海外旅行記・ヨーロッパ 〜エルミタージュ美術館へ

フェリーのオーバーナイトクルーズでサンクトペテルブルグへたどり着いた私たち。 市内へ向かうにはまず入国手続きを済ませる必要がある。

サンクトペテルブルグ港での入国審査

フェリーのタラップを降りて少し外を歩くと、ターミナルの建物の入り口にたどり着く。 ドアの前にロシア人と外国人を振り分ける看板があるので、外国人用の方へと向かう。
さて私たちは並ばないで済むように、フェリーからゆっくり出てきたのだった。 9時にフェリーの入り口がオープンし、私たちが入国審査に来たのが9時40分くらい。 しかし私たちのそんな思惑は外れて、この時間ではまだ結構並んでいた。
7箇所の入国審査の窓口は全て働いていたが、一人一人かなりゆっくりの審査。 どの列でも大して変わらないとは思うが、早めに奥の方にいくと少しだけ早いのかもしれない。

そんな感じで順番を待って入国審査へと進む。 入国審査ではいつも通りパスポート、滞在許可証、それから到着カード(arrival card)を渡す。 私への質問はいつ出国するかという確認だけだった。 あ、後は連れていた赤ちゃんが息子か娘かという質問もあったけど。
しばらくするとパスポートに一枚紙を挟んでスタンプを押して返却してくれた。 この挟んでくれた紙は出国審査で使う。 これも大切に保管しておく必要がある。
さてこれで晴れてロシアに入国である。 ちなみにここの入国審査は家族でも一人一人別でやっていた。 なので嫁は次の順番。 とはいえ二人入っているパターンも見かけはしたので、別に一緒でも良かったのかもしれないが。

我々が入国審査を終えると、その後ろには並んでいる人はほとんどいなかった。 この時でだいたい10時半。 つまり10時半まで待ってフェリーから出てくれば並ばないで済むことになる。 忙しい時期だともう少し待たないといけないだろうけど。

サンクトペテルブルグ市内へのシャトルバスからホテルへ

入国審査をぬけるとちょろっとセキュリティーもあるがすぐに出口。 正面出口を出てすぐ左側に市内へのシャトルバス乗り場がある。 看板はシティーバスとかシャトルバスとか書いてあるけれど、どちらも同じバスのことだ。 ドアのすぐ近くにシティーバスの案内所があるのでそこで質問もできる。 彼らは綺麗な英語を話す。
シャトルバスはちょっと大きなバンという感じ。 特に荷台が狭くてベビーカーをばらす必要があった。 いや分解までは覚悟していたのだけど、タイヤまで分解する必要があったのは想定外。 それでも無事乗れたのでよかったが。 ちなみに運転手さんがベビーカーの分解を手伝ってくれたのだけど、彼は英語は話さなかった。 スパシーバくらい覚えておいた方が良いかもしれない。

聖イサアク大聖堂

シャトルバスはちょうどこの写真を撮っている私のあたりに止まる

古き良きヨーロッパ的な良い眺めの道を走り抜けて市街地まで。 シャトルバスは途中で止まらなかった。 終点のイサアク聖堂まで15分くらい。 途中の停留所で止めたい場合はどうするのかな。 別のシャトルに乗る必要があるのか、運転手にあらかじめ伝えておくのかどっちなんだろう。

Hotel Ekaterina

Hotel Ekaterinaの外観

イサアク聖堂からは歩いてHotel Ekaterinaへ。 エルミタージュ美術館の周りの公園や川沿いの眺めが良い道をのんびりと歩く。 ロシアの歩道はバリアフリーって感じではない。 ベビーカー連れには少し段差の多い町だ。 しかしそこまで苦労はせずにホテルまで到着。
ホテルもバリアフリーではなく階段がいくつか。 最初だけ少し苦労したけど、ホテルの従業員が部屋まで運ぶのを手伝ってくれた。 荷物をおいて授乳だけ済ませたら、さっそくエルミタージュ美術館へ向かう。 そういうわけであまりバリアフリー感がなかったので、ベビーカーは部屋に残し子供は抱っこ紐で連れていくことにした。

エルミタージュ美術館

さてメトロポリタン美術館・ルーブル美術館に続いて世界4大美術館の一つへ。

チケットを購入して入場

私たちはオンラインで前売りのチケットを買うか悩んだ末に買わずに訪問したのだった。 結果としては前売りを買わないでもまったく問題がなかった。 訪れたのはオフシーズンの平日の午後1時半。 ほとんど並ばずにチケットが入手できた。 お一人様700ルーブル。 ちなみにチケット売り場は広場方面から来た場合、中庭を通り過ぎて反対側から建物に入るとすぐにある。
チケットカウンターでチケットを購入したらクロークへ。 クロークは団体用と個人用があるので個人旅行なら個人用に向かう。 窓口がたくさんあるので空いているところに預ければ良い。 小さなバッグは中に持ち込めるが、リュックなどは預ける必要あり。 嫁のショルダーバッグは大丈夫だった。 身軽になったら一階にある入り口へ。 セキュリティーチェックとチケットの読み取り機を抜けて入場する。

エルミタージュ本館散策

エルミタージュ美術館 1917年から100年

ロシア革命からちょうど100年だそう

入り口を入ると正面に大階段がある。 しかしお昼を食べていなかったので、まずは腹ごしらえとエルミタージュ美術館のカフェに向かうことにした。 サンドイッチとケーキで昼食を終えたら、まずはヨーロッパ絵画などが集められている2階へ。
2階へ上がると1917年のロシア革命から100年の特別展示をしていた。 しかし今回のメインの目的は絵画なのでスルー。 2階の絵画コーナーから攻めることにする。 以下は簡単に見たものの羅列。

ダビンチのブノアの聖母

ダヴィンチコーナーはやっぱり人が多かった

レオナルドダヴィンチの二つの聖母像は有名なので、ちょっと時間をかけてみる。 特にリッタの聖母の赤ちゃんとはどこから見ても目があうというのが有名だそうなので、しばらく試してみた。 その他ルネッサンス絵画をたくさん。
またエルミタージュにはレンブラントが結構な数あるのでまとめて鑑賞。 他にもヨーロッパ絵画がたくさん。

黄金のからくり時計

からくり時計は残念ながら動いてなかった

エルミタージュ 剥製騎馬隊

エルミタージュの騎馬隊

エルミタージュ美術館は絵画以外の展示も結構有名。 黄金のからくり時計の動物たちや、なんだかじんわりと有名な騎馬隊の剥製。 他にはシルバーの加工品なども。

エルミタージュの豪華通路

豪華絢爛な通路

エルミタージュの綺麗な天井

美しい彩りの天井

それから豪華な装飾の通路。 その他にも綺麗な建築・天井画など色々。 エルミタージュでは建物を見ているだけでも時間がどんどん過ぎてしまう。 やっぱりエルミタージュは午後だけだと時間が足りなかったな。 今調べなおしていたら、結構重要な展示品も見逃していた。 再訪する必要あり。

エルミタージュの印象派の別館

エルミタージュ 印象派の別館

印象派の作品は綺麗な別館に収められている

エルミタージュの印象派はアレクサンドルの円柱のある広場を挟んで反対側の建物に収められている。 最初これに気づかず危うく主目的でもある印象派を逃すところであった。 ちなみに入り口は本館を背にして広場を向くと、中央よりやや左といったところ。 人の出入りが結構あるのでわかるでしょう。
こちらの棟には本館と同じチケットで入場できる。 こちらはチケット読み取り機を抜けてからクロークがある。 クロークから上写真の大階段とエレベータを乗り継いで4階までまず登った。

