フィンランドでは10月からコロナ制限の緩和が始まってるようですね in Finland!

 

あー、なんとも調子が上がらない10月だ。

色々とやらないといけないことはあるのだけど、どうにも調子が上がらないしむしろやる気が下がるようなことばかり。

もうすぐ滞在許可証の更新の準備も始めないといけないし、仕事もそろそろ論文にまとめなきゃいけないし、やることはいっぱいあるんだよなー、ほんと。

 

まあ、それはともかくとして……

先日大学からやってきたメールによると、10月1日からだいぶコロナ関連の規制が緩んだようですね。

私の大学では10月半ばに細かいコロナ以後に向けた、働き方のガイドラインを発表するってことのよう。

Hybrid workingとか呼んでいるのだけど、ようするに少しずつ出社しましょうねってことのよう。

必要の無い日は在宅でいいよ、といいつつも仕事のメインの場所はオフィスに移す……ということで、週の何日かはオフィスに来ることを要求されるってことになりそう。

今の家大学遠いし、どうせ大学いってもコンピュータワークなんだから、できるだけ在宅時間確保したいところだけど。まあそれが義務だと言われれば、職場に行きますわな。

もちろんたまに大学行くのは気分転換になっていいけどね。あくまで気分転換であって、仕事の効率上がるのかって言うのは謎だけど。

 

その他にも職場でのマスクは基本的に無しで良いってことになったのかな。まあ、なんとなく癖でマスクを使ってしまっているのだけれど。

これからインフルエンザも流行る時期だから、冬超えるまではマスクしたままでええんとちゃうかなって気もしている。

そうそう、そう言えばインフルエンザワクチンの時期にもなっているね。大学関連だったらoccupational healthで無料だし、ネボラとかでも確か無料で打てたような気がする。私もそのうちterveystaloを予約しよう。

話をマスクに戻すと、メトロとかバスの公共交通機関はまだマスクが必要って車内放送を流してるね。こっちはしばらく変わらずのままで行くのかな?

 

授業なんかもだいぶ普通にやるようだし、学生さんとかにはとても良い話だよね。大学ずっとコンピュータとにらめっこってのもあれだし。まあ学習効率で言ったら、オンライン授業は集中できる人にはそう悪くないなんてデータも出てるようだけど。

私みたいに人いっぱいなのが苦手って人もいるだろうし、この機会にオンライン関連のソフトウエアやらシステムができたのは、将来的な学習のあり方を見据える意味でも良かったのかもしれないね。

それを一つの選択肢として与えることができる、って意味で。

 

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休日なのでお友達をお呼びして手巻き寿司パーティー in Finland!

 

