪れることができた。 南部ではスキー場の規模は小さいが、その分アクセスが良くハイウェイを降りてからすぐたどり着けたりする。 雪は人口雪も多いが、天然雪も降る年はそれなりに降る。
アメリカは北部以外ではスノータイヤを履いている車はレア。 みんな雪が降ったら、そのまま気をつけて低速運転をする。 なので結構事故ってるのも見るし、もらい事故にも十分気をつける必要がある。

それではアメリカのスキーリゾートごとにまとめる。

カタルーチースキーリゾート・ノースカロライナ(cataloochee)

カタルーチースキーリゾート

アメリカの南の方のスキー場はこんな感じの風景が多い

私たちの住居からはもっともアクセスが良かったスキー場。 なので最初に試したスキー場でもあった。  駐車場はスキーリゾートのそばにあるので、そこに駐車してスキー場まで歩いていくことになる。
一度目に訪れた時はベストシーズンの週末に行ったので、混雑具合がえらいことになっていた。 アメリカのレンタルスキーはスキー場に付属していて簡単なのだが、この待ち時間がなんと一時間近くかかった。
さらに昔の日本のスキー場顔負けの行列ができたリフトは三十分待ち。 ゲレンデは人だらけ。 一日で数回しか滑れないというレアな体験をすることができた。
コースは十本くらいの小さなスキーリゾートだが、上級・中級・初級のバランスは悪くない。 初心者用のベルトコンベアみたいなリフトもある。
スキー場内で食事をしようと思うと、普通のカフェが一つあるだけ。 なのでお昼時間は結構混雑している。 少し車で外に出ればお店はあるが、スキー中に車を運転して離れるのはちょっとめんどくさい。

その後もう一度平日に行くチャンスがあったのだが、あまり混んでなくなかなか快適に滑れた。 このスキー場に行くならば、混雑時を避けた方が無難だろう。

シュガーマウンテンリゾート・ノースカロライナ (sugar mountain)

ノースカロライナのスキー場。 東部の南の方では大きめ、中規模のスキーリゾート。 雪質はカタルーチよりだいぶ良かったが、ちょうどこの日がマイナス10度近くとかなり寒かったからかもしれない。 やはりレンタルはスキー場についているので、レンタルスキーとリフト券のパッケージを購入して滑り出すことになる。 週末に訪れたけど、そこまで混んではいなかった。
コース数は20本くらい。 バリエーションもなかなか良い感じで、一日滑るのに飽きはこない。 ナイター設備があったので、夜にも出直して少しスキーをした。 しかしマイナス10度のなか、リフトが止まるアクシデントに遭遇。 しばらく止まっていたので、どうなることかと思ったがしばらく待ったところで無事動き出した。 食事を何を食べたかは失念してしまった。

スキービーチ・ノースカロライナ (ski beech)

同じくノースカロライナのスキー場。 シュガーマウンテンのすぐお隣のスキーリゾート。  私たちは近くにホテルをとって一日目にシュガーマウンテン、二日目にスキービーチとはしごした。 ちなみにホテルはシューガーマウンテンの近くのベストウエスタン。 なかなか良いホテルであった。
やはりレンタルはスキー場のすぐ近くに。 アメリカのスキー場では珍しくロシニョールの板が標準のレンタルだった。 なんとなくだがアメリカはヘッドが多い気がしている。 規模的にはシュガーマウンテンとほぼ同じ。 広めのちょうど良い斜面が何箇所かあって中級者に良い感じ。 このエリアでは一番良かったかな。

スノーシュースキーリゾート・ウエストバージニア (snowshoe mountain)

スノーシューマウンテン

ホテルから見たゲレンデの日の出

ウエストバージニア州に場所を移す。 私たちのアパートからは約6時間。 しかしそのドライブ時間の価値のあるリゾートであった。 東部では一番大きいのではないだろうか。
ホテルはExpedition Stationというロッジで、ゲレンデの近場では一番安かったところ。 予約は確か公式ホームーページからだったと思う。 部屋は結構広いし清潔だしで全然良かった。 またここはホテル街が山頂側にあるので、ホテルから日の出が見えて眺めが良かったのだった。
ちなみにここはチェックインが変わっていて、山頂にある別のカスタマーセンターみたいなところでホテルのチェックインやレンタルの手続きをする。

私たちは二泊したが、二日間を十分に楽しめるコースバリエーションを揃えていた。 メインの広いスキー場に加えて、バスで少し移動したところにもう一つスキー場がある。 ただしバスはそんなに頻繁ではなかった。 コースバリエーションは良いし雪質もよいので、近場に住んでたら通うタイプのスキー場。
レストランやその他施設も充実しており、滑らない人がいても待ってるのに暇することはない。 レストランはfoxfire grillというグリルとthe junctionっていうバーガー系?を食べた。 両方スキー場のレストランとしてはかなりレベルが高かったと思う。 少し高かったような気もするが。

