フィンランドで生後9−10ヶ月 〜著しい身体的成長

早いもので私たちの息子も9ヶ月になった。 この時期は身体的な成長が著しい。 私たちの場合、ちょっと遅れていたおすわりを始めたかと思うといつのまにか安定して座れるようになっていた。
そのすぐ後には立ち上がる練習を始めたかと思うと、しばらくしたら立ちあがれるようになっていた。

この投稿ではそんな身体的な成長などを中心に書いていきたい。 いつも通りフィンランドでとタイトルに入れたもののフィンランド情報は特にない。 ただの日記。

手を突かないでおすわり

時折自分でおすわりを練習するようになったのは7ヶ月前後だったか。 安定して手を突かずに座れるようになったのは生後8ヶ月の少し前。
私たちの息子は少し頭が重そうなので、座った状態で安定するのが大変だった模様。 今では座って両手を使って遊べるようになった。

立ち上がりの練習中

生後8ヶ月と10日でベッドの中で柵につかまりながら立ち上がる様子を見せた。 その1週間後にはベッドの中でしっかりと立ち上がれるようになっていた。
もう少し不安定なソファーなどで立ち上がれるようになったのは、さらにその1週間後くらい。
それからちょろちょろと横移動を始めたのは生後9ヶ月前後。
だいたい1−2週間おきに進化を見せるようだ。

断乳プラス夜の連続睡眠

深夜の授乳を基本的にストップしたのが生後8ヶ月と10日。
やっぱり深夜に起き出しはするのだけど、頑張って授乳なしで寝かしつける努力中。 成功しないこともあるけれど、少しずつ進歩はしているかな。 基本無理しない方針なので、とてもゆっくり進歩中。

人見知りスタート

なんだか人見知りしている。 まず私がヒゲを剃ってメガネを変えると、知らない人だと思って泣こうとしていた。 最近では少し慣れたのか大丈夫になったけれど。
それから図書館など外に遊びに行く時も、知らない人がいると警戒している模様。 こちらも何回か通っていたらだいぶ慣れてきた模様。
10ヶ月の後半くらいからまたあまり人見知りしなくなった。 というか外に出慣れたのかもしれない。

初めての下痢

9ヶ月に入り下痢をした。 そんなにひどくなかったし元気だったので様子見。 3、4日で治った。 ロタのワクチンは食べたのだけど、お腹を下すのは止められない。

軽い下痢はそれなりによくあるのかしらね。

椅子におすわりで離乳食

9ヶ月の始め、食事のために赤ちゃん用の椅子を購入した。 例のごとくセカンドハンドショップで格安。

椅子があると膝に座らせたまま食べさせるよりもだいぶ楽。 子供の方も食べやすそうにしている。 もう少し早めに手に入れておけば良かったと思った一品。
一方で手が自由になったので、容器やスプーンなどに手を伸ばすようになった。 ちょっとこぼしそうになったりするので対応が大変。 自分で食べてみたいのかしらね?

というわけでフィンランドでの9・10ヶ月目の育児体験でした。 11ヶ月目から誕生日の前まで、嫁と一緒に中国に里帰りすることになったので私はしばらくお別れ。
といっても今の時代テレビ電話があるからそんなに離れている感じもしないけれど。

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フィンランドの図書館は子供向け設備が充実している

フィンランドでは子供向けの設備が整っているところが多い。 図書館もそんな設備が充実している場所の一つだ。

ISO OMENAの図書館の幼児コーナー

Iso Omenaの図書館入り口

ISO OMENAの3階のインフォメーションの奥が図書館

さてISO OMENAショッピングセンターでは3階に公共施設が集中している。 例えば、Neuvola(出産子育て支援)、Kela(社会福祉)、HSL(公共交通)など。 その一角に図書館も併設されている。

ベビーカー駐車場

幼児用広場の前のベビーカーの駐車場

さてその図書館を最奥まで進むと幼児用の広場がある。 ベビーカーの駐車場があるので、ベビーカーはそちらへ。 ここは1歳以下から小学生くらいまで幅広い子供層がいる。 ISO OMENAは1階にも子供用施設があるのだけどそちらはやや大きめのお子様が多い。

図書館の幼児向け広場

図書館なので本はたくさん。 椅子の上には大きな遊べるクッション

幼児広場は柔らかいカーペットが敷かれている。 入り口で靴を脱いで中へ。 幼児広場の中には子供向けの本がいっぱいある。 それから遊ぶように大きな柔らかいレゴブロックやクッション、その他色々が置いてある。 他の子供さん達とお知り合いになるには良い場所だ。

幼児コーナーの柔らかいレゴブロック

幼児コーナーの大きなレゴブロックは柔らかい素材

もう少し大きなお子様むけ設備

この図書館は幼児コーナーだけでなく色々と設備が充実していた。 以下はその図書館内ギャラリー。

図書館内漫画コーナー

日本の紹介イベント

図書館漫画コーナー

ちょうど日本文化の紹介イベントをやっていたのかな。 普通の常設漫画コーナーにも日本の漫画がたくさん。 漫画はドラゴンボールなどから最近のワンピースとかまで幅広く置いてあった。 NANAなど少女漫画も結構。 有名どころはフィンランド語の翻訳のものが置いてあったし、日本語のままの漫画も結構置いてあった。

図書館内パソコンとゲームコーナー

図書館のパソコンコーナー

パソコンコーナーは今では大体どこの図書館でもあるのかな。 この図
書館では結構小さめ。 子供達が使っていた。

図書館のゲームコーナー

この図書館はテレビゲームコーナーが付いていた。 日本の図書館でこの手のゲームコーナーは見たことがないような気がするんだけどどうなんでしょう?

