ヘルシンキで子供をヘルスステーションに連れてったお話 in Finland!

 

タイトル通りのお話なわけだけど……ことの起こりは、お昼前の幼稚園からの電話。

息子L君の口周りのところが荒れていて、どうやらImpetigo、日本語だと「とびひ」ってやつに感染してそうとのこと。

感染性なので病院で診断を受けてお薬で処置するまでは家で面倒見てくれとのこと。

なので幼稚園に迎えに行った足で、そのまま病院に向かうことに。

 

向ったのはヘルシンキの公立医療センター、ヘルスステーションってやつ。

うちの近くだとバスで10分くらいのところにあるんだけど、まあヘルシンキ市内でも結構数はあるのでどこからでも近いのが一つくらいはあるはず。

嫁Xに聞いたら予約しないでもそのまま訪ねれば良いということで、L君とバスに乗ってのんびり移動。

バスを降りたらヘルスステーションは目の前だった。

 

自動ドアをくぐり抜けて入ると、受付ではなく案内のお姉さんがいた。

 

私:「こんにちはー」

「こんにちは。予約ありますか?」

私:「ないんだけど、子供が皮膚の感染症っぽいのにかかっちゃって」

「それでしたら2階の受付に行って、待ち番号を取得してくださいー」

私「了解です、ありがとうございますー」

 

ってなやりとりを英語でして2階へ。

 

ヘルスステーション受付にて

2階にたどりつくとすぐに受付がみつかる。

下のお姉さんに言われたように、番号札をとって待っててとのこと。

待ち番号

 

番号札を取る機械はこれ。

ボタンのところにオフィスって書いてあるから、いまいちこれで良いのか謎だったんだけど……

隣にいたお姉さんが「それでいいんやでー」ってフィンランド語で教えてくれた。

オフィスってのが病院受付のことらしい。

ボタンを押すとチケットが出てくる。

 

受付で待ってたのは5-6人くらいだったかなー。

一人ひとり結構受付で時間がかかるので、待ち時間はそこそこ時間がかかった(30分くらい?)。

受付に呼ばれたら、受付のお姉さんに症状を説明することになる。

受付のお姉さんが医者に見せるか看護師に見せるか判断してるのかな?

それはよくわからなかったけれど、わたしたちはお医者さんにかからせてもらえるってことで別の待合室に向かうように指示された。

 

すぐにお医者さんに呼ばれたわけだけど、診断結果は予想通りの感染症。

診察の後に飲み薬と塗り薬を処方してもらい、病院を後にした。

ちなみに診察は無料なので、診察が終わったらそのまま出てけば良い。

ぱっと調べた感じだと子供だから無料ってのではなくて、ヘルスステーションの診療は無料ってことなのかな。

私はいつも職場の保険で病院にかかってるから、公立のシステムは良くわかっていないのだ。

 

ちなみにお薬の購入は薬局(APTEEKKI)で。KERAカードに処方箋の情報が入っているので、KERAカードをスキャンするだけで必要なお薬を準備してくれる。

そんな感じでヘルシンキのヘルスステーションを使ったときのお話でした。

 

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Mall of TriplaのHoplopで遊んでから中華ランチ!  in Finland!

 

久しぶりに特に問題ごとも用事もない土曜日ってことで、朝起きてから嫁Xと息子のL君とともにMall of Triplaに行くことに。

mall of tripla

トリプラはパシラ(pasila)の鉄道駅のところのショッピングモールで、フィンランドで一番でかいモールなのだそうな。

朝10時に到着するように行ったわけだけど、それでももう結構人通りは見られた。

クリスマスに近づくtripla

クリスマスシーズンが近くなってきてることもあって活気のある様子。クリスマス雰囲気のデコレーションがされてたり、雑貨を売る露店なんかも出てたりしてとても良い感じだった。

コロナの状況は良くなったり悪くなったりだけど、フィンランドは今のところ持ちこたえてるって感じなのかなー。

 

さて、私達の今日の目的はショッピングモールではなく、息子のL君を遊ばせるためのHoplop。どこにあるのかなー、っとショッピングモールをうろちょろしてたのだけど、これがまったく見つからず。

こりゃあどうしたもんかなぁと、グーグル・マップを見ながらモールの外に出て看板を探したりしたんだけど、それでも見つからない。

ふーむ困ったなあって感じで、とりあえず目についたエレベータに入ったら……

hoplopへのエレベータ

興奮して手ブレたけどP6のテープにHoplopと書かれている

……あったー!!!!

