pythonを使ってjpeg画像をまとめて圧縮する方法

久々にwordpressの投稿関連の記事。とは言ってもpython記事だけれども。

さてwordpressユーザーの方はご存知の通り、wordpressのブログにアップできる画像の容量は1Mバイトまで。というわけでデジカメの画像はもちろん、携帯のカメラで撮影した写真でも多少サイズを小さくする必要があることが多い。

数枚ならどんな方法で圧縮してもいいのだけど、これが大量の画像になってくるとそれなりに面倒臭くなっていくもの。
いくつか良いフリーソフトウェアもあるようだけど、こんな時こそpythonを使って見るのも悪く無い。書き出しのファイルサイズを多少はコントロールできたり利点もある。

そういうわけで、この投稿ではpythonを使ってjpeg画像をまとめて1M以下にサイズ圧縮する方法について書いていきたい。

Pillowを使ってjpeg画像圧縮

画像の読み込みはpillowで。画像の読み込みができるpythonパッケージはいくつかあると思うのだけど、簡単な処理をするだけなら大して変わらないんじゃ無いかと信じている。
そんなことないよ。これのが全然早いよってのがあったら教えてください。

必要パッケージのインポート

まずは必要なパッケージをインポート。ファイル名の読み込みようにtkinter各種。それから画像処理にPIL、ファイル名の処理にosをインポート。
ioは画像サイズの処理の関係で利用。詳細は後ほど。

import os
from tkinter import Tk, ttk
import tkinter.filedialog as tkfd
import tkinter.messagebox as tkms
from PIL import Image
from io import BytesIO

tkinterで読み込みファイル名の取得

取り立てて変わったこともないけれど、一応jpgでもjepgでも読み込めるようにしてはある。画像ファイルは./ORIGINALっていうディレクトリに入れておいて一気に読み込めるような設定。

tk = Tk()
tk.withdraw()
print ('select a data files')
filenames = tkfd.askopenfilenames(filetypes= [('jpg','*.jpg'),('jpeg','*.jpeg')], initialdir='./ORIGINAL')
tkms.showinfo('file paths are',filenames)
tk.destroy()

画像サイズを1M以下になるまでjpeg圧縮

というわけでメインパート。画像を縮小するのではなく圧縮する場合だと、jpeg保存のqualityを変えていけばサイズが変わる。この場合qualityを5ずつ落としていっているけれど、そこらへんは適当に調整していただきたい。
for文でqualityを下げながら一回一回ファイルを書き出し、osのstat.st_sizeでファイルサイズのチェックをしている。
ちなみに書き出しは./REDUCEDというディレクトリの中に。

for i in range(len(filenames)):
  img = Image.open(filenames[i])
  basename = os.path.basename(filenames[i])
  for j in range(10):
    img.save('./REDUCED/'+basename+'.jpeg',quality=90-j*5,optimize=True)
    if os.stat('./REDUCED/'+basename+'.jpeg').st_size < 1000000:
    break
  img.close()

しかしこのやり方だと毎回ファイルを書き出して、読み込んでっていうのが少し気持ち悪い。

というわけで以下は実際にはファイルを書き出さない例。ioのByteIOを利用することでそんなことが可能になる。初めて使ったのでこのパッケージの詳細についてはよく把握していない。

qual = [0]*len(filenames)
  for i in range(len(filenames)):
  img = Image.open(filenames[i])
  for j in range(10):
    img_file = BytesIO()
    img.save(img_file,'jpeg',quality=90-j*5,optimize=True)
    #print (img_file.tell())
    if img_file.tell() < 1000000:
      qual[i] = 90-j*5
      break
  basename = os.path.basename(filenames[i])
  img.save('./REDUCED/'+basename+".jpeg",quality=qual[i],optimize=True)
  img.close()

実際にファイルを書きださないで処理しようと思った理由は速度があげられるかなっていうところもあった。

というわけで二つのスクリプトを1.3M、3.5M、4.5Mのjpeg画像を使って速度チェック。
ちなみに書き出されたファイルのサイズは674、989、962[KB]。元のサイズ差のせいなのか、qualityを5ずつ落としているせいなのか目が荒い。