図書館脇ビリヤードとテレビゲームコーナー

図書館のビリヤード

図書館にビリヤードコーナーは日本ではないだろう。 いや知らないだけであるのかな? ここにもいくつかテレビゲームコーナーが付いていた。 図書館ってよりは漫画喫茶みたいだな。 こちらのコーナーは遊んでいる年齢層は高め。

図書館内3Dプリンター

3Dプリンター

まさかこんなところで3Dプリンターを見るとは思わなかった。 最近だといろんなところで手軽に利用できるのかな。

図書館内その他設備

面白いと思ったのは一台だけど電子ピアノが置いてあった。 家にピアノがなくても練習ができるということ。 素晴らしい。
最後になってしまったけど普通の本もそれなりの品揃え。 それからCDとDVDのレンタルがあり。

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フィンランドで生後8ヶ月 〜フィンランドの子育て支援

さて時期は11月から12月。 宵闇の中に閉ざされるフィンランドの暗黒のシーズンだ。 しかし暗さにやられるのは大人ばかりで、子供は順調に育つもの。 この投稿では生後8ヶ月までのフィンランドでの出来事をまとめておく。 特にフィンランドの子育て支援制度について。

ネボラ(neuvola)での定期検診の開始

ネボラの看板

割と地味なネボラの看板

さて我々にとって一番大きい出来事は、ちょっと前にkelaカードが無事子供に発行されたこと。 というわけで福祉国家フィンランド万歳状態に突入した。 まずはこれまで私立病院で1回数百ユーロ払っていたワクチンを無料で摂取しにネボラまで。 ネボラは産婦人科と小児科が一緒になったような施設。

ネボラの入り口

知らないと通り過ぎそうなネボラの入り口

ネボラの予約は電話で。 ローカルオフィスに電話をするのではなく、共通の予約のための専用番号がある。 どこのオフィスに行きたいかなどを伝えて予約をとる。 予約は電話をした週の間ですぐに取れた。
フィンランドで産んだ場合だと産まれる前からネボラでお世話になるのだろう。 私たちの場合はしばらくネボラを使うことができなかったのだけど、6ヶ月の検診から予約することができた。 6ヶ月検診はナースだけ。 8ヶ月検診はドクターとナース両方。 今のところ7ヶ月もワクチンを打ちに行ったので各月ネボラを訪ねている。

ネボラの待合室

待合室にはソファーや椅子、おもちゃなどが

ネボラは建物に入るとソファーや少しのおもちゃなどがある待合室がある。 妊婦のための血圧測定装置などもある。 靴脱ぎ場とクロークがあるのでそこで上着や靴などを脱いでおく。 時間になるとナースに名前を呼ばれる。 ナースについていけば良い。

ナースは簡単な赤ちゃんの身体測定に加えて簡単なメディカルチェックをする。 最初のネボラ訪問だったこともあり、6ヶ月の検診では問診なども含めて1時間以上かかった。 7ヶ月の時はインフルエンザワクチンを打つだけだったので早かったけど。 8ヶ月はドクターとナースの検診が合わせて40分くらい。

それからちょっと嫁と子供が中国へ行くことになったので、すでに打っている標準のワクチンに加えて追加でBCGワクチンを接種。 フィンランドではBCGは標準では打たない。 標準ワクチンでないものを摂取したい場合は、取り寄せないといけないので少し余計に時間がかかる。 急ぎの場合は早めに準備をする必要あり。
標準ワクチンの一つであるMMRワクチン(麻疹、おたふく風邪、風疹)も、旅行中の感染の心配があるので中国に行く前に接種しておくことに。

次の検診はナースと12ヶ月の時に。 そして18ヶ月はナースとドクター両方。 8ヶ月を過ぎるとだいぶ、のんびりとしたペースになる。

赤ちゃんの生育のための補助金

福祉国家フィンランド関連でもう一つ。 赤ちゃんがいる家庭へのKELAからの補助金。 何種類か補助金の種類があるのだけど、私がKELAへ加入申請したときに一緒に申し込んだのが子供生育の補助金(child benefit)。 こちらは月額95ユーロ程度が赤ちゃん生育の補助で援助される。 子供が17歳になるまで支給されるそう。 ちなみに2人目から5人目まで、一人あたり同様に補助金がもらえるがその額は少しずつ増額する(5人目になると178ユーロの支給)。 あんまりいないだろうけど6人目以上は5人目までと同額が支給される。
それから嫁と息子がKELA加入できたことでもう一つの補助がおりた。 こちらは保育園を使わず家で育児保育をする場合の補助金。 こちらは月額338ユーロ。 それから仕組みはよくわからないのだけど、エスポー地域からの補助金も出るようだ。
ちなみに大学の職務時間が自由が効くので逆にとっていないのだけど、パタニティーリーブも赤ちゃんが9ヶ月になるまでKELAから保障される。 それからすでに別投稿に書いたけど、バス、地下鉄、トラムはベビーカーと赤ちゃんがいれば保護者一人無料なんてのもある。
フィンランドは基本的な生活費は高いけれど、こういった補助のおかげで赤ちゃん関連の出費はだいぶ抑えられる国である。

