海外旅行記・グランドサークル 〜立ち寄りスポットと豆情報

グランドサークルシリーズは、この投稿で一休み。 グランドサークルは是非とももう一度訪れたい場所なので、その時にはこのシリーズも再開したいと思う。 このひとまず最後の投稿では、ちょっと立ち寄った場所・ポイントや、良かったホテル・レストランなどを記していきたい。

〜ドライブだけでテンションが上がるグランドサークル〜

他に何もない荒野を突っ走るのはとても気持ちが良い。

絶景の中をゆっくりとドライブするのもまた良し。

白い雲と青い空の下、砂道を疾走するのも面白い。

グランドサークルには素晴らしいドライブコースが揃っている。

 

〜ほっとする普通の観光地・レイクパウエル〜

日の入り時のレイクパウエル

日の入り時のレイクパウエル

レイクパウエルはアリゾナ州ページからすぐの綺麗な湖、リゾート地になっている。 クルージングなどしてみたり、のんびり休憩を1日挟むのも悪くないかもしれない。 私たちは湖そばの眺めの良いレストランでディナーを食べただけだが。 眺めはとても良く、味はそこそこだったかな。

〜砂漠の日の入り・コーラルピンク砂丘州立公園〜

コーラルピンク砂丘州立公園

コーラルピンク砂丘州立公園の日の入り

予定にはなかったが、時間があったので立ち寄った州立公園。 ユタ州カナブ(kanab)にて日の入りまで一時間ほど。 日の入りが綺麗に見える近くの場所をウェブでサーチした結果見つかったのがコーラルピンク砂丘州立公園(coral pink sand dunes state park)であった。 カナブからは車で30分ほどの距離。 到着するころには、太陽はちょうど地平線の木々の中に隠れ出すところであった。 そんな時間なので職員さんはもう帰ってるかなと思いきや、しっかりと入場料を払う必要があった(夕方だったので3ドルくらい)。 せっかくなので日の入りの写真を撮った後も、残りの明かりで砂の上で二人しばらく遊んでいた。

コーラルピンク砂丘州立公園

コーラルピンク砂丘州立公園・日の入り後

ちなみに帰り道では暗闇の中で、大量の牛さんたちが道路を塞いでいた。 ここに限らずだが、夜間は動物注意である。

コーラルピンク砂丘の牛

コーラルピンク砂丘の牛

美味しかったレストラン情報

Thai sapa(ザイオン国立公園)

ドランクンヌードルの味付けがとても良かった。 グリーンカレーも美味しかった。

Szechuan restaurant(モアブ)

ナスの炒め物が美味しかったかな。

良かったホテル情報

Best western plus canyonlands inn(モアブ)

部屋はきれい。 朝食のブッフェもいろいろ選択肢があって良かった。

the view hotel(モニュメントバレー)

何よりもバルコニーからの眺め、日の出が最高。

Grand Circle Bed & Breakfast(カナブ)

B&B。 綺麗な部屋と大きなバス。 朝食がとても美味しかった。

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海外旅行記・グランドサークル 〜西部の荒野モニュメントバレー

多くの人が西部劇という言葉でイメージする景観というのは、ここモニュメントバレーなのではないだろうか。 果てしない荒野と、メサ・ビュートと呼ばれる大岩のオブジェが独特の景観を作り出している。 私たちのグランドサークルの旅の二つ目の目的地であった。

モニュメントバレーへのアクセスとビューホテル

ビューホテルからのモニュメントバレー

お昼過ぎにモアブ(moab)を発った私たちは、夕方にはモニュメントバレーに到着した。 道中はメキシカンハットと呼ばれる岩に立ち寄ったくらい。 有名なモニュメントバレーに続く一本道の写真撮影はしたかったのだが、ちょうどその辺りを通る時に視界がほぼ無いくらいの豪雷雨に遭遇。 諦めることにする。
モニュメントバレーへのゲートにたどり着いた頃には雨は上がったのだが、残念ながら天気は今ひとつであった。 ゲートで20ドルの入場料を払い敷地に入りビューホテルに向かった。
ビューホテルはモニュメントバレーの敷地内にある唯一のホテルで、部屋のバルコニーからモニュメントバレーの荒野を一望することができる。 そのぶんお値段は高くなっており、普通のアメリカンタイプの一部屋が300ドルほどする。 しかし部屋のバルコニーにのんびりと座りつつ、夕暮れ時のモニュメントバレーの景観を満喫できることを考えれば安いものだろう。
唯一残念であったのは、天候に恵まれず夕日に染まって行くモニュメントバレーを見ることができなかったことだ。 日没後はちょっと疲れていたこともあり、部屋でインスタントヌードルを食べて就寝することにした。