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USオープン2017の2週目の観戦記

さてフェデラーナダル以外のトップ選手が次々消えるトーナメント。 さてさて誰が勝つものやら。

八日目

ルブレフvsゴフィン

久々にゴフィンを観戦。 そんなに良いわけでもないけど無難にはまとめてる感じ。 対するルブレフはディミトロフを倒したのはまぐれではないと見せつける感じのプレー。 フォアハンドの強打がよく決まる。 バックハンドスライスなど時折変なショットを打ったり、ぼちぼちブレークされたりもするんだけど、なんというか勝負強い。 7−5、7−6で2セットアップ。
3セット目はブレークからスタート。 ゴフィンちょっと怪我が悪くなったかな。 ちょっと動きが落ちた感。 けどゴフィンのバックハンドのダウンザラインのリターンはずっといい。 最後にもう一つブレークしてルブレフの勝利。 やっぱりゴフィンは怪我が芳しくなかったよう。 ルブレフはナダルに勝ってもおかしくないし、少なくとも良い勝負はするんじゃないだろうか。

バンダウェイvsサファロバ

地元の声援をうけるバンダウェイとサウスポーのサファロバの戦い。 2セット目の最後からちょろっと観戦。 バンダウェイは結構正統派って感じ。 サファロバはサウスポーなだけで正統派って感じかしら。 この2セット目終盤だけ見るとバンダウェイとても良いプレーヤー。 もう少し高いシードでも良さそうな。 USオープンがあってるのかしらね。 じりじりとしたタイブレークは息子をあやしている間に終わっていた。 バンダウェイは今大会のプリスコバなら勝てるんじゃないだろうか。

九日目

シュバルツマンvsカレノブスタ

主審と喋りまくっていた両者が印象的なファーストセット。 最初はシュバルツマンが悪くて、少しずつ上げていったけど追いつけなかったって感じの第一セット。 どちらにころぶかはまだわからない。
第二セットも、なんやかんやブレイクしあった末にカレノブスタがとって2−0。 時折良いラリーはあるのだけど、ミスも多いゲームである。 この手のゲームはどっちか応援してると楽しんだろうな。 さてこのままカレノブスタがとるのか。
第3セットもなんだかミスの多い展開でカレノブスタがとって3−0。 カレノブスタは次ビッグサーバーを倒すとファイナルか。 ふーむ。

セバストワvsスティーブンス

セバストワは前のゲームをちょろっと見たのと似たような感じ。 スティーブンスが面白い。 ガツガツくる系かと思ったら、めちゃくちゃ落ち着いてプレーするタイプ。 すごく力が抜けてるように見えるのに、飛んで行くボールには結構力がある。 セバストワが少し怪我のよう。 今大会はほんと怪我が多くて残念。 スティーブンスが何個かブレークして第一セットを取った。 このまま行きそうな感じだけど、眠いのでここまで。

十日目

プリスコバvsバンダウェイ

ナンバー1シードと地元のバンダウェイ。 1セット途中からだったけど、プリスコバがブレークバックしてタイブレーク突入。 1個のミニブレークでバンダウェイが逃げ切った。 プリスコバは安定はしてるけど普通な感じ。 バンダウェイはミスも多いけど、大観衆を背に頑張っている。 実力が均衡してるゲームだと運やら歓声やらも重要ですな。
2セット目はバンダウェイがうまいことブレークして勝利。 バンダウェイが次勝てるかは出来次第って感じのプレーヤーかな。 まあ良いサーブとフォアファンドが魅力的。

ナダルvsルブレフ

期待のルブレフをあっさり粉砕した第一セット。 ナダルは単純に強いのもあるし、ポイント押さえるのがうまいなあって感じ。 ルブレフが第二セットに向けて上げていけるか。
第二セットは少しルブレフが良くなったけど、ナダルの勢いは止まらず。 ナダルは何気にサーブが良いんだよね。 ルブレフもう少し粘れると次に繋がるかな。
ブレークからスタート。 ルブレフはバックハンドが計算できないのがちょっと痛い。 もうちょっとできてもよいような気がするのだけど、やっぱり少しナーバスなのかな。 ナダルに勝つには弱点があっちゃダメでしたって印象のゲームだった。

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pythonのmatplotlibを使ったプロットの描画

今回の投稿ではpythonのmatplotlibを使ったプロットの描画の仕方をまとめておきたいと思う。

プロットを作るためのソフトウェア

さて数値データを人に説明しようかと思うと、やはり何らかのプロット(絵)に変換して見せるのがわかりやすいかと思う。 数値データからプロットを作るソフトウエアはエクセルをはじめとして各種の優れた有料ソフトウエアが存在している。 普通はエクセルか所属機関が購入しているソフトを使うことが多いのだろうけど、見た目にこだわりがあるなら自分の予算次第で買うのもありだろう。 そんなに高いわけでもない。
無料ソフトで作りたいと思ったら、gnuplotなどはかなり高性能な上に見た目も良いプロットを作ることができる。 プログラミングと組み合わせて使っている人が多いソフトでもある。 使い勝手に対する意見は分かれるところかもしれないが。

pythonを使ったプロットの描画(matplotlib)

