なんだか微妙にシステムが変わってて、若干わかりにくくなってた。前回の時の方がシンプルな入力内容でわかりやすかった記憶があるんだけど……
内部リンク: フィンランドで滞在許可証を更新するプロセス
ちなみに今回は色々と仕事の延長の詳細が直前で変わったので、前回の滞在許可証が期限切れになる2週間ほど前になってから申請。
オンライン申請はすぐなんだけど、面接は1ヶ月ほど待たないといけなかったので、新しいカードが届くのはだいぶ先になってしまいそう。
というわけでしばらくの間は実際の滞在許可証なしでの生活をしないと行けなかった。オンライン申請が終わると、申請中を証明する書類がプリントできるようになるので、それをプリントして持っておくと良い。
まあそもそもにして滞在許可証を見せることすらほとんどないのだから、プリントした証明書類が役に立つことはなかったけど。
でも、いろんな役所とかから滞在許可証の期限切れてるけど、どうなってるの? っていう問い合わせが来たりするので、やっぱり期限を切れないように更新しておく方がいいのだなと思った。
EnterFinlandで滞在許可証のオンライン申請
EnterFinlandのWebページに行って申請をする。
外部リンク: EnterFinlandのWebページ
この手のとしては比較的わかりやすいWebページだと思う。去年のidとpasswordが生きていたのでそのまま利用。
滞在許可証はカテゴリが結構あるのだけど、私は仕事用の特に研究者用の滞在許可証で申請。
研究者用の滞在許可証延長申請
まずは電子申請の開始。6項目別くらいで色々と情報を聞かれるのでガスガスと入力していく。聞かれて答えに困るような質問はなかったかと思うけど、前回と内容や表現が変わってた気がする。少し前回よりも煩雑になった印象。
必要書類は以下のとおり。
- パスポート
個人情報のページとスタンプの押されたページを全部スキャンしておく。私は1Mくらいのpdfだったけど、スタンプ大量の人は結構ファイルサイズがでかくなるんじゃないかな。アップロード上限は4Mバイト。 - 契約書のスキャン
research agreementだったかな。仕事条件やら契約内容ならが含まれた書類とのこと。条件を満たしそうなのがコントラクトしかなかったので、コントラクトを貼ったんだけど、contractとでも書いといてくれれば良いのに。 - 収入証明
これもコントラクトでいいかなって感じなんだけど、同じ書類を2回アップロードするなっていう説明があった。スキップしてもいいのかなって思ったけど、ちょうど給与明細のスキャンを持ってたのでそれをアップロード。 - 学位証明
これ前回までの延長申請ではなかったような気がしたんだけど、ちょうど予算申請に使ったスキャンがあったのでアップロード。前回の時はどっかでCVをアップロードした記憶があったんだけど、今回は該当するようなところがなかった。
前回よりも入力に時間がかかった印象だったけど、1時間はかからなかったかな。
申請を済ませると、申請中であることの証明書をダウンロードできる。私のようにギリギリで申請している人は、大学に提出しておいたり、前の許可証の期限切れの後はプリントしたのを持っている必要があるかな。
家族用の滞在許可証の申請
子供用の滞在許可証の申請。こちらは特に前回と変わってなかったような気がする。
必要書類は以下のとおり。
- パスポート
上と同じく情報とスタンプのあるページを全部スキャン。 - 仕事のコントラクト
子供を養える収入ってことで、コントラクトに書かれている収入が重要。 - 申請していない方の親からの申請の同意書
それから申請している方じゃない親の同意書をアップロードする必要がある。今回は私が申請していたので、嫁が一筆。彼女の夫である私が申請しているのに同意してますよってのを簡潔に書いてサインするだけ。スキャンする必要があったので、この日申請を済ませることができなかった。
特に問題なく数十分で入力終了。
嫁の滞在許可証は嫁が自分のアカウントを使って自分でパパッと済ませていた。
MIGRIとの面接の予約
EnterFinlandの申請を済ませたら、次はMIGRIでの面接。
EnterFinlandの申請終了画面に、予約ホームページへのリンクがある。一応2019年5月現在下のリンク。
外部リンク: Migriの面接予約
名前などの情報を入力してから、ヘルシンキの部署を選んで予約。今回は1ヶ月待ち。前回はどんくらいだったけと思って過去の投稿を見たら、ガラガラだった模様。前回の方が少し早めの申請だったけど、少しのタイミングのズレでこうも待ち時間が変わるものらしい。というわけで運やタイミング次第で数日から1ヶ月待ちになったりする模様。
内部リンク: フィンランドで滞在許可証を更新するプロセス
MIGRIでの面接
というわけでだいぶ待ったMIGRIの面接。
MIGRIでの面接に持って行ったもの
持ち物は以下の通り。
- 申請書類の全コピー
前回も持って行って使わなかった記憶があるので、いらないんだろうなと思いつつ指定の申請書類のコピーを一応全部用意した。結果やっぱりいらなかった。 - 申請書類の原本
忘れちゃいけないのはパスポートと、仕事のコントラクトの原本。それから私は持ってくの忘れたんだけど、PhDの証明書類の原本も一応あったほうがよかったのかも。なくて問題はなかったけど、あるかどうかは聞かれた。 - 写真
パスポートサイズの写真を準備。お店でとって電子ファイルで送ってもらうこともできるけど結構お値段はする。だけど自分で写真撮って、サイズ調整してプリントして……って考えると、その時間分の時給のが高い気もするな。まあ嫁さんXが楽しそうにやってくれたのでよし。 - クレジットカード
オンライン申請で申請料金を払っておくこともできるけど、私たちは払ってなかったので、当日払い。大人二人子供一人で530ユーロもするので、クレジットカードがあるほうが良い。
MIGRIでの面接でしたこと
面接が10時半からなので、一応10分前くらいに到着するように出発。場所は去年と変わらずKäenkuja 3a, 00101 Helsinki。
中に入ると去年と変わらず予約をしている人は、そのまま座って待っててねっていう張り紙。受付も何もなし。そのままトイレに行ったりしながら待つこと15分ほど。私の名前と面接の部屋を告げる英語のアナウンス。
指定された部屋に入ると優しそうなお姉さんがお出迎え。
パスポートや指定書類を渡したら、ちょっとだけ住所の確認とかやり取りはあったけど、ほぼお姉さんがひたすらに情報入力をし続ける時間。私たちはなんとか子供が暴れ出さないように、ちょこちょこお相手をしながらお姉さんが入力を終えるのを待つ。
しばらくすると私と嫁Xは滞在許可証にプリントされるサインを電子パッドに入力。2歳の子供はサインはいらないようだった。
途中息子が透明の入り口のドアのところで、外の女の子とガラス越しに遊び始めるというアクシデント?もあったけど、そのまま特に問題なく手続きは終了。家族3人のプロセスで、30分ちょいかかったかな。
最後に申請料金の支払いをして、レシートと滞在許可証の申請をMIGRIでしましたよっていう証明書類をもらう。これも滞在許可証がない間、滞在許可を証明するのに使えるんだけど、まあ使わないだろうな……
ちなみに問題なく承認されれば、メールで連絡が来るし、オンライン申請のWebページ(EnterFinland)で承認されたという情報が見れるようになるとのこと。何か書類に不備がある場合も、メールで連絡が来るそうな。来ないといいな。
実際の滞在許可証のカードが届くのは、承認されてからしばらくしてからということになるのだろう。
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