ファイルを書き出す最初のプログラム:

4.87; 4.89; 4.91; 4.87; 4.84

ファイルをメモリに保存しとく2個目のプログラム:

5.34; 5.35; 5.61; 5.22; 5.23

というわけで意外なことに、一々ファイルを書き出すプログラムの方が早かった。メモリを食う方が速度が落ちるのかな。使っているパソコンのシステム次第で変わりそうな気もするけどどうなんだろう。
大した速度の違いがあるわけではないので、個人的には2個目の方が良いかなって思ってるんだけど、どんなもんでしょうか?

変換前後

最後に圧縮前後の画像の一例を載せようと思ったら、当たり前だけど圧縮前の画像がサイズの都合でアップできなかった。なんのためにこの投稿を書いていたのやら。画像を並べたスクリーンショットを参考までに。

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1. pythonのまとめ

2. pythonでデジカメのraw画像を一括読み込みして別形式で保存する

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pythonでデジカメのraw画像を一括読み込みして別形式で保存する

以前Raw画像を取り込んで処理するっていう投稿を書いた。

内部リンク: pythonでraw形式の画像を読み込んで処理する方法

この投稿はX線データなどの画像処理を書いたものだった。しかし後々考えるとRaw画像の取り込みっていうタイトルだと、写真画像が取り込みたくて訪れてくれてる人もいるのかなとちょっと気になっていた。

それが理由というわけでもないのだけど、この投稿では写真の画像を取り込んで処理するプログラムについて書いていきたい。
こんなプログラムを書いた理由は、容量がきつくなってきた古いパソコンのお掃除がしたかったこと。嫁が大量の写真データを保存していたので、Raw形式で保存しておく必要のないものを一括で読み込んで、jpegかなんかで小さめのファイルで書き出そうという試み。

使用した画像はNikonのデジタルカメラのRaw画像。拡張子はNEF。

rawpyを使ってRaw画像の読み込みと保存

というわけで画像の読み込みに使ったのはLibRawという様々なデジカメ画像を読み込んでくれるライブラリ。pythonの場合だとrawpyという素敵なwrapperがあるのでとても便利。installはpipで。

外部リンク1: LibRawのウェブページ

外部リンク2: rawpyのウェブページ

pip install rawpy

必要なライブラリなどのインポート

まずは必要なパッケージをインポートする。この投稿で使っているのはtkinter, rawpy, imageio, PILのImage,それとos。

from PIL import Image
from tkinter import Tk, ttk
import tkinter.filedialog as tkfd
import tkinter.messagebox as tkms
import rawpy
import imageio
import os

tkinterを使ってファイルの一括読み込み

まずはいつも通りtkinterを使ってファイルを一括読み込みする。

def main():
  tk = Tk()
  tk.withdraw()
  print ('select data files')
  filenames = tkfd.askopenfilenames(filetypes= [('raw','*.NEF')], initialdir='./')
  tkms.showinfo('file paths are',filenames)
  tk.destroy()

これでファイル名の読み込みは完了。読み込みの詳細は別投稿で。

内部リンク: pythonでファイルを読み込む時にファイル名を取得する方法のまとめ

rawpyを使っての読み込みとフォーマットを変えて保存

ファイル名の取得ができたらメインパート。

#forを使って読み込んだファイルを1個1個処理。
for i in range(len(filenames)):
  rawData = rawpy.imread(filenames[i])
  basename = os.path.basename(filenames[i])
#postprocessを使うとnumpyのarrayにデータを詰め込める。最初のオプションはホワイトバランスをカメラの設定で。2個目は明るさを勝手に調整しないっていう設定をオフにしている。
  rgb = rawData.postprocess(use_camera_wb=True,no_auto_bright=False)
#imageioを使ってjpegに書き出すパターン。
  imageio.imsave('test.jpeg',rgb)
#同じくPILを使って。
  img = Image.fromarray(rgb)
  img.save(basename+".jpeg",quality=85,optimize=True)
#保存フォーマットは適当に目的に合わせて。
  img.save(basename+".tiff")

  rawData.close()