昨日は嫁の語学学校時代のお友達とその旦那さんをおうちにお呼びした。

うちに誰かを呼ぶときは中華系の料理か寿司なことが多いのだけど、今回は寿司。手巻き寿司で良いような間柄だと準備しやすくて良い。

まあ若干カルチャー色も出せるし、寿司……じゃなくてSUSHIはヨーロッパでもアメリカでも大人気ってのも良いところ。

フィンランドで手巻き寿司パーティー

というわけで準備するものは……

  • 海苔。k-marketとかalepaとかでも売ってるけど、アジア系マーケットに行くと若干ベターなものが手に入ることもある。とはいえどこに行っても日本の如きフレッシュな海苔が手に入る確率は低い。
  • 酢飯。コメ炊いて1合に大さじ2くらいすし酢を突っ込む。すし酢はべしゃつかなければ多すぎても美味しい。ミツカンとか市販のやつが買えるし、それで良いと思う。
  • 各種冷凍刺し身。こちらはアジアマーケットかK-supermarketなどでも冷凍の切り身が売ってたりする。良く使うのは、海老・しめ鯖・イカなど。白身だとアジアマーケットでティラピアの刺し身なんかも売ってるけど、ちょっと匂いが気になるかな。なぜかマグロの刺し身が見つからないのはアメリカもヨーロッパも一緒。
    フィンランドで買えるパッケージのサーモン
  • サーモンの刺し身。うちが良く使うのは上の写真のノルウェー産のパッケージになっているもの。とても美味しい。k-citymarketなどのカウンターに行けば生食用が手に入る場合もあるそう。試したことはない。なければスモークサーモン使っても美味しいけどね。
  • うなぎ。薄切りの冷凍の寿司用うなぎも売ってるんだけど、今回蒲焼きの冷凍を買ってきて細切りにして出したらうけた。蒲焼き美味しいもんね。
  • マヨネーズ。キューピーなど日本のマヨネーズが美味しい。ツナや、刻んだ茹で海老、コーンなどと混ぜれば立派な寿司ネタに。このあたりは海外で割と受けが良い印象。
  • ガリ。K-marketとかのそんなに美味しくはないけど、こっちの人が結構好きだったりもする。アジアマーケットにいけば色々売ってる。

 

あとは納豆とかを出してもいいけど、初対面のお客さんとかの場合はちょっとチャレンジングかな。

あとはこっちの人向けってことでカリフォルニアロールとかも少し用意したけれど、今回のお客さんは普通に手巻きだけでも楽しんでくれてる方たちだったかな。

 

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急に来るお友達を迎えるための簡単料理 in Finland!

 

昨日は中秋の名月だった。

急に嫁Xが思いつきで同僚を夕飯に呼ぶと言い出したのだけど、準備はもちろんほぼ0。幸い冷蔵庫・冷凍庫の中身はそれなりに充実してたので、それを利用して簡単料理を進めることにした。

一品目はエビでトムヤンクン

loboの簡単料理キット

最近ハマってるのがLoboってブランドの簡単タイ料理キット。スパイスやらココナッツミルクやらがセットになっていて、肉・野菜・きのこなんかを突っ込むだけで、割と美味しいタイ料理が楽しめるのだ。

今回使ったのはトムヤンクン(TOM YUM)のセット。冷凍で買っておいたエビを解凍し、野菜は大根、きのこはエリンギにした。作り方はまじで簡単。

  1. 500mlくらいお湯を湧かす(今回は野菜が大根なのでここで一緒に茹でておいた)
  2. 添付のスパイスペーストを入れる
  3. 添付のココナッツミルクとドライスパイスを入れる。
  4. 海老とエリンギを入れて、沸騰したら火を弱めて10分グツグツしたら出来上がり

これで割と満足できるトムヤンクンができてしまうのだ。

同じブランドでレッドカレーなどカレーも売ってる。しかしなぜかJiaheだとグリーンカレーが売ってないんだよな。このブランドのグリーンカレーならとても信用ができそうなのに。

2品目は冷凍ティラピアで酸菜魚

インスタントフード第二弾。酸菜魚は酸菜って中国の漬物とソースがセットになっている簡単中華パッケージを僕らはストックしている。中華マーケットならだいたい売ってると思う。

使うお魚はだいたい冷凍のティラピア。ちょっと泥臭いけれど白身の美味しいお魚。酸菜魚にしてしまえば多少の匂いは気にならないから問題ないのだ。

こちらは魚の身を玉子の白身であえてちょっと前処理。魚の食感がよくなるのだ。

料理自体はスープを準備して魚を煮込むだけ。

お手軽なのに美味しい、フィッシュスープの出来上がりだ。

Biangとか中華レストランでも結構おいてあることが多いメニュー。お店だと魚は何を使ってるのかな?アメリカいたときはレストランでも時々食べてたんだけど、最近はもっぱら家で作ってるから注文はしない。

ちょっと辛いので小さな子供向きではないのが少し残念なところ。

3品目はトマトエッグ炒め

中国人みんな大好きトマトエッグ炒め。今日のお客さんは中国人だったので、トマトエッグを追加。卵炒めて、トマト炒めて、混ぜて炒めて。無難に美味しい。

4品目はカリフラワーの塩炒め

こちらも簡単な炒めもの。カリフラワーを小さく切って炒めて、中華の干したけのこで風味づけ。美味しい。カリフラワーはラー油とかで炒めても美味しい。

5品目は中秋なので月餅

こちらはJiaheで購入したもの。月餅ってどこまでいっても月餅なんだけど、しょっぱい鴨の玉子の黄身入のやつは割と好き。でも月餅って何気にたけーんだよな。

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[2021年9月20日]最近の気になったニュースなどなど in Finland!

