[映画感想] interstellar・インターステラーを見た感想

アメリカに住んでた当時、地元の映画館で公開すぐに見た映画なのを覚えてる。どういう経緯だったかは忘れたけど、嫁やら職場の同僚やら10人くらいのグループで見にいったんだった。
同時の記憶としては、なんだか面白いんだけど英語がイマイチ聞き取りにくいし、どんな話なのか掴みきれなかったって印象。

今回嫁が図書館で借りてきたので、久しぶりに一緒に鑑賞。今回みた感想としては、やっぱり英語が聞き取れないなっていう。
映画館で見たときは字幕なしだから聞き取れないんかと思ってたけど、数人の役者は字幕があっても何言ってるのか聞き取れなかった。ついでに、聞き取れても謎な単語も多い。
SFは英語の勉強する映画としてはさほどよくないかも。別に聞き取れなくても面白いからいいんだけど。結構長い映画だけど全然飽きなかった。

映画の総評 9
原作や設定 8
構成と展開 10
英語の勉強 6

というわけで以下はちょっとネタバレありの感想。

“[映画感想] interstellar・インターステラーを見た感想” の続きを読む

7月のノルウェー (Day3) 〜ベルゲン・フロム鉄道からフィヨルド絶景

ノルウェーの旅もいよいよ3日目。
この日はオスロに一旦別れを告げ、ベルゲン鉄道・フロム鉄道でアウルランド(Aurland)を目指した。

オスロでの最終目的地ムンクの叫びの制作地・Ekebergparken公園

Ekebergparken公園

Ekebergparken公園の地図

この日の午前中はAirbnbの宿の近くのEkebergparken公園を散策。Airbnbの宿のすぐ裏庭にあった公園なんだけど、実はここがムンクの叫びのモチーフとなった眺めの見える公園だったりする。

Ekebergparken公園を登る

L君を担いで公園を登り歩く

結構しっかりとした上り坂を、抱っこ紐で息子のL君をおんぶしてゆっくりと登る。
いつのまにか13kgくらいに成長したL君。
最初は結構ずっしりと感じたので、なまった体で登るのは大変かなって思ってたんだけど……意外といけるもんだった。
多少息は切れたり、太ももがずっしりとしたりはしたけれど、問題なくおんぶして歩くことはできた。

ムンクの叫びの構図

一応このフレームを通すとムンクの叫びになるというデザイン

さて、歩き始めてすぐにたどり着いたのが、ムンクのモチーフとなった場所。それが上の写真なんだけど、さすがにその当時とは様相は異なる感じ。
でも一応なんとなく雰囲気はわかる。

ムンクの叫びについての案内

どうやって撮ると叫びっぽくなるかとか書かれてた案内板

しばらくフレームの前で叫びのポーズをとりながら叫びつつ写真撮影。結構真面目に叫びながら写真をとってたんだけど、通りすがりの人はまたやってるって感じの生暖かい視線を送ってくれたので、きっとみんなここで叫んでるのだろう。
案内の看板が付いてて、どういう風に撮ったらそれっぽくなるとか書いてあったと思う。

ぶら下がった何か芸術作品

公園にぶら下がった怪しげな芸術作品

ちなみにここの公園はそれなりに眺めのいい高台があったり、彫刻作品がちらほらあったりもするので、ちょっとオスロで運動したかったら足を伸ばしてみるのもいいかもしれない。

オスロの海を見下ろす彫刻

オスロの海を見下ろす彫刻作品

2時間ほどの散策を終えると、やっぱり結構疲れてた。12kgを担いで2時間運ぶのはそこそこに大変な公園散策だった。

ベルゲン・フロム鉄道でノルウェーの深部を目指す

オスロ中央駅からベルゲン鉄道に乗り込む

オスロ中央駅

オスロ中央駅からベルゲン鉄道へ

そんな朝からの良い運動を終えた後で、Airbnbをチェックアウト。オスロ中央駅までは時間もあったので徒歩で移動。

オスロ駅に到着してから電車まではしばらく時間があったので、ATMでノルウェークローナを500NOKほど取得。
それでその500NOKを使って駅のセブンイレブンで、電車の中で食べるパンやらパニーニ、飲み物やらを購入。店員さんに10NOKコインをたくさんちょうだいと交渉。
これはこの日の目的地のアウルランドで10NOKコインでしか使えないシャワーがあったから。

そんなわけで無事10NOKコインをたくさんもらえたのは良かったんだけど一つトラブル。
クロワッサンを注文して、それぶんの料金も払ってたんだけど、お釣りのことを言ったりしてたせいか、お姉さんがクロワッサンを入れるのを忘れてしまっていた。ついでに注文した私たちも、クロワッサンがないことに気づかず。
電車に乗ってからようやく気づいたんだけど後の祭り。クロワッサン3つ分頼んでたから結構な無駄出費になってしまった。

オスロからベルゲン鉄道でミュルダール(Myrdal)ヘの5時間ほどの電車旅

ホームの電光掲示板

ホームの電光掲示板

さてそんなわけでドタバタしてしまった出発だけど、ベルゲン鉄道のホーム自体はすぐ見つかって特に問題はなかった。
ちなみにこの電車はフロムまでで家族で260ユーロほど。かなりギリギリでチケット購入したから、多分上限くらいの値段だと思う。