というわけでこんな感じでrawpyを使うと、とてもあっさりと写真画像の読み込みができるということがわかった。
上のrgbはnumpyのarrayに詰まっているので、色々と処理をしたかったらここですることができる。
書き出しはまあ何を使ってもすぐ簡単にできるので問題はないでしょう。

rawpyの難点としては少し読み込みが遅いこと。
初期設定を使うと1ファイルの読み込みで4秒ほど、2ファイルをforで回して7秒ほどだった。特にforで遅くなるわけでもなさそう。
demosaic_algorithmを変えたらスピードが結構変わった。どこかウェブの片隅で早いらしいと読んだLINEARを使ったら約2倍の速度になった。何か速さの代償があるのかは知らない。

それでも1ファイル2秒ほどかかるので結構遅い。しかし一回動かしたら放っておけば良いタイプのプログラムなので、別に多少遅くても問題はないでしょう。

左:macのプレビューで書き出し 右:rawpy経由で書き出し

もう一つ問題点としては、ホワイトバランスなど画像読み込みの調整。
これは別にrawpyの問題というわけではなく、Rawデータを開くとどんなソフトだろうと起こる問題だそうな。
Rawデータから元々のデジカメがjpegなどに変換している詳細は企業秘密。カメラのホワイトバランスの値は使うことができるけど、同じ画像にしたかったら詳細をかなり頑張って調整しないといけないのだとか。
以下はそんな感じで色々と設定をいじりながら試していた時の一つ。一番よく映ったオプションというわけではない。
読み込みのオプションの詳細についてはrawpyのホームページに乗っている。

外部リンク: rawpyのオプション

rgb = rawData.postprocess(output_color=rawpy.ColorSpace.sRGB, demosaic_algorithm=rawpy.DemosaicAlgorithm.LINEAR,output_bps=8, use_camera_wb=True,no_auto_bright=True,bright = 1.8,gamma=(1.8,4.0), no_auto_scale=False)

カメラのホワイトバランスを使うuse_camera_wbか、rawpyにホワイトバランスを調整してもらうuse_auto_wbが一番劇的に結果が変わる。
基本的にはこの二つのどちらか好きな方を使ってあとは微調整をする感じだろうか。
それっぽく画像が変換できるオプションを知っている方がいたら教えていただきたいところ。

というわけでこの投稿はひとまずここでおしまい。時間ができたらもう少し他の読み込み方法など試してみたいところ。

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1. pythonのまとめ

2. pythonを使ってjpeg画像をまとめて圧縮する方法

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8月のアイスランドを10泊11日で一周する旅・旅程編

アイスランド旅行の旅程編

私たちはもともとレンタルカーでアイスランド1周をするという前提で旅行準備を始めたのだけど、ここでボトルネックになったのが宿泊だった。

私たちが予約を取り始めたのは旅行の3ヶ月前くらいからだったのだけど、この時にはホテルはすでに予約でいっぱいになり始めていた。
Airbnbはさすがにまだ結構取れるところがあったのだけど、ある特定の日のある町とかいう条件で探すと全く宿が見つからないなんてこともあった。そういうわけでどうしても旅行計画は宿泊場所に縛られることになってしまった。

これからアイスランド旅行を計画する皆さんには、是非とも早めの計画をお勧めしたい。宿さえ問題がなければ、より自由な旅程が組めるはずだ。

アイスランド10日間ドライブ旅のロードマップ

ちょっと変則のアイスランド1周。
2日目にスナイフェルス半島(Snaefellsnes)に行っているのと、1号線でリングロード1周ではなく、最後が35号線に入ってるのがちょっと変わっているところ。
35号線が走りたかったっていうのと、上で述べたように普通に1周しようとするとホフィンで宿無しになるっていうことがあって、こんな旅程で回ることになった。