 

9月の後半に近くなってきてフィンランドの紅葉がいい感じになってきた

最低・最高気温が5−10程度とだいぶ寒なってきたフィンランドの9月中旬。

そんなわけで木々が良い感じで紅葉し始めている。

ヘルシンキ市内ではまだ緑が残ってるってくらいだから、ヌークシオあたりにいけばちょうどよい感じになってるんとちゃうかなって思うけれどどうだろうか?

もうちょっと天気が良ければ先週末あたりにヌークシオに行こうかと思ってたんだけど、ここのところ週末の天気がイマイチだよねえ。

ま、うちのあたりは結構田舎だから、家の周りでも十分木々の紅葉を楽しめるけどね。

ワクチンのブースター摂取が始まりそう?

嫁さんが見たフィンランド語のニュースによると、フィンランドも3回目のブースター摂取の検討を始めたそうな。

年齢層とかそういう詳細は出てないみたいだけど、人口少ない国だし皆打つって話になるのかなあ?

幸いうちの家族は副反応強く出ないようだし、効果があるなら3本目を打つことはむしろウエルカムなのだけどね。

イスラエルとかどんどん進めてる国以外は高齢者や高リスクの人のみにブースターするっていう印象だったけど、いずれかは季節性インフルのワクチン的な扱いに変わっていくのでしょうかね。

ポディマハッタヤさんがお亡くなりになったそうな

こちらも新型コロナ関連。

日本で一番有名なスリランカ人といっても過言ではないポディマハッタヤさん。教科書に乗っていた黒鉛を掘り出すあの写真を覚えている人は多いかと思う。

名前だけでもインパクトがあったせいか、この歳になっても覚えている唯一のスリランカ人の名前。

まああの頃の小学校の教科書に乗っていたのだから、それなりに歳はいっているのだろうけれど、残念ながらコロナでお亡くなりになってしまったとのこと。ソースはSNS経由のニュースって感じだったけど、見た感じ信頼性のありそうな雰囲気だった。

ご冥福をお祈りします。

 

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ニラがあると食生活が色々捗るよね in Finland!

 

フィンランドで餃子を作るならば

うちは土日は割と餃子を作ってることが多いのだけど、皮とタネをどうするかってのが海外だと困ったりすることもある。

うちは餃子の皮は小麦粉を揉んでの自作なんだけど、まあアジア系のスーパーなどのお店で冷凍ものなどを買うこともできる。

タネの方は豚ひき肉と白菜(もしくはキャベツ)あたりはどこらでも手に入ることが多いのでそこらを使う事が多い。合い挽きに比べると比較的豚ひき肉が見つかりにくい気はするけど、大きめのスーパーならだいたいあると思う。

セロリと牛ひき肉(合い挽き)あたりの組み合わせなんてのもまあ美味しいかな。

他も色々試すことはあるけど、なかなかしっくりくる新しいタネの組み合わせが見つけるのは難しいよね。あ、チーズ餃子は子供が好きだからいつも作るけど。

 

それで今回は何だったかというと、結構良さげなニラ(chinese chive)がJiaheで手に入ったので、ニラと豚ひき肉で餃子を作ったのだ。

やはりニラが入ると香りと味が引き締まるというか……個人的には餃子はニラが入ってないとしっくりこないんだよね。

ちょっと最近火加減を変えてみたりしてる焼きの方も、今回は結構上手く焼くことができた。

そんなわけで、とても美味しい餃子を頂くことができた土曜日でした。息子のL君も珍しくチーズ餃子以外に、ニラ餃子の方も喜んで食べてくれた。

 