ってことでホップロップ入り口直通のエレベータがたまたま見つかった。

私達調べた地図に4って書いてあったから4階だと想ってたんだけど、実はHoplopは地下。しかも4じゃなくてP6階。エレベータで潜らなきゃいけなかったというわけだ。

Triplaのホップロップはそんなに広くもないけどこざっぱりとしていて良い感じだった。追加のコインが必要だけど、トランポリンのゲームが面白そうな感じ。今回は息子のL君は興味を持たなかったけど。

ホップロップの階段だらけのアスレチックやら滑り台やらトランポリンやらで遊び続けるL君。それについていく大人たちはすぐに疲れてしまうわけだけど、4歳児は疲れ知らず。あっという間に2時間が過ぎてお昼の時間になってしまった。

Brokadi Ravintola

本当は冷蔵庫に色々大量に余ってるのでお昼には家に戻る予定だったんだけど、遅くなってしまったのでTriplaでそのままご飯を食べることに。

ローカルっぽいレストランやら和食やらチェーンやら色々あったんだけど、まあハズレがないのは中華かなーってことで中華料理屋のBrokadi Triplaを試すことに。鍋のビュッフェをやってるレストランだったんだけど、子供連れだし注文の方が無難かと普通の注文をした。

普通に美味しい中華だったわけだけど、レストランの詳細については後で別投稿で書く。

内部リンク: Mall of TriplaのBrokadi Triplaで中華ランチ in Finland!

そんな感じでなかなか楽しいお出かけでした。

 

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在ヘルシンキ日本大使館で4歳の子供のパスポート申請 in Finland!

 

 

滞在許可証の更新時期が近づいてきたので、色々と必要書類をチェック。

ふと気づくと息子のL君のパスポート期限がそれなりに迫っている。

前回のは産まれて1ヶ月で慌ただしく作ったパスポートだったわけだけど……

内部リンク: フランスで新生児のパスポート取得に必要な時間は?