エルミタージュのモネ

モネはどこでも素敵

4階にモネをはじめとして、ルノワール・ゴッホ・セザンヌ・シスレーと一通り印象派が揃っている。 保護ガラスでちょっと反射が入ってたのが残念だけど、まあしょうがないのだろう。 4階だけだったら1時間とちょっとで抜けられるけど、2階と3階にも展示があるよう。 こちらもサンクトペテルブルグに戻ったらもう一度訪問したいところだ。

エルミタージュの夜景

エルミタージュは木曜日は6時まで。 外に出ると風が強くてとても寒くなっていた。 この寒さにさえ耐えられれば、エルミタージュの周りの夜景はとても綺麗。 しかし寒いので周囲の写真だけちょろっと撮って足早にホテルまで戻ったのだった。

ホテル・レストラン情報

Hotel Ekaterina(ホテル エカテリーナ) Millionnaya St, 10, St Petersburg

Hotel Ekaterinaの部屋

Hotels.comで予約して100ユーロ。 デラックスルームを予約。 しかし私たちがホテルに到着した時は、予定の部屋はまだ準備中だった。 授乳したいとのことを伝えると、準備が終わっていた別の部屋に入れてくれた。 なのでどのタイプの部屋になったのかは謎。
しかし部屋は広くて清潔。 シャワールームもとても清潔だった。 アメニティーも、コーヒー、チョコレートから歯ブラシ、スリッパまで一通り揃っていた。 ビールしか頼まなかったけど、ルームサービスも他の国よりはだいぶ安い値段でオーダーできる。 とても良いホテルだった。
問題点をあえてあげるなら、googleのレビューにもあったがシャワーの水温。 水圧の方は特に問題を感じなかったけど、水温が安定していなかった。 少しずつ熱くなったり冷たくなったり。 なのでシャワー中に水温レバーの微調整が必要だった。

昼食: エルミタージュ美術館のカフェ ☆☆☆

エルミタージュ美術館のカフェ

サーモンの乗ったサンドイッチが美味しかった。 ローストビーフのサンドイッチは普通。 エクレアやケーキはそこそこといったところ。 コーヒーは美味しかった。 値段は上の写真で980ルーブル。 サンクトペテルブルグとしては高いけど、美術館内という立地を考えたら問題なし。

夕食: Hotel Ekaterinaのレストラン ☆☆☆☆

ekaterinaのレストラン

ekaterinaのレストラン2

ekaterina_restaurant3

ホテルで夕食。 時期も時期なのでガラガラ。 だけど子供連れの私たちにはちょうど良かった。 ビーフストロガノフとホタテのソテーを注文。 両方丁寧に作ってあって美味しかった。 あと一番下の写真のようにパンのバターが数種類あって、これも美味しかった。 値段も結構したけど。 全部で75ユーロくらい。 いやワイン2杯とデザート、アイリッシュコーヒー付きだから別に高くないか。
このホテルに滞在しているなら10%割引も効くので、とてもオススメできる。

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海外旅行記・ヨーロッパ 〜サンクトペテルブルグへのフェリー旅

さてだいぶ陽も短くなってきた十月のフィンランド。 落ち込んでいく気持ちを盛り上げていくのも重要ということで、ロシアはサンクトペテルブルグへの小旅行を敢行することにした。

サンクトペテルブルグへのフェリー切符の購入

ロシアは日本人が旅行にビザを取らないといけない数少ない先進国の一つである。 しかしこのビザ取得をスキップできるルートがある。 フィンランドのヘルシンキからフェリーで行く往復旅行だ。

フェリーを運営しているのはロシアの会社のSt Peter Line。 どういうシステムかは知らないが、この会社のフェリーで往復チケットを購入して七十二時間以内のロシア滞在だとビザがいらないということ。 フェリーの中で入国・出国時間を調整するとサンクトペテルブルグ三泊ということも可能だそう。 普通は二泊までだろうけど。 基本的にはその時期に運航しているフェリーのスケジュールによるのだろう。
さてチケット購入はSt Peter LineのWebページから。 私たちは行きは水曜日の夜出発で木曜日の朝到着。 サンクトペテルブルグで一泊。 そして帰りは金曜日の夜出発、土曜日の朝到着という往復チケットを購入した。 この時期のヘルシンキからの往復航路で見つかったのは、このチケットだけだった。
2ベッドのBクラスの船室で往復164ユーロ。 ビザフリーの要件でバスツアーを一つ追加しないといけない。 これが一人25ユーロかかる(子供は半額)。 バスツアーといっても市内まで送ってくれるだけだが。 トータルの値段としてはストックホルム行きのtallink silja lineよりも安いけど、フェリーの中身はtallink silja lineの方が良いという前情報であった。
購入が済むとロシア語で色々と書かれた注意書きと、英語で日付・名前などが書かれたチケットがメールで送られて来る。 当日までに印刷して準備しておく。

フェリーでサンクトペテルブルグへ

st peter lineのフェリーターミナル

St Peter Lineのターミナルは若干古いT1

当日準備する必要があるのは、パスポート、滞在許可証、船のチケット、それからホテルの予約をプリントアウトしたもの。 タリンやストックホルム行きに比べるとしっかりと準備する必要がある。 しかし夜発のフェリーなので、のんびりと準備できるのが良いところ。 私は午前中仕事をしてからの旅行。
St Peter Lineのフェリーターミナル(T1)は、最近タリン行きで使ったEckerö Lineのターミナル(T2)の少し手前。 我々はKamppiの手前で乗り換えてトラムの7へ。 フェリーターミナル以外にはぱっとしたものがない方向だけど、トラム内には同じフェリー目的のたくさんの人。 Länsiterm T1で下車。

St Peter Lineへのチェックイン

st peter lineへのチェックインカウンター

1階のSt Peter Lineのチェックインカウンター

一階の奥にチェックインカウンターがある。 雑多にならんでいるのでわかりにくいが適当なラインへ並ぶ。 1グループあたり結構時間がかかるのでそれなりに余裕を持って来た方が良い。
順番が来たらチケット、パスポート、滞在許可証を見せる。 後重要なのはホテルの予約表。 ホテルの予約についてはその場でパソコンで確認をしていた。 しばらくすると、出発カード、到着カード、搭乗券を発行してくれる。 これらの書類はビザ代わりにもなるので大切に保管しておく。 それから免税店で100ユーロ購入したら10ユーロ割引してくれる券と簡単な地図をくれた。
チェックインが終わったら二階に上がり出国審査へ。 出国審査は先ほどもらったチケットとパスポート、そして滞在許可証を見せる。 何やら少しの間チェックしていたけれど無事通過できた。
それからしばらく通路を歩いてフェリーまで。 フェリーの入り口ではこれまでの船旅とは異なりセキュリティチェックがあった。 問題なく通過し部屋を目指した。

私たちは5時半にターミナル1に到着して、フェリーの部屋に入ったのが6時くらいであった。 このくらいの時間で間に合うのだけど、乗船したのは最後の方だったようだ。 余裕を持ちたい人はもう少し早めに来ても良いかも。