ニラは炒めものにしても上手いし、このレベルのニラがいつも手に入るといいんだけどな。

でも値段も結構お高いし、必ずしも良い品質のものがおいてあるってわけじゃあないんだよなあ。

ま、その日のあたりっぽい野菜でなんとかやりくりするってのも楽しいものだけどね。中華な感じで炒めとけば大概の野菜は上手いし。

ザワークラウト・ごま油・めんつゆでおつまみ

それから、Alepaででかいザワークラウトが1.5ユーロで売ってたから買ってきたのだ。

メインの目的はソーセージやらベーコンやらと煮込んで食べることなんだけど、でかいので別目的でも消費したい。

ぐぐったらそのままめんつゆとごま油と混ぜると結構上手いっていう情報を発見!

ほんまかいな……って思いながら適当量を混ぜてみたら、結構いけた!

ザワークラウトの癖のある風味がごま油で中和され、ザワークラウトの強い酸味がめんつゆで中和されるって感じだろうか。

まあごま油とめんつゆを突っ込めってレシピに間違いはない、っていう定説を確認できた感じだろうか。

それでも酸味と癖は強いから酒のつまみって感じにはなってしまうけれど、意外なことに4歳息子のL君も美味しいと言って食べていた。

子供って意外と変なの好きよね。

 

 

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2021年9月17日金曜日のフィンランドでの日常生活 in Finland!

 

ヘルシンキのトラムとメトロがストライキ!

今日は久々に大学で実験に会議に忙しい1日だった。

フィンランドの数少ないビッグニュースと言えば、昨日・今日とメトロ・トラムが運休だったこと。うちから大学まではバスだけだとちょっと不便なので、結構困った。

なんでかなって調べてみたら、運転手さんたちのストライキの模様。

外部リンク: ヘルシンキタイムズの当該ページ

新聞によると、運輸局の有限会社化(民営化?)に対する反対ってことなのかな……イマイチ英語でわかりやすく説明しているページが見つからなかったんだけど、まあ運転手さんたちがそのプロセスへの不満を表明する形でのストライキなんだろう。

ちょうど私が在宅じゃない日に当たってしまったので、ブログ記事に起こそうと思うくらいのインパクトはあるストライキだった。

明日9月18日の土曜日からは普通に運転するそうだけど。フィンランドのバス・トラム・メトロ関係は結構ストライキをやるんだよね。フランスほどじゃないだろうけど。

コロナが落ち着いている大学の様子

大学は特に変わったこともなかったかな。キャンパス内の人が少し増えてた気はしたけど。これから少しずつ元の形に戻っていくってフェイズに入ったのかな。統計的にはコロナは今は少し減ってるようだけど、これから冬に向けてどうなることでしょうかね。

今日の夕ご飯は中華

そんなわけで今日の夕御飯は先に帰ってた嫁さんXの中華。トマトエッグ炒めと冬瓜の炒めもの。中華、特に野菜炒めはやっぱり嫁さんが作ったほうが上手いな。

日本にいたときはご飯のおかずにトマトを炒めるって印象はなかったんだけど、トマトと塩味の卵焼きを混ぜ炒めて、少し水足して絡めるととても美味しいのだ。

冬瓜はJiaheで嫁さんが良さげな品質なのを発見。フィンランドで良い野菜を見つけるのは結構大変なんだけど、アジア系のスーパーは結構色々と置いていたりもする。品質はその日次第でまちまちだけどね。

冬瓜の炒めもの

後日撮った写真だからこれはひき肉が入ってるけど

その冬瓜は、干したけのこ、干しエビ、醤油、塩で炒めて、こちらも冬瓜から出る水分を最後に残す感じで。炒め煮って感じの塩梅になっていてとても美味しかった。

その日の気持ち次第で、豚ひき肉なりきのこなりをいれてもいいかも。カンタレリ(アンズタケ)とかいれても美味しいかもしれない。

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ついに決勝でジョコビッチが負けましたねえ。世代交代は起こるのでしょうか?