ベルゲン鉄道

ベルゲンに向かうオレンジ色の電車

 

ベルゲン鉄道は入り口が階段でベビーカーが直接乗り込めないので、担いで登る必要があった。
それで席にたどり着いたところで、またまたちょっとしたトラブル。私たち2号車のファミリーカーの中で、ベビーカー用の大人席とそれから普通の大人席と子供席を取っていたのだ。指定された席は向かい合わせのシートに2席。それからだいぶ離れたところにもう1席。
私たちは向かい合わせのところがベビーカー用のシートかなって思って、そこへ向かったんだけど、どうにも近くにベビーカー置き場が見当たらない。
それでしょうがないので、その一番近くにあったベビーカー置き場を使ってたんだけど、途中で別のベビーカー連れのお客さんがやってきたのでベビーカーを移動する必要があった。
ベビーカー用のシートを買ってたはずなのに、なんでそんなことになったのかなって思ってたんだけど、実はこれが私たちの勘違いだった。
しばらくしたところで切符を確認し直したら、離れた方にあったもう1席の方が実はベビーカー用の席だったのだ。その席反対向きになってたから気づかなかったんだけど、座席の後ろ側にベビーカーを止められるようになっていたのだった。
ちなみにその席は最初から別の子供連れ家族が使ってたので、彼らの元の席と交換でいいよって電車に乗った時に言っちゃってたので、ほとんど見もしなかったから気づかなかったってのもある。

まあ途中ベビーカーを数度移動する必要があったってだけで、別に問題はなかったんだけど……切符をしっかり確認しときましょうねというお話でした。

さて気を取り直してミュルダールへの電車旅。
出発すぐにお昼ご飯を食べたら、後はひたすらノルウェーの景観を楽しみ続けるだけの5時間。
というわけで以下はベルゲン鉄道の車窓からのギャラリー。

ベルゲン鉄道1

オスロ市街地を抜けると北海道みたいな感じに

ベルゲン鉄道2

湖や川は終始多い

ベルゲン鉄道3

少しずつ山間に

ベルゲン鉄道4

ちょっとずつ高地っぽい景色に

ベルゲン鉄道5

ついには氷河の見える景色に

ベルゲン鉄道6

氷河のアップ

ちなみに電車旅の間、息子のL君はファミリーカーの遊戯室で遊び続けていた。
北欧の電車は遊戯室付いてるのがいいなって思うんだけど、日本でも最近は付いてたりするのかな?

ミュルダールからフロム鉄道でフロムへ

ミュルダール駅

866 meter over havert(海抜)のミュルダール駅

長いようで短い5時間の電車旅。さほど疲れを感じることもなく、あっという間にミュルダールに到着した。
ベルゲン鉄道の雑感としては、印象的な景色は最後の1時間あたりに詰まってた印象。最初の方のノルウェーの森と農耕の景色も、のんびりとしてていい感じだけどね。
私たちはミュルダールからフロム鉄道に乗り換えちゃったので、ミュルダールから先の景色がどうなってるのかはわからない。

山間のミュルダール駅

山間のミュルダール駅

さてベルゲン鉄道を降りると結構涼しい感じ。寒いってほどではなかったけど。
そんな中で次にやってくるフロム鉄道を待つ。
乗り換え時間は30分くらいだったかな。ホームをプラプラと歩いていると、すぐに電車がやって来た。

観光電車っぽいフロム鉄道

ベルゲン鉄道よりだいぶ観光列車っぽいフロム鉄道

さてこのフロム鉄道の電車なんだけど、結構車両数は多い。
だけど一部車両が貸切専用車両になってたりする。私たちの電車は3−5号車が自由席で6−10号者は予約席の電車だった。
ちなみにミュルダール5時15分発の電車だと自由席もガラガラだったけど。

フロム鉄道の中

この日のフロム鉄道の中は結構ガラガラ

こちらの電車もフラットな入り口はなし。ベビーカーは担いで登る必要がある。もちろんベビーカーの駐車スペースもないので、入り口の適当なところに止めとくしかない。まあよほど混雑してなければ問題ないくらいのスペースはある。

私たちは事前情報から進行方向左側の席を選択(ホームから見て奥側)。混んでる電車だと左側を取るのが大変なんだそうだけど、私たちの電車はガラガラだったので余裕だった。
ちなみに左側はいいんだけど、左側の中でも窓が開けられる席と開かない席がある。写真撮影にこだわる人は窓が開く席を確保するといいかもしれない。

しばらく待つと、いよいよ出発。
ゆっくりと走りだす電車は、左に右になかなかの景観を見せてくれる。峡谷的な景色から、その中を走り落ちる滝。
そんな景色をパチパチと撮影してると、すぐに電車が停車。

フロム鉄道の途中停車駅

ぞろぞろと滝を見に降りて来る人々

そんな中の一つの駅で電車が5分ほど停車する。何でかっていうとそこに結構大きな滝があるから。
冬に来ると水量が少ないなんて話をどっかで見たけど、夏のこの時期はなかなかの迫力の滝だった。

