Airbnbで泊まったキャビンでのサウナ体験
私たちが泊まったのはフィンランドらしいサウナ付きのキャビン。
とは言っても森の中に立つキャビンというわけではない。トゥルクの中心地からは少し歩くけれど、閑静な住宅街の中といった立地。普通の住宅街の一軒家(大家さんのおうち)の離れがキャビン形式になっているお家だった。
トゥルクらしいとてもおしゃれな見た目が素敵な家。
夕方に訪ねて行くとちょうどオーナー夫妻が旅行に出かける直前だった。
なので期せずしてオーナーに会うことができたのだけど、とても丁寧な奥様でした。一緒にいた小学生くらいのお孫さんも英語の説明を手伝ってくれたし。
普段はキーボックスの暗証番号でチェックインなのだけど、簡単な説明を受けて直接鍵をもらうことができた。
その後オーナー夫妻はバスですぐに旅立っていった。
ベビーベッドとベッドのあるお部屋
部屋の中はスタジオタイプの1室とサウナ付きのバスルームが一部屋。普通のホテルにあるものは大体準備されている。
加えて色々と軽食を準備しておいてくれたり、赤ちゃん用の用具やベッド、食事用の椅子なども揃えておいてくれて、至れり尽くせりだった。
1時間後くらいにオーナーの娘さんが訪ねて来て、サウナの使い方などを教えてくれた。
サウナは薪で暖炉を炊いて、その上で石を焼くという伝統的なサウナだった。 最近のアパートだと電気式がほとんどのようなので結構レアもの。ちょっと暗いけど上の写真をよく見ればなんとなく雰囲気はわかるかと思う。
薪はよく乾いていたので素人でも比較的簡単に着火することができた。あとは部屋を閉め切って温度が上がるのを待つばかり。部屋が五十度を超えて来たら準備完了。
日本でもよく見るような木製の椅子に、専用の敷きタオルを敷いて入り込む。重要なのはお湯を焼けた石にかけて行くこと。そうじゃないと五十度くらいの普通に暑いだけの乾いた部屋という感じ。
お湯をかけると湿度が上がり一気に体感温度が上がるのだ。最初勢いをつけて水を入れすぎて、部屋の中が急にべらぼうに暑くなった。水のかけ方である程度体感をコントロールできるので、水のかけ方は結構重要。
低温にコントロールしていたら、10分ほどでじわじわと汗をかいて来る。あとは好きなだけ流れる汗を楽しめば良い。フィンランドの人たちは1回出て体を冷やしてからまた入るってことをするそうだ。
体にはあまりよくないかもしれないが、風呂上がりのビールはうまかった。いやはや、とても良い体験だった。
トゥルクのレストラン
そんなに訪れたわけではないけど、いくつかご紹介。
Mami, Linnankatu 3, 20100 Turku ☆☆☆
フィンランド料理のレストラン。とても人気のレストランのようだ。
お洒落な木製のベビー椅子
初日のちょっとお昼時を過ぎた時間に訪れた。それでもテラス席は結構混んでいたので人気のほどがうかがえる。
運良くテラス席の端っこが取れたので、ベビーカーを簡単にテーブルまで運べた。とはいえお洒落なベビー席を貸してくれたのでそちらを利用。
mamiの魚料理は美味しかった
肉料理はちょっと甘め。 ソーセージは美味しかった
おしゃれデザート
お料理の方は普通に美味しいといったところ。全般に盛り付けがおしゃれ。最初にパンを3種類持って来てくれて、黒パンが美味しかった。
僕の頼んだラムは少し好みから外れていたけれど、嫁の魚料理はソースと良くあっていて美味しかった。デザートも悪くはなかったけど、スキップしてpiece of cakeに行く方が良い。
お値段が結構良いお値段なのでもう少し期待してしまったところはあるけれど、フィンランド料理を一食食べようと思ったら悪くないチョイス。
そういえばMamiを訪れてる最中に食い逃げの捕り物劇があった。他のお店からだったけどちょうど僕らの席の斜め前で捕縛されていた。普通の店員が鮮やかに捕縛していたんだけれど、訓練でも受けてるのかな。
その後警察に引き渡されたけど、迎えのパトカーが来るまでしばらくの間地面に拘束されていた。フィンランドで捕り物劇を見るとは思わなかったので少しびっくり。
Kado, Eerikinkatu 16, 20100 Turku ☆☆☆
一食寿司を食べようという話になって選んだお寿司やさん。マーケットホールの1角にある。小さなお店なので席はそんなにないけれど、この日も食事時から外れていたので簡単に席が取れた。
いつもなのかはわからないけれど、この日は日本人のシェフではなかった。
お寿司は握りは普通。ネタは悪くないけれど、格別良いわけでもない。巻物は少し固めでかなり細切りにしていた。まあそれはそれで美味しかったけれどね。
というわけで特にこだわりはないけど、寿司っぽいものが久々に食べたいなって感じならオススメ。立地も良いし値段もあまり高くない。
Piece of cake, Eerikinkatu 16, 20100 Turku ☆☆☆☆☆
今回の旅でどこか一箇所だけオススメを上げろと言われたらここ。レストランじゃないけど。
持ち帰りもできるし、フードコートのような座席で食べることもできる。コーヒーなども頼める。
フィンランドの甘味ってあんまり好みに合わないことが多かったのだけど、ここのケーキは甘さ具合や手の入れ方がとてもちょうど良い。1個5ユーロは安くはないけど、このケーキなら払う価値ありだと思う。
ベリーのチョコレートケーキが美味しかったけど、他のケーキも美味しかった。滞在中に二人で4個ケーキ食べた。
Yasukon Keittiö, Yliopistonkatu 26 C, 20100 Turku ☆☆☆☆
トゥルクの有名日本食レストラン。
お店の場所は看板も出てるしわかりやすいのだけど、ちょっと建物に入った後がわかりにくかった。建物に入って奥の左側の扉を開けるとエレベータと階段がありその2階。どこか日本の雰囲気を感じるものが並ぶ店内。やすこさんがキッチンの中で出迎えてくれる。
こちらもまたまた時間外れに訪れたのでこのときお客さんは私たちだけ。おかげでやすこさんに色々とフィンランドや周辺国の話を聞くことができた。とても有意義なランチ。Turkuについてのお話も色々伺えたのだけど、残念ながら訪れたのが最終日。次回の旅行の参考にしよう。
お料理の方は普通に美味しい和食。味噌汁久しぶりに飲んだし、唐揚げがカラッと揚がっていて良かった。付け合わせのサラダがお洒落な感じなのがフィンランド風だったかしら。
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