 

2021年の全米オープンテニス決勝。年間グランドスラム達成なるかってことで注目の一戦だったわけだけど、3−0でメドヴェージェフがジョコビッチを下した。

ゲームはちょろっとハイライトを覗いただけだけど、メドヴェージェフは前と打ち方変わってない感じかな。

あの打ち方不思議だけど、まあそれで強いんだからテニスにも王道はないってことだろうな。

私はフォアハンドは打ち方綺麗って言われることが多かったけど、まったくもって安定しないフォアだったんだよな。

綺麗なフォアハンドが好きで練習したけど、もしかしたらその打ち方があってなかったって可能性はあったかもしれないね。

まあ関節弱いから勝てるテニスしてたら怪我してた気もするけど。

 

話を戻すとジョコビッチ。

もちろんフレンチオープンでナダルに負けたりしてたわけだけど、大切なゲームでフェデラー・ナダル以外にはっきりと負けたのは少し大きいよね。

去年はジョコさんが序盤で反則退場になってティエムが取ったわけだけど、今年はいよいよ本格的に流れが変わるかって雰囲気になってきたかな。

もっとも全米の前の3つはしっかりジョコさんなわけで、来年も半分はジョコさんとかあり得そうだけどね。オーストラリアンオープンのジョコさんとかやたら強いもんな。

ナダル・フェデラーが元気に戻ってくる……なんてこともあるのかなあ?

それはそれで良いものかもしれないけれど、そろそろ着実にビッグタイトルの勝利経験を積んで成り上がっていく若手の姿ってのが見てみたいねえ。

 

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科学論文のセカンドオーサーというクソポジションについて

 

ちょっと前にPhDの学生から「お前この論文にえー仕事したからサードオーサーからセカンドオーサーに格上げしたるでー」っていうありがたい言葉を頂いて思ったことを書くくだらない雑記。

 

いや、普通にファーストオーサーくれって言いたいくらいの仕事量つっこんでくるんだけど‥‥正直コーファーストのオファーがないのがマジで不思議な仕事だったわ。

他の論文でもそう思ったことはあるんだけど、そのバランス考えるのってPIの大切な仕事だよね。特に論文作るのに分業がますます進んでくこれからはさ。旧態然の仕切り方だからって流してたらほんと恨まれまっせ。

この論文と最近のもうひとつの論文はホントに意味わかんかったわ。仕事始める段階に戻れるなら間違いなく断ってるのは確か。ってか残り少ない研究時間の中では、あの近辺からの仕事はもううけん。

似たような仕事突っ込んでセカンドオーサーになったもう一つの論文では全くそういう感慨がないから、ファーストオーサーからのリスペクトがあるのかってことも大きいんだろうけどさ。

 

そもそもセカンドオーサーって著者が3人しかいなきゃ誰でもセカンドになるわけだし。全く業績評価にならんし。それを誇らしげに与えられる意味が全くわからないし。

シニアオーサーってかラボのビッグボスとかにそう言われるなら、まあ納得するっきゃないってわけだけど……

PhDの学生にできるだけ協力するって方針のラボだったからそれに従ってクソマジメにデータ出して、考察まで書いてやったけどさ、そのクソ努力した結果が”セカンドオーサーにしてやるわ”って割とクソな世界だよね。その見返りがあるってんだったら良いけど、もちろんそんなわけはないわけで。

いや結局のところマネージメントはボスの仕事なんだから、それをはしょったボスが悪いんだろうな……もう、ほんとこの世界クソだわ。

研究系以外でもそんなもんだとは思うけど、丁寧な仕事する人間から精神死んでいく世界なんて終わってしまえばいいのに。

辞めるからもういいやって思ってたけど一応言っておく。やっぱりこのシステム頭おかしいよ。

たぶんどの世界だってそうなんだろうけどさ……

ほんと。

 