見た感じで大体わかるかもしれないけれど、11日あればだいたい無理なく一周できる感じ。1日のドライブ時間はだいたい3から6時間といったところ。人によって長いかどうかは評価の別れる時間かな。しかしドライバーが二人もいれば無理なく運転できる時間でもある。
アイスランドの無数にある観光地とはいえ、10日あれば有名どころの大体は回れる。私たちは小さな子供がいる上に大人も5人と少し大きなグループだったので旅程に制限はあった。それでも大体の観光名所は制覇できたかと思う。

アイスランド1周するための旅行時間の目安としては、2週間あればゆっくりとドライブしながらいろんなところが回れるだろうし、逆に1週間ではかなり急ぎの旅になるかと思う。

以下は私たちの実際のアイスランド10泊11日の旅程。

1日目 フライトでアイスランドへの移動

アイスランド旅行1日目

1日目のドライブマップ

広大なアイスランドの荒野に宿泊

1日目の一枚・広大なアイスランドの荒野Borgarnesのど真ん中の宿

  • ケプラヴィーク国際空港へのフライト
  • Blue Car Rentalでレンタルカーのピックアップ
  • Bonusで日用品の買い物
  • ホテルまでのドライブ

ホテル: Airbnb: Borgarnes周辺
ドライブ: 3時間(ほんとは2時間で着くはずだったのだけど、セッティングを間違えたGPSに変な道に案内されてしまった)
旅行日記: アイスランド初上陸からレンタルカーのピックアップ

2日目 スナイフェルス半島を探索する

2日目のロードマップ

2日目のドライブマップ

美しい山と滝

2日目の1枚・Kirkjufellの美しい山と滝を1枚に

  • Gerðuberg Cliffs
    そびえ立つ荘厳な石柱群。上に登って上から見ることもできる
  • Black Church
    小さな黒い教会。可愛らしい。周りはウォーキングトレイルになっているのかな。歩いている人が結構いた。
  • Vatnshellir Cave
    60分のツアー。思いの外よかった。説明も丁寧だったし、見所もいくつか。ちなみにアイスランド人の英語は北欧にしては聞きにくいけど、他の国に比べればまだまだ聞きやすい。
  • SAXHÓLL
    火山口の跡。眺めはよかったかな。でも他の観光地と比べるとあえていくほどでもない。
  • Kirkjufell
    綺麗な山と滝が美しい。滝だけならもっと美しい滝もあるし、山だけならもっと奇抜な山もある。だけどセットが美しいのはここが一番。

ホテル: Airbnb: Grundarfjörður周辺
ドライブ: 3時間(この日も少し道を間違えた)
旅行日記: アイスランドはスネイフェルネス半島を探検する

3日目 西部の滝とゴールデンサークル・シンクヴェトリル公園へ

3日目のロードマップ

3日目のドライブマップ

アイスランド3日目の1枚

3日目の1枚・アイスランドの大地から湧き出る美しい滝Hraunfossar

  • Deildartunguhver
    煙もくもくと立ち上る地熱地帯。でも小さいので眺めが良いという感じではない。近くに入れる温泉施設もある。
  • Hraunfossar
    幅広い綺麗な滝。どことなく九寨溝を思い出した。
  • Barnafoss
    小さいけど勢いの強い滝。耳で感じる滝。
  • Þingvellir
    ゴールデンサークル・シンクヴェトリル国立公園。もうちょっと事前情報蒐集するべきだった公園。どこに行けばいいのかよくわからなかった。割れ目もたくさんあるので、どこがメインなのやら。

ホテル: Airbnb: Hveragerði周辺
ドライブ: 6時間
旅行日記: アイスランド西部の滝からシンクヴェトリル公園へ

 

4日目 アイスランド南部の有名滝と南海岸を巡る

4日目のロードマップ

4日目のドライブマップ

アイスランド4日目の1枚

4日目の1枚・洞窟に隠れる秘滝Gljúfrabúi。川の上の飛び石を超えて

  • Seljalandsfoss
    アイスランドで1・2を争う有名な滝。後ろ側からアイスランドの大地とともに見ると絶景。スーパー綺麗な写真を撮るには運も必要かな。
  • Gljúfrabúi
    上の滝とすぐお隣にあるけれど意外と丸秘滝、ってことだったんだけど最近は人気のようだ。入るのに結構な時間並んで待つ必要があった。
  • Skógafoss
    勢いのある1枚滝。階段を登って上から見ることもできる。すごかったんだけど、この日は南部名物の暴風デー。風に追い立てられた記憶の方が強い。
  • Dyrhólaey
    美しいブラックビーチの海岸線。黒い砂浜に不思議な造形の岩が目に美しい。