ビューホテルからの日の出鑑賞

ビューホテルの部屋からの日の出

早朝夜明け前に起き出して日の出を待つ。 ビューホテルのもう一つの良い点は、バルコニーが東向きであることだ。 この方角のおかげでモニュメントバレーでは日の出を部屋のバルコニーから楽しむことができたのだ。 太陽がビュートの後ろから現れて来る様子に、眠たさも忘れて見入ってしまった。 ちなみに嫁はベストの角度と視界を求めて、ホテルのレストラン側の方に写真を撮りに行っていた。
朝食付きでホテルを取っていたので、その後朝食のブッフェを食べた。 レストランからの眺めもとても良いが、そんなにチョイスもなく味も普通。 何か買っておいて食べるならそれも良いだろう。

モニュメントバレーのトレイルで荒野の散策

朝食後にホテルをチェックアウトし、モニュメントバレー内のビュートの周りを一周するワイルドキャットトレイル(wildcat trail)に向かうことにした。 このトレイルの開始地点はとてもわかりにくく、しばらく見つけることができなかった。 掃除のお姉さんに聞くと、道なき道をおりて行けば良いとのこと。 実際には別の正しい開始地点があったのかもしれないが、とりあえずそこからおりていきいつのまにやらトレイルに合流していた。
ワイルドキャットトレイルは5kmの周回コース。 ホテルにはそれなりに人がいたが、このトレイルで見かけたのは一組くらい。 近づくと巨大なビュートと私たちだけが広大な荒野の中に静かに佇んでいるというのは、何やら不思議でもあり心地よい感じでもあった。 気温はかなり高くなっていたので、水休憩を頻繁にとりつつのんびりと一周。

Monument Valley

ワイルドキャットトレイルから撮影

モニュメントバレーの荒野をドライブ

ウォーキングの後は車に乗り換えて、モニュメントバレー内のドライビングコースに向かった。 SUVの車をレンタルし、またできれば4WDにしておきたかったのはここを走るためでもある。 とはいえ前日の雨にもかかわらず想定していたよりはずっと道の状態は良く、このドライブコースは普通の車でも大丈夫であったかもしれない(実際に普通の車が走っているのを見かけた)。
最初の下りが若干急勾配であり見た目的には不安な感じだが、走り始めてしまえば大したことはない。 このドライブコースには映画の撮影に使われたような場所がいくつかあり、そう行った地点での景観は確かに何かの西部劇で見たことのあるような感じであった。 しかし何よりもそういった光景の中を自分でドライブできるというのは、とても気持ちの良い体験でもあった。
敷地内のドライブはナバホ族のツアーに参加することもできるが、自分でドライブしてみるのも悪くないプランだと思う。

モニュメントバレービューホテルから去りつつ

ウォーキングとドライブが終わったのが午後2時前後であっただろう。 モニュメントバレーを離れ、アリゾナ州ページへと向かうのであった。

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海外旅行記・グランドサークル 〜メサアーチでの日の出

私たちのグランドサークルの旅でのベストの日の出は、ここメサアーチのものであった。
ちょうど東側向きに配置されたメサアーチと眼前に広がる広大な大地からの日の出は、言葉では言い表しがたい圧倒的なものであったのだ。

キャニオンランズ国立公園・メサアーチへのアクセス

メサアーチでの日の出

この日は日の出の二時間半前4時に起きだし、4時半にはホテルを発った。 モアブ(moab)からメサアーチのあるキャニオンランズ国立公園(canyonlands national park)までは車で45分ほど。
暗闇の中を運転していくことになるので、野生動物の飛び出しを含め運転には気をつける必要がある。 途中キャニオンランズ国立公園への入場ゲートをくぐるが、早朝の時間帯ならば無料で通り抜けられたはずだ。
駐車場はそれなりに広く、日の出の時間帯に埋まっていることはないだろう。 確かトイレも駐車場についていたと思う。

短いトレイルを歩きメサアーチへ

さて駐車場からは1kmちょっとの周回トレイル。 メサアーチはちょうど中間地点くらいにあるので、500mほども歩けばたどり着くことができる。 道中は日の出前であるのでもちろん真っ暗闇なので、何かしら照明を準備しておく必要がある。 私たちはヘッドライトを持参した。
多少道順がわかりにくいところがあるものの、大きく道を間違えるようなところはないと思う。 なんとなく歩き続けていれば、メサアーチにたどり着くことができるはずだ。
私たちは日の出一時間ほど前にメサアーチにたどり着き、この日の一番乗り。 嫁は写真を収めるベストスポットを探すべく、いくつかのポイントを見比べてテストをしていた。 しばらくうろちょろしていると嫁はベストな位置を見つけたようで、三脚を固定して日の出の時を待っていた。
私はアーチの周りを散策しつつ、ぼんやりと明るくなりつつある渓谷の眺めを楽しんでいた。  20分から30分前になるとメサアーチの周りには次々と人が現れ、各々自分のベストの場所を探しつつ日の出を待つ。 嫁は良い場所を取れていたようで、嫁の周りには多くの人が三脚を設置していた。