それでもう5歳になるんだから、そりゃあパスポート期限も切れるよね……というわけでヘルシンキ大使館に連絡。

ヘルシンキ日本大使館にパスポート申請の問い合わせ

ヘルシンキ大使館にはいつもお電話で連絡してたのだけど、昨今は日本語会話能力が地に落ちつつあるので今回は電子メールにしてみた。

そしたらすぐに返信あり。内容は幾つか確認したいことがあるからあとで電話するでー、っていうもの。

結局電話かー、って待ってたら二日間連絡来なかったので、結局こちらから電話をかけることにした。

すぐに受け付けの人に繋がって、こちらは英語での対応。パスポート申請に関してって伝えると、領事部の方に転送してくれた。

領事部の方は日本語での対応。

困ったのは予想していた通り日本語会話能力がクソみたいに落ちていること。言いたい日本語がするすると出てこずに、やり取りするのに苦労してしまった。

とはいえ、確認されたことは子供の古いパスポートの有効期限が1年を切っているかってことだけ。

それからパスポート申請のための来館日時を確認して予約。そんなに混んでいる感じではないのか、翌々日に予約を取ることができた。

ヘルシンキの領事館あたりの日本人人口ってどんなもんなんだろ?他国の主要都市よりは少なさそうなイメージはあるけれど……

話をお電話の方に戻すと、後は必要書類を教えてもらっただけでおしまい。

ってくらいだったので、拙い日本語でもまあなんとかやり取りすることはできた。

ブログ書き続けてるせいか書いてるときは大丈夫なんだけど、話し言葉がどうにもなあ……

ヘルシンキ大使館でのパスポート申請

ヘルシンキ大使館でのパスポート申請に持っていくもの

お電話で持ってきてねって言われたのは……

  • 古いパスポート
  • パスポート用の写真

「申請用紙は大使館にあるから大丈夫ですよー」ってことだったのだけど、ダウンロードしたやつも一応持ってくことに。

せっかくなので子供にサインさせたやつで大丈夫かどうか確認してみることに。

あ、子供の申請の方は親だけで大丈夫。取りに行くのは子供も行く必要があるけれど。

ちなみに申請料の支払いは、申請時ではなくできたパスポートの受け取りのときになる。

必要書類や手続きなんかについてはもちろん日本国大使館のホームページなどに詳しく書いてある。

外部リンク: 在ヘルシンキ日本国大使館のホームページ

ヘルシンキ市内のヘルシンキ大使館へ

一応住所は……

Unioninkatu 20-22, 00130 Helsinki

で、日本国旗のかかってるビルの5階。

入り口入ってすぐの受付の方に日本大使館を訪ねるというと、エレベータを開けてくれる。

5階にたどり着いてエレベータを出ると左前に日本大使館がある。

中にはいるとガタイの良い警備員がいて、その人に入館カードに記入するように言われる。

前回来たときは運転免許関連の書類の申請だったので奥のカウンターに行くように言われたのだけど、今回のパスポート申請は脇にあった小部屋の中。

中に入るとすぐに領事部の担当の人が出てきてくれた。

電話のときよりは比較的日本語が出てきてくれたので、パスポート申請にきたということを伝えて書類の確認。

法定代理人の署名の宛先と日付だけ記入忘れだったので、そこだけ埋めるように言われた。

後は前のパスポートとパスポート用の写真を渡しておしまい。

「1−2週間程度でできるから、できたら電話するよー」

っとだけいわれておしまい。

滞在10分もないくらいの迅速な対応をしていただけました。

ヘルシンキ大使館からの電話とパスポート受け取り

電話が来たのはヘルシンキ大使館を訪れてから、ちょうど1週間後の水曜日。コロナ禍で2週間かかるかもって記載されてたんだけど、どうやら今回は1週間だけで準備できた模様。

前回の電話と大使館で少し日本語会話をしていたせいか、今回は比較的するすると日本語が出てきた。

それはどうでも良いのだけど、重要なのは二点。

  • 受け取りのときは申請者本人が行く必要があるので、この場合は私の子供を連れて行く必要がある。
  • それから忘れちゃいけないのがパスポート申請料。50ユーロを現金で準備しておく必要がある。

ってことだけ。後は直近の予約可能な日を教えてもらい、受け取り日時の予約を済ませたのだった。こちらも翌日からの予約が可能。時期もあるだろうけどやっぱり結構対応に余裕はある感じかしらね。

パスポート受け取りは同じく大使館へ。

今回は嫁Xと息子のL君と一緒に大使館へ。

そういえば、嫁の予約を取ってなかったなあって思ったけれど、まあ一人くらいなら大丈夫でしょう……ってことでとりあえず一緒に行ってみることに。

申請のときと同じように大使館に向かうと、普通に3人で入ることができた。

私と息子のL君で個室に入ってパスポート取得の手続き。まあ新しいパスポートの記載内容を確認して、50ユーロを払い、受け取り確認書類にサインをするだけ。

すぐに新しいパスポート、パンチ穴を開けた古いパスポート、そして支払い料金のレシートがもらえた。

 

そんな感じで、無事L君の2つ目のパスポートを取得することができました!

という投稿でした。

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病院の営業時間外に子供が怪我したときには! in Finland!

 

まあ子供は突然怪我するものってことで、病院の営業時間外に怪我することもある。

そんなわけで近場の病院がしまってる時間だったので、どうしたもんかなーって困ったわけ。

とりあえずフィンランドでは電話の116117が相談窓口なのかな。112でも対応してくれるかもだけど、そっちはもう少し一般窓口で緊急め?

ま、116117の方に電話をかけてみたら、子供病院の緊急窓口に行ってくれーって案内してくれたので、そこに向かうことにした。

うちからはバスで50分となかなかの距離だったのだけど、幸い子供が患部を動かさなければ痛みがないってことで、そのままバスで病院に向かうことにした。こういうときに車がないのは不便なんだよな。

 

バスの中では爆睡してたりして、怪我なんてないんとちゃうかなーって感じにも見えたんだけど、診察してもらったらしっかり怪我してた。

下記リンクは電話で紹介してもらったヘルシンキの子ども向け救急病院。

外部リンク: ヘルシンキの救急のあるこども病院(New Children’s Hospital)

住所:Stenbäckinkatu 9 Rakennus 6, 00290 Helsinki

実際にどの程度で救急なのかは知らないけど、周りの子供達見る感じでは高熱とかで来てる雰囲気だったかな。

New Children’s Hospitalヘルシンキの様子

グーグルマップみながら病院の敷地に入り、エマージェンシーの案内に従って進んでいくと、普通にそれっぽい入り口にたどり着く。

自動ドアを抜けて中に入ると自動受付機があるので、それで受付番号を取得する。嫁Xはフィンランド語のままで進めてたけど、英語に変えられたと思う。対人窓口はないので自動受付札を取らないと対応してもらえないので注意。