ホテル: Airbnb: Kirkjubæjarklaustur周辺
ドライブ: 5時間(ほんとは3時間くらいのはずだったのだけど、まさかの1号線の通行止めで長い迂回路へ)
旅行日記: アイスランド南部の有名滝を巡る1日

5日目 氷河湖Jökulsárlónボートツアーからホフィンへ

5日目のロードマップ

アイスランド5日目のロードマップ

5日目の一枚

5日目の1枚・アイスランドの氷河Jökulsárlónに生み出された青い氷

  • Hofskirkja
    緑に包まれた美しい教会。
  • Jokulsarlon boat trip
    60分のボートツアー。氷河を堪能できる。思っていた以上によかった。なぜか私たちのボートは半分くらい日本人。たまたまだろうけどツアーガイドも日本語を少し喋っていた。
  • Hornafjörður Airport
    The Secret Life of Walter Mittyという映画で使われた飛行場。とくに空港に何があるわけではない。というか何もない。でも好きな映画だったのでちょっと感動。

ホテル: Airbnb: Höfn周辺
ドライブ: 3時間
旅行日記: アイスランドで氷河湖ボートツアー

 

6日目 氷河Hoffellsjökullの見学と東部フィヨルドドライブ

6日目のロードマップ

アイスランド6日目のロードマップ

アイスランド6日目の1枚

6日目の1枚・氷河Hoffellsjökullの終着点に足を運んで

  • Hoffellsjokull
    氷河。ツアーに参加しなくてもダートロードを少し走ればいける。とはいっても氷河に近づこうと思うと、結構大変なトレイルをクリアする必要があるよう。駐車場の近く、割と遠くから見るだけでもかなり美しい。
  • Hvalnes Lighthouse
    アイスランド東南海岸の灯台。海岸線を散歩することができる。このあたりもブラックビーチだし、ホフィンを過ぎるとかなり人が減るのでのんびり観光できる。
  • Fjord drive
    ドライブするだけで素敵な東海岸。侵食された海岸線や変わった形・見た目の山がたくさん。
  • Mountain drive
    ちょっとメインロードを外れると山越えロードに突入する。私たちはショートカットで939号線に入ったのだけど、結構険しい山道だった。とはいえFロードではないので普通の車も運転してたけど。

ホテル: Airbnb: Gíslastaðir周辺
ドライブ: 4時間
旅行日記: アイスランドの東部フィヨルドをドライブする

7日目 デッティフォスと北部の観光名所と

7日目のロードマップ

7日目のロードマップ

7日目の1枚

7日目の1枚・Dettifossにかかる虹

  • Dettifoss
    勢いの強さならアイスランド一番かな。濁流がものすごい勢いで流れていく様は壮観だった。水しぶきもすごいので晴れていれば虹も見える。
  • Selfoss
    Dettifossのお隣。でもDettifossの印象の方がとても強い。864号線側からだとどうなのかが気になるところ。
  • Hverir
    ボコボコと硫黄ガスやら温泉やらが湧いている地熱地帯。ちょっと臭いけどなかなか壮観。通りがかったら寄ってくと良い。
  • Mývatn area
    温泉(Mývatn Nature Baths)でブルーラグーンの次に有名な場所。それ以外でも奇岩(Dimmuborgir)や湖岸(Hofdi)などが美しい。
  • Viti Crater
    火山湖。美しい青の湖。クレーターの周りをぐるっと回れるのだけど、風が強かったので途中で引き返した。
  • Godafoss
    バランスの良い美しい滝。この日は滝を向いて右側から鑑賞。

ホテル: Airbnb: Akureyri
ドライブ: 6時間
旅行日記: アイスランド北部の外せない名所

 