あー、いや、言いたかったことはそんなことじゃなかった、鬱が進むとだめだな……言いたかったのはセカンドオーサーについてだった。

セカンドオーサーって今回みたいな感じで、たまに恣意的に評価される雰囲気になることがある……だけどセカンドオーサーが何報あるかなんて評価されないんだから、そんなカテゴリはなくすべきだよね。

っていうかこれから研究職に行く人にはセカンドオーサーになってしまうような仕事は勧めないよ。ってかもちろん強いモチベのある人以外には研究職自体勧めないけどさ。同じ努力量にもっとペイする仕事あるし。

ファーストかシニアになれるものだけに注力して、そうじゃないのは後ろの方に名前がのっかるってレベルの仕事に留める。そうした方が全然効率あがるもん。まあ皆そうしだしたら全体が回らなくなるんだけどね。ほんとボランティアが死ぬクソな世界だ。

リラックスな仕事環境に生きてる人たちはセカンドオーサーを重視したりもするけど、それは幸せな世界だよね。科学を押してくのはあの方たちなのだろうけれど、一緒に共同研究はしたくないよね。ってか学生にはそういうグループと働くのは勧めない。

 

ファーストとシニアはまあわからないではないけれど、それ以外の序列がホントに何かに評価されることってあるの? ネイチャー・サイエンスならあるの? そうなら点数化するべきじゃん?

それをめっちゃアピールする人なら意味あるのかもわからんけど、そういうことする人ってそもそも論文0でもコミュ力で押して仕事とれるじゃん?

仕事した人間はコントリビューテッドオーサーのリスト、そこまでじゃない人間はそれ以外のリスト。ファーストの仕事量なんて昨今大してないし、シニアの重要性的な予算とってくるとことか論文のコンセプトを作るところなんて別のところで評価されている。っていうか奴ら既にテニュアなんだから……

しっかり論文にどういうコントリビュートをしたのかっていうのを評価して、そのコントリビューションをしっかり点数化・可視化する。まあ最近の論文はそのあたり聞かれることが多くなってきてるけれど、ジャーナルよりも研究機関の方こそがそこをもっとしっかりと評価していくべきなんだろうと思うよ。

そういうシステム作ってかなきゃ、これから色々とだめになっちゃうんとちゃうかなー。

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繊維試料のX線散乱に関する雑記 その3

 

ほとんどは調べ物しながら適当にメモとってる感じの単なる雑記です、その3。時折適当に間違って書いちゃったとことかしれっと修正してたりします。何らかの検索ワードでここにたどり着いちゃてる人はあまり信用なさらず、へーん、って感じで読み流してください。

繊維軸方向に平行に飛ぶ散乱(子午線散乱)

一般的な原料一つの繊維試料の場合だけど、この子午線方向の散乱は繊維に沿った結晶と非晶の繰り返し構造を見ることがほとんど。非晶がほとんどない連続結晶繊維の場合、子午線方向にはほとんど散乱がない場合もある。

超小角にいけばポアの縦方向のサイズの散乱が出てくる。それっぽい言葉で言えばポアの長さ方向のshape functionの1次元フーリエ変換ってことになるようだけど、まあ長さの逆数になるので普通はべらぼうに長いポアの長さ方向の小角散乱は考慮しなくて良い場合が多い。

というわけで、この方向に何を見るのかと言うと、(ある場合は)繊維方向の結晶と非晶の繰り返しだけということになる。それで繊維状ポリマーの場合は大概非晶と結晶が規則的に並ぶことになるので、回折強度として現れてくることが多い。

詳しいことは書かないけど、回折から何が抽出できるのかだけ。

子午線の回折パターンをぱっと見てわかること

大雑把にいうと回折が何個あるかで結晶(非晶)の形や、2次元配列がわかったりする。回折は2個(2-point)か4個(4-point)。1次元データしか取れない装置を使ってると、これがわからないので注意が必要。