ちなみにコロナの影響なのか親の付添いは一人まで。

皆順番までは両親待付添で待っていたけれど、診察が始まると片親が追い出されるっていうパターンが続いた。私も。いや、なんで入り口周りに親っぽいのが佇んでるのかは不思議だったのだよね。さすがフィンランド、クソ真面目だ。

ちなみに救急病院に持ってく必要があるものはKERAカードだけ。

 

それはともかく、救急病院はそんなに混んでいる感じではなかった。

6時くらいに到着して待っていたのは7−8人。私達の順番が来た後も待ってる人は同じくらい。

一人ひとりの診療時間はそれなり(10分くらい)だったので、結構待つ必要はあったけどね。うちの子は余裕がある感じの怪我だったからまあ良かったけど、余裕なしな怪我の場合だとちょっと待ち時間としては長いかなってくらいの雰囲気。

いや、でも本当に余裕のない人はそれこそ救急車でエマージェンシーだろうし、そもそも窓口が別なんだろうな。

 

まあうちの子は怪我自体は大したことがなくて、医者に処置してもらえればあっさり治る感じの怪我。

治療自体は1分だったけど、念の為10分病院で待機して再診察。問題なしってことで晴れて病院を後にした。

治療を終えてすっかり元気になったL君と、バーガーキングで夕ご飯を食べてからおうちに戻ったのでした。

 

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俺はオフィスメイトとは永遠に分かりあえない in Finland!

 

ネタタイトルなだけであって、シリアスな話ではない。

今大学のオフィスは予約制で私の部屋は一人定員なので、オフィスをシェアしてるオフィスメイトに会うのはかなり久しぶりだったのだ。

相変わらず飄々としてるイケメンで、ちょっと遠くだけどステップアップになるジョブオファーをもらったそうで、おめでとうございます。

ネイチャーサイエンスこそないもののその下レベルの論文連発してるし、たくさんの学生の面倒しっかりみてるし、コミュニケーション能力高いし……正直高齢ポスドクやってるのがとても不思議な人の筆頭だったわけだけど。

本人はフィンランドに残りたいらしいから、まだオファーをアクセプトはしてないようだけど。

 

さて……そんなこんなで、最近の状況になんて話していたら、いつのまにやら子供が産まれてパパになっていたそう。こっちのほうもおめでとうございます!

ってそれはともかくとして、彼の話しを聞いていると子育てってやっぱり子供の個性が強いんだなーっていう印象を受けたのだ。

まずもって起きてるときにそんなに泣かないそう。MJKよ。

かといって、必要なときには泣かずにぶーぶー言って問題があることを教えてくれる。夜泣きもほとんどせず、むしろ両親の方が気になって自分で見に行くなんて状況らしい。どこの聖人の子供だって感じだよねー。あれか、例の異世界転生してきて意識のある子供なのか?

しかし、こういうのって人種的な違いも結構あるのかなー。うちはAsianAsianだけど、彼のとこはEurope-Asianって感じのカップルなので。言われてみるとEurope系の人は割と飄々と子育てしてることが多いような気もする……いや、しかしヨーロッパで住んでれば、それなり以上に両親の援助とかもあるだろうし、またそれは別の側面もあるか。

職場復帰などを見てると、出産後の女性の回復なんかはこっちの人はだいぶ早い印象がある(アメリカもそうだったな)。赤ん坊の個性にもそれなりに影響もあるものなのだろうかねー?

日本のブログやtwitterなんかを見てると、やっぱり大変だーって話しの方が目についちゃう。自分が結構大変だったからそういう話をなんとなく追っちゃってるところもあるんだろうし、大変な人ほど情報発信してシェアしたくなるってところもあるのかな。

子供は手がかかっても可愛いものだけど、睡眠時間とか質が最初から楽ならそれはもちろんそっちのほうが良いよねー……ってことでタイトル回収をする投稿でした。

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下の階の住人に床騒音を指摘していただいたお話 in Finland!

 

タイトル通り。

不満を言ってるわけじゃないのよーの枕詞から始まるA4・2枚の大作を頂いてしまった。しかし、フィンランドは管理会社経由でもなく、お手紙でご連絡ってのが一般的なのかな? あ、いや、一度尋ねたけど留守だった的なことは書いてあったけど、気づかなかったな。

さて、本題だけど、おもちゃとか足音とか、子供の床周りの騒音ってとてもうるさいよねってことで、ご不満はとてもごもっともです……ってことなのだけど。いや、フィンランドでなかろうとも、日本でもよく聞く話だよねー。