フロム鉄道の名物の滝

フロム鉄道の名所・ショース滝

……そんな中、急にあたりに大音量で流れ出すカントリーミュージック。
何でそんなことをするのかなって思ったてたら、おもむろに自然の中で踊り出すおばちゃんが現れる。大自然の中で大音量の音楽を背景にすっごく真剣に踊ってたから結構シュール。

滝で踊る自然派お姉さん

滝の横で踊る自然派お姉さん

いや何となくノルウェーのお姉さんっていうか、森のお姉さんっていうか、それっぽい感じは感じたのだけど、でもやっぱりなんだかシュール。
ちなみに遠目におばちゃんかと思ってた女性は、後で拡大写真を確認したら結構若い女の子だった……

逆方向に向かうフロム鉄道

私たちと逆方向に走るフロム鉄道

そんな滝の後は割と似たような光景が30分ほど続く感じ。
途中逆方向の電車とすれ違うのが、ちょっとしたイベントだったくらい。すぐにフロム駅へと到着した。

峡谷を走るフロム鉄道

峡谷を抜けるフロム鉄道

フロム鉄道の雑感としては、まあ山間の景色は全般に良い。夏の時期の停車駅の滝は結構水量も多いし迫力がある。
でも日本的な景色に慣れている身からすると、むしろベルゲン鉄道の最後の方のが印象的だったかなってのは正直な感想。
フロム鉄道は何ていうか、日本の景観電車にもありそうな感じだったのだ。

フロム駅近郊を散策する3時間

フラム駅のあたり

峡谷に包まれるフロム駅

そんなわけで到着したフロム駅。
なかなか良い感じの閑静な山間の町。そしてフィヨルドの終着点。眺めも素晴らしい。

バスツアーの出発地

バスツアーの出発場所は地面にプリントされてた

私たちは3時間後出発のツアーバスを利用して、この日の宿のアウルランド(Aurland)へ向かう予定だったので、フロムで3時間を過ごす必要があった。
とりあえずStegastein viewpointへ向かうツアーバスの出発地を確認。

無事バスの出発地を確認した後は、夕食を食べるべくあたりを散策。最初は下調べしてたフロムの醸造所のレストランで夕食を食べるつもりだったんだ。
すぐにその場所は見つかったので入ってみたんだけど、レストラン利用の人はバーカウンターで受付してくださいとの張り紙。
んで割と混んでたバーカウンターに並んでたんだけど、やたらとバーカウンターのおじさんが不機嫌。お客さん二人に一人くらいにはそれとなく喧嘩を売っている感じの接客。
レストラン利用とはいえ、これはめんどくせーなって思ってたら、並んでる列の横から、レストランは使えるのって聞いて来たお姉さんが登場。
んでそのカウンターのおじさんが、レストランはしばらく待たなきゃ入れんよ……って言ってたので、これは好都合と退散することに決めた。

その後、第二候補にしてたカフェに行って見たんだけど、日曜日のこの日はこちらのカフェはお休み。
このままうろちょろしてたら夕食難民かなって思ったので、駅前のストリートフードカーの一つを試すことにした。

フロム駅あたりのフードカー

フロム駅の前のストリートフード

いくつかフードカーは出てて、中華、タイ、シーフードなど。ピザっぽいの食べてる人たちもいたかな。こういう時に安全なのは中華かなってことで、私たちはKungFu Expressを選択。
何やら中国人家族が中国語で交渉してたり、嫁が中国語で何やら交渉してたり、ユーロでもNOKでも払えたりと面白いお店。
んでユーロで払ったら、お釣りがないからってNOKでお釣りをくれた。ここでNOKがもらえるんなら朝ATM使う必要なかったなってのが残念だったところ。
だけどお釣りをNOKでくれる中国人いるのは予定に入れられないよなあ。いや、でも中国人の人口密度を考えたらさほど分は悪くないのか……

フードコート用のベンチ

フロム駅のフードコート用にテーブルとベンチがそこそこある

それはさておき、肝心の食事は……トータルでまあまあといったところ。
味はまあ中華としてはあれなんだけど、海外で食べるストリートフードとしては悪くない。値段もノルウェーにしては10ユーロ前後と高くはない。量は少ない。総合でまあまあ。
私としてはちょうどしょっぱい中華食べたい感じだったからよかった。

フロムからのフィヨルド

フロムから眺めるフィヨルド

夕食後はフロムを散策。
まあ特に何にもないんだけど、フィヨルドの景色を眺めたり、公園でL君を遊ばせたり、フロム駅で買い物したり。ちなみにトイレはフロム駅の観光センターのところが夜まで開いてるみたい。
そんなこんなで時間を潰していたらバスの時間に。

バスの運転手に帰り道のキャビン(Winjum Cabin Aurland Stegastein)で降ろしてほしいと伝えて、バスに乗り込む。しばらく待つとバスが出発。
バスツアーは配られた自動音声を各自自分のイアフォンで再生するタイプのツアー。フィヨルドのお話や、地域のお話などを聞きながらバスはどんどんと走っていく。

アウルランドからのフィヨルド

日の入りも近づいてきたフィヨルド、ほぼ白夜だけどね

高速を抜けてすぐにたどり着いたのが、アウルランドの街。
アウルランドで一応途中停車してたけど、特に新しく乗ってくる人はおらず、そのままStegastein viewpointへ。