わかりやすく言うと……

Rule et al. Macromolecules 1995, 28, 8517—8522

の図1のようなイメージ。

2個の場合も4個の場合も構造次第で回折の強度分布が変わってくるので(eyebrow-typeとかbutterly-typeとか呼ぶ)、そういうのもパターンを見るだけでなんとなくどんな構造を取ってるのかがわかる。

ちなみに2個の場合でも4個のがくっついちゃってるだけって解釈されることも多いので、2個だからシンプルな構造とは必ずしも言えない。

回折の強度ピーク位置からわかること

  • 繰り返し構造を取る結晶+非晶の長さ(long period)
  • 4-pointの場合は繊維内での結晶の傾き or 結晶と非晶の作るマクロラティスのズレ

まあこれは回折の強度ピークまでの距離と角度を測るだけなので、すぐに値が出せる。最も4-pointの場合は、その値をどう発表するかってのは色々ある。

回折強度からわかること

  • 絶対強度から結晶と非晶の体積比(ただし、強度を適切な条件下で取得している必要がある)
  • 強度の広がりから持続長(coherence length、広角のシェラー式的な計算。バリバリの小角屋さんからは文句が付く可能性がある、というか文句を付けられてリジェクトされたことがある)。ラメラ結晶なりのサイズを反映する。

このあたりがぱっと解析してわかること。あ、いや結晶・非晶比の値は変換計算が大変だな。

まあこんな感じのことを式でパラメタライズしていくと、3Dモデルの作製へって話しに伸びるのだろうけど、実際にそこまでいくのは大変。

子午線方向回折の幾つか代表的な解析方法

(1)子午線方向の強度を投射して(Intensity projection)1次元プロファイルを解析

クラッキーカメラの原理と同じということで、繊維軸の垂直方向のスライスの積算強度を(Q_z VS I_total(Qz)って感じか)プロットして解析する。

もちろんこれだと異なる2-pointと4-pointから同じプロファイルができちゃったりするわけだけど、だしたいのは繊維軸に並行な方向での2phaseの相関関係なので問題はないってこと。逆に言うと回折の広がりについて深く考慮せずに構造情報を抽出できるはずで、一度導入してしまえば割と単純なのに言えることも多くて良い感じの方法。

これはRulandあたりからのドイツ系のチームの流れなのかな。最近でもチラホラ各所から論文が出ている。例えば……

ACS symposium series, Vol. 739 (2000), 41–56

などは、この系列のお仕事がよくまとまっている記事。

プログラム導入はちょっと大変そうだけど、最近中国の研究者がPythonで書いたプログラムを発表してたりもする(今のところは然程引用されてないかな、私も内容やプログラムはチェックしていない)。そういうのを利用するのも悪くないのかもしれない。

(2)結晶・非晶の3Dモデルと配向分布で回折の広がりを計算する手法

実はこの方法はいろんなグループからたくさん出てるけれど、有名所はこのあたり。

Gerasimov et. al. Kolloid-Z. u. Z. Polymere 250, 518-529 (1972)

日本人グループもこんな感じの手法で幾つか論文を出してたりする。

Yabuki, K., Iwasaki, M., & Aoki, Y. (1986). Textile research journal, 56(1), 41-48.

個人的にはやっぱりこういうモデルベースのアプローチが直感的にわかりやすいので好き。でも同じグループから何報も論文が出てるって感じではないし、大変さもあるんだろうな。

レビューアによっては解析がモデル依存だって怒られたりするし。

(3)回折形状の解析を真面目にやる方針

2次元データの解析を1次元プロファイルの連続とみなして解析する方法など。

GrubbとMurthyがめちゃくちゃいっぱい論文を出している。近年の論文はもうちょっと踏み込んだ解析をしてる気がするけれど、いずれにしろこの分野の大御所グループの一つ。

楕円形の回折ピークの広がりとラメラ結晶の配置について、たくさんの繊維ポリマーを解析して深い考察を進めてきている。

私はポスドクはこういうグループに潜り込むべきだったんだろうな、と最近では思ったりしているが後の祭り。それにそんなのは今だから思うことで、そのときに最適なポスドク先を選べる学生って凄いよねー。

(4)その他面白いなと思った解析

Koerner et al. Macromolecules 2008, 41, 4709-4716

モデル作ってフーリエ変換で回折図を作って評価しようというアプローチかな?最近みつけて面白いなと思ったんだけど、まだ良く理解していない。簡単に実装できるならやってみたい方法。

という感じで子午線方向のまとめは一旦おしまい。

 

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ウェブサイトの言語周りについてお勉強を始めよう in Finland!