でもなんとなくフィンランドって子供の動きには甘いイメージがあったし、実際に自分に起こるとちょっと驚いてしまったりしたのだ。

もちろん子供がひどすぎる音を立てているような時は注意するんだけどさ、ずっと一緒に暮らしてると少しずつ慣れてきてしまうのが問題だよね。このくらいならいっかってのが少しずつ増えてしまうわけだけど、他の人は必ずしもそう感じないわけで。

このあたりは子供のパーソナリティーもでかいとは思うけど……この点では残念ながらうちの子はとてもノイジー、注意するとわざと暴れまわって騒音をたてるような気質もある。もちろんそれを補ってくれるいいところがたくさんあるわけだけど、そんなのはよその人には関係ないからねー。

というわけで、お知らせしてくれた下の階の住人さんを訪問して謝罪のご挨拶。ちょっと色々他のことも話したりしたけど、「騒音ごめんなさい、改良します、改善されてなかったらもう一度お知らせくださいー」と伝えて戻ってきたのだ。

あえてこちらの言い訳を上げるならば、上のフロアからの騒音、というか物音は一切聞こえないんだよね。それで、割とフロア防音が良いマンションだと思ってしまっていたってこと。

実際は上階の人がとても静かな方だったのか、もしかしたら今誰も住んでないってことが正解の模様。フィンランドってアメリカとかと比べるとなぜか玄関前とかで人にほとんど合わないから名札かかってるなら誰か住んでるとみなしてるんだけど……さすがキープディスタンスの国だ。

前のマンションに住んでた時は上の階から結構音が聞こえてきてたので、子供にももう少し細かく注意してたんだけどねえ……

子供のノイズは抑えきれないところがあるから、ちょっと難しいところもあるんだけど……子供の部屋に防音できそうなマットを敷くのと、なるべく静かにするように頑張ってもらうしかなよねえ。

まあ、だいぶ大きくなってもきたし、少しずつ向上を目指しましょう。

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7月14日、2021年のベリーシーズンが始まりかけている in Finland!

 

タイトル通りのお話。

フィンランドは今年は暑い夏になっているようで、6月の平均気温が過去一番だったのかな。その暑さは7月になっても衰えていない。

とはいえ30度くらいだし湿度も低いから、これで暑いなんていっていたら日本の人には怒られそうだけど。

さて、最近は息子のL君が家にいるので、昼間の予定はL君次第。今日もL君に何したいかと聞くとフォレストに行きたいとのこと。

彼が言ってたのは幼稚園でよく行く遊べる森のことだとは思ったのだけど、そこは遠いので家の近場の森を訪れることに。

フィンランドはヘルシンキの真ん中にでも住んでなければちょっと歩けば(少なくともブルーベリーが拾えるくらいの)森があることが多いのだ。

2021年7月14日・既に始まっていたブルーベリー

フィンランドでは夏の半ば頃からぼちぼち何かしらのベリーが取れることが多くなってくる。私がこれまでにお世話になってたのはシーバックソーン、ラズベリー、ブルーベリー、ポルッカ、などなど。

ブルーベリー

葉っぱについたブルーベリー

今日は特にベリー目当てじゃなくて森をぶらつくだけのつもりだったんだけど、森を眺めていたら特徴的なブルーベリーの葉っぱが既にいっぱい。

よくよく眺めてみれば、既にブルーベリーの実もいくつかなっている。せっかくなのでL君がいくつかブルーベリーをピック。さすがにまだ小さかったからほとんど取らなかったけど、L君が言うには味はそこそこだったようだ。

シーズン的にはラズベリーの方が良いのがあるかな、なんて思ってたんだけど、残念ながらラズベリーは見つからなかった。

というわけでフィンランドの森から2021年の初ブルーベリーを頂きましたという投稿でした。

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海外出産・海外育児のまとめ

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2021年のサマーホリデー in Finland!

 

コロナ状況が微妙に続いているフィンランド。

引きこもるべきってほど状況は悪くないけれど、どこかにでかけるかーってほど状況が良くもない。ユーロでデルタ株をロシアから輸入したばかりだし。

まあ何でもいいから三週間くらい適当に休むかー、としばらく思っているのだけど、未だにずるずると働いていたりする。

ちなみに嫁Xは新職場の1年目で残念ながら夏休暇がないのだそう。忙しそうに働いている。

その一方で息子のL君は既に夏休暇いり。

うちの私立の幼稚園は6月後半から8月の頭まで長いおやすみ。できたばかりの幼稚園ということで、代替保育をしてくれる場所が今年はまだ無いんだそうな。来年はできるように探してるみたいだけど。このあたりは公立のほうが外れなくて良いね。