少しずつ日の入りへ

少しずつ暗くなっていくフィヨルド

Stegastein viewpointも良かったんだけど、この登っていく途中のフィヨルドの眺めもかなり良い眺め。
ガラス窓越しにはなっちゃうけど、幻想的なフィヨルドの眺めを楽しむことができた。

Stegastein viewpoint

Stegastein viewpoint

たどり着いたStegastein viewpointはトイレと駐車場付き。
viewpointはフィヨルド方向に空中に突き出しているタイプのやつ。別にガラスばりってわけじゃないから先頭にいってもさほど怖いわけじゃない。
眺めとしてはかなりいい感じ。特にこの夕暮れの時間がいいのかな。雲がないとまた別の趣があるのかもしれないけど、私たちはこのタイプの日の入りは大好き。
とはいえ見るViewpointは小さな1箇所しかないので、時間としてはさほど必要としない。

そんなわけで20分ほどの滞在の後で、帰路に着いた私たち。
このままキャビンに降ろしてもらって今日の長い1日はおしまいだなって思ってたら、またまたトラブル。バスの運転手がキャビンを通り過ぎてしまい、ガソリンスタンドに向かったのだ。
それでバスの運転手に、キャビン行きたいんだけどってもう1度言いにいったんだけど、わかってるから心配するなとのこと。
しかしいくらガスがないとはいえ、通りすがりにちょっと寄って降ろしてくくらい問題ないんじゃなかったんじゃないのかと思ってた。

んでまた運転手が出発したんだけど、やっぱり運転手はキャビンに向かってないような気はしていた。
しばらくして運転手がたどり着いたのは……アウルランドのキャンピングサイト。どうやら運転手はキャビンとキャンピンを聞き違えていた模様。いや、私たちの発音が悪かったのかもしれないけど。
そんなわけでようやく違うところに送られていたことに気づいた私たち。
せめてアウルランドの街中まで送ってくれないかなって思ったんだけど、他のツアー客もいるから無理とのこと。実際さほど遠いわけでもなかったので、私たちは歩いてキャビンまで戻ることにした。

んで、歩くこと40分ほど。
無事アウルランドのキャビン(Winjum Cabin Aurland Stegastein)へとたどり着くことができた。まあ割と眺めのいい景色の閑静な夕暮れを歩く感じだったので、お散歩としては悪くはなかったかな。

日没のAurland

午後11時、本当の日没に差し掛かったアウルランド

キャビンにたどり着いた時にはチャックイン時間を過ぎてたので、受付はしまっていた。これ自体は予定通りで、受付に行けばどうすればいいかメモがあるとメールをもらっていた。
実際受付の窓に行くと私の名前とキャビン番号が書かれた紙が貼られてて、そのキャビンの中に入ればベッドリネンとキャビンの鍵が入っているとのことだった。

キャビンはダブルベッドが二つとテーブルが1個のとてもシンプルなもの。でもしっかり掃除してある清潔な感じだったので全く問題なし。
というわけで長かった1日はこれでおしまい。この日はそのままただ眠りについたのでした。

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7月のノルウェー(Day2) 〜公共交通で巡るオスロの観光名所

オスロ観光の二日目。
この日はVyの1日チケットを購入して、公共交通でオスロを巡った。

ノルウェーの首都オスロで2泊3日の2日目

トラムと地下鉄を乗り継いでムンク美術館へ

ノルウェー二日目は割とのんびり8時半に起床。宿で朝食を自炊してから、本格的なオスロ散策へと出発した。

オスロのゴミ捨て

生ゴミ、埋め立て、プラスティックが一つの箱へ

この日の朝はゴミ捨てをしてから出発したんだけど、ちょっとノルウェーの分別って分かりにくかった。
ゴミ捨て場にリサイクル用のでっかい箱があるのはいいんだけど、この箱違うタイプのリサイクルをまとめて突っ込んでしまっていい模様。それでどうやって見分けてるのかっていうと、ゴミ袋のタイプがそもそも決められているよう。
というわけで分別してゴミ捨てするなら、適切なゴミ袋を使用する必要がある。Airbnbのオーナーが分別はするって言ってたんだけど、そこまで詳しい説明はなかったので少し戸惑ってしまった。

さて、そんな感じで出発した私たち。
この日はオスロを広範囲に散策する予定だったので、Vyの一日券を購入。
チケットの購入自体はappから簡単にできるんだけど、Vyのシステムで買った後にチケットが有効になるまで数分の猶予時間がかかる。
これって電車の中でチケットチェックが入ってきたのを見てからチケットを購入するってのを避けるためだと思うんだけど、別に買ってから猶予時間中に乗り込む分には多分問題ないよう。
だけどこの時はそれを知らなかったので、有効時間になるまで乗っちゃいけないのかと思ってた。そんなわけでトラムに乗り込めなかったので、一度チケットをキャンセル。それからもう1度チケットを買い直したのだった。
まあそれ自体はキャンセルしただけだからいいんだけど、Vyのappでのキャンセルのシステムがちょっと謎。appでキャンセルしたんだから、勝手に払い戻されるのかと思ってたんだけど、数日待っても音沙汰なし。しょうがないのでこちらからVyに連絡してみたら、その時点から数日で払い戻しますとのことだった。もしかしたら連絡しないと払い戻し受けられないのかもしれない。