 

ちょっとやりたいことが幾つかあってそのためにウェブサイト用の言語を学んでおきたいなと思っている今日このごろ。

よく使われてそうな言語はhtml、css、javascript、それにphpって感じか。

ざっと見た感じ、htmlがウェブを作るので、cssがデザイン、javascriptで動かして、phpで便利化するって感じなのかしら。

wordpressはphpでってイメージが強いけど、結局全部使わないとまともな見た目と動作にはならないってことかな。ちょっとずつ全部勉強しながら必要なものを深く学ぶ感じで良さそう。

しかしjavascriptとphpでできることの差がよくわからないな。

wordpressの編集内で簡単に走らせようと思ったらjavascriptの方が良いのか。phpはfunction.phpを書き換えないといけなさそう。

ま、もちろん、そんな簡単にわかるわきゃないので、追々でいっか。

ワードプレス投稿内でhtmlで遊んでみる

まあとりあえずはワードプレス内で遊びながら学んでいこうということで……

テキストモードで打ち込んでそのまま動きそうなのはhtmlとjavascriptっぽいけどとりあえずhtmlで。

まずは……


htmlで入力ボックスの作製。ビジュアル編集ではなく、テキスト編集の方で……

<input type="text">

と書くだけ。

説明を入れたかったら……

<label>テスト入力:<input type="text" value="見えるかな?"></label>

という感じ。

もう少しそれっぽいのを作ると。

<p>
<label>数値1を入力してください:<input type="number" value=0 id="num1"></label>
</p>
<p>
<label>数値2を入力してください:<input type="number" value=0 id ="num2"></label><input type='button' value="get" id="getButton">
</p>

getはダミー。

そしたら、こんな感じで足し算でもしてみましょうか。

<form oninput="result.value = Number(A.value)+Number(B.value)";>
<input type="number" name="A" > +
<input type="number" name="B" > =
<output name="result">0</output>
</form>

ぬ……これだと動かないな。なぜだ。あ、テキストモードからビジュアルモードに戻ると、oninputのところが消えてしまうな……なぜだ。

色々追加。

<html>
<body>
<form oninput="result.value = Number(A.value)+Number(B.value)"> 
<input type="number" name="A" > + 
<input type="number" name="B" > = 
<output name="result">0</output> 
</form>
</body>
</html>

こういうタグ付けは意味なさげ。やっぱり単純に<form>のところの記述が消えちゃうのが問題っぽい。

ていうかhtmlテストサイトで試すと普通に動くし……ってことはwordpressに書き込めない方の問題か。

<form>
<input type="number" name="A" > + 
<input type="number" name="B" > = 
<output name="result">0</output>
<input type="button" onclick="result.value = Number(A.value) + Number(B.value);" value="calc">
</form>

これもだめね。onclickの記述が消えてしまう。つまりoninputとかonclickが私の環境のwordpressで動いてないってことか。

結局のところhtmlのoninputとかonclickが通常設定では使えない模様

ここまで来て何個かそれっぽい説明をしてるstackoverflowを発見。

やはりoninputとかonclickが、使ってるテーマかwordpressかで止められている感じか。function.phpを書き換えればいけるってことのようだけど。

それからショートコードを使えばいけるかも……なんて記述もあったので、次はそれを試してみようかな。

んー……でもなんだか最終的に目的にしてるものを実装するには、この書き方だと難しい気がしてきたな。どうせhtml, javascript, php勉強するなら、自作サイトを立ち上げたほうが良い気がしてきた……

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