Princess Anastasiaの部屋

st peter lineのb2部屋

部屋は予定通り窓なしの2ベッドとシャワールーム(B2)。 しかし部屋は想定よりも通路が少し狭かった。 ベビーカーが奥(ベッドの間)まで入れなかったので部屋の出入りが少し大変だった。 入り口の近くに詰めて、ドアが閉められたから問題はなかったけど。
部屋は新しくはないけど、トイレも含めて十分清潔に掃除されている。 ベッドは固めだったので、結構寝心地が良かった。 また部屋の空調は自分でいじれる。 この時期だと空調なしだと少し寒いかな。

ヘルシンキからの出港

出港は午後7時。 10月の終わりだとこの時間はもう真っ暗。 こちらの港もEckerö Lineと同じく中心より南なので、出航してからはあまり見るものがない。 スオメンリンナを待とうかとも思ったけど、寒いし暗いしギブアップ。 6−8階からはデッキに出られる。 8階から上はデッキから登れるようだったけど、やっぱり寒いのでスキップした。 この日は悪天候の影響か結構フェリーが揺れていた。

Princess Anastasiaの設備

princess anastasiaのバー

ショー用の舞台のついたバー

比較的小さめだが一応クルーズ船なので娯楽施設は結構ある。
レストランは7階にブッフェに加えてイタリアンなど。 和食レストランがあると聞いていたのだけどなくなったようだ。 船内地図ではまだ寿司バーと表示されていたけれど、そこには何やら別のレストランがあった。
普通のバーに加えて、スポーツバー、ナイトクラブ、カラオケなどがある。 生ビールが一杯5ユーロくらいなので、ヘルシンキ市内よりは安いかな。 それからカジノやゲームーセンターなどもある。 あとはキッズルームがあるので、小さなお子様連れはそちらへ。
免税店でショッピングもできるが、例のごとく安いのはまとめ売りのビールくらい。 他のクルーズ船よりはだいぶ小さな免税店で、ビールも数種類くらいしか売っていなかった。

Princess Anastasiaでの食事

princess anastasiaのカフェ

夕食も朝食も6階のこのカフェで

船が揺れていた影響か子供が少しぐずっていたので買い食いに決定。 6階にサラダ、ラザニア、サンドイッチ、スープなどが買えるカフェがある。 私たちはサーモンサラダとラザニアを注文し、部屋にテイクアウト。 サラダは13ユーロだけど、大量のサーモンが入っていたし結構美味しかった。 ラザニアも同じくらいの値段で味もなかなかよし。
このフェリーのビュッフェは28ユーロだから、飲み物を考えるとビュッフェで食べても少し高いってくらいかな。
ちなみにビュッフェじゃないレストランは結構混んでいる。 レストランで食べる人はピークの時間だと少し待つ必要があるかもしれない。 夕食後は朝までのんびり就寝。

princess anastasiaのカフェ

朝食の時間には窓際の席にはロシアの街並みが

翌朝はのんびりと起き出し、同じカフェでコーヒーとドーナツ、マフィンを食べた。 全部で7ユーロ。 朝食もビュッフェがあるので、朝から食べる人には良い。

princess anastasiaからの下船

princess anastasiaのタラップ

Princess anastasiaはロシア側ではタラップを使用

フェリーが港へ到着したのは9時前後といたところ。 急ぎでない私たちは混雑を避ける為、身支度をのんびりとした。 そして9時半くらいにフェリーの出口へと向かう。
ピーク時間を避けたおかげか、フェリーの出口にはほとんど列はなし。 下船の前に搭乗券をスキャン。 これはフェリーに残っている人を確認するためかな。
フェリーの出口ドアをくぐると問題が一つ。 直接ターミナルにつながっているのではなく、港へと降りるタラップがそこに。 仕方がないのでベビーカーを担いでタラップを降りた。 タラップを降りたらロシアの入国審査がすぐそこなのだが、入国審査からは次の投稿で書くことにする。

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5. 海外旅行記・ヨーロッパ 〜タリンへの再訪

 

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海外旅行記・ヨーロッパ 〜ヘルシンキの世界遺産

というわけでやってきたのはヘルシンキの世界遺産スオメンリンナの要塞(Suomenlinna)。 フィンランドには6個の文化遺産があり、その中で一番アクセスの良い場所だ。 ちなみにフィンランドの自然遺産はスェーデンと分け合う群島の一つだけ。 時期はだいぶ寒くなってきた十月の半ば。 木々の黄色に染まった葉が陽光に映える美しい日であった。

スオメンリンナ

スオメンリンナの古建築の中から

スオメンリンナの要塞へのアクセス

スオメンリンナは非常にアクセスの良い世界遺産。 フィンランドの首都ヘルシンキの中心部から三十分もしないで到着できる。 私たちはヘルシンキへの移動時間がかかるのでもう少しかかったけれど。
さてまずはバス駅のKamppiでも電車の中央駅にでも良いがヘルシンキに移動する。 そしてトラムの2か7へ乗って海岸方向へ。 私たちが使ったトラム7だったらSenaatintori駅まで。 ただこの駅からだとフェリー乗り場まで少し遠い。 トラム7を使う場合は乗り換えに余裕があった方が良い。
とは行ってもフェリーは多い時で20分おき、少ない時でも40分おきくらいで出ている。 フェリー乗り場の回りは栄えているので、適当にコーヒーでもビールでも飲んでいればすぐだ。

スオメンリンナ行きのフェリー乗り場

スオメンリンナ行きのフェリー乗り場へ

フェリー乗り場はそんなにわかりやすくもないけれど、上の写真のような感じ。 青い看板が目印。 停まっているのは小さなフェリーだけど、見ればわかるとは思う。
さてこのフェリーだが、通勤などに使うHSLの生活フェリー。 なのでバス・トラムチケットと共通チケットなのだ。 一日チケットを持っていればもちろんだが、そこまでの移動にバス・トラムで来ていれば80分以内ならその普通チケットでも乗れるはずだ。 トラベルカードを持っているならば、スキャン用の読み取り機が2台ほど置かれている。 紙のチケットの場合はそのまま入っていけば良い。
他にフェリーチケットを往復で買うこともできるようだけど、前後で合わせてトラムなどを利用する場合はそれほどお得というわけでもなさそう。 あ、例のごとくベビーカー連れは無料である。 それから並んでいる場合はベビーカー専用のレーンもある。

スオメンリンナのフェリー乗り場

スオメンリンナのフェリー乗り場に到着

そんなこんなで時間になったらフェリーへと乗り込む。 フェリーの中には多くの観光客に合わせて普通の地元民も混ざっている。 フェリーからの眺めは良いといえば良いけど、ヘルシンキの市内が普通に眺められる感じ。 フェリーには室内の座席とデッキの座席がある。 短い船旅なので自由席だ。
トイレも付いている。 通勤フェリーの船としてはまあ綺麗な方なんじゃないだろうか。 カフェも付いているようだったけど、この時間は休業中。 通勤時間中とかだと営業しているのかな。

スオメンリンナからのフェリー

こちらは帰りのフェリーの船内

そんな感じで船内をチェックしていたら、すぐにスオメンリンナまで到着。 スオメンリンナまではたったの15分の船旅だ。 帰りのフェリーは別の船だったので、少なくとも2種類のフェリーが出ている模様。