そういうわけで元気を持て余したL君は、うちで暴れまわっている。そんな中で仕事も集中してできるわけがないので、やっぱり3週間ほどベビーシッターオフだなこりゃ、って感じの今日このごろ。

家庭保育が始まってから、今のところ1週間と少しが経過。暑いし一応コロナがあるしって家にいることが多いんだけど、たまには気分転換に外に出たり、レイッキプイストに行って運動したり。

私の仕事が特に忙しいときは、Switchやっててもらったり、iPadでユーチューブ見てたり。

ホップロップとかに行くのが良いのかなあと思いつつも、ちょっとコロナの状況だと二の足を踏んでしまう。せめて2本目のワクチンが終わってたらやりやすいんだけど、9月なんだよなあ。

んー、どこか程よく遊べるところは無いものか。

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フィンランドで保育園päiväkotiをエスポーからヘルシンキに変更したときのあれこれ

久しぶりに海外育児関係の投稿。ちょっとセンシティブ?な内容も含むので、必要のない方は読まなくていい感じの投稿かも。

さて、私達フィンランドのエスポーに住んでいたのだけど、最近ヘルシンキの外れに引っ越した。海外だと引っ越し自体もそれなりに大変なものだけど、一番の心配事というと子供のデイケア(päiväkoti)・幼稚園の変更。
最近エスポーのデイケアにようやく馴染んできたところでもあったのだけど、嫁の新しいヘルシンキの職場が遠すぎたのでそうも言っていられず。

息子のL君はエスポーの時は近所の公立のデイケアに通っていたので、ヘルシンキでも同じように公立にしようかなと思っていた。
嫁の就職に関連した引っ越しだったので、ヘルシンキのデイケアの申請は2週間前までにすれば、移動手続きができるとのこと(それ以外の理由だと4ヶ月?必要)。申請先はヘルシンキのシティーオフィス。

それでちょうど2週間前くらいに申請したところ、引っ越しの数日前に引越し先の近所のデイケアの一つに入れるとの連絡が来た。残念ながら第一希望で出していた保育園ではなかったのだけど、アパートからはほどよく近い場所。嫁Xが働き始めるまえにデイケアが見つかったー、ということで一安心していたのだった。

それで引っ越しの済んだ翌週に指定されたデイケアに子供を連れて行ったのだけど、ちょっと驚きがーーエスポーの元のデイケアとは、だいぶ様相が異なっていたのだ。端的に書くならば、ネイティブのフィンランド系じゃない人口が大多数(私もパッと見かなり多いなと思ったのだけど、嫁が言うには9割?)を締めていたのだ。子供たちだけでなく先生やサポーターの職員も。

引っ越した地域自体は特に偏った人口分布をしているというわけではないのでまず驚きだったのだけど、とりあえず子供を預けて様子を見つつ周辺の情報収集をしてみることに。

フィンランドの公立デイケアにネイティブフィンランド系の人がほぼいないってのが驚きだったってこともあり、まずは地域の他の保育園の調査。ぱっと外から眺めてみた感じだけど、他のデイケアはエスポーにいたときの感じとほぼ変わらないように見える。
ついでに近所に住んでいる嫁の同僚にも聞いてみたけれど、彼の子供の通うデイケアは私達のエスポーの時のものと似たような感じのよう(多かれ少なかれ人口比の縮図って感じ)。良いか悪いかって話とはまた別なのだけど、どうやら私達の入ったデイケアだけがこの地域では特徴的であったようだ。

それでもL君がすっと馴染めるようならこのままでもいいかなって気もしていたのだけど、元のエスポーのデイケアとあまりに雰囲気が違うせいなのかうまく馴染むことができず。数日でデイケアに行きたくないと泣き叫ぶように。いや、もともとエスポーのときからデイケア行きたくないっていうことは結構あったのだけど、ここまで泣き叫ぶってのはちょっと極端。

これはどうしたもんかなーって悩んでいたところに、情報収集にコンタクトしていた私立デイケアの一つに空きがあるとの連絡がくる。結局私達はその私立のデイケアに移動することにした(こちらは数日ですぐに順応できて、今では暇があればデイケアに行きたいと自分から言うくらい)。

ちなみにKERAの補助が得られる場合は、公立に比べて私立のデイケアがさほど値段が高いというわけでもない。ヘルシンキの私達のとこの場合は月額で100ユーロちょっとプラスってくらい。エスポーだと私立でもほぼ同じ値段になるくらいのとこもあるみたいだけど。