歯が生えて歯磨きの開始

ここからはちょっと息子の成長記録。 あんまりフィンランド関連情報ではない。 歯磨き練習中。 歯ブラシはK-marketで購入。 口に突っ込むととても嫌そうな顔をして吐き出そうとする。 でも泣かない。 ただ嫌そうな顔。 しばらくしたらなれるのだろうか。

夜泣き

最近また時折夜泣きをする。 前の夜泣きとは原因が違うのかな。 抱っこしたら泣き止むのでそんなにひどい症状ではないのだろうけど。 ちょっと睡眠を削られる7ヶ月から8ヶ月の今日この頃。

寝返りでの高速移動

6ヶ月くらいから寝返りでゴロンゴロンと回転して飛んで行ってしまうようになった。 うちではゴムマットの上が彼のエリアなのだけど、簡単に飛び出ていってしまう。 柵を作ることも考えたのだけど、フィンランド流に危ないところだけ隠して好きなように動かせるのもありか。

逆方向ハイハイからちょっとずつ前方向へ

6ヶ月半ばくらいから腕で押すような感じで後ろ方向へちょこちょこ移動する。 7ヶ月前後から、おもちゃが目の前にあったりすると少し前進もするようになった。 とか思っていたらあっという間に前方向にずりずりと動き出すようになった。 寝返りと合わせて行動範囲が格段に広がり中。
8ヶ月を前にして結構さくさくと前方向にハイハイするようになった。 家の中の危なさそうな場所をブロックしておく必要がありそうだ。 近場のコンセントのコードや尖ったでっぱりなどなど。 使ってないコンセントの電源をブロックするプラスチック製の何かがIKEAで売っていた。

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フィンランドで生後6−7ヶ月 〜離乳食の進行状況2

生後5ヶ月で離乳食を開始し、順調に食べられるものが増えて行っている我が息子。 この投稿では離乳食開始5周目からの食事の様子について簡単に書いてみたい。

離乳食5周目ー12週目

二回食の開始

1日の食事回数を二回に増やした。 1回目は午前11時程度に1品目を。 2回目はいままで通りに、6時過ぎに2品目を。 新しいメニューを入れる時は午後の方で入れるようにしている。 9ヶ月目からは三回食にする予定。

ちなみに少しずつ母乳へのこだわりが減ってきているよう。 うちは基本的には離乳食を食べてから、足りなければ母乳だった。 だけど最近では状況によっては母乳を先に食べてから離乳食へ移るという場合も。

離乳食の食べ方

歯が生えて来た影響もあるのか、しっかりスプーンを口で掴むようになってきた。 しっかりと食べてくれるようになってきたので細かいことが少し気になるようになってきた。
一つはなるべく口のなかに食事を落とし込まないようにしている。 最初の頃は飽きないうちに食べ切ってもらおうと、スプーンの中身を流し込んでしまう傾向があった。 最近は結構飽きずに食べてくれるので、自分で食べてもらう練習もしている。 スプーンはなるべく水平に差し込んで、しっかり口を使って食べてもらっている。
それから姿勢。 基本的には太もも辺りに横向きに座らせて、横から食べさせている。 しかし気をつけていないと姿勢が斜めにずれていたりする。 なるべくまっすぐに食べるように注意中。 椅子に座れるようになるともう少し楽になるかな。

離乳食の好き嫌い

相変わらずコメやコーンなどの炭水化物系があまり好きではなさそう。 野菜や果物のペーストだとぱくぱく食べるので。 お粥は薄めればそれなりに食べるので食感も重要なのかな。 しかしりんごなんかを混ぜてしまえばパクパクと食べるのでやはり味だろう。

初めてのアレルギー

小麦に少しスキムミルクの混ざっているお粥のようなものでアレルギー。 口の周りが赤く腫れて小さなボツボツが少し。 すぐ腫れは治まったのだけど、たぶん小麦のアレルギーかな。 次ネボラで相談するまで小麦はストップ。

2ヶ月までに試したフィンランドで買える食品のブランド

穀物パウダーのブランド

Muksu

一択? 他のブランドは試したことがない。

瓶詰め野菜・果物・たんぱく質のブランド

PILTTI・Nestle・Organics

ここら辺はどこもうちのこは好き。 色々種類がたくさんある。 様々な組み合わせの野菜とタンパク質のペーストを売っている。 変わったところだとパスタのペーストとかも。

HIPP

ドイツ?の有名ブランドらしい。 ここのペーストは他に比べて粘度が高い。 うちの子はあんまり好きじゃなかったよう。 だけど上の3つのブランドがあまり合わないお子さんにはむしろ良いのかもしれない。