スオメンリンナの散策

スオメンリンナのkmarket

スオメンリンナにはスーパーマーケットも

スオメンリンナに到着すると、車やバイクなどがいたら最初に降りていく。 そのあとはみんな一斉に降りて行く。 さてここで注意。 ここは普通に生活に使われている島でもあるので、結構メインの観光場所じゃない方に行く人もいるのだ。
私たちはなんとなく人々の後を追って右方向に歩いていったら、メインの要塞とは反対方向に歩いて行ってしまっていたのだ。 三十分ほど何もないあたりを散策したり子供に授乳したりした後で、ようやくそのことに気づいた私たちであった。 最初に橋を渡ったりしたら、メインの方向ではない。

フェリー乗り場の近くの教会

フェリー乗り場の近く。 教会の方に歩いてくれば正しい道。

そんなわけで戻ってきたスタート地点。 船を降りたら前にある建物をくぐり抜けるようにしてまっすぐ進んでいけば良い。 各所各所にスオメンリンナの先端までの距離を記してある看板がある。 フェリーからは1kmと少しといったところ。

フェリーから見たスオメンリンナ

こちらはストックホルム行きのフェリーから見たスオメンリンナ

スオメンリンナの先端、星型の要塞までは石畳の道を歩いて行くことになる。 メインの道はちょっとガタツクけどベビーカーでも問題なしの道だ。 私たちは少し急ぎ足で写真を撮りながら移動して三十分くらい。 ところどころに歴史的な建物や美しい木々が配置されている。

スオメンリンナのkings gate

スオメンリンナのkings gateにベビーカーと立つ

終点のあたりには王門(kings gate)と呼ばれる門があり、なかなか眺めが良い。 この辺りの要塞壁は登れるようになっているところが多いので、大きな子供を連れて行ったら楽しく暴れまわれることだろう。 だけど進入禁止のところもある。 私たちは交換でベビーカーを見合って、写真撮影をしたり周囲を簡単に散策したのだった。

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国内旅行記・山形 〜トトロと入る赤湯温泉

時折私の両親に誘われて参加する青春18切符を使って行く温泉旅行。 山形は赤湯温泉へ。 この時は台風の時期で日程調整に苦労したのがなんとなく記憶に残っている。

鈍行列車を乗り継いで山形は赤湯駅へ

鈍行列車で東北に行くのはかなり時間がかかるのだけど、栃木の北のあたりからは電車からの眺めも良いのでなかなか楽しめるローカル線の旅になる。 宇都宮線から東北本線に乗り換えて福島駅まで。 私たちは福島駅でお昼休憩。 福島駅からは山形線に乗って、米沢で乗り換えを挟んで赤湯まで行くことになる。
この山形線は新幹線と同じ区間を走っているのかな。 米沢駅などではホームに新幹線を見ることができた。 しかし走っている線路は森林の中だ。
この区間の途中にある峠駅はなかなか有名。 倉庫に入って行く様な独特な外見が特徴だ。 赤湯駅にたどり着くと割と普通のホームだけど、隣にちょっとした土産物屋さんが併設されている。

赤湯駅から烏帽子山八幡宮へ

赤湯温泉の近くの烏帽子山八幡宮の鳥居

継ぎ目なし石造り大鳥居

赤湯駅から赤湯温泉街の方へと歩いて行くと、左手に烏帽子山八幡宮というなかなか良い感じの神社がある。 この辺りは桜が多いので、桜の時期に良さそうな感じ。
階段をいくつか登って行くと、鳥居へとたどり着く。 この鳥居は継ぎ目なしの石造りの鳥居としては日本で一番大きいそうだ。 鳥居全部を一つの石から切り抜いたのかと最初は思ったのだけど、柱が一つの石からってことのよう。 さすがに全部は無理か。 その後はちょろっとお参りをして終了。 そんな感じで神社見学を終えて、もうしばらく歩いて行くと赤湯温泉街へとたどり着く。

上杉の御湯御殿守の温泉と食事

私たちが選んだ宿は上杉の御湯御殿守。 この宿は上杉家の別荘として使われてきた経緯があるそう。 しかしその辺りのあれこれは忘れてしまったので、他の方に任せるとしよう。
私がまず覚えてるのはこの宿は飲兵衛に良い宿であった。 まずチェックインの際に盃に注がれた日本酒が振舞われる。 これも確か上杉家の何かしらに所縁があったような気もしたが忘れてしまった。
また地元の赤白ワインのティスティングがフロントの近くに設置してあった。 こちらもなかなか美味しいワインで楽しむことができた。

上杉の御湯御殿守の中庭から

上杉の御湯御殿守の中庭から

私たちが泊まった部屋の方は割と普通の旅館といった感じの趣。 もちろん清潔で過ごしやすい部屋だったが。 立派なのは中庭など。 かなり手をかけて作り上げられている。 中庭にはスリッパを履き換えて出て行くことができ、結構な広さの庭を散歩することができる。 奥の方に行くと洞窟があったり、眺めの良い高台があったり。 色々と手が込んでいる。

御殿守中庭で

中庭でトトロ

御殿守お風呂場への案内

大浴場へトトロ

大浴場の近くの絵

大浴場の近くのトトロ

もう一つの特徴が上の写真の様にトトロが描かれていたり、置物があったりする。 その内の一つは実際に宮崎駿がこの宿を訪れた際のものだそうな。 いずれにしろトトロ好きにも良い温泉だ。 嫁を日本に呼んだら連れて行かないといけないな。

さてそんな温泉だが、泉質についてはちょっと失念してしまった。 だが露天風呂の種類が非常に多い。 入れ替えを合わせればかなりの数の風呂に入ることができる。 湯あたりしないように、一日で全部試すのは大変なくらいだ。 お風呂上がりにはソーダのサービスがあった。 それからマッサージチェアが結構気合の入った良いやつが置いてあったのを覚えている。

御殿守の夕食

牛がたっぷり御殿守の夕食

夕食は夕食会場で固定のメニュー。 プランによって夕食メニューは結構違うのかな。 我々は牛中心のメニュー。 メニューの説明が紙に書いてあったり芸がこまかい。 とても満足できる夕食であった。

翌日の朝食は上杉家が昔飢饉にそなえて、山菜やらを工夫して料理していたとかいう伝統料理の”かてもの”。 その味は普通に美味しかった。 見た目は派手じゃないけど、丁寧に作られていた印象。 写真は撮り忘れてしまったが。

それからもう一度温泉に入ってのんびりとしてから帰路へついたのだった。 帰路での寄り道は米沢の電車の待ち時間にお昼を食べたくらい。
そうそう後は青春18の旅だったのだけど、台風で電車が止まってしまい福島駅からは新幹線を使ったのだった。 新幹線に乗り換える場合は、路線料金も含めて買い直さないといけない。 台風だからしょうがないのだけど、ちょっと損をした気分になってしまったものだ。

レストラン情報

生そば・お食事処 松月庵 (福島駅) ☆☆☆

福島駅のお蕎麦やさん松月庵

福島駅の構内、とは言っても改札の外。 立ち食いだけど生そばが食べられるということで有名なお店。 しかし私たちは立食いじゃなくて、座れる方のお店に入った。 お蕎麦は美味しかったし他のメニューも美味しかった。 よく知らない有名人の色紙が並ぶ。 福島駅にちょうどお昼時に立ち寄ったらもう一度食べると思う感じ。