さて、気を取り直して、次にきたトラムに乗り込む。数分でオスロ中央駅に到着。

オスロの地下鉄

オスロの地下鉄マップ

続けてオスロ初の地下鉄へ。
オスロ中央駅の地下鉄駅は結構エレベータを探してホームまでたどり着くのが大変だった。もちろんベビーカーがなければどこからでもいけるだろうけど。
オスロの地下鉄はヘルシンキと違って複数路線あるので、乗る地下鉄を間違えないようにする必要がある。

osloのTøyen

オスロのTøyen駅

私たちはすぐにやってきた地下鉄一番でムンク美術館最寄りのTøyenへ。中央駅からはすぐ近くで、二駅だったかな。
レンガつくりっぽい古めかしい駅を抜けると、なんとなく素敵な感じの公園へと通じていた。

ムンク博物館への看板

ムンク美術館を示す看板

公園の中を数分歩くと、すぐにムンク美術館の看板が見えてくる。
それからもうちょい歩くと、ムンク美術館の入り口にたどり着く。

ムンク美術館の入り口

Exitとか書いてあるけど、ムンク美術館の入り口

入り口を抜けると、左側にカフェ、右側に美術館へのセキュリティーチェック、真ん中ほどにチケット売り場がある。
入り口を抜けると、バッグなどを地下のロッカーに預けるようにと言われる。トイレも地下のロッカーコーナーにある。

荷物を預けたらチケットを持っていない場合はチケット売り場へ。それからセキュリティーを抜けて美術館に入場する。
ちなみに私たちは、ベビーカーを入り口で預けて、美術館用の簡易ベビーカーを借りた。

ムンクの絵

なんだかこんなゲームのキャラクターいそうな

さて、息子のL君があまり美術館に興味のある年じゃないので、ちょっと飽きちゃって大変だったけど、サクサクとムンク作品を鑑賞。
ムンクって叫び以外の印象はあまりなかったんだけど、なんていうか漫画調っぽかったりサスペンス調なところがあったり、なんとなく親しみを持てる感じの作品も多かった。

ムンク美術館の叫び

ムンク美術館の方にある叫び

叫ぶピカチュウ

叫ぶピカチュウ

私たちの滞在中はちょうど国立美術館の叫びが移転中だったので、ムンクの叫びが見られるのはここだけ、ってこともあって私は結構楽しめた。国立美術館の叫びは撮影禁止らしいけど、こっちのは写真撮っていいみたいだったし。
叫び風のピカチュウとか、いろんなポスターとか、結構面白い展示が多かったし。
でも他の多くの人が言っていたように、すぐ見て回れちゃうとても小さな美術館ではあった。国立美術館が空いてる時は、みんなそっちに行くってのはなんとなく理解できる感じかなあ。

ムンク美術館のムンクケーキ

ムンク美術館の叫びケーキ

作品を見おわたったあとは、ムンク美術館のカフェへ。
サンドイッチとケーキとコーヒーを頼んだんだけど、どれも満足できるレベル。ノルウェーってことを考えれば、さほど価格が高いってわけでもない。
ちなみに割と有名な叫びチョコの乗ったケーキは、とても美味しかった。フィンランドは割とケーキ不毛なんだけど、ノルウェーのがレベル高いのかも。

行列のできたムンク美術館

ムンク美術館の入り口に並ぶ人々

出るときにはなぜか短い行列のできていたムンク美術館。チケット購入のラインなのか、それとも中の人数制限するようにしてるのかな?

ノルウェーの森を抜ける電車

ノルウェーの木々を抜ける地下鉄1番線

続いて向かったのは、地下鉄一番の終点。Tøyenから来た時とは逆方向の地下鉄1番に乗り込む。目的地は終点のFrognerseterenなんだけど、この地下鉄一番が結構な観光電車。

地下鉄一番は少しずつ高台へ

地下鉄一番は少しずつ高台へ登っていく

地下鉄とは言ってもすぐに地上に出るし、むしろその後ひたすら山登り。日本にはこういう観光電車ありそうだけど、フィンランドではお目にかからなさそうな感じの景色。

Frognerseteren駅からの眺め

Frognerseteren駅からの眺め

たどり着いた終点駅Frognerseterenは結構な高台。けど、視界はそれなりにブロックされてる。
駅から10分ほど砂利道を下ると、少し見晴らしのいいところにあるレストランがある。
下り道はちょっと急なところもあって、ベビーカーを押すのに少し怖かったところもあったけど、まあ注意すれば問題ないレベル。

Frognerseterenのレストラン

Frognerseterenのレストラン

レストランの周りはちょっと古い草葺き屋根の建物とかあるし、眺めもいいので結構観光客っぽい人たちもいた。
でもレストランでご飯を食べるんじゃなければ、そんなにすることもないかな。むしろ電車からの眺めた景色や民家の方が印象に残ってるかも。