2ヶ月までに試した食品の種類

炭水化物

おかゆ・オートミール・ポテト・さつまいも・コーン・小麦のお粥

果物

りんご・洋梨・ピーチ・バナナ・マンゴー・レッドベリー・アプリコット

野菜

人参・カリフラワー・グリーンピース・大根・ズッキーニ・ブロッコリー

タンパク質

ターキー・豚肉・牛肉

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フィンランドで生後5ヶ月 〜離乳食の進行状況

少し前に生後5ヶ月で離乳食を開始した1週目の様子を書いた。 この投稿ではそれからの離乳食の進行具合について簡単に書いていきたい。 ちなみに私たちは離乳食後に授乳をしている。

離乳食2週目

八日目: 人参小さじ2を美味しそうに食べる。 しかしお湯で溶いたお粥は味が好みじゃなかったのか、ブーブーいいながら吐き出そうとしていた。 急にミルク100%で溶かすのからお湯に変えたのがダメだったかな。

九日目: 人参のペーストが好みの味なのか相変わらずぱくぱく食べる。 その後ミルクで溶いたお粥に移動してみたら再び食べず。 お粥先に食べさせないとダメかしらね。

十日目: お粥から食べさせてみたものの、ふたさじ目くらいから拒否を始める。 お粥がダメなのかと人参を食べさせてみたら食べた。 なので人参とお粥を混ぜて与えてみた。 するとそんなに乗り気ではないもののしっかり食べてくれた。 元のお粥パウダーで2さじ分くらいかな。 どうやらお粥の味があまり好きではないよう。

十一日目: ミルクで溶いたお粥に戻してみる。 今回はお粥パウダー3さじを食べきってくれた。 やはり味が原因のよう。 でも少しずつならしていかないとな。 今回は新たにカリフラワーペーストをトライ。 私には結構匂いが強く感じられたのだけど、気にせず美味しそうに食べていた。

十二日目: 私は出張で離乳食お休み。 嫁がお粥パウダーひとさじとカリフラワーペースト2さじを与える。

十三日目: お粥パウダー2さじとカリフラワーペースト2さじ。 問題なし。

十四日目: ミルクとお湯半々くらいで溶いたお粥パウダー3さじを完食。 またカリフラワーペースト3さじを完食。 別野菜を試してもよいかな。 でも市販の良さげなペーストが見つからない。 茹でマッシュの必要あり?

離乳食3周目

十五日目: とうもろこしのペーストを見つけたのでトライ。 問題なく1さじ完食。 だけどそのあとのお粥をほとんど食べなかった。 先にお粥の方が良かったかしら。

十六日目: お粥ペースト4さじと、コーンペースト2さじ。 お粥ペーストを半分ほど食べたところで、機嫌が悪くなる。 コーンに変えてみても1さじ食べただけで、機嫌の悪さは治らず。 味ってよりは他の要因で機嫌が悪くなってるのかな。

十七日目: あまり眠くなくて、お腹が減っているタイミングを狙う。 お湯で溶いたお粥ペースト3さじと、コーンペースト2さじを食べきった。

十八日目: 同上。 お粥ペースト3さじとコーンペースト4さじほど。 やはりタイミングが重要らしい。

十九日目: お粥ペースト4さじ。 洋梨ペースト一口。 始めての甘酸っぱい味に戸惑ったような顔が面白かった。

二十日目: お粥ペースト5さじ。 洋梨ペースト2口。 順調。

二十一日目: お粥ペースト3さじ。 洋梨ペースト6口。 今日はちょっと機嫌が悪かったのだけど、なんとかなった。

離乳食4週目

二十二日目: お粥ペースト4さじ。 人参ペースト3さじ。 人参は相変わらず好き。

二十三日目: お粥ペースト3.5。 人参ペースト4。

二十四日目: お粥ペースト3。 人参ペースト7。

二十五日目: お粥ペースト3。 人参とジャガイモのペースト1。

二十六日目: お粥ペースト4。 人参とジャガイモのペースト2。

二十七日目: お粥ペースト3。 人参とジャガイモのペースト4。

二十八日目: お粥ペースト3。 りんごペースト1。

というわけでフィンランドでの離乳食最初の1ヶ月の進行具合でした。

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フィンランドのショッピングモールの赤ちゃん向け設備

久々の嫁ブログの翻訳記事。 フィンランドのショッピングセンターは授乳室などの赤ちゃん向けの設備が充実しているというお話。
フィンランドはナースにもよく言われるけど、天候的に可能な時は赤ちゃんを外に連れ出すようにとのこと。 バスなど公共交通もベビーカー持ちだと運んでる人も無料になるので、移動の値段も気にせず出歩ける。 というわけで私の住んでるエリアの赤ちゃん連れがよく行くショッピングセンターなどの感想などを書いていきたい。

ISO OMENA

授乳ソファー

離乳食テーブルとトイレ

Iso omenaはフィンランド語で大きな林檎。 エスポーでたぶん一番大きいショッピングセンター。 そして子供向けの設備もたぶん一番良く作られている。 子供向け設備は1階の真ん中に位置しており、遊技場や子供向けのお店がたくさんある。
授乳室は扉に隔てられているが開いていることの方が多い。 閉まっていたらボタンを押すとあけられる。 中にはベビーカーの駐車場、ロッカー、幼児の食事用のテーブル、授乳用のソファー、子供用トイレなどがある。
Iso omenaの授乳室はとても混んでいて、常に誰かしら使っているそう。 外の遊技場も大人気で大概たくさんの子供たちがいる。