まるぶん (米沢駅) ☆☆☆

米沢駅近くのまるぶん

米沢駅を出てすぐにある牛屋さん。 値段もさほど高くなく美味しかったけど牛丼は牛丼といった印象。

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海外旅行記・中国 〜上に天国あり、下に蘇州・杭州あり

というわけで中国は杭州。 州とついているけど、区分的には市といったところか。 ことわざの「上有天堂、下有蘇杭」のイメージで行くととても綺麗な田舎の風景をイメージしてたんだけど、なかなかの大都市的景観である。 ていうか中国は真面目に田舎に行くなど、観光用の場所じゃないと人が多すぎて建物が上に伸びている印象がある。
いずれにしろ杭州は人口1000万の大都市である。 いくつか訪れた観光できそうな場所とレストランの紹介をしてみたい。

西湖

杭州の観光地としてまず上がるのは西湖であろう。 というか他にあまり行くところがない。 いや住んでれば行くところはたくさんあるのだけど、海外旅行の行き先としてはちょっとインパクトにかける感じ。 西湖はそんな杭州の中で頑張っている観光地。

杭州の西湖

西湖の湖心島にて

何をするかといったらまずはボートで中心の島(湖心島)へ行くと良い。 値段は一人6$くらい。 ちなみにもう一つ島があるらしいけど私は行ったことがない。 湖心島の周りにはいくつか観光名所になっているところがある。 小さな島なので、ぐるっと回っても20分くらいかな。 真ん中にお寺みたいな建物がある。
帰りのボートは同じ発着場に行けば良いのだけど、行き先がいくつかあるので注意。 私たちは別の発着場に到着してしまったので、車までしばらく歩かないといけなかった。

外縁に戻ったら西湖一周するのも良い。 いくつか有名な橋などがあり、それぞれにエピソードがある。 西湖一周するには、歩道をゆっくり走っているオープンカーみたいなのがあるのでそれに乗る。 嫁が言うには乗る方はヒッチハイクじゃないけど、呼び止めれば乗せてくれるそう。 我々が行った時は結構人気で、空いている車を見つけるまでに結構時間がかかった。
乗る時に降りる場所を伝えてチケットの購入をすることになる。 一区間乗ると大体一人1.5$、一周ぐるっと乗ると10$くらい。 なので中国語が喋れないとちょっと難しいかもしれない。 一応大都市だから英語通じるかもしれないけど、中国の観光地はさほど英語を喋らない印象。 まあ地図でも見せながら交渉すればなんとかなるか。

西湖の音楽噴水

綺麗な音楽とライトアップが楽しめる西湖の噴水

あと夕暮れになると噴水のライトアップショーがある。 三公園の近くで15分のショー。 普通は7時と8時の2回だそうだが、もうちょっと多くやる日もあるようだ。 西湖のMusic Fountainでググれば情報が出てくる。

ショッピングモール(万象城)

杭州の巨大ショッピングモール。 ブランドショップがたくさん入っている。 ブランドものは普通に高い。 アイススケートリンク、映画館をはじめとして色々遊ぶところがある。 レストランやカフェなども多いので、ゆっくり買い物や食事などができる。

レストラン情報

西湖春天 ☆☆☆

西湖すぐ近くのレストラン。 杭州料理ではなく、広東料理。 小皿でちょこちょこ頼んでいく感じ。 ドリアンを揚げたデザート(榴莲酥)がとても美味しかった。 あとはローストした鳩(烤乳鸽)が有名。 だけど特別美味しいというわけではない。 トイレが綺麗。

唐宫 ☆☆☆

ショッピングモール万象城の中にあるレストラン。 なぜだかどのレストランもえらい混んでた日だったけど、比較的少ない待ち時間で入れた広東料理。 料理は普通に美味しかった感じ。 特に印象には残っていない。

杭州の旅行TIPS

*杭州東駅の新幹線は外国人が切符購入できる窓口が限られている。 なのでめちゃくちゃ並んでいて時間がかかる時がある。 先に切符を購入していない場合は時間に余裕を持って行く必要あり。 中国は地下鉄・長距離バス・新幹線とどこでもセキュリティーチェックがあるので、そちらも少し時間がかかる。 トイレは新しいわりにはそんなに綺麗じゃない。

*路線バスを使いたかったら、乗る時に先払いして乗る。 私が乗った時は2元だったかな。

黄山行きの長距離バスが出ている。 バス駅のトイレは、結構すごい。

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海外旅行記・アメリカ東部 〜シカゴのホテル・レストラン

最近シカゴで旅行した時の観光名所についての投稿を書いた。 この投稿ではその旅行で使ったシカゴのホテルとレストランについて書きたい。

ホテル情報

Hilton Garden Inn Chicago/North Loop 

こざっぱりとした感じのホテル。 部屋の中はとても清潔だし、フロントの感じも良くてとても好印象。 ちょっと狭いのはシカゴなのでしょうがない。 駐車場は高いので、車の場合は近くのセルフパーキングに行った方が良い。

レストラン情報

Shree Restaurant ☆☆☆

シカゴのshree_restaurant

APSの近くのインド料理屋。 味は文句なしに美味しかったんだけど、店員がなぜか注文を通すのを忘れる。 ビールを飲み終わってしばらくしたところで、確認したらまだ作り始めてもいなかった。 しょうがないので、そのまま待っていたら料理はとても美味しかった。 写真下部のドサも、上のほうれん草カレーも秀逸。 確かベジタリアンレストランだったかな。 という感じで星4つつけたいけど、遅刻分星3つ。

Triple Crown Restaurant ☆☆☆☆

チャイナタウンのdimusumレストラン。 確か適当に取って行く形式ではなく、紙に書いてオーダーするタイプだったはず。 味は問題なく美味しかった。 良く頼むエッグタルトがちょっと好みの味から外れていたので星4つということで。

The Purple Pig ☆☆☆☆☆

シカゴpurple pigのおまけデザート

トリビューンタワーの斜め前。 ちょっとわかりにくいけどノースミシガンアベニューから、テラス席が見えるはず。 googleだとアメリカ料理店だそう。 だけどかなり色々とバラエティーのある食事ができてよい感じのレストランだった。 店員さんも感じが良かったし。 近くにいればかなりおすすめできるレストラン。 たまたまこの時だけかもしれないが、ノースミシガンアベニューが若干治安が悪そうな感じになってたのが少し残念。

MingHin Cuisine ☆☆☆

シカゴの街中でdimsum

早めの昼ごはんという感じの時間に尋ねた。 この旅のdimsumの二店目。 普通に美味しかったけど、中華街の方がレベルが高かった。 ただアクセスはとてもよいので、シカゴの街中で小皿中華が食べたいなと思ったらとても良いレストランだと思う。

Lou Malnati’s Pizzeria ☆☆☆

シカゴピザを試そうと入ったお店。 結構小さめのサイズでも頼めたはず。 美味しかったけど、まあ1回でよいかな。 一緒に頼んだ普通のピザの方が好きだった。 でも1回は食べるとよいと思う。

Wildberry Pancakes & Cafe ☆☆☆

シカゴのWildberry Pancakes & Cafe

パンケーキが有名なお店。 朝食にトライ。 朝食だというのに並ぶ必要がある。 受付に名前を言って、後で呼ばれるシステムだったけ。 ちょっと自信なし。 嫁はパンケーキを頼んでいたが、かなり甘そうだった。 私はオムレツみたいな朝食で結構美味しかった。 隣の席が日本から来たOL二人組って感じだったのを覚えている。