というわけで再び同じ砂利道を登って今度は逆方向の地下鉄へ乗車。
そのまま地下鉄一番でMajorstuen駅へ。あ、ちなみに終点駅から数駅はホームが小さいので、全部のドアが開かない。危うく降り損なってる人たちとかいたので、注意が必要。

さて、私たちが次に目指したのは、ヴィーゲラン彫刻公園。
Majorstuen駅からは歩いて10分くらいだったかな。適当に歩いてたらたどり着いた。けどメインエントランスじゃなくて、ちょっとはずれの入り口だった。

ヴィーゲラン彫刻公園

のどかなヴィーゲラン彫刻公園

公園はいかにも公園というか、広い芝生があったり、綺麗に植樹されてたりする。道は大体舗装路だけど、砂利道っぽいところも結構ある。ベビーカー押すのに苦労するような道はないけど。

モノリッテン

モノリッテンにはたくさん人がいた

メインの入り口から入らなかったので、私たちはとりあえず真ん中のモニュメントのモノリッテンを目指した。
結構広い公園ではあるけれど、10分ほど歩いたらたどりモノリッテンまで着いたかな。
モノリッテンは彫刻がたくさん彫り込まれた塔。ちょうど寝ていた息子のL君が起きだしたんだけど、彼の興味は塔の周りの階段。ひたすらに上り下りするL君をフォローするのは大変だったけど、まあエネルギーを使ってくれたのでよし。

曇天の隙間を刺すモノリッテン

曇天の隙間を刺すモノリッテン

モノリッテンのあとは天気も怪しくなってきたので、メインエントランスの方に足を向けた。
この正門からモノリッテンまでの通りは、彫刻公園という名にふさわしい彫刻通り。
例の有名な怒りんぼの彫刻も見ることができた。みんな触るので、数カ所ツヤッツヤになってた。

怒れる男の子の像

一部が輝く怒れる怒りんぼの像

このあたりから結構しっかりと雨が降り出した。そんな中なんとか私たちはトラムを捕まえて、ハーバーエリアのAker Bryggeに移動。
このトラムが結構古いトラムで、ベビーカーマークの書いてある入り口だったんだけど、3段ほど階段が付いていた。しょうがないので、嫁Xと頑張ってベビーカーを担いで運び込むことになった。

Aker Bryggeのフィッシュマーケット

Aker Bryggeのフィッシュマーケットのあたり

Aker Bryggeでは小ぶりの雨の中で要塞を眺めたり、行き来するフェリーを眺めたり。結構歩いているだけで楽しいエリアだった。20分ほど散策してから、夕食を食べるところを物色。
Aker Bryggeにあるフィッシュマーケットのレストランが結構有名なので、しばらくグーグルレビューとにらめっこ。評価はさほど悪くもなかったんだけど、前日の夕食と丸かぶりかなってのが難点。結局別のところ、来る前にチェックしていたレストランの一つDen Glade Grisに行くことにした。

土砂降りの中の噴水

土砂降りの中でどっかで見たような噴水が

グーグルマップを見ながら適当に進んでたんだけど、途中からすんごい大雨の夕立に。フィンランドで体験した記憶のない、バケツをひっくり返したような雨の中をずぶ濡れになりながら歩いた。

そんなこんなで辿り着いたDen Glade Gris。
豚のマークが特徴的なレストランだった。ベビーカーは中に持ち込めないので、入り口のところに駐車。感じのいいウェイトレスが席まで案内してくれたので、まずは我慢してたトイレへ。

シュニッツェル

大きなシュニッツェル

頼んだのは、豚の首肉のソテー、シュニッツェル、それと息子のL君用に子供メニューのプルドポークのサンドイッチ。
首肉のソテーはとても柔らかくて美味しかったのでオススメ。少し豚っぽい匂いはしたけど、まあ気になるほどではない。
シュニッツェルは最近オーストリアで食べた時の方が美味しかった。オススメメニューに、もう一つ揚げ物っぽいメニューがあったのでそっちにするべきだった。
プルドポークはまあどこで食べてもおんなじ味。
それからビールを2杯ほど飲んで満足。

全般に満足な食事だったんだけど、会計の時にトラブルってほどでもないけどちょっとしたミスが一つ。
チップを払い損ねた前日の経験から、今回は忘れずにチップをつけた。それは良かったんだけど、支払いが終わってお店を出たところで、お店の人が追いかけて来る。
何かと思ったら、会計に使ったレシートが間違ってたとのこと。
んで言われてしっかり見てみたら、確かに全然違うメニュー。新しく持ってきたレシートの方が間違いなく正しい金額だった。ということで差額を10ユーロほど追加で支払うことになった。
だいたいの金額が100ユーロくらいであってたし、メニューの数もだいたい合ってたので、レシートの中身を真面目に確認してなかったんだけど、こういうこともあるんだなと反省。
まあ今回は安く支払ってたわけだけど、高く支払ってる場合もあるんだから、支払のレシートは確認しとく方が無難だよね……っていうお話でした。

そんな夕食の後は、トラムで一気に宿まで。長かったオスロの1日観光はこれでおしまい。

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七月のノルウェー(Day1) 〜ヘルシンキから北欧のモダン都市オスロへ