さて我らがpythonはどうなんだというと、matplotlibというパッケージが用意されている。 pythonを使い慣れていればそれなりに使い勝手は良いし、絵も努力次第ではかなり綺麗な絵を出力することができる。 pythonは使っている人が多いので、色合いやプロット形式などのフォーマットを拾ってくれば簡単にクオリティーの高い絵を出力することができる。 もちろん自分の好みを追求していくことも可能だ。
とはいえpythonでプロット出力のスクリプトを書くのには、それなりに時間もかかる。 一つのプロットを作るのにスクリプトを書くのは、あまり賢いことではないだろう(私は自分に練習だからと言い聞かせて書いてしまうこともあるが)。 一方で似たような形式のデータから多数のプロットを作製したい時などは、スクリプトを書くことで時間の短縮ができることもある。 さらに何かのプログラムを書いた時に、ついでにプロットを一緒に出力してしまうのも良い方法だ。 例えば私は良く2Dイメージを強度vsピクセルのプロットに変換するのだが、テキストデータを作ると同時にプロットも出力してしまうようにスクリプトを書いている。

matoplotlibを使ったスクリプトの例

matplotlibはanacondaのpythonを使っていれば標準インストールされていると思う。 そうでない場合はpipでインストール。

pip install matplotlib

スクリプトの最初にmatplotlibのpyplotをインポートしておく。 基本的にはこれだけで良いと思うけど、必要に応じて他の関数もインポートする。 私はグレイスケールの画像を使うのにmatplotlib.cmなどもインポートしている。

import matplotlib.pyplot as plt

私の場合他のパッケージとの競合でのバグ避けようにおまじない。

matplotlib.use('TkAgg')

さてプロットの基本設定は紛らわしくないように、メイン関数の中にでも書いておくと良いかと思う。上からフォント・サイズ・各軸の線の太さ・x軸のメモリの太さ・x軸のラベルサイズ・y軸のメモリの太さ・y軸のラベルサイズ。 最後のは絵を出力する際のサイズ比。 調べてないけどrcParamsはもっと色々設定できるんじゃないだろうか。

plt.rcParams['font.family']='Arial'
plt.rcParams['font.size']= 20
plt.rcParams['axes.linewidth']=3.5
plt.rcParams['xtick.major.width']=2.5
plt.rcParams['xtick.labelsize']=20
plt.rcParams['ytick.major.width']=2.5
plt.rcParams['ytick.labelsize']=20
plt.rcParams['figure.figsize']=(8,6)

さてデータは適当に読み込む。 numpyだったらこんな感じ?

plot = np.loadtxt(argvs[1])

そうしたらプロットを作る関数なりクラスなりを書く。 この場合yが縦軸のデータでx軸が横軸になる。 –は線グラフになるが、oなどを使うと散布図で出力できる。

plot_data(plot)
def plot_data(plot):
y = plot[50:2000,1]
x = plot[50:2000,0]
plt.plot(x, y, '--', colour = [1,1,1], linewidth =2, label='test')

といった感じ。
細かいプロットの調整は関数の中でしても良いかも。 特に一つのプログラムの中で複数のプロットを出力するのに、それぞれ設定を変えたい時なんかに。 そんな時は一つプロットが終わって絵を吐き出したらplt.clf()でリセットしておく。
話を戻してX軸y軸のラベルの調整。

plt.tick_params(axis ='y', which ='both', left='off', right='off', labelleft='on', pad=10)
plt.tick_params(axis ='x', which ='both', top='off',pad=8)

縦横軸の設定。 フォントは初期設定から変えたい場合はここでも変えられる。 特殊記号も下記のようにtex形式やらコードやらで記入可能。

plt.xlabel(r"$\theta$"' (\u00B0)', fontsize = 30, fontname='Arial')
plt.ylabel("Int", fontsize = 30, fontname ='Arial')

レジェンドを図中に入れるなら。 locで場所の指定ができる。 bestみたいなお任せで適当に入れてもらう機能もあるが、必ずしもよくない。

plt.legend(fontsize =14, loc='upper right')

図の保存。 サイズ指定で絵を出力するとはみ出ることがあるので、bbox_inches=’tight’を指定しとくときっちり収まる。

plt.savefig(name, bbox_inches='tight')

あとはx軸とy軸の範囲指定はよく使う。

plt.xlim(5, 100)
plt.ylim(0,10000)

などなど。 最後に保存した絵に加えて、pythonにもプロット出力させておきたかったら。

plt.show()

基本的な使い方はこんな感じでしょうか。 あとはプロットする色の組み合わせなど外部パッケージを使うと少し楽できる。 私が使ったことがあるのはbrewer2mpl。 まずは色のグラデーションを作ってあげる。

import brewer2mpl
bmap = brewer2mpl.get_map('Blues','sequential', 7)
bmap2 = brewer2mpl.get_map('OrRd','sequential', 7)
colors =bmap.mpl_colors
colors2 =bmap2.mpl_colors

それからカラーをcolor[]で指定して出力してあげる。

plt.plot(arr1[50:1000,0],17000+arr1[50:1000,2], '-',color=colors[6], lw=2, alpha=0.7, label='WATER')

てな具合に。
今思いついたのはこのぐらい。 何か有用なことでも思い出したら追記するが、あまり思いつきそうなことももないかなとも思っている。

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