Sello

Selloオムツ交換

SelloはエスポーでIso Omenaと人気を二分するショッピングセンターだ。 授乳室はこちらも1階。 人の多さに対して少し小さいか。 必要なものは揃っているけど、Iso Omenaの方が気合が入っている印象。

IKEA

IKEAオムツ交換・授乳室

エスポーにはIKEAがある。 日本でもそうかもしれないが、IKEAはぶらぶらしているだけで楽しい。 さてIKEAの入り口をくぐるとすぐ右手、子供の遊技場が目に入るはずだ。 授乳室はその遊技場のすぐ目の前にある。 こちらの授乳室は小さい。 鍵かけられるようになっているので一人用かな。 IKEA製の椅子などがおいてあっておしゃれな感じだ。
ちなみに二階の食堂のところにも子供の遊技場があり、授乳室もついているようだ。 こちらはまだ試していない。

AINOA/STOCKMANN in TAPIOLA

AINOAの遊技場

AINOA授乳室

割とヘルシンキ寄りのTapiolaにあるAINOA/STOCKMANN。 二つあるらしいのだけど、嫁はAINOA側の一つしか見つかれなかったそうだ。
さて行き方。 まずは二階に上がるとH&Mがある。 H&Mの出口の隣には子供の遊技場がある。 この遊技場が大きいし、色々おいてあってとても良い感じ。 ここの遊技場はお父さんがよく子供と遊んでいる。 その間にお母さんが買い物に行っているのかな。
この遊技場からは授乳室の看板を見つけるのは簡単。 授乳室は4階にある。 ソファーはないけど、座りやすい椅子と素敵な内装だそう。

Kamppi center in Helsinki

kamppiの授乳室のサイン

Kammpiの授乳室

こちらはヘルシンキのバスの終点でおなじみのKamppi Center。 こちらの授乳室は3階の子供洋品店のお店の中にある。 なので最初はちょっとわかりにくいが、授乳室のサインを信じてお店の中へと突き進めば良い。 入り口を入ってそのまま突き当たると授乳室がある。
こちらも小さな部屋なので一人用かな。 内装は結構ゴージャスで良い感じ。 オムツやタオル、ベビークリーム・ローションなども揃っている。

というわけで翻訳記事でした。 嫁の元記事の方が写真も説明も多いので、よかったら下の関連記事からどうぞ。

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フィンランドで生後5ヶ月を迎えて 〜離乳食の開始

さてフィンランド滞在も3ヶ月を過ぎ、子供もいつのまにか5ヶ月を超えていた。 大体離乳食を始めるのは5−6ヶ月というのが標準なのではないだろうか。 私はのんびりなので、6ヶ月からでも良いんじゃないかなと思っていた。
しかし最近ワクチンを打つのにドクターとナースを訪ねたのだけど、フィンランドのナースがもう離乳食を始めて良いのじゃないかとアドバイスをくれた。 嫁も乗り気であったので、一応5ヶ月を過ぎたことだし離乳食を始めてみることにした。

離乳食開始前の状況

うちは母乳育児で時折必要な時にパウダーミルクを使っていた。 パウダーを使ったのは数回くらいかな。
離乳食を始める前の授乳回数は大体昼間が4−5回、夜間が1−3回という感じ。 ちなみにフィンランドの医者からは夜間授乳は減らした方が良いとアドバイスを受けたので、離乳食に合わせて多くて1回までに減らす予定。

フィンランドで離乳食の開始

日本では離乳食は十倍つぶしがゆからという情報が散見された。 フィンランドでは茹でてつぶしたポテトや人参、それからフルーツ系統という感じで始めるようだ。 ナースは色々と出来合い品のカタログを見せてくれたりと、なるべく両親の負担にならないようにというようなサポートを感じた。
さてお粥から派の私とポテト派の嫁で話し合った結果、とりあえずポテトで始めてみることにする。 次にお粥ということで。

離乳食一日目

ポテトの皮を集めに剥いてしばらく水にさらす。 しばらく水にさらしておいたポテトを、十分柔らかくなるまで(10−15分くらい)水煮にする。 ポテトを清潔なお皿に取り出して、清潔なスプーンで細かく潰す。 少しずつお湯を加えてさらさらのゲル状になるまでよく混ぜる。
こうしてできた味なし薄いマッシュポテトを小さなスプーンですくって息子の口に入れてみた。 しかし味が気に入らなかったのか、食べにくいのか吐き出してしまった。 何度かトライしてみるものの、飲み込む気配はなし。 とりあえず5ヶ月から始めてるし一日目はこんなものかと諦めることにする。 ちょっと食べさせ方を工夫する必要があるのかな。

離乳食二日目

基本的には一日目と同じメニュー。 離乳食に少しミルクを混ぜた方が食べやすいとの話を目にしたのでミルクを混ぜてみる。 また授乳後の方が良いというのを嫁がどっかで読んできたので授乳後に試してみた。
しかしうちの子の場合授乳後は全く食べ物に興味を示さず。 やはり授乳前のが良いのかな。 まあ今日はずっとご機嫌斜めだったのでしょうがない。