ちょっと色々重なって忙しかった2019年の夏前。
フィンランドは結構真面目に働くお国柄とはいえ、ヨーロッパはヨーロッパ。土日を入れて10日間くらいはバケーションしておかないと、なんか悪いことしてる感じになる雰囲気がある。
でも、あんまり遠出もしたくないし、猛暑の国にも行きたくない。

そんな感じで割と直前に選んだのが、我々に残された北欧最後の国ノルウェー。ヘルシンキからのフィンエア直行便が3人で300ユーロと割とリーズナブルだったこともあり、特に悩むことなくフライトチケットをポチった。

旅行はノルウェー南部を回る基本電車、時折フェリー・バスを使っての旅行。
オスロで2泊、フロム近くのアウルランドに2泊、ベルゲンに2泊、スタヴァンゲルに2泊、そして最後にオスロでもう1泊。

準備したのは、フライトチケット、Airbnbとホテルの手配、それからベルゲン鉄道などの鉄道チケットの予約。あとはVyとSkyss billettっていう電車の切符購入用のappをダウンロードして、クレジットカードを登録しておいた。

ノルウェーの首都オスロで2泊3日の1日目

家からヴァンター空港まで電車で移動

エスポーの片隅に住んでいる我々だが、電車やバスのエリア制度の改定のおかげで、空港まで一番安いチケットで行けるようになった。

ただ割と特殊なルートで行かないといけないので、結構時間的にはギリギリ。しかもこの日の朝はフィンランドにしては珍しく電車が一本キャンセル。
空港に向かうPの電車を捕まえられたのは、チケットの有効時間の1分前。乗ってしまえばオッケーというルールなのでギリギリセーフだったけど。
その時ふと思ったのだけど、遅延の影響でチケットの有効時間がきれた場合ってどうなってるんだろう。今度HSLの職員にあったら聞いてみよう。

ヘルシンキからオスロへのフライト

そんなわけでドタバタとたどり着いたヴァンター空港。
いつも通りベビーカーだけチェックイン荷物に預けて、セキュリティーはファミリーレーンを通過。

vantaa空港のプレイグラウンド

アップグレードされてた空港プレイグラウンド

ヘルシンキ空港はいつも通りでさほど変化もなかったんだけど、新しくなってたのは子供用のプレイグラウンド。以前あった滑り台は無くなってたんだけど、小さな家とか地面の凸凹とか、いくつか新しい設備が付いていた。

息子のL君がほどほどに遊んだところでフライトの時間。15分遅れたけど、まあ問題なし。

フライトは順調。
嫁Xが事前にフィンエアのポイントでサンドイッチを購入していたので、飲み物のサービスの時にCAさんが持ってきてくれた。こちらのCAさんはヨーロッパ路線には珍しい日本人の方。話し言葉にはほとんど日本語使わない生活なので、久しぶりに日本語を話して変な懐かしさを感じたオスロ行きのフライトだった。
ちなみにフィンエアのサンドイッチは、結構美味しかった。

そんなこんなで無事着陸。
L君は飛行機はだいぶ慣れてきたかな。1時間くらいのフライトなら特に問題はなさそう。慣れたせいか動き回りたがって大変なこともあるけれど。

オスロ空港から市街地への電車とトラム移動

オスロ空港のムンクの絵

オスロ空港ではムンクの絵がお出迎えしてくれる

オスロ空港に着いたら、ベビーカーをラッゲージクレームでピックアップ。ベビーカーって特殊サイズのコーナーに行く場合と、普通のところに流れてくる場合がある。
今回はそのどちらでもなかった。なぜだか知らないけれど、普通の預け荷物が流れているレーンの隣のレーンでベビーカーが流れていたのだ。
このパターンは初めて。たまたま嫁Xが見つけたからよかったものの、そうでなければ見失うところだった。

オスロ中央駅にいく電車

電光掲示板。ベビーカーと車椅子の表示がある。

さて、ベビーカーを回収したら、電車マークを追いかける。
私たちはappでチケットを買うのにVyの電車を待ってたんだけど、他の会社の電車が先に出発してた。空港で直接チケットを買う場合は、先に来る電車をチェックするといいかな。Vy一本待ってもさほど待つわけじゃないけれど。

オスロ行きの満員電車

オスロ行きの電車はなぜか満員

やって来た電車はべらぼうに満員の電車。
この電車以外は満員電車には遭遇しなかったから、この電車がレアだったんだとう思う。オスロ中央駅まで日本を思い出すような乗車率で移動したのだった。
ちなみにベビーカー用の入り口はほぼ全ての車両にある。
ちなみにちなみに、ヘルシンキと違いベビーカーを押してる人も切符を買わないといけない。フィンランドから来た人は注意。
空港から中央駅までは20分ほど。ヘルシンキではほとんど見られない、丘や山っぽい景色が目に入る。何となく海外に来た感を覚える。日本から来たならむしろ懐かしさを覚えるかもしれないけど。

オスロ中央駅

オスロ中央駅のホームから駅へ

到着したオスロ中央駅は北欧らしくとても綺麗な駅。フィンランドもそうだけど、新しい駅は全般に気合が入っているような気がする。
しばらく駅構内をうろちょろしながら、Airbnbの宿に向かうトラムを探す。駅から少し歩く必要があった。