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海外旅行記・アメリカ東部 〜のんびりシカゴで二泊三日

嫁のAdvanced Photon Sorces(APS)での放射光の実験を手伝った後、打ち上げがてらシカゴに行くことにした時のお話。   APSからシカゴは車で一時間ほど。 そういう意味ではAPSは都会が近い良い職場だ。 APSの周り自体は自然豊かな場所だし。 良いポジション空いてないかな。
この投稿では旅程に沿って観光地について書いていき、レストランとホテルについては別投稿にまとめる。

一日目 シカゴの中華街からウィリスタワーへ

ハイウェイを降りてまず向かったのはシカゴの中華街。 旅行中にひとつはdimsumを挟むのが私たちの習慣。 中華街の辺りは結構細い道がごちゃついていて、運転が大変だった。
最初は目当てのdimsum屋さんの近くで、中華街の中に駐車できるとこを探していたのだ。 狭いスペースに頑張って縦列駐車してみたが、 停めた後にそこの駐車は特別許可が必要という看板に気付く。 他に駐車できそうなところも見付からなかったので、中華街の中は諦めて外に出ることにしたのだった。
すると実は中華街のすぐ外に中華街専用の巨大な駐車場があった。 観光で来た人は最初からこの駐車場を目指した方が分かりやすくて良いと思う。 この駐車場から中華街の入り口までは50mほどだ。 dimsumの詳細は別投稿で。

dimsumを済ませた後はシカゴのダウンタウンまでドライブ。 ちょっと街中の運転はドキドキしたが、何の問題もなく順調。 予約しておいた駐車場へと駐車し、ヒルトンガーデンインへとチェックインしたのだった。
シカゴのホテルは駐車場がべらぼうに高い。 ダウンタウンの辺りにいくつか駐車場があるので、そこまで自分で停めにいった方がだいぶ安くなる。 Wabash-Randolph Self Parkが私たちの使った駐車場。 二日で50$くらいだったかと。 少し狭いけど問題なく駐車ができた。

シカゴのKidney bean

シカゴの高層ビルとkidney beanに映る高層ビル

荷物をホテルにおいたらさっそく観光。 まずはシカゴの公園を少し散策。  名物のkidney beanをのぞいたり。 Kidney beanのあたりからはシカゴの高層ビル群が綺麗に見えて良い。

シカゴのウィリスタワー

ウィリスタワーの写真撮影用の飛び出たガラス空間

この日のメインはシカゴ一高いウィリスタワーで、日の入りと夜景の鑑賞。 先にオンラインで購入しておいたチケットを見せて入場。 この日は混んでいなかったので、全く並ばず入ることができた。 ちょろっとシカゴタワーの歴史みたいな映像を見てからエレベーターに向かう。 エレベーターも来たのにそのまま乗れるくらい空いていた。
エレベーターを上がるとシカゴの市街地を一望できる。 この手のタワーによくあるガラス張りの透明な床が二箇所あるので写真撮影に良い。 さずがにそこは少しだけ並んでいた。

シカゴの夜景

ウィリスタワーからのシカゴの夜景

そんなことをしたり買い物をしたりなどして日の入りを待つ。 この日の日の入りは普通。 どちらかというとそのあとの夜景の方が印象的だった。 最近だと札幌の夜景がとても綺麗だったけどシカゴの夜景もなかなか。 アメリカの夜景は暖色であったかい感じ。
その後は一旦ホテルに戻ってから、夕食を食べに出直したのであった。

二日目・三日目 シカゴ美術館とシカゴピザ

シカゴのトランプタワー

シカゴのトランプタワー・・・この時は彼が大統領になるとは思わず

この日はホテルでのんびりとおきだして、ホテルの周りを散策。 私たちの地元では目にかからなかったpeet’s coffeeのエスプレッソで朝のスタート。 ちなみにアメリカのスーパーで売ってるコーヒー豆だとpeet’s coffeeが一番優秀だと思う。 苦いコーヒーが好きだったら。 スターバックスの豆も悪くないけど。

シカゴのミシガン湖

ミシガン湖からの高層ビル群

続けて街中を散策してから二日連続のdimsum。 シカゴのミシガン湖沿いの公園を散策したのだった。 現地住民にならって湖に足を突っ込んで休憩。 この辺りはとても綺麗に整備されている。 シカゴに住んでいたら通う感じの場所だ。

シカゴ美術館の特設展

シカゴ美術館の特設展はゴッホの寝室だった

公園をうろちょろした後は、シカゴの美術館を訪れたのだった。 シカゴの美術館は印象派好きの嫁のおすすめだったのだ。 期待していた通り良い品揃えの美術館であった。 また特設展もゴッホの寝室特集。 何点かあるゴッホの寝室が大集合していた。
美術館を一通り探索した後は、シカゴピザで夕食。 その後はホテルまでゆっくりと歩いて帰りつつ、シカゴの川の橋の上から日の入りを狙ったのであった。

シカゴ郊外の風力発電

シカゴのあたりは風が強いのか郊外に風力発電がある

最終日は朝から最近有名らしいパンケーキ屋さんで朝食。 私はオムレツセットみたいの、嫁はパンケーキをオーダー。 両方それなりに美味しかったけど、アメリカのパンケーキは少し甘すぎるかな。 そのあとはチェックアウトして、駐車場から車を回収。 テネシーまで8時間ドライブに出発したのであった。

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2. 海外旅行記・アメリカ東部 〜シカゴのホテル・レストラン

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海外旅行記・ヨーロッパ 〜タリンへの再訪

ヘルシンキからフェリーでたったの二、三時間とアクセスの良いタリン。 前回の訪問では綺麗な街並みや、安くて美味しいレストランなど存分に楽しむことができた。 いつかまた訪れることがあるだろうなとは思っていたのだけど、そのチャンスが随分と早く訪れることになった。
このたび我々のサイエンスプロジェクトのオーストラリアの共同研究者が、フィンランドの研究所まで訪問してくれることになった。 そこで歓迎と親善を兼ねて、近場のタリンへと小旅行をすることになったのである。

ヘルシンキからタリンへのフェリー

前回使ったLinda Lineの高速船も早くてよかったのだけど、今回はphdの学生のオススメだったEckerö LineのFinlandia。 タリンまでの短い航路ではあるけれど、なかなか豪華な感じの客船だ。 スェーデンに行くのに使ったTallink Silja Lineをちょっとスケールダウンした感じ。 一日二往復しているそう。
チケットはボスがまとめ買いしておいてくれたのだけど、往復で一人40ユーロくらい。 プラスで荷物置き用にキャビンをとった。

Eckerö LineのフェリーはWest Harbor Terminal T2から。 トラムの6Tか7を使ってLänsiterm. T2駅まで。 ちょっと普段行かない方なので、間違えないように注意が必要。
一度トラムに乗ってしまえば同じ目的の人がたくさんいるので、降りる駅は簡単。 たぶん終点だったかな。
トラムを降りたら人並みに飲まれながらフェリーターミナルの入り口を目指す。 このフェリーターミナルは新しいようでかなり綺麗。

Eckero Lineの有人カウンター

Eckerö Lineの有人カウンターは少し並んでいる

ターミナルに入ると有人カウンターと自動チェックイン機がある。 有人でも良いけど、自動チェックイン機でも簡単に一瞬でチケットが発行できる。 ちなみにチェックインカウンターの周りには綺麗なトイレがある。
自動のチケット読み取り機を超えて数分歩くと乗船場所までたどり着く。 チケット読み取りはヘルシンキ側はバーコードが下向き。 一方帰りのタリンからのフェリーでは、バーコードを上向きにして読み取るというなかなか困惑させてくれるシステムだった。