離乳食三日目

フィンランドの離乳食・お粥パウダー

ちょっとジャガイモが悪いのかと、お粥に変えてみた。 お粥はパウダー(上写真)をお湯と混ぜて作れるもの。 しかし今日は離乳食前から全くもってご機嫌斜め。 口も開けてくれなかった。 しばらくトライしてギブアップ。 最近夕方はご機嫌斜めだから、ちょっと時間を変えた方がよろしいのかしらね。 そろそろぱくっと行ってほしいところ。

離乳食四日目

ミルクと混ぜたお粥。 今日は比較的ご機嫌がよかったし、お腹も空いてそうな感じ。 ちょっと試して見たけどダメそうな感じだったんだけど、しばらく粘っていたらついにぱくっとしてくれた! だいぶ薄めていたのでもう一口挑戦してもらってこの日はおしまい。 ようやくスプーンの中が食べ物だと認識してくれた様子。 明日はもう少し簡単に食べてくれるかな?

離乳食五日目

再びミルクと混ぜたお粥。 今日はかなり積極的に口を開けてくれた。 スプーンの中身が食べ物だと完全に理解した模様。 かなり薄めのお粥を4−5さじほど食べてくれた。

離乳食六日目

同メニュー。 少しコメ濃度を濃くした(お粥パウダー小さじ1)。 今回はどんどん食べたがったので、作った分だけあげてしまった。 とは言ってももともとパウダーひとさじなので大した量ではない。

離乳食七日目

フィンランドの離乳食・人参

離乳食を開始して1週間が経ったので、メニューを追加した。 最初の野菜として人参を開始。 市販の人参のマッシュをあっためたものをあげたら、何の問題もなく食べてくれた。 最初なので1さじだけ。 あとはいつも通りミルクで溶いたお粥パウダー。 今回は小さじ2を食べきった。

というわけで離乳食最初の1週間でした。 今では結構パクパクと食べてくれているので楽に進められている。 来週は人参にならしながら、お粥をミルクじゃなくてお湯であげていくのが目標。 長くなってきたので今後の進行状況は別の投稿にまとめることにする。

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赤ちゃんとフィンランドに移住してからの医療関係手続き

ちょっと前に赤ちゃんとフィンランドに移住してからの滞在許可証の手続きについて書いた。 今回は滞在中の赤ちゃんのフィンランドでの医療システムについて書いてみたい。

社会保障カード(KELA)への申請

息子用の滞在許可証の申請が済んだので、KELAカードの申請も行うことにした。 赤ちゃんなので嫁が代理申請。 私たちのkela申請はなぜだかヘルシンキに行ったのだけど、息子のはEspooの地元のオフィスで申請ができた。 嫁が言うには申請書類に記入して提出するだけだったとのこと。
しかし数週間ほどで却下の連絡。 やはりフィンランドは1年契約の仕事にはあまりよろしくないようだ。 ちなみにこのKELAカードの申請、自己申告で緊急だというと急いでやってくれるそう。 緊急でない場合はかなりのんびりしている。 どういう事情が緊急になるかは謎。

赤ちゃん用のワクチン接種が可能な病院探し

というわけでしばらくkelaカードなしで、ワクチンやら定期検診やらをこなさないといけないということになった。 そしてこれが結構大変だった。
まずKelaカードがないとワクチンには地元の公立診療所が使えない。 無料にならないのではなく使えない。 発熱など緊急の場合は受け付けてくれるそうだけど。 さらに私立病院に電話をかけてみるものの、赤ちゃん用のワクチンはやっていないというところが多かった。
嫁が諦めずに頑張って調べて見たところ、最終的にヘルシンキにある市立病院(Mehilainen,Toolo)が赤ちゃんのワクチンに対応しているということがわかった(Bus/Tram stop Apolonkatu)。

私立病院Mehilainenの訪問

というわけでやってきたMehilainen。 子供病棟は2階。 待合室はたくさんのおもちゃなどが置いてある。 綺麗な授乳室、おむつ交換台ももちろんあり。 ついでに大人用にコーヒーの無料サーバーもあった。
エレベータを上がると受付があるので最初に登録を行う。 そういうわけでKELAカードはなくても良いけど、普通は滞在許可証と一緒に発行されるフィンランドのID番号は必要。
受付が終わると診察室の番号を指示されるので、時間になったら部屋の前で待っているとナースに呼ばれる。 ナースは赤ちゃんのフィジカルチェックを一通りして、あとはフィンランドでの子育てについての雑談をしていた。
しばらくすると今度はお医者さんの部屋に移動。 まずはどうワクチン接種をしていくかについて相談。 しばらくフィンランドにいる予定なので、フィンランドのワクチンプログラムに従ってワクチン接種を行うことにした。 お医者さんも一通り息子の健康診断をして、それからワクチン接種のためにナースの部屋へと戻った。
PCV13(プレベナー13)、 Infanrix Hib Polio(3種混合にhibとポリオ)、とRota(ロタウイルス)が初回のメニュー。 最初の二つが注射で、ロタウイルスは経口接種のワクチンだ。 ワクチン接種のあと、15分ほどアレルギーチェックのために待つことになった。