オスロのトラム

トラムのベビーカー置き場

たくさんトラムは来るのだけど、目的のトラムは15分に1本くらい。そうそうたくさん走っているわけでもないよう。まあでもこのくらいの本数で間に合うくらいの人口レベルがちょうどいいよね、とも思う。

オスロのトラム

オスロのトラムはブルー

トラムは割と古めの車両が中心。新し目の車両だとベビーカーや車椅子で簡単に乗り込める車両がついてる(もしくは全車両)けど、古めの車両の場合は担いで階段を登る必要があった。古いトラムはトラムで風情があっていいのだけどね。
ちなみにトラムのチケットは、空港からの電車と同じvyなのでチケットの時間内。空港からVyを使わなかった場合は、別にチケットを買う必要があるのかな……多分。

トラム駅を数本やり過ごして、オスロの旧市街のあたりの駅で降りる。ほとんど人通りもなくなった静かな住宅街を歩いて、この日の宿になるアパートを発見。
結構大きめの集合住宅で、プレイグラウンドが付いていたのが好印象。早速息子のL君は気を引かれているようだった。
オーナーに支持された通りに暗証番号でアパート、そして部屋に入ると、かなり綺麗なモダンアパートメント。とても過ごしやすそうだし、いい感じの子供部屋も付いていた。L君もかなり気に入ってくれた模様。

オスロ市街地の散策へ

このまま部屋で過ごしてたいくらいのいい部屋だったのだけど、とても天気の良い日でもあったので外に出ないのは勿体無い。というわけで、オスロ市街地を目指してお散歩開始。
まずはオスロ旧市街をお散歩。
うーん。特に何もない。建物とか公園は綺麗だけどね。

バーコードビル

晴れた日のバーコードビル

そのままオスロ市街地まで徒歩で。
狙ってたわけじゃないんだけど、ちょうどたどり着いたのがバーコードビルのところだった。せっかくなので、しばらくビルやその周りで写真撮影。

海の中の彫刻作品

海の中の彫刻作品She lies

今度は海の方に抜けて、オスロのオペラハウスを目指す。
途中ユニークなデザインの建物や道端の彫刻、それから海の中の変な芸術作品なんかもあったな……そんな街並みを楽しみつつ歩いてたら、すぐにオペラハウスまで到着した。

オスロのオペラハウス

オスロのオペラハウス

私たちの目的はオペラハウスの中ではなくて外。
建物横のスロープをベビーカーを押しながら登り屋上へと上がる。さほど苦労せずに360度結構眺めのいい展望屋上へとたどり着けるのだ。

オペラハウスの上から

オペラハウスの屋上からの眺め

まあさほど苦労しないだけあって、高さはそんなに高いわけじゃないけれど。パチパチ写真撮影をしたり、市街地方向を眺めたり、海方向を眺めたり、旧市街方向を眺めたり。

オペラハウスを下った時にはもう6時近くになってたのかな。結構疲れて気たこともあって、そのままレストランへと向かうことにした。

Fiskeriet Youngstorgetでディナー

向かったのは市街地を通り抜けた先にある、Fiskeriet Youngstorget。中がちょっとフィッシュマーケットっぽくなってるお店。
我々は運よく外の座席の端っこの方をゲット。なのでベビーカーを邪魔にならない近くに駐車することができたので良かった。

オスロの牡蠣

生・牡・蠣!

結構人気のお店なのかウェイターはかなり忙しそうに歩き回ってたけど、割とテキパキと対応してくれた。
注文したのは、フィッシュスープ、フィッシュ&チップス、生牡蠣、それからビール。
生牡蠣は3種類用意されていたようで、特にメニューには書いてなかったんだけど、3種類を2個ずつってお願いしたら、そのように持ってきてくれた。
フィッシュスープは、しっかりとシーフードが入っていて美味しかった。アイスランドで食べたフィッシュスープよりは美味しかったかな。お店次第だろうけど。
フィッシュ&チップスはまあフィッシュ&チップス。美味しかったけど。L君がフライドポテト好きなので、フライドポテトを喜んでくれたから良し。
ビールはとても美味しかったんだけど、名前は忘れてしまった。

支払いをする時にちょっとしたミスというか勘違い。
ノルウェーはカード払いをするときに、「払いたい金額を入力してね」といいながら、クレジットの読み込みマシンを渡してくる。
ノルウェー初めてのレストランだったので、何も考えずにトータル料金を入力して渡してしまったのだけど……多分これはチップを入れるならその時にってことだったんだろう。正直サービスには満足だったので、チップを少しつけるつもりだったんだけど、そのチャンスを失った。
アメリカでは最初にカードをスキャンしてからチップをあとがきするし、他の国だとマシンがそもそもチップの額を聞いてくることが多い。

ちなみにノルウェーはアメリカみたいなチップの習慣があるわけじゃないので払わないのもあり。払わないからってサービスに腹立ててるとかってわけじゃないそう。

オスロの教会

ビール2杯でいい感じに酔っ払ったので、トイレを済ませてからオスロの夕暮れを宿まで1時間ほどかけてお散歩。北欧の都市らしく夕方でも安全な雰囲気だった。

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