ライブ音楽の聞けるシート

船前方のバーではライブ音楽が楽しめる

キャビンや有料席を抑えている場合はまずそちらへ。 そうでない場合は、良い席は早い者勝ちなので眺めの良い席などが取りたければ急ぐ必要がある。 バーの席などは場所によっては1オーダーが必要なよう。 我々が開いてるからと座っていたら何か頼んでとバーのお兄さんに言われた。
ちなみにキャビンの部屋は普通の船室といった外観。 ベッドもあるけど三時間寝るためにキャビンを取る人はレアかもしれない。
出港時だけちょっとデッキに出てヘルシンキを眺めて見たりしたけど、この航路からの眺めは普通。 tallink silja lineのストックホルム行きの方がヘルシンキの街並みや綺麗な島々を見ることができて良い。
出航後はバーに戻って朝からビールを飲みながら雑談。 あっという間の二時間半であった。 あ、無料Wi-Fiが利用可能だ。

ちなみにフェリーの中の物価はタリンから考えるとなかなかお高くヘルシンキからだと普通。 いくつか例を挙げておくと、コーヒー2.2ユーロ。 クロワッサンなどパン2.5ユーロ。 ビールは5ユーロくらい。 バーで頼んだカクテルは8ユーロだった。

九月末のタリン

前回のLinda Lineとは結構離れたフェリーポートに到着。 Linda Lineでは船を出たらすでにタリン上陸という感じだったけど、Eckerö Lineではランダムだけど入国審査があるなど少しだけフェリーポートで時間がかかる。 そんなランダムチェックになぜか引っかかる私たち。 一人ずつパスポートとフェリーの乗船券を見せる必要があった。 なのでフェリーの乗船券とパスポートはすぐ出せる位置にしまっておくと良い。

タリンの旧市街手前の通り

タリンは旧市街の外も結構オシャレ

さてこのEckerö Lineのフェリーポートから旧市街に向かって歩く20分ほどの道がなかなかオシャレで良い感じ。 前回はこの辺りは通らなかったので、ゆっくりと写真撮影などをしながら旧市街を目指した。

閑散としたラエコヤ広場

閑散とした金曜朝のラエコヤ広場

到着した旧市街。 結構ゴミゴミしていた七月のタリン旅行に比べると、今回のタリンは観光客がとても少なかった。 ついでに出店などの数もだいぶ少なくて、夏の観光シーズンに比べたらとても落ち着いた感じ。 私はむしろこちらの方が落ち着いていて好感が持てた。
旧市街についたところですでにお昼時間になっていたので、まずは昼食から済ませることにした。 レストランはMunga Kelder。 詳細は投稿下部に。

タリン旧市街プラットフォームへの途中

タリンのプラットフォームへ登る途中

昼食後はタリンの旧市街を抜けてプラットフォームに上がり記念撮影。 上の写真に写る壁。 階段を登ると上に行けて、そこがカフェになっている。 今回はスキップしたけど、次は試して見たいカフェだ。
プラットフォームからの眺めは相変わらずよかったけど、あまり緑豊かな町ではないのでこの秋口の季節感はあまり感じなかった。

プラットフォームから降りたら、旧市街を出てカフェ(CARMEN CAFE)で休憩。 このカフェは旧市街を出たところにある。 その後はタリンのショッピングモールを何箇所か回るものの特に何も買わず。

タリンからヘルシンキへのフェリー

タリンの上の夕陽

タリン市街地に沈もうかという夕陽

地平線の雲に切られた太陽

水平線の雲に区切られた日の入り時の太陽

Finlandiaのヘルシンキ行きは6時半出航。 九月二十九日のこの日は少し出航が遅れていたけど、ちょうど日の入り少し前くらいの時間。 私は出航に合わせてデッキに出て日の入りの写真撮影に挑戦。 しかし日の出日の入りはカメラの写真だとなかなか良いものを取るのは難しい。 結構強風だったので寒かった。 あと1、2週間くらい経つとタリンに沈んで行く夕陽が撮影できるのかな。

フェリーのカフェテリアのチキンフィレ

その後はカフェテリアにて夕食。 24ユーロくらいのビュッフェも考えたのだけど、飲み物一杯と上のチキンフィレで15ユーロくらいだし結構美味しい。 特にお腹が減ってなければカフェテリアで十分かも。
その後はバーで一杯やりつつフィンランド語のライブ音楽を楽しみながら残りの時間を過ごした。 ちなみにカラオケもある。 お客さんの前の舞台で歌う形式のやつだけど。

ヘルシンキに到着したのは9時ちょっと過ぎ。 私は帰りは友達の車に同乗させてもらったのだけど、トラムはかなり混雑しているようだった。 フェリーは早めに降りるか、しばらくゆっくりしてのんびり出るかのどちらかの方がよいかもしれない。

レストラン情報

Munga Kelder ☆☆☆

Munga Kelderのラム

カトリーナ通りの入り口(出口?)にあるレストラン。 地下にある。 赤ワインとラムのローストを注文。 普通に美味しかったけど、前回のタリンのレストランVon Krahli Aedの方が美味しかった。 ちなみにトイレが入り口すぐのところにあるのだけど、暗い上にドアについた男女の絵がわかりにくくて間違えそうになった。 レストラン入り口から遠い方が男性用である。

CARMEN CAFE ☆☆☆☆

タリンのカフェ(CARMEN CAFE)

タリンの旧市街を出て少し歩いたところにあるカフェ。 ケーキは少し甘かったけどなかなか手が混んでいる。 コーヒーは待ち時間が長かったけど、その分香りが良く美味しいコーヒーだった。 テラス席に座るととても眺めが良い。 その他軽食なども売っている。

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1.  海外旅行記のまとめ

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3. 海外旅行期・ヨーロッパ 〜ヘルシンキ・ストックホルム間フェリー

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海外旅行記・中国 〜上海のレストランとホテル

この投稿では上海のホテルとレストランについて書きたい。 基本的にホテルもレストランも探せばコストパフォーマンスが良いところが見つかる感じ。 その一方で高めのレストランなどはしっかり高かったりもする。

レストラン・ホテル情報

上海のホテル

大衆空港賓館(DAZHONG AIRPORT HOTEL)

上海浦東国際空港の空港ホテル。 北舘と南館がある。 南館は何やらおしゃれな感じ。 北舘は割と普通のビジネスホテルという感じ。 大体100ドルくらい。 なぜだか予約しないで直接行くと安くなることがあるホテル。 まあ空港ホテルを予約しないのは結構チャレンジングだけども。

錦江之星 上海浦东机场镇川南奉公路店(Jinjiang Inn Shanghai)

チェーンホテル。 空港の近くに何個かあってそのうちの一つを利用。
ホテル自体は清潔でよかったのだけど、ちょっと空港から遠目(地下鉄3駅くらい外れ)のホテルだったのでアクセスが少し大変だった。 一度最寄りの地下鉄の駅から行こうとしたのだけど、周りに何もない駅で中国人の嫁もちょっと日和ってた。 結局空港までいってホテルの人にピックアップしてもらった。 翌日朝はホテルのシャトルバスで空港まで。
35ドルくらいでコストパフォーマンスはとてもよかったけど、嫁がいなかったら使わないなとも思う。