そういわけで私たちは保険なしで私立病院の利用ということになる。 気になるお値段であるが、やはりそれなりに高い。 二度の訪問で500ユーロオーバー。 内訳は下記のような感じだ。

医者の診療三十分(125ユーロ)、ナース(50ユーロ)、医療登録(19.5ユーロ)、ロタウイルス(73ユーロ)、Infanrix polio + hib(26.5ユーロ)、PCV13(91.7ユーロ)。

最近三度目の訪問をしたのだけど、その時は400ユーロくらいだった。 ワクチンは年3度なので、他のメディカルチェックを合わせて年2000−3000ユーロってとこかな。 年で考えるとそこまで高いわけでもないけれど、やはりKELAカードは欲しいところ。 というわけでKELA加入を目指すべく現在仕事の契約延長の交渉をしている。

ちなみにこの健康保険と病院訪問の内容は、以下の嫁のブログの方に詳しく書かれている。

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D&X

赤ちゃんとフィンランドに移動してからの諸手続き

さて私の息子もまもなく5ヶ月になろうとしている。 フィンランドへ移住したときは赤ちゃんは生まれたてだった。 そのため息子がフィンランドへ移住したときは、彼のフィンランド移住用の手続きは全くしていなかったのだ。
今回の投稿ではそんな感じでフィンランド移住した場合の子供関係の諸手続きについてかいておきたい。 具体的にはフィンランド国内での滞在許可証の申請、フランスでのアポスティーユ申請、MIGRIでの面接などについてまとめる。

幼児のための滞在許可証の申請

滞在許可証の申請に必要なもの

私の息子がフィンランドに移住したときは生後1ヶ月半であったので、フランスでの滞在許可証の申請は時間的に現実的ではなかった。 そこで出産後に急いで日本のパスポートを取得し、息子はそのパスポートを利用してフィンランドへと入国したのであった。
というわけで息子が3ヶ月以上の滞在をするには、滞在許可証の申請をフィンランドでする必要があった。 赤ちゃんの滞在許可証の申請に必要なのは、許可証の申請書、赤ちゃんの出生証明、パスポート、私と嫁が子供の保護者であることの宣言書(自分で書けば良い)それから私の仕事の契約書類、滞在許可証にパスポートだ。
問題は出生証明の書類で、アポスティーユをつける必要がある。 我々はEU内の翻訳済みの書類なら問題ないのかと思っていて、このアポスティーユの取得のためにプロセスがかなり遅れてしまった。

フランスの書類のためのアポスティーユの取得

そういうわけで息子が我々の子供だという書類に、アポスティーユを取得する必要があった。
簡単なのは日本の戸籍謄本の法定翻訳をアポスティーユ付きで取得し送ってもらう方法。 私の嫁との結婚証明は私の戸籍謄本の法定翻訳のアポスティーユを使ったのだった。 問題点はこれを子供用に新たに日本で取得すると費用が3万円ほどかかり、それを郵送したりなんだりするともっと値段がかかることだ。
もう一つの方法はフランス発行の出生証明書にフランスのアポスティーユを発行してもらうというものだ。 我々の子供はフランス生まれなので、フランスの市役所に出生証明書は出してもらえる。 この出生証明書をフランスの裁判所に送るとアポスティーユがもらえるというのだ。 なんと無料
しかしこのプロセスはフランス国外からだと難しかったので、フランスでお世話になっていた大家さんにお願いして代行してもらった。 数週間待ったけど無事アポスティーユ付きの出生証明を手に入れることができたのだった。

電子申請と移民局(MIGRI)の訪問

無事申請書類が全て集まったら書類のスキャンを準備し電子申請をして、MIGRIサービスポイントでの面接予約を取ることになる。 この予約は大概数ヶ月待ちなので、書類の取得の見通しが立ったら早めに予約しておいた方がよい。 当日は全ての書類の原本を持っていく。 書類のコピーも持ってきてとのメールを受け取ったが、当日そのコピーを回収されたりはしなかった。
MIGRIのサービスポイントは地下鉄のSörnäinenから近く。 ヘルシンキでは大きめのアジア系スーパーマーケットDFH Asian Marketが割と近くにある。
予約をとった日に予約時間の十分前に訪問。 中に入って行くと予約がある人は中に入って待っていてくださいという目立つ張り紙。 一応受付の人はいるので何やら質問してる人もいた。
中に入ると面接用の部屋が25部屋ほどと広い待合室がある。 中に入っても特に番号をとったりとかするわけではないのでちょっと不安になる。 入り口の張り紙を確認しに戻ると、実は他にもいくつか張り紙がしてあって説明が書いてある。 その中の一つに予約してある人は名前を呼ばれるので、待合室でただ待っていてくださいと書いてあった。 しばらくすると館内放送で息子の名前と、面接のための部屋の番号がフィンランド語と英語で呼び上げられた。

面接が開始したら電子申請しておいた書類の原本を見せるだけ。 それから申請料金を260ユーロほど払っておしまい。 一人だけだと十分くらいで面接は終わる。
ちなみに十日間待ったところで、申請状況を確認したけれど全く変化なし。 国外から申請するよりかなり時間がかかるのかもしれない。 私たちが自分たち用にフランスで申請したときのほうがかなり早かった