8日目 朝のゴッダフォスと草葺き家屋と

8日目のロードマップ

8日目のロードマップ

アイスランドの8日目

8日目の1枚

  • Godafoss
    この日は滝を向いて左側へ。こちら側は滝下に行けたり、上から全体を俯瞰できたりとベターだった。ついでに虹も見えた。
  • Byggðasafn Skagfirðinga – Glaumbær
    博物館。草葺きの家屋が美しい。

ホテル: Airbnb: Sauðárkrókur周辺
ドライブ: 3時間
旅行日記: ゴーザフォスにかかる虹

9日目 35号線を走りアイスランドの深部体験

9日目のロードマップ

9日目のロードマップ

アイスランドの9日目

9日目の1枚・アイスランドの秘境Fロードに入り込んで

  • F35
    実はもうFロード指定解除されているらしい国道35号線。なかなか楽しいダートロード。だけど車高の高い4WDなら問題なく運転できる。
  • Kerlingarfjöll峡谷
    35号線からF347に入る。なかなかの絶景。私たちは時間の都合キャンピングエリアを通り過ぎたくらいで引き返した。
  • Gullfoss
    ゴールデンサークルに戻って。とても良い配置に作られた滝。上部のなだらかな広い滝も、下部の勢いよく落ちる滝もバランスが良い。写真1枚には収まらないし、直接目で見るべき滝。
  • Geysir
    有名な間欠泉。大したことないのかなって思ってたら、意外とたくさん吹き上がっていてかなり満足。あまり期待しないということは重要なのかもしれない。

ホテル: Airbnb: Flúðir周辺
ドライブ: 6時間
旅行日記: アイスランドの深部へF35号線を超えて

10日目 最後にレイキャビク市内を観光

10日目のロードマップ

10日目のロードマップ

アイスランド10日目の1枚

10日目の1枚・レイキャビク市内で

  • ハットルグリムス教会
    スタイリッシュなデザインの教会。

ホテル: Airbnb:Heiðarbær
ドライブ: 2時間
旅行日記: レイキャビクにちょい寄りから帰国へ

11日目 ヘルシンキへのフライト

レンタルカーの返却とフィンランドへのフライトだけの1日。
早朝ということで少し心配していたのだけど、レンタルカーの返却プロセスは速やかだったし何の問題もなかった。

アイスランド1周の旅を終えての雑感

アイスランドの大自然の中で生活した11日間。ただその辺をドライブしているだけでも素晴らしい絶景だらけ。
11日間もいたというのに最後まで新鮮な驚きを与えてくれたアイスランドの自然には敬意を覚えた。

10泊11日というのはアイスランドを一周するのに丁度良い時間だと感じた。とはいえ予定していて行けなかったところもあるし、そもそも予定には組み込まなかった行きたいところもまだまだある。日程は長ければ長いほど楽しめる場所は増える。
基本的にはドライブ旅行になるので、小さな子供連れでも特に困ることはない。ベビーシートに座っているのが大丈夫な子供ならだけど。しかし昼寝の時間がうまく合わないなど、少しずつ旅程を調整する必要はあった。
子供連れでない人はもう少し強行スケジュールでガスガス回ることも可能だろう。特に若い人たちは。
一番のリミットになるのは限られた宿泊施設。夏場だと車中泊やキャンプができるグループだとさらに自由度は上がりそう。

というわけで大体アイスランドの有名どころは抑えることができた旅。今度戻るのは子供がある程度歩けるようになってからかな。次回は是非ともアイスランドの深部を攻めていきたい。

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1. 海外旅行記のまとめ

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レイキャビクにちょい寄りから帰国へ ~Iceland11days(10)

アイスランド旅行もいよいよ10日目。
11日目は朝のフライトだけなので実質最終日。この日は元気があれば色々とプランは考えてはいたんだけど、さすがにもう元気が残っていなかった。

ということでこの日はちょろっとレイキャビクに立ち寄っただけ。
そうそう本当はブルーラグーンに行きたかったんだけど、時間がはっきりしないからと直前まで予約を伸ばしていたら、夜中以外のチケットが売り切れになってしまっていた。
やはりブルーラグーンは早めにチケットを取らないとダメだったようだ。