というわけでフィンランドの公立のデイケアでもそういった偏りがてきている場合もある、っていうのは情報としてシェアしておいてもいいかなと思ってこの投稿を書いている。
もちろんフィンランドが重視する多文化共生ってのはとても重要なんだろうけど、フィンランドネイティブじゃない文化がフィンランドの公立デイケアの大多数を締めてるってのは予想できないし、この場合ちょっと多文化ってのとは違うんじゃないかなとは思ってしまった。
事前にデイケアの内情を知ることができて選択肢の一つとして提示されている、っていうのなら良いのだけど、引っ越しのときのデイケア選択って必ずしもそういう感じじゃないんだよなあ。それに一旦決まった公立デイケアから移動するのって大変なんだ。今回はたまたま私立のデイケアに空きがあったけど、そういう場合だけではないだろうし。

うーん、自分の子供を通わせるってのでなければまた見方も変わるのかもしれないけれど、子育て中だと少し、いやかなり守備的になってしまうのはしょうがないよなあ。うーん、わからないな。

いずれにしろ、このあたりのことが気になる人の場合は事前に入るかもしれない地域のデイケアをいくつかチラ見しておくのは良いかもしれない。とはいえ、公立デイケアってどこもいっぱいだったりするので、希望してもそこに入れるかはわからないのだけどね……子供がコミュ強な子だったらどんなとこでもさほど問題にもならないのだろうけどねえ。

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1. 海外出産・海外育児のまとめ

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赤ちゃんとフィンランドから中国への飛行機移動

事の起こりは私のいくつかの海外への長期出張。
その間嫁と子供がどう暮らして行くかを話し合っていたのだ。 やってやれないこともないだろうけど、極寒のフィンランドで二人で過ごすのもなかなか大変。
それだったら多少フライトが大変でも、その間実家に帰っているかという話になったのだ。

そういうわけでこの投稿は9ヶ月の赤ちゃんを連れて中国へ飛ぶ長距離飛行の体験記。 私が飛んだわけではないので、嫁のブログの翻訳がメインだけど。
フライトを含め道中は思いの外しっかりとサポート体制が整っていた・・・けれどやっぱり赤ちゃんと移動は結構大変ねというお話。
今回はFinnAirを使ったけれど、他の航空会社も全般にサポート体制が充実しているとは思う。

ヘルシンキ空港での搭乗手続き

ヘルシンキ空港まではバスと地下鉄・電車を乗り継いで1時間半くらい。 空港までのアクセスについてはちょっと前に一つ投稿を書いた。

内部リンク:ヘルシンキ市内から空港まで電車でアクセス

チェックイン手続き

そういうわけで無事空港に到着した私たち。
チェックインは済ませておいたのだけど、預け荷物もあるのでカウンターへ。 子供連れは優先カウンターへ向かうことができた。
いつも通りパスポートなどを渡して搭乗券を発券してもらう。 それから預け荷物の重さを測って必要な手続きはおしまい。
嫁が事前に調べていたフライト中の赤ちゃんの就寝用のバスケットが使えるかを確認。 どうやら無事に使える模様。 この年代だとこれがあるかないかは結構大きい気がするので、使えるかどうか確認しておくと良い。

セキュリティーチェックと出国審査

ここからは嫁と息子の二人旅。

ヘルシンキ空港は家族連れのためのセキュリティーチェックのラインがある。 もともとそんなに混んでる空港でもないけれど、小さな子供を連れてる場合だとサクッと抜けられるのは助かるものだ。
さて普段のセキュリティーチェックでは液体への制限が厳しい。
子供連れの場合開けてない液体の離乳食は大丈夫。 それから赤ちゃん用の温めといた水なども。

さて探知機を通る時だけど、抱っこ紐のままでは通れない様子だった。 嫁は抱っこ紐から一度息子を取り出して、それから手で抱えて探知機を通り過ぎていた。
探知機を抜けた先には赤ちゃん用の椅子がある。 そこに息子を置いて荷物の整理をしたそうだ。

セキュリティーチェックを通り抜けるといよいよパスポートコントロールに入る。 EUパスポートのライン、すべてのパスポートラインに分かれている。
ご多分にもれず全パスポートラインの方が混んでいる。

