2019年の終わりに1年を振り返って

今年は特にこれといって何もない年だったような気がしている。

私はそれなりに仕事をまあ頑張り、嫁さんXもまあフィンランド語教室にいったりでそれなりに楽しんでる感じ。息子のL君は幼稚園に行き始めて、少しずつ自分の世界を作りつつある。

そんな中でなんとなく印象に残っている出来事を、備忘録代わりにまとめておこうと思う。

1 引越したら猫付きアパートだった件

ブログで書くチャンスはなかったんだけど今年は引越しをした。

引越し先は猫付き物件なので、面倒を見ることを条件に数百ユーロ値引き。フィンランドでよくあるのかというとそんなことはなくて、フィンランドの知り合いにも驚かれた。

一応猫のKatjaは六ヶ月後にアパートのオーナーが迎えに来る予定なので短い同居。初めての猫との同居なので結構楽しんでいる。

2 L君のデイケアの開始

書こう書こうと思って書けていないL君のデイケア関連の記事。

今年の八月から地元フィンランドの公立デイケアに入っている。なのでデイケアの公用語はフィンランド語。少しずつL君はフィンランド後に馴染んでる模様。嫁Xもフィンランド語を習っているので、先生とはフィンランド語で会話しているみたい。

今は朝七時半から午後二時半まで7時間の間デイケアでお世話になっている。最初の数日は泣いてたL君だけど、最近はすっかり馴染んだみたいで、むしろいくのを楽しみにしている雰囲気がある。

3 ノルウェー旅行

未だにブログが書き終わっていない今年唯一の長期旅行。

ノルウェーは北欧で一番自然と都市部のバランスがいい国だと思う。オスロ・ベルゲンといった都市部はコペンハーゲンみたいにとてもいいし、自然は山とフィヨルドと氷河が都市部から電車ですぐ近くにある。特にフィヨルドの絶景は日本でもお目にかかれないような美しさ。

内部リンク: 7月のノルウェー南部を電車で旅する避暑バカンス 〜旅程編

4 大学の研究員職に応募

働いてる大学の研究員職に応募した。

書類審査は通過したけれど、面接で残念。まあいい経験ができたのでよかった。同じ大学のポジションを受けたので、面接した人とちょいちょい会うのがちょっと気恥ずかしいというかなんというか。

それからそのポジションを取った人と結構仲良くなったんだけど、やっぱりそれなりのコネクションはあった模様。面接プロセスで何も問題がなければ彼になるってのは既定路線だったのかもしれない。

内部リンク: フィンランドで装置付きの研究者職に応募してみた時のお話

5 X線装置の購入の下見で企業訪問した話

日本でもこういう企業訪問ってしたことがなかったのでちょっと楽しかった。社食のレストランとかすごく良くて、ちょっと働いてみたい感じがした。ほどほどに人も少なかったしかなり良さげ。だけど実験系の研究職を取ってるような企業じゃ無いから、ちょっと就職は無理かなあ。

内部リンク: 科学装置購入の事前情報収集のための企業訪問

6 Hoplopがいい感じ

これもブログに書こうと思いつつかいてなかったやつ。

アスレチックやらゲームやら色々ある屋内型遊技場。ヘルシンキ・エスポーに5・6箇所ある。

フィンランドで子育てするならHoplopは良い味方。最近料金体系が変わったみたいだけど、シーズンチケットみたいのを買えばそこまで高く無い。大人に料金はかからなくて、子供に料金がかかる。2歳以下は無料だったはずだけど、最新の料金システムはちょっと把握していない。

7 嫁Xがフィンランド語の習得へ

Xは最近毎日フィンランド語の授業を受けている。楽しそうなのが何より。

8 久しぶりに中性子の実験

ここんところご無沙汰していた中性子散乱の実験をした。データがそこそこよかったので、来年にはパブリッシュできそう。

9 オーストリア・Grazへの旅行

初めていったオーストリアの都市。フランスっぽいようなドイツっぽいような、なんとなくいい感じの都市だった。ご飯もそこそこ安くて美味しいし。今度はウイーンに行ってみたいな。

内部リンク: Austria第二の都市Grazへのビジネス旅行

10 久々に映画を結構みた1年

映画を見るくらいの余裕が出てきたんだなというのがちょっと印象的。多分10本ちょっと見ることができたかな。海外生活長いのに、相変わらず英語が聞けないってのが悲しいところだけど、来年ももうちょっと映画を見ていきたい。

という感じの1年。うーん、10個書くことを見つけるのが結構大変……つまり、割と落ち着いた1年だったってことだな。
来年もそこまで動きがありそうな感じはしないけど、2021に向けていい準備ができるようにしよう。

それではみなさま良いお年をお迎えください。

Happy New Year!

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[映画感想] Into the wild・イントゥ・ザ・ワイルドを見た感想

2019年最後の映画……多分。

人間関係に疲れて野生に帰りたい男の子が、アメリカ領土をお金をかけずに色々旅してアラスカへとたどり着く。

家庭に問題を抱える男の子が、アメリカ旅行中に良い人間関係を築きつつも、やっぱり初志貫徹ってことで野生に帰るお話って言っていいのかなあ。

まあ見るべきところは、アメリカの雄大な自然。何箇所か行ったことがありそうな場所も出てきたけど、アメリカはでかいので自然がすごくいいところが多いってことを思い出させてくれる映画だった。

2時間半くらいの結構長めの映画。ちょっとダレるところも多かったけど、映像はずっと綺麗なので、アメリカの自然を楽しむ旅行のための下見と考えればいいものかもしれない。

英語はいろんな職業層の人が出てくるので、様々なタイプの英語が聞ける。それでいてべらぼうに聞きにくい人は少ないので、案外英語のお勉強にはいい感じかも。まあ字幕があったほうがいいとは思う。

映画の総評 6
原作や設定 5
構成と展開 6
英語の勉強 8

以下はネタバレありの感想。

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