こちらはアメリカからフィンランドに戻る飛行機の中で見た映画『The girl in the spiders web』……むしろ最近飛行機の中くらいでしか映画を見てないな。
長距離飛行機旅行は疲れはたまるけれど、新し目の映画をいくつか消費できるのがいいところ。フィンエアの機内映画は英語字幕をつけられない映画も多かったんだけど、この映画は英語字幕がつけられた。
どうでもいいけど蜘蛛の巣を払う女ってちょっと面白邦題ではないだろうか。
いつも通り映画の評価は10点満点で。
映画の総評 8
原作や設定 6
構成と展開 10
英語の勉強 9
カテゴリはスリラーとのこと。
設定はよくある感じのなんの変哲も無い映画でスリラーって感じは受けなかったんだけど、とにかくテンポが良くて飽きさせない映画だったってのが好印象。アクション多目だけど主人公が程よく弱いのも良かった。いいアクション映画だったと思う。
それから別にスェーデン人が多いってわけでもないんだろうけど、スェーデンが舞台なせいかなんとなく英語が聞きやすかった気がする。
さて、以下は少しだけネタバレありの感想なので、続きを読むタグを打っておく。
古きよきアクションムービーって感じの映画。程よい戦闘シーン、カーアクションやバイクアクション、そしてITというか電脳線みたいのもあり。お色気シーンはちょろっとだけ。
細かい設定も色々ありそうだけど、あまりくどくならずにサクサクと話が進んでいくのが長旅に疲れた頭にとても好印象だった。基本的には幼い頃に生き別れた姉妹が、核関係のなんかプログラムみたいのを巡って敵味方サイドに別れて争うよって感じのお話。
細かくアクションシーンを入れながらお話が進むので、2時間飽きずに映画が見れた。主人公があまり強くなくてよく負けるんだけど、なんとか死なずに頑張っていくっていうのも緊張感が出ていてよかった。説明文読みなおしたら主人公はハッカーという設定だったのだからまあそれなりに弱いのは仕様なのかな。
お隣スェーデンがメインの舞台だったので、なんとなく親しみが持てた映画でもある。
英語は北欧が舞台なせいもあるのかないのか、ほとんどの人が聞きやすい英語を話していたと思うんだけど、英語字幕つけちゃってたのでそのせいもあるかもしれないな。
英語字幕つけてみると、知らない単語はあんまりないので、普段は単語は知ってるのに聞けてないことがあるんだろうなあといつも思うのだ。
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