審査官にはパスポート、滞在許可証、航空券、それから顔を見せるだけ。

こちらでは特に子供連れラインなどはなし。 でも20分ほどで抜けられた模様。

出発ゲートへの移動

上海行きのゲートは53。 セキュリティーからの距離はかなり長い。 子供連れだと少し移動が大変な距離。

HEL airport changing station

ヘルシンキ空港でオムツ交換

オムツ交換用の多目的トイレははたくさんある。 ちょうどゲート50を過ぎたところで一つついていたのでオムツ交換を済ませる。

搭乗は赤ちゃんがいると優先ラインから入れる。 グループとしては2番目のグループになるのかな。

飛行機の搭乗から長時間フライト

A350はとても素敵な飛行機。 中は広々としているし綺麗。
座席の41Hへと向かう。 荷物の収納などの間はフライトアテンダントの一人が子供のことを抱いていてくれたそうだ。

この41Hは真ん中のトイレの目の前の席なので、前方が空いている。 なので下の写真のように赤ちゃんが寝れるバスケットを壁にくっつけることのできる席なのだ。 通常このバスケットは飛行機に一つだけだそう。
それからこの日のフライトはそんなに混雑していないフライトだった。 嫁の座席の隣2座席は空けといてくれたようだ。

Finnair A350 baby cot

バスケット内に無事収まった息子

このバスケットが使えるのは安定飛行に入ってから。 なので離陸からしばらくの間は膝元に子供を抱えておく必要がある。
大人用の座席シートベルトに加えて、それに着脱できる子供用のシートベルトがある。

30分ほど離陸が遅れたようだけど、その間周囲の乗客が子供をあやすのを手伝ってくれたそうな。
さて離陸中は赤ちゃんの耳からガス抜きのために授乳。 疲れていたのかゆっくりと飲みながら、気づいたら寝ていたそうだ。
5分で起きてしまったようだけど、その5分で必要な荷物を取り出すなど色々準備ができてよかったと嫁が言っていた。

フライトが安定飛行に入ってからは、子供は非常に元気に遊びまわっていた。
おかげで食事が回ってきたときには食事ができなかったようだけど、しばらくあとにもう一度持ってきてくれた(ちなみに食事をあっためておける時間はそんなに長くないから、一定時間内に食べる必要はあるそうだ)。
この時はお隣のお客さんが息子のことを抱えてくれているとオファーしてくれたので、その間にご飯を済ませることができたそうな。

その後飛行機の明かりが消えたら意外とあっさりと眠りについてくれた息子。 時たまトイレの音で身動きはしていたようだけど、比較的よく寝ていてくれたようだ。 一方嫁はかわいそうにその間も寝られなかったそうだけど。

着陸前の朝食の時間。 嫁が食べ終わるのを待ってから起き出した息子。
結構寝られたおかげかご機嫌に周りの人たちに笑顔を振りまいていたそうだ。 それから着陸まではあっという間。 シートベルト着用のサインが出て、膝の上ではおとなしくしてくれなくて大変だったようだけど。
最後は離陸の時と同じく、耳のガス抜きのために授乳をしながら無事着陸。

その後はのんびりと入国手続き。 ここからも歩く距離が結構長くて大変だったようだけど、フライトを乗り越えた嫁は割と元気に歩けた模様。
そういえば息子の中国の入国用に中国の旅行許可証のようなもの(Travel document)を取得したんだけど、入国管理官がなぜだかうまく読み込めなかったそうだ。
ともあれ書類自体は有効書類なので、無事入国はできたし使えたのでよかったけど。 日本のパスポートだと14日しか滞在できないので。
その後は嫁の両親が迎えにきてそのまま実家へと車旅。

こうして無事長いフライトが終わりを告げたのでした。

というわけで9ヶ月の子供との長距離フライト体験記でした。
この2ヶ月後にヘルシンキに帰ってきたので、嫁の英語のブログには11ヶ月の体験記も書いてある。 昼間のフライトだったぶん帰りの方が大変だったそう。
投稿下部にリンクを貼っておいたので興味がある方は読んでいただきたい。 やっぱり生の声の方が面白い不思議。

最後に赤ちゃん連れ旅行のTIPSをいくつか

  • Baby cotと呼ばれるバスケットが利用可能ならお願いしておくと良い
  • 一方でバスケットを使う席の場合だと、先頭座席のため手荷物を座席上の収納にしまう必要がある。 通常座席の場合荷物が足元に置いておけるのが良いところ。 赤ちゃんの面倒を見ながらちょいちょいと荷物が取り出しやすい
  • 寝る可能性が高いぶん昼間のフライトよりも夜間のフライトの方がやや楽
  • Finnairは赤ちゃんが乗るとお土産をくれる。 ムーミンタオルなど

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