メサアーチに昇る日の出

そして冒頭に戻る。 太陽が最初に顔を出して、広大な渓谷を照らし出していき、そしてメサアーチを赤く染め上げる。 その十数分の間の景観の変化の美しさは、早起きして苦労してたどり着く価値のあるものであった。 英語版の方でそのうちの数瞬を切り取った写真を見ることができる。

日の出後のメサアーチ・別角度から

メサアーチでは、日の出の後も広大なキャニオンランズの眺めを楽しむこともできる。 しかし時間に余裕のある方は是非この日の出の時間帯を試していただきたい。

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海外旅行記・グランドサークル 〜ブライスキャニオン国立公園

ブライスキャニオン国立公園は、私たちのグランドサークルの旅の最後の目的地であった。 優先度が低かったわけではなく、周回コースの最後の地点にあったからだ。 とはいえ、ザ・ウェーブの抽選に三日を使い、最終日はグランドジャンクションまで六時間のドライブをこなさなければならなかったため、ブライスキャニオンでの滞在時間は必然と短くなってしまった。 そこで私たちのプランは、短い滞在時間の中で美味しいとこどりをしようというものであった。

サンライズポイントでの夕陽鑑賞

日の入り ブライスキャニオン

サンライズポイントからの日没風景

日の入り風景が有名なブライスキャニオンであるので、日の入りに間に合う様にブライスキャニオンにたどり着くようにした。 サンセットを見るのにベストと言われている場所は、なぜかサンライズポイントと呼ばれる地点。 記憶が正しければ、メインゲートを通り過ぎてから数分でサンセットポイントの駐車場まで行けたはずだ。 サンライズポイントは駐車場から歩いてすぐのところ。 写真にベストな場所は、写真家たちが早めに三脚を設置して確保していた。 とはいえサンライズポイントの周りはとても広いので、見るだけならゆっくり行っても大丈夫だ。 残念ながらこの日は日没時の天気には恵まれなかったが、のんびりと赤く染まって行くフードゥー(hoodoo)は印象的であった。 日没後は一度引き上げて、ブライスキャニオンのゲートを出てすぐそばの、ベストウエスタンプラスルビーズイン(Best Western Plus Ruby’s Inn)にチェックインした。

ブライスポイントでの天の川鑑賞

天の川

ブライスキャニオン国立公園から見た天の川

その後夕食を食べてから、スターゲイジングのため10時過ぎにブライスキャニオンを再び訪れた。 日の入り時には雲が多かったものの、幸いにしてこの時までには雲ひとつない星空へと好転していた。 ゲートをくぐってから車で10分ほどのブライスポイントに向かい、車の明かりを消して目を暗闇にならす。 そこに広がっていた星空は、通常の数十倍の星が輝く壮大な光景であった。 肌寒さを忘れ星空に見入りつつ、嫁は同時に写真撮影。 無事天の川と綺麗なスタートレイルが取れたと喜んでいた、興味のある方はぜひ英語版の方の写真を見ていただきたい。 ブライスポイントの駐車場は数組程度同じ目的であろうか、やってきたグループがいた。 どうしても車の光は入ってきてしまうので、長時間露光の撮影を成功させるには、もう少し人の少ない場所を狙うか少しの幸運が必要だろう。 今嫁と話して見ても、なぜブライスキャニオンでスターゲイジングをしようという話になったのかは覚えていない。 グランドサークル内には他にもスターゲージングに有名な場所はある。 しかしブライスキャニオンから見た星空は十分以上に美しかったし、アクセスの良さを考えればおすすめの場所だ。

インスピレーションポイントでの日の出鑑賞

さて明朝早朝に再び起き出し、日の出鑑賞に向かう。 日の出はサンライズポイントではなく、インスピレーションポイント(Inspiration Point)に向かった。 私たちは写真にベストな場所を探すべく、日の出の30分前にはポイント入りした。 やや曇りがちではあったものの、前日の日の入り時よりはやや良さげ。 美しい日の出を期待しつつ静かに日の出を待つ。 やはり直前になると多くの人がポイントに来ていたので、ベストな位置を確保したかったら少し早めに向かうのが良いだろう。 日の出とともにオレンジ色に染め上げられて行く石柱群は、グランドサークルの絶景の中でもここでだけしか見れない素晴らしい景観であった。。。  その後、サンライズポイントのナバホトレイルというハイキングコースを少し歩いた後に、グランドジャンクションまでの六時間のドライブに旅立つのであった。

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