アイスランド10日目・レイキャビク観光

10日目のロードマップ

泊まっていたゴールデンサークルの宿から1時間ほどドライブしてレイキャビクへ。
さすがにレイキャビクに近づくと、高速道路の交通量がかなり増える。でも他国の都市部に比べたらやっぱり全然マシだと思う。
高速道路を降りても都市的な混雑した道になるけれど、日本での運転に慣れている方には問題がないレベルでしょう。
ただしダウンタウンのあたりに入りこむと、道が狭いし歩行者も交通量も多いしということで注意が必要。それから駐車場がかなり混んでいたりする。

レイキャビクのハットルグリムス教会へ

ハットルグリムス教会

近代的なハットリグリムス協会

レイキャビクで見たのはこちらのハットリグリムス教会(Hallgrimskirkja)とその周りだけ。

ハットルグリムス教会の周りの駐車場はべらぼうに混んでいるし、バスなどが多くて大変。だけどハットリグリムス教会の裏手側に回ってみたら、それなりに駐車場が空いていた。

というわけで素敵な教会をパチパチ写真撮影。でもどちらかというと他で見てきたアイスランドの小さな教会の方が好みだったかな。

レイキャビクのダウンタウン

可愛らしいレイキャビクのダウンタウン

お腹が減っていたので、さくっと教会見物をした後は食事へ。
このあたりはお土産屋さんとかレストランがたくさんある。私たちはOstabúðinというレストランへ。ランチメニューは4つのメニューから選ぶシステム。
アイスランド価格ではあったけけど、街中のレストランなせいか十分美味しかった。フィッシュスープはちょっとしょっぱかったけど。

その後はNettoやKronanを巡ってお土産購入をしてアイスランド観光はおしまい。

アイスランド11日目・レンタルカーの返却

ヘルシンキへの飛行機は割と朝が早かったので早朝から空港へ。
この日のタスクはレンタルカーの返却だけ。

たどり着いたBlue Car Rentalのオフィスには一人二人お客さんがいたくらいでとても空いていた。
朝方ということで少し心配していたのだけど、プロセスはとてもクイックだった。
受付番号を取得して呼ばれたらカウンターへ行く。そうすると車の中に何も残っていないかだけ確認される。それから車を止めた場所を伝えると、従業員が傷などがないかのチェックへと向かう。問題なかったら書類に1枚サインしておしまい。
10分くらいで全部終わったかと思う。

その後は空港でチェックインしてフライトを待つばかり。ちょっとチェックインカウンターが混雑していたくらいで、特に問題はなし。
フライトは来た時と同じくアイスランドエアで。ヘルシンキまでの3時間の飛行はあっという間だった。

8月のアイスランド10泊11日の雑感

というわけでこれで8月のアイスランドを旅する10泊11日の旅はおしまい。やはり子連れ旅行ということもあって、予定していたよりもだいぶ行く場所を減らす必要があった。
とはいえずっと自然の中を巡っているので、小さな子供連れでも割と気楽に旅行ができたのも確か。外を見ていればずっと素晴らしい景色なので、ドライブしているだけでも楽しめるし。
火山帯の島なので日本からだと時折風景が似通ってしまうところもあるけれど、それでも日本では見られないような絶景を楽しむことができる。
もっと入り込むのが難しいところにさらなる絶景も隠れているのかもしれないけれど、それはまた今後の課題。アイスランドはチャンスがあればもう一度くらい戻ってきたいところだ。

日程としてはアイスランド1周するのには10泊というのはちょうど良かったと思う。10日より短いとかなりカツカツで一周することになりそう。逆に14日間あればだいぶ余裕を持って回れるとは思うけれどちょっと長い。

そうそうホテルが予約がいっぱいになっちゃっていて、この旅行は全泊Airbnbだったんだけどとても良かった。スーパーホストだけ選んだってのもあるかもだけど、アイスランドのAirbnbは前評判通りの良さだった。

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