ちなみにMIGRIは急ぎの場合予約しないで直接訪れることもできる。 その場合は早朝にオフィスを訪れ、待ち番号を取得する。 んでもって呼ばれるまでひたすら待つそう。 下手すると一日待って呼ばれないなんてこともあるそうで、大学のHRはあまりオススメしないと言っていた。

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海外旅行記・ヨーロッパ 〜タリン聖オラブ教会からの眺め

タリン滞在に二日間と余裕を持った旅行プランだったので、二日目の日の朝はのんびりと起き出したのだった。 この日は子供の百日歳だったので、午前中はホテルで記念に写真撮影などしていた。

11時過ぎにホテルをチェックアウトすると、ホテルに荷物を預けてから再び旧市街へと向かった。 この日はヴィル門から入って、城壁沿いに観光しながら旧市街の北端を目指したのだった。

聖カトリーナ通り

ちょっと人通りが途絶えたタイミングで・・

旧市街に入ってすぐのカトリーナ通りはとても雰囲気の良い通りだ。 写真撮影にしばし時間を使う。 ウェブの前情報ではここの人通りは少ないということであったが、この日は結構観光客が通っていた。

タリンのマスターズコートヤード

多くの手芸店などがあるマスターズコートヤード

その後カトリーナ通りを抜けて少し左側にあるマスターズコートヤードを訪れガラス細工などをちょろっと見学。 ここにある有名なチョコレートカフェに入るか少し悩んだのだけど、時間がなくなるかもしれないのでスキップ。
その後も写真撮影などをしつつ北を目指す。 聖オラブ教会を一度スキップして太っちょマルガレータでの写真を取ろうとしたが、ちょうど太陽が逆光になる時間帯であまり良い写真が撮れなかった。 ちなみにここら辺が一番観光客が少なかった印象。

タリン聖オラブ教会の螺旋階段

聖オラブ教会の細くて急な螺旋階段

再び南下して再び聖オラブ教会へ。 今度は中に入って屋上まで登ってみることにした。 1階の聖堂には無料で入場できるが、屋上の展望台に登るには3ユーロの入場料がかかる。
展望台まで上るには狭い螺旋階段を100m程ひたすら登ることになる。 結構急だったり狭かったりするのですれ違いが難しいが、しっかりロープが張ってあるので危険というほどではない。 結構な段数を登りきって屋上までたどり着くと、そこからのパノラマはかなり良い。

聖オラブ教会屋上からの眺め

聖オラブ教会の屋上からは旧市街を一望できる

屋上はかなり狭いので時計回りの一方通行で一周するようになっている。 360度色々と違ったタリンの風景を楽しむことができるが、やはり旧市街側の眺めが一番印象的であった。 昨日登った展望台を上から眺めることができるのだ。
十分に気をつけて再び階段を下りきると、子供がそろそろお腹が減ったとのアピール。 教会の近場では授乳場所で良さそうな場所を見かけなかったので、教会の職員さんにどこか近場で授乳場所がついた施設がないか聞いてみることにした。 するとなんと教会の奥の一室を使ってよいとのオファー。 おかげで落ち着いて授乳をすることができた。 いやはやとても親切な教会であった。

聖オラブ教会を後にした私たちは城壁を遠目に眺めつつ南下し、ラエコヤ広場まで降ってきた。 ラエコヤ広場には多くの出店が出ており、ショッピングを楽しむことができる。 私たちはちょっと時間がなくなってきてしまったので、ほぼ素通りして昼食を食べるべくOlde Hansaへと向かったのであった。 昼食を食べ終わると、ほぼフェリーにギリギリの時間になっていた。 慌ててホテルへ向かって荷物をピックアップすると、急ぎ足でフェリーターミナルへと向かったのであった。

旧市街の中心ラエコヤ広場

旧市街の中心ラエコヤ広場には多くの出店が出ている

フェリーターミナルはちょっとわかりにくいのだが、ヘルシンキからのフェリーが到着した場所の向かい側がチェックイン用の場所になっている。 到着したときにはすでに乗船が始まっていたが、なんとか無事にフェリーを捕まえることができた。 帰りの船内では免税店でちょろっとお買い物。

タリンの街並みの写真ギャラリーは中国語版の方にたくさん貼ってあるので、そちらも是非ご覧いただきたい

昼食:Olde Hansa ☆☆☆

Olde Hansaの外テーブルからの眺め

開放感のある外のテーブル

olde Hansaの料理

ほぼ旧市街の真ん中に位置する人気のレストラン。 3時ちょっとという時間に訪ねたのだが、結構客が入っていた。 しかしちょうど運良く3人分あいていたので、屋外の席をゲットすることができた。 まず頼んだのはハーブビールだが、これは結構甘い味付けだったので好みが分かれるところだろう。 陶器製のカップがおしゃれなのは良かったけど。 料理はneptun feastという海鮮の盛り合わせがなかなか美味しかった。 後ラムの煮物と燻製肉のサラダも良いクオリティー。 ベジタリアンプレートは私たちの好みではなかった。 内装やウェイターの衣装など雰囲気がとても良いし店員さんも親切。 また味も美味しいので、観光には良いと思うがちょっと高い。 料理だけだと前日訪ねたVon Krahli Aedの方が好みだった

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