上海裕景大飯店 (イートンホテル)

上海の高層ビルが並ぶ開発エリアの側の高級ホテル。 五つ星ホテルにふさわしい内装。 見通しの良い窓がついた広いバスルームがとてもよかった。 その割に100ドルくらいだったかな。 次の日の予定していた豫園にもそれなり近かったので立地もそこそこ。

外滩和颐酒店 (Waitan Heyi Hotel)

部屋はちょっと狭かったけど、おしゃれで良い感じのホテルだった。 外灘、南京路近くで立地よし。 だいたい60ドルくらいなのでコストパフォーマンス良し。

上海のレストラン

小杨生煎

チェーンの焼き包子屋さん。 コストパフォーマンスがとっても良い。 確か4個で100円とかだったと思う。 スープが中にたくさん入っていて美味しい。 けどやけど注意。

南翔饅頭店

結構いろんなところにある。 観光の投稿の方に書いたけど、私たちは豫園のレストランで食べた。 南京路のレストランでも食べた。 普通に美味しいけど、結構良い値段がする。

意味軒意大利餐庁

なぜか上海で入ったイタリアン。 予約してなかったのだけど、早めの時間だったので窓際の席に案内してくれた。
リッツ・カールトンビルの52階なので、眺めがとても良い。 早い時間だったので完全に夜景ではなかったけど、ライトアップした東方明珠電視塔などが見える。 夜景を眺めながらのんびりと食べるのには良い。 私たちはナイトクルーズが控えていたので駆け足だったけど。
ちなみに味も結構美味しかった。 ワイン、前菜、ステーキ、ピザとデザートを注文。 ステーキは普通だったかな。 お値段は結構する、250ドルくらいだったかな。 ちなみにちなみにリッツ・カールトンのトイレはとても豪華。

張生記(正大广场店)

結構見かけるチェーンレストラン。 確か杭州料理のお店。 お値段が結構安い割に味はとても美味しかった。 中国で中華料理を食べるとだいたいコストパフォーマンスが良いけど。

ケンタッキーフライドチキン(KFC)

中国はKFCが多い。 KFCのエッグタルトがとても美味しいので、中国でKFC見かけると入りたくなる。

和民

上海で和民。 何店舗かあるみたい。 中国で和食と生ビールがやりたくなったら。 日本語ペラペラの中国人友人と嫁と訪問。 普通に美味しかった。

 

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海外旅行記のまとめ

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海外旅行記・中国 〜上海の観光名所を巡る

今回は中国で経済的にはナンバー1と言って良いであろう大都市上海について書きたい。 実は上海を目的地として観光にいったことはないのだ。 しかし日本と中国の杭州を行き来するのには上海経由が便利。 というわけで経由ついでに何度か観光をしたので、その時訪れた観光名所について書きたい。 レストラン・ホテル情報は別投稿にまとめる。

リニアモーターカー

上海のリニアモーターカー

上海のリニア

最初に上海経由した時に空港へ移動するのに利用。 商業利用している数少ないリニアモーターカーの一つなので、ネタとしては面白いが地下鉄より運賃が高い(〜8$)。 浦東空港には地下鉄で行っても大した時間がかからない。
しかし最高速度は300km/hまでしか上げていなかった。 新幹線の方が早い。 今調べて見たら時間によっては430km/hまで上げているようだ。

南京路

上海の繁華街。 地下鉄の駅があるのでアクセスが良い。 たくさんのショッピング用のお店やら、レストランがある。 日本からのお店では吉野家があって、なぜかソフトクリームを食べたのを覚えている。 観光客向けのお店もたくさんあるので、お土産を買っている人もいる。
とはいえまあ普通の繁華街。 渋谷のセンター街に観光で行く感覚で観光はできるだろうけど。 美味しい焼き包子のお店がある。

外灘

外灘から眺めた対岸

外灘側から眺めた対岸

南京路を抜けてそのまま川まで歩いて行くとある。 西洋建築の建物が並んでいて荘厳な眺めである。 川の反対側を見渡すと、高層建築の建物がずらっと並んでいるので上海の今昔を楽しめる。
川沿いは公園の様に整備されているので、ぶらぶら歩いて回ったり写真撮影をしたりしてると結構時間が経っていたりする。 初回に上海を訪ねた時は半日しか時間がなかったので、地下鉄で南京路に行ってそれから外灘まで歩いてぶらぶらしてたら夕食の時間になっていた。

豫園

上海の豫園

豫園の中庭

こちらは二度目の上海経由をした時の観光。 上海で一泊して朝から豫園へと素人タクシーアプリ滴滴で向かった。 話は変わるが最近どの国に行ってもこの手の素人タクシー会社がある気がする。 フランスもあった。 日本は法律上ダメなのかな?
話を戻すと豫園は良い感じの古い庭園だ。 結構綺麗に管理されているし、そこまで人も多くない。 入場料はかかるが(〜7$)時間があるなら是非訪れてみると良い。
豫園の周りには大量のお土産屋さんやちょっとした食べ物の屋台がたくさんある。 適当な屋台でチキン棒みたいのを買い食いしたら結構美味しかった。

豫園の周りでご飯を食べようと思うと、小籠包の南翔饅頭店が有名。 私たちは2階のレストランに入った。 饅頭にストローをさして中の汁を飲むメニューが最近は名物らしい。 小籠包も普通に美味しかったけどちょっと高い。 嫁の地元の小籠包屋とかでも安くて結構美味しいので、旅行なら良いけど住んでたら行くか悩むところ。
ちなみに1階でテイクアウトを買って外で食べるならだいぶ安いようだ。 あと2階よりもう少し高級レストランになっている店舗もあるよう。 目的に合わせて店舗を選ぶと良い。 私が次にもう一度行くとしたら1階を選ぶ。

東方明珠電視塔

東方明珠電視塔から

東方明珠電視塔の透明床を通した眺め

三度目の上海経由観光。 まだ登っていなかったテレビ塔に行って見ることにした。
地下鉄で最寄り駅まで移動。 地下鉄を降りたらランドアバウトの上の歩道橋を歩いてタワーの近くまで。 入り口のゲート近くにチケット売り場がある。 私たちは夜のクルーズと合わせてチケットを購入した(〜25$)。
ゲートを通ると塔はすぐそこ。 入り口を潜ると確かセキュリティーチェックがあったような。 セキュリティーを抜けると高層階(上球)へ向かうエレベータへの列に並ぶことになる。 私が行った時はそんなに混んでいなかったので、10分くらいでエレベータに乗れたかと思う。
エレベータを上がると上海をぐるっと一望できる展望台がある。 この手のタワーのお約束、下が見えるガラス張りの通路もある。 さらにもう一つ上の階層があるのだけど別料金。

黄浦江のナイトクルーズ

上海ナイトクルーズ

上海ナイトクルーズの東方明珠電視塔側

上海ナイトクルーズ外灘側

上海ナイトクルーズ外灘側

上海の黄浦江のナイトクルーズ。 東方明珠電視塔から歩いて10分もしないあたりに船着場がある。 上海の夜景を船の上から楽しめる。 東方明珠電視塔とセットのチケットだと安い席なので、中に座っているとそんなに見晴らしが良いわけではない。 しかし外や窓際に行けば十分上海の夜景が楽しめる。

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